JP2020168814A - 画像形成装置とその制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電池が充電切れとなった場合は、リアルタイムクロックで計時される日時が不正な状態となる。画像処理装置がサーバと通信を行うときに、画像処理装置の日時が不正であると信頼できない装置と認識されて、管理サーバと通信ができなくなる。【解決手段】電池から供給される電力に基づいて計時する計時手段を有し、前記電池の電池容量が既定値以下か否かを判定するとともに、サーバとの通信を行うサービスを有効化しているか否かを判定する。そして前記電池の電池容量が既定値以下と判定し、かつ前記サービスを有効化していると判定すると、前記計時手段による計時に基づく日時情報を修正するように制御する。【選択図】 図8

Description

本発明は、画像形成装置とその制御方法、及びプログラムに関する。
例えばワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ等における情報出力装置として、文字や画像等の情報を用紙やフィルム等の記録媒体(シート等)に電子写真方式で記録する画像形成装置が広く知られている。このような画像形成装置では、記録媒体上に画像を形成するために、トナーやインク等の現像剤を使用する。このため、ユーザは消耗品としての現像剤を収容するカートリッジや現像装置、或いは帯電装置、感光ドラム、現像装置が一体化したプロセスカートリッジを、必要に応じて購入して交換しなければならない。このような消耗品の購入に関するユーザの手間を簡略化するため、消耗品の残量が所定の閾値以下になると、所定の発注先に消耗品を自動発注する技術が知られている。
特許文献1には、トナー等の消耗品の残量の変化が検知されると、管理サーバに消耗品の残量情報を通知し、消耗品の残量が閾値以下である場合、管理サーバが、予め設定された販売店へ消耗品を発注する消耗品自動発注システムが記載されている。これによりユーザは、発注書の作成や、サービスセンタ等への発注のための連絡等の発注作業を行う手間を省略できる。
特開2018−136637号公報
一方で、リアルタイムクロック(RTC)を用いて日時情報を管理する画像処理装置が知られている。このような画像処理装置のリアルタイムクロックは、画像処理装置の電源とは別の電池から供給される電力で動作するのが一般的である。従って、この電池が充電切れとなった場合は、リアルタイムクロックで計時される日時が不正な状態となる。このような場合、リアルタイムクロックで計時される日時が不正な状態であることをユーザに通知して、ユーザに日時の再設定を促すのが一般的である。この場合、日時の再設定を手間と感じるユーザのために、日時の再設定をスキップさせることも可能である。しかしながら、画像処理装置が上述した管理サーバと通信を行う場合に、画像処理装置の日時が不正であると信頼できない装置と認識されて、管理サーバと通信ができなくなる場合がある。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点の少なくとも一つを解決することにある。
本発明の目的は、日時情報を計時する計時手段が電池切れで正確な日時情報が得られない場合、サーバとの通信を行うサービスを有効化されていれば、その日時情報を正しい日時情報に修正できる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、
電池から供給される電力に基づいて計時する計時手段と、
前記電池の電池容量が既定値以下か否かを判定する第1判定手段と、
サーバとの通信を行うサービスを有効化しているか否かを判定する第2判定手段と、
前記第1判定手段が前記電池の電池容量が既定値以下と判定し、かつ前記第2判定手段が前記サービスを有効化していると判定すると、前記計時手段による計時に基づく日時情報を修正するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、日時情報を計時する計時手段が電池切れで正確な日時情報が得られない場合、サーバとの通信を行うサービスを有効化されていれば、その日時情報を正しい日時情報に修正できるという効果がある。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の実施形態1に係る複合機(MFP)を備えた画像処理システムの構成を説明する図。 実施形態1に係るMFPのハードウェア構成を説明するブロック図。 実施形態1に係るMFPのソフトウェア構成を説明するブロック図。 実施形態1に係る管理サーバが保持している申込み情報テーブルの一例を示す図。 実施形態1に係るMFPが有するサービス設定テーブルの一例を示す図。 実施形態1に係るMFPに関する情報をMFPから管理サーバに登録してサービスを有効化するときのシーケンスを説明する図。 実施形態1に係るMFPがトナー残量変化を検知した際に実行するトナーロウイベント送信に係る処理を説明するフローチャート。 実施形態1に係るMFPによる電源オン時の処理を説明するフローチャート。 実施形態2に係るMFPの操作部に表示される日時不正通知を行うタイミング設定の画面例を示す図。 実施形態2に係るMFPによる電源オン時の処理を説明するフローチャート。 実施形態2に係るMFPがトナー残量の変化を検知した際に実行するトナーロウイベント送信に係る処理を説明するフローチャート。 実施形態2に係るMFPがトナー消費動作の指示を受けた際に実行する画面表示に係る処理を説明するフローチャート 実施形態1,2に係るMFPの操作部に表示される画面例を示す図。 実施形態1,2において、MFPから管理サーバに送信されるデジタル証明書の構成例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これら複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一もしくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。尚、実施形態では、本発明に係る画像形成装置の一例を、プリントやスキャン、ファクス機能を有する複合機(Multi Function Peripheral、以下MFP)を例に説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る複合機101を備えた画像処理システムの構成を説明する図である。
