JP2006182177A - アクセル操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハンドルバーに設置した後に、実際に使用可能な状態に調整することが容易であるアクセル操作装置を提供する。
【解決手段】 ハンドルバー3に設置されるアクセル操作装置1において、前記ハンドルバー3に対して回動自在なグリップ本体部5と、前記グリップ本体部5の回動量を信号にして出力するセンサユニット7と、前記グリップ本体部5の回動量と前記センサユニット7の入力軸9の回動量との相対的な関係を調整可能な調整手段11とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アクセル操作装置に係り、特に、グリップ本体部の回動量を検出するセンサユニットを備えたものに関する。
従来、車両のハンドルバーに取り付けられたケースと、このケースから前記ハンドルバーの先端側に取り付けられ前記ハンドルバーに対して回転自在とされたスロットルグリップ(グリップ本体部)と、前記ケースに内蔵され前記スロットルグリップと連動すべく複数の歯車からなる歯車機構と、前記歯車機構における検出用歯車の回転角を検出するスロットル開度センサ(センサユニット)とを具備してなるスロットル開度検出装置(アクセル操作装置)が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
ところで、前記特許文献1に記載のアクセル操作装置では、前記歯車機構としてお互いが直交する回転軸を有する駆動ベベルギヤと検出用ベベルギヤとが採用されており、前記各べベルギヤを介し、前記センサユニットで前記グリップ本体部の回動量を検出するようになっているため、ハンドルバーの軸線方向に垂直な方向において、前記センサユニットを配置するための空間を確保する必要があり、ハンドルバーの軸線に沿うような部品の集約化が困難であり、装置の小型化が困難である。またベベルギヤを介して回転を伝達するので、構造的にコストが高くなる。
そこでハンドルバーと同軸にて回転自在に前記ハンドルバーの外周面に支持されたアクセルグリップ(グリップ本体部)と、前記ハンドルバー内に収容され、かつ、前記ハンドルバーと同軸にて回動自在に支持され前記アクセルグリップの回転が伝達される検出用のロータを含むセンサユニットとを具備したアクセル操作装置が提案されている(たとえば特許文献2参照)。
前記特許文献2に記載のアクセル操作装置では、前記センサユニットが前記ハンドルバー内に収納されているので、前記ハンドルバーの外側に配置するアクセル操作装置の部品が少なくなっており、また、ベベルギヤを使用していないので、装置を小型化することが容易であり、また、製造コストを削減することができる。
特開2003−252274号公報 特願2004−159085
ところで、前記特許文献2に記載のアクセル操作装置では、装置を小型化することが容易であると共に製造コストを削減することができるが、前記センサユニットの回転入力軸(ロータの軸)と前記グリップ本体部とが、たとえば矩形状の孔(前記グリップ本体部に形成された孔)とこの矩形状の孔に挿入され係合する回転軸(前記センサユニットの回転入力軸)とによって互いに連結されており、さらに、前記センサユニットの回転入力軸を前記グリップ本体部に、ナット(前記グリップ本体部の端部の狭い空間に設置されているナット)を用いて固定している。
上述したように構成されているので、前記アクセル操作装置を前記ハンドルバーに設置した後に、前記センサユニットの回転入力軸の回動角度に対する前記グリップ本体部の回動角度を調整しずらいことがあり、前記アクセル操作装置を実際に使用可能な状態に調整することが困難であるという問題がある。