JP5183129B2 - カット宝石又は宝石と装身具及びその取り付け方法 - Google Patents

カット宝石又は宝石と装身具及びその取り付け方法 Download PDF

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本発明は、パビリオン又は底部に光学薄膜を形成し、反射光量を増大させたカット宝石又は宝石と、それを取り付ける装身具及びその取り付け方法に関する。
通常、ダイアモンド等のカット宝石10は、図1(a)に示すように、平坦なテーブル12を有する略円錐台形状のクラウン14と、鋭角なキューレット16を有する略円錐形状のパビリオン18と、このクラウン14とパビリオン18ンとの境界周部のガードル19とを有している。そして、このようなカット宝石10においては、上方からの入射光Xは上側表面であるテーブル12や上側側面であるクラウン14からカット宝石10の内部に透過し、下側側面であるパビリオン18や下側先端であるキューレット16の内部で反射して、再度上側外部に放出され、宝石の輝きを生じるものとされている。
しかし、下方からの入射光Yは、かなりの量がカット宝石10の内部に透過してしまい、パビリオン18の表面において微量の反射光を創出するにもかかわらず、従来の装身具構造によりカット宝石10を取り付けると、反射光は下方に放出されてしまい、その反射光が視認されることはない。したがって、カット宝石10の輝きの一部は浪費されており、一方で、このような反射光を増量しかつ利用することができれば、カット宝石10全体の輝きがより大きく発揮されることに間違いない。
ところで、基材に線材の立上り枠を固着し、この立上り枠の所定位置にダイアモンド等の貴石等からなる飾体を設け、この飾体を基材に対して一定の空間を持たせた位置に配設し、飾体に多方面からの入射光や反射光を照射するようにしたピアス等の装身具も開示されている。
特開平9−191911号公報
しかし、前記したように、カット宝石10のパビリオン18の表面はそもそも光を反射させるために形成されていないから、このような構造の装身具にあっても、パビリオン18に入射する光Yは、そのほとんどがカット宝石10の内部に透過してしまい、パビリオン18の画像を観察できるような程度のわずかな反射光は創出されても、カット宝石10の輝き自体に寄与するまでには至らなかった。
そして、このような事情は、翡翠等の平坦な底部を有する宝石等においても全く同様であり、また、それらを取り付けた従来の装身具構造は、宝石の輝き自体に寄与することはできなかった。
本発明は、カット宝石のパビリオン又は宝石の底部における反射光を最大限に利用して、取り付けられたカット宝石等が極めて美しく輝くことができる装身具への取り付け構造及び取り付け方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は以下のような構成からなる。すなわち、請求項1に記載の本発明は、カット宝石のパビリオンに光学薄膜を形成し、前請求項2に記載の本発明は、宝石の底部に光学薄膜を形成し、前記底部からの反射光量を増大した宝石であることを特徴とする。本発明においては、前記光学薄膜は、高屈折率層と低屈折率層を交互に積層して形成されたものであることが好ましい。
また、請求項4に記載の本発明は、カット宝石のパビリオン又は宝石の底部に、高屈折率層と低屈折率層を交互に積層してなる光学薄膜を形成し、前記パビリオン又は底部からの反射光量を増大する方法であることを特徴とする。
さらに、請求項5に記載の本発明は、請求項1に記載のカット宝石又は請求項2に記載の宝石を枠体又は爪部により装身具本体に取り付けると共に前記カット宝石のパビリオン又は前記宝石の底部との対向面に空間を保ちつつ反射体を備えた装身具であることを特徴とする。本発明においては、前記反射体が凹面鏡をなすと共に、前記カット宝石を枠体又は爪部により装身具本体に取り付ける場合においては、該凹面鏡の湾曲角度は、前記カット宝石のパビリオンの先端角度より少なくとも大きいものであることが好ましい。
くわえて、請求項7に記載の本発明は、カット宝石のパビリオン又は宝石の底部に、高屈折率層と低屈折率層を交互に積層してなる光学薄膜を形成し、前記パビリオン又は前記底部との対向面に空間を保ちつつ凹面鏡をなす反射体を備えることで、前記カット宝石又は前記宝石を強く輝かせる装身具への取り付け方法であることを特徴とする。
