JP2020170811A - 点火コイル装置 - Google Patents

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正和 徳井
Masakazu Tokui
正和 徳井
拓志 西村
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拓志 西村
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Abstract

【課題】簡易な構造でリードと高圧端子との接触不良が防止された、点火コイル装置を提供する。【解決手段】内燃機関用の点火コイル装置2は、一次コイル32及び二次コイル34を備えるコイルアセンブリ6、二次コイル34と電気的に接続されているリード10、リード10と電気的に接続されている高圧端子12、及びコイルアセンブリ6とリード10と高圧端子12とを収容するケース4を備える。高圧端子12は、凹陥した形状の接触面48を備えている。リード10は、接触面48と接触する。【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の点火コイル装置に関する。
典型的な点火コイル装置は、高電圧を発するコイルアセンブリと、この高電圧が伝達されるリード、高圧端子及び抵抗器とを含む。リードは、コイルアセンブリの出力端子から延び、高圧端子の一端と接続する。抵抗器の一端は高圧端子と接続し、もう一端は内燃機関の燃焼室内に設置された点火プラグに繋がる。コイルアセンブリからの高電圧は、これらを介して、点火プラグに印加される。この電圧印加により点火プラグから放電による火花が発せられ、内燃機関の燃料に点火される。抵抗器は、点火プラグでの放電の際に発生する電気ノイズ(伝導ノイズ・放射ノイズ)が、制御装置等の周囲の回路に伝達するのを防止している。点火コイル装置についての検討が、特開2017−98462公報に開示されている。
特開2017−98462公報
上記のとおり、コイルアセンブリからの高電圧は、リードから高圧端子に伝達される。リードと高圧端子との接触が十分でないと、点火プラグでの放電の不良の要因となりうる。リードと高圧端子との接触が十分でないと、抵抗器の電気ノイズの防止機能が十分に働かないおそれがある。簡易な構造で、リードと高圧端子との接触不良を防止することが重要となる。
本発明の目的は、簡易な構造でリードと高圧端子との接触不良が防止された、点火コイル装置の提供にある。
本発明に係る内燃機関用の点火コイル装置は、一次コイル及び二次コイルを備えるコイルアセンブリ、前記二次コイルと電気的に接続されているリード、前記リードと電気的に接続されている高圧端子、並びに前記コイルアセンブリと前記リードと前記高圧端子とを収容するケースを備える。前記高圧端子は、凹陥した形状の接触面を備えている。前記リードは、前記接触面と接触する。
好ましくは、この点火コイル装置は抵抗器をさらに備えており、この抵抗器が前記高圧端子を介して前記コイルアセンブリと電気的に接続されている。
好ましくは、前記接触面は平面状の底面を備えており、前記リードは前記底面と接触している。
好ましくは、前記接触面はテーパー状を呈する底面を備えており、前記リードは前記底面と接触している。
好ましくは、前記接触面は側面を備えており、前記リードは前記側面と接触している。
好ましくは、前記リードは屈曲部を備えており、この屈曲部が前記接触面と接触している。
好ましくは、前記リードは、少なくとも2箇所で前記接触面と接触している。
好ましくは、前記高圧端子は、前記接触面を備える柱部と、この柱部の前記接触面側の端に位置する鍔部とを備えている。
好ましくは、前記ケースは、前記コイルアセンブリ及びリードを収容する胴部と、この胴部から突出した筒状のタワー部とを備えており、前記高圧端子は、前記胴部の内部空間と、前記タワー部の内部空間との間において、これらの内部空間を隔てている。
本発明に係る点火コイル装置では、高圧端子は凹陥した形状の接触面を備えており、リードはこの接触面と接触している。接触面が凹陥した形状であるため、リードは接触面から外れにくい。この点火コイル装置では、リードが接触面から外れることが防止されている。しかもこの構造は、簡易である。この点火コイル装置では、簡易な構造でリードと高圧端子との接触不良が防止されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る点火コイル装置が示された斜視図である。 図2は、図1の点火コイル装置のII−II線に沿った断面図である。 図3は、図2の一部が示された拡大断面図である。 図4(a)は本発明の他の実施形態に係る点火コイル装置のリードと高圧端子との接触の状態が示された断面図であり、図4(b)は本発明のさらに他の実施形態に係る点火コイル装置のリードと高圧端子との接触の状態が示された断面図である。 図5(a)、(b)及び(c)は、それぞれ本発明のさらに他の実施形態に係る高圧端子が示された断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1に、本発明の一実施形態に係る点火コイル装置2が示されている。図2は、図1の点火コイル装置2のII−II線に沿った断面図である。図3には、図2の一部が拡大されて示されている。図1−3において、矢印Xはこの点火コイル装置2の前方を表す。この逆が後方である。矢印Yはこの点火コイル装置2の右方向を表す。この逆が左方向である。矢印Zはこの点火コイル装置2の上方向を表す。この逆が下方向である。この点火コイル装置2は、内燃機関用である。この点火コイル装置2は、ケース4、コイルアセンブリ6、イグナイタ8、リード10、高圧端子12、抵抗器14及び充填体16を備える。
ケース4は、点火コイル装置2の外郭を形成する。ケース4は、上面が開口している。ケース4の内部には、コイルアセンブリ6、イグナイタ8、リード10、高圧端子12、抵抗器14及び充填体16が収容されている。ケース4は、樹脂からなる。ケース4の好ましい材質として、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)及びPET(ポリエチレンテレフタレート)が例示される。ケース4は、胴部18、コネクタ部20、フランジ部22、及びタワー部24を備えている。
図1に示される通り、胴部18は上面が開口した箱状を呈している。胴部18は内部空間19を有しており、この内部空間19に、コイルアセンブリ6、イグナイタ8及びリード10が収容されている。
コネクタ部20は、胴部18から前方に突出している。コネクタ部20は筒状を呈しており、内側にコネクタ端子26が設けられている。点火コイル装置2が車両に装着されたとき、コネクタ端子26は車の制御装置(ECU)に接続される。
フランジ部22は、胴部18から後方に突出している。フランジ部22には、上下に貫通する孔28が設けられている。図示されないが、ボルトをこの孔28と内燃機関に設けられた孔に通すことにより、点火コイル装置2は内燃機関に固定される。
タワー部24は、胴部18から下方向に突出している。図3には、タワー部24の近辺が拡大されて示されている。図で示されるように、タワー部24は、胴部18から下側に向けて延びる筒状を呈している。タワー部24は、内部空間25を有している。
図2に示されるように、コイルアセンブリ6は、ケース4の胴部18に収容されている。コイルアセンブリ6は、鉄心30、一次コイル32、二次コイル34及び出力端子36を備える。鉄心30の外周に一次コイル32が巻かれ、さらにその外側に二次コイル34が巻かれている。二次コイル34のワイヤの巻き数は、一次コイル32のワイヤの巻き数より大幅に大きい。例えば、一次コイル32のワイヤの巻き数は100回程度であり、二次コイル34のワイヤの巻き数は8000回から15000回である。これにより、一次コイル32の電流を変化させることで、二次コイル34に高電圧が発生する。例えば、二次コイル34では数十kVの電圧が発生する。コイルアセンブリ6の出力端子36からは、この高電圧が出力される。
図2に示されるように、イグナイタ8は、ケース4の胴部18に収容される。イグナイタ8は、コイルアセンブリ6の前方に位置する。イグナイタ8は、コイルアセンブリ6の一次コイル32の電流の導通及び切断を制御するスイッチである。
リード10は、ケース4の胴部18に収容されている。リード10は、コイルアセンブリ6の出力端子36から、高圧端子12まで延びている。リード10は、コイルアセンブリ6の出力端子36と電気的に接続し、高圧端子12とも電気的に接続している。図3で示されるように、リード10の高圧端子12側の部分は、屈曲している。すなわち、リード10は屈曲部38を備える。リード10の、屈曲部38よりコイルアセンブリ6側の部分は、第一部40と称される。リード10の、屈曲部38より先端側の部分は、第二部42と称される。リード10は、導電性に優れた金属よりなる。