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、ハンドルバーに設置されるアクセル操作装置において、前記ハンドルバーに設置した後に、前記アクセル操作装置を実際に使用可能な状態に調整することが容易であるアクセル操作装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ハンドルバーに設置されるアクセル操作装置において、前記ハンドルバーに対して回動自在なグリップ本体部と、前記グリップ本体部の回動量を信号にして出力するセンサユニットと、前記グリップ本体部の回動量と前記センサユニットの入力軸の回動量との相対的な関係を調整可能な調整手段とを有するアクセル操作装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアクセル操作装置において、前記センサユニットの入力軸と、前記グリップ本体部とを互いに連結する連結手段を有し、前記センサユニットと前記調整手段と前記連結手段との総てが、前記グリップ本体部内に設けられているアクセル操作装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項2の記載のアクセル操作装置において、前記連結手段は、前記入力軸に設けられた連結用レバーと前記グリップ本体部とを互いに接続する接続部材を備えているアクセル操作装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のアクセル操作装置において、前記接続部材は、棒状若しくは板状に形成されていると共に、長手方向の両端部側の部位が、前記連結レバーに形成されているスリット若しくは貫通孔に挿入され、長手方向の両端部とこの近傍の部位が、前記グリップ本体部に設けられた貫通孔に嵌合して支持されているアクセル操作装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載のアクセル操作装置において、前記接続部材は、棒状若しくは板状に形成され前記グリップ本体部と一体的に成型されていると共に、長手方向の両端部側の部位が、前記連結レバーに形成されているスリットに挿入されているアクセル操作装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のアクセル操作装置において、前記ハンドルバーの一端部側に位置している前記グリップ本体部の先端部には、振動除去ウェイトが、前記グリップ本体部の先端部からオーバーハングして設けられているアクセル操作装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のアクセル操作装置において、前記ハンドルバーの一端部側に位置している前記グリップ本体部の先端部側の外周には、雄ネジが形成されており、前記振動除去ウェイトは、カバー部材と、このカバー部材の内部で前記カバー部材に一体的に設けられた錘とによって構成されており、前記カバー部材は、円筒状で先端部側が閉じた形状に形成され、基端部側の内面には雌ネジが形成されており、前記雌ネジが前記グリップ本体部の雄ネジに螺合することによって、前記カバー部材が前記グリップ本体部に一体的に設けられており、前記グリップ本体部と前記カバー部材の基端部側の部位とを覆う円筒状のグリップカバーを備えており、前記カバー部材の基端部から先端部に向かう所定の長さの範囲では、前記カバー部材の外径は、所定の第1の外径に形成されており、前記第1の外径に形成されている部位に続く部位では、所定の長さにわたって前記第1の外径よりも小さい第2の外径に形成されており、前記ハンドルバーの一端部側に位置している前記グリップカバーの内面が、前記カバー部材の基端部側の内面と同様な形態に形成されているアクセル操作装置である。
本発明によれば、ハンドルバーに設置されるアクセル操作装置において、前記ハンドルバーに設置した後に、前記アクセル操作装置を実際に使用可能な状態に調整することが容易であるという効果を奏する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るアクセル操作装置1の概略構成を示す図であり、図2は、図1に示すII部の拡大図であり、図3は、図2におけるIIIA−III断面を示す図である。
アクセル操作装置1は、二輪車、(レジャービークル、スノーモービル)等の車両、レジャーボート等の小型船舶の船外機等、これらの操舵用のハンドルバーに設置されて使用されるものである。
以下、本実施形態では、二輪車を例に掲げて説明する。
前記アクセル操作装置1は、二輪車の搭乗者が、グリップ本体部5を手動で回動することによって入力されたエンジンの出力の指令値を、前記エンジン等に伝達するためのものであり、ハンドルバー3の一端部側に設けられている。
