JP2020156643A - 集塵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】目詰まりを防止することができ、長期にわたって安定的に粉体を回収することができる集塵装置を提供すること。【解決手段】ハウジングと、前記ハウジング内に設置された通気性を有する集塵袋と、前記集塵袋に接続された管体を有し、前記管体を介して粉体を前記ハウジング内に供給する供給部と、前記ハウジング内を負圧にする負圧生成部と、前記集塵袋に振動を付与する振動付与部と、を備え、前記集塵袋は、天面と、底面と、前記天面および前記底面を接続する側面とを有し、前記天面に伝達される振動は、前記底面に伝達される振動よりも大きいことを特徴とする集塵装置。【選択図】図2

Description

本発明は、集塵装置に関する。
従来から、塵等の粉体を捕捉して回収する集塵装置が知られている。例えば、特許文献1に記載されている電気掃除機では、吸引部と、吸引部で吸引された粉体を回収する紙パックと、紙パックに振動を付与する振動付与部と、を有している。振動付与部が紙パックに振動を付与することにより、紙パックの内面塵が張り付いて目詰まりを起こすのを低減している。
特開2006−95062号公報
しかしながら、特許文献1では、紙パックの1か所、すなわち、1面のみを叩いて振動を付与する構成であるため、紙パックの他の面に振動が伝達されにくく、目詰まりが生じてしまう可能性がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下のものとして実現することが可能である。
本発明の集塵装置は、ハウジングと、
前記ハウジング内に設置された通気性を有する集塵袋と、
前記集塵袋に接続された管体を有し、前記管体を介して粉体を前記ハウジング内に供給する供給部と、
前記ハウジング内を負圧にする負圧生成部と、
前記集塵袋に振動を付与する振動付与部と、を備え、
前記集塵袋は、天面と、底面と、前記天面および前記底面を接続する側面とを有し、
前記天面に伝達される振動は、前記底面に伝達される振動よりも大きいことを特徴とする。
図1は、本発明の集塵装置の第1実施形態を備えるシート製造装置の概略側面図である。 図2は、図1に示す集塵装置の断面図である。 図3は、図1に示す集塵袋および振動伝達部材の分解斜視図である。 図4は、図1に示す振動伝達部材の斜視図である。 図5は、本発明の集塵装置の第2実施形態が備える振動伝達部材の斜視図である。 図6は、本発明の集塵装置の第2実施形態が備える振動伝達部材の斜視図である。
以下、本発明の集塵装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の集塵装置の第1実施形態を備えるシート製造装置の概略側面図である。図2は、図1に示す集塵装置の断面図である。図3は、図1に示す集塵袋および振動伝達部材の分解斜視図である。図4は、図1に示す振動伝達部材の斜視図である。
なお、以下では、説明の便宜上、図1に示すように、互いに直交する3軸をx軸、y軸およびz軸とする。また、x軸とy軸を含むxy平面が水平となっており、z軸が鉛直方向となっている。より具体的に、+Z軸方向から−Z軸方向に向う方向が重力落下方向に沿う方向である。また、各軸の矢印が向いた方向を「+」、その反対方向を「−」と言う。また、図1の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言うことがある。
図1に示すように、シート製造装置100は、原料供給部11と、粗砕部12と、解繊部13と、選別部14と、第1ウェブ形成部15と、細分部16と、混合部17と、ほぐし部18と、第2ウェブ形成部19と、シート成形部20と、切断部21と、ストック部22と、本発明の集塵装置1と、制御部28と、を備えている。また、これら各部は、制御部28と電気的に接続されており、制御部28によってその作動が制御される。
また、シート製造装置100は、加湿部231と、加湿部232と、加湿部233と、加湿部234と、加湿部235と、加湿部236とを備えている。その他、シート製造装置100は、ブロアー261と、ブロアー262と、ブロアー263とを備えている。
また、シート製造装置100では、原料供給工程と、粗砕工程と、解繊工程と、選別工程と、第1ウェブ形成工程と、分断工程と、混合工程と、ほぐし工程と、第2ウェブ形成工程と、シート形成工程と、切断工程とがこの順に実行される。
以下、各部の構成について説明する。
原料供給部11は、粗砕部12に原料M1を供給する原料供給工程を行なう部分である。この原料M1としては、セルロース繊維を含む繊維含有物からなるシート状材料である。なお、セルロース繊維とは、化合物としてのセルロース(狭義のセルロース)を主成分とし繊維状をなすものであればよく、セルロース(狭義のセルロース)の他に、ヘミセルロース、リグニンを含むものであってもよい。また、原料M1は、織布、不織布等、形態は問わない。また、原料M1は、例えば、古紙を解繊して再生、製造されたリサイクルペーパーや、合成紙のユポ紙(登録商標)であってもよいし、リサイクルペーパーでなくてもよい。また、本実施形態では、原料M1は、使用済みまたは不要となった古紙である。