このシステムでは、MFP101a、MFP101bと管理サーバ102とは、ネットワーク100を介して通信可能に接続されている。尚、ここでMFP101aとMFPbとは同機種でもよいし別機種でもよい。以下の説明では、MFP101aとMFP101bを、MFP101として説明する。
管理サーバ102は、クライアントとなるMFP101のサービス申込み情報や各種サービス情報と、MFP101の装置に関連する情報とを関連付けた情報を管理する申込み管理サービスを搭載する。実施形態1では、管理サーバ102は、複数のサーバ群により構成されるクラウドサービスとする。管理サーバ102は、単一のサーバマシンで構成されるか、或いは複数のサーバによって構成されるかは限定するものではない。また、MFP101と管理サーバ102は、同一ネットワーク上にあってもよい。
管理サーバ102は、例えば、図4に示す申込み情報テーブル401を記憶している。このテーブルは、MFPを特定する識別情報であるプリンタID、申込み情報を特定する申込みID、サービス状態を記憶している。管理サーバ102は、後述するMFP101からのサービスの有効化通知に関わる一連の処理に従って、このテーブルのサービス状態を「有効」或いは「無効」に変更する。実施形態1において、管理サーバ102は、MFP101からイベント情報を受信することができ、特にトナーロウ(トナー残量不足)のイベントを受信した場合は、ネットワーク100を介して接続された発注サーバ103にトナーカートリッジを発注する。
実施形態1において、MFP101から管理サーバ102に通知するイベント情報は、MFP101に装着されているトナーの残量が閾値以下になったことを示すトナーロウのイベントである。管理サーバ102は、このトナーロウのイベントを契機に、発注サーバ103にトナーの発注を行う例で説明する。しかし、MFP101から管理サーバ102に通知するイベントは、トナー切れや、その他の状態を示す情報でも良く、トナーに限らず、MFP101に関わる情報であればどのようなイベント情報でも構わない。また、管理サーバ102が発注の契機とするイベント情報の種類も、実施形態1に限定するものではない。
図2は、実施形態1に係るMFP101のハードウェア構成を説明するブロック図である。
MFP101は、シート上の画像を読み取る読取機能、シートに画像を印刷する印刷機能を有する。他にもMFP101は、画像データを外部装置に送信するファイル送信機能などを有している。尚、実施形態1では、画像形成装置としてMFP101を例に説明するが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成装置として、読取機能を有さないプリンタ等の印刷装置が用いられてもよい。また、印刷機能を有さないスキャナなどの画像読取装置が用いられてもよい。
CPU201は、MFP101全体の動作を制御する。CPU201は、ROM202又はストレージ204に記憶された制御プログラムをRAM203に展開し、その展開したプログラムを実行して読取制御や印刷制御などの各種制御を行う。ROM202は、CPU201が実行可能な制御プログラムなどを記憶する。RAM203は、CPU201の主記憶メモリであり、ワークエリア、ROM202及びストレージ204に記憶された各種制御プログラムを展開するための一時記憶領域として用いられる。ストレージ204は、印刷データ、画像データ、各種プログラム、及び各種設定情報を記憶する。尚、実施形態1に係るMFP101では、1つのCPU201が1つのメモリ(RAM203)を用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の様態であっても構わない。例えば複数のCPU、RAM、ROM、及びストレージを協働させて後述するフローチャートに示す各処理を実行することもできる。また、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field−Programmable Gate Array)等のハードウェア回路を用いて一部の処理を実行するようにしてもよい。
操作部I/F207は、CPU201と操作部208とを接続する。読取部I/F209は、CPU201と読取部210とを接続する。読取部210は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成する。読取部210によって生成された画像データは、外部装置に送信されるか、又はこの画像データを用いてシート上に画像として印刷される。また読取部210は、原稿フィーダ(不図示)に載置されたシートを1枚ずつ搬送させながら読み取ることが可能である。
印刷部I/F211は、CPU201と印刷部(プリンタエンジン)212とを接続する。印刷すべき画像データは、印刷部I/F211を介して印刷部212に転送される。印刷部212は、制御コマンド及び印刷すべき画像データを受信し、この画像データに基づいた画像をシート上に印刷する。印刷部212の印刷方式は、電子写真方式であってもよいし、インクジェット方式であってもよい。電子写真方式の場合は、感光体上に静電潜像を形成した後トナーにより現像し、そのトナー像をシートに転写し、転写されたトナー像を定着することにより画像を形成する。一方、インクジェット方式の場合は、インクを吐出してシートに画像を印刷する。ここでは印刷部212は、電子写真方式で印刷を行うものとして説明する。
印刷部212で使用されるトナーカートリッジ215などの印刷に使用する消耗品は、MFP101の内部に着脱可能に装着されている。ユーザは、トナーカートリッジ215を交換することで、MFP101に対して消耗品を交換或いは補充することができる。尚、CPU201は、印刷のために必要な消耗品の残量を定期的なタイミングや、画像を1ページ印刷するタイミング、トナーカートリッジ215が装着されたタイミングで印刷部IF211を介して印刷部212より取得する。そして、その取得したトナー残量をストレージ204に不揮発に保持する。またCPU201は、トナーカートリッジ215の装着時に、そのカートリッジの型番をストレージ204に記憶する。印刷部212は、トナー残量の判定を、光学センサによる検知や、使用したトナー量のカウント値を累積計算することで判定する。
