JP2020158224A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送部のニップ状態とレリース状態の切り替えと、前処理部の接触状態と離間状態の切り替えに関係を持たせて両者の切り替えを容易にして操作性を向上させる。【解決手段】印刷装置1はメディアMの印刷面3に印刷する印刷部5と、駆動ローラー7と従動ローラー9との対によりメディアMを搬送方向Aに搬送する搬送部11と、第2の軸材13を回動軸として回動することで従動ローラー9を印刷面3に接触する位置と印刷面3から離間する位置とを取るように保持する従動ローラーホルダー15と、搬送部11に対して搬送方向Aの上流+Aに配置され、印刷面3に接触する位置と印刷面3から離間する位置とを取る前処理部17と、前処理部17が第1の軸材19を回動軸として回動するように前処理部17を支持する前処理部ホルダー21と、従動ローラーホルダー15の回動と前処理部ホルダー21の回動を連動させる動力伝達機構23と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、印刷装置に関する。
駆動ローラーと従動ローラーのローラー対によってメディアを挟持し、印刷部に向けて搬送し、メディアに印刷を実行する印刷装置が知られている。この印刷装置は、メディアの搬送経路にメディアをセットする場合や前記搬送経路におけるメディアの詰まりを解消する場合に、通常、前記ローラー対の前記挟持の状態を解除する(特許文献1)。
また、メディアの搬送方向において印刷部より上流に、メディアの印刷面に付着した異物を除去する除去部を備える印刷装置がある(特許文献2)。この除去部は一般的に印刷面に接触するように配置される。
特開2011−152789号公報 特開2017−197354号公報
メディアを搬送経路にセットする場合やメディアの搬送経路における詰まりを解消する場合に、前記ローラー対の前記挟持の状態を解除するだけでなく、前記除去部の印刷面に対する接触状態を離間状態に切換ることが望ましい。しかし、このような除去部の離間状態への移行については上記特許文献には記載も示唆も無い。
上記課題を解決するための本発明は、メディアの印刷面に印刷する印刷部と、駆動ローラーと従動ローラーとの対によりメディアを搬送方向に搬送する搬送部と、前記搬送部に対して前記搬送方向の上流に配置され、前記印刷面に接触する位置と前記印刷面から離間する位置とを取る前処理部と、前記前処理部が第1の軸材を回動軸として回動するように当該前処理部を支持する第1の支持部と、第2の軸材を回動軸として回動することで前記従動ローラーを前記印刷面に接触する位置と前記印刷面から離間する位置とを取るように保持する第2の支持部と、前記第1の支持部の回動を前記第2の支持部の回動に連動させる動力伝達機構と、を備える印刷装置である。
本発明の実施形態に係る印刷装置の要部を拡大して表す側断面図。 同実施形態に係る印刷装置の要部の作動状態を示す図で、メディアセット前の状態を表す側断面図。 同実施形態に係る印刷装置の要部の作動状態を示す図で、メディアセット後の状態を表す側断面図。 同実施形態に係る印刷装置の要部を拡大して表す斜め後方からの斜視図。 同実施形態に係る印刷装置の前処理部の作動状態を示す図で、前処理部とメディアの印刷面との間に障害物が存在しない状態を表す側断面図。 同実施形態に係る印刷装置の前処理部の作動状態を示す図で、前処理部とメディアの印刷面との間に障害物が存在している状態を表す側断面図。 本発明の他の実施形態に係る印刷装置の要部を拡大して表す側断面図。
最初に、本発明について概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の印刷装置は、メディアの印刷面に印刷する印刷部と、駆動ローラーと従動ローラーとの対によりメディアを搬送方向に搬送する搬送部と、前記搬送部に対して前記搬送方向の上流に配置され、前記印刷面に接触する位置と前記印刷面から離間する位置とを取る前処理部と、前記前処理部が第1の軸材を回動軸として回動するように当該前処理部を支持する第1の支持部と、第2の軸材を回動軸として回動することで前記従動ローラーを前記印刷面に接触する位置と前記印刷面から離間する位置とを取るように保持する第2の支持部と、前記第1の支持部の回動を前記第2の支持部の回動に連動させる動力伝達機構と、を備える。
