JP2020172864A - スロットルグリップ装置及びその教示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スロットルグリップの回転角度と回転角度検出手段の検出値とを対応させる教示を容易且つ精度よく行わせることができるスロットルグリップ装置を提供する。【解決手段】車両のスロットルグリップGの基端部1を回転可能に収容するケースCと、スロットルグリップGの回転角度を検出し得る磁気センサ2とを具備し、磁気センサ2で検出されたスロットルグリップGの回転角度に応じて車両のエンジンを制御可能とされたスロットルグリップ装置であって、スロットルグリップGの基端部1側から所定の工具Kが連結可能とされ、当該工具Kの回転に伴ってスロットルグリップGを回転可能とされたものである。【選択図】図15

Description

本発明は、スロットルグリップの回転操作に基づいて車両のエンジンが制御されるスロットルグリップ装置及びその教示方法に関するものである。
従来のスロットルグリップ装置として、例えば特許文献1にて開示されたものが挙げられる。かかる従来のスロットルグリップ装置は、スロットルグリップと連動する連動部材に磁石を取り付けるとともに、その磁石の磁気変化を磁気センサにて検出することにより、連動部材及びスロットルグリップの回転角度を検出してエンジン制御が行われるようになっていた。
このようなスロットルグリップ装置は、通常、車両のハンドルバーに取り付けられる前に、スロットルグリップの回転角度と磁気センサの検出値とを対応させて教示する教示工程が行われる。かかる教示工程は、磁石が形成された連動部材を工具に連結させ、その工具の回転に伴って連動部材を回転することにより、スロットルグリップの回転角度と磁気センサの検出値を対応させて教示するものとされている。これにより、車両のハンドルバーに取り付けられて使用される際、スロットルグリップの回転角度に応じたエンジン制御を精度よく行わせることができる。なお、かかる教示工程は、通常、装置の固体差を抑制するために、スロットルグリップ装置毎に行われる
特開2015−81564号公報
しかしながら、近時において、操作性等の趣向が多様化しつつあり、例えばスロットルグリップと連動部材とが一体化したスロットルグリップ装置が求められる場合がある。このようなスロットルグリップ装置に対して教示工程を行う際、ケースに組み付けられたスロットルグリップを工具等で挟持させ、その工具の回転に伴ってスロットルグリップを回転させる必要がある。
かかる教示方法においては、スロットルグリップを工具等で挟持して回転させる必要があるが、スロットルグリップの把持部は、運転者が把持するために軟質樹脂材やゴム材等の軟質部材が使用されているので、強固に把持することが困難であるとともに、スロットルグリップの連れ回しを精度よく良好に行うことができないという不具合がある。したがって、スロットルグリップと連動部材とが一体化したスロットルグリップ装置を教示するには、スロットルグリップを挟持するための特殊な工具が必要となってしまう。
一方、スロットルグリップと連動部材とが別体とされたスロットルグリップ装置においては、連動部材にスロットルグリップを係止する部位に工具を連結することにより教示工程を行うことができるものの、スロットルグリップと連動部材とが別体とされたスロットルグリップ装置と、スロットルグリップと連動部材とが一体とされたスロットルグリップ装置とを順次教示する場合、それぞれ別個の工具及び教示方法が必要になり、作業効率が低下してしまう虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、スロットルグリップの回転角度と回転角度検出手段の検出値とを対応させる教示を容易且つ精度よく行わせることができるスロットルグリップ装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、車両のスロットルグリップの基端部を回転可能に収容するケースと、前記スロットルグリップの回転角度を検出し得る回転角度検出手段とを具備し、当該回転角度検出手段で検出された前記スロットルグリップの回転角度に応じて車両のエンジンを制御可能とされたスロットルグリップ装置であって、前記スロットルグリップの基端部側から所定の工具が連結可能とされ、当該工具の回転に伴って前記スロットルグリップを回転可能とされたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のスロットルグリップ装置において、前記スロットルグリップは、運転者が把持し得る把持部と、該把持部の内部に一体形成された芯材とを有するとともに、前記回転角度検出手段は、当該芯材の基端部の回転角度を検出することにより前記スロットルグリップの回転角度を検出し得るものとされ、当該芯材の基端部に前記工具と係止して連結可能な被係止部が形成されたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のスロットルグリップ装置において、前記被係止部は、前記芯材の基端部の周方向に形成された複数の切欠き部から成るとともに、前記工具は、当該切欠き部のそれぞれに係止する凸部を有したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載のスロットルグリップ装置において、前記スロットルグリップの基端部に係止して当該スロットルグリップの回転操作と共に回転し得る連動部材を具備するとともに、前記回転角度検出手段は、当該連動部材の回転角度を検出することにより前記スロットルグリップの回転角度を検出し得るものとされ、当該連動部材に前記工具と係止して連結可能な被係止部が形成されたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のスロットルグリップ装置において、前記被係止部は、前記連動部材の周方向に形成された複数の切欠き部から成るとともに、前記工具は、当該切欠き部のそれぞれに係止する凸部を有したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項2〜5の何れか1つに記載のスロットルグリップ装置において、前記ケースは、前記被係止部を外部に臨ませる凹形状が形成され、当該凹形状を介して前記工具を前記被係止部に係止可能とされたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載のスロットルグリップ装置において、前記ケースは、上ケース及び下ケースを組み付けて構成され、前記上ケース及び下ケースの何れか一方に前記凹形状が形成されるとともに、当該上ケース及び下ケースの他方に前記凹形状に倣った凸形状が形成され、前記上ケース及び下ケースが組み付けられた状態で前記凹形状と凸形状とが合致することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、車両のスロットルグリップの基端部を回転可能に収容するケースと、前記スロットルグリップの回転角度を検出し得る回転角度検出手段とを具備し、前記スロットルグリップの回転角度と回転角度検出手段の検出値とを対応させて教示するスロットルグリップ装置の教示方法であって、前記スロットルグリップの基端部側から所定の工具が連結され、当該工具の回転に伴って前記スロットルグリップを回転し、その回転角度と前記回転角度検出手段の検出値とを対応させて教示することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、スロットルグリップの基端部側から所定の工具が連結可能とされ、当該工具の回転に伴ってスロットルグリップを回転可能とされたので、スロットルグリップの回転角度と回転角度検出手段の検出値とを対応させる教示を容易且つ精度よく行わせることができる。
請求項2の発明によれば、スロットルグリップは、運転者が把持し得る把持部と、該把持部の内部に一体形成された芯材とを有するとともに、回転角度検出手段は、当該芯材の基端部の回転角度を検出することによりスロットルグリップの回転角度を検出し得るものとされ、当該芯材の基端部に工具と係止して連結可能な被係止部が形成されたので、所定の工具を芯材に連結して回転することにより教示させることができる。
請求項3の発明によれば、被係止部は、芯材の基端部の周方向に形成された複数の切欠き部から成るとともに、工具は、当該切欠き部のそれぞれに係止する凸部を有したので、教示の際、所定の工具と芯材との連結を確実に行わせることができ、精度よく教示させることができる。
請求項4の発明によれば、スロットルグリップの基端部に係止して当該スロットルグリップの回転操作と共に回転し得る連動部材を具備するとともに、回転角度検出手段は、当該連動部材の回転角度を検出することによりスロットルグリップの回転角度を検出し得るものとされ、当該連動部材に工具と係止して連結可能な被係止部が形成されたので、所定の工具を連動部材に連結して回転することにより教示させることができる。
請求項5の発明によれば、被係止部は、連動部材の周方向に形成された複数の切欠き部から成るとともに、工具は、当該切欠き部のそれぞれに係止する凸部を有したので、教示の際、所定の工具と連動部材との連結を確実に行わせることができ、精度よく教示させることができる。
請求項6の発明によれば、ケースは、被係止部を外部に臨ませる凹形状が形成され、当該凹形状を介して工具を被係止部に係止可能とされたので、ケースにスロットルグリップの基端部を収容させた状態で容易に教示させることができる。
