JP2020161469A - 電子装置及び圧接端子 - Google Patents
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Abstract
【課題】圧接端子を用いて電線との電気的接続を得るものにあって、圧接端子のスロットに電線を嵌合させる際に、電線の導体の一部が分離して落ちることを効果的に防止する。【解決手段】電子装置(1)は、導体(10)の外周に絶縁被覆(11)を備える電線(8)と、2つの梁部(13、14)によってスロット(12)を形成する圧接端子(9)とからなる接続部(7)を備える。圧接端子(9)は、スロット(12)の入口側から奥部に向けて、幅広の導入部(15)、電線(8)の絶縁被覆(11)を削り取るための剥離部(16)、電線(8)を挟持する固定部(17)を順に有し、電線(8)は、その途中部が、スロット(12)に相対的に挿入されることにより、電気的に接続される。剥離部(16)においては、各梁部(13、14)の内面の電線(8)に接触する接触部(16a)の厚み寸法が、電線(8)の挿入方向奥方に向けて次第に大きくなる。【選択図】図1
Description
本発明は、電線を圧接端子に嵌合して電気的接続を得るようにした電子装置及び圧接端子に関する。
電子装置、例えば自動車等の車両に搭載されるモータにおいては、ステータの巻線と制御基板との間の電気的接続に圧接端子を用いることが行われる。この種の圧接端子は、例えば特許文献1に示すように、ばね性を有する板状の金具に嵌合用のスロットを有して構成されている。そして、絶縁被覆が付いたままの電線をスロットに挿入して嵌合させると、金具のスロットの両側の梁部分が、絶縁被覆を削り取るように剥がして導体を露出させ、その梁部が電線の導体に圧接して電気的接続が得られる。
ところで、上記のように、圧接端子のスロットに電線を嵌合させる際には、電線の絶縁被覆が削り取られると同時に、導体の一部も削り取られる事情がある。このとき、電線から削り取られた導体の一部が切断片となって分離してしまうと、その切断片が、周辺の電気回路部分に落下して電気的な影響を及ぼしてしまう虞が考えられる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、圧接端子を用いて電線との電気的接続を得るものにあって、圧接端子のスロットに電線を嵌合させる際に、電線の導体の一部が分離して落ちることを効果的に防止することができる電子装置及び圧接端子を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の電子装置は、導体(10)の外周に絶縁被覆(11)を備える電線(8)と、対向する2つの梁部(13、14、72、73)を有しそれら梁部(13、14、72、73)によって前記電線(8)が嵌合されるスロット(12、74)を形成する圧接端子(9、31、41、61、71)とからなる接続部(7、35、51)を備えるものであって、前記圧接端子(9、31、41、61、71)は、前記スロット(12、74)の入口側から奥部に向けて、幅広の導入部(15、75)、前記電線(8)の絶縁被覆(11)を削り取るための剥離部(16、21、32、42、62、76)、該電線(8)を挟持する固定部(17、33、63、77)を順に有し、該電線(8)は、その途中部が、該スロット(12、74)の入口側から奥方に相対的に挿入されることにより、該圧接端子(9、31、41、61、71)に電気的に接続されるように構成されていると共に、前記剥離部(16、21、32、42、62、76)においては、前記各梁部(13、14、72、73)の内面の前記電線(8)に接触する接触部(16a、21a、32a、42a、62a、76a)の厚み寸法が、前記電線(8)の挿入方向奥方に向けて次第に大きくなるように構成されている。
これによれば、接続部においては、電線は、圧接端子のスロット内に挿入され、固定部にて、その両側の梁部部分に挟持されて固定及び電気的接続がなされる。この場合、圧接端子と電線との接続の際には、電線の途中部を圧接端子のスロット内に相対的に挿入していくと、電線は、まず、幅広の導入部で、スロット内に容易に進入していき、次の剥離部で、絶縁被覆が削り取られるようにしながら、固定部において、挟持された状態に固定される。これにより、電線は、導体が露出した部分で圧接端子に接触し、電気的接続が図られる。
