JP2020158466A - 整髪剤組成物 - Google Patents

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淳史 中川
Atsushi Nakagawa
淳史 中川
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Abstract

【課題】固形油分を含みながら透明性を有し、経時安定性にも優れ、高い整髪力を有する整髪剤組成物を提供すること。【解決手段】成分(A)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸およびその塩、並びにポリオキシアルキレンアルケニルエーテルリン酸およびその塩からなる群より選択される1以上の化合物、成分(B1)HLB値が1以上10未満のショ糖脂肪酸エステル、成分(B2)HLB値が10以上20未満のショ糖脂肪酸エステル、成分(C)高級アルコール、成分(D)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、および成分(E)融点が25℃以上であるロウおよび/または融点が25℃以上である炭化水素油を含有し、前記成分(B1)と前記成分(B2)の合計含有量が0.5〜3.5質量%であり、前記成分(B1)の含有量に対する前記成分(B2)の含有量の質量割合[成分(B2)/成分(B1)]が1.3〜12である整髪剤組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪を整える整髪剤に好適に用いられる整髪剤組成物に関する。
従来、毛髪を固めずに髪型を形成できる特徴を有する毛髪化粧料として、ヘアワックス(ヘアスタイリングワックス)等の乳化整髪剤が広く用いられている。通常のヘアワックスは、固形油分や液状油分を配合する乳化組成物であり、一般的には濁りを有しているが、一部透明な外観を有するものも存在する(例えば、特許文献1、2等)。
特開2007−169219号公報 特開2014−201584号公報
上記の透明な外観を有するヘアワックスは、低温ないし高温での保存下で、固形油分の析出等により経時的に濁りが発生するという問題がある。しかしながら、固形油分を取り除くとヘアワックスの整髪力が低下してしまい、ヘアワックスの整髪力と経時安定性を両立させることは困難であった。
本発明は、固形油分を含みながら透明性を有し、経時安定性にも優れ、高い整髪力を有する整髪剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意検討した結果、所定のリン酸系界面活性剤、所定のショ糖脂肪酸エステル、高級アルコール、およびポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を用いることで、固形油分を含みながら透明性を有し、経時安定性にも優れ、高い整髪力を有する整髪剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、
〔1〕下記成分(A)、下記成分(B1)、下記成分(B2)、下記成分(C)、下記成分(D)、および下記成分(E)を含有し、
前記成分(B1)と前記成分(B2)の合計含有量が0.50〜3.5質量%であり、
前記成分(B1)の含有量に対する前記成分(B2)の含有量の質量割合[成分(B2)/成分(B1)]が1.3〜12.0である整髪剤組成物、
成分(A):ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸およびその塩、並びにポリオキシアルキレンアルケニルエーテルリン酸およびその塩からなる群より選択される1以上の化合物
成分(B1):HLB値が1以上10未満のショ糖脂肪酸エステル
成分(B2):HLB値が10以上20未満のショ糖脂肪酸エステル
成分(C):高級アルコール
成分(D):ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
成分(E):融点が25℃以上であるロウおよび/または融点が25℃以上である炭化水素油
〔2〕前記成分(A)の含有量が2.0〜18.0質量%である、〔1〕記載の整髪剤組成物、
〔3〕前記成分(E)の含有量が5.0〜20.0質量%である、〔1〕または〔2〕記載の整髪剤組成物、に関する。
本発明によれば、固形油分を含みながら透明性を有し、経時安定性にも優れ、高い整髪力を有する整髪剤組成物を提供することができる。
<整髪剤組成物>
本実施形態に係る整髪剤組成物は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸およびその塩、並びにポリオキシアルキレンアルケニルエーテルリン酸およびその塩からなる群より選択される1以上の化合物、所定のショ糖脂肪酸エステル、高級アルコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、並びに融点が25℃以上であるロウおよび/または炭化水素油を必須の成分として含有する。なお、本明細書においては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸およびその塩、並びにポリオキシアルキレンアルケニルエーテルリン酸およびその塩からなる群より選択される1以上の化合物を「成分(A)」;ショ糖脂肪酸エステルを「成分(B)」;高級アルコールを「成分(C)」;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を「成分(D)」;融点が25℃以上であるロウおよび/または炭化水素油を「成分(E)」と称する場合がある。
