JP2007187104A - 内燃機関用点火コイル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】構成を簡単にでき、組み立てにおいて工数の低減が図れる内燃機関用点火コイル装置の提供。
【解決手段】点火コイル部と、この点火コイル部からの高電圧を通電部を介して通電させる点火プラグとを備え、
前記通電部は、少なくとも、電気的に接続された点火コイル部側の第1スプリングと、雑防抵抗と、点火プラグ側の第2スプリングとが絶縁パイプ内に配置されて構成され、
前記雑防抵抗と第2スプリングとの間に前記絶縁パイプに固定して配置される接続部材が介在され、
この接続部材は、その雑防抵抗側の端部にあって該雑防抵抗の一方の電極を当接させて圧入させる第1凹陥部と、その第2スプリング側の端部にあって該第2スプリングの一端を収納させる第2凹陥部が形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】点火コイル部と、この点火コイル部からの高電圧を通電部を介して通電させる点火プラグとを備え、
前記通電部は、少なくとも、電気的に接続された点火コイル部側の第1スプリングと、雑防抵抗と、点火プラグ側の第2スプリングとが絶縁パイプ内に配置されて構成され、
前記雑防抵抗と第2スプリングとの間に前記絶縁パイプに固定して配置される接続部材が介在され、
この接続部材は、その雑防抵抗側の端部にあって該雑防抵抗の一方の電極を当接させて圧入させる第1凹陥部と、その第2スプリング側の端部にあって該第2スプリングの一端を収納させる第2凹陥部が形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は内燃機関用点火コイル装置に係り、特に、その点火コイル部からの高電圧を点火プラグに通電させるためのスプリングおよび雑防抵抗等を含む通電部に改良がなされた内燃機関用点火コイル装置に関する。
エンジンのシリンダヘッド部に取り付けられる内燃機関用点火コイル装置は、その点火コイル部の二次コイル側で発生した高電圧を、たとえば、高圧端部、第1スプリング、雑防抵抗、第2スプリング等からなる通電部を介して、点火プラグにまで通電させ、前記点火プラグのうち燃焼室内に配置されている一方の電極に前記高電圧を印加させ、前記シリンダヘッド部を通して接地された他方の電極との間に放電を生じさせるように構成されている。
そして、前記雑防抵抗は、ラジオノイズ抑制用抵抗とも称される抵抗であるが、その両端側にそれぞれ配置される第1スプリングおよび第2スプリングの圧縮にともなう弾性力で信頼性ある接続がなされるように配置されている。
この場合、これら第1スプリング、雑防抵抗、第2スプリングは絶縁パイプ内においてそれらの中心軸をほぼ一致させて配置され、前記雑防抵抗は前記絶縁パイプに対して固定されて取り付けられている。
このため、前記雑防抵抗は、抵抗接続端子とこの抵抗接続端子とは別体として構成されるスプリング保持用端子を介して、第2スプリングとの信頼性ある電気的接続を図っている。
ここで、前記抵抗接続端子は、その一部が絶縁パイプの内周面の突起部によって形成される比較的径の小さな孔に挿入されて位置決めがなされ、前記雑防抵抗の一方の電極が形成された端部を該電極と当接して挿入できる形状で構成されたものとなっている。また、前記スプリング保持用端子は、第2スプリングの前記雑防抵抗側の端部を挿入でき、絶縁パイプの前記突起部の孔を通して第2スプリングの側に配置される前記抵抗接続端子の一部と接続できる形状で構成されたものとなっている。
このような構成からなる内燃機関用点火コイル装置はたとえば下記特許文献1に開示されている。
特開2004−47841号公報
しかし、上述した内燃機関用点火コイル装置は、その雑防抵抗と第2スプリングとの信頼性ある電気的接続を図るのに、抵抗接続端子とスプリング保持用端子からなる2つの部材を必要としたものである。
このことは、構成の複雑化を招くとともに、組み立ての際においても工数の低減化に制限が付されるものとなり、その改良が望まれるに至っている。
