JP2020165923A - 検査装置、及び検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチの数を減少させることが容易な検査装置、及び検査方法を提供する。【解決手段】電源部42に接続される、正供給スイッチFpと負供給スイッチSpとからなる複数の供給スイッチ対44と、検出部43に接続される、正検出スイッチSpと負検出スイッチSmとからなる複数の検出スイッチ対45と、正供給スイッチFp及び負供給スイッチを介してFmを介して電源部12に接続される供給プローブPと、正検出スイッチSpと負検出スイッチSmを介して検出部43に接続される検出プローブPと、検査処理部5とを備え、検査処理部5は、正供給スイッチFp1、負供給スイッチFm3、正検出スイッチSp2、及び負検出スイッチSm4をオンしつつ、検出部43により検出される検出電圧Vに基づきタブ端子104の検査を行う検査装置。【選択図】図6

Description

本発明は、四端子法を用いて検査対象物を検査する検査装置、及び検査方法に関する。
従来より、高精度の抵抗測定法として、電流供給用の接触子とは別に、電圧検出用の接触子を設け、計四つの接触子を用いて抵抗測定を行う、いわゆる四端子法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011−89858号公報
ところで、特許文献1に記載の基板検査装置では、四端子法用の接触子CP1〜CP4における1本の接触子に対して、それぞれ、四つのスイッチ素子SW1〜SW4が接続されている(特許文献1の図1,図3)。
特許文献1の図1,図3には、スイッチ素子SW1は接触子CPを電源手段2の正極に接続し、スイッチ素子SW2は接触子CPを電源手段2の負極(回路グラウンド)に接続し、スイッチ素子SW3は接触子CPを検出手段の一方の極に接続し、スイッチ素子SW4は接触子CPを検出手段の他方の極に接続することが記載されている。
基板検査装置の検査対象である基板は、パッド等の検査点の配置が様々であり、その検査点間の配線の引き回しも様々である。このような、様々な基板の検査を行うためには、各接触子CPを、電源正極、電源負極、検査手段の正極、及び検査手段の負極に、自由に接続できる必要がある。
そこで、従来、四端子法の検査装置では、特許文献1に示すように、各接触子に対して、四つのスイッチ素子が接続されている。一方、コスト削減の観点から、スイッチ素子の数を減らしたいという、ニーズがある。
本発明の目的は、スイッチの数を減少させることが容易な検査装置、及び検査方法を提供することである。
本発明の一例に係る検査装置は、電流を供給する電源部と、電圧を検出する検出部と、前記電源部の正極に接続される正供給スイッチと前記電源部の負極に接続される負供給スイッチとからなる複数の供給スイッチ対と、前記検出部の正極に接続される正検出スイッチと前記検出部の負極に接続される負検出スイッチとからなる複数の検出スイッチ対と、前記複数の供給スイッチ対のそれぞれに対して設けられ、前記正供給スイッチを介して前記電源部の正極に接続されると共に前記負供給スイッチを介して前記電源部の負極に接続され、かつ前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチとは接続されない供給プローブと、前記複数の検出スイッチ対のそれぞれに対して設けられ、前記正検出スイッチを介して前記検出部の正極に接続されると共に前記負検出スイッチを介して前記検出部の負極に接続され、かつ前記正供給スイッチ及び前記負供給スイッチとは接続されない検出プローブと、前記正供給スイッチ、前記負供給スイッチ、前記正検出スイッチ、及び前記負検出スイッチのオン、オフを制御することにより検査対象物の検査を行う検査処理部とを備え、前記検査処理部は、前記各供給スイッチ対の二つのスイッチを両方オンともさせることはなく、前記各検出スイッチ対の二つのスイッチを両方オンともさせることはなく、(a1)前記複数の供給プローブの中から、一つを第一供給プローブとして選択し、他の一つを第二供給プローブとして選択し、前記複数の検出プローブの中から、一つを第一検出プローブとして選択し、他の一つを第二検出プローブとして選択し、(b1)前記第一供給プローブに対応する前記正供給スイッチ及び前記負供給スイッチの各スイッチのうち一方をオン、前記第二供給プローブに対応する前記正供給スイッチ及び前記負供給スイッチの各スイッチのうち他方をオン、前記第一検出プローブに対応する前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチの各スイッチのうち一方をオン、前記第二検出プローブに対応する前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチの各スイッチのうち他方をオンしつつ、前記検出部により検出される検出電圧に基づき前記検査対象物の検査を行う。
また、本発明の一例に係る検査方法は、電流を供給する電源部と、電圧を検出する検出部と、前記電源部の正極に接続される正供給スイッチと前記電源部の負極に接続される負供給スイッチとからなる複数の供給スイッチ対と、前記検出部の正極に接続される正検出スイッチと前記検出部の負極に接続される負検出スイッチとからなる複数の検出スイッチ対と、前記複数の供給スイッチ対のそれぞれに対して設けられ、前記正供給スイッチを介して前記電源部の正極に接続されると共に前記負供給スイッチを介して前記電源部の負極に接続される供給プローブと、前記複数の検出スイッチ対のそれぞれに対して設けられ、前記正検出スイッチを介して前記検出部の正極に接続されると共に前記負検出スイッチを介して前記検出部の負極に接続される検出プローブとを備えた検査装置を用いた検査方法であって、前記供給プローブは、前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチとは接続されず、前記検出プローブは、前記正供給スイッチ及び前記負供給スイッチとは接続されず、前記各供給スイッチ対の二つのスイッチを両方ともオンさせることはなく、前記各検出スイッチ対の二つのスイッチを両方ともオンさせることはなく、(a1)前記複数の供給プローブの中から、一つを第一供給プローブとして選択し、他の一つを第二供給プローブとして選択し、前記複数の検出プローブの中から、一つを第一検出プローブとして選択し、他の一つを第二検出プローブとして選択し、(b1)前記第一供給プローブに対応する前記供給スイッチ及び前記負供給スイッチの各スイッチのうち一方をオン、前記第二供給プローブに対応する前記正供給スイッチ及び前記負供給スイッチの各スイッチのうち他方をオン、前記第一検出プローブに対応する前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチの各スイッチのうち一方をオン、前記第二検出プローブに対応する前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチの各スイッチのうち他方をオンしつつ、前記検出部により検出される検出電圧に基づき検査対象物の検査を行う。
なお、検査処理部は、各供給スイッチ対の二つのスイッチ(正供給スイッチ、負供給スイッチ)を両方ともオンさせることはなく、各検出スイッチ対の二つのスイッチ(正検出スイッチ、負検出スイッチ)を両方ともオンさせることはない。すなわち、検査処理部は、供給スイッチ対の正供給スイッチをオンさせるときは、その供給スイッチ対の負供給スイッチをオフさせ、供給スイッチ対の負供給スイッチをオンさせるときは、その供給スイッチ対の正供給スイッチをオフさせる。同様に、検査処理部は、検出スイッチ対の正検出スイッチをオンさせるときは、その検出スイッチ対の負検出スイッチをオフさせ、検出スイッチ対の負検出スイッチをオンさせるときは、その検出スイッチ対の正検出スイッチをオフさせる。
本件特許請求の範囲及び明細書では、記載を簡潔にするため、供給スイッチ対の一方のスイッチをオンする旨記載したときは、その供給スイッチ対の他方のスイッチをオフすることを意味し、他方のスイッチをオフする旨の記載を省略する。同様に、検出スイッチ対の一方のスイッチをオンする旨記載したときは、その検出スイッチ対の他方のスイッチをオフすることを意味し、他方のスイッチをオフする旨の記載を省略する。
このような構成の検査装置、及び検査方法は、スイッチの数を減少させることが容易である。
