JP2020156924A - シリンジ接続具 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンジに配置されたシール部材よりも容器に配置されたシール部材が針管によって先に刺通されてしまうことを防止し得るシリンジ接続具を提供する。【解決手段】シリンジ接続具200は、薬剤を保持するとともに内部が陰圧に維持された容器410、420とシリンジ310、320とを接続可能な接続具であって、各容器に取り付け可能な本体部201と、本体部に保持された中空状の針部230、240と、を有し、各針部は、本体部の一端側へ向けて突出し、各容器に配置されたシール部材412、422を刺通可能な第1穿刺部231、241と、本体部の他端側へ向けて突出し、各シリンジに配置されたシール部材312、322を刺通可能な第2穿刺部232、242と、を有しており、第1穿刺部が容器のシール部材を刺通する際の抵抗値の大きさが、第2穿刺部がシリンジのシール部材を刺通する際の抵抗値の大きさよりも大きくなるように構成されてなる、ことを特徴とする。【選択図】図8

Description

本発明は、薬剤を保持する容器に接続して使用されるシリンジ接続具に関する。
患者の体内に癒着防止材や生体組織接着材等の塗付材を投与する際に使用される医療用の塗布具が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
医師等の術者は、塗布具の使用に際し、薬剤が保存された容器(バイアル)内へ所定量の液体を注入し、薬剤と溶解液を容器内で混ぜ合わせて撹拌することにより、薬剤を希釈させたり、溶解させたりする。
特開2009−153720号公報
術者は、容器内へ液体を注入する際、シリンジを使用することがある。また、シリンジから容器内への液体の移動を円滑に行い得るように、容器の内部は、塗布具の使用前には陰圧に維持されている場合がある。容器にはシール性を維持するためのシール部材が設けられる。また、シリンジとしてプレフィルドシリンジが用いられる場合、シリンジにもシール性を維持するためのシール部材が設けられる。
術者は、容器内へ液体を注入する際、容器の内部とシリンジの内部とを連通させる。このような作業に使用される器具として、特許文献1に記載された両頭針付きの接続具が知られている。
術者は、両頭針付きの接続具を使用することにより、両頭針の一方の針先で容器のシール部材を刺通させることができ、また両頭針の他方の針先でシリンジのシール部材を刺通させることができる。前述したように、容器の内部は両頭針の針先がシール部材を刺通する前の状態では陰圧に維持されている。したがって、両頭針を介して容器の内部とシリンジの内部とが連通すると、シリンジの内部に保持された液体が容器内へ自動注入される。
術者は、両頭針付きの接続具を使用することにより、容器の内部とシリンジの内部とを連通させる作業を容易に行うことが可能になる。しかしながら、術者が接続具の操作を誤るなどして、両頭針がシリンジのシール部材よりも容器のシール部材を先に刺通してしまった場合、容器の内部とシリンジの内部とが連通する前に容器内の陰圧が解除されてしまう。そのような場合、シリンジから容器への液体の自動注入が実施されない可能性がある。
本発明は上記の課題を鑑みてなされたものであり、シリンジに配置されたシール部材よりも容器に配置されたシール部材が針管によって先に刺通されてしまうことを防止するシリンジ接続具を提供することを目的とする。
本発明に係るシリンジ接続具は、薬剤を保持するとともに内部が陰圧に維持された容器とシリンジとを接続可能な接続具であって、前記容器に取り付け可能な本体部と、前記本体部に保持された中空状の針部と、を有し、前記針部は、前記本体部の一端側へ向けて突出し、前記容器に配置されたシール部材を刺通可能な第1穿刺部と、前記本体部の他端側へ向けて突出し、前記シリンジに配置されたシール部材を刺通可能な第2穿刺部と、を有し、前記第1穿刺部が前記容器の前記シール部材を刺通する際の抵抗値の大きさが、前記第2穿刺部が前記シリンジの前記シール部材を刺通する際の抵抗値の大きさよりも大きくなるように構成されてなることを特徴とする。
本発明のシリンジ接続具によれば、当該シリンジ接続具が備える針部により、容器に配置されたシール部材よりもシリンジに配置されたシール部材を先に刺通させることができる。