本態様によれば、前記動力伝達機構によって前記従動ローラーを保持する前記第2の支持部の回動と、前記前処理部を支持する前記第1の支持部の回動が互いに連動する。即ち、一方を回動させれば他方も連動して回動する。これにより、前記前処理部の離間状態への移行を容易に行うことができる。即ち、前記前処理部の離間状態への移行の動作と前記従動ローラーの離間の動作とを一動作で行なうことができる。
本発明の第2の態様の印刷装置は、第1の態様において、第3の軸材を回動軸として回動し、前記第2の軸材から離れた位置で前記第2の支持部を押圧して該第2の支持部を回動させる押圧部材を、備え、前記押圧部材による第2の支持部の回動が前記動力伝達機構によって前記第1の支持部の回動に変換される、ことを特徴とする。
本態様によれば、第3の軸材を回動軸として回動し、前記第2の軸材から離れた位置で前記第2の支持部を押圧して該第2の支持部を回動させる押圧部材を備えている。これにより、前記押圧部材の押圧動作によって前記第2の支持部を回動させることによって、前記従動ローラーの前記離間の状態と前記接触の状態を切り換えることが可能となる。
そして、前記押圧部材による第2の支持部の回動が前記動力伝達機構によって前記第1の支持部の回動に変換される。これにより、前記前処理部の離間状態への移行を容易に行うことができる。
本発明の第3の態様の印刷装置は、第1の態様において、第3の軸材を回動軸として回動し、前記第2の軸材から離れた位置で前記第2の支持部を押圧して該第2の支持部を回動させる押圧部材を、備え、前記前処理部が前記印刷面から離間するときの前記第1の支持部の回動トルクが前記動力伝達機構によって前記押圧部材に伝わり前記従動ローラーを前記印刷面から離間させる、ことを特徴とする。
本態様によれば、第2の態様と同様の押圧部材を備えているので、前記押圧部材の押圧動作によって前記第2の支持部を回動させることによって、前記従動ローラーの前記離間の状態と前記接触の状態を切り換えることが可能となる。
そして、前記前処理部が前記印刷面から離間するときの前記第1の支持部の回動トルクが前記動力伝達機構によって前記押圧部材に伝わり前記従動ローラーを前記印刷面から離間させる。これにより、前記前処理部を印刷面から離間させる動作を行えば、前記従動ローラーの前記離間動作を行うことができる。
本発明の第4の態様の印刷装置は、第1の態様から第3の態様のいずれか一つの態様において、前記動力伝達機構は、前記第1の軸材を挟んで、前記前処理部が支持される前記第1の支持部の一端とは反対側の前記第1の支持部の他端に固定された第1のギアと、前記第3の軸材に固定され、前記第1のギアと係合する第2のギアと、を含むことを特徴とする。
本態様によれば、前記動力伝達機構は、前記第1のギアと前記第2のギアによって構成されている。これにより前記動力伝達機構を簡単な構造で実現することができる。
本発明の第5の態様の印刷装置は、第4の態様において、前記搬送部よりも前記搬送方向の上流に設けられ、前記メディアを支持する支持面を有するメディア支持部を備え、前記第1の支持部は、前記第1のギアが取り付けられ、前記第1の軸材に固定される第1の部材と、前記第1の軸材に支持され、前記第1の部材に対して相対的に変位可能な第2の部材と、を含み、前記前処理部は、前記第2の部材に設けられ、前記第1の部材は、前記第1のギアの回動に伴って前記第2の部材に前記支持面側から当接可能な当接部を有し、前記第1の部材と前記第2の部材とは、前記第2の部材が前記支持面に向かう方向に付勢されるように弾性部材を用いて接続されていることを特徴とする。
本態様によれば、前処理部を支持面から離間させる場合は、第1の部材が有する当接部が第2の部材に当接して前処理部を支持面から離間させることができる。また、前処理部を支持面に接近させる場合には、第2の部材が第1の部材により押圧されないので、過度な負荷が固定支持部を介して変位支持部に伝わることを抑制し、前処理部が過度な力で支持面又は印刷面に押圧されて過度な負担が掛かることを抑制する。また、第1の部材と第2の部材とは、第2の部材が支持面に向かう方向に付勢されるように弾性部材を用いて接続されている。これにより、前処理部による印刷面への前処理能力が低下することを抑制できる。