ここで、電線が圧接端子の剥離部を通過する際に、絶縁被覆が削られると同時に、導体の一部も薄く削られていく事情がある。ところが、剥離部の内面の接触部の厚み寸法が、電線の挿入方向奥方に向けて次第に大きくなるように構成されている。そのため、電線が、剥離部を相対的に進むにつれて次第に削られる幅が拡がっていき、切り屑が厚み方向に幅広に拡がる形態になるようにして削られていく。
これにより、切断片の、電線本体(導体)とつながっている部分の大きさが次第に大きくなっていくので、導体から切り離されにくくなり、電線からの剥がれ落ちを抑えることができる。この結果、圧接端子を用いて電線との電気的接続を得るものにあって、圧接端子のスロットに電線を嵌合させる際に、電線の導体の一部が分離して落ちることを効果的に防止することができる。
以下、本発明を、電子装置としての車載用のモータに適用したいくつかの実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、複数の実施形態間で、同一部分については同一符号を付して、新たな図示や繰返しの説明を省略することとする。
(1)第1の実施形態
図1から図5を参照して、第1の実施形態について述べる。図5は、本実施形態に係る電子装置としてのモータ1の構成を概略的に示している。このモータ1は、筐体2内に、上部に位置して制御基板3が設けられ、その下部にステータ4を有している。詳しく図示はしないが、前記制御基板3には、電子部品5が実装され、前記ステータ4(巻線)に対する通電を制御する通電制御回路が設けられている。
図1から図5を参照して、第1の実施形態について述べる。図5は、本実施形態に係る電子装置としてのモータ1の構成を概略的に示している。このモータ1は、筐体2内に、上部に位置して制御基板3が設けられ、その下部にステータ4を有している。詳しく図示はしないが、前記制御基板3には、電子部品5が実装され、前記ステータ4(巻線)に対する通電を制御する通電制御回路が設けられている。
前記ステータ4には、インシュレータ6が設けられ、インシュレータ6上に、該ステータ4(巻線)と前記制御基板3とを電気的に接続するための接続部7が設けられる。この接続部7は、電線8と、この電線8が嵌合により接続される圧接端子9とを備えて構成されている。以下、前記接続部7を構成する電線8及び圧接端子9について、図1から図4も参照して詳述する。
即ち、図1に示すように、前記電線8は、導体10の外周に、合成樹脂製の絶縁被覆11を備えて構成されている。前記導体10は、例えば1本の太い金属線材から構成されているが、細線を束ねて構成されるものであっても良い。この電線8は、基端部がステータ4の巻線に接続され、先端側が、圧接端子9に嵌合保持される。
前記圧接端子9は、例えば厚み寸法が1mm程度の金属製例えば銅や銅合金製の薄板からなり、図1で上下方向にやや長い矩形状に構成されると共に、前記電線8が嵌合されるスロット12を有している。図2〜図4にも示すように、このスロット12は、圧接端子9の図で上端を除く左右部位に対向して位置する梁部13、14によって形成されている。スロット12は、圧接端子9の図1の下辺部にて開放し、上方に延びて設けられている。スロット12の奥側端部は丸みを帯びた半円形状に構成されている。
このとき、図1に示すように、圧接端子9のスロット12部分は、入口側(図で下側)から奥部(図で上方)に向けて、電線8を案内する幅広の導入部15、前記電線8の絶縁被覆11を削り取るための剥離部16、該電線8を挟持する固定部17を順に有して構成される。前記剥離部16は、対向する梁部13、14間において平行に設けられている。この場合、導入部15の幅寸法W1、剥離部16の幅寸法W2、固定部の幅寸法W3、電線8の直径寸法Dの関係は、W1≧D>W2≧W3とされている。電線8はスロット12に対し、入口から矢印S方向に相対的に挿入されることにより、剥離部16を通る際に絶縁被覆11が削り取られ、固定部17においては、絶縁被覆11が剥離された導体10が両側に接触し、電気的に接続された状態で固定される。
尚、図5に概略的に示すように、圧接端子9は、前記インシュレータ6に設けられた絶縁材製のホルダ部18に対し、スロット12の開口側を下にして上方から挿入されることにより保持されるようになっている。このとき、図示はしないが、電線8についても、圧接端子9の両側に位置して、保持部により保持される。また、前記圧接端子9の上部には、細幅の接続部9aが制御基板3まで上方に延びて設けられ、該制御基板3に電気的に接続される。