実施形態に係るシリンジ接続具を示す概観斜視図である。 実施形態に係るシリンジ接続具の第2部材を説明するための斜視図である。 実施形態に係るシリンジ接続具の断面図であって、図1の矢印3A−3A線に沿う断面図である。 実施形態に係るシリンジ接続具及び容器の断面図であって、図1の矢印4A−4A線に沿う断面図である。 実施形態に係るシリンジ接続具の断面図であって、図1の矢印5A−5A線に沿う断面図である。 実施形態に係るシリンジ側装着具の部分断面図であって、図1の矢印6A−6A線に沿う断面図である。 実施形態に係るシリンジ接続具の使用例を説明するための断面図である。 実施形態に係るシリンジ接続具の使用例を説明するための断面図である。 実施形態に係るシリンジ接続具の使用例を説明するための斜視図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の記載は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
シリンジ接続具200は、図1に示すように、複数のシリンジ310、320に装着されるシリンジ側装着具100に対して各容器410、420を接続するために使用される器具である。シリンジ接続具200の使用用途は特に限定されないが、例えば、癒着防止材や生体組織接着材等の塗付材を投与する塗布具(スプレイヤー)の使用に際し、各シリンジ310、320から各容器410、420へ溶解液等の液体を注入する際の器具として使用することができる。
第1容器410は、内部に薬剤が保持されたバイアルである。第2容器420は、第1容器410に保持された薬剤と異なる種類の薬剤が内部に保持されたバイアルである。これら第1容器410、第2容器420にはEB滅菌が施されている。
第1容器410は、図4に示すように、第1容器410の口部411に配置されたシール部材412により密封されている。第2容器420は、第2容器420の口部421に配置されたシール部材422により密封されている。
第1容器410の容積は、第2容器420の容積よりも小さく構成されている。ただし、各容器410、420の容積の大小関係は特に限定されない。例えば、第1容器410の容積の方が大きく構成されていてもよいし、第1容器410と第2容器420の容積が同一であってもよい。
第1容器410に保持される薬剤の種類及び第2容器420に保持される薬剤の種類は特に限定されないが、例えば、塗布材を生体組織接着材とする場合、一方の容器に保持される薬剤をトロンビンとすることができ、他方の容器に保持される薬剤をフィブリノーゲンとすることができる。また、塗布材を癒着防止材とする場合、一方の容器に保持される薬剤をスクシンイミジル基で修飾したカルボキシメチルデキストリンとすることができ、他方の容器に保持される薬剤を炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムとの混合物とすることができる。
各容器410、420に保持される薬剤の形態は、特に限定されないが、例えば、固体(錠剤、顆粒剤等)、粉体(散剤等)、液体である。
各容器410、420の内部は、後述する針部230、240が各容器410、420に配置されたシール部材412、422を刺通するまでの間、陰圧を保つように構成されている。
各容器410、420に配置されるシール部材412、422の材料は、特に限定されないが、例えば、天然ゴム、ブチルゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、シリコーンゴムのような各種ゴム材料や、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、オレフィン系、スチレン系等の各種熱可塑性エラストマー、あるいはそれらの混合物等の弾性材料が挙げられる。
図1に示すように、第1シリンジ310は、液体を保持する筒体311を備えている。筒体311の内部には押し子(図示省略)が挿入されている。第1シリンジ310は、筒体311の内部を押し子が前進することにより、第1シリンジ310の先端に設けられた先端開口部から液体を吐出させることができる。第1シリンジ310から吐出される液体は、第1容器410に注入される。
