JP2020162793A - 装身具 - Google Patents

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Abstract

【課題】台座の光沢表面の領域内に宝石を配設し、かつ宝石を揺動自在とすることによって、宝石及び光沢面にてダイナミックな装飾効果を発揮し得るような装身具の構成を提供すること。【解決手段】台座2の光沢表面の領域内に宝石1を配設した装身具であって、宝石1は、最大幅を呈する領域10の下側領域12にて順次狭幅となる傾斜状、又は同一幅によって柱状を呈しており、台座2に装着されている支柱3から分岐し、かつ上端側に爪部41を突設している各支持枠4が宝石1の下側領域12を囲んだ状態にて下側から支持し、前記爪部41によって宝石1の最大幅を呈する領域10の上側領域11を留着しており、各支持枠4が曲げ弾性を有し、かつ宝石1の下端面が当該表面に対し鋭角状態若しくは湾曲状態にて当接するか、又は当該表面から離れた状態とすることによって宝石1と共に揺動自在とすることに基づき、前記課題を解決している装身具。【選択図】図3

Description

本発明は、表面及び裏面を有する台座のうち、光沢を形成している表面の領域内にて宝石と結合しており、かつ宝石が揺動自在である装身具を対象としている。
表面と裏面とを有する台座に配設している宝石は、殆ど大抵の場合、最大幅を呈する領域の上側領域は順次盛り上がっている湾曲形状、又は所定の角度変化を伴う角型形状を呈する一方、当該最大幅を呈する領域から前記表面に至る下側領域は、順次狭幅となる傾斜状又は同一幅による柱状を形成している。
台座と結合している宝石において装飾効果を発揮しているのは、基本的に上側領域であるが、下側領域を含む宝石全体の装飾効果を発揮させるような構成は既に従来技術において採用されている。
例えば特許文献1においては、宝石3を装身具台2に固定している装身具1の構成において、装身具台2に宝石3の装飾体を反映するような鏡部6を設けることによって、宝石3が小さい場合であっても、宝石3の映像の模様によって装飾効果を助長することを開示している(実用新案登録請求の範囲、図1、2、3に基づく3頁〜4頁の実施例に関する説明)。
同様に、特許文献2においては、宝石40を皿状部材10に固定している身飾品1において、皿状部材10の内側部を略鏡面状に形成することによって、皿状部材10の内側からの準鏡面反射に基づき、宝石40の皿状部材10における変換された映像の模様による装飾効果を発揮している(請求項1、図1、及び段落[0006]〜[0020]の第一の考案及び第1の実施形態に関する説明部分、段落[0006]以降の解決手段の項)。
しかしながら、特許文献1及び同2の構成においては、宝石は支持部材によって固定されており、支持部材と宝石とが一体となって揺動するような構成ではなく、揺動によるダイナミックな装飾効果を発揮することができない。
特許文献3においては、宝石5を窪みであるテーパ面17に配置し、かつ抜け止め部材9によって、宝石5が凹みから抜けるのを防止する装身具において、宝石5が支持棒7の介在によって前記テーパ面17内にて揺動自在とする構成を開示している(請求項1、図1、2、及び段落[0016]〜[0035]の実施形態に関する説明欄)。
同様に、特許文献4においては、宝石3を保持部材4内に保持し、宝石のリング状の連結部4Cを介して揺動自在に取り付けた構成を開示している(要約書)。
しかしながら、特許文献3、4においては、宝石全体及び、宝石を配置している部材の光沢面において宝石の映像の模様に基づく装飾効果を発揮するような構成を全く開示していない。
このように、従来技術においては、支持部材によって宝石を揺動自在に支持する一方、宝石と結合している台座における光沢面の形成によって、前記揺動によるダイナミックな装飾効果を発揮するような構成は、全く開示及び示唆されていない。
実開昭62−203614号公報のマイクロフィルム 実用新案登録第3205977号公報 特開2009−171993号公報 特開2007−61351号公報