本発明の第6の態様の印刷装置は、第1の態様から第5の態様のいずれか一つの態様において、前記前処理部は、前記印刷面に付着した付着物を除去する除去部であることを特徴とする。
本態様によれば、メディアの詰まり処理を容易に実行でき、且つ、印刷面に付着した付着物を除去することができる。
本発明の第7の態様の印刷装置は、第1の態様から第5の態様のいずれか一つの態様において、前記前処理部は、前記印刷面に含まれる可塑剤を除去する可塑剤除去部であることを特徴とする印刷装置。
本態様によれば、メディアの詰まり処理を容易に実行でき、且つ、印刷面に含まれる可塑剤を除去することができる。
本発明の第8の態様の印刷装置は、第1の態様から第7の態様のいずれか一つの態様において、前記第1の軸材に固定されたハンドルを備えることを特徴とする。
本態様によれば、前処理部及び従動ローラーを印刷面から接離させる場合、ハンドルを把持して回動させるだけで行える。即ち別途駆動源が要らない。
続いて、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
尚、以下の説明では、最初に図1に基づいて本発明の印刷装置の全体構成の概略について説明する。次に、図2〜図6に基づいて本発明の要部となる搬送部から前処理部の間に配置される諸部材の具体的構成について説明する。
[実施形態]
(1)印刷装置の全体構成の概略(図1参照)
本発明の印刷装置1は、メディアMの印刷面3に印刷する印刷部5と、駆動ローラー7と従動ローラー9との対によりメディアMを搬送方向Aに搬送する搬送部11と、従動ローラーホルダー15搬送部11に対して搬送方向Aの上流+Aに配置され、印刷面3に接触する位置と印刷面3から離間する位置とを取る前処理部17と、前処理部17が第1の軸材19を回動軸として回動するように前処理部17を支持する前処理部ホルダー21と、第2の軸材13を回動軸として回動することで従動ローラー9を印刷面3に接触する位置と印刷面3から離間する位置とを取るように保持する従動ローラーホルダー15と、従動ローラーホルダー15の回動と前処理部ホルダー21の回動を連動させる動力伝達機構23と、を備える。ここで、前処理部ホルダー21は第1の支持部に対応し、従動ローラーホルダー15は第2の支持部に対応する。第1の軸材19の軸心方向は、幅方向Xと平行である。
図示の印刷装置1Aは、用紙等のメディアMを装置本体2の背面側から挿入してセットするタイプのインクジェットプリンターであって、搬送部11から前処理部17にかけての装置本体2の背面には、メディアMを支持する湾曲した支持面4を有するメディア支持部6が備えられている。
印刷部5は、搬送部である搬送ローラー11よりもメディアMの搬送方向Aの下流−Aの位置に設けられており、図示しないインクタンク等から供給される各色のインク等の液体をメディアMの印刷面3に向けて吐出することで印刷を実行する吐出ヘッド8を備えている。
搬送部である搬送ローラー11は、下方に駆動ローラー7、上方に従動ローラー9を備える一対のニップローラーによって構成されている。また、従動ローラー9は、第2の支持部である従動ローラーホルダー15における奥行き方向Yの前方+Y側の端部に自由に回動できる状態で設けられている。
また、従動ローラーホルダー15は、奥行き方向Yに長い部材で、従動ローラー9が設けられる前方+Y側の端部から幾分後方寄りの位置に回動支点となる第2の軸材13を有している。第2の軸材13の軸心方向は、幅方向Xと平行である。従って、第2の軸材13の軸心方向は、第1の軸材19の軸心方向と平行である。なお、第2の軸材13は、従動ローラーホルダー15と別体であってもよい。
従動ローラーホルダー15の後方−Y側の端部には、常時、従動ローラーホルダー15の前方+Y側の端部に設けられる従動ローラー9が、駆動ローラー7に圧接するように付勢する付勢部材の一例である引張りコイルばね25の一端が係止されている。