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、その目的は、構成を簡単にでき、組み立てにおいて工数の低減が図れる内燃機関用点火コイル装置を提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
(1)本発明による内燃機関用点火コイル装置は、点火コイル部と、この点火コイル部からの高電圧を通電部を介して通電させる点火プラグとを備え、
前記通電部は、少なくとも、電気的に接続された点火コイル部側の第1スプリングと、雑防抵抗と、点火プラグ側の第2スプリングとが絶縁パイプ内に配置されて構成され、
前記雑防抵抗と第2スプリングとの間に前記絶縁パイプに固定して配置される接続部材が介在され、
この接続部材は、その雑防抵抗側の端部にあって該雑防抵抗の一方の電極を当接させて圧入させる第1凹陥部と、その第2スプリング側の端部にあって該第2スプリングの一端を収納させる第2凹陥部が形成されていることを特徴とする。
前記通電部は、少なくとも、電気的に接続された点火コイル部側の第1スプリングと、雑防抵抗と、点火プラグ側の第2スプリングとが絶縁パイプ内に配置されて構成され、
前記雑防抵抗と第2スプリングとの間に前記絶縁パイプに固定して配置される接続部材が介在され、
この接続部材は、その雑防抵抗側の端部にあって該雑防抵抗の一方の電極を当接させて圧入させる第1凹陥部と、その第2スプリング側の端部にあって該第2スプリングの一端を収納させる第2凹陥部が形成されていることを特徴とする。
(2)本発明による内燃機関用点火コイル装置は、(1)の構成を前提とし、前記接続部材の第1凹陥部の周辺に形成される筒体に、該第1凹陥部の深さ方向に延在するスリットが形成されていることを特徴とする。
(3)本発明による内燃機関用点火コイル装置は、(1)の構成を前提とし、前記接続部材の第2凹陥部の底の部分における内周面に溝が形成され、この溝内に第2スプリングの端部が係止されていることを特徴とする。
(4)本発明による内燃機関用点火コイル装置は、(1)の構成を前提とし、前記接続部材は、その一部が前記絶縁パイプの内周面の突起部によって径が小さく形成される孔に圧入されていることを特徴とする。
なお、本発明は以上の構成に限定されず、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上述のように構成された内燃機関用点火コイル装置は、雑防抵抗と第2スプリングとの接続にあって、物理的に一個の部材で構成された接続部材によってなされており、構成を簡単にでき、組み立てにおいて工数の低減が図れるようになる。
以下、本発明による内燃機関用点火コイル装置の実施例を図面を用いて説明する。
図1は、本発明による内燃機関用点火コイル装置の一実施例を示す構成図で、一部において断面図で示している。
まず、内燃機関用点火コイル装置10は、その一端側に備えられた点火コイル部IGCと、他端側の先端に備えられた点火プラグ部IGPと、雑防抵抗22を備え前記点火コイル部IGCからの高電圧を前記点火プラグ部IGPに導く通電部IGDとを有して構成されている。
そして、該内燃機関用点火コイル装置10は、エンジンのシリンダヘッド部40において、シリンダ内の燃焼室42に通じる孔44内に前記点火プラグ部IGPおよび通電部IGDを挿入させることによって、取り付けられている。
さらに、該内燃機関用点火コイル装置10は、たとえばその点火コイル部IGCの部分においてボルト12を用いてシリンダヘッド部40に固定され、この状態で前記点火プラグ部IGPの電極TMは前記燃焼室42内に配置されるようになっている。
前記点火コイル部IGCは、図示していないが、たとえば、一次コイルと二次コイルをそれぞれ巻回し同心状に配設した一次コイルボビンと二次コイルボビンと、該一次コイルボビンの内周および二次コイルボビンの外周を通って磁路を形成する鉄心部を有し、これらは絶縁ケース14に収納されて構成されている。