請求項7の発明によれば、ケースは、上ケース及び下ケースを組み付けて構成され、上ケース及び下ケースの何れか一方に凹形状が形成されるとともに、当該上ケース及び下ケースの他方に凹形状に倣った凸形状が形成され、上ケース及び下ケースが組み付けられた状態で凹形状と凸形状とが合致するので、教示後のケースにおいて凹形状による開口が凸形状で覆われて隙間をなくす或いは小さくすることができる。
請求項8の発明によれば、スロットルグリップの基端部側から所定の工具が連結され、当該工具の回転に伴ってスロットルグリップを回転し、その回転角度と回転角度検出手段の検出値とを対応させて教示するので、教示工程で行われる教示を容易且つ精度よく行わせることができる。
本発明の第1の実施形態に係るスロットルグリップ装置の外観を示す正面図及び平面図 同スロットルグリップ装置の外観を示す側面図 図1におけるIII−III線断面図 図1におけるIV−IV線断面図 同スロットルグリップ装置の基端部を斜視図 同基端部を示す側面図 同スロットルグリップ装置のリターンスプリングを示す斜視図 同スロットルグリップ装置の保持部材を示す3面図 同スロットルグリップ装置のケースを示す分解斜視図 同スロットルグリップ装置の基端部にリターンスプリングを組み付けた状態を示す側面図 同スロットルグリップ装置の保持部材によって一体構成とされたスロットルグリップ及びリターンスプリングを示す斜視図 同スロットルグリップ装置の下ケースの凹形状により切欠き部(被係止部)が外部に臨んだ状態を示す側面図 同スロットルグリップ装置の教示で適用される所定の工具を示す斜視図 同工具を示す3面図 同工具がスロットルグリップの基端部に形成された切欠き部(被係止部)に係止された状態を示す模式図(図1中XV−XV線断面図に相当) 本発明の第2の実施形態に係るスロットルグリップ装置を示す断面図(図1のIII−III線断面図に相当) 本発明の第2の実施形態に係るスロットルグリップ装置を示す断面図(図1のIV−IV線断面図に相当) 同スロットルグリップ装置の連動部材を示す3面図 同連動部材を示す斜視図 同連動部材にリターンスプリングを組み付けた状態を示す3面図 同保持部材によって一体構成とされた連動部材及びリターンスプリングを示す斜視図 同スロットルグリップ装置の下ケースの凹形状により切欠き部(被係止部)が外部に臨んだ状態を示す側面図 同実施形態に適用される工具が連動部材に形成された切欠き部(被係止部)に係止された状態を示す模式図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
第1の実施形態に係るスロットルグリップ装置は、二輪車のハンドルパイプHに取り付けられたスロットルグリップGの回転角度を検出し、その検出信号を二輪車が搭載するECU等電子制御装置に送信するためのもので、図1〜12に示すように、スロットルグリップGと、磁気センサ2(回転角度検出手段)と、リターンスプリング3と、保持部材4と、ケースCとを有して構成されている。
スロットルグリップGは、二輪車等の車両におけるハンドルパイプHの先端部に取り付けられるとともに、運転者が把持しつつ回転操作可能なもので、運転者が把持し得る把持部Gaと、把持部Gaの内部に一体形成された芯材Gbとを有して構成されている。具体的には、スロットルグリップGは、硬質樹脂材から成る芯材Gbの先端側の外周面に対して軟質樹脂材やゴム材等を成形することにより把持部Gaが形成されている。
本実施形態に係るスロットルグリップGは、その芯材Gbの基端部1がケースC内に回転可能に収容されている。かかる基端部1は、車両のスロットルグリップGの回転操作と共に回転し得る部位から成り、図3〜6に示すように、略円筒形状に成形されるとともに、ケースCの内周面に沿って摺動し得る摺動面1aと、リターンスプリング3を収容するための収容凹部1bと、リターンスプリング3の一端3aを係止するための係止部1cと、所定位置で突出したストッパ部1dとが形成されている。
また、本実施形態に係る基端部1は、その端面に円弧状の磁石mが取り付けられている。かかる磁石mは、周方向に対して磁界が連続的に変化するよう構成されており、基端部1の回転に伴って回動し得るようになっている。かかる磁石mは、円弧状に屈曲しつつ高さが連続的に変化するヘリカル面を有したものであってもよく、その場合、基端部1に取り付けられた状態で、ヘリカル面と対峙させて磁気センサ2(回転角度検出手段)を配設させる必要がある。
さらに、収容凹部1bは、基端部1の端面において円環状に形成された溝形状から成り、その一部に係止部1cが形成されている。そして、収容凹部1bにリターンスプリング3を収容すると、図10に示すように、コイル部3cが収容凹部1bに嵌入されるとともに、一端3aが係止部1cに嵌入して係止されるようになっている。これにより、リターンスプリング3が基端部1に内在されることとなり、幅寸法を小さくすることができる。