粗砕部12は、原料供給部11から供給された原料M1を大気中等の気中で粗砕する粗砕工程を行なう部分である。粗砕部12は、一対の粗砕刃121と、シュート122とを有している。
一対の粗砕刃121は、互いに反対方向に回転することにより、これらの間で原料M1を粗砕して、すなわち、裁断して粗砕片M2にすることができる。粗砕片M2の形状や大きさは、解繊部13における解繊処理に適しているのが好ましく、例えば、1辺の長さが100mm以下の小片であるのが好ましく、10mm以上70mm以下の小片であるのがより好ましい。
シュート122は、一対の粗砕刃121の下方に配置され、例えば漏斗状をなすものとなっている。これにより、シュート122は、粗砕刃121によって粗砕されて落下してきた粗砕片M2を受けることができる。
また、シュート122の上方には、加湿部231が一対の粗砕刃121に隣り合って配置されている。加湿部231は、シュート122内の粗砕片M2を加湿するものである。この加湿部231は、水分を含むフィルター(図示せず)を有し、フィルターに空気を通過させることにより、湿度を高めた加湿空気を粗砕片M2に供給する気化式(または温風気化式)の加湿器で構成されている。加湿空気が粗砕片M2に供給されることにより、粗砕片M2が静電気によってシュート122等に付着するのを抑制することができる。
シュート122は、管241を介して、解繊部13に接続されている。シュート122に集められた粗砕片M2は、管241を通過して、解繊部13に搬送される。
解繊部13は、粗砕片M2を気中で、すなわち、乾式で解繊する解繊工程を行なう部分である。この解繊部13での解繊処理により、粗砕片M2から解繊物M3を生成することができる。ここで「解繊する」とは、複数の繊維が結着されてなる粗砕片M2を、繊維1本1本に解きほぐすことをいう。そして、この解きほぐされたものが解繊物M3となる。解繊物M3の形状は、線状や帯状である。また、解繊物M3同士は、絡み合って塊状となった状態、すなわち、いわゆる「ダマ」を形成している状態で存在してもよい。
解繊部13は、例えば本実施形態では、高速回転する回転刃と、回転刃の外周に位置するライナーとを有するインペラーミルで構成されている。解繊部13に流入してきた粗砕片M2は、回転刃とライナーとの間に挟まれて解繊される。
また、解繊部13は、回転刃の回転により、粗砕部12から選別部14に向かう空気の流れ、すなわち、気流を発生させることができる。これにより、粗砕片M2を管241から解繊部13に吸引することができる。また、解繊処理後、解繊物M3を、管242を介して選別部14に送り出すことができる。
管242の途中には、ブロアー261が設置されている。ブロアー261は、選別部14に向かう気流を発生させる気流発生装置である。これにより、選別部14への解繊物M3の送り出しが促進される。
選別部14は、解繊物M3を、繊維の長さの大小によって選別する選別工程を行なう部分である。選別部14では、解繊物M3は、第1選別物M4−1と、第1選別物M4−1よりも大きい第2選別物M4−2とに選別される。第1選別物M4−1は、その後のシートSの製造に適した大きさのものとなっている。その平均長さは、1μm以上30μm以下であるのが好ましい。一方、第2選別物M4−2は、シート製造に適さない過剰に短い繊維や、色材、塵等の異物が含まれる。
選別部14は、ドラム部141と、ドラム部141を収納するハウジング部142とを有する。
ドラム部141は、円筒状をなす網体で構成され、その中心軸回りに回転する篩である。このドラム部141には、解繊物M3が流入してくる。そして、ドラム部141が回転することにより、網の目開きよりも小さい解繊物M3は、第1選別物M4−1として選別され、網の目開き以上の大きさの解繊物M3は、第2選別物M4−2として選別され、吸引部153により吸引されて回収部27に回収される。以下、第2選別物M4−2や、色材等の異物を総称して「粉体」という。
第1選別物M4−1は、ドラム部141から落下し、気中に分散しつつ落下して、ドラム部141の下方に位置する第1ウェブ形成部15に向かう。第1ウェブ形成部15は、第1選別物M4−1から第1ウェブM5を形成する第1ウェブ形成工程を行なう部分である。第1ウェブ形成部15は、メッシュベルト151と、3つの張架ローラー152と、吸引部153とを有している。
メッシュベルト151は、無端ベルトであり、第1選別物M4−1が堆積する。このメッシュベルト151は、3つの張架ローラー152に掛け回されている。そして、張架ローラー152の回転駆動により、メッシュベルト151上の第1選別物M4−1は、下流側に搬送される。
第1選別物M4−1は、メッシュベルト151の目開き以上の大きさとなっている。これにより、第1選別物M4−1は、メッシュベルト151の通過が規制され、よって、メッシュベルト151上に堆積することができる。また、第1選別物M4−1は、メッシュベルト151上に堆積しつつ、メッシュベルト151ごと下流側に搬送されるため、層状の第1ウェブM5として形成される。
また、第1選別物M4−1には、例えば塵や埃等が混在しているおそれがある。塵や埃は、例えば、粗砕や解繊によって生じることがある。そして、このような塵や埃等の粉体は、本発明の集塵装置1によって回収されることとなる。