高圧端子12は、胴部18とタワー部24の境界に位置している。図3に示されるように、高圧端子12は、柱部44と鍔部46とを備える。この実施形態では、柱部44は円柱状である。鍔部46は、柱部44のコイルアセンブリ6側の端において、柱部44の外周から突出している。鍔部46は、環状である。図3に示されるように、柱部44は、胴部18側からタワー部24の内部空間25に嵌め込まれている。柱部44のコイルアセンブリ6側の端、及び鍔部46は、胴部18の内部空間19に露出している。柱部44のコイルアセンブリ6側と反対側の端は、タワー部24の内部空間25に露出している。高圧端子12は、胴部18の内部空間19とタワー部24の内部空間25とを隔てている。
図3に示されるように、高圧端子12は、凹陥した形状の接触面48を備えている。接触面48は、柱部44の、コイルアセンブリ6側の面に設けられている。図3で示されるように、この実施形態では、この断面において、接触面48は矩形状である。すなわち、この接触面48は、平面状の底面50と、この平面の端から上方に延びる側面52とを備えている。図示されないが、この接触面48の平面形状は、円状である。接触面48の平面形状は、矩形状でもよい。接触面48の平面形状は、その他の多角形状でもよい。
図3に示されるように、リード10は、接触面48と接触している。この実施形態では、リード10の屈曲部38が、接触面48の底面50と接触している。リード10の第一部40が、接触面48の側面52の端と接触している。リード10は、2箇所で接触面48と接触している。
抵抗器14は、タワー部24の内部空間25に位置している。抵抗器14は棒状である。この実施形態では、抵抗器14は円柱状である。抵抗器14は、上部54、中央部56及び下部58を備えている。上部54と下部58の外径は、中央部56の外径よりやや大きい。抵抗器14の上部54の端面は、高圧端子12と接触している。抵抗器14は、高圧端子12を介して、コイルアセンブリ6と電気的に接続している。図示されないが、点火コイル装置2が内燃機関に装着されたとき、抵抗器14の下部58の端面はスプリングと接触し、このスプリングの先が点火プラグと接続している。この抵抗器14は、点火プラグでの放電による電気ノイズ(伝導ノイズ・放射ノイズ)を抑えるのに、適切な電気抵抗値及びインダクタンス値を有している。
充填体16は、胴部18の内部空間19に位置している。充填体16は、ケース4にコイルアセンブリ6、イグナイタ8、高圧端子12を収容した状態で、胴部18の内部空間19に生じる隙間を埋める。典型的には、充填体16は熱硬化性樹脂からなる。
この点火コイル装置2の動作は以下の通りである。車の制御装置からの制御信号がコネクタ端子26を介して、イグナイタ8に送られる。制御信号に従って、イグナイタ8は一次コイル32の電流を導通させ又は切断する。一次コイル32の電流の変化により、二次コイル34に高電圧が発生する。二次コイル34で発生した高電圧は、コイルアセンブリ6の出力端子36からリード10及び高圧端子12を介して抵抗器14に印加され、さらに抵抗器14から点火プラグに印加される。点火プラグから火花が発せられて、燃料に点火される。
以下、本発明の作用効果が説明される。
本発明に係る点火コイル装置2では、高圧端子12は凹陥した形状の接触面48を備えており、リード10はこの接触面48と接触している。接触面48が凹陥した形状であるため、リード10は接触面48から外れにくい。この点火コイル装置2では、リード10が接触面48から外れることが防止されている。この点火コイル装置2では、リード10と高圧端子12との接触不良が防止されている。
この点火コイル装置2では、接触面48を凹陥した形状とすることで、リード10と高圧端子12との接触不良を防止している。この構造は簡易である。この点火コイル装置2では、簡易な構造でリード10と高圧端子12との接触不良が防止されている。
図3で示されるように、リード10は、接触面48の底面50と接触するのが好ましい。このリード10は、凹陥した形状の接触面48の、深い位置まで入り込んでいる。このリード10は、接触面48から外れることが防止されている。この点火コイル装置2では、リード10と高圧端子12との接触不良が防止されている。
図3で示されるように、リード10は、接触面48の側面52と接触するのが好ましい。リード10が側面52と接触することで、リード10の動きを抑えることができる。このリード10は、接触面48から外れることが防止されている。この点火コイル装置2では、リード10と高圧端子12との接触不良が防止されている。
