JP2020156906A - コンパクト容器 - Google Patents

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【課題】中皿を収容部から容易に取り外す。【解決手段】内容物が収容される中皿11と、中皿が収容される収容部12aを備えた容器本体12と、収容部を開放可能に閉塞する蓋体13と、中皿を収容部に固定するホルダー14と、を備え、ホルダーは、容器本体に装着された装着部21と、中皿に係合し、中皿の収容部からの離脱を規制する規制部22と、装着部および規制部を互いに連結する破断可能な弱化部23と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、コンパクト容器に関するものである。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、内容物が収容される中皿と、中皿が収容される収容部を備えた容器本体と、収容部を開放可能に閉塞する蓋体と、を備えたコンパクト容器が知られている。
実開平6−13708号公報
しかしながら、前記従来のコンパクト容器では、例えば分別廃棄等のために、中皿を収容部から取り外す際の操作性について改善の余地があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、中皿を収容部から容易に取り外すことができるコンパクト容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明のコンパクト容器は、内容物が収容される中皿と、前記中皿が収容される収容部を備えた容器本体と、前記収容部を開放可能に閉塞する蓋体と、前記中皿を前記収容部に固定するホルダーと、を備え、前記ホルダーは、前記容器本体に装着された装着部と、前記中皿に係合し、前記中皿の前記収容部からの離脱を規制する規制部と、前記装着部および前記規制部を互いに連結する破断可能な弱化部と、を備える。
この発明によれば、ホルダーを備えているので、弱化部を破断しつつ、規制部を装着部に対して離間させることにより、中皿を収容部から取り外すことが可能になり、中皿を収容部から取り外す際の操作性を向上させることができる。
弱化部を破断しつつ、規制部を装着部に対して離間させることで、中皿が収容部から取り外せることから、中皿を収容部から取り外すときに要する力が、容器本体に対する装着部の係合力、および中皿に対する規制部の係合力に依存せず、主に弱化部を破断するのに要する力となり、中皿を収容部に対して強く固定しても、中皿が収容部から取り外しにくくなるのを防ぐことができる。
ホルダーを備えていることから、中皿を容器本体に接着しなくても、中皿を収容部に強固に固定しやすくすることができる。
ここで、前記容器本体の底壁において、前記容器本体の中心軸線に沿う軸方向から見て、前記中心軸線に交差する径方向のうちの中央部から一方側に離れた部分に、前記中皿を押上げ可能な押上部が設けられてもよい。
この場合、中皿を押上げ可能な押上部が、容器本体の底壁において、径方向のうちの中央部から一方側に離れた部分に設けられているので、押上部により中皿を押上げたときに、中皿が容器本体の中心軸線に対して傾くこととなり、中皿を収容部の内周面に対して引っ掛かり少なく円滑に押し出しやすくなる。
また、前記ホルダーは、前記装着部および前記規制部を互いに連結する連結部を備え、前記連結部は、前記装着部および前記規制部それぞれにおいて、径方向のうちの、前記一方側と反対側の端部同士を連結してもよい。
この場合、連結部が、装着部および規制部それぞれにおいて、径方向のうちの、前記一方側と反対側の端部同士を連結しているので、前述のように、中皿を容器本体の中心軸線に対して傾けつつ押上げたときに、中皿に係合している規制部が、連結部回りに上方に向けて回転することとなる。これにより、中皿を押上げたときの、中皿および規制部の姿勢を安定させることが可能になり、中皿を収容部から容易に取り外すことができる。
規制部が、連結部を介して装着部に連結されていることから、中皿を押上げて弱化部を破断したときに、中皿および規制部が、容器本体および装着部から完全に分離されるのを防ぐことが可能になり、例えば中皿内の残存した内容物が周囲に飛散すること等を抑制することができる。