本発明の一実施形態に係る検査方法を用いる検査装置の構成を概略的に示す概念図である。 図1に示すタブ端子の上面を拡大して示した拡大図である。 図1に示す検査装置の電気的構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る検査方法に基づく検査装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る検査方法に基づく検査装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図1に示す検査装置の動作を説明するための説明図である。 図1に示す検査装置の動作を説明するための説明図である。 図1に示す検査装置の動作を説明するための説明図である。 図1に示す検査装置の動作を説明するための説明図である。 図3に示す検査装置の変形例を示すブロック図である。 図10に示す検査装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図1に示す検査装置の変形例を示すブロック図である。 図12に示す検査装置の電気的構成を概略的に示すブロック図である。 図13に示す検査装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図13に示す検査装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図13に示す検査装置の動作を説明するための説明図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。図1に示す検査装置1は、リチウムイオン二次電池のタブ端子を検査する装置である。電池のタブ端子は、面状に拡がる導電部材の検査対象物の一例に相当している。
なお、検査対象物は、面状に拡がる導電部材であればよく、必ずしも電池のタブ端子に限らない。また、検査対象物は、後述するように、例えば、プリント配線基板、ガラスエポキシ基板、フレキシブル基板、セラミック多層配線基板、液晶ディスプレイやEL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等のディスプレイ用の電極板、タッチパネル用等の透明導電板、及び半導体パッケージ用のパッケージ基板やフィルムキャリア、半導体ウェハや半導体チップやCSP(Chip size package)等の半導体基板等々、種々の基板であってもよい。
図1に示すリチウムイオン二次電池100は、複数の正極板101と、複数の負極板111とが、図略のセパレータを間に挟んで交互に積層されて、構成されている。正極板101は、例えばアルミ箔等の金属箔からなる正極集電体102の表面に、図略の正極活物質が塗布されて構成されている。負極板111は、例えばアルミ箔等の金属箔からなる負極集電体112の表面に、図略の負極活物質が塗布されて構成されている。
リチウムイオン二次電池100の一端側に、各正極集電体102の一部がそれぞれリード部103として引き出され、各負極集電体112の一部がそれぞれリード部113として引き出されている。各リード部103はリチウムイオン二次電池100の一端側における片側に寄せて引き出され、各リード部113はリード部103とは反対側に片寄らせて引き出されている。これにより、リード部103とリード部113とが重ならないようにされている。
各リード部103は積層、密着され、帯状の網がけで示す溶着領域105で互いに溶着されて、正極のタブ端子104(検査対象物)とされている。各リード部113は積層、密着され、帯状の網がけで示す溶着領域115で互いに溶着されて、負極のタブ端子114(検査対象物)とされている。溶着領域105,115の溶着方法としては、種々の溶着方法が適用可能であるが、例えば超音波溶着が用いられている。図1では、各リード部103,113が溶着される前の状態を示している。
図1に示す検査装置1は、検出機構4と、検査処理部5と、検査対象のリチウムイオン二次電池100を検出機構4の間の所定位置に保持する図略の電池保持部とを備えている。検出機構4は、検出治具3を備えている。検出機構4は、図略の駆動機構によって、検出治具3を、互いに直交するX,Y,Zの三軸方向に移動可能にされ、さらに検出治具3を、Z軸を中心に回動可能にされている。
検出機構4は、図略の電池保持部に固定されたリチウムイオン二次電池100の上方に位置する。検出機構4は、リチウムイオン二次電池100のタブ端子104,114に順次プローブPを接触させるための検出治具3が取り付けられている。なお、検出治具3は、タブ端子104,114を一括して二つのタブ端子104,114に同時にプローブPを接触可能であってもよい。
検出治具3は、それぞれ、複数のプローブPの先端をタブ端子104,114の溶着領域105,115へ向けて保持する支持部材31と、ベースプレート321とを備えている。ベースプレート321には、各プローブPの後端部と接触して導通する図略の電極が設けられている。検出機構4は、ベースプレート321の各電極と後述の接続回路41とを介して各プローブPの後端部を、検査処理部5と電気的に接続したり、その接続を切り替えたりする。
プローブPは、全体として略棒状の形状を有している。支持部材31には、プローブPを支持する複数の貫通孔が形成されている。支持部材31は、溶着領域105,115と対応する形状、大きさを有している。支持部材31は、溶着領域105内、又は溶着領域115内の略全領域に対して、略均等な分布で複数のプローブPを接触させるように、プローブPを支持する。複数のプローブPは、例えば格子の交点位置に対応するように配設されている。
図2を参照して、複数のリード部103を超音波溶着する際に用いるホーンとアンビルには、ローレットが形成されている。その結果、超音波溶着後のタブ端子104の表面には、ローレットの跡が付き、格子の目状に凹没した複数の凹没部104aが形成される。プローブPは、凹没部104aの底部に1本ずつ、接触するように配置されている。
図2では、プローブPを一列分だけ記載しているが、このようなプローブPの列が複数列配置されて、格子の目状の各凹没部104aに、プローブPが一つずつ接触するようにされている。
図3に示す検査装置1は、例えば、プローブP1〜P8、接続回路41、電源部42、検出部43、及び検査処理部5を備えている。図3では、一列分のプローブPのみ記載し、他の列のプロ−ブP及び接続回路41については記載を省略している。以下、タブ端子104の検査について説明し、タブ端子114の検査はタブ端子104の検査と同様であるのでその説明を省略する。
電源部42は、例えば定電流電源回路である。電源部42は、検査処理部5からの制御信号に応じて電流Iを出力する。検出部43は、いわゆる電圧計であり、例えば分圧抵抗及びアナログデジタルコンバータ等から構成されている。検出部43は、検出した電圧Vを示す信号を、検査処理部5へ送信する。
プローブP1〜P8は、図2に示すタブ端子104の格子の目状の凹没部104aの並びに沿う直線上に接触するように、一列に配置されている。なお、実質的に直線上に配置とは、検出治具3の加工精度や製造バラツキによる直線からのズレを許容して直線とみなす趣旨である。
接続回路41は、複数の供給スイッチ対44と、複数の検出スイッチ対45とを備える。図3に示す例では、供給スイッチ対44はプローブP1,P3,P5,P7(供給プローブ)に接続され、検出スイッチ対45はプローブP2,P4,P6,P8(検出プローブ)に接続されている。
供給スイッチ対44に接続されたプローブP1,P3,P5,P7は供給プローブの一例に相当し、検出スイッチ対45に接続されたプローブP2,P4,P6,P8は検出プローブの一例に相当している。供給プローブP1,P3,P5,P7と検出プローブP2,P4,P6,P8とは、交互に配列されている。
プローブP1に接続された供給スイッチ対44は、正供給スイッチFp1と、負供給スイッチFm1とから構成されている。正供給スイッチFp1の一端はプローブP1に接続され、正供給スイッチFp1の他端は電源部42の正極に接続されている。負供給スイッチFm1の一端はプローブP1に接続され、負供給スイッチFm1の他端は電源部42の負極に接続されている。
他の供給プローブP3,P5,P7に接続された供給スイッチ対44は、それぞれ、プローブP2に接続された供給スイッチ対44と同様、正供給スイッチFp3,Fp5,Fp7と、負供給スイッチFm3,Fm5,Fm7とから構成されている。
プローブP1に接続された検出スイッチ対45は、正検出スイッチSp2と、負検出スイッチSm2とから構成されている。正検出スイッチSp2の一端はプローブP2に接続され、正検出スイッチSp2の他端は検出部43の正極に接続されている。負検出スイッチSm2の一端はプローブP2に接続され、負検出スイッチSm2の他端は検出部43の負極に接続されている。
他の検出プローブP4,P6,P8に接続された検出スイッチ対45は、それぞれ、プローブP2に接続された検出スイッチ対45と同様、正検出スイッチSp4,Sp6,Sp8と、負検出スイッチSm4,Sm6,Sm8とから構成されている。
正供給スイッチFp1,Fp3,Fp5,Fp7、負供給スイッチFm1,Fm3,Fm5,Fm7、正検出スイッチSp2,Sp4,Sp6,Sp8、及び負検出スイッチSm2,Sm4,Sm6,Sm8は、例えば半導体スイッチング素子、リレースイッチ等のスイッチング素子であり、検査処理部5からの制御信号に応じてオン、オフする。