さて、本実施形態では、前記圧接端子9の剥離部16が以下のように構成されている。即ち、図2〜図4に左側の梁部13を代表させて示すように、剥離部16においては、前記各梁部13、14の内面つまりスロット12を構成する面の、前記電線8に接触する接触部16aの、圧接端子9の厚み方向(図で前後方向)の寸法が、前記電線8の挿入方向奥方(図で上方)に向けて次第に大きくなるように構成されている。またこのとき、図2〜図4に示すように、剥離部16の接触部16aにおいて、厚み方向の両側のうち一方の辺部、この場合後面側の辺部L1が、圧接端子9の後面と一致した状態で直線状に延びている。
従って、接触部16aの前面側の辺部L2が傾斜辺とされ、接触部16aは、いわば台形状の凸部となるように設けられている。また、図3に示すように、接触部16aの辺部L1と、固定部17の後辺部L3とは、連続しながら一直線上に延びて配置されている。尚、詳しく図示はしないが、圧接端子9の右側の梁部14の内面においても、剥離部16の接触部16aが対称的(鏡面対称)に形成されている。従って、剥離部16の接触部16aのうち、圧接端子9のいずれかの面(後面)と一致した状態で直線状に延びている辺部L1が、両側の梁部13、14において厚み方向の同じ側に夫々設けられている。
次に、上記構成の作用・効果について述べる。本実施形態のモータ1においては、電線8と圧接端子9とが接続部7にて接続されることにより、ステータ4に対する制御基板3による通電制御がなされる。電線8と圧接端子9とを接続するにあたっては、図1に示すように、例えば、電線8の端部の途中部を、圧接端子9の両面側で保持しながら、スロット12の開口部側から奥方つまり矢印S方向に挿入する。
この挿入により、電線8は、まず、幅広の導入部15によりスロット12内に容易に進入していき、次の剥離部16で、絶縁被覆11が削り取られるようになる。そして、固定部17に至ることにより、電線8が挟持された状態に固定される。これにより、電線8は、導体10が露出した部分で圧接端子9の固定部17の内面に接触し、電線8の固定及び電気的接続が図られる。この後、図5に示すように、電線8を固定した圧接端子9がホルダ部18に保持される。
ここで、電線8が圧接端子9の剥離部16を通過する際に、絶縁被覆11が削られると同時に、導体10の一部も薄く削られていく事情がある。この場合、電線8から削り取られた導体10の一部(切り屑)が切断片となって電線8から分離し、周辺の電気回路部分に落下する虞が考えられる。ところが、本実施形態では、図4(a)に示すように、剥離部16の内面の接触部16aの厚み寸法が、電線8の挿入方向奥方に向けて次第に大きくなるように構成されているので、図4(b)に示すように、電線8が剥離部16を相対的に進むにつれて、次第に削られる導体10の幅が拡がっていき、切り屑(切断片10a)が厚み方向に幅広に拡がる形態になるようにして削られていく。
このように、切断片10aの、電線8本体(導体10)とつながっている部分の大きさが次第に大きくなっていくので、切断片10aが電線8から切り離されにくくなり、電線8からの剥がれ落ちを抑えることができる。この結果、本実施形態によれば、圧接端子9を用いて電線8との電気的接続を得るものにあって、圧接端子9のスロット12に電線8を嵌合させる際に、電線8の導体10の一部が分離して落ちることを効果的に防止することができるという優れた効果を奏する。
特に本実施形態では、圧接端子9の剥離部16の接触部16aのうち、厚み方向の両側のうち後面側の辺部L1が、圧接端子9の後面と一致した状態で直線状に延びている。これにより、電線8が削られることに伴い生ずる導体10の切断片10aは、接続部16aの斜面側の一方にだけ生ずるようになる。従って、切断片10aの電線8本体側とつながっている部分が大きい状態を確保することができ、切断片10aが導体10からより切り離されにくくなる。
また本実施形態では、剥離部16の接触部16aの直線状に延びている辺部L1が、左右両側の梁部13、14において厚み方向の同じ側に設けられている。これにより、剥離部16により削られた導体10の切断片10aが、スロット12の両側において同じ方向に生ずる。更に本実施形態では、剥離部16の接触部16aの後面側の辺部L1と、その辺部L1に連続する固定部17の辺部L3とが、一直線上に延びて配置されている。これにより、電線8が圧接端子9の剥離部16を通して固定部17に相対的に進むことに伴い、電線8の導体10の露出部が、梁部13、14の内面に接触した面接触状態が連続するようになり、低い接触抵抗で電線8を固定部17に固定させることができる。