ケースCは、二輪車(車両)のハンドルパイプH(図1、2参照)の先端側(スロットルグリップGの基端側)に固定可能なもので、図3、4に示すように、下ケースCa及び上ケースCbをボルトB(図4参照)にて組み付けて構成される。これら下ケースCa及び上ケースCbには、図9に示すように、それぞれ収容凹部Nが形成されており、下ケースCa及び上ケースCbが組み付けられることにより、内部に収容空間が形成されるようになっている。
また、下ケースCaは、図2、3に示すように、基端部1の摺動面1aが摺動可能な摺動面を有するとともに、磁石mの磁気変化を検出し得る位置に磁気センサ2が取り付けられるよう構成されている。なお、下ケースCaの壁面には、図9に示すように、ネジ穴nが形成されており、下ケースCa内の所定位置に保持部材4をネジ止め可能とされている。さらに、下ケースCa及び上ケースCbには、後で詳述する凹形状Caa及び凸形状Cbaがそれぞれ形成されている。
磁気センサ2(回転角度検出手段)は、図3、4に示すように、下ケースCaの所定位置に配設されたセンサから成り、磁石mから生じる磁気の変化を検出することにより、基端部1の回転角度を検出し、スロットルグリップGの回転角度を検出可能とされている。具体的には、磁気センサ2は、磁石mの磁場変化(磁束密度の変化)に応じた出力電圧を得ることができるもので、例えばホール効果を利用した磁気センサであるホール素子(具体的には、磁石mの磁場(磁束密度)に比例した出力電圧を得ることができるリニアホールIC)等により構成されている。しかして、スロットルグリップGが回転操作されて基端部1が回転するのに伴い、磁石mが回動すると、磁気が変化することとなる。
これにより、基端部1の回転角度によって磁気が変化するので、当該回転角度に応じた出力電圧(検出値)を得ることができ、当該出力電圧に基づき基端部1の回転角度(即ち、スロットルグリップGの回転角度)を検出することが可能とされている。このように検出されたスロットルグリップGの回転角度は、二輪車に搭載されたECU(エンジン・コントロール・ユニット)に対して電気信号として送信され、送信されたスロットルグリップGの回転角度に応じて車両のエンジンが制御され得るようになっている。なお、図中符号hは、磁気センサ2から延設された配線を示しており、かかる配線hを介して車両側に検出信号が送信されるよう構成されている。
リターンスプリング3は、スロットルグリップGの回転操作時、当該スロットルグリップGを初期位置に向かって回転方向αに付勢するコイルバネから成り、図7に示すように、基端部1の係止部1cに係止される一端3a、保持部材4の係止部4aに係止される他端3b、及び一端3a及び他端3bの間に位置するコイル部3cとを有して構成されている。
このように、リターンスプリング3は、その一端3aが基端部1に取り付けられ、且つ、他端3bが保持部材4に取り付けられて組み付けられており、スロットルグリップGを回転させると、リターンスプリング3の付勢力に抗して基端部1が回転するので、その付勢力がスロットルグリップGに伝わり、スロットルグリップGを初期位置に戻す力が作用するのである。
保持部材4は、基端部1を位置決めしつつ回転可能に保持するとともに、リターンスプリング3の他端3bを係止しつつ保持するもので、図8に示すように、リターンスプリング3の他端3bを係止する係止部4aと、基端部1を位置決めしつつ保持する案内部4bと、所定位置に形成された保持部4cとが形成された金属製の板状部材から成る。なお、保持部材4の所定位置には、ネジ穴nが形成されており、下ケースCa内の所定位置に保持部材4をネジ止め可能とされている。
係止部4aは、保持部材4の一部を折り曲げ形成して得られた部位から成るもので、リターンスプリング3の他端3bを確実に係止し得るよう構成されている。案内部4bは、保持部材4の一部をバーリング加工等により円環状に突出形成された部位から成り、図3に示すように、基端部1に一体形成された円環状壁部1e(図5参照)を挿通することにより基端部1を回転可能に嵌合して位置決め(特に、径方向の位置決め)可能とされている。
保持部4cは、リターンスプリング3で回転方向に付勢された基端部1のストッパ部1dと当接して保持されるものである。すなわち、図10に示すように、収容凹部1bにリターンスプリング3を収容した状態において、リターンスプリング3の他端3bを保持部材4の係止部4aに係止した後、リターンスプリング3のコイル部3cが捩れて所定の付勢力が生じる方向に保持部材4及び基端部1を相対的に一定角度回転させ、基端部1のストッパ部1dに保持部材4の保持部4cを当接させる。この当接状態においては、保持部材4の保持部4cがリターンスプリング3の回転方向αの付勢力を受けるので、保持部材4がリターンスプリング3で回転方向αに付勢された基端部1を保持することができる。