以下、正供給スイッチFp1,Fp3,Fp5,Fp7及び後述の正供給スイッチFp11,Fp13,Fp15を総称して正供給スイッチFpと称し、負供給スイッチFm1,Fm3,Fm5,Fm7及び後述の負供給スイッチFm11,Fm13,Fm15を総称して負供給スイッチFmと称し、正検出スイッチSp2,Sp4,Sp6,Sp8及び後述の正検出スイッチSp12,Sp14を総称して正検出スイッチSpと称し、負検出スイッチSm2,Sm4,Sm6,Sm8及び後述の負検出スイッチSm12,Sm14を総称して負検出スイッチSmと称する。
検査処理部5は、例えば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、所定の制御プログラム等を記憶する記憶装置、及びこれらの周辺回路等を備えて構成された、いわゆるマイクロコンピュータである。そして、検査処理部5は、例えば上述の制御プログラムを実行することによって、検査対象物の検査を実行する。
検査処理部5は、供給スイッチ対44の正供給スイッチFpをオンさせるときは、その供給スイッチ対44の負供給スイッチFmをオフさせ、供給スイッチ対44の負供給スイッチFmをオンさせるときは、その供給スイッチ対44の正供給スイッチFpをオフさせる。同様に、検査処理部5は、検出スイッチ対45の正検出スイッチSpをオンさせるときは、その検出スイッチ対45の負検出スイッチSmをオフさせ、検出スイッチ対45の負検出スイッチSmをオンさせるときは、その検出スイッチ対45の正検出スイッチSpをオフさせる。
以下、供給スイッチ対44の一方のスイッチをオンする旨記載する際に、その供給スイッチ対44の他方のスイッチをオフする旨の記載を省略する。また、検出スイッチ対45の一方のスイッチをオンする旨記載する際に、その検出スイッチ対45の他方のスイッチをオフする旨の記載を省略する。
検査処理部5は、複数の供給プローブP1,P3,P5,P7の中から、一つを第一供給プローブとして選択し、他の一つを第二供給プローブとして選択し、複数の検出プローブP2,P4,P6,P8の中から、一つを第一検出プローブとして選択し、他の一つを第二検出プローブとして選択する(a1)。
また、検査処理部5は、第一供給プローブに対応する正供給スイッチFp及び負供給スイッチFmの各スイッチのうち一方をオン、第二供給プローブに対応する正供給スイッチFp及び負供給スイッチFmの各スイッチのうち他方をオン、第一検出プローブに対応する正検出スイッチSp及び負検出スイッチSmの各スイッチのうち一方をオン、第二検出プローブに対応する正検出スイッチSp及び負検出スイッチSmの各スイッチのうち他方をオンしつつ、検出部43により検出される検出電圧Vに基づき検査対象物の検査を行う(b1)。
以下、上述のように構成された検査装置1の動作について、図4、図5を参照しつつ説明する。以下のフローチャートにおいて、同一の処理には同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
まず、検査処理部5は、第一供給プローブ、第一検出プローブ、第二供給プローブ、及び第二検出プローブが、この順に並ぶように、供給プローブP1,P3,P5,P7の中から、先頭位置のプローブP1を第一供給プローブとして選択し、プローブP3を第二供給プローブとして選択し(ステップS1:(a1))、検出プローブP2,P4,P6,P8の中から、プローブP2を第一検出プローブとして選択し、プローブP4を第二検出プローブとして選択する(ステップS2:(a1))。
次に、検査処理部5は、第一供給プローブに対応する正供給スイッチFp及び負供給スイッチFmのうち一方をオンし、第二供給プローブに対応する正供給スイッチFp及び負供給スイッチFmのうち他方をオンする(ステップS3:(b1))。
例えば第一供給プローブとしてプローブP1、第二供給プローブとしてプローブP3が選択されているとき、検査処理部5は、プローブP1の正供給スイッチFp1及び負供給スイッチFm1のうち一方、例えば正供給スイッチFp1をオンし、プローブP3の正供給スイッチFp3及び負供給スイッチFm3のうち正供給スイッチFpとは異なる方の負供給スイッチFm3をオンする。
そうすると、図6に示すように、電源部42の正極がプローブP1に接続され、電源部42の負極がプローブP3に接続される結果、プローブP1とプローブP3との間でタブ端子104に電流Iが流れる。
次に、検査処理部5は、第一検出プローブに対応する正検出スイッチSp及び負検出スイッチSmのうち一方をオンし、第二検出プローブに対応する正検出スイッチSp及び負検出スイッチSmのうち他方をオンする(ステップS4:(b1))。
例えば第一検出プローブとしてプローブP2、第二検出プローブとしてプローブP4が選択されているとき、検査処理部5は、プローブP2の正検出スイッチSp2及び負検出スイッチSm2のうち一方、例えば正検出スイッチSp2をオンし、プローブP4の正検出スイッチSp4及び負検出スイッチSm4のうち正検出スイッチSpとは異なる方の負検出スイッチSm4をオンする。
そうすると、図6に示すように、検出部43の正極がプローブP2に接続され、検出部43の負極がプローブP4に接続される結果、プローブP2とプローブP4との間でタブ端子104に生じた電圧が検出電圧V1として検出される。このとき、プローブP3とプローブP4との間には電流Iが流れていないから、検出電圧V1は、プローブP2とプローブP3との間の領域におけるタブ端子104の抵抗R1に電流Iが流れることにより生じた電圧である。
次に、検査処理部5は、上述のようにして検出部43により検出される検出電圧V1に基づき検査対象物を検査する(ステップS5:(b1))。例えば、検査処理部5は、V1/Iを計算することによって抵抗R1の抵抗値を算出し、この抵抗値が予め設定された基準値の範囲内か否かを判定することによって、タブ端子104におけるプローブP2とプローブP3との間の領域を検査することができる。なお、電流Iが固定値であれば、V1/Iを計算することなく、検出電圧Vを予め設定された基準値の範囲内か否かを判定してもよい。
また、検出電圧V又はV1/Iが基準値の範囲内に入っていれば、プローブP1とプローブP2の間に電流Iが流れ、かつプローブP4がプローブP3と導通していたことを意味するから、プローブP1,P2間、及びプローブP3,P4間についても、タブ端子104の導通を検査できる。
次に、検査処理部5は、第一供給プローブ、第二供給プローブ、第一検出プローブ、及び第二検出プローブに対して、それぞれステップS3,S4とは逆側のスイッチをオンする(ステップS11:(b1))。
例えばステップS3,S4において、プローブP1(第一供給プローブ)の正供給スイッチFp1、プローブP3(第二供給プローブ)の負供給スイッチFm3、プローブP2(第一検出プローブ)の正検出スイッチSp2、及びプローブP4(第二検出プローブ)の負検出スイッチSm4がオンしている場合、検査処理部5は、プローブP1(第一供給プローブ)の負供給スイッチFm1、プローブP3(第二供給プローブ)の正供給スイッチFp3、プローブP2(第一検出プローブ)の負検出スイッチSm2、及びプローブP4(第二検出プローブ)の正検出スイッチSp4をオンする。
そうすると、図7に示すように、電源部42の負極がプローブP1に接続され、電源部42の正極がプローブP3に接続される結果、プローブP1とプローブP3との間でタブ端子104に、図6とは逆方向に電流Iが流れ、図6とは逆方向に電流Iが流れたときに抵抗R1に生じた電圧が、検出部43によって検出電圧V2として検出される。
次に、検査処理部5は、上述のようにして検出部43により検出される検出電圧V2に基づき検査対象物を検査する(ステップS12:(b1))。すなわち、検出電圧V1と、検出電圧V2とは、電流Iの方向を逆方向にして得られた電圧である。このように、電流方向が互いに逆方向の、検出電圧V1と、検出電圧V2とによれば、オフセット電圧をキャンセルすることができるので、抵抗R1で生じる電圧の測定精度をより向上することが可能となる。
例えば、検出電圧V1と、検出電圧V2とのうち一方は、抵抗R1で生じた電圧に対してオフセット電圧が加算され、他方はオフセット電圧が減算されている。従って、検出電圧V1と、検出電圧V2との平均値を算出することにより、オフセット電圧がキャンセルされる。このように、オフセット電圧をキャンセルした電圧を用いて、ステップS5と同様の判定を行うことによって、検査精度をより向上させることができる。なお、ステップS5では検査を実行することなく検出電圧V1の取得のみを行い、検査はステップS12で実行するようにしてもよい。
次に、検査処理部5は、すべてのプローブP1〜P8を供給プローブP又は検出プローブPとして選択し終えたか否かを確認する(ステップS13)。検査処理部5は、すべてのプローブP1〜P8を選択済の場合(ステップS13でYES)処理を終了し、まだ選択していないプローブPがある場合(ステップS13でNO)、ステップS14へ処理を移行する。