(2)第2の実施形態
図6は、第2の実施形態を示している。この第2の実施形態が、上記第1の実施形態と異なる点は、圧接端子の剥離部21の構成にある。即ち、詳しく図示はしないが、圧接端子は、左右の梁部13、14によって形成されるスロット12を有し、スロット12部分は、入口側から奥部に向けて、電線8を案内する幅広の導入部15、前記電線8の絶縁被覆11を削り取るための剥離部21、該電線8を挟持する固定部17を順に有して構成される。前記剥離部21は、対向する梁部13、14間において平行に設けられている。
図6は、第2の実施形態を示している。この第2の実施形態が、上記第1の実施形態と異なる点は、圧接端子の剥離部21の構成にある。即ち、詳しく図示はしないが、圧接端子は、左右の梁部13、14によって形成されるスロット12を有し、スロット12部分は、入口側から奥部に向けて、電線8を案内する幅広の導入部15、前記電線8の絶縁被覆11を削り取るための剥離部21、該電線8を挟持する固定部17を順に有して構成される。前記剥離部21は、対向する梁部13、14間において平行に設けられている。
前記剥離部21は、やはり、電線8に接触する接触部21aの、圧接端子の厚み方向の寸法が、前記電線8の挿入方向奥方(図で上方)に向けて次第に大きくなるように構成されている。このとき、本実施形態では、剥離部21の接触部21aにおいて、厚み方向の両側のうち後面側の辺部L4及び前面側の辺部L5の両方について、圧接端子の両面と不一致の状態で、共に傾斜しながら直線状に延びている。尚、前面側の辺部L5の方が、傾斜角度がやや大きく構成されている。
このような第2の実施形態においては、図6(b)に示すように、剥離部21で電線8が削られることに伴い生ずる導体10の切断片10aは、接触部21aの厚み方向両側に生ずるようになる。この場合も、電線8が剥離部21を相対的に進むにつれて、次第に削られる導体10の幅が拡がっていき、切り屑(各切断片10a)が厚み方向に幅広に拡がる形態になるようにして削られていく。従って、切断片10aが電線8から切り離されにくくなり、電線8の導体10の一部が分離して落ちることを効果的に防止することができる。また、各切断片10aの大きさを小さく済ませることができ、大きな切断片として分離、落下することが未然に防止される。
(3)第3の実施形態
図7〜図9は、第3の実施形態を示している。この第3の実施形態が上記第1の実施形態と異なるところは、圧接端子31の構成にある。即ち、詳しく図示はしないが、圧接端子31は、左右の梁部13、14によって形成されるスロット12を有し、スロット12部分は、入口側から奥部に向けて、電線8を案内する幅広の導入部、前記電線8の絶縁被覆11を削り取るための剥離部32、該電線8を挟持する固定部33を順に有して構成される。前記剥離部32は、対向する梁部13、14間において平行に設けられている。
図7〜図9は、第3の実施形態を示している。この第3の実施形態が上記第1の実施形態と異なるところは、圧接端子31の構成にある。即ち、詳しく図示はしないが、圧接端子31は、左右の梁部13、14によって形成されるスロット12を有し、スロット12部分は、入口側から奥部に向けて、電線8を案内する幅広の導入部、前記電線8の絶縁被覆11を削り取るための剥離部32、該電線8を挟持する固定部33を順に有して構成される。前記剥離部32は、対向する梁部13、14間において平行に設けられている。
図7に示すように、剥離部32においては、前記各梁部13、14の内面つまりスロット12を構成する面の、前記電線8に接触する接触部32aの、圧接端子31の厚み方向(図で前後方向)の寸法が、前記電線8の挿入方向奥方(図で上方)に向けて次第に大きくなるように構成されている。このとき、上記第1の実施形態と同様に、剥離部32は、後面側の辺部L1が、圧接端子31の後面と一致した状態で直線状に延びている。接触部32aの辺部L1と、固定部33の後辺部L3とは、連続しながら一直線上に延びて配置されている。また、図8に模式的に示すように、両側の梁部13、14において、剥離部32の接触部32aは、辺部L1が厚み方向の同じ側に配置されている。