また、前記弱化部は、前記装着部および前記規制部それぞれにおいて、径方向のうち、前記一方側に対して直交する直交方向の両端部より、前記一方側に位置する部分同士を連結してもよい。
この場合、弱化部が、装着部および規制部それぞれにおいて、径方向のうち、前記直交方向の両端部より、前記一方側に位置する部分同士を連結しているので、弱化部と押上部との距離を抑えることが可能になる。これにより、押上部により中皿を高く押上げなくても、弱化部を破断することが可能になるとともに、中皿に加えた押上力が弱化部に伝わりやすくなり、中皿を収容部から容易に取り外すことができる。
本発明によれば、中皿を収容部から容易に取り外すことができる。
本発明に係る第1実施形態として示したコンパクト容器の縦断面図である。 図1のコンパクト容器の蓋体を開いた状態を示す上面図である。 図2のコンパクト容器において、押上部により中皿を押上げた状態を示す縦断面図である。 本発明に係る第2実施形態として示したコンパクト容器の縦断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係るコンパクト容器1について説明する。
本実施形態のコンパクト容器1は、図1から図3に示されるように、内容物が収容される中皿11と、中皿11が収容される収容部12aを備えた容器本体12と、収容部12aを開放可能に閉塞する蓋体13と、中皿11を収容部12aに固定するホルダー14と、を備えている。
中皿11、および容器本体12は有底筒状に形成され、蓋体13は有頂筒状に形成され、中皿11、容器本体12、および蓋体13は、共通軸と同軸に配設されている。以下、この共通軸を中心軸線Oといい、中心軸線Oに沿う軸方向から見て、中心軸線Oに交差する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。軸方向のうち、収容部12aに対して蓋体13側を上側といい、容器本体12の底壁17側を下側という。
なお、図1および図3に示すコンパクト容器1の縦断面は、中心軸線Oと、後述する係止突起12cと、後述する蓋ヒンジ部19と、を含む部分となっている。つまり、この縦断面を示す断面線は、軸方向から見て、中心軸線Oと後述する係止突起12cとを通る直線、並びに、中心軸線Oと後述する蓋ヒンジ部19とを通る直線となっている。
中皿11は、金属材料により扁平な有底筒状に形成されている。中皿11が、金属材料により形成されているので、収容される内容物の種類や内容物が含有する成分等によらず、多くの種類の内容物を収容することができる。中皿11は、容器本体12に対して非接着状態で収容部12aに収容されている。
なお、中皿11は、金属材料に限らず例えば、合成樹脂材料等の他の材質で形成されてもよい。
容器本体12は、例えば合成樹脂材料等により扁平な有底筒状に形成されている。容器本体12の周壁は、内筒15および外筒16を備えた二重筒状に形成されている。内筒15の外周面と外筒16の内周面との間に、周方向の全域にわたって連続して延びる環状溝12eが設けられている。外筒16の内周面における上端部に、径方向の内側に向けて突出し、かつ周方向の全域にわたって連続して延びる係止突起16aが形成されている。
内筒15の内周面における下端部に、径方向の内側に向けて突出した支持リブ15aが、周方向に間隔をあけて複数形成されている。支持リブ15aの径方向の内端縁の上端部は、上方に向かうに従い、径方向の外側に向けて延びている。支持リブ15aの径方向の内端縁は、中皿11の外周面に当接、若しくは近接している。支持リブ15aは、中皿11を収容部12aに配設するときに、収容部12aに対する中皿11の径方向の位置を決める。
内筒15の内周面は、支持リブ15aを除く全域にわたって、中皿11の外周面から径方向の外側に離間している。これにより、中皿11の外周面と内筒15の内周面との間において、支持リブ15aより上方に位置する部分に、周方向の全域にわたって連続して延びる環状溝12fが設けられている。内筒15の上端部は、中皿11の上端部より上方に位置している。内筒15および外筒16それぞれの上端開口縁の軸方向の位置は、互いに同等になっている。