ステップS14において、検査処理部5は、第一供給プローブ、第一検出プローブ、第二供給プローブ、及び第二検出プローブの先頭が第一供給プローブか否か、すなわち第一供給プローブ、第一検出プローブ、第二供給プローブ、及び第二検出プローブがこの順に並んでいるか否かを確認する(ステップS14)。先頭が第一供給プローブであった場合(ステップS14でYES)、ステップS15へ処理を移行し、先頭が第一供給プローブでなかった場合、すなわち第一検出プローブ、第一供給プローブ、第二検出プローブ、及び第二供給プローブがこの順に並んでいる場合(ステップS14でNO)、ステップS16へ処理を移行する。
今、例えば第一供給プローブ、第一検出プローブ、第二供給プローブ、及び第二検出プローブがこの順に並んでいるので、ステップS15へ移行する。
ステップS15において、検査処理部5は、第一供給プローブの供給スイッチ対44をオフし、第一検出プローブ及び第二検出プローブをそのまま新たな第一検出プローブ及び第二検出プローブとし、第二供給プローブを新たな第一供給プローブとし、第二検出プローブの、新たな第一供給プローブとは反対側に隣接する供給プローブを新たな第二供給プローブとし(ステップS15:(c1))、再びステップS3〜S13を繰り返す。
例えばプローブP1が第一供給プローブ、プローブP3が第二供給プローブ、プローブP2が第一検出プローブ、プローブP4が第二検出プローブであった場合、プローブP1の供給スイッチ対44(正供給スイッチFp1,負供給スイッチFm1)をオフし、プローブP2,P4をそのまま第一,第二検出プローブとしたまま、プローブP3を新たな第一供給プローブとし、第二検出プローブであるプローブP4の、新たな第一供給プローブであるプローブP3とは反対側に隣接する供給プローブP5を新たな第二供給プローブとする(ステップS15:(c1))。
ステップS3において、検査処理部5は、上述と同様、第一供給プローブに対応する正供給スイッチFp及び負供給スイッチFmのうち一方をオンし、第二供給プローブに対応する正供給スイッチFp及び負供給スイッチFmのうち他方をオンする(ステップS3:(b1))。
今、例えば第一供給プローブとしてプローブP3、第二供給プローブとしてプローブP5が選択されているから、検査処理部5は、プローブP3の正供給スイッチFp3及び負供給スイッチFm3のうち一方、例えば正供給スイッチFp3をオンし、プローブP5の正供給スイッチFp5及び負供給スイッチFm5のうち正供給スイッチFpとは異なる方の負供給スイッチFm5をオンする。
そうすると、図8に示すように、電源部42の正極がプローブP3に接続され、電源部42の負極がプローブP5に接続される結果、プローブP3とプローブP5との間でタブ端子104に電流Iが流れる。
次に、検査処理部5は、第一検出プローブに対応する正検出スイッチSp及び負検出スイッチSmのうち一方をオンし、第二検出プローブに対応する正検出スイッチSp及び負検出スイッチSmのうち他方をオンする(ステップS4:(b1))。
今、例えば第一検出プローブとしてプローブP2、第二検出プローブとしてプローブP4が選択されているから、例えば図8に示すように、検出部43の正極がプローブP2に接続され、検出部43の負極がプローブP4に接続される結果、プローブP2とプローブP4との間でタブ端子104に生じた電圧が検出電圧V1として検出される。このとき、プローブP2とプローブP3との間には電流Iが流れていないから、検出電圧V1は、プローブP3とプローブP4との間の領域におけるタブ端子104の抵抗R2に電流Iが流れることにより生じた電圧である。
以下、ステップS5〜S12が実行され、上述と同様に、タブ端子104におけるプローブP3とプローブP4との間の領域の抵抗R2が検査される。
ステップS13において、まだ選択されていないプローブPがある場合(ステップS13でNO)、検査処理部5は、ステップS14へ処理を移行する。
今、例えば、第一検出プローブとしてプローブP2、第一供給プローブとしてプローブP3、第二検出プローブとしてプローブP4、第二供給プローブとしてプローブP5が選択されているから、第一検出プローブ、第一供給プローブ、第二検出プローブ、及び第二供給プローブがこの順に配置されている。
そうすると、先頭は第一供給プローブではなく第一検出プローブだから(ステップS14でNO)、検査処理部5は、ステップS16へ処理を移行する。
ステップS16では、検査処理部5は、第一検出プローブの検出スイッチ対45をオフし、第一供給プローブ及び第二供給プローブをそのまま新たな第一供給プローブ及び第二供給プローブとし、第二検出プローブを新たな第一検出プローブとし、第二供給プローブの、新たな第一検出プローブとは反対側に隣接する検出プローブを新たな第二検出プローブとし(ステップS16:(c1))、再びステップS3〜S13を繰り返す。
例えばプローブP2が第一検出プローブ、プローブP3が第一供給プローブ、プローブP4が第二検出プローブ、プローブP5が第二供給プローブであった場合、プローブP2の検出スイッチ対45(正検出スイッチSp2,負検出スイッチSm2)をオフし、プローブP3,P5をそのまま第一,第二供給プローブとしたまま、プローブP4を新たな第一検出プローブとし、第二供給プローブであるプローブP5の、新たな第一検出プローブであるプローブP4とは反対側に隣接する検出プローブP6を新たな第二検出プローブとする(ステップS16:(c1))。
ステップS3において、検査処理部5は、上述と同様、第一供給プローブに対応する正供給スイッチFp及び負供給スイッチFmのうち一方をオンし、第二供給プローブに対応する正供給スイッチFp及び負供給スイッチFmのうち他方をオンする(ステップS3:(b1))。
今、例えば第一供給プローブとしてプローブP3、第二供給プローブとしてプローブP5が選択されているから、検査処理部5は、プローブP3の正供給スイッチFp3及び負供給スイッチFm3のうち一方、例えば正供給スイッチFp3をオンし、プローブP5の正供給スイッチFp5及び負供給スイッチFm5のうち正供給スイッチFpとは異なる方の負供給スイッチFm5をオンする。
そうすると、図9に示すように、電源部42の正極がプローブP3に接続され、電源部42の負極がプローブP5に接続される結果、プローブP3とプローブP5との間でタブ端子104に電流Iが流れる。
次に、今、例えば第一検出プローブとしてプローブP4、第二検出プローブとしてプローブP6が選択されているから、検査処理部5は、プローブP4に対応する正検出スイッチSp4及び負検出スイッチSm4のうち一方、例えば正検出スイッチSp4をオンし、プローブP6に対応する正検出スイッチSp6及び負検出スイッチSm6のうち正検出スイッチSpとは異なる負検出スイッチSm6をオンする(ステップS4:(b1))。
これにより、例えば図9に示すように、検出部43の正極がプローブP4に接続され、検出部43の負極がプローブP6に接続される結果、プローブP4とプローブP6との間でタブ端子104に生じた電圧が検出電圧V1として検出される。このとき、プローブP5とプローブP6との間には電流Iが流れていないから、検出電圧V1は、プローブP4とプローブP5との間の領域におけるタブ端子104の抵抗R3に電流Iが流れることにより生じた電圧である。
以下、ステップS5〜S12が実行され、上述と同様に、タブ端子104におけるプローブP4とプローブP5との間の領域の抵抗R3が検査される。以上の処理を、すべてのプローブP1〜P8が選択済となるまで(ステップS13でYES)繰り返すことによって、タブ端子104の抵抗R1〜R5を検査することができる。
以上、ステップS1〜S16の処理によれば、一つのプローブPに対して、スイッチを二つ設けた検査装置1によって、電流供給用の供給プローブと、電圧検出用の検出プローブとを別にした四端子法による検査を行うことができるので、一つの接触子に対して四つのスイッチを設ける場合と比べてスイッチの数を減少させることが容易となる。
なお、複数のプローブPは、必ずしも直線的に一列に配列されている必要はなく、検査対象物は面状に拡がる導電性の部材に限らない。検査対象物は、上述の基板等であってもよく、例えば図10に示すように、パッド等の複数の検査点201〜204が形成された基板200であってもよい。図10に示す例では、検査点201,202間は配線W1で接続され、検査点202,203間は配線W3で接続され、検査点203,204間は配線W5で接続されている。配線W1は抵抗R1、配線W3は抵抗R3、配線W5は抵抗R5に相当している。
そして、供給スイッチ対44に対応する供給プローブPと検出スイッチ対45に対応する検出プローブPとを近接配置して対にする。これにより、プローブP1,P2のプローブ対、プローブP3,P4のプローブ対、プローブP5,P6のプローブ対、プローブP7,P8のプローブ対を構成する。
このようにして構成されたプローブ対毎に、各検査点201〜204に接触させる。図10に示す例においても、上述のステップS1〜S13によって、配線W1の抵抗R1を検査することができる。この場合、検査処理部5は、ステップS14〜S16の代わりに、図11に示すステップS21,S22を実行する点で異なる。
図11でまだ選択していないプローブPがある場合(ステップS13でNO)、検査処理部5は、ステップS21へ処理を移行する。