またMFP101は、通信部I/F205を介してネットワーク100に接続される。通信部I/F205は、ネットワーク100の管理サーバ102と、情報通信を可能に接続され、MFP101で発生する各種イベント情報や、後述するサービス有効化のための情報の送受信を行う。またネットワーク100のPCから印刷データや情報の受信や、RAM203又はストレージ204に記憶された、トナー残量やカートリッジ型番といった消耗品に関連する情報を送信する。
通信部I/F205を介して受信した印刷データは、ストレージ204又はROM202に記憶された印刷データを解析するためのソフトウェアモジュール(PDL解析部、不図示)によって解析される。このPDL解析部は、様々な種類のページ記述言語(Page Description Language)で表現された印刷データに基づいて印刷部212で印刷するためのデータを生成する。
RTC206はリアルタイムクロックであり、MFP101の時計機能のために使用される。RTC206は、二次電池213から供給される電力により動作する時計回路214を保持する。二次電池213は、MFP101に電力が供給されることで充電される。このためRTC206は、MFP101が電源切断状態でも動作を継続するが、一定期間、MFP101に電力が供給されなければ、二次電池213が充電切れ(電池容量が既定値以下の状態)となり、時計回路214が計時した日時情報が正確でなくなるおそれがある。尚、このRTC206は、二次電池213が充電切れとなって作動できなくなると、その計時値はリセットされるか、或いはデフォルト値になる。このリセット状態或いはデフォルトの状態は、例えばRTC206の計時値が「2000年00年00日00時00分00秒」となることで識別できる。
図3は、実施形態1に係るMFP101のソフトウェア構成を説明するブロック図である。
MFPコントール部301は、他のモジュールを制御し、スキャン、送信、表示処理などのMFP101で発生する各ジョブの実行を統括的に制御する。UI制御部302は、操作部I/F207を介して操作部208を制御する。具体的には、操作部208へのユーザへのメッセージや選択肢等の表示、及び、ユーザによる操作部208を介した操作を受け付け、その操作内容を他の機能部に通達する。記憶部303は、他の機能部からの指示により、指定されたデータをRAM203、ストレージ204に記憶する、また或いはこれら記憶部(メモリ)に記憶されているデータを読み出す。実施形態1では、記憶部303は、MFP101のストレージ204に記憶される図5に示すサービス設定テーブルの情報を管理している。
サービス有効化シーケンス制御部305は、記憶部303によって読み出されたサービス設定テーブル307の情報を基に、サービスを有効、又は無効にするためのサービス有効化通知を、管理サーバ102に行うか否か判定する。イベント通知制御部306は、MFP101で発生したイベントを収集し、通信部I/F205を介して管理サーバ102に通知する。このイベントの具体例としては、トナーカートリッジに関するデータであれば、印刷等によるトナーの消費、トナーの残量が所定の閾値を下回る、トナーカートリッジの着脱などが含まれる。
図4は、実施形態1に係る管理サーバ102が管理している申込み情報テーブル401の一例を示す図である。
この申込み情報テーブル401は、管理サーバ102の記憶部に保存される。この申込み情報テーブル401において、MFP101に関連する情報であるMFP101を一意に識別するプリンタID(識別子)と、サービス管理情報とが対応付けて記憶されている。このサービス管理情報は、サービスの有効/無効を示すサービス状態、申込み情報を一意に識別するための申込みIDを含む。申込みIDは、例えば、サービス提供者名、申込みサービス種別ID、申込みサービス概要、申込み日時等を含む申込み情報に紐づけることもできる。尚、プリンタIDにサービス管理情報(サービス状態、申込みID)が1つも紐づけられない場合もあり得る。またプリンタIDにサービス管理情報が複数紐付けられる場合もあり得る。
尚、実施形態1におけるサービスは、サービス提供者(サービス提供元)とMFP101の管理者との間で契約が必要なサービスである。このサービスには、実施形態1では、消耗品の自動配送サービスが含まれる。この自動配送サービスでは、MFP101で使用される消耗品の消耗度が閾値以下であることを検知すると、MFP101は管理サーバ102に対し、消耗品の残量情報を通知する。これにより管理サーバ102は、その消耗品の発注が必要か否かを判定する。そして発注が必要であると判定した場合は、サービス提供元に、その消耗品の発注がされ、この発注に従って、MFP101のもとに消耗品が配送される。これにより、ユーザの手を煩わせることなく、MFP101の消耗品を自動的にユーザのもとに配送できる。またサービスとしてはこれ以外に、MFP101を遠隔地から状態監視してメンテナンスを行うメンテナンスサービス、デバイスの利用状況をレポートするデバイス管理サービス等が考えられる。
管理サーバ102とMFP101とが契約を締結することにより、申込み(契約)を行ったプリンタIDと、このプリンタIDを有するプリンタに対応するサービスの管理情報とが申込み情報テーブル401に書き込まれる。新規にMFP101のサービス管理情報が書き込まれる場合、そのサービス状態は無効となっている。その後、MFP101からのサービス有効化通知によって、そのサービスが有効化される。また、契約を解除した場合は、申込み情報テーブル401から、その契約が解除されたサービスに該当するサービス管理情報が削除される。
図4の申込み情報テーブル401の例では、プリンタID「123456789」には申込みID「abc123」が紐づけられており、その申込みIDのサービス状態は「有効」である。また、プリンタID「222222222」には、申込みID「xyz789」が紐づけられており、その申込みIDのサービス状態は「無効」である。