また、従動ローラーホルダー15の回動支点となる第2の軸材13と、引張りコイルばね25の係止部との間の、従動ローラーホルダー15の上方位置には、図示しない駆動源から動力が伝達されて回転する第3の軸材35が装置本体2の幅方向Xに沿って水平に架け渡されている。そして、第3の軸材35には、従動ローラーホルダー15の一部に当接して、従動ローラーホルダー15をレリース方向に回転させる場合に使用するレリースカム29が設けられている。レリースカム29は、押圧部材に対応する。また、第3の軸材35の軸心方向は、幅方向Xと平行である。従って、第3の軸材35の軸心方向は、第1の軸材19の軸心方向及び第2の軸材13の軸心方向と平行である。そして、+Y方向において、第1の軸材19、第3の軸材35、第2の軸材13がこの順に並んでいる。
そして、従動ローラー9、従動ローラーホルダー15、引張りコイルばね25及びレリースカム29は、装置本体2の幅方向Xに適宜の間隔を空けて複数組、配設されている。
前処理部17は、装置本体2の幅方向Xに延びる、板状の部材によって構成されている。その搬送方向Aの上流+A側の端部と下流−A側の端部は丸く加工されていて、前処理部17と、メディア支持部6の支持面4と、の間を通過するメディアMの引っ掛かりを防止して円滑な搬送を行えるようにしている。
また、本実施形態では前処理部17としてメディアMの印刷面3に付着した紙粉や塵、埃等の付着物を除去する除去部としてダストキャッチャー31が採用されている。そして、ダストキャッチャー31の材質、構造としては、一例として布を材質とするものやブラシ状の構造のもの等が採用可能である。
動力伝達機構23としては、本実施形態では次に述べる2枚の扇形ギアによって構成される歯車伝達機構33が採用されている。尚、動力伝達機構23としては、他にリンク機構を採用したもの、長いレバーを使用して押し上げるようにしたもの、或いはワイヤー等を使用して引き上げるようにしたもの等が採用可能である。
(2)印刷装置の要部の具体的構成(図2〜図6参照)
本実施形態では動力伝達機構23は、第3の軸材35を回動軸として回動する第2扇形ギア39と、第1の軸材19を回動軸として回動し、第2扇形ギア39と噛み合う第1扇形ギア37と、を有する歯車伝達機構33によって構成されている。ここで、第1扇形ギア37は第1のギアに対応し、第2扇形ギア39は第2のギアに対応している。
第3の軸材35は、一例として六角形断面の六角軸によって構成されており、これにより第3の軸材35に対して係合状態で取り付けられる第2扇形ギア39とレリースカム29は、第3の軸材35と一体になって回動するように構成されている。なお、第1のギアと第2のギアとの少なくとも一方は、扇形ギアでなくてもよい。例えば、円形ギアであってもよい。
第1の軸材19も同様に、一例として六角形断面の六角軸によって構成されており、これにより第1の軸材19に対して係合状態で取り付けられる第1扇形ギア37は、第1の軸材19と一体になって回動するように構成されている。
また、第1扇形ギア37の回動支点となる第1の軸材19の下方には、支持レバー41が第1扇形ギア37と一体に設けられている。すなわち、第1扇形ギア37と支持レバー41を備えた部材が第1の部材43である。
また、第1の軸材19には、自由に回動できる状態で第2の部材45が支持されている。第2の部材45は、第1の軸材19との接続部に軸受部47を有して、装置本体2の支持面4側に延びる板状の支持アーム49と、支持アーム49の先端部に設けられ、ダストキャッチャー31を取り付ける取付けホルダー51と、を含む。
また、第2の部材45は、コイル部が第1の軸材19に挿嵌される弾性部材53の一例である捩りコイルばねによって常時、第1の部材43の支持レバー41が延びる方向に支持アーム49が延びる方向が揃うように付勢されている。すなわち、第1の支持部である前処理部ホルダー21は、第1の部材43と第2の部材45とを含む。
次に、以上述べた本実施形態に係る印刷装置1Aの要部の構成を、動作の観点を踏まえて更に具体的に説明する。
即ち、従動ローラーホルダー15から前処理部ホルダー21へと伝わる方向の動作の観点に着目すると、印刷装置1Aは、第3の軸材35を回動軸として回動し、第2の軸材13から離れた後方−Y寄りの位置で従動ローラーホルダー15を押圧して従動ローラーホルダー15を回動させるレリースカム29を備える。そして、レリースカム29による従動ローラーホルダー15の回動が動力伝達機構23を構成する歯車伝達機構33によって第1の支持部である前処理部ホルダー21の回動として変換される。
