JP2020170802A - フォトインタラプタ及び電子部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】リードとベースとの導通不良の発生を抑制すること。【解決手段】フォトインタラプタは、発光素子が接続された発光用リード13と、発光用リード13が接続されるベースとを備える。ベースは、第1〜第5切込部61〜65が形成された発光用差込領域60Aと、発光用差込領域60A内に設けられ、第1〜第5切込部61〜65によって形成された第1〜第4接触片71〜74とを有する。発光用リード13は、発光用差込領域60Aに差し込まれており、第1〜第4接触片71〜74のうちの少なくとも1つの接触片と接触している。【選択図】図7

Description

本開示は、フォトインタラプタ及び電子部品に関する。
フォトインタラプタは、発光素子から受光素子までの光路を遮る物体の有無を検出するセンサとして、多くの電子機器などに用いられている(例えば特許文献1参照)。この種のフォトインタラプタは、発光素子が電気的に接続された発光用リード及び受光素子が電気的に接続された受光用リードが回路基板に実装されて利用される。
特許第3854070号公報
ところで、上記のフォトインタラプタを、例えばワイヤハーネスが接続されるコネクタ部を含むベースユニットに対して発光用リード及び受光用リードを挿入する構成に変更することが考えられる。この構成では、ベースユニットにおけるコネクタ部と各リードとを電気的に接続するベースと、各リードとの接触不良が生じるおそれがある。なお、このような問題は、フォトインタラプタに限られず、リードをベースに差し込むことによって導通を図る構造の電子部品についても同様に発生する。
本開示の目的は、リードとベースとの導通不良の発生を抑制できるフォトインタラプタ及び電子部品を提供することにある。
上記課題を解決するフォトインタラプタは、発光素子又は受光素子の一方の素子が電気的に接続されたリードと、前記リードと接続されるベースと、を備え、前記ベースは、複数の切込部が形成された差込領域と、前記差込領域内に設けられ、前記複数の切込部によって形成された4つ以上の接触片と、を有し、前記リードは、前記差込領域に差し込まれており、前記4つ以上の接触片のうちの少なくとも1つの接触片と接触している。
この構成によれば、リードが差込領域に差し込まれた状態において、リードが差込方向に対して傾いたとしても4つ以上の接触片の少なくとも1つがリードと接触した状態を維持できる。したがって、リードとベースとの導通不良の発生を抑制できる。
上記フォトインタラプタ及び電子部品によれば、リードとベースとの導通不良の発生を抑制できる。
フォトインタラプタの一実施形態を示す分解斜視図。 図1の2−2線の断面図。 フォトインタラプタの発光モジュールの構造を示す模式的な正面図。 図3の4−4線の断面図。 フォトインタラプタのベースユニットのベースを示す模式的な平面図。 (a)はベースの発光用差込領域について、発光モジュールの発光用リード差込部が差し込まれる前の状態の発光用差込領域を示す平面図、(b)は(a)の6b−6b線の断面図。 (a)は発光用リード差込部が発光用差込領域に差し込まれる前の状態における発光用差込領域と発光用リードとの関係を示す模式的な平面図、(b)は発光用リード差込部が発光用差込領域に差し込まれた状態の発光用差込領域及び発光用リードの模式的な底面図。 (a)は図7(b)の8a−8a線の断面図、(b)は図7(b)の8b−8b線の断面図。 比較例の差込領域について、発光用リード差込部が差し込まれる前の状態の差込領域を示す模式的な平面図。 比較例の差込領域に、はんだ塊が形成された発光用リードが差し込まれる過程を示す模式的な断面図。 (a)は本実施形態の発光用差込領域に、はんだ塊が形成された発光用リードが差し込まれた状態の発光用差込領域及び発光用リードの側面図、(b)は(a)の底面図。 変更例のフォトインタラプタについて、(a)〜(c)は発光用リード差込部が発光用差込領域に差し込まれる前の状態における発光用差込領域の模式的な平面図。 変更例のフォトインタラプタについて、(a)〜(c)は発光用リード差込部が発光用差込領域に差し込まれる前の状態における発光用差込領域の模式的な平面図。 変更例のフォトインタラプタを示す分解斜視図。 電子部品を示す分解斜視図。
(実施形態)
以下、フォトインタラプタの実施形態について図面を参照して説明する。以下に示す実施形態は、技術的思想を具体化するための構成や方法を例示するものであり、各構成部品の材質、形状、構造、配置、寸法等を下記のものに限定するものではない。以下の実施形態は、種々の変更を加えることができる。
図1及び図2に示すように、フォトインタラプタ1は、検出ユニット1A及びベースユニット1Bを備える。検出ユニット1Aは、ベースユニット1Bに着脱可能に取り付けられている。検出ユニット1Aは、発光モジュール10、受光モジュール20、及び封止樹脂30を備える。検出ユニット1Aは、所定方向に対向する発光モジュール10及び受光モジュール20を封止樹脂30によって一体化した構成である。すなわち、フォトインタラプタ1は、透過型フォトインタラプタを構成している。検出ユニット1Aは、発光モジュール10から受光モジュール20までの光路において物体X(図2参照)の有無を検出する。ベースユニット1Bは、フォトインタラプタ1が取り付けられる機器への取り付けを容易化するものである。ベースユニット1Bは、機器に着脱可能に取り付けられ、その機器の回路基板と例えばワイヤハーネスを介して電気的に接続される。
以降の説明において、発光モジュール10から受光モジュール20へ進行する検出光の進行方向をフォトインタラプタ1の長さ方向Dxとし、長さ方向Dxと直交する方向のうちの検出ユニット1Aとベースユニット1Bとの配列方向をフォトインタラプタ1の高さ方向Dzとし、長さ方向Dx及び高さ方向Dzに直交する方向をフォトインタラプタ1の幅方向Dwとする。長さ方向Dxは、発光モジュール10と受光モジュール20との配列方向とも言える。図2は、検出ユニット1Aの幅方向Dwの中央において、長さ方向Dx及び高さ方向Dzに沿う平面で検出ユニット1Aを切った断面図である。
図2に示すように、発光モジュール10は、検出光を出射する発光素子11と、発光素子11と電気的に接続された2本の発光用リード12,13と、発光用リード12,13の一部及び発光素子11を封止する発光用透光樹脂14とを備える。
発光素子11は、例えば発光ダイオードが用いられている。一例では、発光素子11は、ヒ化ガリウム(GaAs)赤外発光ダイオードが用いられている。発光素子11は、チップ型であり、実装面にカソード電極が形成され、長さ方向Dxにおいて実装面とは反対側の面にアノード電極パッドが形成されている。
発光用リード12,13は、例えば銅(Cu)又は鉄(Fe)からなる。本実施形態では、発光用リード12,13は銅合金からなる。一例では、発光用リード12,13は、銅合金からなる板金をプレス加工機によって打ち抜くことによって形成されている。発光用リード12,13は、発光用透光樹脂14から高さ方向Dzに突出している。
図3に示すように、発光用リード12は、高さ方向Dzに延びている。発光用リード12は、ダイパッド12a及びリード線12bに区分できる。長さ方向Dxからみて、ダイパッド12aの形状は、高さ方向Dzが長辺方向となり、幅方向Dwが短辺方向となる矩形状である。ダイパッド12aには発光素子11が搭載されている。リード線12bは、ダイパッド12aの幅方向Dwの端部かつ高さ方向Dzの端部から幅方向Dwにおいてダイパッド12aと隣り合うように配置されている。リード線12bは、高さ方向Dzに延びている。発光用リード12は、発光素子11のカソードと電気的に接続されている。なお、図3では、便宜上、発光用透光樹脂14(二点鎖線)の形状を簡略化して示している。
発光用リード13は、高さ方向Dzからみて、発光用リード12のダイパッド12aと重なる位置においてダイパッド12aと高さ方向Dzに間隔をあけて配置されている。発光用リード13は、発光用リード12のリード線12bと幅方向Dwに間隔をあけて配置されている。発光用リード13は、ダイパッド13a及びリード線13bに区分できる。幅方向Dwからみて、ダイパッド13a及びリード線13bは、発光用リード12のリード線12bと重なるように配置されている。ダイパッド13aは、発光用リード12のうちのダイパッド12a側の端部からリード線12bに向けて幅方向Dwに突出している。ダイパッド13aと発光素子11のアノード電極パッドとはワイヤ15によって電気的に接続されている。発光用リード13は、発光素子11のアノードと電気的に接続されている。