ステップS21において、検査処理部5は、第一供給プローブの供給スイッチ対44と第一検出プローブの検出スイッチ対45とをオフする(ステップS21)。
次に、検査処理部5は、第二供給プローブを新たな第一供給プローブとし、第一及び第二供給プローブとは異なる供給プローブを新たな第二供給プローブとし、第二検出プローブを新たな第一検出プローブとし、第一及び第二検出プローブとは異なる検出プローブを新たな第二検出プローブとして(ステップS22:(c1))再びステップS3〜S13を繰り返す。
例えばプローブP1が第一供給プローブ、プローブP3が第二供給プローブ、プローブP2が第一検出プローブ、プローブP4が第二検出プローブの場合、検査処理部5は、プローブP1の供給スイッチ対44(正供給スイッチFp1,負供給スイッチFm1)とプローブP2の検出スイッチ対45(正検出スイッチSp2,負検出スイッチSm2)とをオフする(ステップS21)。
次に、検査処理部5は、第二供給プローブであるプローブP3を新たな第一供給プローブとし、第一及び第二供給プローブP1,P3とは異なる供給プローブP5を新たな第二供給プローブとし、第二検出プローブであるプローブP4を新たな第一検出プローブとし、第一及び第二検出プローブP2,P4とは異なる検出プローブP6を新たな第二検出プローブとする(ステップS22)。
以下、ステップS3〜S22を繰り返すことによって、図10に示す配線W3,W5の抵抗R3,R5を検査することができる。
なお、図10に示す例において、検査対象物をタブ端子104等の、面状に拡がる導電部材としてもよい。また、検査対象物をタブ端子104とし、一ヶ所の凹没部104aに対して、供給プローブPと検出プローブPとのプローブ対を接触させることが好ましい。
なお、ステップS14〜S16,S21,S22を実行しなくてもよい。また、ステップS11,S12を実行しなくてもよい。
なお、図12に示す検査装置1aのように、検出治具3Dをさらに備え、タブ端子104,114の厚み方向に電流を流して四端子法による検査を行ってもよい。
図12に示す検査装置1aは、検出機構4及び検出治具3と同様に構成された検出機構4D及び検出治具3Dをさらに備える。検出機構4D及び検出治具3Dは、タブ端子104,114の下方に配設されている。そして、検出治具3と検出治具3Dとでタブ端子104,114を挟み込むように、タブ端子104,114の上面に検出治具3のプローブPを接触させ、タブ端子104,114の下面に検出治具3DのプローブPを接触させるようになっている。
図13に示すように、検査装置1aは、検出治具3に設けられたプローブP1〜P5に加えて、検出治具3Dに設けられたプローブP11〜P15を備える。プローブP1とプローブP11とが対向配置され、プローブP2とプローブP12とが対向配置され、以下、プローブP3〜P5とプローブP13〜P15とがそれぞれ対向配置されている。
プローブP11,P13,P15には供給スイッチ対44が接続され、プローブP12,P14には検出スイッチ対45が接続されている。
プローブP11の供給スイッチ対44には正供給スイッチFp11と負供給スイッチFm11とが含まれている。同様に、プローブP13,P15の供給スイッチ対44には正供給スイッチFp13,Fp15と負供給スイッチFm13,Fm15とが含まれている。
プローブP12の検出スイッチ対45には正検出スイッチSp12と負検出スイッチSm12とが含まれている。同様に、プローブP14の検出スイッチ対45には正検出スイッチSp14と負検出スイッチSm14とが含まれている。
検査装置1aは、さらに、正供給スイッチFpの接続先を電源部42の正極と検出部43の正極との間で切り換える入替スイッチSW1と、負供給スイッチFmの接続先を電源部42の負極と検出部43の負極との間で切り換える入替スイッチSW2と、正検出スイッチSpの接続先を検出部43の正極と電源部42の正極との間で切り換える入替スイッチSW3と、負検出スイッチSmの接続先を検出部43の負極と電源部42の負極との間で切り換える入替スイッチSW4とを備えている。
また、検査装置1aは、検査処理部5の代わりに検査処理部5aを備える。
以下、上述のように構成された検査装置1aの動作について、図13〜図16を参照しつつ説明する。
まず、検査処理部5aは、タブ端子104の一方の面に接触する供給プローブP1,P3,P5のうち、まだ第一供給プローブとして選択されていないプローブPを第一供給プローブとして選択し、タブ端子104の他方の面に接触する供給プローブP11,P13,P15のうち第一供給プローブに対向する供給プローブPを第二供給プローブとして選択する(ステップS1a:(a1))。
次に、検査処理部5aは、タブ端子104の一方の面に接触する検出プローブP2,P4のうち、まだ第一検出プローブとして選択されていないプローブPの中から、第一供給プローブと隣接する検出プローブPを第一検出プローブとして選択し、タブ端子104の他方の面に接触する検出プローブP12,P14の中から、第一検出プローブに対向する検出プローブPを第二検出プローブとして選択する(ステップS2a:(a1))。
なお、検査処理部5aは、必ずしもまだ第一検出プローブとして選択されていないプローブPの中から第一検出プローブを選択する例に限られず、第一検出プローブについては、すでに第一検出プローブとして選択されたことのあるプローブPを再び選択してもよい。
次に、上述と同様にステップS3,S4(b1)が実行される。例えば第一供給プローブとしてプローブP1、第二供給プローブとしてプローブP11が選択されているとき、検査処理部5aは、プローブP1の正供給スイッチFp1及び負供給スイッチFm1のうち一方、例えば正供給スイッチFp1をオンし、プローブP11の正供給スイッチFp11及び負供給スイッチFm11のうち正供給スイッチFpとは異なる方の負供給スイッチFm11をオンする。
そうすると、図13に示すように、電源部42の正極が入替スイッチSW1を介してプローブP1に接続され、電源部42の負極が入替スイッチSW2を介してプローブP11に接続される結果、プローブP1とプローブP11との間でタブ端子104を厚み方向に貫通するように電流Iが流れる。
また、例えば第一検出プローブとしてプローブP2、第二検出プローブとしてプローブP12が選択されているとき、検査処理部5aは、プローブP2の正検出スイッチSp2及び負検出スイッチSm2のうち一方、例えば正検出スイッチSp2をオンし、プローブP12の正検出スイッチSp12及び負検出スイッチSm12のうち正検出スイッチSpとは異なる方の負検出スイッチSm12をオンする。
そうすると、図13に示すように、検出部43の正極が入替スイッチSW3を介してプローブP2に接続され、検出部43の負極が入替スイッチSW4を介してプローブP12に接続される結果、プローブP2とプローブP12との間でタブ端子104の厚み方向に生じた電圧が検出電圧V1として検出される。
タブ端子104の等価回路は、図13に示すような抵抗ネットワークで表される。検出電圧V1は、タブ端子104の抵抗ネットワークに対し、プローブP1,P11の接触位置で電流Iが流れることにより生じた電圧である。
以下、上述と同様、ステップS5〜S12(b1)が実行される。その結果、プローブP1,P11の接触位置において、タブ端子104が検査される。
次に、検査処理部5aは、タブ端子104の一方の面に接触する供給プローブP1,P3,P5のすべてを第一供給プローブとして選択し終えたか否かを確認する(ステップS13a)。検査処理部5aは、すべてのプローブP1,P3,P5のうちまだ選択していないプローブPがある場合(ステップS13aでNO)、再びステップS1a〜S13aを繰り返す。
これにより、順次、プローブP3,P13の接触位置、及びプローブP5,P15の接触位置においてもタブ端子104が検査される。すなわち、ステップS1a〜S13aの処理によれば、すべての供給プローブP1,P3,P5及び供給プローブP11,P13,P15の接触位置において、タブ端子104を厚み方向の電気特性によって検査することができる。
一方、タブ端子104の一方の面に接触するすべてのプローブP1,P3,P5を第一供給プローブとして選択済の場合(ステップS13aでYES)、検査処理部5aは、ステップS31へ移行する。
ステップS31において、検査処理部5aは、電源部42と検出部43の接続は後述するステップS32による入れ替え済か否かを確認する(ステップS31)。入れ替え済であった場合(ステップS31でYES)、処理を終了する。
一方、入れ替え済でなかった場合(ステップS31でNO)、検査処理部5aは、図16に示すように、入替スイッチSW1〜SW4によって、電源部42と検出部43の接続を入れ替える(ステップS32:(d1))。
次に、検査処理部5aは、第一、第二供給プローブ、及び第一、第二検出プローブの選択を初期化し、ステップS1aへ処理を移行する(ステップS33:(d1))。
これにより、プローブP1〜P5,P11〜P15のいずれもが、まだ第一、第二供給プローブ、及び第一、第二検出プローブとして選択されていないものとして初期化され、電源部42と検出部43の接続を入れ替えた状態のまま、再びステップS1a〜S13aが繰り返される。