そして、本実施形態では、図7〜図9に示すように、各梁部13、14の固定部33のうち、前記剥離部32の接触部32aの一方の辺部L1とは反対側の辺部L2に連なる稜部が、円弧状の曲面をなすように面取りされ、面取り部34が形成されている。また、図7に示すように、面取り部34は、剥離部32の辺部L2の一部にまで渡って設けられている。尚、図9は、電線8と圧接端子31とを接続する接続部35部分を示しており、圧接端子31の両側において電線8を保持する保持部36が設けられている。
このような第3の実施形態の圧接端子31においては、剥離部32の内面の接触部32aの厚み寸法が、電線8の挿入方向奥方に向けて次第に大きくなるように構成されている。この場合、両側の梁部13、14において辺部L1が、厚み方向の同じ側に設けられているので、図9に示すように、剥離部32により削られた導体10の切断片10aは、スロット12の左右両側において同じ方向に生ずるようになる。
このとき、本実施形態においても、上記第1の実施形態と同様に、切断片10aの、電線8本体(導体10)とつながっている部分の大きさが次第に大きくなっていくので、切断片10aが電線8から切り離されにくくなり、電線8からの剥がれ落ちを抑えることができる。この結果、本実施形態によれば、電線8の導体10の一部が分離して落ちることを効果的に防止することができる。
そしてその際、電線8が圧接端子31の剥離部32を通して固定部33に相対的に進むことに伴い、剥離部32において発生した切断片10aが、固定部33の稜部に接触して押しのけられる事情がある。ところが、稜部に面取り部34が形成されていることにより、図9に示すように、切断片10aに対する応力が稜部の角に集中して作用することなく応力緩和されるようになり、電線8本体から切断片10aをより分離しにくくする効果を得ることができる。
(4)第4、第5の実施形態
図10は、第4の実施形態を示しており、圧接端子41の構成が上記第3の実施形態などと異なっている。圧接端子41は、左右の梁部13、14によって形成されるスロット12を有し、スロット12部分は、入口側から奥部に向けて、電線8を案内する幅広の導入部、前記電線8の絶縁被覆11を削り取るための剥離部42、該電線8を挟持する固定部を順に有して構成される。剥離部42は、対向する梁部13、14間において平行に設けられている。そして、剥離部42においては、電線8に接触する接触部42aの、圧接端子41の厚み方向(図で前後方向)の寸法が、電線8の挿入方向奥方に向けて次第に大きくなるように構成されている。
図10は、第4の実施形態を示しており、圧接端子41の構成が上記第3の実施形態などと異なっている。圧接端子41は、左右の梁部13、14によって形成されるスロット12を有し、スロット12部分は、入口側から奥部に向けて、電線8を案内する幅広の導入部、前記電線8の絶縁被覆11を削り取るための剥離部42、該電線8を挟持する固定部を順に有して構成される。剥離部42は、対向する梁部13、14間において平行に設けられている。そして、剥離部42においては、電線8に接触する接触部42aの、圧接端子41の厚み方向(図で前後方向)の寸法が、電線8の挿入方向奥方に向けて次第に大きくなるように構成されている。
このとき、本実施形態では、左右の梁部13、14のうち、例えば左側の梁部13に関しては、上記第3の実施形態と同様に、接触部42aの後面側の辺部L1が、圧接端子41の後面と一致した状態で、且つ固定部の後辺部と連続しながら直線状に延びている。接触部42aの前面側の辺部L2が傾斜して延びている。また、固定部のうち、辺部L1とは反対側の辺部L2に連なる稜部に面取り部43が形成されている。
これに対し、左側の梁部14においては、上記とは逆に、接触部42aの前面側の辺部L6が、圧接端子41の前面と一致した状態で、且つ固定部の前辺部と連続しながら直線状に延びている。接触部42aの後面側の辺部L7が傾斜して延びている。固定部のうち、辺部L6とは反対側の辺部L7に連なる稜部に面取り部43が形成されている。つまり、接触部42aのうち、圧接端子41のいずれかの面と一致した状態で直線状に延びている辺部が、両側の梁部13、14において厚み方向の異なる側に設けられている。