一方、前処理部ホルダー21から従動ローラーホルダー15へと伝わる方向の動作の観点に着目すると、印刷装置1Aは、第3の軸材35を回動軸として回動し、第2の軸材13から離れた後方−Y寄りの位置で従動ローラーホルダー15を押圧して従動ローラーホルダー15を回動させるレリースカム29を備える。
そして、前処理部17の一例であるダストキャッチャー31がメディアMの印刷面3から離間するときの前処理部ホルダー21の回動トルクが動力伝達機構23を構成する歯車伝達機構33によって第3の軸材35に伝わり、第3の軸材35に一体に取り付けられているレリースカム29を回転させることで、従動ローラーホルダー15を第2の軸材13の周りに回動させて従動ローラー9を印刷面3から離間させるように構成されている。
また、動力伝達機構23は、歯車伝達機構33によって構成されている。歯車伝達機構33は、第1の軸材19を挟んで、前処理部17の一例であるダストキャッチャー31が支持される前処理部ホルダー21の一端とは反対側の他端に固定された第1扇形ギア37と、第3の軸材35に固定され、第1扇形ギア37と係合する第2扇形ギア39と、を含む。
更に、印刷装置1Aは、搬送部である搬送ローラー11よりも搬送方向Aの上流+AにメディアMを支持する支持面4を有するメディア支持部6を備えている。そして、前処理部ホルダー21は、第1扇形ギア37と支持レバー41を備えて第1の軸材19に固定される第1の部材43と、第1の軸材19に対して回転可能な状態で支持されており、第1の部材43に対して相対的に変位可能な第2の部材45を前述したように含んでいる。
そして、第1の部材43は、第1扇形ギア37の回動に伴って第2の部材45にメディア支持部6の支持面4側から当接可能な当接部55を有している。具体的には、第1の部材43の支持レバー41の図3中の右側面が当接部55である。
また、第1の部材43と第2の部材45とは、第2の部材45の支持アーム49の裏面50が第1の部材43の当接部55に当接する。そして、第2の部材45が支持面4に向う方向に回転するように第2の部材45を付勢する捩りコイルばね53を介して、前述したように第1の部材43と第2の部材45は互いに接続されている。
この他、メディアMが塩化ビニル等の樹脂フィルムである場合には、メディアMの表面に可塑剤が塗工される場合があり、このようなメディアMに印刷する場合には、インク等の液体の乗りを良くするために可塑剤を除去する前処理を行う場合がある。
そして、このようなメディアMに対して前処理を行う前処理部17としては、印刷面3に含まれる可塑剤を除去する可塑剤除去部を備え、例えばその材質としては布、その構造としてはローラーが採用される。
(3)印刷装置における要部の作動状態(図2〜図6参照)
次に、このようにして構成される本実施形態の印刷装置1Aにおける要部の作動状態を、(A)メディアセット前の状態と、(B)メディアセット後の状態と、(C)前処理部と印刷面との間に障害物が存在しない場合と、(D)前処理部と印刷面との間に障害物が存在している状態と、の4つの状態に分けて具体的に説明する。
(A)メディアセット前の状態(図2参照)
印刷装置1Aの支持面4にメディアMをセットする場合には、従動ローラー9とダストキャッチャー31を共にレリース状態にしてメディアMの背面からの挿入空間を確保する。
具体的には、第3の軸材35に図示しない駆動源から駆動力を付与して、図2に表すように第3の軸材35を例えば時計回りに回転させる。第3の軸材35が回転すると、第3の軸材35に一体に取り付けられているレリースカム29も同方向に回転し、レリースカム29に当接している従動ローラーホルダー15の部位を下方に押し下げる。
これにより、従動ローラーホルダー15は、第2の軸材13を回動支点として引張りコイルばね25の付勢力に抗して図2中、時計回りに回転する。これにより、ニップ状態であった従動ローラー9は、駆動ローラー7から離間して図2に表すレリース状態に移行する。