図3で示されるように、リード10は、少なくとも2箇所で接触面48と接触するのが好ましい。このようにすることで、より効果的にリード10の動きが抑えられる。このリード10は、接触面48から外れることが防止されている。この点火コイル装置2では、リード10と高圧端子12との接触不良が防止されている。さらにこのようにすることで、リード10と高圧端子12との接触面積を大きくできる。リード10と高圧端子12との接触抵抗が低減できる。これにより、抵抗器14の電気ノイズの防止機能の低下が防止される。この点火コイル装置2では、点火プラグでの放電による電気ノイズが効果的に抑えられている。
図3で示されるように、リード10は屈曲部38を備え、この屈曲部38が底面50と接触するのが好ましい。リード10が屈曲部38を備えることで、リード10には、コイルアセンブリ6側の部分である第一部40と、先端側の部分である第二部42とが形成される。屈曲部38が接触面48の深い位置まで入り込むことで、第一部40又は第二部42も接触面48と接触させることができる。このリード10は、複数箇所で接触面48と接触しうる。このリード10は、接触面48から外れることが防止されている。この点火コイル装置2では、リード10と高圧端子12との接触不良が防止されている。さらにこのようにすることで、リード10と高圧端子12との接触面積を大きくできる。リード10と高圧端子12との接触抵抗が低減できる。
図3で示されるように、高圧端子12は、柱部44と鍔部46とを備えるのが好ましい。柱部44を胴部18側からタワー部24に嵌め込み、鍔部46を胴部18の内部空間19に位置させることで、この高圧端子12は、ケース4に堅固に固定される。これは、点火コイル装置2の信頼性に寄与する。
図4(a)に、本発明の他の実施形態に係る点火コイル装置の、リード60と高圧端子62の接触面64との接触の状態が示されている。この実施形態では、リード60の屈曲部66が接触面64の底面68と接触し、リード60の第二部72が接触面64の側面70の端と接触している。リード60は、2箇所で接触面64と接触している。このようにすることで、リード60の動きが抑えられる。このリード60は、接触面64から外れることが防止されている。この点火コイル装置では、リード60と高圧端子62との接触不良が防止されている。さらにこのようにすることで、リード60と高圧端子62との接触面積を大きくできる。リード60と高圧端子62との接触抵抗が、低減できる。
図4(b)に、本発明のさらに他の実施形態に係る点火コイル装置の、リード80と高圧端子82の接触面84との接触の状態が示されている。この実施形態では、リード80の屈曲部86が接触面84の底面88と接触し、リード80の第一部90及び第二部92が、それぞれ接触面84の側面89の端と接触している。リード80は、3箇所で接触面84と接触している。このようにすることで、さらに効果的にリード80の動きが抑えられる。このリード80は、接触面84から外れることが防止されている。この点火コイル装置では、リード80と高圧端子82との接触不良が防止されている。さらにこのようにすることで、リード80と高圧端子82との接触面積をさらに大きくできる。リード80と高圧端子82との接触抵抗が、さらに低減できる。
図5(a)に、本発明のさらに他の実施形態に係る点火コイル装置の高圧端子100が示されている。この実施形態では、接触面102の底面104は、コイルアセンブリ側と反対方向に突出するテーパー状を呈している。底面104のコイルアセンブリ側の端は、柱部106のコイルアセンブリ側の端まで延びている。すなわち、この接触面102は側面を備えない。この点火コイル装置では、接触面102がテーパー状を呈しているため、リードが接触面102から外れることが防止されている。この点火コイル装置では、リードと高圧端子100との接触不良が防止されている。
図示されないが、図5(a)で示された断面において、屈曲部、第一部及び第二部で構成されるリードの屈曲した部分の形状が、上記テーパー状の底面104の形状と対応しているのが好ましい。これにより、第一部及び第二部のそれぞれが、底面104と「線」で接触しうる。このようにすることで、このリードが接触面84から外れることが、さらに効果的に防止されている。このようにすることで、リードと高圧端子100との接触面積をさらに大きくできる。リードと高圧端子100との接触抵抗が、さらに低減できる。
図5(b)に、本発明のさらに他の実施形態に係る点火コイル装置の高圧端子110が示されている。この実施形態では、接触面112は、底面114と側面116とを備える。底面114は、コイルアセンブリ側と反対方向に突出するテーパー状を呈している。接触面112が側面116を備え、さらに底面114がテーパー状を呈しているため、リードが接触面112から外れることがより効果的に防止されている。この点火コイル装置では、リードと高圧端子110との接触不良が防止されている。