図16を参照して、ステップS1aでは、検査処理部5aは、タブ端子104の一方の面に接触する供給プローブP1,P3,P5のうち、例えばまだ第一供給プローブとして選択されていないプローブP3を第一供給プローブとして選択し、タブ端子104の他方の面に接触する供給プローブP11,P13,P15のうち第一供給プローブに対向する供給プローブP13を第二供給プローブとして選択する(ステップS1a:(a1))。
ステップS2aでは、検査処理部5aは、タブ端子104の一方の面に接触する検出プローブP2,P4のうち、例えばまだ第一検出プローブとして選択されていないプローブP2を第一検出プローブとして選択し、タブ端子104の他方の面に接触する検出プローブP12,P14の中から、第一検出プローブに対向する検出プローブP12を第二検出プローブとして選択する(ステップS2a:(a1))。
ステップS3では、検査処理部5aは、例えば、第一供給プローブとして選択されたプローブP3の正供給スイッチFp3をオンし、第二供給プローブとして選択されたプローブP13の負供給スイッチFm13をオンする(ステップS3:(b1))。
そうすると、入替スイッチSW1〜SW4によって、電源部42と検出部43の接続を入れ替えられているので、プローブP3は検出部43の正極に接続され、プローブP13は検出部43の負極に接続される。その結果、第一供給プローブ(プローブP3)と第二供給プローブ(プローブP13)との間の電圧Vが、検出部43によって検出される。
ステップS4では、検査処理部5aは、例えば、第一検出プローブとして選択されたプローブP2の正検出スイッチSp2をオンし、第二供給プローブとして選択されたプローブP12の負検出スイッチSm12をオンする(ステップS4:(b1))。
そうすると、入替スイッチSW1〜SW4によって、電源部42と検出部43の接続を入れ替えられているので、プローブP2は電源部42の正極に接続され、プローブP12は電源部42の負極に接続される。その結果、第一検出プローブ(プローブP2)と第二検出プローブ(プローブP12)との間に、電源部42から電流Iが流される。
以下、上述と同様、ステップS5〜S12(b1)が実行される。その結果、プローブP2,P12の接触位置において、タブ端子104が検査される。さらに、ステップS13aが実行され、再びステップS1a〜S13aが繰り返されることによって、上述と同様、すべての検出プローブP2,P4及び検出プローブP12,P14の接触位置において、タブ端子104を厚み方向の電気特性によって検査することができる。
以上、ステップS1a〜S33の処理によれば、ステップS1a〜S13aの処理によって検査された、供給プローブP1,P3,P5及び供給プローブP11,P13,P15の接触位置に加えて、検出プローブP2,P4及び検出プローブP12,P14の接触位置においてもタブ端子104を厚み方向の電気特性に基づき検査することができるので、検査の分解能を向上させ、よりきめ細かくタブ端子104を厚み方向の電気特性に基づき検査することができる。
なお、ステップS31〜S33を実行せず、ステップS13aでYESのとき、処理を終了してもよい。また、ステップS11,S12を実行せず、ステップS5からステップS13aへ処理を移行してもよい。また、ステップS11,S12,S31〜S33を実行せず、ステップS5からステップS13aへ処理を移行し、ステップS13aでYESのとき、処理を終了してもよい。
すなわち、本発明の一例に係る検査装置は、電流を供給する電源部と、電圧を検出する検出部と、前記電源部の正極に接続される正供給スイッチと前記電源部の負極に接続される負供給スイッチとからなる複数の供給スイッチ対と、前記検出部の正極に接続される正検出スイッチと前記検出部の負極に接続される負検出スイッチとからなる複数の検出スイッチ対と、前記複数の供給スイッチ対のそれぞれに対して設けられ、前記正供給スイッチを介して前記電源部の正極に接続されると共に前記負供給スイッチを介して前記電源部の負極に接続され、かつ前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチとは接続されない供給プローブと、前記複数の検出スイッチ対のそれぞれに対して設けられ、前記正検出スイッチを介して前記検出部の正極に接続されると共に前記負検出スイッチを介して前記検出部の負極に接続され、かつ前記正供給スイッチ及び前記負供給スイッチとは接続されない検出プローブと、前記正供給スイッチ、前記負供給スイッチ、前記正検出スイッチ、及び前記負検出スイッチのオン、オフを制御することにより検査対象物の検査を行う検査処理部とを備え、前記検査処理部は、前記各供給スイッチ対の二つのスイッチを両方オンともさせることはなく、前記各検出スイッチ対の二つのスイッチを両方オンともさせることはなく、(a1)前記複数の供給プローブの中から、一つを第一供給プローブとして選択し、他の一つを第二供給プローブとして選択し、前記複数の検出プローブの中から、一つを第一検出プローブとして選択し、他の一つを第二検出プローブとして選択し、(b1)前記第一供給プローブに対応する前記正供給スイッチ及び前記負供給スイッチの各スイッチのうち一方をオン、前記第二供給プローブに対応する前記正供給スイッチ及び前記負供給スイッチの各スイッチのうち他方をオン、前記第一検出プローブに対応する前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチの各スイッチのうち一方をオン、前記第二検出プローブに対応する前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチの各スイッチのうち他方をオンしつつ、前記検出部により検出される検出電圧に基づき前記検査対象物の検査を行う。
また、本発明の一例に係る検査方法は、電流を供給する電源部と、電圧を検出する検出部と、前記電源部の正極に接続される正供給スイッチと前記電源部の負極に接続される負供給スイッチとからなる複数の供給スイッチ対と、前記検出部の正極に接続される正検出スイッチと前記検出部の負極に接続される負検出スイッチとからなる複数の検出スイッチ対と、前記複数の供給スイッチ対のそれぞれに対して設けられ、前記正供給スイッチを介して前記電源部の正極に接続されると共に前記負供給スイッチを介して前記電源部の負極に接続される供給プローブと、前記複数の検出スイッチ対のそれぞれに対して設けられ、前記正検出スイッチを介して前記検出部の正極に接続されると共に前記負検出スイッチを介して前記検出部の負極に接続される検出プローブとを備えた検査装置を用いた検査方法であって、前記供給プローブは、前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチとは接続されず、前記検出プローブは、前記正供給スイッチ及び前記負供給スイッチとは接続されず、前記各供給スイッチ対の二つのスイッチを両方ともオンさせることはなく、前記各検出スイッチ対の二つのスイッチを両方ともオンさせることはなく、(a1)前記複数の供給プローブの中から、一つを第一供給プローブとして選択し、他の一つを第二供給プローブとして選択し、前記複数の検出プローブの中から、一つを第一検出プローブとして選択し、他の一つを第二検出プローブとして選択し、(b1)前記第一供給プローブに対応する前記供給スイッチ及び前記負供給スイッチの各スイッチのうち一方をオン、前記第二供給プローブに対応する前記正供給スイッチ及び前記負供給スイッチの各スイッチのうち他方をオン、前記第一検出プローブに対応する前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチの各スイッチのうち一方をオン、前記第二検出プローブに対応する前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチの各スイッチのうち他方をオンしつつ、前記検出部により検出される検出電圧に基づき検査対象物の検査を行う。
これらの構成によれば、供給プローブに対して正供給スイッチと負供給スイッチとからなる供給スイッチ対が設けられ、かつ供給プローブには正検出スイッチ及び負検出スイッチは接続されないので、供給プローブに対して設けられるスイッチは二つである。また、検出プローブに対して正検出スイッチと負検出スイッチとからなる検出スイッチ対が設けられ、かつ検出プローブには正供給スイッチ及び負供給スイッチは接続されないので、検出プローブに対して設けられるスイッチは二つである。すなわち、電流供給用の供給プローブと、電圧検出用の検出プローブとを設けて四端子法による検査を可能にしつつ、各プローブに対して接続されるスイッチは二つでよいので、各接触子に対して四つのスイッチ素子が接続される検査装置よりも、スイッチの数を減少させることが容易である。
また、前記検査処理部は、前記(b1)において、さらに、前記第一供給プローブ、前記第二供給プローブ、前記第一検出プローブ、及び前記第二検出プローブに対して、それぞれ前記(b1)とは逆側のスイッチをオンにしつつ、前記検出部により検出される検出電圧に基づき検査を行うことが好ましい。