同時に、第3の軸材35の回動トルクは、第3の軸材35に一体に取り付けられている第2扇形ギア39に伝達されて、第2扇形ギア39も図2中、時計回りに回転する。そして、第2扇形ギア39の回動トルクは、これに噛み合っている第1扇形ギア37に伝達されて、第1扇形ギア37を図2中、反時計回りに回転させる。
第1扇形ギア37が回動すると、一体に設けられている支持レバー41も同方向に回動し、当接部55が支持アーム49の裏面50に当接しながら、第2の部材45を図2に表すように一体に回動させる。
第2の部材45が図2に表すように反時計回りに回転すると、第2の部材45の先端に設けられている取付けホルダー51に取り付けられているダストキャッチャー31は、支持面4から離れて図2中、斜め右方の離間した位置に移動してレリース状態になる。
これにより、搬送ローラー11の駆動ローラー7と従動ローラー9との間と、ダストキャッチャー31と支持面4との間にメディアMを挿入するための十分な空間が確保される。この状態で、これらの空間にメディアMを挿入してメディアMを印刷装置1Aの支持面4にセットする。
(B)メディアセット後の状態(図3参照)
印刷装置1Aの支持面4にメディアMをセットした後、第3の軸材35を再び駆動して例えば反時計回りに回転させる。第3の軸材35が回転すると、第3の軸材35に一体に取り付けられているレリースカム29も同方向に回転し、引張りコイルばね25の付勢力により第2の軸材13を回動支点として図3中、反時計回りに従動ローラーホルダー15を回転させる。
これにより、レリース状態であった従動ローラー9は、駆動ローラー7に接近して接触し、図3に表すニップ状態に移行する。
同時に、第3の軸材35の回動トルクは、第3の軸材35に一体に取り付けられている第2扇形ギア39に伝達されて、第2扇ギア39も図3中、反時計回りに回転する。そして、第2扇形ギア39の回動トルクは、これに噛み合っている第1扇形ギア37に伝達されて、第1扇形ギア37を図3中、時計回りに回動させる。
第1扇形ギア37が回動すると、一体に設けられている支持レバー41も同方向に回動する。因みに、図3では第1の部材43の支持レバー41は、上下方向Zに沿った、ほぼ垂直な姿勢に移行している。
第1の部材43が時計回りに回転すると、捩りコイルばね53の付勢力によって、支持レバー41の当接部55と支持アーム49の裏面50との当接状態が維持されたまま第2の部材45も図3中、時計回りに回転する。
これにより、第2の部材45の取付けホルダー51に取り付けられているダストキャッチャー31は、メディアMの印刷面3に接触した図3に表すニップ状態に移行する。
(C)前処理部と印刷面との間に障害物が存在しない状態(図4及び図5参照)
前処理部17の一例であるダストキャッチャー31と印刷面3との間に障害物Dが存在しない場合には、捩りコイルばね53の付勢力により、支持レバー41の当接部55に支持アーム49の裏面50が当接した状態になっており、図5に表すように支持レバー41の延びる方向は支持アーム49の延びる方向に直線的に重なった垂直姿勢になっている。
(D)前処理部と印刷面との間に障害物が存在している状態(図6参照)
前処理部17の一例であるダストキャッチャー31と印刷面3との間に障害物Dが存在している場合には、捩りコイルばね53の付勢力に抗して、第2の部材45が第1の軸材19を回動支点として、図6に表すように反時計回りに回転するため、ダストキャッチャー31と印刷面3との間の空間が広がる。
これにより、障害物Dの進入に伴なうダストキャッチャー31の破損や障害物Dの空間への無理な進入を未然に回避することが可能になる。尚、第2の部材45の回動は、第1の部材43には伝達されないため、第1の部材43は図6に表すように垂直姿勢をそのまま維持している。
(4)印刷装置の作用、効果
そして、このようにして構成される本実施形態による印刷装置1Aによれば、搬送ローラー11のニップ・レリース操作とダストキャッチャー31の接触・離間操作とが単一の操作で実行できるから、ユーザーの操作が単純化されて使い勝手が向上する。また、搬送ローラー11のニップ・レリース機構が2安定構造になっているから、これに連結されるダストキャッチャー31の接触・離間機構も接触と離間の2つの状態で安定するようになる。