これにより、保持部材4は、収容凹部1bに収容されたリターンスプリング3の他端3bを係止して基端部1を回転方向αに対して所定の付勢力を持って保持するので、図11に示すように、基端部1及びリターンスプリング3が一体構成とされる。このように、保持部材4により一体構成とされた基端部1及びリターンスプリング3は、ユニットYとされ、図3に示すように、ケースC内に取り付けられる。
ここで、本実施形態に係るスロットルグリップ装置は、教示工程が施される際、スロットルグリップGの基端部1側(スロットルグリップGの延設側とは反対側)から所定の工具Kが連結可能とされ、当該工具Kの回転に伴ってスロットルグリップGを回転可能とされている。教示工程は、スロットルグリップGの回転角度(本実施形態においては基端部1の回転角度)と磁気センサ2(回転角度検出手段)の検出値とを対応させて教示する工程であり、この教示により、スロットルグリップ装置が取り付けられた車両の使用時、スロットルグリップGの回転角度に応じたエンジン制御を行わせることができる。
本実施形態に係るスロットルグリップは、既述のように、運転者が把持し得る把持部Gaと、該把持部Gaの内部に一体形成された芯材Gbとを有するとともに、磁気センサ2(回転角度検出手段)は、当該芯材Gbの基端部1の回転角度を検出することによりスロットルグリップGの回転角度を検出し得るものとされ、図3、5、11、12に示すように、当該芯材Gbの基端部1に工具Kと係止して連結可能な被係止部(切欠き部R)が形成されている。
かかる被係止部は、芯材Gbの基端部1の周方向に形成された複数の切欠き部R(本実施形態においては2つの切欠き部R)から成り、基端部1の円環状壁部1eに形成されている。一方、教示工程で適用される所定の工具Kは、例えば金属など強度が高い工具から成り、図13、14に示すように、大径円筒部Kbの一端から一体的に突出形成された小径円筒部Kaを有して構成されるとともに、小径円筒部Kaの側面には、切欠き部Rに係止可能な一対の凸部Kaa(係止部)が一体形成されている。
さらに、本実施形態に係るケースCの下ケースCaは、図9、12に示すように、切欠き部R(被係止部)を外部に臨ませる凹形状Caaが形成され、当該凹形状Caaを介して工具Kを切欠き部Rに係止可能とされている。本実施形態に係る上ケースCbは、図9に示すように、凹形状Caaに倣った凸形状Cbaが形成されており、図2に示すように、下ケースCa及び上ケースCbが組み付けられた状態で凹形状Caaと凸形状Cbaとが合致するようになっている。
なお、本実施形態においては、凹形状Caaが下ケースCaに形成され、且つ、凸形状Cbaが上ケースCbに形成されているが、下ケースCa及び上ケースCbの何れか一方に凹形状が形成されるとともに、当該下ケースCa及び上ケースCbの他方に凹形状に倣った凸形状が形成され、下ケースCa及び上ケースCbが組み付けられた状態で凹形状Caaと凸形状Cbaとが合致するものであればよく、凹形状Caaが上ケースCbに形成され、且つ、凸形状Cbaが下ケースCaに形成されたものであってもよい。
しかるに、教示工程を行う場合、図15に示すように、下ケースCaにユニットY(図11参照)を取り付けた状態において、基端部1の端面側(スロットルグリップGの基端部側)から工具Kを挿入し、凹形状Caaで外部に臨んだ状態の切欠き部R(被係止部)に工具Kの凸部(係止部)を係止する(図12参照)ことにより基端部1と工具Kとを連結させる。そして、基端部1に連結した状態の工具Kを回転させ、その回転過程において、回転角度と磁気センサ2(回転角度検出手段)の検出値とを対応させて記憶することにより教示工程が施される。
本実施形態によれば、スロットルグリップGの基端部1側から所定の工具Kが連結可能とされ、当該工具Kの回転に伴ってスロットルグリップGを回転可能とされたので、スロットルグリップGの回転角度と磁気センサ2(回転角度検出手段)の検出値とを対応させる教示を容易且つ精度よく行わせることができる。特に、本実施形態によれば、スロットルグリップGは、運転者が把持し得る把持部Gaと、該把持部Gaの内部に一体形成された芯材Gbとを有するとともに、磁気センサ2(回転角度検出手段)は、当該芯材Gbの基端部1の回転角度を検出することによりスロットルグリップGの回転角度を検出し得るものとされ、当該芯材Gbの基端部1に工具Kと係止して連結可能な被係止部(切欠き部R)が形成されたので、所定の工具Kを芯材Gbに連結して回転することにより教示させることができる。