第2シリンジ320は、液体を保持する筒体321を備えている。筒体321の内部には押し子(図示省略)が挿入されている。第2シリンジ320は、筒体321の内部を押し子が前進することにより、第2シリンジ320の先端に設けられた先端開口部から液体を吐出させることができる。第2シリンジ320から吐出される液体は、第2容器420に注入される。
第1シリンジ310の筒体311の容積は、第2シリンジ320の筒体321の容積よりも小さく構成されている。ただし、各シリンジ310、320の容積の大小関係は特に限定されない。例えば、第1シリンジ310の容積の方が大きく構成されていてもよいし、第1シリンジ310と第2シリンジ320の容積が同一であってもよい。
各シリンジ310、320が保持する液体の種類は、特に限定されないが、例えば、蒸留水を用いることができる。
第1シリンジ310及び第2シリンジ320は、包装材に収容された状態(搬送や保管される際の状態)において液体が予め保持されたプレフィルド型シリンジで構成している。そのため、図7に示すように、第1シリンジ310には液体の漏洩を防止するためのシール部材312が配置されている。同様に、第2シリンジ320には液体の漏洩を防止するシール部材322が配置されている。シリンジ側装着具100は、図1に示すように第1シリンジ310及び第2シリンジ320に取り付けた状態で、各シリンジ310、320とともに包装材に収容することができる。また、各シリンジ310、320内部は、AC滅菌が施されている。
また、シリンジ側装着具100及び各シリンジ310、320は、それぞれの表面にEB滅菌、EOG滅菌、オートクレーブ滅菌等による滅菌を施した上で、包装材に収容することができる。これにより、術者は、各シリンジ310、320から各容器410、420への液体の注入を開始する際、包装材からシリンジ側装着具100及び各シリンジ310、320を取り出して、各シリンジ310、320をそのままシリンジ接続具200に接続させることができる。そのため、塗布具を使用した手技の準備作業がより一層簡便なものとなる。なお、シリンジ側装着具100と各シリンジ310、320は接着剤等により固定してもよい。
各シリンジ310、320に配置されるシール部材312、322の材料は、特に限定されないが、例えば、前述した各容器410、420に配置されるシール部材412、422と同様の材料を用いることができる。
(シリンジ接続具)
図1、図4に示すように、シリンジ接続具200は、概説すると、各容器410、420に取り付け可能な本体部201と、本体部201に保持された中空状の針部230、240と、を有している。
図2、図4に示すように、シリンジ接続具200は、第1針部230と第2針部240の二つの針部を備えている。このシリンジ接続具200は、第1針部230、第2針部240も含めて、EB滅菌、EOG滅菌、オートクレーブ滅菌等による滅菌を施されている。
図4、図7、図8に示すように、第1針部230は、本体部201の一端側(図4、図7の下側)へ向けて突出し、第1容器410に配置されたシール部材412を刺通可能な第1穿刺部231と、本体部201の他端側(図4の上側)へ向けて突出し、第1シリンジ310に配置されたシール部材312を刺通可能な第2穿刺部232と、を有している。
図4、図7、図8に示すように、第2針部240は、本体部201の一端側(図4、図7の下側)へ向けて突出し、第2容器420に配置されたシール部材422を刺通可能な第1穿刺部241と、本体部201の他端側(図4、図7の上側)へ向けて突出し、第2シリンジ320に配置されたシール部材322を刺通可能な第2穿刺部242と、を有している。
第1針部230及び第2針部240は略円筒形の外形形状を有している。各針部230、240の材料は特に限定されないが、例えば、公知の金属を用いることができる。
図3、図4に示すように、第1針部230の第1穿刺部231の外径は、第1針部230の第2穿刺部232の外径よりも大きい。そのため、第1穿刺部231が第1容器410のシール部材412を刺通する際の抵抗値(貫通抵抗)は、第2穿刺部232が第1シリンジ310のシール部材312を刺通する際の抵抗値よりも大きい。
また、図3、図4に示すように、第2針部240の第1穿刺部241の外径は、第2針部240の第2穿刺部242の外径よりも大きい。そのため、第2穿刺部242が第2容器420のシール部材422を刺通する際の抵抗値(貫通抵抗)は、第2穿刺部242が第2シリンジ320のシール部材322を刺通する際の抵抗値よりも大きい。