アクセル操作装置1は、円筒状に形成されたハンドルバー3に対して回動自在なグリップ本体部5を備えている。このグリップ本体部5は、円筒状に形成され、内面が前記ハンドルバー3の外面に接触して前記ハンドルバー3の一端部を覆うように、前記ハンドルバー3に設けられている。
また、アクセル操作装置1には、搭乗者により回動された前記グリップ本体部5の回動量を検出し、前記グリップ本体部5の回動量を電気信号にして出力するセンサユニット(筐体が前記ハンドルバー3に固定されているセンサユニット)7が設けられていると共に、前記グリップ本体部5と前記センサユニット7とを前記ハンドルバー3に設置した状態で、前記グリップ本体部5の回動量(回動角度)と前記センサユニット7の入力軸9の回動量(回動角度)との相対的な関係を調整可能な調整手段11が設けられている。
なお、前記入力軸9は、たとえば、前記センサユニット7の筐体(前記ハンドルバー3に一体的に設けられている筐体)との間、若しくは、前記ハンドルバー3との間に設けられたボールベアリング(図示せず)によって支持され、前記センサユニット7の筐体に対して回動自在になっている。
前記グリップ本体部5の基端部側には、ワイヤ17の一端部が接続されている。前記ワイヤ17は、ねじりコイルバネ等の付勢手段13で閉じるように付勢されているエンジンのスロットル弁15を開くためのものである。前記グリップ本体部5が一方向に回動することによって、前記ワイヤ17が前記グリップ本体部5側に引かれ前記スロットル弁15が開くようになっている。
一方、前記グリップ本体部5が他方向に回動することによって、前記付勢手段13で前記スロットル弁15が閉じるようになっていると共に、前記ワイヤ17が前記スロットル弁15側に(前記グリップ本体部5から離れるように)引かれるようになっている。
そして、前記グリップ本体部5の回動量に応じた適量の空気が、エンジンへ供給されるようになっている。
また、前記アクセル操作装置1には、前記グリップ本体部5の回動量を規制するストッパー(図示せず)が設けられている。このストッパーが設けられていることによって、前記グリップ本体部5は前記ハンドルバー3に対して、たとえば50°だけ回動するようになっている。
前記センサユニット7から出力された電気信号は、図示しない制御装置(ECU)に送られ、この制御装置の制御の下、前記グリップ本体部5の回動量に応じた適量の燃料がインジェクションからエンジンへ供給されるようになっている。
前記センサユニット7の入力軸9は、前記グリップ本体部5の回動中心軸CL1とほぼ同じ中心軸を回動中心にして回動するようになっていると共に、前記センサユニット7は、前記入力軸9が前記ハンドルバー3の一端部側を向くように、前記ハンドルバー3の一端部側で前記ハンドルバー3の内部に設けられている。
前記入力軸9と、前記ハンドルバー3の一端部に応じた前記グリップ本体部5の一端部(先端部)とが、連結手段19を介して互いに連結(接続)されており、前記グリップ本体部5の回動量を前記センサユニット7の入力軸9に伝達することができるようになっている。
前記連結手段19を構成する部材と、前記調整手段11を構成する部材とは、前記ハンドルバー3の一端部側の延伸方向(前記回動中心軸CL1の延伸方向)から眺めた場合、前記ハンドルバー3の内側に収まっている。
一方、前記ハンドルバー3の一端部側の延伸方向と直交する方向から眺めた場合、前記グリップ本体部5の一部(先端の一部)と、前記連結手段19を構成する部材の一部とが、前記ハンドルバー3よりも僅かに突出している。
換言すれば、前記センサユニット7と前記調整手段11と前記連結手段19との総てが、前記ハンドルバー3を覆うように設けられた前記グリップ本体部5内に設けられていることになる。
より詳しく説明すると、前記グリップ本体部5の内径は、前記ハンドルバー3の外径とほぼ等しくなっており、前記グリップ本体部5の一端部が前記ハンドルバー3から僅かにオーバーハングしている。また、前記グリップ本体部5の内面が前記ハンドルバー3の外面と係合し(滑り対偶をなし)、前記グリップ本体部5は、前記ハンドルバー3の一端部側で前記ハンドルバー3に対して回動自在になっている。