この第4の実施形態においては、両側の梁部13、14において辺部L1が、厚み方向の異なる側に設けられているので、剥離部42により削られた導体10の切断片10aは、スロット12の左右両側において異なる方向に生ずるようになる。このとき、本実施形態においても、上記第3の実施形態と同様に、切断片10aの、電線8本体(導体10)とつながっている部分の大きさが次第に大きくなっていくので、切断片10aが電線8から切り離されにくくなり、電線8からの剥がれ落ちを抑えることができる。この結果、本実施形態によれば、電線8の導体10の一部が分離して落ちることを効果的に防止することができる。
また、固定部の稜部に面取り部43が形成されていることにより、剥離部42において発生した切断片10aに対し、応力緩和がなされるようになり、電線8本体から切断片10aをより分離しにくくする効果を得ることができる。そして、剥離部42により削られた導体10の切断片10aが、スロット12の両側において異なる方向に生ずるようになるので、上記第3の実施形態のように同一方向に生ずる場合に比べて、剥離部42を通す際に電線8に作用する負荷、つまり切断片10aからの反力を小さくすることができる。ひいては、上記負荷による電線8の位置ずれの発生などを抑えることができる。
図11は、第5の実施形態を示している。この実施形態では、第4の実施形態と同様の圧接端子41が用いられているのであるが、接続部51においては、圧接端子41の厚み方向に対して、電線8の延びる方向が傾斜を有している。実際には、電線8の延びる方向に対して、圧接端子41が傾斜をもって配置されている。これによれば、剥離部42において削り取られた切断片10aの、電線8本体側とつながっている部分を、真直ぐの場合(図9参照)と比較して、大きい状態とすることができ、切断片10aをより切り離されにくくすることができる。
(5)第6の実施形態
図12は、第6の実施形態を示しており、圧接端子61の構成が上記第1の実施形態などと異なる。即ち、圧接端子61のスロット12部分は、入口側から奥部に向けて、電線8を案内する幅広の導入部、前記電線8の絶縁被覆11を削り取るための剥離部62、該電線8を挟持する固定部63を順に有して構成される。前記剥離部62は、対向する梁部13、14間において平行に設けられている。そして、剥離部62においては、電線8に接触する接触部62aの、圧接端子61の厚み方向の寸法が、電線8の挿入方向奥方に向けて次第に大きくなるように構成されている。
図12は、第6の実施形態を示しており、圧接端子61の構成が上記第1の実施形態などと異なる。即ち、圧接端子61のスロット12部分は、入口側から奥部に向けて、電線8を案内する幅広の導入部、前記電線8の絶縁被覆11を削り取るための剥離部62、該電線8を挟持する固定部63を順に有して構成される。前記剥離部62は、対向する梁部13、14間において平行に設けられている。そして、剥離部62においては、電線8に接触する接触部62aの、圧接端子61の厚み方向の寸法が、電線8の挿入方向奥方に向けて次第に大きくなるように構成されている。
このとき本実施形態では、圧接端子61は、剥離部62の接触部62aの奥端部の幅寸法aよりも、固定部63の幅寸法bの方が小さく構成されている。この第6の実施形態においても、上記第1の実施形態等と同様に、切断片10aの、電線8本体(導体10)とつながっている部分の大きさが次第に大きくなっていくので、電線8の導体10の一部が分離して落ちることを効果的に防止することができる。そして、電線8が圧接端子61の剥離部62を通して固定部63に相対的に進むことに伴い、剥離部62において発生した切断片10aを、固定部63から離間させた状態とすることができ、切断片10aが切り離されることを防止する効果をより高めることができる。
(6)第7の実施形態、その他の実施形態
図13及び図14は、第7の実施形態を示しており、上記第1の実施形態等と異なるところは、圧接端子71の構成にある。この場合、圧接端子71は金属例えば銅の薄板からなり、その形状に関しては、第1の実施形態の圧接端子9とほぼ同等である。即ち、圧接端子71は、梁部72、73によって形成されるスロット74を有し、スロット74部分に、導入部75、剥離部76、固定部77を順に有して構成される。前記剥離部76は、対向する梁部72、73間において平行に設けられている。前記剥離部76には、電線8に接触する接触部76aが、厚み方向の寸法が挿入方向奥方に向けて次第に大きくなるように設けられている。