図2、図3、図4に示すように、シリンジ接続具200の本体部201は、各容器410、420に着脱可能な第1部材210と、各針部230、240を保持する第2部材220と、を有している。
図2、図4に示すように、第2部材220は、第1針部230及び第2針部240が固定された針保持部221を有している。
針保持部221は、第1針部230の第2穿刺部232の周囲を覆うことにより、第2穿刺部232がシリンジ接続具200の外部へ露出することを防止する第1保持部221aと、第2針部240の第2穿刺部242の周囲を覆うことにより、第2穿刺部242がシリンジ接続具200の外部へ露出することを防止する第2保持部221bと、を有している。
図1、図3に示すように、シリンジ接続具200の本体部201は、第1部材210及び第2部材220を接続する移動制限部250を有している。
移動制限部250は、第2部材220に形成された凸部251と、第1部材210に形成された孔部252とにより構成している。第1部材210と第2部材220は、凸部251が孔部252に嵌合されることにより、互いに接続されている。なお、一部の図示を省略するが、移動制限部250は、シリンジ接続具200の外周方向の異なる位置に4つ設けている。
シリンジ接続具200は、凸部251が孔部252に嵌合されることにより、第1部材210と第2部材220が相対的に移動することを防止できる。また、第2部材220は、凸部251が孔部252から抜け出て嵌合が解除されると、第1部材210に対して相対的に移動可能となる。
凸部251と孔部252とで構成された移動制限部250は、図8に示すように、第2部材220を第1針部230及び第2針部240の延伸方向(軸方向)へ押圧する操作に伴って第2部材220を第1穿刺部231、241の先端側へ向けて移動可能とする。つまり、第1部材210と第2部材220は、外力が付与されていない状態では、移動制限部250により図4に示す位置関係が保持される。また、第2部材220は、各第1穿刺部231、241の先端側へ向けて押圧されると、移動制限部250による第1部材210との間の接続が解除されて、第1部材210に対して相対的に移動可能となる。第2部材220が第1部材210に対して相対的に移動することにより、第2部材220に保持された各針部230、240により各容器410、420に配置された各シール部材412、422を刺通することが可能になる。
図7、図8に示すように、シリンジ接続具200の本体部201は、シリンジ側装着具100と接続可能に構成されている。また、シリンジ接続具200の本体部201は、第1ロック機構260を有している。第1ロック機構260は、シリンジ側装着具100に形成された溝部150に挿入可能な爪部で構成している。
第1ロック機構260は、各容器410、420の各シール部材412、422に対して各第1穿刺部231、241が刺通される際、及び、各シリンジ310、320のシール部材312、322に対して各第2穿刺部232、242が刺通される際に、シリンジ側装着具100の溝部150に嵌ることで、第2部材220とシリンジ側装着具100とを接続する。第2部材220とシリンジ側装着具100とは、第1ロック機構260及び溝部150を介して接続された状態を維持することにより、図9に示すように各容器410、420から本体部201を取り外す際に、第2部材220からシリンジ側装着具100が分離することを防止する。
図5に示すように、シリンジ接続具200の本体部201は、第2ロック機構270を有している。第2ロック機構270は、第1部材210に設けられた爪部271と、第2部材220に設けられた溝部272とにより構成されている。
爪部271は、溝部272の縁部と当接可能な凸形状を有している。第2部材220を持ち上げる操作を行うと、溝部272の縁部が爪部271に当接して、第2部材220が第1部材210から分離することを防止できる。そのため、第2ロック機構270は、図9に示すように各容器410、420から本体部201を取り外す際に、第1部材210と第2部材220が分離することを防止できる。
シリンジ接続具200(第1部材210、第2部材220)の構成材料は特に限定されないが、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネートや紫外線硬化樹脂等の樹脂材料、ガラス、セラミックスなどを使用することができる。