なお、前記グリップ本体部5の基端部には、鍔部21が設けられており、この鍔部21の外周部に前記ワイヤ17の一端部が固定されている。また、前記グリップ本体部5の基端部側は、前記ハンドルバー3に一体的に設けられたカバー部材23によって覆われており、前記鍔部21が前記カバー部材23によってガイドされることによって、前記グリップ本体部5の軸方向への移動が規制されており、たとえば、前記グリップ本体部5がハンドルバー3から抜けないようになっている。
前記ハンドルバー3の内に設けられている前記センサユニット7の入力軸9には、第1のレバー25が、ボルト27等の締結具によって一体的に設けられていると共に、第2のレバー(連結用レバー)29が、前記入力軸9の回動中心を中心にし前記第1のレバー25に対し回動位置決め自在に設けられている。
また、前記アクセル操作装置1には、前記グリップ本体部5と前記第2のレバー29とに係合して、前記グリップ本体部5と前記第2のレバー29とを互いに接続する接続部材31が設けられている。
そして、前記第1のレバー25、前記第2のレバー29によって、前記調整手段11が形成され、前記第1のレバー25、前記第2のレバー29、前記接続部材31によって、前記連結手段19が形成されている。
ここで、前記第1のレバー25、前記第2のレバー29、前記接続部材31についてより詳しく説明する。
図4は、第2のレバー29、接続部材31の概略構成を示す斜視図である。
前記第1のレバー25は、板状に形成されていると共に、厚さ方向が前記入力軸9の回動中心軸の方向と一致するように、前記入力軸9に一体的に設けられている(図2参照)。
前記第2のレバー29は、図4に示すように、前記第1のレバー25とほぼ同じ形状に形成された基部33と、この基部33の一端部から立設されている板状の第1の突出部35と、前記基部33の他端部から前記第1の突出部35と同形状で同方向に立設されている第2の突出部37とを備えている。なお、前記各突出部35、37は、板状に形成された部材(前記基部33と前記各突出部35、37になる部位とを備えた部材)を、たとえば、折り曲げることによって形成される。
前記各突出部35、37の幅方向の中間部には、前記各突出部35、37の先端部から前記基部33に向かって、「U」字状もしくは「コ」字状の切り欠き(スリット)39が形成されている。
そして、前記各突出部35、37が立設されている面とは反対側の前記基部33の面が、前記第1のレバー25に接触し、前記各突出部35、37の先端部側が前記ハンドルバー3の一端部から僅かに突出するように前記第2のレバー29が設けられている。なお、このように設置された前記第2のレバー29の先端部側(前記ハンドルバー3の一端部から僅かに突出している先端部側)は、前記グリップ本体部5内に収まっている。
前記接続部材31は、前記各突出部35、37に形成されている各切り欠き39の幅とほぼ同じ外径であって、前記グリップ本体部5の外径とほぼ同じ長さを備えた円柱状に形成されている。なお、前記接続部材31を、円柱形状以外の形状、たとえば、棒状や板状に形成してもよい。
また、図2に示すように、前記グリップ本体部5の前記オーバーハングしている一端部(前記ハンドルバー3からオーバーハングしている部位)には、前記接続部材31の外径とほぼ同じ内径の貫通孔41が、前記グリップ本体部5の直径方向に貫通して設けられている。
そして、前記センサユニット7、前記第1のレバー25、前記第2のレバー29、前記グリップ本体部5が前記ハンドルバー3に組み付けられた状態で、前記グリップ本体部5の前記貫通孔41に、前記接続部材31を挿入することによって、前記接続部材31が前記切り欠き39に挿通され、前記グリップ本体部5と前記第2のレバー29とが互いに接続されるように構成されている。
すなわち、前記接続部材31は、長手方向の両端部側の部位が、前記連結レバー29に形成されているスリット39挿入され、長手方向の両端部とこの近傍の部位が、前記グリップ本体部5に設けられた貫通孔41に嵌合して支持されている。換言すれば、前記接続部材31で、前記連結レバー29と前記グリップ本体部5とを串刺することによって、前記連結用レバー29と前記グリップ本体部5とが互いに接続されている。なお、前記連結レバー29にスリットを形成する代わりに貫通孔(内径が前記接続部材の外径とほぼ等しいか僅かに大きい貫通孔)を設け、この貫通孔に前記接続部材31を挿入し、前記連結用レバー29と前記グリップ本体部5とを互いに接続してもよい。
なお、前記第1のレバー25の前記第2のレバー29側の面には、円板状の中央部材43が一体的に設けられており、この中央部材43の中心と前記入力軸9の回動中心とは互いに一致している。