容器本体12の底壁17において、径方向のうちの中央部から一方側に離れた部分に、中皿11を押上げ可能な押上部18が設けられている。
以下、径方向のうち、一方側を後側といい、一方側の反対側を前側といい、前後方向に直交する方向を左右方向(直交方向)という。
押上部18は、底壁17に形成された貫通孔17b内に配設されるとともに、この貫通孔17bの内周面の一部に押上ヒンジ部17aを介して連結されている。押上部18は平板状に形成されている。押上部18は、軸方向から見て半円形状を呈し、この半円形状を画成する直線部分が、押上ヒンジ部17aを介して貫通孔17bの内周面に連結されている。前記直線部分は、押上部18の前端部に位置して左右方向に延びている。
軸方向から見て、貫通孔17bは、押上部18に対してわずかに大きい相似形状を呈する。押上部18は、底壁17における左右方向の中央部に配設され、軸方向から見て、中心軸線Oを通り、前後方向に延びる直線に対して対称形状を呈する。押上部18、および押上ヒンジ部17aは、容器本体12と一体に形成されている。
なお、押上部18は、底壁17を軸方向に貫く貫通孔のみから構成されてもよい。
蓋体13は、例えば合成樹脂材料等により扁平な有頂筒状に形成されている。蓋体13は、蓋ヒンジ部19を介して容器本体12に連結されている。蓋体13、および蓋ヒンジ部19は、容器本体12と一体に形成されている。蓋ヒンジ部19は、蓋体13および容器本体12の後端部同士を連結している。図示の例では、蓋体13の頂壁の下面と、中皿11の上端開口と、の間に、例えばパフ等の塗布具Wが収容されている。
蓋体13の周壁の前端部に、前方に向けて突出した蓋操作突片13aが形成され、容器本体12の外筒16の前端部に、前方に向けて突出した容器操作突片12bが形成されている。蓋操作突片13a、および容器操作突片12bそれぞれにおいて、周方向の端部のみが軸方向で重なり合っている。容器本体12の外筒16の前端部において、容器操作突片12bに周方向で隣接する部分に、係止突起12cが形成されている。蓋操作突片13aに、係止突起12cに着脱可能にアンダーカット嵌合した被係止突起13bが形成されている。
ホルダー14は、容器本体12に装着された装着部21と、中皿11に係合し、中皿11の収容部12aからの離脱を規制する規制部22と、装着部21および規制部22を互いに連結する破断可能な弱化部23と、装着部21および規制部22を互いに連結する破断不能な連結部24と、を備えている。
装着部21は、内筒15の外周面と外筒16の内周面との間の環状溝12eに差し込まれた本体筒25と、本体筒25の上端部から径方向の外側に向けて突出し、外筒16の上端開口縁に配置されたフランジ部26と、を備えている。
本体筒25の外周面は、外筒16の内周面に当接している。本体筒25の外周面の下端部に、外筒16の係止突起16aにアンダーカット嵌合した被係止突起25aが形成されている。被係止突起25aは、本体筒25に、周方向の全長にわたって配設されている。
フランジ部26は、周方向の全長にわたって連続して延びている。
規制部22は筒状に形成され、規制部22の下部が、内筒15の内周面と中皿11の外周面との間の環状溝12fに差し込まれている。規制部22の下部の内周面は、支持リブ15aの径方向の内端縁に対して、同じ径方向の位置に位置している、若しくは径方向の外側に位置している。これにより、中皿11を収容部12aに配置した状態で、規制部22の下部を、内筒15の内周面と中皿11の外周面との間の環状溝12fに差し込むときに、規制部22の下部が、中皿11の上端開口縁に干渉するのを抑制することができる。
規制部22の内周面の下端部は、下方に向かうに従い、径方向の外側に向けて延びている。規制部22の下部は、環状溝12fに離脱可能に差し込まれている。規制部22の内周面における軸方向の中間部に、径方向の内側に向けて突出する規制突起22aが形成されている。規制突起22aは、その下端に位置して下方を向く支持面を備え、この支持面が、中皿11の上端開口縁に当接している。規制突起22aは、下方に向かうに従い、径方向の内側に向けて延びている。
規制部22は、装着部21の内側に配設され、規制部22、および装着部21は、中心軸線Oと同軸に配設されている。装着部21、および規制部22は、筒状に限らず、例えば板状に形成する等適宜変更してもよい。