また、本実施形態に係る被係止部は、芯材Gbの基端部1の周方向に形成された複数の切欠き部Rから成るとともに、工具Kは、当該切欠き部Rのそれぞれに係止する凸部Kaa(係止部)を有したので、教示の際、所定の工具Kと芯材Gbとの連結を確実に行わせることができ、精度よく教示させることができる。さらに、本実施形態に係るケースCは、切欠き部R(被係止部)を外部に臨ませる凹形状Caaが形成され、当該凹形状Caaを介して工具Kを切欠き部R(被係止部)に係止可能とされたので、ケースCにスロットルグリップGの基端部1を収容させた状態で容易に教示させることができる。
またさらに、本実施形態に係るケースCは、上ケースCb及び下ケースCaを組み付けて構成され、上ケースCb及び下ケースCaの何れか一方に凹形状Caaが形成されるとともに、当該上ケースCb及び下ケースCaの他方に凹形状Caaに倣った凸形状Cbaが形成され、上ケースCb及び下ケースCaが組み付けられた状態で凹形状Caaと凸形状Cbaとが合致するので、教示後のケースCにおいて凹形状Caaによる開口が凸形状Cbaで覆われて隙間をなくす或いは小さくすることができる。
また、本実施形態に係るスロットルグリップ装置の教示方法によれば、スロットルグリップGの基端部1側から所定の工具Kが連結され、当該工具Kの回転に伴ってスロットルグリップGを回転し、その回転角度と磁気センサ2(回転角度検出手段)の検出値とを対応させて教示するので、教示工程で行われる教示を容易且つ精度よく行わせることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るスロットルグリップ装置について説明する。
第2の実施形態に係るスロットルグリップ装置は、第1の実施形態と同様、二輪車のハンドルパイプHに取り付けられたスロットルグリップGの回転角度を検出し、その検出信号を二輪車が搭載するECU等電子制御装置に送信するためのもので、図16〜22に示すように、スロットルグリップGと、磁気センサ2(回転角度検出手段)と、リターンスプリング3と、保持部材4と、連動部材5と、ケースCとを有して構成されている。また、本実施形態に係るスロットルグリップ装置の外観については、第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態で用いた図1、2を本実施形態について流用する。なお、第1の実施形態と同様の部品には、同一の符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。
連動部材5は、車両のスロットルグリップGの回転操作と共に回転し得るもので、図18、19に示すように、略円筒形状の樹脂成形品から成り、スロットルグリップGの嵌合部Gba(図16参照)と嵌合し得る被嵌合部5aと、リターンスプリング3を収容するための収容凹部5bと、リターンスプリング3の一端3aを係止するための係止部5cと、所定位置で突出したストッパ部5dとが形成されている。すなわち、本実施形態においては、スロットルグリップGと別体の連動部材5を有し、連動部材の回転角度を検出することによりスロットルグリップGの回転角度を検出し得るものとされている。
また、本実施形態に係る連動部材5は、その一方の端面に円弧状の磁石mが取り付けられている。かかる磁石mは、周方向に対して磁界が連続的に変化するよう構成されており、連動部材5の回転に伴って回動し得るようになっている。かかる磁石mは、円弧状に屈曲しつつ高さが連続的に変化するヘリカル面を有したものであってもよく、その場合、連動部材5に取り付けられた状態で、ヘリカル面と対峙させて磁気センサ2(回転角度検出手段)を配設させる必要がある。
さらに、収容凹部5bは、連動部材5の一方の端面において円環状に形成された溝形状から成り、その一部に係止部5cが形成されている。そして、収容凹部5bにリターンスプリング3を収容すると、図20に示すように、コイル部3cが収容凹部5bに嵌入されるとともに、一端3aが係止部5cに嵌入して係止されるようになっている。これにより、リターンスプリング3が連動部材5に内在されることとなり、幅寸法を小さくすることができる。
またさらに、本実施形態に係る保持部材4は、収容凹部5bに収容されたリターンスプリング3の他端3bを係止して連動部材5を回転方向αに対して所定の付勢力を持って保持するので、図21に示すように、連動部材5及びリターンスプリング3が一体構成とされる。このように、保持部材4により一体構成とされた連動部材5及びリターンスプリング3は、ユニットYとされ、図16に示すように、ケースC内に取り付けられる。