本実施形態に係る整髪剤組成物に含有される上記各成分の含有量は、それぞれ、整髪剤組成物中の合計の含有量が100質量%以下となるように、記載の範囲内から適宜選択することができる。なお、本明細書において、「〜」を用いて数値範囲を示す場合、その両端の数値を含むものとする。
[成分(A):ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸およびその塩、並びにポリオキシアルキレンアルケニルエーテルリン酸およびその塩からなる群より選択される1以上の化合物]
成分(A)は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸およびその塩、並びにポリオキシアルキレンアルケニルエーテルリン酸およびその塩からなる群より選択される1以上の化合物(ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸(塩)および/またはポリオキシアルキレンアルケニルエーテルリン酸(塩))である。すなわち、成分(A)は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテルリン酸、およびポリオキシアルキレンアルケニルエーテルリン酸塩からなる群より選択される少なくとも1つの化合物である。成分(A)は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸は、ポリオキシアルキレン残基と1価の飽和脂肪族アルコール残基とから構成されるエーテル(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)のリン酸エステルである。ポリオキシアルキレンアルケニルエーテルリン酸はポリオキシアルキレン残基と1価の不飽和脂肪族アルコール残基とから構成されるエーテル(ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル)のリン酸エステルである。ポリオキシアルキレンアルキルエーテルおよびポリオキシアルキレンアルケニルエーテルにおけるポリオキシアルキレン残基を構成するオキシアルキレンとしては、オキシエチレン、オキシプロピレン、オキシブチレン等の炭素数2〜4のオキシアルキレン等が挙げられる。ポリオキシアルキレンとしては、中でも、ポリオキシエチレンが好ましい。上記ポリオキシアルキレンは、一種のみのオキシアルキレンを含んでいてもよいし、二種以上のオキシアルキレンを含んでいてもよい。また、ポリオキシアルキレンにおけるオキシアルキレンの平均付加モル数は、例えば2〜25、好ましくは2〜20である。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを構成する1価の飽和脂肪族アルコール残基は、1価の飽和脂肪族炭化水素基を含む。1価の飽和脂肪族炭化水素基としては、例えば、ラウリル基、セチル基、ステアリル基等の炭素数10〜36(好ましくは炭素数12〜18)の飽和脂肪族炭化水素基が挙げられる。上記1価の飽和脂肪族炭化水素基は、直鎖状であってもよく分岐鎖状であってもよい。
ポリオキシアルキレンアルケニルエーテルを構成する1価の不飽和脂肪族アルコール残基は、1価の不飽和脂肪族炭化水素基を含む。1価の不飽和脂肪族炭化水素基としては、例えば、オレイル基等の炭素数10〜36(好ましくは炭素数12〜18)の不飽和脂肪族炭化水素基が挙げられる。上記1価の不飽和脂肪族炭化水素基は、直鎖状であってもよく分岐鎖状であってもよい。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸およびポリオキシアルキレンアルケニルエーテルリン酸は、モノエステル体、ジエステル体、トリエステル体のいずれであってもよく、これらのうちの2以上の混合物であってもよい。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸塩およびポリオキシアルキレンアルケニルエーテルリン酸塩を構成する塩としては、例えば、無機塩、有機アミン塩、塩基性アミノ酸塩等が挙げられる。無機塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、アルミニウム塩、亜鉛塩、アンモニウム塩等が挙げられる。有機アミン塩としては、例えば、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩等が挙げられる。塩基性アミノ酸塩としては、例えば、アルギニン塩、リジン塩等が挙げられる。なかでも、ナトリウム塩が好ましい。
成分(A)としては、例えば、ラウレス−2リン酸、ラウレス−4リン酸、ジラウレス−10リン酸、トリラウレス−4リン酸等のポリオキシアルキレンラウリルエーテルリン酸;イソラウレス−4リン酸等のポリオキシアルキレンイソラウリルエーテルリン酸;セテス−10リン酸、セテス−20リン酸、トリセテス−5リン酸等のポリオキシアルキレンセチルエーテルリン酸;ステアレス−2リン酸、ステアレス−3リン酸等のポリオキシアルキレンステアリルエーテルリン酸;トリセテアレス−4リン酸等のポリオキシアルキレンセテアリルエーテルリン酸;オレス−3リン酸、オレス−4リン酸、オレス−5リン酸、オレス−7リン酸、オレス−8リン酸、オレス−10リン酸、オレス−20リン酸、ジオレス−8リン酸等のポリオキシアルキレンオレイルエーテルリン酸;(C12−15)パレス−3リン酸、(C12−15)パレス−6リン酸、(C12−15)パレス−9リン酸、ジ(C12−15)パレス−2リン酸、ジ(C12−15)パレス−4リン酸、ジ(C12−15)パレス−6リン酸、ジ(C12−15)パレス−6リン酸、ジ(C12−15)パレス−8リン酸、ジ(C12−15)パレス−10リン酸等のポリオキシアルキレンアルキル(C12−15)エーテルリン酸;およびこれらの塩等が挙げられる。なかでも、ポリオキシアルキレンセチルエーテルリン酸、ポリオキシアルキレンオレイルエーテルリン酸、およびこれらの塩が好ましく;トリセテス−5リン酸、オレス−10リン酸、ジオレス−8リン酸、およびこれらの塩がより好ましい。