MFP101が、管理サーバ102に対して、サービスに契約しているか否かの情報の通知を要求してくると、管理サーバ102は、そのMFP101に付与されたプリンタIDを用いて申込み情報テーブル401を検索する。そして、そのMFP101と契約されているサービスの検索結果を通知する。
図5は、実施形態1に係るMFP101が有するサービス設定テーブル307の一例を示す図である。
MFP101が有するサービス設定テーブル307では、サービス設定と、申込みIDとが対応付けて記憶されている。申込みIDは、MFP101が管理サーバ102へ要求することで取得でき、これは図4の申込みIDに対応している。サービス設定は、各申込みIDに対応するサービス設定が「ON」(サービス設定有り)、「OFF」(サービス設定無し)のいずれに設定されているかを示している。サービス設定は、例えば、操作部208を介したユーザ又はサービスマンからの操作、或いは外部から送信されたMFP101に対する指示コマンドなどによって、その設定を切り替えることができる。サービス有効化結果は、そのサービスを有効化するために、MFP101が管理サーバ102に対してサービス有効化処理を行った結果を示している。MFP101から管理サーバ102へのサービス有効化通知によりサービス有効化に成功した場合は「成功」となり、サービス有効化に失敗した場合は「失敗」となる。またサービス有効化通知をしていない状態、或いはサービス設定をオフにした場合は「未実施」となる。図5の例では、図4でプリンタID「123456789」に紐づけられている申込みID「abc123」のサービス設定が「ON」であり、そのサービス有効化結果は「成功」となっている。
図6は、実施形態1に係るMFP101に関する情報をMFP101から管理サーバ102に登録してサービスを有効化するときのシーケンスを説明する図である。このシーケンスは、サービス設定テーブル307のサービス設定が「OFF」から「ON」に変更された際に実施される。
MFP101がサービスの提供を受ける場合、管理サーバ102に対してMFP101に関する情報の登録処理と、サービスの提供を開始するためのサービス有効化通知を行う。MFP101はサービス設定が「OFF」から「ON」に変更されたことを検知すると、まず601で、管理サーバ102へ接続先情報を要求する。これにより管理サーバ102は、その接続先情報の要求に対する応答として602で、MFP101へ接続先情報を返送する。尚、601での接続先情報の要求時、MFP101は国や地域などの、そのMFPの設置地域に関する情報も併せて送信する。そして602で管理サーバ102は、接続先情報として、後述するデバイスの登録要求、申込み情報要求、サービス有効化通知、デバイス制御情報の要求・デバイス制御結果の通知を行う際の接続先を示すFQDN(Fully Qualified Domain Name)をMFP101へ返送する。
次に603でMFP101は、管理サーバ102に対し、MFP101に対するサービスを登録するように要求するデバイスの登録要求を送信する。この登録要求には、MFP101のシリアル番号などデバイス個体を一意に特定する識別情報(プリンタID)と、製品名や出荷仕向けなどデバイスの種類を特定する情報と、デジタル証明書などの日時情報を含む情報が含まれる。
これにより管理サーバ102は、このデバイスの登録要求を受信すると612で、その登録要求に含まれるデジタル証明書の情報が信頼できるかを確認する。このとき、デジタル証明書に含まれる有効期限などの日時情報が不正な場合は、その登録要求を発行したデバイス(MFP)は信頼できないと判定される。この場合は、そのデバイス登録要求への応答として、登録失敗を示す情報を、登録結果情報としてMFP101に返送する。このときMFP101は、登録失敗を示す情報を登録結果情報として受信した場合は、MFP101はサービス設定を「OFF」に戻し、操作部208に登録失敗を示すメッセージを表示し本シーケンス処理を終了する。
一方、信頼できるデバイスと判定されると604で、管理サーバ102が管理するデバイスの識別子であるプリンタIDを発行し、その登録要求に対する応答として、プリンタIDを含む登録結果情報をMFP101に送信する。このプリンタIDを含む情報をデバイス登録結果情報を受信するとMFP101は605で、管理サーバ102へ、申込み情報を要求する。
これにより管理サーバ102は、その申込み情報の要求を受信すると606で、図4の申込み情報テーブル401からMFP101のプリンタIDに紐づけられた申込み情報を検索して、MFP101へ送信する。この申込み情報は、サービスIDと、申込みIDとを含む。このときもし、申込み情報テーブル401において、MFP101のプリンタID、或いはプリンタIDに紐づけられた申込み情報が存在しない場合は、新たにプリンタIDや申込みIDを作成して申込み情報テーブル401に登録する。こうしてMFP101は、管理サーバ102から受信した申込み情報をサービス設定テーブル307に記憶する。実施形態では、申込み情報テーブル401申込みIDをサービス設定テーブル307に記憶する。
次にMFP101は607で、サービス設定テーブル307の申込みIDとサービス設定に基づいて、そのサービスを有効化するためのサービス有効化通知を管理サーバ102へ送信するか否かをサービス有効化シーケンス制御部216において決定する。
具体的には、MFP101は、サービス設定テーブル307のサービス設定が「ON」に設定されているサービスに対応する申込みIDが空か否かを判定する。申込みIDが空でない、即ち、申込みIDが、既に取得できている場合は、管理サーバ102へサービスを有効化するためのサービス有効化通知を行う。一方、申込みIDが空であると判定された場合、MFP101はサービス有効化通知を行わない。尚、このサービス有効化通知には、有効化するサービスを一意に決定するために申込みID等の識別情報が含まれている。
管理サーバ102は、MFP101からのサービス有効化通知を受信すると、そのサービス有効化通知に含まれる識別情報に対応する申込み情報テーブル401のサービス状態を「有効」にする。こうして管理サーバ102は、MFP101からのサービス有効化通知を受信することで、そのサービスの提供に必要な処理を開始する。そして管理サーバ102は、申込み情報テーブル401のサービス状態を「有効」にした後608で、MFP101へサービス有効化通知の結果を送信する。