本発明は、台座の光沢表面に宝石を配設している装身具において、宝石を揺動自在とすることによって、宝石及び光沢面にてダイナミックな装飾効果を発揮し得るような装身具の構成を提供することを課題としている。
本発明の基本構成は、
(1)台座における表面及び裏面のうち光沢を形成している表面の領域内に宝石を配設している装身具であって、宝石は、最大幅を呈する領域から下側領域にて順次狭幅となる傾斜状を形成しており、台座の裏面側から表面側に貫通した状態にて台座に装着されている支柱から分岐し、かつ上端側に爪部を内側に突設している各支持枠が宝石の前記下側領域の全領域又は一部領域を囲んだ状態にて下側から支持すると共に、前記爪部によって宝石の前記最大幅を呈する領域に対する上側領域を留着しており、各支持枠が曲げ弾性を有し、かつ宝石の下端面が鋭角状にて支柱の上端と当接することによって、各支持枠が宝石と共に揺動自在である装身具、
(2)台座における表面及び裏面のうち光沢を形成している表面の領域内に宝石を配設している装身具であって、宝石は、最大幅を呈する領域から下側領域にて同一幅による柱状を形成する下側に至る中途部位まで順次狭幅となる傾斜状を形成するか又は同一幅による柱状を形成しており、台座の裏面側から表面側に貫通した状態にて台座に装着されている支柱から分岐し、かつ上端側に爪部を内側に突設している各支持枠が宝石の前記下側に至る中途部位の全領域又は一部領域を囲んだ状態にて宝石の下側端を横方向突出部によって下側から支持すると共に、前記爪部によって宝石の前記最大幅を呈する領域に対する上側領域を留着しており、各支持枠が曲げ弾性を有し、かつ宝石の前記中途部位より下側領域が湾曲した状態にて支柱の上端と当接することによって、各支持枠が宝石と共に揺動自在である装身具、
(3)台座における表面及び裏面のうち光沢を形成している表面の領域内に宝石を配設している装身具であって、宝石は、最大幅を呈する領域から前記表面に至る下側領域にて同一幅による柱状を形成しており、台座の裏面側から表面側に貫通した状態にて台座に装着されている支柱から分岐し、かつ上端側に爪部を内側に突設している各支持枠が宝石の前記下側領域を囲んだ状態にて宝石の下側端を横方向突出部又は下方向に太い状態に変化する段差部によって下側から支持すると共に、前記爪部によって宝石の前記最大幅を呈する領域に対する上側領域を留着しており、各支持枠が曲げ弾性を有し、かつ宝石の下端面が前記表面から離れた状態を形成することによって、各支持枠が宝石と共に揺動自在である装身具、
(4)台座における表面及び裏面のうち光沢を形成している表面の領域内に宝石を配設している装身具であって、宝石は、最大幅を呈する領域から下側領域にて順次狭幅となる傾斜状を形成しており、台座の裏面側から表面側に貫通した状態にて台座に装着されている支柱から分岐し、かつ上端側に爪部を内側に突設している各支持枠が宝石の前記下側領域の全領域又は一部領域を囲んだ状態にて下側から支持すると共に、前記爪部によって宝石の前記最大幅を呈する領域に対する上側領域を留着しており、各支持枠が曲げ弾性を有し、かつ宝石の下端面が前記表面から離れた状態を形成することによって、各支持枠が宝石と共に揺動自在である装身具、
からなる。
基本構成(1)、(2)、(3)、(4)においては、台座の光沢表面の領域内にて宝石を配設する一方、宝石の下側領域を囲む各支持枠が曲げ弾性を有することによって、宝石と共に揺動自在であることによって、宝石自体の揺動によるダイナミックな装飾効果を享受するだけでなく、光沢表面における宝石からの入射光の再反射によって光沢表面におけるダイナミックな映像の模様を享受することができる。
特に、再反射の位置が宝石の位置から遠くなるにしたがって、ダイナミックな動きも大きくなり、前記映像の模様による効果は顕著である。
後述するように、各支持枠及び宝石の台座の表面方向における揺動方向は不特定であって、特定の方向に限定される訳ではない。
尚、上記の「模様」とは、表面形状に現われる線図、色分け、又はぼかしという意匠上の概念に立脚している。