前記通電部IGDは、前記点火コイル部IGCの二次コイル側からの高電圧が印加される高圧端部16と、この高圧端部16に接続される第1スプリング18と、この第1スプリング18に取り付けられ後述の雑防抵抗22の一端側の電極22aとの接続が図られる接続端子20と、この接続端子20に接続される電極22aを一端側に有し他端側に他の電極22bを有するセラミック材からなる雑防抵抗22と、この雑防抵抗22の他端側の他の電極22bに接続される接続部材24と、この接続部材24に一端が接続され他端が前記点火プラグ36のターミナル28に接続される第2スプリング26とを備えている。
なお、これら高圧端部16、第1スプリング18、雑防抵抗22、接続部材24、および第2スプリング26のそれぞれの上述した接続は、それらの軸方向における前記第1スプリング18および第2スプリング26の圧縮による弾性力によって機械的および電気的な接続が図れるようになっている。
また、これら高圧端部16、第1スプリング18、接続端子20、雑防抵抗22、接続部材24、および第2スプリング26は、中心軸をほぼ同じにして点火コイル部IGCの側から点火プラグ部IGPの側にかけて配置される第1絶縁パイプ30、第2絶縁パイプ32、第3絶縁パイプ34内に配置されている。
ここで、第1絶縁パイプ30は点火コイル部IGCに固定され、第3絶縁パイプ34はその一端が第2絶縁パイプ32を介して前記第1絶縁パイプ30に接続されている。また、第3絶縁パイプ34の他端は点火プラグ36の周囲に固定された第4絶縁パイプ38に係止されるようになっている。また、前記接続部材24は後に詳述する圧入によって第3絶縁パイプ34に対して固定されて配置さるている。
このように構成される内燃機関用点火コイル装置10において、点火コイル部IGCの二次コイル側で発生した高電圧は、前記高圧端部16、第1スプリング18、接続端子20、雑防抵抗22、接続部材24、および第2スプリング26、点火プラグ36のターミナル28、点火プラグ36の中心電極TM1にまで通電され、この中心電極TM1と近接して対向配置されシリンダヘッド部40を通じて接地された接地電極TM2との間に放電がなされるようになっている。
また、このような構成において、前記雑防抵抗22と第2スプリング26との間に配置される接続部材24を、図1(b)において拡大して示し、さらにその構成について詳細に説明をする。
たとえばアルミニュウムによって形成される前記接続部材24は、図1(b)に示すように、前記雑防抵抗22および第2スプリング26の各中心軸とほぼ同一の中心軸を有する回転対称部材から構成されている。
そして、この接続部材24の前記雑防抵抗22と対向する側の端部には第1凹陥部24d1が形成されている。この第1凹陥部24d1は前記雑防抵抗22の該接続部材24側の端部を挿入させるようになっており、この挿入によって該接続部材24と前記雑防抵抗22の一方の電極22bとの電気的接続を図らんとするものとなっている。このため、前記第1凹陥部24d1は前記中心軸方向から観た形状がたとえば円形となっており、この第1凹陥部24d1を囲んで形成される部分は第1円筒体24p1として構成されるようになっている。
さらに、この第1円筒体24p1は、図2に示すように、前記中心軸に平行な方向(第1凹陥部24d1の深さ方向)に延在されたスリットSLが形成され、このスリットSLは前記第1円筒体24p1の円周辺を均等にたとえば4分割するようにして4個設けられている。このスリットSLによって前記第1円筒体24p1は内側に指向する弾性力を保持したまま外方に広がり易くなることから、前記雑防抵抗22を該第1円筒体24p1内に挿入し易く構成できることになる。なお、この第1円筒体24p1に形成したスリットSLについて、後にさらに詳述する。
また、図1(b)に示すように、前記接続部材24の前記第2スプリング26と対向する側の端部には第2凹陥部24d2が形成されている。この第2凹陥部24d2は前記第2スプリング26の一端部を挿入(収納)させるようになっており、この収納によって該接続部材24と前記第2スプリング26との電気的接続を図らんとするものとなっている。このため、第2凹陥部24d2は、第1凹陥部24d1と同様に、前記中心軸方向から観た形状がたとえば円形となっており、この第2凹陥部24d2を囲んで形成される部分は第2円筒体24p2として構成されるようになっている。