図1〜図3に示すように、発光用透光樹脂14は、発光素子11が出射する光を透過可能なエポキシ樹脂又はシリコーン樹脂からなる。発光用透光樹脂14は、発光素子11と、発光用リード12のダイパッド12a及びリード線12bのうちのダイパッド12a側の一部と、発光用リード13のダイパッド13a及びリード線13bのうちのダイパッド13a側の一部とを覆っている。発光用透光樹脂14には、出射部14a(図1及び図2参照)が形成されている。出射部14aは、長さ方向Dxにおいて発光素子11と対向しており、発光素子11からの光を出射させる部分である。図1に示すように、発光用リード12は、発光用透光樹脂14から突出した発光用リード差込部12cを含む。発光用リード差込部12cは、発光用リード12のリード線12bのうちの発光用透光樹脂14から高さ方向Dzに突出した部分である。発光用リード13は、発光用透光樹脂14から突出した発光用リード差込部13cを含む。発光用リード差込部13cは、発光用リード13のリード線13bのうちの発光用透光樹脂14から高さ方向Dzに突出した部分である。
図4に示すように、発光用リード12の発光用リード差込部12c及び発光用リード13の発光用リード差込部13cを長さ方向Dx及び幅方向Dwに沿う平面で切った断面形状はそれぞれ、略四角形状である。各リード差込部12c,13cの長さ方向Dxの寸法は例えば0.2mmであり、幅方向Dwの寸法は例えば0.45mmである。
発光用リード差込部12cは、第1リード側面12sa、第2リード側面12sb、第3リード側面12sc、及び第4リード側面12sdを有する四角柱状に形成されている。一例では、第1リード側面12sa及び第2リード側面12sbは、長さ方向Dxに面する。長さ方向Dxにおいて、第1リード側面12saはダイパッド12aにおいて発光素子11(ともに図3参照)が実装される面と同じ側の面であり、第2リード側面12sbは反対側の面である。第3リード側面12sc及び第4リード側面12sdは、幅方向Dwに面する。幅方向Dwにおいて、第3リード側面12scは発光用リード差込部13cとは反対側の面であり、第4リード側面12sdは発光用リード差込部13c側の面である。
発光用リード差込部13cは、第1リード側面13sa、第2リード側面13sb、第3リード側面13sc、及び第4リード側面13sdを有する四角柱状に形成されている。一例では、第1リード側面13sa及び第2リード側面13sbは、長さ方向Dxに面する。長さ方向Dxにおいて、第1リード側面13saはダイパッド13aにおいてワイヤ15(ともに図3参照)が接続される面と同じ側の面であり、第2リード側面13sbは反対側の面である。第3リード側面13sc及び第4リード側面13sdは、幅方向Dwに面する。幅方向Dwにおいて、第3リード側面13scは発光用リード差込部12c側の面であり、第4リード側面13sdは発光用リード差込部12cとは反対側の面である。
図2に示すように、受光モジュール20は、検出光を受光する受光素子21と、受光素子21と電気的に接続された受光用リード22,23と、受光用リード22,23の一部及び受光素子21を封止する受光用透光樹脂24とを備える。
受光素子21は、例えばフォトトランジスタが用いられている。受光素子21は、チップ型であり、実装面にコレクタ電極が形成され、長さ方向Dxにおいて実装面とは反対側の面にエミッタ電極パッドが形成されている。
受光用リード22,23は、例えば銅又は鉄からなる。本実施形態では、受光用リード22,23は銅合金からなる。一例では、受光用リード22,23は、銅合金からなる板金をプレス加工機によって打ち抜くことによって形成されている。受光用リード22には、受光素子21が搭載されている。受光用リード22は、受光素子21のコレクタと電気的に接続されている。受光素子21のエミッタ電極パッドと受光用リード23とは、ワイヤ25によって電気的に接続されている。受光用リード23は、受光素子21のエミッタと電気的に接続されている。本実施形態では、受光用リード22,23のそれぞれの形状、及び受光用リード22,23の配置は、発光用リード12,13のそれぞれの形状、及び発光用リード12,13の配置と同様である。
受光用透光樹脂24は、受光素子21が受光する光を透過可能なエポキシ樹脂又はシリコーン樹脂からなる。受光用透光樹脂24は、受光素子21と、受光用リード22,23の一部とを覆っている。受光用透光樹脂24には、入射部24aが形成されている。入射部24aは、長さ方向Dxにおいて受光素子21と対向しており、発光素子11からの光を入射させる部分である。本実施形態では、入射部24aの高さ方向Dzの寸法は、出射部14aの高さ方向Dzの寸法よりも大きい。入射部24aの幅方向Dwの寸法は、出射部14aの幅方向Dwの寸法よりも大きい。図1に示すように、受光用リード22は、受光用透光樹脂24から突出した受光用リード差込部22cを含む。受光用リード差込部22cは、受光用リード22のうちの受光用透光樹脂24から高さ方向Dzに突出した部分である。受光用リード23は、受光用透光樹脂24から突出した受光用リード差込部23cを含む。受光用リード差込部23cは、受光用リード23のうちの受光用透光樹脂24から高さ方向Dzに突出した部分である。
封止樹脂30は、不透明な樹脂材料からなる。一例では、封止樹脂30は、黒色のエポキシ樹脂からなる。封止樹脂30は、発光側封止部31、受光側封止部32、及び連結部33を有する。本実施形態では、発光側封止部31、受光側封止部32、及び連結部33は一体に形成されている。
発光側封止部31及び受光側封止部32は、長さ方向Dxにおいて間隔をあけて配置されている。発光側封止部31は、発光モジュール10の大部分を封止するように構成されている。より詳細には、発光側封止部31は、出射部14aを除く発光用透光樹脂14及び発光用リード差込部12c,13cのうちの発光用透光樹脂14側の部分を覆っている。すなわち発光用リード差込部12c,13cは、封止樹脂30から突出している。発光用リード差込部12c,13cのうちの封止樹脂30から突出した部分は、発光モジュール10の端子12t,13tを構成する(図1参照)。発光モジュール10の端子12t,13tの表面には、錫(Sn)−鉛(Pb)合金のめっき層が形成されている。
受光側封止部32は、受光モジュール20の大部分を封止するように構成されている。より詳細には、受光側封止部32は、入射部24aを除く受光用透光樹脂24及び受光用リード22,23のうちの受光用透光樹脂24側の部分を覆っている。すなわち受光用リード差込部22c,23cは、封止樹脂30から突出している。受光用リード差込部22c,23cのうちの封止樹脂30から突出した部分は、受光モジュール20の端子22t,23tを構成する(図1参照)。受光モジュール20の端子22t,23tの表面には、Sn−Pb合金のめっき層が形成されている。
連結部33は、発光側封止部31と受光側封止部32との長さ方向Dxの間に設けられ、発光側封止部31と受光側封止部32とを連結している。連結部33は、発光側封止部31及び受光側封止部32よりも薄肉に形成され、高さ方向Dzにおける発光側封止部31のベースユニット1B側の端部と受光側封止部32のベースユニット1B側の端部とを連結している。封止樹脂30によって、発光モジュール10と受光モジュール20とが長さ方向Dxにおいて距離をあけて互いに正対する姿勢で固定されている。
封止樹脂30は、例えばモールド成形によって形成されている。詳述すると、封止樹脂30を成形するための金型内に、発光モジュール10及び受光モジュール20が配置される。そして、金型内に封止樹脂30となる樹脂材料を充填し、硬化させることによって、発光モジュール10及び受光モジュール20を覆う封止樹脂30が形成される。
ベースユニット1Bは、ベース40(図2参照)と、ベース40を保持するハウジング50とを備える。
ハウジング50は、樹脂材料からなる。一例では、ハウジング50は、黒色のエポキシ樹脂からなる。ハウジング50は、ハウジング本体51を有する。
ハウジング本体51は、長さ方向Dxの寸法が高さ方向Dz及び幅方向Dwの寸法よりも大きい略細長箱状に形成されている。ハウジング本体51には、検出ユニット1Aが取り付けられる。ハウジング本体51には、複数(本実施形態では4つ)の貫通孔51aが形成されている。複数の貫通孔51aは、発光モジュール10の端子12t,13t及び受光モジュール20の端子22t,23tを挿通させるために設けられている。複数の貫通孔51aの位置は、発光モジュール10の端子12t,13t、受光モジュール20の端子22t,23tの位置に応じて決められている。
ベース40は、例えば銅又は鉄からなる。本実施形態では、ベース40は銅合金からなる。ベース40は、ハウジング50を成形する金型内に予め配置された状態でハウジング50を成形する、いわゆるインサート成形によってハウジング50と一体化されている。ベース40は、発光モジュール10に対して電力供給し、受光モジュール20からの信号を出力するための部品である。ベース40は、ハウジング本体51の複数の貫通孔51aに発光モジュール10の端子12t,13t及び受光モジュール20の端子22t,23tが挿入された状態で、端子12t,13t,22t,23tと電気的に接続される。
ベース40の一端は、ハウジング50の長さ方向Dxの端部においてハウジング50から露出している。ハウジング50から露出したベース40と、ハウジング50の長さ方向Dxの端部とによってコネクタ1Cが構成されている。コネクタ1Cは、例えば電子機器側に設けられたワイヤハーネスのコネクタ部(図示略)と結合可能である。