吸引部153は、メッシュベルト151の下方から空気を吸引するサクション機構である。これにより、メッシュベルト151を通過した塵や埃を空気ごと吸引することができる。
また、吸引部153は、管244を介して、集塵装置1に接続されている。吸引部153で吸引された塵や埃は、集塵装置1によって回収される。
管244の途中には、ブロアー262が設置されている。このブロアー262の作動により、吸引部153で吸引力を生じさせることができる。これにより、メッシュベルト151上における第1ウェブM5の形成が促進される。この第1ウェブM5は、塵や埃等が除去されたものとなる。また、塵や埃は、ブロアー262の作動により、管244を通過して、集塵装置1まで到達する。集塵装置1の構成については、後に詳述する。
ハウジング部142は、加湿部232と接続されている。加湿部232は、加湿部231と同様の気化式の加湿器で構成されている。これにより、ハウジング部142内には、加湿空気が供給される。この加湿空気により、第1選別物M4−1を加湿することができ、よって、第1選別物M4−1がハウジング部142の内壁に静電力によって付着してしまうのを抑制することもできる。
選別部14の下流側には、加湿部235が配置されている。加湿部235は、水を噴霧する超音波式加湿器で構成されている。これにより、第1ウェブM5に水分を供給することができ、よって、第1ウェブM5の水分量が調整される。この調整により、静電力による第1ウェブM5のメッシュベルト151への吸着を抑制することができる。これにより、第1ウェブM5は、メッシュベルト151が張架ローラー152で折り返される位置で、メッシュベルト151から容易に剥離される。
加湿部235の下流側には、細分部16が配置されている。細分部16は、メッシュベルト151から剥離した第1ウェブM5を分断する分断工程を行なう部分である。細分部16は、回転可能に支持されたプロペラ161と、プロペラ161を収納するハウジング部162とを有している。そして、回転するプロペラ161により、第1ウェブM5を分断することができる。分断された第1ウェブM5は、細分体M6となる。また、細分体M6は、ハウジング部162内を下降する。
ハウジング部162は、加湿部233と接続されている。加湿部233は、加湿部231と同様の気化式の加湿器で構成されている。これにより、ハウジング部162内には、加湿空気が供給される。この加湿空気により、細分体M6がプロペラ161やハウジング部162の内壁に静電力によって付着してしまうのを抑制することもできる。
細分部16の下流側には、混合部17が配置されている。混合部17は、細分体M6と樹脂P1とを混合する混合工程を行なう部分である。この混合部17は、樹脂供給部171と、管172と、ブロアー173とを有している。
管172は、細分部16のハウジング部162と、ほぐし部18のハウジング部182とを接続しており、細分体M6と樹脂P1との混合物M7が通過する流路である。
管172の途中には、樹脂供給部171が接続されている。樹脂供給部171は、スクリューフィーダー174を有している。このスクリューフィーダー174が回転駆動することにより、樹脂P1を粉体または粒子として管172に供給することができる。管172に供給された樹脂P1は、細分体M6と混合されて混合物M7となる。
なお、樹脂P1は、後の工程で繊維同士を結着させるものであり、例えば、熱可塑性樹脂、硬化性樹脂等を用いることができるが、熱可塑性樹脂を用いるのが好ましい。熱可塑性樹脂としては、例えば、AS樹脂、ABS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等のポリオレフィン、変性ポリオレフィン、ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6−12、ナイロン6−66等のポリアミド(ナイロン)、ポリフェニレンエーテル、ポリアセタール、ポリエーテル、ポリフェニレンオキシド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリカーボネート、ポリフェニレンサルファイド、熱可塑性ポリイミド、ポリエーテルイミド、芳香族ポリエステル等の液晶ポリマー、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマー等が挙げられ、これらから選択される1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。好ましくは、熱可塑性樹脂としては、ポリエステルまたはこれを含むものを用いる。
なお、樹脂供給部171から供給されるものとしては、樹脂P1の他に、例えば、繊維を着色するための着色剤、繊維の凝集や樹脂P1の凝集を抑制するための凝集抑制剤、繊維等を燃えにくくするための難燃剤、シートSの紙力を増強するための紙力増強剤等が含まれていてもよい。または、予めそれらを樹脂P1に含ませて複合化したものを樹脂供給部171から供給してもよい。