図13及び図14は、第7の実施形態を示しており、上記第1の実施形態等と異なるところは、圧接端子71の構成にある。この場合、圧接端子71は金属例えば銅の薄板からなり、その形状に関しては、第1の実施形態の圧接端子9とほぼ同等である。即ち、圧接端子71は、梁部72、73によって形成されるスロット74を有し、スロット74部分に、導入部75、剥離部76、固定部77を順に有して構成される。前記剥離部76は、対向する梁部72、73間において平行に設けられている。前記剥離部76には、電線8に接触する接触部76aが、厚み方向の寸法が挿入方向奥方に向けて次第に大きくなるように設けられている。
そして、本実施形態では、前記剥離部76の接触部76aの表面が、固定部77の内面よりも硬質に構成されている。具体的には、圧接端子71には、剥離部76の接触部76aの表面を除く部位全体に、例えばニッケル−スズめっき等の比較的軟質なめっきによる表面処理が施されている。これにより、剥離部76の接触部76aは、銅がむき出しの硬質面(図14に便宜上ハッチングを付して示す)とされ、それ以外の圧接端子71の表面が比較的軟質な軟質面とされているのである。この場合、硬質面とは、電線8の絶縁被覆11よりも硬質である、つまり絶縁被覆11を電線から削り取ることが可能な硬さの面である。
この第7の実施形態によれば、上記第1の実施形態などと同様に、圧接端子71のスロット74に電線8を嵌合させる際に、電線8の導体10の一部が分離して落ちることを効果的に防止することができる。そして、剥離部76の接触部76aの硬質な部分で、電線8の絶縁被覆11を剥がすことができ、固定部77においては、軟質な面で電線8と接触するようになり、接触抵抗を小さくすることができる。尚、上記とは逆に、圧接端子71全体を比較的軟質な材料で構成し、剥離部76の接触部76aの表面に、硬質金属のめっき処理を施すことにより、硬質面を設けるようにしても良い。
尚、上記した各実施形態に限定されるものでは無く、例えば圧接端子の全体の形状やスロットの形状等についても、様々な変更が可能である。また、剥離部や接触部、固定部などに関して、上記した複数の実施形態を適宜に組合せた構成としても良いことは勿論である。更には、電子装置の用途についても、車載用のモータに限らず、各種機器の電線の電気的な接続を行うもの全般に適用することができる。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1はモータ(電子装置)、7、35、51は接続部、8は電線、9、31、41、61、71は圧接端子、10は導体、10aは切断片、11は絶縁被覆、12、74はスロット、13、14、72、73は梁部、15、75は導入部、16、21、32、42、62、76は剥離部、16a、21a、32a、42a、62a、76aは接触部、17、33、63、77は固定部、34、43は面取り部を示す。
Claims (16)
- 導体(10)の外周に絶縁被覆(11)を備える電線(8)と、
対向する2つの梁部(13、14、72、73)を有しそれら梁部(13、14、72、73)によって前記電線(8)が嵌合されるスロット(12、74)を形成する圧接端子(9、31、41、61、71)とからなる接続部(7、35、51)を備える電子装置であって、
前記圧接端子(9、31、41、61、71)は、前記スロット(12、74)の入口側から奥部に向けて、幅広の導入部(15、75)、前記電線(8)の絶縁被覆(11)を削り取るための剥離部(16、21、32、42、62、76)、該電線(8)を挟持する固定部(17、33、63、77)を順に有し、該電線(8)は、その途中部が、該スロット(12、74)の入口側から奥方に相対的に挿入されることにより、該圧接端子(9、31、41、61、71)に電気的に接続されるように構成されていると共に、
前記剥離部(16、21、32、42、62、76)においては、前記各梁部(13、14、72、73)の内面の前記電線(8)に接触する接触部(16a、21a、32a、42a、62a、76a)の厚み寸法が、前記電線(8)の挿入方向奥方に向けて次第に大きくなるように構成されている電子装置。 - 前記剥離部(16、21、32、42、62、76)は、対向する前記梁部(13、14、72、73)間において平行に設けられている請求項1記載の電子装置。