前記第2のレバー29の基部33の中央部には、前記中央部材43の外径とほぼ等しい内径の円形状の貫通孔45が形成されている。
また、前記第1のレバー25には、このレバー25の中心から所定の距離だけ離れたところに、雌ネジ(図示せず)が形成されており、前記第2のレバー29の基部33には、この基部33の中心を中心とした円弧状の長孔であって所定の幅を備えた貫通孔47が形成されている(図4参照)。
そして、前記第1のレバー25に前記第2のレバー29を設置するときには、前記中央部材43と前記基部33の貫通孔45とが互いに係合させ、ボルト49を前記基部33の貫通孔47を通過させて前記第1のレバー25の雌ネジに螺合させ、前記ボルト49で前記第2のレバー29を締め付けることにより、前記第2のレバー29が前記第1のレバー25に固定されるようになっている。
また、前記ボルト49を僅かに緩め、前記第1のレバー25に対して前記第2のレバー29を前記入力軸9の回動中心軸を中心に回転させ、再び前記ボルト49を締め付ければ、前記第1のレバー25に対し前記第2のレバー29を回動位置決めすることができる。
なお、前記基部33の貫通孔47、前記第1のレバー25の雌ネジは、前記入力軸9の回動中心を中心にして、対称な位置に設けられている。
ところで、前記ボルト49を締めたり緩めたりする場合には、図5に示すように、一方のボルト49を六角レンチ等の工具T1で固定しておいて、他方のボルト49を、他の工具T3で回動するようにすれば、前記ボルト49を締めたり緩めたりする作業を容易に行うことができる。
なお、前記グリップ本体部5の外周は、円筒状の弾性部材で構成された円筒状のグリップカバー51で覆われている。
さらに、前記センサユニット7、前記第1のレバー25、前記第2のレバー29、前記グリップ本体部5、前記接続部材31を前記ハンドルバー3に組み付け、前記第1のレバー25に対する前記第2のレバー29の回動角度の調整が終わった後、前記グリップ本体部5の一端部が、円板状のカバー部材53で塞がれるようになっている。前記カバー部材53は、ボルト等の締結具55によって、前記接続部材31に固定される。
なお、すでに理解されるように、前記ハンドルバー3のアクセル操作装置1を組み付ける場合には、前記ハンドルバー3の一端部から、センサユニット7を前記ハンドルバー3内に挿入して固定し、前記入力軸9に前記第1のレバー25を固定し、前記第1のレバー25に前記第2のレバー29を固定し、または、前記第1のレバー25と前記第2のレバー29とが組み付けられたセンサユニット7を、ハンドルバー3の一端部から前記ハンドルバー3内に挿入して固定する。
続いて、前記グリップ本体部5を前記ハンドルバー3に組み付けて、前記接続部材31を組み付け、この後、前記第1のレバー25に対する前記第2のレバー29の回動角度の調整を行い、前記カバー部材53を取り付ける。
このように組み付けることで、アクセル操作装置1の構成部品をほぼ一方向から組み付けて調整することができ、組付け作業や調整作業の簡素化を図ることができる。
アクセル操作装置1によれば、グリップ本体部5の回動量と前記センサユニット7の入力軸9の回動量との相対的な関係を調整可能な調整手段11が設けられているので、前記センサユニット7の入力軸9の回動量に対する前記グリップ本体部5の回動量を容易に調整することができ、ハンドルバー3に前記アクセル操作装置1を設置した後、前記アクセル操作装置1を実際に使用可能な状態に調整することが容易になっている。
また、アクセル操作装置1によれば、センサユニット7がハンドルバー3の内部に設けられており、入力軸9と前記グリップ本体部5の一端部とが、連結手段19を介して互いに連結されており、前記連結手段19を構成する部材と、前記調整手段11を構成する部材(たとえば、各レバー25、29、接続部材31)とが、前記ハンドルバー3の内側に収まっているので、装置を小型化、軽量化し、装置の構造の簡素化をすることが容易になっている。
[第2の実施形態]
図6は、本発明の第2の実施形態に係るアクセル操作装置1aの概略構成を示す図であり、図2に対応した図である。