シリンジ接続具200は、各容器410、420に取り付けた状態(図1に示す状態)で、各シリンジ310、320及びシリンジ側装着具100とともに所定の包装材に収容することができる。また、シリンジ接続具200及び各容器410、420は、EB滅菌、EOG滅菌、オートクレーブ滅菌等による滅菌を施した上で、包装材に収容することができる。
(シリンジ側装着具)
図1及び図2に示すように、シリンジ側装着具100は、第1接続部110と、第2接続部120と、連結部130と、を備えている。
第1接続部110は、第1シリンジ310の先端部311a(図2を参照)に接続可能に構成されている。また、第1接続部110は、シリンジ接続具200が備える第1保持部221aに第1シリンジ310を接続可能に構成されている。
第2接続部120は、第2シリンジ320の先端部321a(図2を参照)に接続可能に構成されている。また、第2接続部120は、シリンジ接続具200が備える第2保持部221bに第2シリンジ320を接続可能に構成されている。
図1、図2に示すように、第1接続部110の形状と第2接続部120の形状は異なる。具体的には、第1接続部110は、略円柱形状の形状を有しており、第2接続部120は、略四角柱形状の形状を有している。
また、第1接続部110と第2接続部120は、シリンジ接続具200に対する装着方向(図2の矢印A1方向)から視た平面形状が異なる。第1接続部110の平面形状は略円形である。一方、第2接続部120の平面形状は略四角形(略矩形)である。
図2に示すように、第1接続部110は、第1シリンジ310の先端部311aを挿入可能な挿入部111と、第1シリンジ310の先端部311aに当接して挿入部111内への先端部311aの挿入量を規定する段差部113と、挿入部111内へ第1シリンジ310を挿入可能にする開口部115と、段差部113の周囲で第1シリンジ310の先端部311aと接触して摩擦力を生じさせる複数の凸部116と、を有している。
第1接続部110の挿入部111内に第1シリンジ310の先端部311aを挿入することにより、第1接続部110に対して第1シリンジ310の先端部311aを嵌め込むことができる。
図2に示すように、第2接続部120は、第2シリンジ320の先端部321aを挿入可能な挿入部121と、第2シリンジ320の先端部321aに当接して挿入部121内への先端部321aの挿入量を規定する段差部123と、挿入部121内へ第2シリンジ320を挿入可能にする開口部125と、段差部123の周囲で第2シリンジ320の先端部321aと接触して摩擦力を生じさせる複数の凸部126と、を有している。
第2接続部120の挿入部121内に第2シリンジ320の先端部321aを挿入することにより、第2接続部120に対して第2シリンジ320の先端部321aを嵌め込むことができる。
術者は、第1接続部110の先端部(シリンジ接続具200に接続される側の端部)を、シリンジ接続具200が備える第1保持部221aの外周を覆うように配置することにより、第1接続部110を第1保持部221aに対して嵌合させることができる。また、術者は、第2接続部120の先端部(シリンジ接続具200に接続される側の端部)を、シリンジ接続具200が備える第2保持部221bの外周を覆うように配置することにより、第2接続部120を第2保持部221bに対して嵌合させることができる。
図1及び図2に示すように、連結部130は、第1シリンジ310の筒体311の外周面の少なくとも一部を覆うように配置される第1ガイド部131と、第2シリンジ320の筒体311の外周面の少なくとも一部を覆うように配置される第2ガイド部132と、第1ガイド部131と第2ガイド部132との間に配置され、第1ガイド部131と第2ガイド部132とを連結する支持部133と、を有している。
第1ガイド部131は、筒体311の外周面の一部を覆うことが可能な円弧状に形成されている。第2ガイド部132は、筒体321の外周面の一部を覆うことが可能な円弧状に形成されている。支持部133は、第1ガイド部131と第2ガイド部132との間に延びる平板形状に形成されている。なお、第1ガイド部131が筒体311を覆う周方向の範囲及び第2ガイド部132が筒体321を覆う周方向の範囲は特に限定されない。