本発明に係るカット宝石等によれば、従来はパビリオン等より宝石内部に透過してしまった入射光を、光学薄膜により分離、反射し、様々な色彩による強い輝きを発揮することができる。また、本発明に係る装身具におけるカット宝石等の取付け構造によれば、装身具の上部方向、側部方向からの光をパビリオン等に多量に当てることができ、反射を繰り返した後放出される虹色の反射光により、カット宝石等の輝きをさらに高めることができる。
以下、本発明に係るカット宝石等及び装身具におけるそれらの取り付け構造の好ましい実施形態を図面により詳細に説明する。図1において、(b)は、第1カット宝石を示す側面図、図2において、(a)は、第1カット宝石を取付けた第1装身具の正面図、(b)は、その側面図、図3は、第1装身具における反射光を示す説明図である。
第1カット宝石20は、例えば、ダイアモンド、合成ダイアモンド、模造ダイアモンド等の無色透明石又はルビー、サファイア、エメラルド等の有色透明石からなるものである。
ここで、第1カット宝石20は、平坦なテーブル22を有する略円錐台形状のクラウン24と、鋭角なキューレット26を有する略円錐形状のパビリオン28と、このクラウン24とパビリオン28との境界周部のガードル29とを有しており、カット形状自体は通常の宝石のカット形状と何ら変わりがなく、このカットは一般にラウンドブリリアントカットと呼ばれている。
そして、第1カット宝石20には、パビリオン28表面に高屈折率層と低屈折率層を交互に積層した光学薄膜30が形成されている。この光学薄膜30における高屈折率材料層の材料としては、例えば、TiO2やZrO2を挙げることができる。また、低屈折率材料層の材料としては、例えば、SiO2やMgF2を挙げることができる。
光学薄膜30は、例えば、前記した高屈折率層と低屈折率層を10層以上積層し、その厚みを125〜150ナノ程度にすることにより、通常のカット宝石では透過してしまう光をパビリオン28表面で反射することが可能となる。なお、この場合でも、第1カット宝石20の全体的な外観に大きな変化が生ずることはなく、もちろん宝石としての美感が損なわれるわけではない。
このような光学薄膜を形成する方法には、膜厚の制御性、品質安定性などから一般的には真空蒸着法やスパッタリング法などのドライ成膜法が好ましいが、必ずしもドライ成膜法に限られるわけではなく、要求性能が満足されれば、スプレー法、ディップ法、流し塗り法などのウェット成膜法であっても良いのはもちろんである。
第1カット宝石20は、従来であればパビリオン28の表面に当たり、かなりの量が宝石内部に透過してしまった下方からの入射光Yを、パビリオン28表面で反射することができる。このことは、第1カット宝石20を、フェイスダウン方向(テーブルを下にした方向)に載置して観察すると、光学薄膜30を形成する以前と比べ大きな輝きを発揮することにより確認できる。
なお、このような光学薄膜30は、半永久的に剥離することなく、第1カット宝石20の輝きを高めることができるばかりか、例えば、キュービックジルコニアのような、ダイアモンドに比べてある程度硬度が劣る模造ダイアモンドに形成すると、そもそも光学薄膜30の有する保護機能により、パビリオン28表面の磨耗を防止でき、結果として第1カット宝石20が最も輝く最終研磨状態を長期間保つことができるという効果も有する。
次に、第1カット宝石20を装身具に取り付ける方法について説明する。第1装身具32の本体33は、いわゆるペンダント形状をなし、例えば、プラチナ、金、シルバー、真鍮等の金属素材を使用し、ロストワックスキャスティングやプレス切断加工により製造される。ガードル29に巻装して、第1カット宝石20を支持するループ状の枠体34と、その枠体34の上方には、小径の環体36が固着され、環体36は一方で本体33に取り付けられた別の環体36と連結され、第1カット宝石20は本体33に揺動可能に吊り下げられる。
ここで、本体33は、パビリオン28と対向する面において、適当な距離による空間を確保しつつ、反射体38を形成している。反射体38の外形は、正面から見た場合には、第1カット宝石20の外周全体を包み込むように略円形であり、また、側面から見た場合には凹形状を有する。
また、反射体38は、本体33の表面を研磨することで凹面鏡となっており、第1装身具32はパビリオン28で反射された光をさらに反射することができる。なお、必要である場合には、ステンレス等を素材とする球面の一部を切り取ったある程度の厚みを有する別部材を第1装身具32の本体33に溶接等して取り付け、反射体38とすることもできる。