また、管172の途中には、樹脂供給部171よりも下流側にブロアー173が設置されている。ブロアー173が有する羽根等の回転部の作用により、細分体M6と樹脂P1とが混合される。また、ブロアー173は、ほぐし部18に向かう気流を発生させることができる。この気流により、管172内で、細分体M6と樹脂P1とを撹拌することができる。これにより、混合物M7は、細分体M6と樹脂P1とが均一に分散した状態で、ほぐし部18に流入することができる。また、混合物M7中の細分体M6は、管172内を通過する過程でほぐされて、より細かい繊維状となる。
ほぐし部18は、混合物M7における、互いに絡み合った繊維同士をほぐすほぐし工程を行なう部分である。ほぐし部18は、ドラム部181と、ドラム部181を収納するハウジング部182とを有する。
ドラム部181は、円筒状をなす網体で構成され、その中心軸回りに回転する篩である。このドラム部181には、混合物M7が流入してくる。そして、ドラム部181が回転することにより、混合物M7のうち、網の目開きよりも小さい繊維等が、ドラム部181を通過することができる。その際、混合物M7がほぐされることとなる。
ハウジング部182は、加湿部234と接続されている。加湿部234は、加湿部231と同様の気化式の加湿器で構成されている。これにより、ハウジング部182内には、加湿空気が供給される。この加湿空気により、ハウジング部182内を加湿することができ、よって、混合物M7がハウジング部182の内壁に静電力によって付着してしまうのを抑制することもできる。
また、ドラム部181でほぐされた混合物M7は、気中に分散しつつ落下して、ドラム部181の下方に位置する第2ウェブ形成部19に向かう。第2ウェブ形成部19は、混合物M7から第2ウェブM8を形成する第2ウェブ形成工程を行なう部分である。第2ウェブ形成部19は、メッシュベルト191と、張架ローラー192と、吸引部193とを有している。
メッシュベルト191は、無端ベルトであり、混合物M7が堆積する。このメッシュベルト191は、4つの張架ローラー192に掛け回されている。そして、張架ローラー192の回転駆動により、メッシュベルト191上の混合物M7は、下流側に搬送される。
また、メッシュベルト191上のほとんどの混合物M7は、メッシュベルト191の目開き以上の大きさである。これにより、混合物M7は、メッシュベルト191を通過してしまうのが規制され、よって、メッシュベルト191上に堆積することができる。また、混合物M7は、メッシュベルト191上に堆積しつつ、メッシュベルト191ごと下流側に搬送されるため、層状の第2ウェブM8として形成される。
吸引部193は、メッシュベルト191の下方から空気を吸引するサクション機構である。これにより、メッシュベルト191上に混合物M7を吸引することができ、よって、混合物M7のメッシュベルト191上への堆積が促進される。
吸引部193には、管246が接続されている。また、この管246の途中には、ブロアー263が設置されている。このブロアー263の作動により、吸引部193で吸引力を生じさせることができる。
ほぐし部18の下流側には、加湿部236が配置されている。加湿部236は、加湿部235と同様の超音波式加湿器で構成されている。これにより、第2ウェブM8に水分を供給することができ、よって、第2ウェブM8の水分量が調整される。この調整により、静電力による第2ウェブM8のメッシュベルト191への吸着を抑制することができる。これにより、第2ウェブM8は、メッシュベルト191が張架ローラー192で折り返される位置で、メッシュベルト191から容易に剥離される。
なお、加湿部231〜加湿部236までに加えられる合計水分量は、例えば、加湿前の材料100質量部に対して0.5質量部以上20質量部以下であるのが好ましい。
第2ウェブ形成部19の下流側には、シート成形部20が配置されている。シート成形部20は、第2ウェブM8からシートSを形成するシート形成工程を行なう部分である。このシート成形部20は、加圧部201と、加熱部202とを有している。
加圧部201は、一対のカレンダーローラー203を有し、カレンダーローラー203の間で第2ウェブM8を加熱せずに加圧することができる。これにより、第2ウェブM8の密度が高められる。なお、このときの加熱の程度としては、例えば、樹脂P1を溶融させない程度であるのが好ましい。そして、この第2ウェブM8は、加熱部202に向けて搬送される。なお、一対のカレンダーローラー203のうちの一方は、図示しないモーターの作動により駆動する主動ローラーであり、他方は、従動ローラーである。
加熱部202は、一対の加熱ローラー204を有し、加熱ローラー204の間で第2ウェブM8を加熱しつつ、加圧することができる。この加熱加圧により、第2ウェブM8内では、樹脂P1が溶融して、この溶融した樹脂P1を介して繊維同士が結着する。これにより、シートSが形成される。そして、このシートSは、切断部21に向けて搬送される。なお、一対の加熱ローラー204の一方は、図示しないモーターの作動により駆動する主動ローラーであり、他方は、従動ローラーである。
シート成形部20の下流側には、切断部21が配置されている。切断部21は、シートSを切断する切断工程を行なう部分である。この切断部21は、第1カッター211と、第2カッター212とを有する。