図6に示すように、シリンジ側装着具100の第1接続部110の内部には、シリンジ側装着具100に第1シリンジ310を接続した状態において、第1シリンジ310の先端部311aを保持する保持部材117が配置されている。また、第1接続部110の内部には、第1接続部110に第1シリンジ310が接続された状態において、第1接続部110から第1シリンジ310が抜け出ることを防止する爪部119が設けられている。
図6に示すように、シリンジ側装着具100の第2接続部120の内部には、シリンジ側装着具100に第2シリンジ320を接続した状態において、第2シリンジ320の先端部321aを保持する保持部材127が配置されている。また、第2接続部120の内部には、第2接続部120に第2シリンジ320が接続された状態において、第2接続部120から第2シリンジ320が抜け出ることを防止する爪部129が設けられている。
次に、シリンジ接続具200の使用手順を説明する。
術者は、図1に示すように、シリンジ接続具200が装着された各容器410、420を準備する。また、術者は、シリンジ側装着具100が装着された各シリンジ310、320を準備する。
術者は、各シリンジ310、320に装着されたシリンジ側装着具100を各容器410、420に装着されたシリンジ接続具200へ接近させる。術者は、図2に示すように、シリンジ側装着具100の第1接続部110をシリンジ接続具200の第1保持部221aに接続し、シリンジ側装着具100の第2接続部120をシリンジ接続具200の第2保持部221bに接続する。
術者は、シリンジ側装着具100をシリンジ接続具200に押し付ける。これにより、図7に示すように、第1針部230の第2穿刺部232により第1シリンジ310のシール部材312を刺通させるとともに、第2針部240の第2穿刺部242により第2シリンジ320のシール部材322を刺通させることができる。
術者は、シリンジ側装着具100をシリンジ接続具200にさらに押し付けることにより、移動制限部250による第1部材210に対する第2部材220の接続(図3を参照)を解除して、第2部材220を各針部230、240の各第1穿刺部231、241の先端側(図7の下側)へ向けて移動させる。術者は、図8に示すように、第1針部230の第1穿刺部231により第1容器410のシール部材412を刺通させるとともに、第2針部240の第2穿刺部242により第2容器420のシール部材422を刺通させることができる。それにより、第1針部230を介して第1容器410の内部と第1シリンジ310の内部を連通させることができ、第2針部240を介して第2容器420の内部と第2シリンジ320の内部を連通させることができる。
第1容器410の内部と第1シリンジ310の内部とが連通すると、第1容器410の内部の陰圧により、第1シリンジ310から第1容器410へ液体が自動的に注入される。また、第2容器420の内部と第2シリンジ320の内部とが連通すると、第2容器420の内部の陰圧により、第2シリンジ320から第2容器420へ液体が自動的に注入される。
術者は、各容器410、420の内部へ液体が注入された後、図9に示すように、各容器410、420からシリンジ側装着具100及びシリンジ接続具200を取り外す。この際、各シリンジ310、320とシリンジ側装着具100は、各爪部119、129により接続が維持される(図6を参照)。また、シリンジ側装着具100とシリンジ接続具200は、溝部150及び第1ロック機構260により接続が維持される(図8を参照)。また、シリンジ接続具200の第2部材220は、第2ロック機構270により、シリンジ接続具200の第1部材210から分離されることを防止できる(図5を参照)。したがって、術者は、図9に示すように、シリンジ側装着具100、シリンジ接続具200、及び各シリンジ310、320を一体的に接続した状態で各容器410、420から取り外すことができる。
術者は、シリンジ側装着具100、シリンジ接続具200、及び各シリンジ310、320が取り外された各容器410、420を撹拌させて、各容器410、420内に保持された薬剤を溶解や希釈させる。術者は、各容器410、420内に保持された薬剤を溶解や希釈させた後、所定のアタッチメント等を使用して、塗布具(図示せず)に各容器410、420を接続させる。