さらに、前記第2凹陥部24d2は、その底の部分において、他の部分よりも若干径を大きくするようにして形成されている。換言すれば、前記第2凹陥部の底の部分における内周面に溝24gを有するように構成されている。
この溝24gは、前記第2スプリング26を接続部材24の第2凹陥部24d2に挿入させた場合に該第2スプリング26の端部が該溝24gの内部に係止され、第2スプリング26の接続部材24からの離脱を阻止する機能を有するようになっている。
なお、前記接続部材24は、その第1円筒体24p1と第2円筒体24p2の境部に相当する個所において最も径の大きな部分となっており、前記第1円筒体24p1の外径はそれより小さく形成されている。このため、該接続部材24には、この径の相違によって形成される第1段差部24n1を有するようになっている。また、前記接続部材24は、その第1円筒体24p1と第2円筒体24p2の境部に相当する個所より第2円筒体24p2の外径が小さく形成され、該接続部材24には、この径の相違によって形成される第2段差部24n2を有するようになっている。そして、第1円筒体24p1の外径は第2円筒体24p2の外径よりも小さく形成されている。これら第1段差部24n1および第2段差部24n2は、該接続部材24を前記第3絶縁パイプ34に圧入によって装着させる際に有効に機能するようになっている。該接続部材24の第3絶縁パイプ34への装着と、この際の前記第1段差部24n1と第2段差部24n2の機能については後述する。
上述したように、前記接続部材24は、その雑防抵抗22が挿入される側の第1凹陥部24d1にスリットが設けられた構成となっている。
ここで、図3は、上述した構成の接続部材24において、たとえばスリットSLの長さLをたとえば4.8mmに設定し、そのスリットSLを1個設けた場合、周方向に等間隔に2個設けた場合、同様に3個設けた場合、同様に4個設けた場合のそれぞれにおいて、前記スリットSLの幅W(mm)との関係で、雑防抵抗22の接続部材24への圧入荷重(N)を算出したグラフである。このグラフにおいて、その横軸にはスリットSLの幅Wを、縦軸には圧入加重をとっている。
このグラフから明らかとなるように、雑防抵抗22の接続部材24への圧入荷重は、スリットSLの個数を増やすことにより小さくできることが判明し、またスリットSLの幅Wを大きくすることによっても小さくできることが判明する。
そして、このことは、雑防抵抗22の接続部材24への圧入加重を所定の値に設定したい場合において、このグラフからスリットSLの数およびスリットSLの幅Wを決定することができ、そのような数および幅のスリットSLを有する接続部材24を構成することができるようになる。
雑防抵抗22を接続部材24に挿入する際に、該雑防抵抗22に過剰な印加応力が働いた場合、該雑防抵抗22のセラミックに割れ等が生じることから、予め、圧入荷重がどのくらいの値で生じることが判明しておれば、部品の信頼性確保上有利となる。このような観点から、接続部材24がたとえばアルミの場合、一例として、スリットSLの数を3個、スリットSLの幅を1.5mm、スリットSLの長さを4.8mmに設定することで、理想的な圧入荷重を得ることができる。
また、この図3に示すグラフは各スリットSLの長さをたとえば4.8mmとして一定としたものであるが、たとえばスリットSLの数を特定して該スリットSLの長さLを可変させることにより雑防抵抗22の接続部材24への圧入加重を算出し、この算出結果に基づいて接続部材24を構成するようにしてもよいことはいうまでもない。
なお、前記接続部材24は、図2に示すように、その第1円筒体24p1の先端面において、外側面側から内側面側に傾斜を有するテーパ部24tpが形成されている。このようにすることによって、第1円筒体24p1に囲まれる第1凹陥部24d1の入り口における内径を大きくすることができることから、雑防抵抗22の挿入において該雑防抵抗22を第1凹陥部24d1内に導き易くなるという効果を奏する。
図4は、前記接続部材24の第3絶縁パイプ34内の所定の位置に固定させるための取り付け方法を示した説明図である。
前記接続部材24の第3絶縁パイプ34への固定は、該第3絶縁パイプ34の内側面の一部において周方向に設けられた突起部34pr内に該接続部材24を圧入させることによって行っている。