第1カッター211は、シートSの搬送方向と交差する方向、特に直交する方向にシートSを切断するものである。
第2カッター212は、第1カッター211の下流側で、シートSの搬送方向に平行な方向にシートSを切断するものである。この切断は、シートSの両側端部、すなわち、+y軸方向および−y軸方向の端部の不要な部分を除去して、シートSの幅を整えるものであり、切断除去された部分は、いわゆる「みみ」と呼ばれる。
このような第1カッター211と第2カッター212との切断により、所望の形状、大きさのシートSが得られる。そして、このシートSは、さらに下流側に搬送されて、ストック部22に蓄積される。
このようなシート製造装置100が備える各部は、制御部28と電気的に接続されている。そして、これら各部の作動は、制御部28によって制御される。
制御部28は、CPU(Central Processing Unit)281と、記憶部282とを有している。CPU281は、例えば、各種の判断や各種の命令等を行なうことができる。
記憶部282は、例えば、シートSを製造するプログラム等の各種プログラムや、各種検量線、テーブル等が記憶されている。
また、この制御部28は、シート製造装置100に内蔵されていてもよいし、外部のコンピューター等の外部機器に設けられていてもよい。また、外部機器は、例えば、シート製造装置100とケーブル等を介して通信される場合、無線通信される場合、例えばインターネット等のようなネットワークを介してシート製造装置100と接続されている場合等がある。
また、CPU281と、記憶部282とは、例えば、一体化されて、1つのユニットとして構成されていてもよいし、CPU281がシート製造装置100に内蔵され、記憶部282が外部のコンピューター等の外部機器に設けられていてもよいし、記憶部282がシート製造装置100に内蔵され、CPU281が外部のコンピューター等の外部機器に設けられていてもよい。
次に、集塵装置1について説明する。図2に示すように、集塵装置1は、吸引部153で吸引された粉体を捕捉して集める機能を有する。集塵装置1は、ハウジング3と、集塵袋4と、集塵袋4に粉体を供給する供給部5と、負圧生成部6と、振動付与部7と、を有する。
ハウジング3は、その内部に集塵袋4および振動付与部7を収納する。ハウジング3は、貫通孔で構成された供給口31および排出口32を有する。供給口31には、管244が挿通されており、この管244の端部は、集塵袋4に接続されている。排出口32には、負圧生成部6が気密的に接続されている。
集塵袋4は、通気性を有するメッシュ状の袋体である。粉体の通過を許容しない程度の大きさの目開きを有する。また、集塵袋4は、管244が接続される供給口40を有している。この供給口40を介して集塵袋4内に粉体が空気とともに供給される。
また、集塵袋4は、可撓性を有しており、集塵袋4内に粉体が空気とともに供給されている状態では、膨らんだ状態となる、なお、この膨らんだ状態では、後述する振動付与部7の振動伝達部材72によって膨らむ限界が規制され、図示のような略立方体となる。
なお、管244と、ブロアー262と、吸引部153とが、粉体を供給する供給部5を構成する。
このような集塵袋4は、織布であってもよく、不織布であってもよい。
負圧生成部6は、ハウジング3内を負圧にする機能を有する。負圧生成部6は、例えば空気を吸引するポンプ等の負圧発生源61と、負圧発生源61と排出口32とを接続する管62とを有する。負圧発生源61の作動により、管62を介してハウジング3内の空気が吸引され、ハウジング3内が負圧になる。
これにより、管244から粉体とともに空気が流入し、流入した空気が集塵袋4の外側に流出し、そして、排出口32から排出される。すなわち、管244から集塵袋4の内部を経由して排出口32から排出される気流を生じさせることができる。また、この気流が集塵袋4を経由する過程で粉体が集塵袋4に捕捉される。
振動付与部7は、振動源71と、振動伝達部材72とを有する。
振動源71は、例えば、モーター等の駆動源711と、駆動源711の作動により振動伝達部材72の天板721に対して当接、離間する接触子712とを有する構成である。
また、接触子712が1分間に天板721と接触する回数は、10回以上500回以下であるのが好ましい。また、接触子712が天板721と接触するパターンは、一定であってもよく、不規則であってもよい。なお、振動源71は、振動子等で構成されていてもよい。
図4に示すように、振動伝達部材72は、集塵袋4を内側に収納する箱状のフレームである。また、振動伝達部材72は、管244が挿通される挿通孔70を有する。また、図3に示すように、振動伝達部材72は、剛体である線材が格子状に設置された網状体が6枚組み立てられた6面体で構成されている。また、振動伝達部材72は、枠状のスペーサーを介してハウジング3内に設置されている。
なお、以下では、+z軸側の網状体を天板721と言い、−z軸側の網状体を底板722と言い、+x軸側の挿通孔70が形成された網状体を側壁723Aと言い、−x軸側の網状体を側壁723Bと言い、+y軸側の網状体を側壁723Cと言い、−y軸側の網状体を側壁723Dと言う。