図7は、図6におけるVII矢視を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係るアクセル操作装置1aは、接続部材31aがグリップ本体部5aと一体的に成型されている点が、前記第1の実施形態に係るアクセル操作装置1とは異なり、その他の点は、前記第1の実施形態に係るアクセル操作装置1とほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、アクセル操作装置1aは、前記第1の実施形態に係るアクセル操作装置1の各レバー25、29と同様に構成され設置される各レバー25a、29a等を備えている。
また、接続部材(接続部)31aが、前記第2のレバー29aの各突出部35、37に形成されている各切り欠き39の幅とほぼ同じ幅を備えた棒状(円柱形状であってもよい)に形成されていると共に、前記ハンドルバー3の一端部側に位置している前記グリップ本体部5aの先端部で前記グリップ本体部5aと一体的にモールド成型されている。たとえば、前記グリップ本体部5aが樹脂で成型されるとすれば、前記接続部材31aも、前記グリップ本体部5aと同時に樹脂でモールド成型される。
そして、前記センサユニット7、前記第1のレバー25a、前記第2のレバー29aが前記ハンドルバー3に組み付けられた状態で、前記グリップ本体部5aを前記ハンドルバー3に組み付けると、前記第2のレバー29aの各切り欠き39に前記接続部材31aの両端部側の部位が挿通され、前記グリップ本体部5aと前記第2のレバー29aとが互いに接続されるようになっている。
この後、前記第1のレバー25aに対する前記第2のレバー29aの回動角度の調整を行い、一端部が閉じている円筒状のグリップカバー51aで前記グリップ本体部5aを覆うと、ハンドルバー3の一端部が塞がれるようになっている。
ところで、前記各実施形態において、図8に示すように、前記ハンドルバー3の一端部側に位置している前記グリップ本体部5(5a)の先端部に、振動除去ウェイト54を設けてもよい。この振動除去ウェイト54は、前記グリップ本体部5(5a)の先端部からオーバーハングして設けられている。
より詳しく説明すると、前記ハンドルバー3の一端部側に位置している前記グリップ本体部5(5a)の先端部側の外周には、雄ネジ56が形成されている。
前記振動除去ウェイト54は、硬質な合成樹脂、アルミニウム等の金属等で構成されたカバー部材57と、このカバー部材57の内部で前記カバー部材57に一体的に設けられた錘(鉛や鉄等の重量物で構成された錘)59とによって構成されている。
前記カバー部材57は、円筒状で先端部側が閉じた形状に形成され、基端部側の内面には雌ネジ61が形成されており、前記雌ネジ61が前記グリップ本体部5(5a)の雄ネジ56に螺合することによって、前記カバー部材57が前記グリップ本体部5(5a)に一体的に設けられている。
また、前記グリップ本体部5(5a)と前記カバー部材57の基端部側の部位とを覆うべく円筒状のグリップカバー51(51a)が設けられている。
前記カバー部材57の基端部から先端部に向かう所定の長さL1の範囲では、前記カバー部材の外径D1は、所定の第1の外径に形成されており、前記第1の外径に形成されている部位に続く部位では、所定の長さL3にわたって前記第1の外径D1よりも小さい第2の外径D3に形成されている。
前記ハンドルバー3の一端部側に位置している前記グリップカバー51(51a)の内面は、前記カバー部材57の基端部側の内面と同様な形態に形成されている。なお、前記外径D1や前記外径D3の部位が「V」字状等の形状に形成されていてもよい。
振動除去ウェイト54を備えたアクセル操作装置によれば、振動除去ウェイト54が、前記グリップ本体部5(5a)の先端部からオーバーハングして設けられているので、ハンドルバー3の固有振動数が変化し、ハンドルバー3の振動が軽減される。また、転倒時には前記振動除去ウェイト54が地面に先に接触するので、転倒時にセンサユニット7等を含むアクセル操作装置1の機能が阻害されるおそれを回避できる。