基本構成(1)を示しており、(a)は、側断面図であり、(b)は、上方からの平面図であり、かつ点線部分は宝石の下端及びその近傍の位置における支柱及び支持枠の配置状態を示す。 尚、(a)は、支持枠が下側の全領域を囲んだ状態にて下側から支持している場合を示す。 基本構成(2)を示しており、(a)は、下側の中途部位に至る領域が傾斜状である場合の断面図であり、(b)は、中途部位に至る領域が柱状態である場合の側断面図であり、(c)は、上方からの平面図であり、かつ点線部分は宝石の下端及びその近傍の位置における支柱及び支持枠の配置状態を示す。 尚、(a)は、各支持枠が中途部位に至る領域の一部を下方から支えた場合を示しており、(b)は、各支持枠が中途部位に至る全領域を囲んだ状態にて支持する場合を示す。 基本構成(3)を示しており、(a)は、宝石の下側端を支持枠の横方向突出部によって下側から支持する状態を示す側断面図であり、(b)は、各支持枠が下方向に太い状態に変化する段差によって支持した状態を示す側断面図である。 基本構成(4)を示す側断面図である。 尚、図4においては、各支持枠が宝石の下側領域の全領域を下側から支持した状態を示す。 台座の宝石を囲む表面にて規則的な起伏形状による装飾模様を付した実施形態を示しており、(a)は、平面図であり、(b)は、側面図である。 尚、図5は、基本構成(1)を採用した場合を示す。 板状の台座を採用した上で、戴置している宝石から離れるにしたがって表面が順次隆起するような湾曲形状を呈する実施形態を示す断面図である。 尚、図6は、基本構成(2)を採用した場合を示す。 支柱が、台座に対し回動自在としている実施形態を示す側断面図であって、(a)は、台座の裏面側及び表面側に支柱と嵌合する座金(ワッシャー)を備えた場合を示しており、(b)は、当該座金を備えていない場合を示している。 尚、図7は、基本構成(3)を採用した場合を示す。 実施例を示しており、支柱の方向に沿った側断面図である。 尚、図8は、基本構成(4)を採用した場合を示す。
基本構成(1)、(2)、(3)、(4)においては、図1(a)、(b)、図2(a)、(b)、(c)、図3(a)、(b)、図4に示すように、台座2において、光沢を形成している表面の内側領域にて、宝石1を配設している。
基本構成(1)は、図1(a)、(b)に示すように、宝石1が最大幅を呈する領域から下側領域12にて順次狭幅となる傾斜状を形成しており、かつ宝石1の下側端13が鋭角状態にて支柱3の上端に当接すること、及び基本構成(2)は、図2(a)、(b)に示すように、宝石1が最大幅を呈する領域から下側領域12にて同一幅による柱状を形成する下側に至る中途部位まで順次狭幅となる傾斜状を形成するか、又は同一幅による柱状を形成しており、かつ宝石1の前記中途部位における領域よりも下側の領域において、湾曲状態にて支柱3の上端に当接しているのが、このような鋭角状態又は湾曲状態による当接は、曲げ弾性を有している支持枠4と共に揺動自在の状態を実現することを目的としている。
基本構成(1)において、各支持枠4の宝石1の下側領域12に対する支持については、全領域又は一部領域の選択が可能であるが、当該選択は、宝石1の具体的な大きさ、又は傾斜の程度に即して適宜決定することができる。
同様に、基本構成(2)において、各支持枠4の宝石1の下側領域12のうち下側に至る中途部位に対する支持については、全領域及び一部領域の何れも選択が可能であるが、当該選択は、宝石1の大きさ及び具体的形状に即して適宜決定することができる。
基本構成(3)及び(4)においては、宝石1の下端面が光沢表面から離れた状態を形成しているが、このような離れた状態は、曲げ弾性を有する各支持枠と共に揺動自在の状態を実現することを目的としている。
即ち、基本構成(3)及び(4)の場合には、下端面が必ずしも基本構成(1)の場合のような鋭角状態及び基本構成(2)のような湾曲状態を呈していないため、表面と当接した場合には、前記のような揺動自在状態を実現できないことを根拠としている。
そして、宝石1の下端と台座2の表面との距離は、宝石1の揺動状態によって左右され、ひいては、各支持枠4の曲げ弾性の程度によって左右されることに帰する。
基本構成(3)の場合に、宝石1の下側領域12が柱状である場合には、下端面を横方向突出部42又は下方向に太い状態に変化する段差42によって下側から支持しているが、前記突出部42又は前記段差42の何れも選択可能であって、当該選択は、宝石1の大きさ及び形状に即して適宜決定することができる。