このように、振動付与部7は、振動源71と、振動源71が発生させた振動を集塵袋4に伝達する振動伝達部材72とを有する。これにより、振動源71が振動を発生させ、その振動を振動伝達部材72が集塵袋4に伝達することができる。よって、集塵袋4の内面に張り付いている粉体を底面42側に叩き落とし、集塵袋4に目詰まりが生じるのを抑制することができる。
また、前述したように、振動伝達部材72は、集塵袋4と接触するフレームを有するため、集塵袋4を囲むようにして集塵袋4の膨らむ限界を規制して所望の形状に維持することができる。
また、天板721は、線材の本数が底板722、側壁723A、側壁723Bおよび側壁723Cの線材の本数よりも多い。これにより、天板721に伝達される振動を、他の部位よりも大きくすることができる。
ここで、集塵袋4は、振動伝達部材72によって膨らむ限界が規制された状態では、天面41と、底面42と、天面41および底面42を接続する側面43とを有する。また、側面43は、4つの面を有する。1つ目は、+x軸側に位置し、供給口40が形成され、管244が接続される接続面43Aである。残りの3つは、−x軸側に位置する側面43Bと、+y軸側に位置する側面43Cと、−y軸側に位置する側面43Dである。
天面41は、天板721と接触しており、底面42は、底板722と接触しており、接続面43Aは、側壁723Aと接触しており、側面43Bは、側壁723Bと接触しており、側面43Cは、側壁723Cと接触しており、側面43Dは、側壁723Dと接触している。
そして、振動源71は、天面41側、すなわち、天板721側に設置されており、この天板721に振動を付与する構成となっている。天板721に付与された振動は、側壁723A〜側壁723Dを介して底板722に付与される。このとき、振動が底板722に伝達される過程で、振動が減衰していくため、底板722に付与される振動は、天板721に付与される振動よりも弱くなる、すなわち、小さくなる。このため、集塵袋4の底面42に伝達される振動は、天面41に伝達される振動よりも小さくなる。
このように、集塵袋4の天面41に比較的大きい、すなわち、強い振動を付与し、底面42に比較的小さい、すなわち、弱い振動を付与することにより、以下のような効果が得られる。
特に天面41は、目詰まりが生じると集塵袋4全体として圧損が生じやすいため、天面41に比較的大きい振動を付与することにより、全体として圧損を生じ難くすることができる。
また、天面41に張り付いていた粉体を叩き落とすことにより、集塵袋4内で舞い上がっている粉体も底面42側に堆積させることができる。よって、粉体が内面に張り付く可能性をさらに低減することができる。
そして、底面42には比較的弱い振動を付与することにより、底面42付近に堆積している粉体が舞い上がってしまうのを防止または抑制することができ、粉体が内面に張り付く可能性をさらに低減することができる。
以上のことから、集塵装置1では、粉体が天面41、接続面43A、側面43B〜側面43Dに張り付くことによって圧損が生じるのを防止または抑制することができる。その結果、集塵袋4が捕捉することができる量を可及的に多くすることができ、長期にわたって安定して粉体を回収することができる。
また、図3に示すように、振動伝達部材72は、天板721と側壁723Bとが一体的に形成され、底板722、側壁723A、側壁723Cおよび側壁723Dが一体的に形成され、これらの2部材が組み立てられた組み立て体である。換言すれば、振動伝達部材72は、天板721と側壁723Bとが一体的に形成された第1部分72Aと、底板722、側壁723A、側壁723Cおよび側壁723Dが一体的に形成された第2部分72Bとを有する。
このように、振動伝達部材72は、天面41と接触する第1部分72Aと、第1部分72Aとは別体で構成され、天面41以外の面、すなわち、底面42、接続面43A、側面43Cおよび側面43Dと接触する第2部分72Bとを有する。これにより、振動源71が発生させた振動が、第1部分72Aに直接的に伝達されるため、天面41に付与する振動を比較的大きくすることができる。一方、底面42と接触する第2部分72Bは、別部材である第1部分72Aを介して振動が伝達されるため、第1部分72Aに伝達される振動よりも小さい振動が伝達される。これにより、上述した効果をより顕著に発揮することができる。
また、振動伝達部材72が、互いに別体である第1部分72Aおよび第2部分72Bで構成されるため、振動付与部7は、天面41に伝達される振動が、接続面43Aに伝達される振動よりも大きくなるように振動を付与することとなる。図2に示すように、接続面43A側には、粉体が堆積しやすいため、接続面43A側に比較的強い振動を付与すると、この粉体が舞い上がってしまうが、これを防止または抑制することができるため、上述した効果をさらに顕著に発揮することができる。
また、振動伝達部材72は、ハウジング3の天板から複数の第1弾性部材8を介して吊られており、かつ、ハウジング3の底板側から第2弾性部材9を介して支持されている。これにより、振動伝達部材72に伝達された振動を増幅することができ、本発明の効果がより顕著に得られる。