図5に示すように、ベース40は、第1接続部41、第2接続部42、及び第3接続部43を有する。第1接続部41は、発光素子11のカソードと電気的に接続されるための導電体である。すなわち第1接続部41は、発光モジュール10の端子13t(図1参照)と電気的に接続される。第2接続部42は、発光素子11のアノード及び受光素子21のコレクタと電気的に接続するための導電体である。すなわち第2接続部42は、発光モジュール10の端子12t及び受光モジュール20の端子22t(ともに図1参照)と電気的に接続される。第3接続部43は、受光素子21のエミッタと電気的に接続するための導電体である。すなわち第3接続部43は、受光モジュール20の端子23t(図1参照)と電気的に接続される。各接続部41〜43の厚さ寸法(高さ方向Dzの寸法)は、0.05mm〜0.20mm程度である。本実施形態では、各接続部41〜43の厚さ寸法は、互いに等しい。本実施形態では、各接続部41〜43の厚さ寸法は、0.15mmである。
第1接続部41は、幅広部41a、幅狭部41b、及びピン部41cを有する。本実施形態では、幅広部41a、幅狭部41b、及びピン部41cが一体に設けられている。幅狭部41bは、幅広部41aとピン部41cとを繋いでいる。
第2接続部42は、第1幅広部42a、第2幅広部42b、幅狭部42c、及びピン部42dを有する。本実施形態では、第1幅広部42a、第2幅広部42b、幅狭部42c、及びピン部42dが一体に設けられている。幅狭部42cは、第1幅広部42aと第2幅広部42bとを繋いでいる。ピン部42dは、第2幅広部42bに対して幅狭部42cとは長さ方向Dxの反対側に位置している。
第3接続部43の長さ方向Dxの寸法は、第1接続部41の長さ方向Dxの寸法及び第2接続部42の長さ方向Dxの寸法よりも小さい。第3接続部43は、幅広部43a、幅狭部43b、及びピン部43cを有する。本実施形態では、幅広部43a、幅狭部43b、及びピン部43cが一体に設けられている。なお、第3接続部43から幅狭部43bを省略してもよく、その場合には第2接続部42の幅狭部42cの幅を広げることもできる。各ピン部41c,42d,43cは、コネクタ1C(図1参照)のコネクタピンを構成している。ピン部41c,42d,43cは、幅方向Dwに間隔をあけて配列されている。
幅方向Dwからみて、第1接続部41の幅広部41aは、第2接続部42の第1幅広部42aと重なるように配置されている。幅広部41a及び第1幅広部42aは、幅方向Dwに間隔をあけて配列されている。幅広部41aには、発光用差込領域60Aが設けられている。発光用差込領域60Aには、発光モジュール10の端子13t(発光用リード差込部23c)が差し込まれる。第1幅広部42aには、発光用差込領域60Bが設けられている。発光用差込領域60Bには、発光モジュール10の端子12t(発光用リード差込部22c)が差し込まれる。
幅方向Dwからみて、第2接続部42の第2幅広部42bは、第3接続部43の幅広部43aと重なるように配置されている。第2幅広部42b及び幅広部43aは、幅方向Dwに間隔をあけて配列されている。第2幅広部42b及び幅広部43aは、幅広部41a及び第1幅広部42aに対してピン部41c,42d,43c側に配置されている。長さ方向Dxからみて、第2幅広部42bは、幅広部41aと重なるように配置されている。長さ方向Dxからみて、幅広部43aは、第1幅広部42aと重なるように配置されている。第2幅広部42bには、受光用差込領域60Cが設けられている。受光用差込領域60Cには、受光モジュール20の端子22t(受光用リード差込部22c)が差し込まれる。幅広部43aには、受光用差込領域60Dが設けられている。受光用差込領域60Dには、受光モジュール20の端子23t(受光用リード差込部23c)が差し込まれる。
本実施形態では、ベース40(図5参照)を発光モジュール10の発光用リード差込部12c,13c(ともに図1参照)の挿入方向からみた平面視において、発光用差込領域60A,60Bの形状は、受光用差込領域60C,60Dの形状と同じである。また、平面視において、発光用差込領域60Aの形状は、発光用差込領域60Bの形状と同じである。平面視において、受光用差込領域60Cの形状は、受光用差込領域60Dの形状と同じである。このように、本実施形態では、平面視における各差込領域60A〜60Dの形状は同じである。
本実施形態では、平面視において発光用差込領域60A,60Bの向きは、受光用差込領域60C,60Dの向きと同じである。また、平面視において、発光用差込領域60Aの向きは、発光用差込領域60Bの向きと同じである。また、平面視において、受光用差込領域60Cの向きは、受光用差込領域60Dの向きと同じである。このように、本実施形態では、平面視における各差込領域60A〜60Dの向きは同じである。
図6〜図8を参照して、発光用差込領域60Aの詳細な構成について説明する。なお、発光用差込領域60B及び受光用差込領域60C,60D(ともに図5参照)は、発光用差込領域60Aと同様の構成である。このため、発光用差込領域60B及び受光用差込領域60C,60Dの詳細な構成の説明については省略する。
図6(a)に示すように、本実施形態では、平面視において、破線によって囲まれた領域である発光用差込領域60Aは、長さ方向Dxが長辺方向となり、幅方向Dwが短辺方向となる矩形状である。一例では、発光用差込領域60Aの長さ方向Dxの寸法は1,1mmであり、幅方向Dwの寸法は0.85mmである。以降の説明において、矩形状の発光用差込領域60Aの各辺を第1辺S1、第2辺S2、第3辺S3、及び第4辺S4とする。第1辺S1及び第2辺S2は、長さ方向Dxにおいて間隔をあけて対向し、幅方向Dwに沿って延びる辺である。第1辺S1は、第2辺S2に対してコネクタ1C側に位置している。第3辺S3及び第4辺S4は、幅方向Dwにおいて間隔をあけて対向し、長さ方向Dxに沿って延びる辺である。第3辺S3は、第4辺S4に対して第2接続部42の第1幅広部42a(図5参照)側に位置している。発光用差込領域60Aは、この領域60Aの四隅である交差点Cr1,Cr2,Cr3,Cr4を有する。交差点Cr1は、発光用差込領域60Aの四隅のうちの第1辺S1と第3辺S3とが交差する部分であり、発光用差込領域60Aの端部を構成している。交差点Cr2は、発光用差込領域60Aの四隅のうちの第1辺S1と第4辺S4とが交差する部分であり、発光用差込領域60Aの端部を構成している。交差点Cr3は、発光用差込領域60Aのうちの第2辺S2と第3辺S3とが交差する部分であり、発光用差込領域60Aの端部を構成している。交差点Cr4は、発光用差込領域60Aのうちの第2辺S2と第4辺S4とが交差する部分であり、発光用差込領域60Aの端部を構成している。なお、発光用差込領域60Aは、平面視において、幅方向Dwが長辺方向となり、長さ方向Dxが短辺方向となる矩形状、又は正方形であってもよい。
発光用差込領域60Aには、複数(本実施形態では5つ)の切込部が形成されている。本実施形態では、複数の切込部は、第1切込部61、第2切込部62、第3切込部63、第4切込部64、及び第5切込部65を含む。これら切込部61〜65によって、発光用差込領域60A内には、第1接触片71、第2接触片72、第3接触片73、及び第4接触片74の4つの接触片が形成されている。
第1切込部61は、交差点Cr1から発光用差込領域60Aの中心Cp側に向けて斜めに延びている。より詳細には、第1切込部61は、交差点Cr1から第2辺S2側に向かうにつれて交差点Cr1から第4辺S4側に向けて傾斜するように延びている。第1切込部61の中心Cp側の端部は、中心Cpよりも第3辺S3側に位置している。第1切込部61は、その中心Cp側の端部において第5切込部65に連通している。
第2切込部62は、交差点Cr2から発光用差込領域60Aの中心Cp側に向けて斜めに延びている。より詳細には、第2切込部62は、交差点Cr2から第2辺S2側に向かうにつれて交差点Cr2から第3辺S3側に向けて傾斜するように延びている。第2切込部62の中心Cp側の端部は、中心Cpよりも第4辺S4側に位置している。第2切込部62は、その中心Cp側の端部において第5切込部65に連通している。
第3切込部63は、交差点Cr3から発光用差込領域60Aの中心Cp側に向けて斜めに延びている。より詳細には、第3切込部63は、交差点Cr3から第1辺S1側に向かうにつれて交差点Cr3から第4辺S4側に向けて傾斜するように延びている。第3切込部63の中心Cp側の端部は、中心Cpよりも第3辺S3側に位置している。第3切込部63は、その中心Cp側の端部において第5切込部65に連通している。
第4切込部64は、交差点Cr4から発光用差込領域60Aの中心Cp側に向けて斜めに延びている。より詳細には、第4切込部64は、交差点Cr4から第1辺S1側に向かうにつれて交差点Cr4から第3辺S3側に向けて傾斜するように延びている。第4切込部64の中心Cp側の端部は、中心Cpよりも第4辺S4側に位置している。第4切込部64は、その中心Cp側の端部において第5切込部65に連通している。