こうしてMFP101は、そのサービス有効化通知の結果を受信し、そのサービスを有効化するのに成功したと判定した場合は、サービス設定テーブル307のサービス有効化結果を「成功」にする。一方、そのサービスの有効化に失敗したことを示す通知が管理サーバ102から通知された場合、或いは管理サーバ102との通信に失敗した場合はサービス有効化結果を「失敗」にする。
こうして、そのサービスを有効化するのに成功した場合は、続いて609で、MFP101は管理サーバ10に対してデバイス制御情報要求を送信する。管理サーバ102は、このデバイス制御情報要求を受信すると610で、デバイス制御情報を返送する。このデバイス制御情報には、管理サーバ102がMFP101に対して通知するように要求するイベントデータ種別(以後、要求データ種別)が含まれている。この要求データ種別は、現在有効化されているサービスの提供を行うために必要となるMFP101のデータの種類を示したものである。例えば、カートリッジの自動配送サービスの要求データであれば、カートリッジの種類、残量、色といったカートリッジに関するデータが要求データ種別となる。これらに限らず必要なデータを任意の方法で決定してもよい。また管理サーバ102が認識しているMFP101の送信データ種別(以後、現在データ種別)、及びその差分情報がデバイス制御情報として含まれる。こうしてMFP101は、そのデバイス制御情報を受信すると611で、現在データ種別を、デバイス制御結果通知として管理サーバ102に送信する。
上述した609〜611までのシーケンスにより、MFP101は、管理サーバ102に対して、そのサービスの提供に必要となるデバイス情報を示す現在データ種別に従ってデバイス情報の送信を開始する。
図7は、実施形態1に係るMFP101がトナー残量の変化を検知した際に実行するトナーロウイベント送信に係る処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示す処理は、CPU201がRAM203に展開したプログラムを実行することにより達成される。
CPU201まずS701で、トナー残量が変化したことを検知したかどうか判定する。トナー残量が変化したことを検知しない場合は、この処理を終了するが、そうでないときはS702に進む。S702でCPU201は、管理サーバ102において、このMFP101へのサービスが有効化されているかどうか、即ち、サービスが有効化済か否かを判定する。ここでサービス有効化済みとは、MFP101が管理サーバ102に対してデバイス情報の送信が可能な状態になっていることを示す。ここでサービスが有効化済であればS703に進むが、そうでないときはこの処理を終了する。S703でCPU201は、トナー残量が閾値以下かどうか判定し、そうであればS704に処理を進め、そうでないときはこの処理を終了する。S704でCPU201は、現在装着されているトナーカートリッジに関して、トナーロウイベントを管理サーバ102に送信済みか否か判定する。ここでトナーロウイベント送信済みであれば、この処理を終了する。一方、トナーロウイベント送信済みでなければS705に進みCPU201は、トナーロウイベントと日時情報などを含むデジタル証明書情報を管理サーバ102に通知する。
このとき管理サーバ102は、受信したデジタル証明書が含む有効期限などの日時情報が不正な場合は、その証明書を送信したMFPは信頼できないデバイスと判定して、そのトナーロウイベントの通知を無視する。
尚、図7の処理において、S702、S703、S704は、その実行順序を入れ替えてもよい。即ち、現在装着されているトナーカートリッジに関して、トナーロウイベントを管理サーバ102に送信済みでない、トナー残量が閾値以下、サービス有効化済、の3条件を満たす場合に、トナーロウイベントを管理サーバ102に送信するような構成であればよい。
またここではトナーロウの場合で説明したが本発明はこれに限定されるものでなく、例えば、他の消耗品の残量に基づくイベントの発生でもよく、或いはメンテナンスを必要とする部品の有効期限(耐久年数)等に基づくイベントであってもよい。
図8は、実施形態1に係るMFP101による電源オン時の処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示す処理は、CPU201がRAM203に展開したプログラムを実行することにより達成される。
この処理は、MFP101の電源がオンされることにより開始される。まずS801でCPU201は、RTC206の二次電池213が充電切れか否かを判定する。これは二次電池213の電池容量が既定値以下か、或いは前述したように、RTC206の計時値がリセットされているか、デフォルト値であるかどうか判定するものである。ここで二次電池213が充電切れでなければS802に進みCPU201は、印刷可能画面を操作部208に表示して、この処理を終了する。一方、S801で二次電池213が充電切れであると判定するとS803に進みCPU201は、サービス設定テーブル307を参照して、管理サーバ102によるサービスが有効化されているかどうか判定する。ここでサービスが有効化されていると判定するとS808に進みCPU201は、日時を手動で入力する画面を操作部208に表示し、操作部208から入力される日時情報を取得する。そしてS802に進んで印刷可能画面を表示して、この処理を終了する。
これによりMFP101のサービス有効化結果が成功になっている状態では、必ず入力操作の手間が必要にはなるが、ユーザによって正しい日時が入力されることになる。
一方、S803でCPU201は、サービス有効化結果が成功になっていなければS804に進みCPU201は、日時の入力選択画面を操作部208に表示する。この画面例を図13(B)に示す。この日時入力選択画面では、日時をユーザが手動で入力する「手動入力」、或いはサーバ等から日時情報を取得して日時を設定する「自動設定」、或いは日時を「設定しない」のいずれかが選択可能である。S805でCPU201は、「手動入力」が選択された否かを判定する。ここで「手動入力」が選択された場合は前述のS808に進んで、日時手動入力画面を操作部208に表示し、その画面で入力される日時情報を取得してS802に進む。これにより「手動入力」が選択された場合は、ユーザによる正確な時間を入力して日時情報を修正するための入力操作が必要にはなるが、ユーザの手によって正しい日時情報に修正されることになる。