また、ユーザーがメディアMを印刷装置1Aの支持面4にセットする場合には、ダストキャッチャー31が必然的に離間状態になるため、メディアMの挿入経路の視認性が高まってメディアMのセット操作が容易になる。更に、ダストキャッチャー31を保持する前処理部ホルダー21を相対的に変位可能な第1の部材43と第2の部材45との組み合わせによって構成したので、ダストキャッチャー31と印刷面3との間に障害物Dが挟まった場合の安全性も担保される。
[他の実施形態]
本発明に係る印刷装置1は、以上述べたような構成を有することを基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内での部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
例えば、図7に表す印刷装置1Bのように第1の軸材19に対して固定状態で設けられる手動操作用のハンドル57を設けることが可能である。そして、このハンドル57は、ダストキャッチャー31が印刷面3に接触した状態において、搬送部11に対して搬送方向Aに延びる棒状部材である。ハンドル57を設ける個所は、第1の軸材19の長手方向となる幅方向Xのいずれか一方の端部でもよいし、いずれか他方の端部でもよいし、両方の端部でもよい。因みに、このような手動操作用のハンドル57を設けた場合には、駆動源を使用することなく、手動で前処理部17と従動ローラー9をメディアMの印刷面3から離間させることが可能になり、メディアMの印刷面3に接触させることが可能になる。従って、モーターなどの駆動源を設ける場合と比べて、構造を簡易化できる。なお、ハンドル57の形状は図7に示した棒状に限らない。例えば、円環状のハンドルでもよい。
また、第1の扇形ギア37が取り付けられている第1の軸材19や第2の扇形ギア39が取り付けられている第3の軸材35に対してクラッチ機構を設けることで、第1の扇形ギア37と第2の扇形ギア39との間における動力の伝達と遮断を切り替えることができる。また、このようにした場合には、同時に前処理部ホルダー21の第1の部材43と第2の部材45との当接状態の断と接も切り替えることができるようになる。具体的には、第1ギア37と第2のギア39のうち一方を、他方に対して幅方向Xにスライドさせることで、第1ギア37と第2のギア39との噛み合いを解除し、第1ギア37と第2のギア39との間で動力が伝達されない状態を作ることができる。
因みに、このようなクラッチ機構を設けた場合には、ダストキャッチャー17を必要としない塵や紙粉等が付着していないメディアMを使用する場合や粘着性を有することにより巻き込んでしまう虞のあるメディアMを使用する場合に、第1扇形ギア37と第2扇形ギア39の連動を断つことが可能になり、第1の部材43と第2の部材45の連動を断つ仕組みを搭載することが可能になる。そして、このような構成を採用することによって、前処理部17を図2のような姿勢に維持した状態で退避させ、第1の扇形ギア37と第2の扇形ギア39の連動を断つことができる。これにより、常に従動ローラーホルダー15と前処理部ホルダー21とが連動することを抑制し、前処理部17を使用しないユーザーは前処理部17を退避させた状態を維持しつつインクジェットプリンターを利用できる。すなわち、種々のユーザーの要望に対応することができる適切な従動ローラー9と前処理部17の駆動機構を提供することが可能になる。
この他、前処理部17として、メディアMが帯びた静電気を除去するための静電気除去部を採用することが可能である。そして、この場合には、除電用の布材やブラシ等を静電気除去部として使用し、静電気によって発生するインクミスト等の量を低減させることが可能になる。尚、前処理部17として静電気除去部を採用した場合には、静電気除去部をメディアMに必ずしも接触させなくても必要な量の静電気を除去できる場合には、前処理部17をメディアMに対して非接触状態で設けることも可能である。
1…印刷装置、2…装置本体、3…印刷面、4…支持面、5…印刷部、
6…メディア支持部、7…駆動ローラー、8…吐出ヘッド、9…従動ローラー、
11…搬送ローラー、搬送部、13…第2の軸材、
15…従動ローラーホルダー(第2の支持部)、17…前処理部、19…第1の軸材、
21…前処理部ホルダー(第1の支持部)、23…動力伝達機構、