なお、第1弾性部材8および第2弾性部材9の設置個所、設置数、は、特に限定されないが、振動伝達部材72の角部に接触しているのが好ましい。また、第1弾性部材8および第2弾性部材9としては、ゴム、バネ等、弾性を有していれば、特に限定されない。
以上説明したように、集塵装置1は、ハウジング3と、ハウジング3内に設置された通気性を有する集塵袋4と、集塵袋4に接続された管244を有し、粉体を供給する供給部5と、ハウジング3内を負圧にする負圧生成部6と、集塵袋4に振動を付与する振動付与部7と、を備える。また、集塵袋4は、天面41と、底面42と、天面41および底面42を接続する側面43とを有している。そして、天面41に伝達される振動は、底面42に伝達される振動よりも大きい。これにより、目詰まりが生じると集塵袋4全体として圧損が生じやすい天面41の圧損を抑制しつつ、集塵袋4内で舞い上がっている粉体も底面42側に堆積させることができる。また、底面42には比較的弱い振動を付与することにより、底面42付近に堆積している粉体が舞い上がってしまうのを防止または抑制することができ、粉体が内面に張り付くのをさらに低減することができる。その結果、集塵袋4が捕捉することができる量を可及的に多くすることができ、長期にわたって安定して粉体を回収することができる。
なお、接続面43A、側面43B〜側面43Dは、1つの連続した面であってもよく、これらの4つの面のうちの2つまたは3つが連続した面であってもよい。また、振動伝達部材72も、集塵袋4の形状に合わせて同じような形状であってもよい。
<第2実施形態>
図5および図6は、本発明の集塵装置の第2実施形態が備える振動伝達部材の斜視図である。
以下、これらの図を参照して本発明の集塵装置の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、振動付与部の構成が異なること以外は、前記第1実施形態と同様である。
図5および図6に示すように、振動源71は、コアを回転させるモーターである。振動伝達部材73は、振動源71のコアに連結された回転テーブル731と、回転テーブル731に連結された連結バー732と、連結バー732に連結された第1当接部材733と、第1当接部材733に連結された第2当接部材734、第3当接部材735および第4当接部材736とを有する。
第1当接部材733は、天板721と当接、離間を繰り返して、天板721を叩き、天板721を介して主に天面41に振動を付与する。
第2当接部材734は、側壁723Cと当接、離間を繰り返して、側壁723Cを叩き、側壁723Cを介して主に側面43Cに振動を付与する。
第3当接部材735は、側壁723Bと当接、離間を繰り返して、側壁723Bを叩き、側壁723Bを介して主に側面43Bに振動を付与する。
第4当接部材736は、側壁723Dと当接、離間を繰り返して、側壁723Dを叩き、側壁723Dを介して主に側面43Dに振動を付与する。
また、第1当接部材733、第2当接部材734、第3当接部材735および第4当接部材736は、それぞれ4つの突起を有し、この4つの突起が集塵袋4と当接する構成である。
また、第1当接部材733および第2当接部材734、第1当接部材733および第3当接部材735、第1当接部材733および第4当接部材736は、それぞれ、連結部材737を介して連結されている。連結部材737は、水平方向に沿って延在する第1連結部材738と、鉛直方向に沿って延在する第2連結部材739とを有し、これらがヒンジを介して回動可能になっている、また、ヒンジの部分は、ハウジング3に固定されている。
このような本実施形態では、振動源71の作動により、回転テーブル731が回動し、連結バー732の位置が鉛直方向に変位する。この変位によって第1当接部材733が鉛直方向に変位する。そして、第1当接部材733の変位に合わせて連結部材737によって連結された第2当接部材734、第3当接部材735および第4当接部材736が水平方向に変位する。このため、図5に示すように、第1当接部材733が天板721に対して離間し、かつ、第2当接部材734、第3当接部材735および第4当接部材736が集塵袋4と当接した状態と、図6に示すように、第1当接部材733が天板721と当接し、かつ、第2当接部材734、第3当接部材735および第4当接部材736が集塵袋4から離間した状態と、をとり得、これらの状態を交互に繰り返すことができる。
このように振動伝達部材73は、天面41に対し接近、離間を繰り返して振動を付与する第3部分である第1当接部材733と、天面41以外の面である側面に対し接近、離間を繰り返して振動を付与する第4部分である第2当接部材734、第3当接部材735および第4当接部材736とを有する。このような本実施形態によっても、底面42側を直接的に叩かない構成であるため、前述した第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、叩く箇所が多い分、より効果的に目詰まりを防止または抑制することができる。
また、第3部分である第1当接部材733、第4部分である第2当接部材734、第4部分である第3当接部材735、第4部分である第4当接部材736は、それぞれ異なるタイミングで当接、離間を繰り返す。これにより、集塵袋4に対して振動を交互に付与することができ、より効果的に目詰まりを防止または抑制することができる。