また、前記カバー部材57の先端部の近傍がくびれており、前記グリップカバー51(51a)の内面が前記くびれと同形状に形成され前記くびれと面接触しているので、前記雄ネジ56と前記雌ネジ61との螺合が緩むことを防止でき、前記振動除去ウェイト54の脱落を防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係るアクセル操作装置の概略構成を示す図である。 図1に示すII部の拡大図である。 図2におけるIIIA−IIIB断面を示す図である。 第2のレバー、接続部材の概略構成を示す斜視図である。 第1のレバーと第2のレバーとの位置関係を調整する場合について説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係るアクセル操作装置の概略構成を示す図であり、図2に対応した図である。 図6におけるVII矢視を示す図である。 振動除去ウェイトを設けた状態を示す図である。
符号の説明
1、1a アクセル操作装置
3 ハンドルバー
5、5a グリップ本体部
7 センサユニット
9 入力軸
11 調整手段
13 付勢手段
19 連結手段
25、25a 第1のレバー
29、29a 第2のレバー
31、31a 接続部材
54 振動除去ウェイト

Claims (7)

  1. ハンドルバーに設置されるアクセル操作装置において、
    前記ハンドルバーに対して回動自在なグリップ本体部と;
    前記グリップ本体部の回動量を信号にして出力するセンサユニットと;
    前記グリップ本体部の回動量と前記センサユニットの入力軸の回動量との相対的な関係を調整可能な調整手段と;
    を有することを特徴とするアクセル操作装置。
  2. 請求項1に記載のアクセル操作装置において、
    前記センサユニットの入力軸と、前記グリップ本体部とを互いに連結する連結手段を有し、
    前記センサユニットと前記調整手段と前記連結手段との総てが、前記グリップ本体部内に設けられていることを特徴とするアクセル操作装置。
  3. 請求項2の記載のアクセル操作装置において、
    前記連結手段は、前記入力軸に設けられた連結用レバーと前記グリップ本体部とを互いに接続する接続部材を備えていることを特徴とするアクセル操作装置。
  4. 請求項3に記載のアクセル操作装置において、
    前記接続部材は、棒状若しくは板状に形成されていると共に、長手方向の両端部側の部位が、前記連結レバーに形成されているスリット若しくは貫通孔に挿入され、長手方向の両端部とこの近傍の部位が、前記グリップ本体部に設けられた貫通孔に嵌合して支持されていることを特徴とするアクセル操作装置。
  5. 請求項3に記載のアクセル操作装置において、
    前記接続部材は、棒状若しくは板状に形成され前記グリップ本体部と一体的に成型されていると共に、長手方向の両端部側の部位が、前記連結レバーに形成されているスリットに挿入されていることを特徴とするアクセル操作装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のアクセル操作装置において、
    前記ハンドルバーの一端部側に位置している前記グリップ本体部の先端部には、振動除去ウェイトが、前記グリップ本体部の先端部からオーバーハングして設けられていることを特徴とするアクセル操作装置。
  7. 請求項6に記載のアクセル操作装置において、
    前記ハンドルバーの一端部側に位置している前記グリップ本体部の先端部側の外周には、雄ネジが形成されており、
    前記振動除去ウェイトは、カバー部材と、このカバー部材の内部で前記カバー部材に一体的に設けられた錘とによって構成されており、
    前記カバー部材は、円筒状で先端部側が閉じた形状に形成され、基端部側の内面には雌ネジが形成されており、前記雌ネジが前記グリップ本体部の雄ネジに螺合することによって、前記カバー部材が前記グリップ本体部に一体的に設けられており、
    前記グリップ本体部と前記カバー部材の基端部側の部位とを覆う円筒状のグリップカバーを備えており、
    前記カバー部材の基端部から先端部に向かう所定の長さの範囲では、前記カバー部材の外径は、所定の第1の外径に形成されており、前記第1の外径に形成されている部位に続く部位では、所定の長さにわたって前記第1の外径よりも小さい第2の外径に形成されており、
    前記ハンドルバーの一端部側に位置している前記グリップカバーの内面が、前記カバー部材の基端部側の内面と同様な形態に形成されていることを特徴とするアクセル操作装置。
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