以上説明したように、本実施形態に係るシリンジ接続具200は、薬剤を保持するとともに内部が陰圧に維持された容器410、420とシリンジ310、320とを接続可能な接続具であって、各容器410、420に取り付け可能な本体部201と、本体部201に保持された中空状の針部230、240と、を有し、各針部230、240は、本体部201の一端側へ向けて突出し、各容器410、420に配置されたシール部材412、422を刺通可能な第1穿刺部231、241と、本体部201の他端側へ向けて突出し、各シリンジ310、320に配置されたシール部材312、322を刺通可能な第2穿刺部232、242と、を有している。第1穿刺部231、241がシール部材412、422を刺通する際の抵抗値の大きさは、第2穿刺部232、242がシール部材312、322を刺通する際の抵抗値の大きさよりも大きくなるように構成されている。
上記のように構成されたシリンジ接続具200によれば、第1穿刺部231が第1容器410のシール部材412を刺通する際の抵抗(貫通抵抗)は、第2穿刺部232が第1シリンジ310のシール部材312を刺通する際の抵抗よりも大きい。また、第2穿刺部242が第2容器420のシール部材422を刺通する際の抵抗(貫通抵抗)は、第2穿刺部242が第2シリンジ320のシール部材322を刺通する際の抵抗よりも大きい。したがって、術者は、シリンジ接続具200を使用して各容器410、420を各シリンジ310、320と接続する際に、各シリンジ310、320に配置された各シール部材312、322よりも各容器410、420に配置された各シール部材412、422が各針部230、240によって先に刺通されることを防止できる。また、第1穿刺部231、241の外径が第2穿刺部232、242の外径よりも大きいため、シール部材を刺通する際の抵抗値の大小関係をより確実に設定することができる。なお、抵抗値の大小関係は、第1穿刺部231、241の外径及び第2穿刺部232、242の外径以外の要素(例えば、針管やシール部材の材質等)で設定してもよい。
また、シリンジ接続具200の本体部201は、各容器410、420に着脱可能な第1部材210と、各針部230、240を保持する第2部材220と、第1部材210と第2部材220とを接続して相対的な位置関係を保持するとともに、第2部材220を各針部230、240の延伸方向へ押圧する操作に伴って第2部材220を各第1穿刺部231、241の先端側へ向けて移動可能とする移動制限部250と、を有する。術者は、第1部材210と第2部材220に所定の外力が付与されていない状態では、移動制限部250により、第1部材210と第2部材220が相対的に移動することを防止できる。また、術者は、第2部材220を各針部230、240の延伸方向へ押圧することにより、第1部材210と第2部材220の接続を解除して、第2部材220を各第1穿刺部231、241の先端側へ向けて移動させることができる。それにより、術者は、第2部材220に保持された各針部230、240により、各容器410、420に配置された各シール部材412、422を刺通させることができる。
また、シリンジ接続具200の本体部201は、各シリンジ310、320に接続されるシリンジ側装着具100と接続可能に構成されている。また、シリンジ接続具200の本体部201は、各容器410、420の各シール部材412、422に対して各第1穿刺部231、241が刺通される際、及び、各シリンジ310、320の各シール部材312、322に対して各第2穿刺部232、242が刺通される際に、第2部材220とシリンジ側装着具100とを接続するとともに、各容器410、420から本体部201を取り外す際に、第2部材220からシリンジ側装着具100が分離することを防止する第1ロック機構260と、各容器410、420から本体部201を取り外す際に、第1部材210と第2部材220が分離することを防止する第2ロック機構270と、を有している。そのため、術者は、各容器410、420からシリンジ接続具200を取り外す際、シリンジ接続具200及びシリンジ側装着具100を一体的に接続した状態で取り外すことが可能になる。