基本構成(4)においては、各支持枠4の傾斜状態を呈している宝石1の下側領域に対する支持についても全領域又は一部領域の選択が可能であるが、当該選択は、宝石1の大きさ及び形状に即して適宜決定することができる。
基本構成(1)、(2)、(3)、(4)において、各支持枠4と宝石1の揺動は、装身具に対して作用する外力のうち、台座2の表面方向の成分を原因としているが、外力の表面方向の成分の方向は不特定である以上、各支持枠4及び宝石1の揺動方向もまた不特定であって、特定の方向に限定される訳ではない。
その結果、各支持枠4は、自らの周囲にて全方向に揺動し得ることを必要不可欠とするが、曲げ弾性を有する支持枠4は、当然全方向に対する揺動を実現することができる。
基本構成(1)、(2)、(3)、(4)の何れにおいても、各支持枠4は台座2の裏面側から表面側に貫通した状態にて台座2に装着されている支柱3から分岐した上で、宝石1の下側領域12を囲んだ上で上端における爪部41によって宝石1の前記最大幅を呈する領域10に対する上側領域11を留着している。
基本構成(1)、(2)、(3)、(4)における光沢表面を有する台座2の素材としては、金属、特に光沢を発揮しやすい貴金属、水晶を含む宝石、更には表面を研磨によって平滑化したプラスチック、特に近年新たな素材として開発されている金属光沢を発揮し得るプラスチックを採用することができる。
基本構成(1)、(2)、(3)、(4)における表面の光沢については、表面が乱反射を呈さずに輝いた状態を指しており、鏡面反射のように、全反射光が同一方向を呈する必要はない。
即ち、表面に乱反射に至らない程度の微小な凹凸を加えることによって、輝いた状態に曇りを伴うような鏡面反射と相違する光沢状態も当然採用可能である。
このように、曇りを伴っている光沢状態の場合には、宝石1からの反射光に対する曇りを伴った再反射において、宝石1の映像をマイルドな映像に変換させるという効果を発揮することができる。
したがって、使用者は、宝石1自体の明瞭な映像と曇りを伴う再反射に基づくマイルドな映像とのコントラストを享受することができる。
前記支持枠4は、保持している下側領域12における宝石1としての色彩及び光沢を部分的に遮蔽しているが、支持枠4自体に特徴ある形状を付することによって、このような遮蔽を介した装飾効果を発揮し得ることは、実施例において後述する通りである。
図5(a)、(b)は、基本構成(1)、(2)、(3)、(4)において、台座2の宝石1を囲む表面にて規則的な起伏形状による装飾模様21を付したことを特徴とする実施形態を示す。
このような起伏形状による装飾模様21を規則的に台座2の表面に付することによって、表面の内側領域にて結合している宝石1とのコントラストによって、装飾効果を助長するだけでなく、各支持枠4と宝石1とが一体を成して揺動した場合には、装飾模様21の起伏形状からの再反射によって、宝石1の立体的な映像による装飾効果を享受することができる。
前記起伏形状による装飾模様21として、表面の領域内にて配設されている宝石1以外に、同一の素材又は異なる素材による宝石を周囲に配列しても実現することができる。
図1、2、3,4、5に示すように、台座2としては、板状であって、しかも平面形状を採用する場合が多い。
然るに、板状の台座2は決して、平面形状に限定される訳ではない。
図6に示すように、板状の台座2の表面が、宝石1から離れるにしたがって順次隆起するような湾曲状態を呈することを特徴とする実施形態を採用した場合には、宝石1の下側領域12からの反射光に対する再反射と、隆起した湾曲面における更なる反射によって、重厚な装飾効果を発揮することができ、かつこのような装飾効果の発揮は、各支持枠4と宝石1とが一体を成して揺動する場合においても変わりはない。
基本構成(1)、(2)、(3)、(4)において、台座2の表面方向の形状については、図1(b)に示すような矩形又は図2(c)に示すような円形を採用する場合が多いが、当該形状は決して、矩形又は円形に限定される訳ではない。
例えば、楕円形、多角形、星形、ハート型形、円輪形の何れをも採用することができる。