整髪剤組成物100質量%中の成分(A)の含有量は、整髪力の観点から、2.0質量%以上が好ましく、5.0質量%以上がより好ましく、7.0質量%以上がさらに好ましい。また、硬くなりすぎて製剤化できなくなるのを抑制する観点、使用感の観点からは、18.0質量%以下が好ましく、16.0質量%以下がより好ましく、12.0質量%以下がさらに好ましい。
[成分(B):ショ糖脂肪酸エステル]
本実施形態に係る整髪剤組成物は、HLB値が1以上10未満のショ糖脂肪酸エステル(以下「成分(B1)」と称する場合がある)およびHLB値が10以上20未満のショ糖脂肪酸エステル(以下「成分(B1)」と称する場合がある)を所定の含有量および比率で含有することを特徴とする。本実施形態に係る整髪剤組成物の透明性および低温ないし高温保存下での経時的安定性の観点から、下記のように両者の配合量および比率が決定されている。
整髪剤組成物100質量%中の成分(B1)の含有量は、0.05〜1.5質量%が好ましく、0.10〜1.0質量%がより好ましい。成分(B1)の含有量を上記の範囲とすることにより、透明性および低温ないし高温保存下での経時安定性に優れた整髪剤組成物を得ることができる。
整髪剤組成物100質量%中の成分(B2)の含有量は、0.30〜2.7質量%が好ましく、0.50〜2.0質量%がより好ましく、0.60〜1.2質量%がさらに好ましい。成分(B2)の含有量を上記の範囲とすることにより、透明性および低温ないし高温保存下での経時安定性に優れた整髪剤組成物を得ることができる。
整髪剤組成物100質量%中の成分(B1)と成分(B2)の合計含有量は、0.50〜3.5質量%であり、0.80〜3.2質量%が好ましく、0.90〜2.5質量%がより好ましい。成分(B1)と成分(B2)の合計含有量を上記の範囲とすることにより、透明性および低温ないし高温保存下での経時安定性に優れた整髪剤組成物を得ることができる。
本実施形態に係る整髪剤組成物において、成分(B1)の含有量に対する成分(B2)の含有量の質量割合[成分(B2)/成分(B1)]は1.3〜12.0であり、2.00〜8.0が好ましく、2.5〜6.0がより好ましい。成分(B2)/成分(B1)を上記の範囲とすることにより、透明性および低温ないし高温保存下での経時安定性に優れた整髪剤組成物を得ることができる。
成分(B)の市販品としては、第一工業製薬(株)製のコスメライク(登録商標)S−10、S−50、S−70、S−110、S−160、S−190等が挙げられる。
[成分(C):高級アルコール]
本実施形態において使用する高級アルコールとしては、炭素数が12〜22のアルコールが好ましく、12〜18のアルコールがより好ましい。高級アルコールの具体例としては、例えば、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ミリスチルアルコール、2−オクチルドデカノール、オレイルアルコール等が挙げられ、ステアリルアルコールが好ましい。成分(C)は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
整髪剤組成物100質量%中の成分(C)の含有量は、0.30〜3.8質量%が好ましく、0.50〜3.2質量%がより好ましく、1.0〜2.5質量%がさらに好ましい。成分(C)成分の含有量を上記の範囲とすることにより、透明性および低温ないし高温保存下での経時安定性に優れた整髪剤組成物とすることができる。また、上記含有量が3.8質量%以下であると、使用感がより向上する。
[成分(D):ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油]
本実施形態に係る整髪剤組成物は、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有する。ポリオキシエチレンの平均付加モル数は、例えば20〜100、好ましくは40〜100である。成分(D)は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
整髪剤組成物100質量%中の成分(D)の含有量は、低温ないし高温保存下での経時安定性および整髪力の観点から、1.0質量%以上が好ましく、1.5質量%以上がより好ましく、2.0質量%以上がさらに好ましい。また、硬くなりすぎて製剤化できなくなるのを抑制する観点、使用感の観点からは、15.0質量%以下が好ましく、12.0質量%以下がより好ましく、8.0質量%以下がさらに好ましい。
成分(D)の市販品としては、日光ケミカルズ(株)製のNIKKOL HCOシリーズ等が挙げられる。
[成分(E):ロウおよび/または炭化水素油]