第5切込部65は、発光用差込領域60Aの長さ方向Dxの中央に位置し、幅方向Dwに延びている。第5切込部65の幅方向Dwの中央は、発光用差込領域60Aの中心Cpとなる。第5切込部65の幅方向Dwの寸法は、発光用リード差込部13cの幅方向Dwの寸法よりも小さい。第5切込部65の長さ方向Dxの寸法は、発光用リード差込部13cの長さ方向Dxの寸法よりも小さい。本実施形態では、第5切込部65の幅方向Dwの寸法は、0.25mmであり、第5切込部65の長さ方向Dxの寸法は、0.01mm〜0.03mm程度である。なお、発光用リード差込部13cの幅方向Dwの寸法は、幅方向Dwにおける発光用リード差込部13cの第3リード側面13scから第4リード側面13sdまでの長さである。また発光用リード差込部13cの長さ方向Dxの寸法は、長さ方向Dxにおける発光用リード差込部13cの第1リード側面13saから第2リード側面13sbまでの長さである。
第1接触片71は、第1切込部61、第2切込部62、及び第5切込部65によって形成されている。平面視において、第1接触片71の形状は、第1辺S1から発光用差込領域60Aの中心Cpに向かうにつれて先細る台形である。本実施形態では、平面視における第1接触片71の形状は、等脚台形である。台形である第1接触片71の上底は第5切込部65によって形成され、下底は第1辺S1によって形成されている。台形の一対の脚のうちの一方は第1切込部61によって形成され、他方は第2切込部62によって形成されている。
第1接触片71は、固定端部71aと、固定端部71aよりも発光用差込領域60Aの中心Cp側に配置された自由端部71bとを有する。固定端部71aは、第1接触片71における発光用差込領域60Aの第1辺S1側の端部である。固定端部71aは、台形となる第1接触片71の下底を含む。自由端部71bは、第1接触片71における中心Cp側の端部である。自由端部71bは、台形となる第1接触片71の上底を含む。
第2接触片72は、第3切込部63、第4切込部64、及び第5切込部65によって形成されている。平面視において、第2接触片72の形状は、第2辺S2から発光用差込領域60Aの中心Cpに向かうにつれて先細る台形である。本実施形態では、平面視における第2接触片72の形状は、等脚台形である。台形である第2接触片72の上底は第5切込部65によって形成され、下底は第2辺S2によって形成されている。台形の一対の脚のうちの一方は第3切込部63によって形成され、他方は第4切込部64によって形成されている。平面視において、第2接触片72の面積は、第1接触片71の面積と等しい。
第2接触片72は、固定端部72aと、固定端部72aよりも発光用差込領域60Aの中心Cp側に配置された自由端部72bとを有する。固定端部72aは、第2接触片72における発光用差込領域60Aの第2辺S2側の端部である。固定端部72aは、台形となる第2接触片72の下底を含む。自由端部72bは、第2接触片72における中心Cp側の端部である。自由端部72bは、台形となる第2接触片72の上底を含む。自由端部72bは、第5切込部65を挟んで自由端部71bと隣り合っている。
第3接触片73は、第1切込部61及び第3切込部63によって形成されている。平面視において、第3接触片73の形状は、第3辺S3から発光用差込領域60Aの中心Cpに向かうにつれて先細る三角形である。本実施形態では、平面視における第3接触片73の形状は、第3辺S3を底辺とした二等辺三角形である。二等辺三角形である第3接触片73の等辺の一方は第1切込部61によって形成され、他方は第3切込部63によって形成されている。平面視において、第3接触片73の面積は、第1接触片71の面積よりも小さい。
第3接触片73は、固定端部73aと、固定端部73aよりも発光用差込領域60Aの中心Cp側に配置された自由端部73bとを有する。固定端部73aは、第3接触片73における発光用差込領域60Aの第3辺S3側の端部である。固定端部73aは、二等辺三角形となる第3接触片73の底辺を含む。自由端部73bは、第3接触片73における中心Cp側の端部である。自由端部73bは、幅方向Dwにおいて第5切込部65と隣り合うように位置している。
第4接触片74は、第2切込部62及び第4切込部64によって形成されている。平面視において、第4接触片74の形状は、第4辺S4から発光用差込領域60Aの中心Cpに向かうにつれて先細る三角形である。本実施形態では、平面視における第4接触片74の形状は、第4辺S4を底辺とした二等辺三角形である。二等辺三角形である第4接触片74の等辺の一方は第2切込部62によって形成され、他方は第4切込部64によって形成されている。平面視において、第4接触片74の面積は、第3接触片73の面積と等しい。
第4接触片74は、固定端部74aと、固定端部74aよりも発光用差込領域60Aの中心Cp側に配置された自由端部74bとを有する。固定端部74aは、第4接触片74における発光用差込領域60Aの第4辺S4側の端部である。固定端部74aは、二等辺三角形となる第4接触片74の底辺を含む。自由端部74bは、第4接触片74における中心Cp側の端部である。自由端部74bは、幅方向Dwにおいて第5切込部65と隣り合うように位置している。長さ方向Dxからみて、自由端部74bは、第3接触片73の自由端部73bと重なっている。
以上説明したとおり、第1切込部61は第1接触片71と第3接触片73との間に形成され、第2切込部62は第1接触片71と第4接触片74との間に形成され、第3切込部63は第2接触片72と第3接触片73との間に形成され、第4切込部64は第2接触片72と第4接触片74との間に形成されている。第5切込部65は、第1接触片71と第2接触片72との間に形成されている。
図6(a)に示すとおり、第1方向の一例である長さ方向Dxにおいて、第1接触片71は第2接触片72と対向している。第2方向の一例である幅方向Dwにおいて、第3接触片73は第4接触片74と対向している。平面視において、長さ方向Dxは幅方向Dwと直交している。
図6(b)に示すように、第1接触片71は、固定端部71aから自由端部71bに向かうにつれて高さ方向Dzの下方側に傾斜している。第2接触片72は、固定端部72aから自由端部72bに向かうにつれて高さ方向Dzの下方側に傾斜している。また図示していないが、第3接触片73は、固定端部73aから自由端部73bに向かうにつれて高さ方向Dzの下方側に傾斜している。第4接触片74は、固定端部74aから自由端部74bに向かうにつれて高さ方向Dzの下方側に傾斜している。
次に、発光モジュール10の発光用リード差込部13c(端子13t)が発光用差込領域60Aに差し込まれた状態における発光用リード差込部13cと各接触片71〜74との関係について説明する。
図7(a)に示すように、発光用リード差込部13cが発光用差込領域60Aに差し込まれる場合、発光用差込領域60Aに対する発光用リード差込部13cの向きは例えば次のとおりである。すなわち、発光用リード差込部13cの第1リード側面13saは発光用差込領域60Aの第1辺S1側に位置し、第2リード側面13sbは第2辺S2側に位置し、第3リード側面13scは第3辺S3側に位置し、第4リード側面13sdは第4辺S4側に位置している。
図7(b)に示すように、発光用リード差込部13cが発光用差込領域60Aに差し込まれた状態では、第1接触片71は第1リード側面13saに対向し、好ましくは接触し、第2接触片72は第2リード側面13sbに対向し、第3接触片73は第3リード側面13scに対向し、第4接触片74は第4リード側面13sdに対向している。
詳述すると、図8(a)(b)に示すように、各接触片71〜74はそれぞれ、発光用リード差込部13cの差込方向Ds(図8(a)の白抜き矢印の方向)に反るように湾曲し、発光用リード差込部13cに対して対向している。具体的には、第1接触片71は、固定端部71aを支点として差込方向Dsに向けて湾曲している。第1接触片71は、自由端部71bにおいて第1リード側面13saと対向しており、好ましくは接触している。第2接触片72は、固定端部72aを支点として差込方向Dsに向けて湾曲している。第2接触片72は、自由端部72bにおいて第2リード側面13sbと対向しており、好ましくは接触している。図8(b)に示すように、第3接触片73は、固定端部73aを支点として差込方向Ds(図8(b)の白抜き矢印の方向)に向けて湾曲している。第3接触片73は、自由端部73bにおいて第3リード側面13scと対向しており、好ましくは接触している。第4接触片74は、固定端部74aを支点として差込方向Dsに向けて湾曲している。第4接触片74は、自由端部74bにおいて第4リード側面13sdと対向しており、好ましくは接触している。
図9〜図11を参照して、本実施形態の作用について説明する。