この構成によれば、プローブから検査対象物に供給される電流の向きを逆向きにして得られた検出電圧を、さらに用いて検査を行うことができるので、検査精度を向上することが容易である。
また、前記検査処理部は、(c1)前記(b1)の後、前記第一供給プローブ、前記第二供給プローブ、前記第一検出プローブ、及び前記第二検出プローブの各プローブを新たに選択し、前記新たに選択された前記各プローブを用いて、前記(b1)を新たに実行することが好ましい。
この構成によれば、検査に用いるプローブを変更しながら、すなわち検査箇所を移動させながら、順次検査を行うことができるので、複数の検査箇所を検査することができる。
また、前記検査対象物は、面状に拡がる導電性の部材であり、前記各供給プローブと、前記各検出プローブとは、実質的に直線上に配置されて前記検査対象物の面に接触され、前記(a1)において、前記第一供給プローブ、前記第一検出プローブ、前記第二供給プローブ、及び前記第二検出プローブの各プローブは、この順に配置され、前記検査処理部は、前記(c1)において、前記(a1)における前記第一検出プローブ及び前記第二検出プローブをそのまま新たな第一検出プローブ及び第二検出プローブとし、前記(a1)における前記第二供給プローブを新たな第一供給プローブとし、前記(a1)における前記第二検出プローブの、前記新たな第一供給プローブとは反対側に隣接する供給プローブを新たな第二供給プローブとして前記(b1)を新たに実行することが好ましい。
この構成によれば、面状に拡がる導電性の部材における複数の領域について、領域毎に四端子法による検査を行うことができる。
また、前記検査対象物は、面状に拡がる導電性の部材であり、前記各供給プローブと、前記各検出プローブとは、実質的に直線上に配置されて前記検査対象物の面に接触され、前記(a1)において、前記第一検出プローブ、前記第一供給プローブ、前記第二検出プローブ、及び前記第二供給プローブの各プローブは、この順に配置され、前記検査処理部は、前記(c1)において、前記(a1)における前記第一供給プローブ及び前記第二供給プローブをそのまま新たな第一供給プローブ及び第二供給プローブとし、前記(a1)における前記第二検出プローブを新たな第一検出プローブとし、前記(a1)における前記第二供給プローブの、前記新たな第一検出プローブとは反対側に隣接する検出プローブを新たな第二検出プローブとして前記(b1)を新たに実行することが好ましい。
この構成によれば、面状に拡がる導電性の部材における複数の領域について、領域毎に四端子法による検査を行うことができる。
また、前記検査処理部は、前記(c1)において、前記(a1)における前記第二供給プローブを新たな前記第一供給プローブとし、前記(a1)における前記第一及び第二供給プローブとは異なる前記供給プローブを新たな前記第二供給プローブとし、前記(a1)における前記第二検出プローブを新たな前記第一検出プローブとし、前記(a1)における前記第一及び第二検出プローブとは異なる前記検出プローブを新たな前記第二検出プローブとして前記(b1)を新たに実行することが好ましい。
この構成によれば、面状に拡がる導電性の検査対象物の直線上に各プローブを配置する場合と比べて、検査対象物の自由度が増大し、各プローブを柔軟に配置することが容易となる。
また、前記検査対象物は、面状に拡がる導電性の部材であり、前記検査対象物の一方の面には、前記複数の供給プローブのうち一部の前記各供給プローブと、前記複数の検出プローブのうち一部の前記各検出プローブとが、実質的に直線上に交互に配置されて接触され、前記検査対象物の他方の面には、前記一方の面に接触された前記各供給プローブと前記各検出プローブとにそれぞれ対向配置されて、前記複数の供給プローブのうち前記一部とは別の前記各供給プローブと前記複数の検出プローブのうち前記一部とは別の前記各検出プローブとが接触され、前記検査処理部は、前記(a1)において、前記第一供給プローブを、前記一方の面に接触する前記複数の供給プローブの中から選択し、前記第二供給プローブとして、前記他方の面に接触する前記複数の供給プローブのうち前記第一供給プローブと対向する供給プローブを選択し、前記第一検出プローブを、前記一方の面に接触する前記複数の検出プローブのうち前記第一供給プローブと隣接する検出プローブの中から選択し、前記第二検出プローブとして、前記他方の面に接触する前記複数の検出プローブのうち前記第一検出プローブと対向する検出プローブを選択することが好ましい。
この構成によれば、検査対象物を、その厚み方向の電気特性に基づき検査することができる。
また、前記正供給スイッチに対して前記電源部の正極の代わりに前記検出部の正極を接続し、前記負供給スイッチに対して前記電源部の負極の代わりに前記検出部の負極を接続し、前記正検出スイッチに対して前記検出部の正極の代わりに前記電源部の正極を接続し、前記負検出スイッチに対して前記検出部の負極の代わりに前記電源部の負極を接続することによって、前記電源部及び前記検出部の接続を入れ替える入替スイッチをさらに備え、前記検査処理部は、前記(a1)、(b1)の後、さらに、(d1)前記入替スイッチによって前記接続を入れ替えさせた状態で、前記(a1)、(b1)を新たに実行することが好ましい。
この構成によれば、検査対象物を、供給プローブの接触位置に加えて、検出プローブの接触位置でもその厚み方向の電気特性に基づき検査することができるので、よりきめ細かく検査を行うことができ、検査の分解能を向上させることが可能となる。
また、前記検査対象物の表面には、格子の目状に凹没した複数の凹没部が形成され、前記各プローブは、前記各凹没部に一つずつ接触されることが好ましい。
この構成によれば、一つの凹没部にプローブを一つ接触させるように、プローブを配置すればよいので、プローブの位置決めが容易である。
また、前記検査対象物の表面には、格子の目状に凹没した複数の凹没部が形成され、前記第一供給プローブと前記第一検出プローブとは、前記複数の凹没部のうち一つに接触され、前記第二供給プローブと前記第二検出プローブとは、前記一つの凹没部とは別の凹没部に接触されるようにしてもよい。
この構成によれば、一つの凹没部と、別の凹没部との間で四端子法による検査を行うことが容易となる。
また、前記検査対象物は電池のタブ端子であってもよい。
電池のタブ端子は、面状に拡がる導電性の部材であり、検査対象物として好適である。
1,1a 検査装置
3,3D 検出治具
4,4D 検出機構
5,5a 検査処理部
31 支持部材
41 接続回路
42 電源部
43 検出部
44 供給スイッチ対
45 検出スイッチ対
100 リチウムイオン二次電池
101 正極板
102 正極集電体
103,113 リード部
104,114 タブ端子(検査対象物)
104a 凹没部
105,115 溶着領域
111 負極板
112 負極集電体
200 基板(検査対象物)
201〜204 検査点
321 ベースプレート
Fm,Fm1,Fm3,Fm5,Fm7,Fm11,Fm13,Fm15 負供給スイッチ
Fp,Fp1,Fp3,Fp5,Fp7,Fp11,Fp13,Fp15 正供給スイッチ
I 電流
P プローブ
P1,P3,P5,P11,P13,P15 プローブ(供給プローブ)
P2,P4,P6,P8,P12,P14 プローブ(検出プローブ)
R1〜R5 抵抗
Sm,Sm2,Sm4,Sm6,Sm8,Sm12,Sm14 負検出スイッチ
Sp,Sp2,Sp4,Sp6,Sp8,Sp12,Sp14 正検出スイッチ
SW1〜SW4 入替スイッチ
V,V1,V2 検出電圧
W1,W3,W5 配線

Claims (12)

  1. 電流を供給する電源部と、
    電圧を検出する検出部と、
    前記電源部の正極に接続される正供給スイッチと前記電源部の負極に接続される負供給スイッチとからなる複数の供給スイッチ対と、
    前記検出部の正極に接続される正検出スイッチと前記検出部の負極に接続される負検出スイッチとからなる複数の検出スイッチ対と、
    前記複数の供給スイッチ対のそれぞれに対して設けられ、前記正供給スイッチを介して前記電源部の正極に接続されると共に前記負供給スイッチを介して前記電源部の負極に接続され、かつ前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチとは接続されない供給プローブと、
    前記複数の検出スイッチ対のそれぞれに対して設けられ、前記正検出スイッチを介して前記検出部の正極に接続されると共に前記負検出スイッチを介して前記検出部の負極に接続され、かつ前記正供給スイッチ及び前記負供給スイッチとは接続されない検出プローブと、
    前記正供給スイッチ、前記負供給スイッチ、前記正検出スイッチ、及び前記負検出スイッチのオン、オフを制御することにより検査対象物の検査を行う検査処理部とを備え、
    前記検査処理部は、
    前記各供給スイッチ対の二つのスイッチを両方オンともさせることはなく、