融点が25℃以上であるロウとしては、例えば、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ミツロウ、コメヌカロウ、モクロウ、セラックロウ、鯨ロウ、およびラノリン等が挙げられる。融点が25℃以上である炭化水素油しては、例えば、セレシン、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、およびワセリン等が挙げられる。これら成分は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なお、本実施形態における融点は、JIS K 0064:1992に準拠して測定したものである。
整髪剤組成物100質量%中の成分(E)の含有量は、整髪力の観点から、5.0質量%以上が好ましく、7.0質量以上%がより好ましく、9.0質量以上%がさらに好ましい。また、硬くなりすぎて製剤化できなくなるのを抑制する観点からは、20.0質量%以下が好ましく、15.0質量%以下がより好ましく、12.0質量%以下がさらに好ましい。
[その他の成分]
本実施形態に係る整髪剤組成物は、本発明の効果を阻害しない範囲で、上記成分(A)〜(E)以外の成分(その他の成分)を含んでいてもよい。上記その他の成分としては、特に限定されず、例えば、水、多価アルコール、皮膜形成ポリマー、上記成分(E)以外の油剤、上記成分(A)以外のアニオン性界面活性剤、上記成分(B)および(D)以外のノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、植物抽出エキス、染料、顔料、pH調整剤、香料、防腐剤、増粘剤等が挙げられる。なお、上記その他の成分からは、上記成分(A)〜(E)に含まれるものは除かれるものとする。
本実施形態において使用する水としては、例えば、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水、超純水等が挙げられる。
本実施形態に係る水の含有量は、特に制限されず、成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)およびその他の成分を除いた残部を、その含有量とすることができる。整髪剤組成物100質量%中の水の含有量は、特に限定されないが、10.0〜90.0質量%が好ましく、20.0〜80.0質量%がより好ましく、30.0〜70.0質量%がさらに好ましく、40.0〜60.0質量%が特に好ましい。
本実施形態に係る整髪剤組成物には、塗布時の延伸性を更に向上させるために、多価アルコールを含有させることができる。多価アルコールとしては、特に限定されないが、例えば、グリコール、グリセリン類、糖アルコール等が挙げられる。上記グリコールとしては、特に限定されないが、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、1,2−デカンジオール、ポリエチレングリコール、ポリオキシプロピレンソルビット等が挙げられる。上記グリセリン類としては、特に限定されないが、例えば、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等が挙げられる。上記糖アルコールとしては、特に限定されないが、例えば、ソルビトール、マルチトール、トレハロース等が挙げられる。これらの多価アルコールは、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
高級アルコールを含有する場合、整髪剤組成物100質量%中の多価アルコールの含有量は、特に限定されないが、毛髪固定力を有するとともに、延伸性を向上させる観点から、0.5〜15.0質量%が好ましく、1.0〜10.0質量%がより好ましい。
上記皮膜形成ポリマーは、例えば、溶媒に溶解して頭髪に塗布した後に、頭髪に皮膜を形成することができるポリマーである。皮膜形成ポリマーを配合すると、スタイル持続力がより向上するため好ましい。
皮膜形成ポリマーとしては、例えば、アニオン性皮膜形成ポリマー、カチオン性皮膜形成ポリマー、両性皮膜形成ポリマー、ノニオン性皮膜形成ポリマー等が挙げられる。皮膜形成ポリマーは、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記アニオン性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、アクリル樹脂アルカノールアミン、メチルビニルエーテル/マレイン酸エステル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/マレイン酸モノブチルエステル/イソボルニルアクリレート共重合体、アクリル酸/アクリル酸アルキルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体、ポリビニルピロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体、(スチレン/アクリル酸アルキル)共重合体、(スチレン/アクリル酸アミド)共重合体、アクリル酸アルキルエステル/メタクリル酸アルキルエステル/ジアセトンアクリルアミド/メタクリル酸共重合体、ウレタン−アクリル系共重合体、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム等が挙げられる。