また、針部は、本体部201に2以上設置されており、2以上の容器410、420の各々に設置された各シール部材412、422と2以上のシリンジ310、320の各々に設置された各シール部材312、322を刺通可能に構成されている。そのため、術者は、シリンジ接続具200を使用した刺通作業により、二つのシリンジ310、320から二つの容器410、420へ液体を注入させることができる。
以上、実施形態を通じて本発明に係るシリンジ接続具を説明したが、本発明は実施形態で説明した内容のみに限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載に基づいて適宜変更することが可能である。
実施形態では、二つの容器に接続可能に構成したシリンジ接続具を説明したが、シリンジ接続具は、少なくとも一つの容器と接続可能に構成されていればよい。
また、シリンジ接続具の具体的な構造は、少なくとも一つの針部を有し、針部の第1穿刺部の外径が針部の第2穿刺部の外径よりも大きい限り、特に限定されない。
また、シリンジ側装着具の具体的な構造や仕様等は特に限定されない。また、シリンジ接続具は、シリンジに直接接続可能な構成を有していてもよい。また、シリンジ接続具の使用対象となる容器の構造や仕様等も特に限定されない。
100 シリンジ側装着具、
110 第1接続部、
120 第2接続部、
130 連結部、
200 シリンジ接続具、
201 本体部、
210 第1部材、
220 第2部材、
221 針保持部、
230 第1針部(針部)、
231 第1穿刺部、
232 第2穿刺部、
240 第2針部(針部)、
241 第1穿刺部、
242 第2穿刺部、
250 移動制限部、
251 凸部、
252 孔部、
260 第1ロック機構、
270 第2ロック機構、
271 爪部、
272 溝部、
310 第1シリンジ(シリンジ)、
312 シール部材、
320 第2シリンジ(シリンジ)、
322 シール部材、
410 第1容器(容器)、
411 口部
412 シール部材
420 第2容器(容器)、
422 シール部材。

Claims (5)

  1. 薬剤を保持するとともに内部が陰圧に維持された容器とシリンジとを接続可能な接続具であって、
    前記容器に取り付け可能な本体部と、
    前記本体部に保持された中空状の針部と、を有し、
    前記針部は、前記本体部の一端側へ向けて突出し、前記容器に配置されたシール部材を刺通可能な第1穿刺部と、前記本体部の他端側へ向けて突出し、前記シリンジに配置されたシール部材を刺通可能な第2穿刺部と、を有し、
    前記第1穿刺部が前記容器の前記シール部材を刺通する際の抵抗値の大きさが、前記第2穿刺部が前記シリンジの前記シール部材を刺通する際の抵抗値の大きさよりも大きくなるように構成されてなることを特徴とする、シリンジ接続具。
  2. 前記第1穿刺部の外径は、前記第2穿刺部の外径よりも大きいことを特徴とする、請求項1に記載のシリンジ接続具。
  3. 前記本体部は、
    前記容器に着脱可能な第1部材と、
    前記針部を保持する第2部材と、
    前記第1部材と前記第2部材とを接続して相対的な位置関係を保持するとともに、前記第2部材を前記針部の延伸方向へ押圧する操作に伴って前記第2部材を前記第1穿刺部の先端側へ向けて移動可能とする移動制限部と、を有する、請求項1または2に記載のシリンジ接続具。
  4. 前記本体部は、前記シリンジに接続されるシリンジ側装着具と接続可能に構成されており、
    前記本体部は、
    前記容器の前記シール部材に対して前記第1穿刺部が刺通される際及び前記シリンジの前記シール部材に対して前記第2穿刺部が刺通される際に、前記第2部材と前記シリンジ側装着具とを接続するとともに、前記容器から前記本体部を取り外す際に、前記第2部材から前記シリンジ側装着具が分離することを防止する第1ロック機構と、
    前記容器から前記本体部を取り外す際に、前記第1部材と前記第2部材が分離することを防止する第2ロック機構と、を有する請求項3に記載のシリンジ接続具。
  5. 前記針部は、前記本体部に2以上配置されており、2以上の前記容器の各々に配置された前記シール部材と2以上の前記シリンジの各々に配置された前記シール部材を刺通可能に構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシリンジ接続具。
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