図示されないが、リードが複数の屈曲部を有し、これにより、図5(b)で示された断面において、リードの屈曲した部分の形状が、接触面112の形状と対応しているのが好ましい。これにより、リードが、接触面112と「線」で接触しうる。このようにすることで、このリードが接触面84から外れることが、さらに効果的に防止されている。このようにすることで、リードと高圧端子110との接触面積をさらに大きくできる。リードと高圧端子110との接触抵抗が、さらに低減できる。
図5(c)に、本発明のさらに他の実施形態に係る点火コイル装置の高圧端子120が示されている。この実施形態では、この断面において、接触面122は台形状である。接触面122は、底面124と側面126とを備える。底面124は、平面状である。側面126は、その底面124側の端からコイルアセンブリ側の端に向けて、この柱部128の外周面方向に傾斜している。この接触面122の形状により、リードが接触面122から外れることが防止されている。この点火コイル装置では、リードと高圧端子120との接触不良が防止されている。
接触面の形状は、上記の実施例で示された形状に限られない。例えば図5で示された高圧端子の断面において、接触面が円弧状であってもよい。接触面が多角形状であってもよい。
以上説明されたとおり、本発明によれば、簡易な構造でリードと高圧端子との接触不良が防止された、点火コイル装置が得られる。このことから、本発明の優位性は明らかである。
以上説明された点火コイル装置は、種々の内燃機関に使用される。
2・・・点火コイル装置
4・・・ケース
6・・・コイルアセンブリ
10、60、80・・・リード
12、62、82、100、110、120・・・高圧端子
14・・・抵抗器
16・・・充填体
18・・・胴部
20・・・コネクタ部
22・・・フランジ部
24・・・タワー部
26・・・コネクタ端子
30・・・鉄心
32・・・一次コイル
34・・・二次コイル
36・・・出力端子
38、66、86・・・屈曲部
40、72、90・・・第一部
40、92・・・第二部
44、126・・・柱部
46・・・鍔部
48、64、84、102、112、122・・・接触面
50、68、88、104、114、124・・・底面
52、70、89、116、126・・・側面

Claims (9)

  1. 一次コイル及び二次コイルを備えるコイルアセンブリ、前記二次コイルと電気的に接続されているリード、前記リードと電気的に接続されている高圧端子、並びに前記コイルアセンブリと前記リードと前記高圧端子とを収容するケースを備えており、
    前記高圧端子が、凹陥した形状の接触面を備えており、
    前記リードが、前記接触面と接触する、内燃機関用の点火コイル装置。
  2. 抵抗器をさらに備えており、この抵抗器が前記高圧端子を介して前記コイルアセンブリと電気的に接続されている、請求項1に記載の点火コイル装置。
  3. 前記接触面が、平面状の底面を備えており、
    前記リードが、前記底面と接触している、請求項1又は2に記載の点火コイル装置。
  4. 前記接触面が、テーパー状を呈する底面を備えており、
    前記リードが、前記底面と接触している、請求項1又は2に記載の点火コイル装置。
  5. 前記接触面が側面を備えており、
    前記リードが、前記側面と接触している、請求項1から4のいずれかに記載の点火コイル装置。
  6. 前記リードが屈曲部を備えており、
    この屈曲部が前記接触面と接触している、請求項1から5のいずれかに記載の点火コイル装置。
  7. 前記リードが、少なくとも2箇所で前記接触面と接触している、請求項1から6のいずれかに記載の点火コイル装置。
  8. 前記高圧端子が、前記接触面を備える柱部と、この柱部の前記接触面側の端に位置する鍔部とを備えている請求項1から7のいずれかに記載の点火コイル装置。
  9. 前記ケースが、前記コイルアセンブリ及び前記リードを収容する胴部と、この胴部から突出した筒状のタワー部とを備えており、
    前記高圧端子が、前記胴部の内部空間と、前記タワー部の内部空間との間において、これらの内部空間を隔てている、請求項1から8のいずれかに記載の点火コイル装置。
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