上記カチオン性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩、ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/メタクリロイルアミノプロピルラウリルジメチルアンモニウムクロリド共重合体、(メタ)アクリル酸アルキルエステル/メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド共重合体、メタクリル酸ブチル/メタクリル酸2−エトキシエチル/メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド共重合体、塩化О−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、ビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体、ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド、ポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体、塩化メチルビニルイミダゾリウム・ビニルピロリドン共重合体、(ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ラウリルジメチルアミノプロピルメタクリルアミド)共重合体等が挙げられる。
上記両性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体[(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー]、アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体、ジアルキルアミノエチルメタクリレート/メタクリル酸アルキルエステル共重合体のモノクロル酢酸両性化物、(イソブチレン/ジエチルアミノプロピルマレイミド/マレイン酸)共重合体等が挙げられる。
上記ノニオン性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体[(ビニルピロリドン/VA)コポリマー]、ビニルピロリドン/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール共重合体、ビニルメチルエーテル・マレイン酸エチル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルカプロラクタム、ジメチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル共重合体、アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル共重合体[(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマー]等が挙げられる。
皮膜形成ポリマーを含有する場合、整髪剤組成物100質量%中の皮膜形成ポリマーの含有量は、特に限定されないが、スタイル持続力をより向上させる観点から、0.01〜5.0質量%が好ましく、0.1〜4.0質量%がより好ましい。
本実施形態に係る整髪剤組成物には、上記成分(E)以外の油剤として、融点が25℃未満の油剤を含有させることができる。融点が25℃未満の油剤としては、例えば、植物性油脂、エステル油、シリコーン油、炭化水素油、高級脂肪酸等が挙げられる。前記の油剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記植物性油脂としては、例えば、マカデミアナッツ油、ユーカリ油、ヤシ油、アボカド油、サフラワー油、オリーブ油、パーム油、パーム核油、ククイナッツ油、カカオバター、アーモンド油、ヒマワリ油、ローズヒップ油、オリーブスクワラン、カメリアオイル、キウイフルーツシード油、ツバキ油、杏仁油、ゴマ油、大豆油、ホホバ油、ヒマシ油、ヘーゼルナッツ油、メドホーム油、ハッカ油、カロットオイル、ラベンダー油、シュガースクワラン、およびこれらの水素添加物(例えば、水素添加ヒマシ油、水素添加ホホバ油、水素添加パーム油、水素添加アボカド油、水素添加大豆油等)等が挙げられる。
上記エステル油としては、例えば、オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、パルミチン酸エチルヘキシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸プロピレングリコール、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、イソノナン酸イソノニル、アジピン酸ジイソプロピル、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ペンタエリトリット、リンゴ酸ジイソステアリル、トリエチルヘキサン酸エリスリチル、ヒドロキシステアリン酸2−エチルヘキシル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、(エチルヘキサン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、ヘキサ(ベヘン酸/安息香酸/エチルヘキサン酸)ジペンタエリスリチル等が挙げられる。
上記シリコーン油としては、特に限定されないが、例えば、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン等のジメチルシリコーン油;メチルフェニルポリシロキサン等のメチルフェニルシリコーン油;メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン油;アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体等のアミノ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキル変性シリコーン等の変性シリコーン;メチルハイドロジェンポリシロキサン、ジメチコノール等が挙げられる。