ここで、本実施形態に係るスロットルグリップ装置は、教示工程が施される際、スロットルグリップGの基端部に位置する連動部材5側(スロットルグリップGの延設側とは反対側)から所定の工具Kが連結可能とされ、当該工具Kの回転に伴ってスロットルグリップGを回転可能とされている。教示工程は、スロットルグリップGの回転角度(本実施形態においては連動部材5の回転角度)と磁気センサ2(回転角度検出手段)の検出値とを対応させて教示する工程であり、この教示により、スロットルグリップ装置が取り付けられた車両の使用時、スロットルグリップGの回転角度に応じたエンジン制御を行わせることができる。
本実施形態に係るスロットルグリップは、既述のように、スロットルグリップGの基端部に係止して当該スロットルグリップGの回転操作と共に回転し得る連動部材5を具備するとともに、磁気センサ2(回転角度検出手段)は、当該連動部材5の回転角度を検出することによりスロットルグリップGの回転角度を検出し得るものとされ、図16、18〜22に示すように、当該連動部材5に工具Kと係止して連結可能な被係止部(切欠き部R)が形成されている。
かかる被係止部は、連動部材5の周方向に形成された複数の切欠き部Rから成るとともに、前記工具は、当該切欠き部のそれぞれに係止する凸部を有した(本実施形態においては2つの切欠き部R)から成り、連動部材5の円環状壁部5eに形成されている。一方、教示工程で適用される所定の工具Kは、第1の実施形態と同様、例えば金属など強度が高い工具から成り、図13、14に示すように、大径円筒部Kbの一端から一体的に突出形成された小径円筒部Kaを有して構成されるとともに、小径円筒部Kaの側面には、切欠き部Rに係止可能な一対の凸部Kaa(係止部)が一体形成されている。
しかるに、教示工程を行う場合、図23に示すように、下ケースCaにユニットY(図21参照)を取り付けた状態において、連動部材5の端面側(スロットルグリップGの基端部側)から工具Kを挿入し、凹形状Caaで外部に臨んだ状態の切欠き部R(被係止部)に工具Kの凸部(係止部)を係止する(図22参照)ことにより連動部材5と工具Kとを連結させる。そして、連動部材5に連結した状態の工具Kを回転させ、その回転過程において、回転角度と磁気センサ2(回転角度検出手段)の検出値とを対応させて記憶することにより教示工程が施される。
本実施形態によれば、スロットルグリップGの基端部側から所定の工具Kが連結可能とされ、当該工具Kの回転に伴ってスロットルグリップGを回転可能とされたので、スロットルグリップGの回転角度と磁気センサ2(回転角度検出手段)の検出値とを対応させる教示を容易且つ精度よく行わせることができる。特に、本実施形態によれば、スロットルグリップGの基端部に係止して当該スロットルグリップGの回転操作と共に回転し得る連動部材5を具備するとともに、磁気センサ2(回転角度検出手段)は、当該連動部材5の回転角度を検出することによりスロットルグリップGの回転角度を検出し得るものとされ、当該連動部材5に工具Kと係止して連結可能な被係止部(切欠き部R)が形成されたので、所定の工具Kを連動部材5に連結して回転することにより教示させることができる。
また、本実施形態に係る被係止部は、連動部材5の周方向に形成された複数の切欠き部Rから成るとともに、工具Kは、当該切欠き部Rのそれぞれに係止する凸部Kaa(係止部)を有したので、教示の際、所定の工具Kと連動部材5との連結を確実に行わせることができ、精度よく教示させることができる。さらに、本実施形態に係るケースCは、切欠き部R(被係止部)を外部に臨ませる凹形状Caaが形成され、当該凹形状Caaを介して工具Kを切欠き部R(被係止部)に係止可能とされたので、ケースCにスロットルグリップGの基端部(連動部材5)を収容させた状態で容易に教示させることができる。
またさらに、本実施形態に係るケースCは、上ケースCb及び下ケースCaを組み付けて構成され、上ケースCb及び下ケースCaの何れか一方に凹形状Caaが形成されるとともに、当該上ケースCb及び下ケースCaの他方に凹形状Caaに倣った凸形状Cbaが形成され、上ケースCb及び下ケースCaが組み付けられた状態で凹形状Caaと凸形状Cbaとが合致するので、教示後のケースCにおいて凹形状Caaによる開口が凸形状Cbaで覆われて隙間をなくす或いは小さくすることができる。
また、本実施形態に係るスロットルグリップ装置の教示方法によれば、スロットルグリップGの基端部1側から所定の工具Kが連結され、当該工具Kの回転に伴ってスロットルグリップGを回転し、その回転角度と磁気センサ2(回転角度検出手段)の検出値とを対応させて教示するので、教示工程で行われる教示を容易且つ精度よく行わせることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばスロットルグリップGの基端部側から所定の工具Kが連結可能とされ、当該工具Kの回転に伴ってスロットルグリップGを回転可能とされていれば、工具Kを係止する被係止部が切欠き部Rに限定されず、他の形態の被係止部(例えば圧入部や接着部等)であってもよい。