反射体38の湾曲角度につき特に限定はないが、第1カット宝石20のパビリオン28の先端角度よりも少なくとも大きいこと、例えば、アイデアルカットのダイアモンドを第1カット宝石20に使用する場合には、98.5度以上の湾曲角度であることが好ましい。湾曲角度が急である場合には、反射体38により集光できる入射光の範囲は狭くなり、全体光量が減少するばかりか、入射光が凹面鏡で収束する傾向となる。宝石の輝きを発揮するためにはより分散光がパビリオン28表面に多量に当たることが好ましいからである。
このような第1装身具32をネックレスチェーン39等に吊り下げて着用すると、上部方向や側部方向からの入射光A、Bが反射体38で集光、反射され、第1カット宝石20のパビリオン28に多量に当たる。さらに、それらの光は光学薄膜30によりパビリオン28表面の位置で分離かつ再反射され、何回かの反射を繰り返して外部に放出されることになり、多量の反射光A‘、B’が創出される。一般には、光が分離、反射される度に、虹色光を創出するといわれているので、その意味においても、第1カット宝石20は、宝石の重要な輝きであるディスパージョン(虹色光)を強く放ち、従来のカット宝石よりも極めて美しく輝くことができる。
図4において、(a)は、第1カット宝石を取付けた第2装身具の平面図、(b)は、その側部方向断面図である。
本実施例において第1カット宝石20は、前記同様であるので、ここでは説明を省略する。
第2装身具42の本体43は、いわゆる指輪形状をなし、第1装身具32と同様の素材、方法により製造される。大径のリング44(全部図示せず。)の上方には、ガードル29に当接すると共にクラウン24を押圧して、第1カット宝石20を支持する柱状の4本の爪部46が突設されているが、もちろんこのような爪部46の形状、本数に限定はない。第2装身具42は、手指をリング44内に通して着用するもので、第1カット宝石20はリング44の上方に固定される。
そして、第2装身具42においても、第1カット宝石20のパビリオン28と対向する面には、適当な距離による空間を確保しつつ、反射体48が取り付けられている。反射体48は、前記同様に表面が研磨された凹面鏡を形成している。なお、本実施例における反射体48の平面形状は、いわゆる花弁形であって装身具のデザイン的として美しいものである。
このような第2装身具42を手指に着用すると、前記同様に反射体48の作用で第1カット宝石20のパビリオン28には上部及び側部からの光が多量に当接する。さらに、それらの光は光学薄膜30の作用によりパビリオン28の表面で反射され、多量の反射光が創出され第1カット宝石20の輝きを著しく高めることができる。
図5において、(a)は、第2カット宝石を取付けた第3装身具の平面図、(b)は、その側部方向断面図である。
第2カット宝石50は、第1カット宝石20と同様に、ダイアモンド等の無色透明石又はルビー等の有色透明石であるが、平坦なテーブル52を有する略三角錐台形状のクラウン54と、鋭角なキューレット56を有する略三角錐形状のパビリオン58と、このクラウン54とパビリオン58との境界周面の帯状のガードルとを有し(ここでは図示せず。)、カット形状そのものはいわゆるトライアングルカットと呼ばれる宝石の一般的なカット形状と何ら変わりがない。
そして、第2カット宝石50においても、パビリオン58表面に高屈折率層と低屈折率層を交互に積層した光学薄膜60が形成されている。光学薄膜60の素材やその形成方法は第1カット宝石20と全く同様である。
第3装身具62の本体63は、いわゆるピアス形状をなし、第1装身具32と同様の素材、方法により製造される。宝石のガードルに巻装して、第2カット宝石50を支持する三角ループ状の枠体64と、その枠体64の後方には、細線による棒体66が固着され、棒体66には装着時に耳たぶに押さえつけるためのキャッチが挿入される(ここでは図示せず。)。
そして、第3装身具62においても、第2カット宝石50のパビリオン58と対向する面には、適当な距離による空間を確保しつつ、反射体68が形成される。反射体68は、前記同様に表面が研磨された凹面鏡を形成している。なお、本実施例における反射体68の平面形状は、第2カット宝石50の外周全体を取り囲むような三角形状で、装身具のワンポイントとしても美しいものである。
このような第3装身具62を着用すると、前記同様に反射体68の作用で第2カット宝石50のパビリオン58には上部及び側部からの光が多量に当たる。さらに、それらの光は光学薄膜の作用によりパビリオン58の表面で反射、分離され、多量の反射光、分散光が創出され第2カット宝石50の輝きを著しく高めることができる。