すなわち、第3絶縁パイプ34にはその内側面において周方向に沿って形成された突起部材34prが形成され、この突起部材34prによって形成される内径は前記接続部材24の第2円筒体24p2の外径よりも若干小さく構成されている。
前記接続部材24は、その第2円筒体24p2側から第3絶縁パイプ34内に挿入され、その際に、治具50を用いることによって、前記突起部材34prの個所にまで導かれるとともに、接続部材34の第2円筒体24p2が該突起部材34pr内に圧入され、かつ固定される。
前記治具50は少なくとも接続部材34側の端部において該接続部材34の第1円筒体24p1を内包する筒体として構成され、該端部の端面は接続部材24の第1段差部24n1に当接するようになっている。
このことから、接続部材24を構成する各部のうち第1円筒体24p1を最小の径とすることにより、この部分において第3絶縁パイプ34の内側面との間に比較的大きな間隙を形成でき、この間隙内に前記治具50を配置させるのが容易な構成とすることができる。
第3絶縁パイプ34が第4絶縁パイプ38によってその軸方向の移動が規制されている場合、前記治具50を介して前記接続部材24に加わる力は、該接続部材24が前記突起部材34prの内径を広げる力として利用され、該接続部材24は前記突起部材34pr内に挟持(圧入)されるようになる。
上述した各実施例はそれぞれ単独に、あるいは組み合わせて用いても良い。それぞれの実施例での効果を単独であるいは相乗して奏することができるからである。
IGC……点火コイル部、IGP……点火プラグ部、IGS……通電部、TM1……中心電極、TM2……接地電極、10……内燃機関用点火コイル装置、12……ボルト、14……絶縁ケース、16……高圧端部、18……第1スプリング、20……接続端子、22……雑防抵抗、24……接続部材、24P1……第1円筒体、24p2……第2円筒体、24n1……第1段差部、24n2……第2段差部、28……ターミナル(点火プラグ36の)、30……第1絶縁パイプ、32……第2絶縁パイプ、34……第3絶縁パイプ、38……第4絶縁パイプ、36……点火プラグ、40……シリンダヘッド部、42……燃焼室、44……孔。
Claims (4)
- 点火コイル部と、この点火コイル部からの高電圧を通電部を介して通電させる点火プラグとを備え、
前記通電部は、少なくとも、電気的に接続された点火コイル部側の第1スプリングと、雑防抵抗と、点火プラグ側の第2スプリングとが絶縁パイプ内に配置されて構成され、
前記雑防抵抗と第2スプリングとの間に前記絶縁パイプに固定して配置される接続部材が介在され、
この接続部材は、その雑防抵抗側の端部にあって該雑防抵抗の一方の電極を当接させて圧入させる第1凹陥部と、その第2スプリング側の端部にあって該第2スプリングの一端を収納させる第2凹陥部が形成されていることを特徴とする内燃機関用点火コイル装置。 - 前記接続部材の第1凹陥部の周辺に形成される筒体に、該第1凹陥部の深さ方向に延在するスリットが形成されていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関用点火コイル装置。
- 前記接続部材の第2凹陥部の底の部分における内周面に溝が形成され、この溝内に第2スプリングの端部が係止されていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関用点火コイル装置。
- 前記接続部材は、その一部が前記絶縁パイプの内周面の突起部によって径が小さく形成される孔に圧入されていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関用点火コイル装置。
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2006
- 2006-01-13 JP JP2006006424A patent/JP2007187104A/ja active Pending
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