基本構成(1)、(2)、(3)、(4)においては、台座2の表面に模様、即ち線図、色分け、又はぼかし領域を設けることによって、装飾効果を更に助長することができる。
但し、前記のように表面に付した模様については、光沢面に対する再反射によって形成される模様との調和を配慮することが好ましい。
基本構成(1)、(2)、(3)、(4)においては、台座2の素材として、宝石又はプラスチックを選択した上で、台座2の全領域又は一部領域を透明状態とすることができる。
このような透明状態の形成によって、光沢面への再反射による模様が、表面から裏面に至るような立体的な印象を与え、装飾効果を助長することができる。
しかも、一部領域を透明状態とした場合に、透明状態につき所定の形状を選択した場合には、当該形状自体による装飾効果を享受することもでき、かつこのような装飾効果の発揮は、各支持枠4と宝石1とが一体を成して揺動する場合においても変わりはない。
図7(a)、(b)は、基本構成(1)、(2)、(3)、(4)において、台座2を貫通している支柱3が、台座2に回動自在に結合していることを特徴とする実施形態を示す。
通常、支柱3は、装着穴22を貫通した上で、台座2の裏側面にて備えている突設端部31をレーザー溶接によって、当該裏側面に固着された状態にて装着されている場合が多い。
これに対し、前記実施形態の場合には、支柱3の径を装着穴22の径よりも稍小さく設定した上で、前記突設端部31を前記裏側面に対し固着せずに係合することによって、前記回動自在状態を実現している。
図7(a)は、台座2の表面側及び裏面側に、支柱3と嵌合する座金(ワッシャー)を備えた場合を示しており、図7(b)は、当該座金を備えていない場合を示す。
このような実施形態においては、台座2に保持された宝石1が、外部からの影響によって回動し、台座2の光沢表面に反映している下側領域12の形状及び色彩に基づく模様のダイナミックな装飾効果を発揮することができ、かつこのような装飾効果の発揮は、各支持枠4と宝石1とが一体を成して揺動する場合においても変わりはない。
特に、宝石1の下側領域12が、所定の角錐、又は角錐台形状、又は角柱の場合には、下側領域12における反射光の方向が変化し、上記ダイナミックな装飾効果を一層助長することができる。
以下、実施例に従って、説明する。
実施例は、基本構成(1)、(2)、(3)、(4)において図8に示すように、支持枠4が、下側にて広幅であって、上側にて狭幅であるハート形を形成しており、かつ当該ハート形の上端が相互に分離されていることを特徴としている。
このようなハート側の支持枠4の採用によって、実施例1においては、支持枠4自体による装飾効果、更には、前記ハート型による台座2の面に反映した模様に基づく装飾効果を発揮することが可能となる。
尚、ハート形の上端を相互に分離された状態とするのは、分離しない場合には、各支持枠4におけるハート形の両方向に沿った揺動が困難となり、ひいては各支持枠4と宝石1と一体を成す揺動に支障が生ずることを根拠としている。
このように、基本構成(1)、(2)、(3)、(4)に立脚している本発明においては、宝石自体及び台座の光沢表面に宝石の映像を反映させた模様がダイナミックに揺動することによって、従来技術の場合と異質の装飾効果を発揮しており、その利用範囲は極めて広範である。
1 宝石
10 宝石のうち最大幅を示す領域
11 宝石の上側領域
12 宝石の下側領域
13 宝石の下側端
2 台座
21 起伏形状による装飾模様
22 装着穴
3 支柱
31 突設端部
4 支持枠
41 支持枠の爪部
42 支持枠の横方向突出部及び支持枠の下方向に太い状態に変化する段差部

Claims (11)

  1. 台座における表面及び裏面のうち光沢を形成している表面の領域内に宝石を配設している装身具であって、宝石は、最大幅を呈する領域から下側領域にて順次狭幅となる傾斜状を形成しており、台座の裏面側から表面側に貫通した状態にて台座に装着されている支柱から分岐し、かつ上端側に爪部を内側に突設している各支持枠が宝石の前記下側領域の全領域又は一部領域を囲んだ状態にて下側から支持すると共に、前記爪部によって宝石の前記最大幅を呈する領域に対する上側領域を留着しており、各支持枠が曲げ弾性を有し、かつ宝石の下端面が鋭角状にて支柱の上端と当接することによって、各支持枠が宝石と共に揺動自在である装身具。