上記炭化水素油としては、例えば、α−オレフィンオリゴマー、ミネラルオイル、ワセリン、水添ポリイソブテン、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワラン、合成スクワラン、植物性スクワラン、流動イソパラフィン、流動パラフィン等が挙げられる。
上記高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸等が挙げられる。
融点が25℃未満の油剤を含有する場合、整髪剤組成物100質量%中の融点が25℃未満の油剤の含有量は、特に限定されないが、2.0〜15.0質量%が好ましく、4.0〜12.0質量%がより好ましい。
上記成分(A)以外のアニオン性界面活性剤としては、高級脂肪酸石鹸、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−アシル−N−メチル−β−アラニン塩、N−アシルグリシン塩、N−アシルグルタミン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルカルボン酸塩、アルキルフェニルエーテルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸およびその塩、N−アシルサルコシンおよびその塩、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド硫酸塩等が挙げられる。なお、上記成分(A)以外のアニオン性界面活性剤は、実質的に含有しないことが好ましい。
上記成分(B)および上記成分(D)以外のノニオン性界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンヒマシ油、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸アルキロールアミド等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、アルキルアミン塩、脂肪酸アミドアミン塩、エステル含有3級アミン塩等のアミン塩;モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩、トリアルキル型4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム型4級アンモニウム塩等のアルキル4級アンモニウム塩;アルキルピリジニウム塩等の環式4級アンモニウム塩;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アルキルグリシン塩、カルボキシメチルグリシン塩、N−アシルアミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルグリシン塩等のグリシン型両性界面活性剤;アルキルアミノプロピオン酸塩、アルキルイミノジプロピオン酸塩等のアミノプロピオン酸型両性界面活性剤、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤;アルキルヒドロキシスルホベタイン等のスルホベタイン型両性界面活性剤等が挙げられる。
本実施形態に係る整髪剤組成物の性状としては、例えば、グリース状、ジェル状、クリーム状、ワックス状、固形状等が挙げられ、グリース状、クリーム状、ワックス状が好ましい。
本実施形態に係る整髪剤組成物の25℃における垂直応力は、取扱い性をより一層高める観点から、10〜120gfが好ましく、30〜80gfがより好ましい。なお、上記垂直応力は、以下のようにして測定される。まず、直径30mm以上の容器(例えばビーカーおよび広口ジャー容器等)に、該容器の底から22mm以上の高さまで整髪剤組成物を充填し、整髪剤組成物が充填された上記容器を25℃で静置する。次に、この静置状態で10φ球型アダプターを、スピード60mm/分の条件で、整髪剤組成物の上方から整髪剤組成物の上面に対して垂直に整髪剤組成物の上面から20mmの深度まで進入させ、この際の応力が上記垂直応力として測定される。上記垂直応力が小さいほど整髪剤組成物が柔らかいことを意味し、上記垂直応力が大きいほど整髪剤組成物が硬いことを意味する。上記垂直応力は、上記深度における応力測定が可能な応力測定装置を用いて測定することができる。上記応力測定装置としては、(株)サン科学製「レオメーター シリーズ」等が挙げられる。
本実施形態に係る整髪剤組成物の製造方法としては、特に限定されないが、公知の整髪剤組成物の製造方法を採用することができ、例えば、各成分をパドルミキサー等で撹拌して均一化する方法等が挙げられる。
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。なお、配合量は、特記しない限り、有効成分の配合量であり、「質量%」で表す。
以下、実施例および比較例において用いた各種材料をまとめて示す。
オレス−10リン酸:商品名「CRODAFOS O10A」(クローダジャパン(株)製)
ジオレス−8リン酸ナトリウム:商品名「NIKKOL DOP−8NV」(日光ケミカルズ(株)製)
トリセテス−5リン酸:商品名「NIKKOL TCP−5」(日光ケミカルズ(株)製)