    前記各検出スイッチ対の二つのスイッチを両方オンともさせることはなく、
    (a1)前記複数の供給プローブの中から、一つを第一供給プローブとして選択し、他の一つを第二供給プローブとして選択し、前記複数の検出プローブの中から、一つを第一検出プローブとして選択し、他の一つを第二検出プローブとして選択し、
    (b1)前記第一供給プローブに対応する前記正供給スイッチ及び前記負供給スイッチの各スイッチのうち一方をオン、前記第二供給プローブに対応する前記正供給スイッチ及び前記負供給スイッチの各スイッチのうち他方をオン、前記第一検出プローブに対応する前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチの各スイッチのうち一方をオン、前記第二検出プローブに対応する前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチの各スイッチのうち他方をオンしつつ、前記検出部により検出される検出電圧に基づき前記検査対象物の検査を行う検査装置。
  2. 前記検査処理部は、
    前記(b1)において、さらに、前記第一供給プローブ、前記第二供給プローブ、前記第一検出プローブ、及び前記第二検出プローブに対して、それぞれ前記(b1)とは逆側のスイッチをオンにしつつ、前記検出部により検出される検出電圧に基づき検査を行う請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記検査処理部は、
    (c1)前記(b1)の後、前記第一供給プローブ、前記第二供給プローブ、前記第一検出プローブ、及び前記第二検出プローブの各プローブを新たに選択し、前記新たに選択された前記各プローブを用いて、前記(b1)を新たに実行する請求項1又は2に記載の検査装置。
  4. 前記検査対象物は、面状に拡がる導電性の部材であり、
    前記各供給プローブと、前記各検出プローブとは、実質的に直線上に配置されて前記検査対象物の面に接触され、
    前記(a1)において、前記第一供給プローブ、前記第一検出プローブ、前記第二供給プローブ、及び前記第二検出プローブの各プローブは、この順に配置され、
    前記検査処理部は、
    前記(c1)において、前記(a1)における前記第一検出プローブ及び前記第二検出プローブをそのまま新たな第一検出プローブ及び第二検出プローブとし、前記(a1)における前記第二供給プローブを新たな第一供給プローブとし、前記(a1)における前記第二検出プローブの、前記新たな第一供給プローブとは反対側に隣接する供給プローブを新たな第二供給プローブとして前記(b1)を新たに実行する請求項3に記載の検査装置。
  5. 前記検査対象物は、面状に拡がる導電性の部材であり、
    前記各供給プローブと、前記各検出プローブとは、実質的に直線上に配置されて前記検査対象物の面に接触され、
    前記(a1)において、前記第一検出プローブ、前記第一供給プローブ、前記第二検出プローブ、及び前記第二供給プローブの各プローブは、この順に配置され、
    前記検査処理部は、
    前記(c1)において、前記(a1)における前記第一供給プローブ及び前記第二供給プローブをそのまま新たな第一供給プローブ及び第二供給プローブとし、前記(a1)における前記第二検出プローブを新たな第一検出プローブとし、前記(a1)における前記第二供給プローブの、前記新たな第一検出プローブとは反対側に隣接する検出プローブを新たな第二検出プローブとして前記(b1)を新たに実行する請求項3に記載の検査装置。
  6. 前記検査処理部は、
    前記(c1)において、前記(a1)における前記第二供給プローブを新たな前記第一供給プローブとし、前記(a1)における前記第一及び第二供給プローブとは異なる前記供給プローブを新たな前記第二供給プローブとし、前記(a1)における前記第二検出プローブを新たな前記第一検出プローブとし、前記(a1)における前記第一及び第二検出プローブとは異なる前記検出プローブを新たな前記第二検出プローブとして前記(b1)を新たに実行する請求項3に記載の検査装置。
  7. 前記検査対象物は、面状に拡がる導電性の部材であり、
    前記検査対象物の一方の面には、前記複数の供給プローブのうち一部の前記各供給プローブと、前記複数の検出プローブのうち一部の前記各検出プローブとが、実質的に直線上に交互に配置されて接触され、
    前記検査対象物の他方の面には、前記一方の面に接触された前記各供給プローブと前記各検出プローブとにそれぞれ対向配置されて、前記複数の供給プローブのうち前記一部とは別の前記各供給プローブと前記複数の検出プローブのうち前記一部とは別の前記各検出プローブとが接触され、
    前記検査処理部は、前記(a1)において、
    前記第一供給プローブを、前記一方の面に接触する前記複数の供給プローブの中から選択し、
    前記第二供給プローブとして、前記他方の面に接触する前記複数の供給プローブのうち前記第一供給プローブと対向する供給プローブを選択し、
    前記第一検出プローブを、前記一方の面に接触する前記複数の検出プローブのうち前記第一供給プローブと隣接する検出プローブの中から選択し、
    前記第二検出プローブとして、前記他方の面に接触する前記複数の検出プローブのうち前記第一検出プローブと対向する検出プローブを選択する請求項1〜3のいずれか1項に記載の検査装置。
  8. 前記正供給スイッチに対して前記電源部の正極の代わりに前記検出部の正極を接続し、前記負供給スイッチに対して前記電源部の負極の代わりに前記検出部の負極を接続し、前記正検出スイッチに対して前記検出部の正極の代わりに前記電源部の正極を接続し、前記負検出スイッチに対して前記検出部の負極の代わりに前記電源部の負極を接続することによって、前記電源部及び前記検出部の接続を入れ替える入替スイッチをさらに備え、
    前記検査処理部は、前記(a1)、(b1)の後、さらに、
    (d1)前記入替スイッチによって前記接続を入れ替えさせた状態で、前記(a1)、(b1)を新たに実行する請求項7に記載の検査装置。
  9. 前記検査対象物の表面には、格子の目状に凹没した複数の凹没部が形成され、
    前記各プローブは、前記各凹没部に一つずつ接触される請求項4〜8のいずれか1項に記載の検査装置。
  10. 前記検査対象物の表面には、格子の目状に凹没した複数の凹没部が形成され、
    前記第一供給プローブと前記第一検出プローブとは、前記複数の凹没部のうち一つに接触され、前記第二供給プローブと前記第二検出プローブとは、前記一つの凹没部とは別の凹没部に接触される請求項9に記載の検査装置。
  11. 前記検査対象物は電池のタブ端子である請求項1〜10のいずれか1項に記載の検査装置。
  12. 電流を供給する電源部と、電圧を検出する検出部と、前記電源部の正極に接続される正供給スイッチと前記電源部の負極に接続される負供給スイッチとからなる複数の供給スイッチ対と、前記検出部の正極に接続される正検出スイッチと前記検出部の負極に接続される負検出スイッチとからなる複数の検出スイッチ対と、前記複数の供給スイッチ対のそれぞれに対して設けられ、前記正供給スイッチを介して前記電源部の正極に接続されると共に前記負供給スイッチを介して前記電源部の負極に接続される供給プローブと、前記複数の検出スイッチ対のそれぞれに対して設けられ、前記正検出スイッチを介して前記検出部の正極に接続されると共に前記負検出スイッチを介して前記検出部の負極に接続される検出プローブとを備えた検査装置を用いた検査方法であって、
    前記供給プローブは、前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチとは接続されず、
    前記検出プローブは、前記正供給スイッチ及び前記負供給スイッチとは接続されず、
    前記各供給スイッチ対の二つのスイッチを両方ともオンさせることはなく、
    前記各検出スイッチ対の二つのスイッチを両方ともオンさせることはなく、
    (a1)前記複数の供給プローブの中から、一つを第一供給プローブとして選択し、他の一つを第二供給プローブとして選択し、前記複数の検出プローブの中から、一つを第一検出プローブとして選択し、他の一つを第二検出プローブとして選択し、
    (b1)前記第一供給プローブに対応する前記供給スイッチ及び前記負供給スイッチの各スイッチのうち一方をオン、前記第二供給プローブに対応する前記正供給スイッチ及び前記負供給スイッチの各スイッチのうち他方をオン、前記第一検出プローブに対応する前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチの各スイッチのうち一方をオン、前記第二検出プローブに対応する前記正検出スイッチ及び前記負検出スイッチの各スイッチのうち他方をオンしつつ、前記検出部により検出される検出電圧に基づき検査対象物の検査を行う検査方法。
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