連結部24は、装着部21および規制部22それぞれにおける前端部同士を連結している。連結部24は、装着部21の本体筒25、および規制部22それぞれの上端開口縁より下方に位置し、内筒15の上端開口縁に配置されている。連結部24の周方向の大きさは、弱化部23の周方向の大きさより大きくなっている。
弱化部23は、装着部21および規制部22それぞれにおいて、左右方向の両端部、つまり前後方向の中央部より後側に位置する部分同士を連結している。図示の例では、弱化部23は、複数設けられ、装着部21および規制部22それぞれにおいて、左右方向の両端部同士、後端部同士、並びに、左右方向の両端部と後端部との間の中間部同士を各別に連結している。
以上の構成において、押上部18を突上げて押上ヒンジ部17a回りに回転させると、押上部18の後端部が、中皿11の底面を押上げる。この際、押上部18が、容器本体12の底壁17において、径方向のうちの中央部から後側に離れた部分に設けられているので、図3に示されるように、押上部18に押上げられて収容部12aから後端部が上方に突出した中皿11は、容器本体12の中心軸線に対して傾く。これにより、中皿11の上端開口縁の後端部により、規制突起22aの支持面の後端部が突き上げられ、弱化部23が上方に引張されて破断されながら、規制部22が連結部24回りに上方に向けて回転する。そして、中皿11を規制部22から下方に引き出し、中皿11の上端開口縁を規制突起22aの支持面から下方に離間させることによって、中皿11を規制部22および収容部12aから取り外すことが可能になる。これにより、コンパクト容器1から、金属材料で形成された中皿11を分別することができる。
以上説明したように、本実施形態によるコンパクト容器1によれば、ホルダー14を備えているので、弱化部23を破断しつつ、規制部22を装着部21に対して離間させることにより、中皿11を収容部12aから取り外すことが可能になり、中皿11を収容部12aから取り外す際の操作性を向上させることができる。
ホルダー14を備えていることから、中皿11を容器本体12に接着しなくても、中皿11を収容部12aに強固に固定しやすくすることができる。
金属材料で形成された中皿11が、容器本体12に対して非接着状態で収容部12aに収容されているので、収容部12aから取り外した中皿11に接着剤が付着していないようにすることが可能になり、分別廃棄を精度よく行うことができる。
弱化部23を破断しつつ、規制部22を装着部21に対して離間させることで、中皿11が収容部12aから取り外せることから、中皿11を収容部12aから取り外すときに要する力が、容器本体12に対する装着部21の係合力、および中皿11に対する規制部22の係合力に依存せず、主に弱化部23を破断するのに要する力となり、中皿11を収容部12aに対して強く固定しても、中皿11が収容部12aから取り外しにくくなるのを防ぐことができる。
中皿11を押上げ可能な押上部18が、容器本体12の底壁17において、径方向の中央部から後側に離れた部分に設けられているので、押上部18により中皿11を押上げたときに、中皿11が容器本体12の中心軸線に対して傾くこととなり、中皿11を収容部12aの内周面に対して引っ掛かり少なく円滑に押し出しやすくなる。
破断不能な連結部24が、装着部21および規制部22それぞれにおける前端部同士を連結しているので、図3に示されるように、中皿11を容器本体12の中心軸線に対して傾けつつ押上げたときに、中皿11に係合している規制部22が、連結部24回りに上方に向けて回転することとなる。これにより、中皿11を押上げたときの、中皿11および規制部22の姿勢を安定させることが可能になり、中皿11を収容部12aから容易に取り外すことができる。
規制部22が、連結部24を介して装着部21に連結されていることから、中皿11を押上げて弱化部23を破断したときに、中皿11および規制部22が、容器本体12および装着部21から完全に分離されるのを防ぐことが可能になり、例えば中皿11内の残存した内容物が周囲に飛散すること等を抑制することができる。