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム:商品名「エマール270J」(花王(株)製)
ショ糖脂肪酸エステル1:商品名「コスメライクS−10」(HLB=1、第一工業製薬(株)製)
ショ糖脂肪酸エステル2:商品名「コスメライクS−70」(HLB=7、第一工業製薬(株)製)
ショ糖脂肪酸エステル3:商品名「コスメライクS−110」(HLB=11、第一工業製薬(株)製)
ショ糖脂肪酸エステル4:商品名「コスメライクS−160」(HLB=16、第一工業製薬(株)製)
PEG−40水添ヒマシ油:「NIKKOL HCO−40」(日光ケミカルズ(株)製)
PEG−60水添ヒマシ油:「NIKKOL HCO−60」(日光ケミカルズ(株)製)
PEG−100水添ヒマシ油:「NIKKOL HCO−100」(日光ケミカルズ(株)製)
水添ポリイソブテン:商品名「マルカゾールR」(丸善石油化学(株)製)
ヒマシ油:商品名「RICOS CO−EX」(伊藤製油(株)製)
カルナウバロウ:商品名「TOWAX−1F8」(融点:85℃、東亜化成(株)製)
ミツロウ:商品名「コウサンダッシュミツロウ」(融点:65℃、三木化学工業(株)製)
ポリオキシプロピレンソルビット:商品名「ユニオール HS−1600D」(日油(株)製)
セテス−20:商品名「EMALEX120」(ポリオキシエチレンセチルエーテル、日本エマルジョン(株)製)
(実施例1〜20および比較例1〜15)
表1および表2に示した組成(配合量)に従い、各成分を混合し、整髪剤組成物を調製した。得られた各整髪剤組成物について、下記評価を行った。
<整髪剤組成物の透明性および経時安定性>
(1)調合直後の各整髪剤組成物の透明性を下記の基準で評価した。また、(2)温度25℃、湿度60%RHの恒温恒湿の条件下で3日間放置した後の各整髪剤組成物の透明性、(3)温度40℃、湿度60%RHの恒温恒湿の条件下で3日間放置した後の各整髪剤組成物の透明性、(4)温度5℃、湿度60%RHの恒温恒湿の条件下で3日間放置した後の各整髪剤組成物の透明性を、それぞれ下記の基準で評価した。
[評価基準]
4点(優れる):非常に透明
3点(良好):4点より劣るが透明
2点(不十分):半透明
1点(不良):白濁
<整髪力>
得られた各整髪剤組成物0.8gを手に取り、カットウィッグ((株)ユーカリジャパン製、商品名「A−386」)の左半頭の毛髪に塗布し、毛髪を根元から垂直に立ち上げるように整髪を施した。各整髪剤組成物により整髪を施した半頭の毛髪を目視により観察し、下記の基準で立ち上げ力の評価を行った。
[評価基準]
4点(優れる):毛髪が強く立ち上がった状態に整髪できた
3点(良好):毛髪がやや立ち上がった状態に整髪できた
2点(不十分):毛髪を少し持ち上げる程度しか整髪できなかった
1点(不良):毛髪を持ち上げる程度の整髪もできなかった
Figure 2020158466
Figure 2020158466
表1および表2の結果より、本発明の整髪剤組成物は、高い整髪力を有し、透明性および低温ないし高温保存下での経時安定性に優れることがわかる。なお、比較例12および比較例15は、液状となり製剤化することができなかったため、上記の各評価は実施しなかった。
処方例1
ジオレス−8リン酸ナトリウム 8.0質量%
コスメライクS−10 0.2質量%
コスメライクS−160 0.8質量%
ステアリルアルコール 1.5質量%
PEG−40水添ヒマシ油 2.0質量%
キャンデリラロウ 10.0質量%
(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP
1.0質量%
水添ポリイソブテン 4.0質量%
ヒマシ油 1.0質量%
ポリオキシプロピレンソルビット 2.0質量%
マルチトール 7.0質量%
セテス−20 9.0質量%
精製水 残部
合計 100.0質量%
本発明の整髪剤組成物は、固形油分を含みながら透明性を有し、経時安定性にも優れ、高い整髪力を有する整髪剤組成物として利用できる。

Claims (3)

  1. 下記成分(A)、下記成分(B1)、下記成分(B2)、下記成分(C)、下記成分(D)、および下記成分(E)を含有し、
    前記成分(B1)と前記成分(B2)の合計含有量が0.50〜3.5質量%であり、
    前記成分(B1)の含有量に対する前記成分(B2)の含有量の質量割合[成分(B2)/成分(B1)]が1.3〜12.0である整髪剤組成物。
    成分(A):ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸およびその塩、並びにポリオキシアルキレンアルケニルエーテルリン酸およびその塩からなる群より選択される1以上の化合物
    成分(B1):HLB値が1以上10未満のショ糖脂肪酸エステル
    成分(B2):HLB値が10以上20未満のショ糖脂肪酸エステル
    成分(C):高級アルコール
    成分(D):ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
    成分(E):融点が25℃以上であるロウおよび/または融点が25℃以上である炭化水素油
  2. 前記成分(A)の含有量が2.0〜18.0質量%である、請求項1記載の整髪剤組成物。
  3. 前記成分(E)の含有量が5.0〜20.0質量%である、請求項1または2記載の整髪剤組成物。
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