JP2020172156A - 搬送車 - Google Patents
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Abstract
Description
上記の牽引車は、走行経路を検知するセンサ部材を有している。センサ部材は、車輪としての前輪に設けられている。例えば、センサ部材は、走行経路を検知する検知部としてのガイドセンサを有している。ガイドセンサは、走行経路に設けられたガイド部材としてのガイドテープの位置を検知する。牽引車は、前輪及びセンサ部材を旋回可能に支持する支持部を有している。センサ部材は、例えばガイドセンサを路面に近い位置である第1位置としての使用位置と使用位置よりも路面から離れている位置である第2位置としての退避位置との間で昇降させる昇降機構としてのリンク機構を有している。リンク機構は、支持ブラケットを介して支持部に固定されている。リンク機構は、リンク部材を有している。リンク部材は、支持ブラケットに回動自在に固定されている。リンク部材の支持ブラケットと反対側には、センサ支持ブラケットが設けられている。センサ支持ブラケットには、ガイドセンサが支持されている。リンク機構のリンク部材には、連結具を介して線状部材としての昇降ワイヤ部材の一端が接続されている。当該昇降ワイヤ部材の他端は、操作レバーに接続されており、操作レバーの操作によりリンク機構のリンク部材が回動することでガイドセンサが使用位置と退避位置との間を昇降する。
車輪の旋回により余長吸収部が中心軸の延びる方向へ変位することに伴い、余長吸収部が挿通部に摺動する。そのため、線状部材が摩耗する虞がある。
図1に示すように、搬送車としての牽引車10の車体11は、車体11の前方に設けられているフロントパネル12と、車体11の後方に設けられているリアフレーム13とからなる。フロントパネル12には、車体11に支持されているヘッドライト11aが臨む貫通孔12aが設けられている。リアフレーム13には、図示しない牽引機構が設けられている。車体11の前後方向のほぼ中央には、運転席14が設けられている。また、車体11の前方下部中央には、車輪としての前輪16が設けられている。車体11の後方左右両側には、それぞれ1個の後輪17が設けられている。車体11には、バッテリーを駆動源とする図示しない走行用モータが搭載されており、前輪16は走行用モータから駆動力が付与される。すなわち、本実施形態の牽引車10は、バッテリー式の牽引車となっている。
図3及び図4に示すように、センサ部材20が前輪16とともに左右に旋回可能であるため、牽引車10の前輪16が旋回したとき、センサ部材20は常に前輪16の前方に位置する。そのため、前輪16とともにセンサ部材20が左右に旋回したとき、昇降ワイヤ部材31及びワイヤハーネス32がセンサ部材20によって引っ張られる。このとき、昇降ワイヤ部材31及びワイヤハーネス32の余長吸収部31c,32aが保持部50,55の挿通部53,56を通じて引っ張られることで牽引車10が直進しているときの余長吸収部31c,32aよりも短くなる。
(1)本実施形態では、前輪16の旋回に伴って余長吸収部31c,32aが延在方向に変位するように昇降ワイヤ部材31及びワイヤハーネス32が取り回されている。したがって、昇降ワイヤ部材31及びワイヤハーネス32の取り回しによる前輪16の旋回方向における設計レイアウトの制約を抑制できる。
〇 昇降ワイヤ部材31及びワイヤハーネス32には、プロテクタ31e,32bが設けられていたが、割愛してもよい。
〇 昇降ワイヤ部材31に対して車体11が第1フレームの一例、ヘッドライト支持ブラケット51及びセンサブラケット52が第2フレームの一例であったが、これに限らない。例えば、第2フレームが第1フレームよりも中心軸mに近い位置に設けられており、中心軸mに対して位置が変化しないものであれば第1フレーム及び第2フレームを適宜変更してもよい。
〇 ガイド部材は、ガイドテープGTであったが、例えば磁気棒等であってもよい。また、ガイドセンサ21がガイドテープGTの磁気を検出するものとしていたが、例えば光を感知するガイドセンサに変更してもよい。この場合、ガイド部材としては光を発する発光部材を使用し、牽引車10が光のライントレーシングで走行するようにしてもよい。
〇 本実施形態では、余長吸収部31c,32aはU字形状をなしていたが、これに限らない。例えば、余長吸収部31c,32aをW字形状としてもよいし、形状は適宜変更してもよい。ただし、線状部材として昇降ワイヤ部材31やワイヤハーネス32の曲げ難さ等を考慮するとU字形状が理想的である。なお、同様に延出部31dの形状は適宜変更してもよいが、上記の理由によりU字形状が理想的である。
〇 本実施形態では、車輪の一例として前輪16を挙げたが、例えば後輪17を車輪の一例としてもよい。
〇 本実施形態では、前輪16は、ステア・バイ・ワイヤで操舵されていたが、操舵方法はステア・バイ・ワイヤに限定しない。
Claims (5)
- 車輪に設けられ、走行経路を検知し、前記車輪とともに左右に旋回可能であるセンサ部材と、前記センサ部材に接続されている線状部材とを有する搬送車において、
前記車輪の上方に設けられ、前記車輪の旋回中心となる仮想的な中心軸に対して位置が変化しない前記搬送車の第1フレームに対して前記線状部材を固定する固定部と、
前記車輪の上方に設けられ、前記中心軸に対して位置が変化せず、且つ前記固定部よりも前記中心軸に近い位置で前記搬送車の第2フレームに固定されているとともに前記線状部材が前記中心軸の延びる方向である延在方向に変位自在となるように挿通されている環状の挿通部を有する保持部と、を備え、
前記線状部材が前記固定部により前記第1フレームに固定され、且つ前記保持部の前記挿通部に挿通されている状態において、前記線状部材は、前記車輪から離間する方向に向けて前記固定部及び前記保持部から延びている余長吸収部を有していることを特徴とする搬送車。 - 前記車輪及び前記センサ部材を旋回可能に支持する支持部を備え、
前記センサ部材は、
前記走行経路を検知する検知部と、
前記検知部を路面に近い第1位置と前記第1位置よりも路面から離れている第2位置との間で昇降させるとともに取付部を介して前記支持部に固定されている昇降機構と、を有し、
前記昇降機構は、
前記取付部を中心に回動自在となるように前記取付部に固定されているリンク部材と、
前記リンク部材の前記取付部と反対側に接続されているとともに前記検知部を支持するセンサ支持ブラケットと、を有し、
前記線状部材は、
前記固定部により前記第1フレームに対して移動不能となるように固定されている中空のチューブと、
前記チューブの内部を移動可能に設けられているとともに一端が前記リンク部材に接続され、他端が前記検知部を前記第1位置と前記第2位置との間で昇降させる操作を実施する操作レバーに接続されているワイヤと、を有していることを特徴とする請求項1に記載の搬送車。 - 前記操作レバーは、前記車輪の上方であり、且つ前記固定部よりも前記中心軸から離れた位置に設けられ、
前記線状部材は、前記操作レバーから前記固定部に向けて延びている延出部を有し、
前記延出部は、前記操作レバー及び前記固定部から前記車輪に近接する方向に向けて延びており、
前記搬送車の前方から見た車幅方向において前記延出部は、前記余長吸収部が設けられている範囲に重なるように取り回されていることを特徴とする請求項2に記載の搬送車。 - 前記挿通部は、円環状をなし、
前記挿通部の内周側の断面形状は、円弧状をなしていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の搬送車。 - 前記保持部の前記挿通部に挿通されている前記線状部材の所定範囲には、前記線状部材と一体化するように前記線状部材を覆うプロテクタが設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の搬送車。
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ID=72830534
Family Applications (1)
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008126709A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-05 | Tokyo Institute Of Technology | 無人搬送車 |
JP2009018752A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Toyota Industries Corp | 搬送車におけるリトラクタブル装置 |
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US10239544B1 (en) * | 2015-09-10 | 2019-03-26 | 888 Brands LLC | Guided delivery vehicle |
-
2019
- 2019-04-09 JP JP2019074410A patent/JP7135981B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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