図9及び図10は、比較例の差込領域100Xを示す。差込領域100Xは、発光用差込領域60Aと同様に長さ方向Dxが長辺方向となり、幅方向Dwが短辺方向となる矩形状に形成されている。差込領域100Xの各辺を第1辺SX1、第2辺SX2、第3辺SX3、及び第4辺SX4とする。各辺SX1〜SX4は、発光用差込領域60Aの各辺S1〜S4と対応する。
図9に示すように、差込領域100Xは、3つの切込部である第1切込部101、第2切込部102、及び第3切込部103を有する。第1切込部101は、第1辺SX1と第3辺SX3との交差点Cx1から第2辺SX2と第3辺SX3との交差点Cx3までにわたり第3辺SX3に沿って形成されている。第2切込部102は、第1辺SX1と第4辺SX4との交差点Cx2から第2辺SX2と第4辺SX4との交差点Cx4までにわたり第4辺SX4に沿って形成されている。第3切込部103は、差込領域100Xの長さ方向Dxの中央において幅方向Dwに沿って延びている。第3切込部103は、第1切込部101と第2切込部102とに連通している。第3切込部103の幅方向Dwの寸法は、発光モジュール10の発光用リード差込部13c(図4参照)の幅方向Dwの寸法よりも大きい。差込領域100X内において、各切込部101〜103によって第1接触片111及び第2接触片112が形成されている。差込領域100Xの平面視において、第1接触片111及び第2接触片112の形状はそれぞれ、四角形である。長さ方向Dxにおいて、第1接触片111は、第2接触片112と対向している。発光用リード差込部13cは、差込領域100Xに対して第1リード側面13sa(図4参照)が第1辺SX1側となり、第2リード側面13sb(図4参照)が第2辺SX2側となるような向きで差込領域100Xに差し込まれる。
ところで、図10に示すように、例えば発光用リード差込部13cの表面に形成されたSn−Pbのめっき層では、はんだ塊16が形成される場合がある。一例では、発光用リード差込部13cの第1リード側面13saにはんだ塊16が形成される。この場合、発光用リード差込部13cが差込領域100Xに差し込まれると、はんだ塊16は第1接触片111を押して第1接触片111が差込方向Dsに向けて反るように第1接触片111を湾曲させる。はんだ塊16が差込領域100Xを通過した後、第1接触片111は発光用リード差込部13cの第1リード側面13saに対して離れた状態が維持される。すなわち、第1接触片111は、発光用リード差込部13cに対して非接触状態となる。一方、第2接触片112は、差込方向Dsに向けて反るように湾曲し、発光用リード差込部13cの第2リード側面13sbに接触している。
ここで、発光用リード差込部13cに外力が加えられたり、フォトインタラプタが高温環境下におかれたりすると、発光用リード差込部13cが高さ方向Dzに対して傾く場合がある。例えば発光用リード差込部13cが第1接触片111に向けて傾くと、第2接触片112が発光用リード差込部13cの第2リード側面13sbから離間する場合がある。その結果、第1接触片111及び第2接触片112がともに発光用リード差込部13cに対して非接触状態となり、発光用リード差込部13cとベースとの導通が確保できない場合がある。
図11(a)(b)に示すように、本実施形態の発光用差込領域60Aにはんだ塊16が第1リード側面13saに形成された発光用リード差込部13cが差し込まれた場合、第1接触片71は、はんだ塊16によって差込方向Dsに向けて反るように湾曲する。そして、はんだ塊16が発光用差込領域60Aを通過した後、第1接触片71は、第1リード側面13saに対して離れた状態で対向する。すなわち、第1接触片71は、発光用リード差込部13cに対して非接触状態となる。一方、第2接触片72は、差込方向Dsに向けて湾曲し、発光用リード差込部13cの第2リード側面13sbに対して隙間なく対向している、すなわち第2リード側面13sbに対して接触している。第3接触片73は、差込方向Dsに向けて湾曲し、第3リード側面13scに対して隙間なく対向している、すなわち第3リード側面13scに対して接触している。第4接触片74は、差込方向Dsに向けて湾曲し、第4リード側面13sdに対して隙間なく対向している、すなわち第4リード側面13sdに対して接触している。
ここで、発光用リード差込部13cが高さ方向Dzに対して第1接触片71に向けて傾く場合、第2接触片72は第2リード側面13sbから離間してしまう。すなわち第2接触片72は第2リード側面13sbに対して離れた状態で対向する。しかし、第3接触片73は第3リード側面13scに接触した状態が維持され、第4接触片74が第4リード側面13sdに接触した状態が維持される。
また、発光用リード差込部13cが高さ方向Dzに対して発光用差込領域60Aの交差点Cr1に向けて傾く場合、第2接触片72は第2リード側面13sbから離間し、第4接触片74は第4リード側面13sdから離間してしまう。すなわち第2接触片72は第2リード側面13sbに対して離れた状態で対向し、第4接触片74は第4リード側面13sdに対して離れた状態で対向する。しかし、第3接触片73が第3リード側面13scに接触した状態が維持される。
また、発光用リード差込部13cが高さ方向Dzに対して発光用差込領域60Aの交差点Cr2に向けて傾く場合、第2接触片72は第2リード側面13sbから離間し、第3接触片73は第3リード側面13scから離間してしまう。すなわち第2接触片72は第2リード側面13sbに対して離れた状態で対向し、第3接触片73は第3リード側面13scに対して離れた状態で対向する。しかし、第4接触片74が第4リード側面13sdに接触した状態が維持される。
このように、発光用リード差込部13cが傾いたとしても各接触片71〜74のうちの少なくとも1つの接触片は、発光用リード差込部13cと接触した状態が維持されるため、発光用リード差込部13cとベースユニット1Bとの導通が確保される。なお、発光用リード差込部12c、受光用リード22,23の受光用リード差込部22c,23cについても発光用リード差込部13cと同様に、傾いたとしてもベースユニット1Bとの導通が確保される。
本実施形態のフォトインタラプタ1によれば、以下の効果が得られる。
(1)ベースユニット1Bは、発光用差込領域60A,60Bと、発光用差込領域60A,60B内に設けられ、第1〜第5切込部61〜65によって形成された第1〜第4接触片71〜74とを有する。この構成によれば、発光用リード差込部12c,13cが差込方向Dsに対して傾いたとしても、発光用リード差込部12c,13cは、第1〜第4接触片71〜74のうちの少なくとも1つの接触片と接触した状態が維持される。したがって、発光モジュール10とベースユニット1Bとの導通不良の発生を抑制できる。
また、ベースユニット1Bは、受光用差込領域60C,60Dと、受光用差込領域60C,60D内に設けられ、第1〜第5切込部61〜65によって形成された第1〜第4接触片71〜74とを有する。この構成によれば、受光用リード22,23の受光用リード差込部22c,23cが差込方向Dsに対して傾いたとしても、受光用リード差込部22c,23cはそれぞれ、第1〜第4接触片71〜74のうちの少なくとも1つの接触片と接触した状態が維持される。したがって、受光モジュール20とベースユニット1Bとの導通不良の発生を抑制できる。
(2)発光用差込領域60A,60Bの第1〜第4接触片71〜74は、発光用リード差込部12c,13cが差し込まれた状態において、差込方向Dsに反るように湾曲しており、自由端部71b〜74bが発光用リード差込部12c,13cに対して対向している。この構成によれば、発光用リード差込部12c,13cが発光用差込領域60A,60Bに差し込まれるときに第1〜第4接触片71〜74がそれぞれ、固定端部71a〜74aを支点として差込方向Dsに向けて湾曲することによって、発光用リード差込部12c,13cを発光用差込領域60A,60Bに円滑に挿入できる。
受光用差込領域60C,60Dの第1〜第4接触片71〜74は、受光用リード22,23の受光用リード差込部22c,23cが差し込まれた状態において、差込方向Dsに反るように湾曲しており、自由端部71b〜74bが受光用リード差込部22c,23cに対して対向している。この構成によれば、受光用リード差込部22c,23cが受光用差込領域60C,60Dに差し込まれるときに第1〜第4接触片71〜74がそれぞれ、固定端部71a〜74aを支点として差込方向Dsに向けて湾曲することによって、受光用リード差込部22c,23cを受光用差込領域60C,60Dに円滑に挿入できる。
(3)発光用差込領域60A,60Bの第1接触片71及び第2接触片72は、平面視において発光用差込領域60A,60Bの中心Cpに向かうにつれて先細る台形である。この構成によれば、第1接触片71及び第2接触片72の自由端部71b,72bが尖っていないため、発光用差込領域60Aに発光用リード差込部13cが差し込まれるときに発光用差込領域60Aの第1接触片71の自由端部71bが発光用リード差込部13cの第1リード側面13saに形成されためっき層を削ることを抑制でき、第2接触片72の自由端部72bが発光用リード差込部13cの第2リード側面13sbに形成されためっき層を削ることを抑制できる。また発光用差込領域60Bに発光用リード差込部12cが差し込まれるときに発光用差込領域60Bの第1接触片71の自由端部71bが発光用リード差込部12cの第1リード側面12saに形成されためっき層を削ることを抑制でき、第2接触片72の自由端部72bが発光用リード差込部12cの第2リード側面12sbに形成されためっき層を削ることを抑制できる。