さらに、スロットルグリップGの回転角度を検出する磁気センサ2に代えて、他の汎用的なセンサ(磁石の磁気を検出するものに限らないとともに、非接触式のセンサに限らず接触式のセンサ等も含む)としてもよい。またさらに、磁石mに代えて、連動部材1の周方向に着磁したものであってもよい。なお、適用される車両は、本実施形態の如く二輪車に限定されるものではなく、ハンドルバーHを有した他の車両(例えばATVやスノーモービル等)に適用してもよい。
スロットルグリップの基端部側から所定の工具が連結可能とされ、当該工具の回転に伴ってスロットルグリップを回転可能とされたスロットルグリップ装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 基端部
1a 摺動面
1b 収容凹部
1c 係止部
1d ストッパ部
1e 円環状壁部
2 磁気センサ(回転角度検出手段)
3 リターンスプリング
3a 一端
3b 他端
3c コイル部
4 保持部材
4a 係止部
4b 案内部
4c 保持部
5 連動部材
5a 被嵌合部
5b 収容凹部
5c 係止部
5d ストッパ部
5e 円環状壁部
G スロットルグリップ
Ga 把持部
Gb 芯材
C ケース
Ca 下ケース
Caa 凹形状
Cb 上ケース
Cba 凸形状
m 磁石
h 配線
N 収容凹部
R 切欠き部(被係止部)
K 工具
Ka 小径円筒部
Kb 大径円筒部
Kaa 凸部(係止部)
H ハンドルパイプ

Claims (8)

  1. 車両のスロットルグリップの基端部を回転可能に収容するケースと、
    前記スロットルグリップの回転角度を検出し得る回転角度検出手段と、
    を具備し、当該回転角度検出手段で検出された前記スロットルグリップの回転角度に応じて車両のエンジンを制御可能とされたスロットルグリップ装置であって、
    前記スロットルグリップの基端部側から所定の工具が連結可能とされ、当該工具の回転に伴って前記スロットルグリップを回転可能とされたことを特徴とするスロットルグリップ装置。
  2. 前記スロットルグリップは、運転者が把持し得る把持部と、該把持部の内部に一体形成された芯材とを有するとともに、前記回転角度検出手段は、当該芯材の基端部の回転角度を検出することにより前記スロットルグリップの回転角度を検出し得るものとされ、当該芯材の基端部に前記工具と係止して連結可能な被係止部が形成されたことを特徴とする請求項1記載のスロットルグリップ装置。
  3. 前記被係止部は、前記芯材の基端部の周方向に形成された複数の切欠き部から成るとともに、前記工具は、当該切欠き部のそれぞれに係止する凸部を有したことを特徴とする請求項2記載のスロットルグリップ装置。
  4. 前記スロットルグリップの基端部に係止して当該スロットルグリップの回転操作と共に回転し得る連動部材を具備するとともに、前記回転角度検出手段は、当該連動部材の回転角度を検出することにより前記スロットルグリップの回転角度を検出し得るものとされ、当該連動部材に前記工具と係止して連結可能な被係止部が形成されたことを特徴とする請求項1記載のスロットルグリップ装置。
  5. 前記被係止部は、前記連動部材の周方向に形成された複数の切欠き部から成るとともに、前記工具は、当該切欠き部のそれぞれに係止する凸部を有したことを特徴とする請求項4記載のスロットルグリップ装置。
  6. 前記ケースは、前記被係止部を外部に臨ませる凹形状が形成され、当該凹形状を介して前記工具を前記被係止部に係止可能とされたことを特徴とする請求項2〜5の何れか1つに記載のスロットルグリップ装置。
  7. 前記ケースは、上ケース及び下ケースを組み付けて構成され、前記上ケース及び下ケースの何れか一方に前記凹形状が形成されるとともに、当該上ケース及び下ケースの他方に前記凹形状に倣った凸形状が形成され、前記上ケース及び下ケースが組み付けられた状態で前記凹形状と凸形状とが合致することを特徴とする請求項6に記載のスロットルグリップ装置。
  8. 車両のスロットルグリップの基端部を回転可能に収容するケースと、
    前記スロットルグリップの回転角度を検出し得る回転角度検出手段と、
    を具備し、前記スロットルグリップの回転角度と回転角度検出手段の検出値とを対応させて教示するスロットルグリップ装置の教示方法であって、
    前記スロットルグリップの基端部側から所定の工具が連結され、当該工具の回転に伴って前記スロットルグリップを回転し、その回転角度と前記回転角度検出手段の検出値とを対応させて教示することを特徴とするスロットルグリップ装置の教示方法。
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