- 前記圧接端子(9、31、41、61、71)は、前記剥離部(16、32、42、62、76)の接触部(16a、32a、42a、62a、76a)が、厚み方向の両側のうち一方の辺部が、前記圧接端子(9、31、41、61、71)のいずれかの面と一致した状態で直線状に延びている請求項1又は2記載の電子装置。
- 前記圧接端子(9、31、41、61、71)は、前記剥離部(21)の接触部(21a)が、厚み方向の両方の辺部が、前記圧接端子(9、31、41、61、71)の面と不一致の状態で直線状に延びている請求項1又は2記載の電子装置。
- 前記圧接端子(31、41)は、前記各梁部(13、14)の固定部(33)のうち、前記剥離部(32、42)の接触部(32a、42a)の前記一方の辺部とは反対側の辺部に連なる稜部が、面取りされている請求項3記載の電子装置。
- 前記圧接端子(9、31)は、前記剥離部(16、32)の接触部(16a、32a)のうち、前記圧接端子(9、31)のいずれかの面と一致した状態で直線状に延びている辺部が、両側の梁部(13、14)において厚み方向の同じ方向に夫々設けられている請求項3又は5記載の電子装置。
- 前記圧接端子(41)は、前記剥離部(42)の接触部(42a)のうち、前記圧接端子(41)のいずれかの面と一致した状態で直線状に延びている辺部が、両側の梁部(13、14)において厚み方向の異なる方向に夫々設けられている請求項3又は5記載の電子装置。
- 前記接続部(51)においては、前記圧接端子(41)の厚み方向に対して、前記電線(8)の延びる方向が傾斜を有している請求項7記載の電子装置。
- 前記圧接端子(9)は、前記剥離部(16)の接触部(16a)のうちどちらかの辺部と、その辺部に連続する前記固定部(17)の辺部とが、一直線上に延びて配置されている請求項1から8のいずれか一項に記載の電子装置。
- 前記圧接端子(61)は、前記剥離部(62)の接触部(62a)の奥端部の幅寸法よりも、前記固定部(63)の幅寸法の方が小さく構成されている請求項1から9のいずれか一項に記載の電子装置。
- 前記圧接端子(71)は、前記剥離部(76)の接触部(76a)の表面が、前記固定部(77)の内面よりも硬質に構成されている請求項1から10のいずれか一項に記載の電子装置。
- 対向する2つの梁部(13、14、72、73)を有しそれら梁部(13、14、72、73)によって形成されるスロット(12、74)に、導体(10)の外周に絶縁被覆(11)を備える電線(8)が嵌合されることにより、電子装置の接続部(7、35、51)を構成する圧接端子であって、
前記スロット(12、74)の入口側から奥部に向けて、幅広の導入部(15、75)、前記電線(8)の絶縁被覆(11)を削り取るための剥離部(16、21、32、42、62、76)、該電線(8)を挟持する固定部(17、33、63、77)を順に有し、該電線(8)は、その途中部が、該スロット(12、74)の入口側から奥方に相対的に挿入されることにより、該圧接端子(9、31、41、61、71)に電気的に接続されるように構成されていると共に、
前記剥離部(16、21、32、42、62、76)においては、前記各梁部(13、14、72、73)の内面の前記電線(8)に接触する接触部(16a、21a、32a、42a、62a、76a)の厚み寸法が、前記電線(8)の挿入方向奥方に向けて次第に大きくなるように構成されている圧接端子。 - 前記剥離部(16、21、32、42、62、76)は、対向する前記梁部(13、14、72、73)間において平行に設けられている請求項12記載の圧接端子。
- 前記剥離部(16、32、42、62、76)の接触部(16a、32a、42a、62a、76a)は、厚み方向の両側のうち一方の辺部が、該圧接端子(9、31、41、61、71)のいずれかの面と一致した状態で直線状に延びている請求項12又は13記載の圧接端子。
- 前記剥離部(21)の接触部(21a)は、厚み方向の両方の辺部が、該圧接端子(9、31、41、61、71)の面と不一致の状態で直線状に延びている請求項12又は13記載の圧接端子。
- 前記各梁部(13、14)の固定部(33)のうち、前記剥離部(32、42)の接触部(32a、42a)の前記一方の辺部とは反対側の辺部に連なる稜部が、面取りされている請求項14記載の圧接端子。
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2019
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