受光用差込領域60C,60Dの第1接触片71及び第2接触片72は、平面視において受光用差込領域60C,60Dの中心Cpに向かうにつれて先細る台形である。この構成によれば、第1接触片71及び第2接触片72の自由端部71b,72bが尖っていないため、受光用差込領域60Cに受光用リード22の受光用リード差込部22cが差し込まれるときに受光用差込領域60Cの第1接触片71の自由端部71bが受光用リード差込部22cの第1リード側面に形成されためっき層を削ることを抑制でき、第2接触片72の自由端部72bが受光用リード差込部22cの第2リード側面に形成されためっき層を削ることを抑制できる。また受光用差込領域60Dに受光用リード23の受光用リード差込部23cが差し込まれるときに受光用差込領域60Dの第1接触片71の自由端部71bが受光用リード差込部23cの第1リード側面に形成されためっき層を削ることを抑制でき、第2接触片72の自由端部72bが受光用リード差込部23cの第2リード側面に形成されためっき層を削ることを抑制できる。
(4)発光用差込領域60A,60Bにおいて、長さ方向Dxにおいて第1接触片71と第2接触片72とが対向し、幅方向Dwにおいて第3接触片73と第4接触片74とが対向している。この構成によれば、発光用リード差込部12c,13cのそれぞれに対して長さ方向Dx及び幅方向Dwと異なる方向で第1〜第4接触片71〜74が接触しているため、発光モジュール10がベースユニット1Bに対して傾いても発光用リード差込部12c,13cと発光用差込領域60A,60Bの第1〜第4接触片71〜74の少なくとも1つとの接触状態が維持され易くなる。このため、発光モジュール10とベースユニット1Bとの導通不良の発生を抑制できる。
受光用差込領域60C,60Dにおいて、長さ方向Dxにおいて第1接触片71と第2接触片72とが対向し、幅方向Dwにおいて第3接触片73と第4接触片74とが対向している。この構成によれば、受光用リード22,23の受光用リード差込部22c,23cのそれぞれに対して長さ方向Dx及び幅方向Dwと異なる方向で第1〜第4接触片71〜74が接触しているため、受光モジュール20がベースユニット1Bに対して傾いても受光用リード差込部22c,23cと受光用差込領域60C,60Dの第1〜第4接触片71〜74の少なくとも1つとの接触状態が維持され易くなる。このため、受光モジュール20とベースユニット1Bとの導通不良の発生を抑制できる。
(5)発光用差込領域60Aにおいて、第1接触片71は発光用リード差込部13cの第1リード側面13saに接触し、第2接触片72は第2リード側面13sbに接触し、第3接触片73は第3リード側面13scに接触し、第4接触片74は第4リード側面13sdに接触している。発光用差込領域60Bにおいて、第1接触片71は発光用リード差込部12cの第1リード側面12saに接触し、第2接触片72は第2リード側面12sbに接触し、第3接触片73は第3リード側面12scに接触し、第4接触片74は第4リード側面12sdに接触している。この構成によれば、発光モジュール10がベースユニット1Bに対して傾いたとしても発光用差込領域60Aの第1〜第4接触片71〜74のいずれかが発光用リード差込部13cと接触した状態及び発光用差込領域60Bの第1〜第4接触片71〜74のいずれかが発光用リード差込部12cと接触した状態が維持されるため、発光モジュール10とベースユニット1Bとの導通不良をより発生し難くできる。
受光用差込領域60Cにおいて、第1接触片71は受光用リード22の受光用リード差込部22cの第1リード側面に接触し、第2接触片72は受光用リード差込部22cの第2リード側面に接触し、第3接触片73は受光用リード差込部22cの第3リード側面に接触し、第4接触片74は受光用リード差込部22cの第4リード側面に接触している。受光用差込領域60Dにおいて、第1接触片71は受光用リード23の受光用リード差込部23cの第1リード側面に接触し、第2接触片72は受光用リード差込部23cの第2リード側面に接触し、第3接触片73は受光用リード差込部23cの第3リード側面に接触し、第4接触片74は受光用リード差込部23cの第4リード側面に接触している。この構成によれば、受光モジュール20がベースユニット1Bに対して傾いたとしても受光用差込領域60Cの第1〜第4接触片71〜74のいずれかが受光用リード22の受光用リード差込部22cと接触した状態及び受光用差込領域60Dの第1〜第4接触片71〜74のいずれかが受光用リード23の受光用リード差込部23cと接触した状態が維持されるため、受光モジュール20とベースユニット1Bとの導通不良をより発生し難くできる。
(変更例)
上記実施形態は本開示に関するフォトインタラプタ及び電子部品が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本開示に関するフォトインタラプタ及び電子部品は上記実施形態に例示された形態とは異なる形態を取り得る。その一例は、上記実施形態の構成の一部を置換、変更、もしくは、省略した形態、又は上記実施形態に新たな構成を付加した形態である。以下の変更例において、上記実施形態の形態と共通する部分については、上記実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
・上記実施形態において、発光用差込領域60Aの接触片及び切欠部の形状は任意に変更可能である。一例では、発光用差込領域60Aは、図12(a)〜(c)に示すような形状に変更できる。
図12(a)に示すように、平面視において、第1接触片71及び第2接触片72の形状が三角形であり、第3接触片73及び第4接触片74の形状が台形であってもよい。この場合、第5切込部65は、発光用差込領域60Aの幅方向Dwの中央において長さ方向Dxに延びている。
図12(b)に示すように、平面視において、各接触片71〜74の形状が三角形であってもよい。この場合、第5切込部65が省略される。各切込部61〜64は、発光用差込領域60Aの中心Cpにおいて互いに連通している。
この構成によれば、第1接触片71及び第2接触片72の長さ方向Dxの寸法、及び第3接触片73及び第4接触片74の幅方向Dwの寸法が大きくなるように形成できる。このため、発光用リード差込部13cが発光用差込領域60Aに対して長さ方向Dx及び幅方向Dwの少なくとも一方に対してずれた状態で差し込まれたとしても、各接触片71〜74が発光用リード差込部13cに接触し易くなる。
図12(c)に示すように、平面視において、各接触片71〜74の形状が台形であってもよい。この場合、第5切込部65に代えて、発光用差込領域60Aの中心Cpには貫通孔80が形成されている。平面視において、貫通孔80は、長さ方向Dxが長辺方向となり、幅方向Dwが短辺方向となる略矩形状に形成されている。
この構成によれば、各接触片71〜74が発光用差込領域60Aの中心Cpに向かうにつれて先細る台形となるため、第1接触片71の自由端部71bが発光用リード差込部13cの第1リード側面13saに形成されためっき層を削ることを抑制でき、第2接触片72の自由端部72bが第2リード側面13sbに形成されためっき層を削ることを抑制でき、第3接触片73の自由端部73bが第3リード側面13scに形成されためっき層を削ることを抑制でき、第4接触片74の自由端部74bが第4リード側面13sdに形成されためっき層を削ることを抑制できる。
なお、発光用差込領域60B及び受光用差込領域60C,60Dの少なくとも1つについても発光用差込領域60Aと同様にその形状を任意に変更してもよい。この場合、発光用差込領域60A,60B及び受光用差込領域60C,60Dの形状が全て同一でなくてもよい。例えば、発光用差込領域60A,60Bの形状が受光用差込領域60C,60Dの形状と異なってもよい。
・上記実施形態において、発光用差込領域60Aの接触片の個数は、4つ以上の範囲で任意に変更可能である。例えば、図13(a)(b)に示すように、6個の接触片から構成されてもよいし、図13(c)に示すように、8個の接触片から構成されてもよい。
図13(a)に示すように、発光用差込領域60Aには、第6切込部66及び第7切込部67が形成されている。第6切込部66は、発光用差込領域60Aの第1辺S1の幅方向Dwの中央から発光用差込領域60Aの中心Cpに向けて長さ方向Dxに沿って延びている。第6切込部66は、第5切込部65に連通している。これにより、第1接触片71は、2つの接触片71A,71Bに分割される。第7切込部67は、発光用差込領域60Aの第2辺S2の幅方向Dwの中央から発光用差込領域60Aの中心Cpに向けて長さ方向Dxに沿って延びている。第7切込部67は、第5切込部65に連通している。これにより、第2接触片72は、2つの接触片72A,72Bに分割される。図示していないが、発光モジュール10の発光用リード差込部13cが発光用差込領域60Aに差し込まれると、接触片71A,71Bはそれぞれ発光用リード差込部13cの第1リード側面13saに接触し、接触片72A,72Bはそれぞれ第2リード側面13sbに接触する。