S805で「手動入力」が選択されないときはS806に進みCPU201は、「自動入力」が選択された否かを判定する。ここで「自動入力」が選択された場合はS807に進みCPU201は、予め定められたサーバから通信部I/F205を介して日時情報を取得して、日時の設定を行った後、S802に進む。
尚、このサーバに関しては、製品出荷時に予め設定していても良いし、操作部208を介してユーザが設定していても良い。またこのサーバは、SNTP(Simple Network Time Protocol)に対応したサーバであっても良く、或いはHTTPサーバなど日時設定の保証を行わないサーバを用いても良い。これにより「自動入力」が選択された場合は、設定された日時の精度の保証はサーバに依存することになる、ユーザによる入力操作の手間を省略することができる。また「手動入力」も「自動入力」も選択されなかった場合は、「日時を設定しない」が選択されたと判定してS806からS802に進む。この場合は、日時が未設定状態のまま印刷可能画面を表示することになる。しかしながら、この場合は、MFP101は、上述した管理サーバとの間でサービスを受けるなどの設定となっていないため、特に不具合は生じない。
以上説明したように実施形態1によれば、RTCの電池が充電切れで正確な日時情報を取得できない場合で、かつ、管理サーバによるサービスを受けている場合は、ユーザに正確な日時情報を入力させる。これにより、MFPが管理サーバと通信を行う場合に、MFPの日時が不正であるために信頼できない装置と認識されて、管理サーバと通信ができなくなるなどの不具合を防止できる。
また、RTCの電池が充電切れで正確な日時情報を取得できない場合で、かつ、管理サーバによるサービスを受けている場合、ユーザが手動で正確な日時情報を入力しないときは、サーバから正確な日時情報を取得するようにしても良い。これにより上述したのと同様の効果を奏することができる。
[実施形態2]
次に実施形態2を説明する。尚、実施形態2に係るシステム構成、及びMFP101のハードウェア構成等は、前述の実施形態1と同様であるため、その説明を省略する。
前述の実施形態1では、図8の電源オン時のMFP101の動作フローチャートで、サービス設定テーブル307を参照して、サービス有効化結果が「成功」になっているか否かにより適切な日時設定方法を提供した。これに対して実施形態2では、MFP101の起動時以外のタイミングで日時設定を行わせる例で説明する。
図9は、実施形態2に係るMFP101の操作部208に表示される日時不正通知を行うタイミング設定の画面例を示す図である。
ユーザは、この画面を介して、日時不正通知タイミングを、MFP101の「起動時」、「トナーロウ通知時」「トナー消費時」のいずれかに設定可能である。この画面を介して設定された値は、ストレージ204に不揮発に格納される。
図10は、実施形態2に係るMFP101による電源オン時の処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示す処理は、CPU201がRAM203に展開したプログラムを実行することにより達成される。
この処理は、MFP101の電源がオンされることにより開始され、まずS1001でCPU201は、前述の図8のS801と同様に、RTC206二次電池213が充電切れか否かを判定する。ここでRTC206の二次電池213が充電切れでなければS1002に進みCPU201は、印刷可能画面を操作部208に表示して、この処理を終了する。一方、RTC206の二次電池213が充電切れであればS1003に進みCPU201は、図9を参照して説明した日時不正通知タイミング設定が「起動時」であるか否かを判定する。ここで通知タイミングが「起動時」でなければS1002に進み、印刷可能画面を表示して、この処理を終了する。
一方、日時不正通知タイミング設定が「起動時」であればS1004に進みCPU201は、サービス設定テーブル307を参照し、サービス有効化結果が「成功」か否か判定する。ここでサービス有効化結果が「成功」であればS1009に進みCPU201は、日時手動入力画面を操作部208に表示し、その画面介して入力される日時情報を取得してS1002に進み、印刷可能画面を表示して、この処理を終了する。
これによりMFP101のサービス有効化結果が成功になっている状態、即ち、MFP101が管理サーバ102のサービスを受けられる状態では、必ずユーザによる正確な日時情報の入力操作が必要にはなるが、ユーザによって正しい日時情報が入力されることになる。これによりMFP101の日時情報が不正であることにより、管理サーバ102からサービスを受けられない事態をの発生を防止できる。
一方、S1004でCPU201は、サービス有効化結果が「成功」でないと判定するとS1005に進み、日時入力選択画面を操作部208に表示する。この日時入力選択画面では「手動入力」「自動設定」「日時を設定しない」のいずれかが選択可能である。次にS1006に進みCPU201は、その日時入力選択画面で「手動入力」が選択された否かを判定する。ここで「手動入力」が選択されたと判定したときはS1009に進み日時手動入力画面を操作部208に表示し、その画面介して入力される日時情報を取得してS1002に進み、印刷可能画面を表示して、この処理を終了する。これにより「手動入力」が選択された場合には、入力操作の手間が必要にはなるがユーザの手によって正しい日時が入力されることになる。
一方、S1006でCPU201は、「手動入力」が選択されていない場合はS1007に進み、CPU201は、日時入力選択画面で「自動入力」が選択された否かを判定する。ここで「自動入力」が選択されたと判定した場合はS1008に進みCPU201は、予め定められた日時サーバから通信部I/F205を介して日時情報を取得して日時の設定を行う。日時サーバは、製品出荷時に予め設定していても良いし、操作部208を介してユーザが設定していても良い。日時サーバは、SNTP(Simple Network Time Protocol)に対応した日時サーバであっても良く、或いはHTTPサーバなど日時設定の保証を行わないサーバを用いても良い。これにより「自動入力」が選択された場合は、設定された日時の精度の保証はサーバ依存になるが、ユーザの入力操作の手間なく日時が設定できることになる。