弱化部23が、装着部21および規制部22それぞれにおいて、左右方向の両端部より、後側に位置する部分同士を連結しているので、弱化部23と押上部18との距離を抑えることが可能になる。これにより、押上部18により中皿11を高く押上げなくても、弱化部23を破断することが可能になるとともに、中皿11に加えた押上力が弱化部23に伝わりやすくなり、中皿11を収容部12aから容易に取り外すことができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るコンパクト容器2を、図4を参照しながら説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態では、装着部21の本体筒25が、外筒16にアンダーカット嵌合されておらず、フランジ部26が、外筒16の上端開口縁に、溶着若しくは接着されている。溶着としては、例えば超音波溶着等が挙げられる。
内筒15の外周面と外筒16の内周面との間の環状溝12eにおける後端部に、差込リブ12dが配設されている。差込リブ12dは、環状溝12eの後端部のうち、上端部を除く軸方向の全長にわたって配設されている。差込リブ12dの上端部は、装着部21の本体筒25の下端部より下方に位置している。
本体筒25の後端部に、下方に向けて突出した挟着リブ25bが、周方向に間隔をあけて2つ形成されている。2つの挟着リブ25b同士の間に、差込リブ12dが差し込まれている。
以上説明したように、本実施形態によるコンパクト容器2によれば、ホルダー14に設けられた2つの挟着リブ25b同士の間に、容器本体12に設けられた差込リブ12dが差し込まれるので、ホルダー14、および容器本体12の相対的な周方向の位置を容易に決めることができる。
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば 前記実施形態では、蓋体13が、容器本体12に蓋ヒンジ部19を介して連結された構成を示したが、蓋体13が、容器本体12に着脱可能に螺着された構成等を採用してもよい。
装着部21は、容器本体12に離脱可能に装着されてもよい。この場合、中皿11内の内容物を使い切ったときに、中皿11だけでなく装着部21も容器本体12から取り外し、内容物が充填されている新たな中皿11、並びに弱化部23が破断されていない新たなホルダー14を容器本体12に再度装着することができる。
押上部18は、例えば容器本体12の底壁17の中央部に配設する等適宜変更してもよい。
押上部18を配設せず、中皿11を収容部12aから取り外す際に、規制部22を装着部21に対して直接引き上げるようにしてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1、2 コンパクト容器
11 中皿
12 容器本体
12a 収容部
13 蓋体
14 ホルダー
17 底壁
18 押上部
21 装着部
22 規制部
23 弱化部
24 連結部
O 中心軸線

Claims (4)

  1. 内容物が収容される中皿と、
    前記中皿が収容される収容部を備えた容器本体と、
    前記収容部を開放可能に閉塞する蓋体と、
    前記中皿を前記収容部に固定するホルダーと、を備え、
    前記ホルダーは、
    前記容器本体に装着された装着部と、
    前記中皿に係合し、前記中皿の前記収容部からの離脱を規制する規制部と、
    前記装着部および前記規制部を互いに連結する破断可能な弱化部と、を備える、コンパクト容器。
  2. 前記容器本体の底壁において、前記容器本体の中心軸線に沿う軸方向から見て、前記中心軸線に交差する径方向のうちの中央部から一方側に離れた部分に、前記中皿を押上げ可能な押上部が設けられている、請求項1に記載のコンパクト容器。
  3. 前記ホルダーは、前記装着部および前記規制部を互いに連結する連結部を備え、
    前記連結部は、前記装着部および前記規制部それぞれにおいて、径方向のうちの、前記一方側と反対側の端部同士を連結している、請求項2に記載のコンパクト容器。
  4. 前記弱化部は、前記装着部および前記規制部それぞれにおいて、径方向のうち、前記一方側に対して直交する直交方向の両端部より、前記一方側に位置する部分同士を連結している、請求項2または3に記載のコンパクト容器。
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