図13(b)に示すように、発光用差込領域60Aには、第8切込部68及び第9切込部69が形成されている。第8切込部68は、発光用差込領域60Aの第3辺S3の長さ方向Dxの中央から発光用差込領域60Aの中心Cpに向けて幅方向Dwに沿って延びている。第8切込部68は、第5切込部65と連通している。これにより、第3接触片73は、2つの接触片73A,73Bに分割される。第9切込部69は、発光用差込領域60Aの第4辺S4の長さ方向Dxの中央から発光用差込領域60Aの中心Cpに向けて幅方向Dwに沿って延びている。第9切込部69は、第5切込部65と連通している。これにより、第4接触片74は、2つの接触片74A,74Bに分割される。
図13(c)に示すように、発光用差込領域60Aには、第6切込部66、第7切込部67、第8切込部68、及び第9切込部69が形成されている。第6切込部66及び第7切込部67は、図13(a)の第6切込部66及び第7切込部67と同様の形状であり、第8切込部68及び第9切込部69は、図13(b)の第8切込部68及び第9切込部69と同様の形状である。これにより、第1接触片71は2つの接触片71A,71Bに分割され、第2接触片72は2つの接触片72A,72Bに分割され、第3接触片73は2つの接触片73A,73Bに分割され、第4接触片74は2つの接触片74A,74Bに分割される。
・上記実施形態では、各接触片71〜74は、固定端部71a〜74aから自由端部71b〜74bに向かうにつれて高さ方向Dzの下方に向けて傾斜していたが、これに限られない。例えば、各接触片71〜74の少なくとも1つは、高さ方向Dzにおいて固定端部と自由端部とが同じ位置となるように設けられてもよい。
・上記実施形態では、発光モジュール10及び受光モジュール20が封止樹脂30によって一体化されていたが、検出ユニット1Aの構成はこれに限られない。発光モジュール10及び受光モジュール20は、個別に封止樹脂30によって封止されてもよい。具体的には、図14に示すように、封止樹脂30から連結部33が省略され、発光側封止部31と受光側封止部32とが別体として形成されている。ベースユニット1Bのハウジング50には、例えば凸部52が設けられている。凸部52は、ハウジング50における発光モジュール10の端子12t,13tが挿入される貫通孔51aと、受光モジュール20の端子22t,23tが挿入される貫通孔51aとの長さ方向Dxの間に設けられている。凸部52は、ハウジング50の高さ方向Dzの端面から高さ方向Dzに突出している。発光側封止部31と受光側封止部32とを凸部52に当接させることによって、発光モジュール10と受光モジュール20との位置関係を適切に設定できる。また、ハウジング50に対して、発光モジュール10と受光モジュール20とを反対に装着すれば、同一部品を用いて光の進行方向が異なるフォトインタラプタを実現できる。なお、ハウジング50から凸部52を省略してもよい。
・上記実施形態では、発光モジュール10及び受光モジュール20に樹脂材料をモールド成形することによって発光モジュール10及び受光モジュール20と一体化した封止樹脂30を形成したが、封止樹脂30の構成はこれに限られない。例えば、封止樹脂30として、発光モジュール10が収容される発光用収容部及び受光モジュール20が収容される受光用収容部を有する構成であってもよい。すなわち、封止樹脂30の発光用収容部に発光モジュール10が挿入され、受光用収容部に受光モジュール20が挿入される。発光用収容部には、発光素子11の光が発光用収容部から出射可能な出射部が設けられている。受光用収容部には、受光用収容部から受光素子21が発光素子11の光を受光可能な入射部が設けられている。
・上記実施形態において、封止樹脂30を省略してもよい。すなわち発光モジュール10は、発光素子11と、発光用透光樹脂14と、発光用リード12,13とから構成される。受光モジュール20は、受光素子21と、受光用透光樹脂24と、受光用リード22,23とから構成される。
・上記実施形態では、発光モジュール10及び受光モジュール20は共通のベースユニット1Bに取り付けられていたが、これに限られない。例えば、ベースユニット1Bに代えて、発光用ベースユニット及び受光用ベースユニットが個別に設けられてもよい。発光用ベースユニットのベースには、発光用差込領域60A,60Bが形成され、受光用ベースユニットのベースには、受光用差込領域60C,60Dが形成される。
・上記実施形態において、発光モジュール10のリードの個数及び受光モジュール20のリードの個数は、任意に変更可能である。例えば、発光モジュール10は、3個の発光用リードを備えてもよい。この場合、各発光用リードは、発光用透光樹脂14から突出する発光用リード差込部を含む。また例えば、受光モジュール20は、3個の受光用リードを備えてもよい。この場合、各受光用リードは、受光用透光樹脂24から突出する受光用リード差込部を含む。
・上記実施形態において、透過型フォトインタラプタに限られず、反射型フォトセンサに用いられてもよい。
・上記実施形態において、フォトインタラプタ以外のモジュール及びベースを有する電子部品に適用してもよい。一例では、図15に示すように、モジュール90は、素子91と、素子91に接続されたリード92,93,94とを有する。また、モジュール90は、素子91及びリード92,93,94の一部を覆う封止樹脂95を有する。素子91の一例は、ホール素子である。リード92,93,94はそれぞれ、封止樹脂95から突出したリード差込部92a,93a,94aを有する。ベースユニット96は、ベース97A,97B,97C及びベース97A〜97Cを保持する保持部98を有する。ベース97Aには、リード92が差し込まれる第1差込領域99Aが形成されている。ベース97Bには、リード93が差し込まれる第2差込領域99Bが形成されている。ベース97Cには、リード94が差し込まれる第3差込領域99Cが形成されている。各差込領域99A,99B,99Cは例えば発光用差込領域60Aと同じ形状である。
1…フォトインタラプタ
1C…コネクタ
10…発光モジュール
11…発光素子(一方の素子)
12,13…発光用リード(リード)
12c…発光用リード差込部(リード差込部)
13c…発光用リード差込部(リード差込部)
12sa…第1リード側面
12sb…第2リード側面
12sc…第3リード側面
12sd…第4リード側面
14…発光用透光樹脂(透光樹脂)
20…受光モジュール
21…受光素子(一方の素子)
22,23…受光用リード(リード)
22c…受光用リード差込部(リード差込部)
23c…受光用リード差込部(リード差込部)
24…受光用透光樹脂(透光樹脂)
40…ベース
41…第1接続部
42…第2接続部
43…第3接続部
60A,60B…発光用差込領域(差込領域)
60C,60D…受光用差込領域(差込領域)
61…第1切込部(切込部)
62…第2切込部(切込部)
63…第3切込部(切込部)
64…第4切込部(切込部)
65…第5切込部(切込部)
66…第6切込部(切込部)
67…第7切込部(切込部)
68…第8切込部(切込部)
69…第9切込部(切込部)
71…第1接触片(接触片)
71A,71B…接触片
71a…固定端部
71b…自由端部
72…第2接触片(接触片)
72A,72B…接触片
72a…固定端部
72b…自由端部
73…第3接触片(接触片)
73A,73B…接触片
73a…固定端部
73b…自由端部
74…第4接触片(接触片)
74A,74B…接触片
74a…固定端部
74b…自由端部
90…モジュール
91…素子
92…リード
92a…リード差込部
93…リード
93a…リード差込部
94…リード
94a…リード差込部
97A,97B,97C…ベース
99A…第1差込領域(差込領域)
99B…第2差込領域(差込領域)
99C…第3差込領域(差込領域)
Dx…長さ方向(第1方向)
Dw…幅方向(第2方向)
S1…第1辺
S2…第2辺
S3…第3辺
S4…第4辺
Cr1,Cr2,Cr3,Cr4…交差点

Claims (17)

  1. 発光素子又は受光素子の一方の素子が電気的に接続されたリードと、
    前記リードと接続されるベースと、
    を備え、
    前記ベースは、
    複数の切込部が形成された差込領域と、
    前記差込領域内に設けられ、前記複数の切込部によって形成された4つ以上の接触片と、
    を有し、
    前記リードは、前記差込領域に差し込まれており、前記4つ以上の接触片のうちの少なくとも1つの接触片と接触している
    フォトインタラプタ。
  2. 前記接触片は、
    固定端部と、
    前記固定端部よりも前記差込領域の中心側に配置された自由端部と、