一方、日時入力選択画面で「手動入力」も「自動入力」も選択されなかった場合は、「日時を設定しない」が選択されたと判定してS1002に進みCPU201は、日時未設定状態のまま印刷可能画面を表示して、この処理を終了する。
図11は、実施形態2に係るMFP101がトナー残量の変化を検知した際に実行するトナーロウイベント送信に係る処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示す処理は、CPU201がRAM203に展開したプログラムを実行することにより達成される。
まずS1001でCPU201は、トナー残量の変化を検知したかどうか判定し、検知するとS1102に進むが、そうでないときは、この処理を終了する。S1102でCPU201は、サービス設定テーブル307を参照し、サービス有効化結果が「成功」かどうか判定する。ここでサービス有効化結果が「成功」であると判定するとS1103に進むが、そうでないときはこの処理を終了する。S1103でCPU201は、トナー残量が閾値以下であるか否か判定し、トナー残量が閾値以下であればS1104に処理を進め、そうでないときは、この処理を終了する。
S1104でCPU201は、日時不正通知タイミング設定が「トナーロウ時」であるか否か判定する。ここで日時不正通知タイミング設定が「トナーロウ時」でないと判定するとS1107へ処理を進め、「トナーロウ時」であればS1105へ処理を進める。S1105でCPU201は、前述の図8のS801と同様にして、RTC206の二次電池213が充電切れか否かを判定する。ここでRTC206の二次電池213が充電切れでなければS1107へ処理を進め、充電切れであればS1106へ処理を進める。S1106でCPU201は、日時手動入力画面を操作部208に表示し、その画面を介して入力される日時情報を取得してS1107へ処理を進める。
S1107でCPU201は、現在装着されているトナーカートリッジに関して、トナーロウイベントを管理サーバ102に送信済みか否か判定する。ここでトナーロウイベントが送信済みでなければS1108に進みCPU201は、トナーロウイベントと日時情報などを含むデジタル証明書情報を管理サーバ102に送信して、この処理を終了する。
これにより管理サーバ102は、受信したデジタル証明書が含む有効期限などの日時情報が不正かどうか判定し、不正であれば信頼できないデバイスと判定してトナーロウイベントの通知を無視する。デジタル証明書の構成例は図14を参照して後述する。
図12は、実施形態2に係るMFP101がトナー消費動作の指示を受けた際に実行する画面表示に係る処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示す処理は、CPU201がRAM203に展開したプログラムを実行することにより達成される。
この処理は、プリント、コピーなどのトナーの消費を伴う動作指示を操作部208からの操作、或いは通信部I/F205からの印刷ジョブ受信などで受付けることにより開始される。まずS1201でCPU201は、日時不正通知タイミング設定が「トナー消費時」であるか否かを判定する。ここで、日時不正通知タイミング設定が「トナー消費時」であればS102に処理を進め、そうでなければS1204へ処理を進める。S1202でCPU201は、日サービス設定テーブル307を参照し、サービスの有効化結果が「成功」、即ち、有効化済であるか否かを判定する。ここでサービス有効化済であればS1203へ処理を進め、そうでないときはS1204に処理を進める。S1203でCPU201は、前述の図8のS801と同様にして、RTC206の二次電池213が充電切れか否かを判定する。ここでRTC206の二次電池213が充電切れでないと判定するとS1204へ処理を進め、二次電池213が充電切れであればS1205に処理を進める。S1205でCPU201は、日時手動入力画面を操作部208に表示し、その画面を介して入力される日時情報を取得してS1204に処理を進める。S1204でCPU201は、操作部208からの操作、或いは通信部I/F205からの印刷ジョブ受信などの指示に応じて印刷処理を実行して、この処理を終了する。
図13は、実施形態1,2に係るMFP101の操作部208に表示される画面例を示す図である。
図13(A)は、図8のS804、或いは図10のS1004で日時入力選択画面の表示処理を行う前に操作部208に表示される日時不正通知画面の一例を示す図である。ここではMFP101の電源がオフされている間に、RTC206の二次電池が充電切れになり日時情報が更新されなくなった旨を表示している。この画面でユーザが、OKボタン1301を押下すると、図8のS804或いは図10のS1004で、図13(B)の日時入力選択画面が表示される。
図13(B)では、サーバから日時情報を取得して設定する「自動設定」、ユーザが操作部208を操作し日時情報を入力して設定する「手動設定」、及び日時情報を設定しない「設定しない」の選択肢が表示されている。ここでユーザは、いずれかを選択してOKボタンを押下することにより、日時情報の設定方法を選択することができる。
図13(C)は、図13(B)の画面で「手動設定」が選択されることにより、或いは、図13(A)の日時不正通知画面が表示されて、ユーザが、その画面の内容を確認してOKボタン1301を押下することにより、図8のS808或いは図10のS1008で表示される日時の手動入力画面の一例を示す。
図13(D)は、図8のS802或いは図10のS1002で表示される印刷可能画面の一例を示す。
図14は、実施形態1,2において、MFP101から管理サーバ102に送信されるデジタル証明書の構成例を示す図である。
公開鍵情報1402は、通信の暗号化処理に用いるための公開鍵情報である。発行者情報1403は、この証明書の発行者の情報である。例えばMFP101の場合は、MFP101の機種コードなどである。証明書の有効期限1404は、この証明書の有効期限である。