図6において、(a)は、第1宝石を取付けた第4装身具の平面図、(b)は、その側部方向断面図である。
第1宝石70は、例えば、ムーストーン等の有色半透明石や翡翠等の有色不透明石を使用したものであり、上方に湾曲したドーム形状を有し、底部は平坦な面であり、カット形状そのものはいわゆるカボションカットと呼ばれる一般的なカット形状と何ら変わりがないが、第1宝石70の形状は、このカボションカットに限定されるわけではないのはもちろんである。
そして、第1宝石70においても、底部72に高屈折率層と低屈折率層を交互に積層した光学薄膜74が形成されている。光学薄膜74の素材やその形成方法は第1カット宝石20と全く同様である。
第4装身具76の本体78は、木の葉をあしらったデザインによるいわゆるブローチ形状をなし、第1装身具32と同様の素材、方法により製造される。第1宝石70の周部73に巻装して、第1宝石70を支持するループ状の枠体80と、本体78から上方に突設される支柱82が枠体80に固着することで、第1宝石70は本体78に取り付けられる。
そして、第4装身具76においても、第1宝石70の底部72と対向する面には、適当な距離による空間を確保しつつ、反射体84が設けられる。反射体84は、前記同様に表面が研磨された凹面鏡を形成している。
このような第4装身具76を着用すると、前記同様に反射体84の作用で第1宝石70の底部72には上部及び側部からの光が多量に当たる。さらに、それらの光は光学薄膜74の作用により底部72の表面で反射され、かつ反射体84で反射されるので、多量の反射光が創出され第1宝石70の輝きを著しく高めることができる。
図7において、(a)は、第2宝石を取付けた第5装身具の一部分を示す平面図、(b)は、その断面図である。
第2宝石90は、例えば、真珠等の有色不透明石を使用したものであり、全体形状が球体である。
そして、第2宝石90においても、底部92に高屈折率層と低屈折率層を交互に積層した光学薄膜94が形成されている。光学薄膜94の素材やその形成方法は第1カット宝石20と全く同様である。
第5装身具96の本体98は、いわゆるブレスレット形状をなし、第1装身具32と同様の素材、方法により製造される。第2宝石90は、底部92に取り付け穴が開口され(図示せず。)、本体98から上方に突設される支柱100を取り付け穴に挿入、接着することで、第2宝石90は本体98に取り付けられる。
そして、第5装身具96においても、第2宝石90の底部92と対向する面には、適当な距離による空間を確保しつつ、反射体102が形成される。反射体102は、前記同様に表面が研磨された凹面鏡を形成している。
このような第5装身具96を着用すると、前記同様に反射体102の作用で第2宝石90の底部92に上部及び側部からの光が多量に当たる。さらに、それらの光は光学薄膜94の作用により底部92の表面で反射され、多量の反射光が創出され第2宝石90の輝きを著しく高めることができる。
上記の如く本発明をいくつかの実施例によって説明したが、それらを以って本発明を前記実施例のみに限定するものでなく、この発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を加えて、多種多様の変更ができることはいうまでもない。本発明は、反射体が取り付けられるものであれば、どのようなタイプの装身具についても適用可能であり、カット宝石や宝石の形状にも特に限定はない。よって、イアリング、タイタック等の他の装身具、オーバルミックスカット、ハートシェイプカット、ペアシェイプカットの他のカット宝石や宝石にも適用可能である。
(a)は、従来のカット宝石を示す側面図、(b)は、第1カット宝石を示す側面図である。 (a)は、第1カット宝石を取付けた第1装身具の正面図、(b)は、その側面図である。 第1装身具における反射光を示す説明図である。 (a)は、第1カット宝石を取付けた第2装身具の平面図、(b)は、その側部方向断面図である。 (a)は、第2カット宝石を取付けた第2装身具の平面図、(b)は、その側部方向断面図である。 (a)は、第1宝石を取付けた第4装身具の平面図、(b)は、その側部方向断面図である。 (a)は、第2宝石を取付けた第5装身具の一部分を示す平面図、(b)は、その断面図である。
符号の説明
10 カット宝石
12 テーブル
14 クラウン
16 キューレット
18 パビリオン
19 ガードル