    を有し、
    前記接触片は、前記リードの差込方向に反るように湾曲しており、前記自由端部が前記リードに対して対向している
    請求項1に記載のフォトインタラプタ。
  3. 前記差込領域の形状は、前記ベースの平面視において四角形であり、
    前記切込部の形状は、前記ベースの平面視において、前記差込領域の四隅から前記差込領域の中心に向けて斜めに延びており、
    前記接触片の形状は、前記ベースの平面視において、
    前記差込領域の中心に向かうにつれて先細る三角形又は台形である
    請求項1又は2に記載のフォトインタラプタ。
  4. 前記4つ以上の接触片は、前記ベースの平面視において、
    第1方向に対向する第1接触片及び第2接触片と、
    前記第1方向とは異なる第2方向に対向する第3接触片及び第4接触片と、
    を含む
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のフォトインタラプタ。
  5. 前記ベースの平面視において、前記第2方向は、前記第1方向と直交している
    請求項4に記載のフォトインタラプタ。
  6. 前記複数の切込部は、前記ベースの平面視において、
    前記第1接触片と前記第3接触片との間に形成された第1切込部と、
    前記第1接触片と前記第4接触片との間に形成された第2切込部と、
    前記第2接触片と前記第3接触片との間に形成された第3切込部と、
    前記第2接触片と前記第4接触片との間に形成された第4切込部と、
    を含む
    請求項4又は5に記載のフォトインタラプタ。
  7. 前記複数の切込部は、前記ベースの平面視において、
    前記差込領域の中心に形成され、前記第1切込部、前記第2切込部、前記第3切込部、及び前記第4切込部と繋がり、前記第1方向又は前記第2方向に延びる第5切込部を含む
    請求項6に記載のフォトインタラプタ。
  8. 前記差込領域の形状は、前記ベースの平面視において、前記第1接触片が形成される第1辺、前記第2接触片が形成される第2辺、前記第3接触片が形成される第3辺、及び前記第4接触片が形成される第4辺を有する四角形であり、
    前記第1切込部は、前記第1辺と前記第3辺との交差点からなる前記差込領域の端部から前記差込領域の中心側に向けて斜めに延びており、
    前記第2切込部は、前記第1辺と前記第4辺との交差点からなる前記差込領域の端部から前記差込領域の中心側に向けて斜めに延びており、
    前記第3切込部は、前記第2辺と前記第3辺との交差点からなる前記差込領域の端部から前記差込領域の中心側に向けて斜めに延びており、
    前記第4切込部は、前記第2辺と前記第4辺との交差点からなる前記差込領域の端部から前記差込領域の中心側に向けて斜めに延びており、
    前記第5切込部は、前記第2方向に延びており、
    前記第1接触片は、前記第1切込部、前記第2切込部、及び前記第5切込部によって形成されており、
    前記第2接触片は、前記第3切込部、前記第4切込部、及び前記第5切込部によって形成されており、
    前記第3接触片は、前記第1切込部及び前記第3切込部によって形成されており、
    前記第4接触片は、前記第2切込部及び前記第4切込部によって形成されており、
    前記第1接触片及び前記第2接触片の形状は、前記ベースの平面視において台形であり、
    前記第3接触片及び前記第4接触片の形状は、前記ベースの平面視において三角形である
    請求項7に記載のフォトインタラプタ。
  9. 前記差込領域の形状は、前記ベースの平面視において、前記第1接触片が形成される第1辺、前記第2接触片が形成される第2辺、前記第3接触片が形成される第3辺、及び前記第4接触片が形成される第4辺を有する四角形であり、
    前記第1切込部は、前記第1辺と前記第3辺との交差点からなる前記差込領域の端部から前記差込領域の中心側に向けて斜めに延びており、
    前記第2切込部は、前記第1辺と前記第4辺との交差点からなる前記差込領域の端部から前記差込領域の中心側に向けて斜めに延びており、
    前記第3切込部は、前記第2辺と前記第3辺との交差点からなる前記差込領域の端部から前記差込領域の中心側に向けて斜めに延びており、
    前記第4切込部は、前記第2辺と前記第4辺との交差点からなる前記差込領域の端部から前記差込領域の中心側に向けて斜めに延びており、
    前記第5切込部は、前記第1方向に延びており、
    前記第1接触片は、前記第1切込部、前記第2切込部、及び前記第5切込部によって形成されており、
    前記第2接触片は、前記第3切込部、前記第4切込部、及び前記第5切込部によって形成されており、
    前記第3接触片は、前記第1切込部及び前記第3切込部によって形成されており、
    前記第4接触片は、前記第2切込部及び前記第4切込部によって形成されており、
    前記第1接触片及び前記第2接触片の形状は、前記ベースの平面視において三角形であり、
    前記第3接触片及び前記第4接触片の形状は、前記ベースの平面視において台形である
    請求項7に記載のフォトインタラプタ。
  10. 前記差込領域の形状は、前記ベースの平面視において、前記第1接触片が形成される第1辺、前記第2接触片が形成される第2辺、前記第3接触片が形成される第3辺、及び前記第4接触片が形成される第4辺を有する四角形であり、
    前記第1切込部は、前記第1辺と前記第3辺との交差点からなる前記差込領域の端部から前記差込領域の中心に向けて斜めに延びており、
    前記第2切込部は、前記第1辺と前記第4辺との交差点からなる前記差込領域の端部から前記差込領域の中心に向けて斜めに延びており、
    前記第3切込部は、前記第2辺と前記第3辺との交差点からなる前記差込領域の端部から前記差込領域の中心に向けて斜めに延びており、
    前記第4切込部は、前記第2辺と前記第4辺との交差点からなる前記差込領域の端部から前記差込領域の中心に向けて斜めに延びており、
    前記第1接触片は、前記第1切込部及び前記第2切込部によって形成されており、
    前記第2接触片は、前記第3切込部及び前記第4切込部によって形成されており、
    前記第3接触片は、前記第1切込部及び前記第3切込部によって形成されており、
    前記第4接触片は、前記第2切込部及び前記第4切込部によって形成されており、
    前記第1接触片、前記第2接触片、前記第3接触片、及び前記第4接触片の形状は、前記ベースの平面視において三角形である
    請求項6に記載のフォトインタラプタ。
  11. 前記リードは、前記差込領域に差し込まれるリード差込部を含み、
    前記リード差込部は、第1リード側面、第2リード側面、第3リード側面、及び第4リード側面を有する四角柱状に形成され、
    前記4つ以上の接触片は、
    前記第1リード側面に対して対向する第1接触片と、
    前記第2リード側面に対して対向する第2接触片と、
    前記第3リード側面に対して対向する第3接触片と、
    前記第4リード側面に対して対向する第4接触片と、
    を含む
    請求項1〜10のいずれか一項に記載のフォトインタラプタ。
  12. 前記ベースは、第1接続部、第2接続部、及び第3接続部を含み、
    前記第1接続部、前記第2接続部、及び前記第3接続部のそれぞれには、前記差込領域が形成されている
    請求項1〜11のいずれか一項に記載のフォトインタラプタ。
  13. 前記フォトインタラプタは、前記リードとして、
    前記一方の素子としての発光素子が接続された発光用リードと、
    前記一方の素子としての受光素子が接続された受光用リードと、
    を有し、
    前記ベースは、前記差込領域として、
    前記発光用リードが差し込まれた発光用差込領域と、
    前記受光用リードが差し込まれた受光用差込領域と、
    を有する
    請求項1〜12のいずれか一項に記載のフォトインタラプタ。
  14. 前記ベースの平面視において、前記発光用差込領域の形状は、前記受光用差込領域の形状と同じである
    請求項13に記載のフォトインタラプタ。
  15. 前記リードは、銅又は鉄を含む
    請求項1〜14のいずれか一項に記載のフォトインタラプタ。
  16. 前記ベースは、銅又は鉄を含む
    請求項1〜15のいずれか一項に記載のフォトインタラプタ。
  17. 素子が電気的に接続されたリードと、
    前記リードと接続されるベースと、
    を備え、
    前記ベースは、
    複数の切込部が形成された差込領域と、
    前記差込領域内に設けられ、前記複数の切込部によって形成された4つ以上の接触片と、
    を有し、
    前記リードは、前記差込領域に差し込まれており、前記複数の接触片のうちの少なくとも1つの接触片と接触している
    電子部品。
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