以上説明したように実施形態2によれば、装置の電源がオフされている間にRTCの電池切れとなって計時している日時が不正になったことを管理サーバに通知するタイミングを、「起動時」、「トナーロウ通知時」「トナー消費時」のいずれかに設定できる。
こうしてRTCの電池が充電切れで正確な日時情報を取得できない場合で、かつ、管理サーバによるサービスを受けている場合は、ユーザに正確な日時情報を入力させるか、或いはサーバから正確な日時情報を取得できる。これにより、MFPが管理サーバと通信を行う場合に、MFPの日時が不正であるために信頼できない装置と認識されて、管理サーバと通信ができなくなるなどの不具合を防止できる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
101a,101b(101)…複合機(MFP),102…管理サーバ、201…CPU、204…ストレージ、206…RTC,208…操作部、212…印刷部、213…二次電池、214…時計回路、215…トナーカートリッジ、307…サービス設定手ブル、401…申込み情報テーブル

Claims (12)

  1. 電池から供給される電力に基づいて計時する計時手段と、
    前記電池の電池容量が既定値以下か否かを判定する第1判定手段と、
    サーバとの通信を行うサービスを有効化しているか否かを判定する第2判定手段と、
    前記第1判定手段が前記電池の電池容量が既定値以下と判定し、かつ前記第2判定手段が前記サービスを有効化していると判定すると、前記計時手段による計時値に基づく日時情報を修正するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 電池から供給される電力に基づいて計時する計時手段と、
    前記計時手段による計時値がリセットされているか、或いはデフォルト値かどうか判定する第1判定手段と、
    サーバとの通信を行うサービスを有効化しているか否かを判定する第2判定手段と、
    前記第1判定手段が前記計時手段による計時値がリセットされているか、或いはデフォルト値と判定し、かつ前記第2判定手段が前記サービスを有効化していると判定すると、前記計時手段による計時値に基づく日時情報を修正するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記日時情報を修正する方法を選択する選択手段を、更に有し
    前記制御手段は、前記選択手段により選択された方法に従って、前記日時情報を修正することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. ユーザによる操作を受け付ける操作手段を、更に有し、
    前記日時情報を修正する方法は、手動入力による修正を含み、
    前記選択手段により前記手動入力が選択された場合は、前記操作手段を介してユーザが入力した日時情報に従って前記日時情報を修正することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記日時情報を修正する方法は、自動設定による修正を含み、
    前記選択手段により前記自動設定が選択された場合は、ネットワークを介してサーバから取得した日時情報に従って前記日時情報を修正することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段が前記日時情報を修正するタイミングを指定する指定手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記指定手段により指定されたタイミングで、前記日時情報を修正することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記タイミングは、前記画像形成装置の起動時、前記画像形成装置が使用する消耗品の残量が既定値以下の場合の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記日時情報は、前記サーバとの間で有効化されているサービスで使用されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記電池は、前記画像形成装置の電源がオンされているときに当該電源から供給される電力で充電される二次電池であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 電池から供給される電力に基づいて計時する計時手段を有する画像形成装置を制御する制御方法であって、
    前記電池の電池容量が既定値以下か否かを判定する第1判定工程と、
    サーバとの通信を行うサービスを有効化しているか否かを判定する第2判定工程と、
    前記第1判定工程で前記電池の電池容量が既定値以下と判定され、かつ前記第2判定工程で前記サービスを有効化していると判定されると、前記計時手段による計時に基づく日時情報を修正するように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  11. 電池から供給される電力に基づいて計時する計時手段を有する画像形成装置を制御する制御方法であって、
    前記計時手段による計時値がリセットされているか、或いはデフォルト値かどうか判定する第1判定工程と、
    サーバとの通信を行うサービスを有効化しているか否かを判定する第2判定工程と、
    前記第1判定工程が前記計時手段による計時値がリセットされているか、或いはデフォルト値と判定し、かつ前記第2判定工程が前記サービスを有効化していると判定すると、前記計時手段による計時値に基づく日時情報を修正するように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  12. コンピュータに、請求項10又は11に記載の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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