20 第1カット宝石
22 テーブル
24 クラウン
26 キューレット
28 パビリオン
29 ガードル

30 光学薄膜
32 第1装身具
33 本体
34 枠体
36 環体
38 反射体

42 第2装身具
43 本体
44 リング
46 爪部
48 反射体

50 第2カット宝石
52 テーブル
54 クラウン
56 キューレット
58 パビリオン
59 ガードル

60 光学薄膜
62 第3装身具
63 本体
64 枠体
66 棒体
68 反射体

70 第1宝石
72 底部
73 周部
74 光学薄膜
76 第4装身具
78 本体

80 枠体
82 支柱
84 反射体

90 第2宝石
92 底部
94 光学薄膜
96 第5装身具
98 本体

100 支柱
102 反射体

Claims (3)

  1. カット宝石のパビリオンに、高屈折率層と低屈折率層を交互に積層した光学薄膜を最外膜として形成したカット宝石を、前記カット宝石を固定して支持する支持体を介して、装身具本体に取り付けると共に前記カット宝石のパビリオンとの対向面に空間を保ちつつ反射体を備え、
    前記光学薄膜は、光を分離かつ反射し、
    前記反射体の前記対向面に凹面鏡が形成され、
    前記カット宝石を前記反射体とは反対側から見た平面図において、前記カット宝石と前記支持体とを一体とみなしたとき、前記一体の外輪郭の外側に前記凹面鏡の一部が存在し、
    前記凹面鏡と前記カット宝石のガードルとが離間している、装身具であって、
    前記カット宝石と前記反射体との隙間に、前記装身具の外部から直接入射する光が、前記凹面鏡と前記光学薄膜との間で反射を繰り返して、前記隙間から前記装身具の外部に直接放出され、
    前記カット宝石を平面視したとき、前記外輪郭の外側に存在する前記凹面鏡から虹色光を認識できることを特徴とする装身具。
  2. 前記カット宝石を、前記支持体を介して装身具本体に取り付ける場合においては、前記凹面鏡の湾曲角度は、前記カット宝石のパビリオンの先端角度より少なくとも大きいものであることを特徴とする請求項1に記載の装身具。
  3. カット宝石のパビリオンに、高屈折率層と低屈折率層を交互に積層してなる光学薄膜を最外膜として形成し、前記カット宝石を、前記カット宝石を固定して支持する支持体を介して、装身具本体に取り付けると共に前記パビリオンとの対向面に空間を保つ反射体を備え、
    前記光学薄膜を、光を分離かつ反射する膜とし、
    前記反射体の前記対向面に凹面鏡を形成し、
    前記カット宝石を前記反射体とは反対側から見た平面図において、前記カット宝石と前記支持体とを一体とみなしたとき、前記一体の外輪郭の外側に前記凹面鏡の一部を存在させ、
    前記凹面鏡と前記カット宝石のガードルとが離間している、装身具への取り付け方法であって、
    前記カット宝石と前記反射体との隙間に、前記装身具の外部から直接入射する光が、前記凹面鏡と前記光学薄膜との間で反射を繰り返して、前記隙間から前記装身具の外部に直接放出され、
    前記カット宝石を平面視したとき、前記外輪郭の外側に存在する前記凹面鏡から虹色光を認識できる装身具への取り付け方法。

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