25…引張りコイルばね、29…レリースカム、押圧部材、
31…ダストキャッチャー、除去部、33…歯車伝達機構、35…第3の軸材、
37…第1扇形ギア、第1のギア、39…第2扇形ギア、第2のギア、
41…支持レバー、43…第1の部材、45…第2の部材、47…軸受部、
49…支持アーム、50…裏面、51…取付けホルダー、
53…捩りコイルばね、弾性部材、55…当接部、57…レバー、
M…メディア、A…搬送方向、+A…上流、−A…下流、X…幅方向、
Y…奥行き方向、+Y…前方、−Y…後方、Z…上下方向、D…障害物

Claims (8)

  1. メディアの印刷面に印刷する印刷部と、
    駆動ローラーと従動ローラーとの対によりメディアを搬送方向に搬送する搬送部と、

    前記搬送部に対して前記搬送方向の上流に配置され、前記印刷面に接触する位置と前記印刷面から離間する位置とを取る前処理部と、
    前記前処理部が第1の軸材を回動軸として回動するように当該前処理部を支持する第1の支持部と、
    第2の軸材を回動軸として回動することで前記従動ローラーを前記印刷面に接触する位置と前記印刷面から離間する位置とを取るように保持する第2の支持部と、
    前記第1の支持部の回動を前記第2の支持部の回動に連動させる動力伝達機構と、
    を備える、ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    第3の軸材を回動軸として回動し、前記第2の軸材から離れた位置で前記第2の支持部を押圧して該第2の支持部を回動させる押圧部材を、備え、
    前記押圧部材による第2の支持部の回動が前記動力伝達機構によって前記第1の支持部の回動に変換される、ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    第3の軸材を回動軸として回動し、前記第2の軸材から離れた位置で前記第2の支持部を押圧して該第2の支持部を回動させる押圧部材を、備え、
    前記前処理部が前記印刷面から離間するときの前記第1の支持部の回動トルクが前記動力伝達機構によって前記押圧部材に伝わり前記従動ローラーを前記印刷面から離間させる、ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
    前記動力伝達機構は、
    前記第1の軸材を挟んで、前記前処理部が支持される前記第1の支持部の一端とは反対側の前記第1の支持部の他端に固定された第1のギアと、
    前記第3の軸材に固定され、前記第1のギアと係合する第2のギアと、
    を含むことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項4に記載の印刷装置であって、
    前記搬送部よりも前記搬送方向の上流に設けられ、前記メディアを支持する支持面を有するメディア支持部を備え、
    前記第1の支持部は、
    前記第1のギアが取り付けられ、前記第1の軸材に固定される第1の部材と、
    前記第1の軸材に支持され、前記第1の部材に対して相対的に変位可能な第2の部材と、を含み、
    前記前処理部は、前記第2の部材に設けられ、
    前記第1の部材は、前記第1のギアの回動に伴って前記第2の部材に前記支持面側から当接可能な当接部を有し、
    前記第1の部材と前記第2の部材とは、前記第2の部材が前記支持面に向かう方向に付勢されるように弾性部材を用いて接続されていることを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
    前記前処理部は、前記印刷面に付着した付着物を除去する除去部であることを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
    前記前処理部は、前記印刷面に含まれる可塑剤を除去する可塑剤除去部であることを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
    前記第1の軸材に固定されたハンドルを備えることを特徴とする印刷装置。
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