  2. 台座における表面及び裏面のうち光沢を形成している表面の領域内に宝石を配設している装身具であって、宝石は、最大幅を呈する領域から下側領域にて同一幅による柱状を形成する下側に至る中途部位まで順次狭幅となる傾斜状を形成するか又は同一幅による柱状を形成しており、台座の裏面側から表面側に貫通した状態にて台座に装着されている支柱から分岐し、かつ上端側に爪部を内側に突設している各支持枠が宝石の前記下側に至る中途部位の全領域又は一部領域を囲んだ状態にて宝石の下側端を横方向突出部によって下側から支持すると共に、前記爪部によって宝石の前記最大幅を呈する領域に対する上側領域を留着しており、各支持枠が曲げ弾性を有し、かつ宝石の前記中途部位より下側領域が湾曲した状態にて支柱の上端と当接することによって、各支持枠が宝石と共に揺動自在である装身具。
  3. 台座における表面及び裏面のうち光沢を形成している表面の領域内に宝石を配設している装身具であって、宝石は、最大幅を呈する領域から前記表面に至る下側領域にて同一幅による柱状を形成しており、台座の裏面側から表面側に貫通した状態にて台座に装着されている支柱から分岐し、かつ上端側に爪部を内側に突設している各支持枠が宝石の前記下側領域を囲んだ状態にて宝石の下側端を横方向突出部又は下方向に太い状態に変化する段差部によって下側から支持すると共に、前記爪部によって宝石の前記最大幅を呈する領域に対する上側領域を留着しており、各支持枠が曲げ弾性を有し、かつ宝石の下端面が前記表面から離れた状態を形成することによって、各支持枠が宝石と共に揺動自在である装身具。
  4. 台座における表面及び裏面のうち光沢を形成している表面の領域内に宝石を配設している装身具であって、宝石は、最大幅を呈する領域から下側領域にて順次狭幅となる傾斜状を形成しており、台座の裏面側から表面側に貫通した状態にて台座に装着されている支柱から分岐し、かつ上端側に爪部を内側に突設している各支持枠が宝石の前記下側領域の全領域又は一部領域を囲んだ状態にて下側から支持すると共に、前記爪部によって宝石の前記最大幅を呈する領域に対する上側領域を留着しており、各支持枠が曲げ弾性を有し、かつ宝石の下端面が前記表面から離れた状態を形成することによって、各支持枠が宝石と共に揺動自在である装身具。
  5. 台座が、金属、宝石、プラスチックの何れかを素材としていることを特徴とする請求項1、2、3、4の何れか一項に記載の装身具。
  6. 光沢表面に乱反射に至らない程度の微小な凹凸表面を形成していることを特徴とする請求項1、2、3、4、5の何れか一項に記載の装身具。
  7. 台座の表面にて規則的な起伏形状による装飾模様を付したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6の何れか一項に記載の装身具。
  8. 板状の台座の表面が、宝石から離れるにしたがって順次隆起するような湾曲状態を呈することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7の何れか一項に記載の装身具。
  9. 宝石又はプラスチックを素材とする台座の全領域又は一部領域が透明状態であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8の何れか一項に記載の装身具。
  10. 支柱が、台座に対し回動自在に結合していることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9の何れか一項に記載の装身具。
  11. 支持枠が、下側にて広幅であって、上側にて狭幅であるハート型を形成しており、かつ当該ハート型の上端領域が相互に分離していることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10の何れか一項に記載の装身具。
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