また、第3部分である第1当接部材733は、当接、離間を繰り返えす。また、第4部分である第2当接部材734と第4部分である第3当接部材735と第4部分である第4当接部材736は同じタイミングで当接、離間を繰返す。そして、第3部分と第4部分の
当接、離間のタイミングは反対であってもよい。これにより、集塵袋4の配置されている方向に対して振動を交互に付与することができ、より効果的に目詰まりを防止または抑制することができる。
なお、本実施形態では、振動伝達部材72を叩く構成であったが、振動伝達部材72を省略して集塵袋4を直接叩く構成であってもよい。
第1当接部材733、第2当接部材734、第3当接部材735および第4当接部材736の移動可能量、すなわち、ストロークは同じであってもよく、異なっていてもよいが、第1当接部材733のストロークが第2当接部材734、第3当接部材735および第4当接部材736よりも大きいのが好ましい。
以上、本発明の集塵装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、集塵装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明の集塵装置は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成や特徴を組み合わせたものであってもよい。
また、前記各実施形態では、集塵装置1を吸引部153で吸引した粉体の回収用に設置した場合について説明したが、吸引部193で吸引した粉体の回収用に設置する構成であってもよい。
1…集塵装置、3…ハウジング、4…集塵袋、5…供給部、6…負圧生成部、7…振動付与部、8…第1弾性部材、9…第2弾性部材、11…原料供給部、12…粗砕部、13…解繊部、14…選別部、15…第1ウェブ形成部、16…細分部、17…混合部、18…ほぐし部、19…第2ウェブ形成部、20…シート成形部、21…切断部、22…ストック部、28…制御部、31…供給口、32…排出口、40…供給口、41…天面、42…底面、43…側面、43A…接続面、43B…側面、43C…側面、43D…側面、61…負圧発生源、62…管、70…挿通孔、71…振動源、72…振動伝達部材、72A…第1部分、72B…第2部分、73…振動伝達部材、100…シート製造装置、121…粗砕刃、122…シュート、141…ドラム部、142…ハウジング部、151…メッシュベルト、152…張架ローラー、153…吸引部、161…プロペラ、162…ハウジング部、171…樹脂供給部、172…管、173…ブロアー、174…スクリューフィーダー、181…ドラム部、182…ハウジング部、191…メッシュベルト、192…張架ローラー、193…吸引部、201…加圧部、202…加熱部、203…カレンダーローラー、204…加熱ローラー、211…第1カッター、212…第2カッター、231…加湿部、232…加湿部、233…加湿部、234…加湿部、235…加湿部、236…加湿部、241…管、242…管、244…管、246…管、261…ブロアー、262…ブロアー、263…ブロアー、281…CPU、282…記憶部、711…駆動源、712…接触子、721…天板、722…底板、723A…側壁、723B…側壁、723C…側壁、723D…側壁、731…回転テーブル、732…連結バー、733…第1当接部材、734…第2当接部材、735…第3当接部材、736…第4当接部材、737…連結部材、738…第1連結部材、739…第2連結部材、M1…原料、M2…粗砕片、M3…解繊物、M4−1…第1選別物、M4−2…第2選別物、M5…第1ウェブ、M6…細分体、M7…混合物、M8…第2ウェブ、S…シート、P1…樹脂

Claims (9)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジング内に設置された通気性を有する集塵袋と、
    前記集塵袋に接続された管体を有し、前記管体を介して粉体を前記ハウジング内に供給する供給部と、
    前記ハウジング内を負圧にする負圧生成部と、
    前記集塵袋に振動を付与する振動付与部と、を備え、
    前記集塵袋は、天面と、底面と、前記天面および前記底面を接続する側面とを有し、
    前記天面に伝達される振動は、前記底面に伝達される振動よりも大きいことを特徴とする集塵装置。
  2. 前記側面は、前記管体が接続される接続面を有し、
    前記天面に伝達される振動は、前記接続面に伝達される振動よりも大きい、請求項1に記載の集塵装置。
  3. 前記振動付与部は、振動源と、前記振動源が発生させた振動を前記集塵袋に伝達する振動伝達部材とを有する請求項1または2に記載の集塵装置。
  4. 前記振動源は、前記天面側に設置されている請求項3に記載の集塵装置。
  5. 前記振動伝達部材は、前記集塵袋と接触するフレームを有する請求項3または4に記載の集塵装置。
  6. 前記振動伝達部材は、前記天面と接触する第1部分と、前記第1部分とは別体で構成され、前記天面以外の面と接触する第2部分とを有する請求項3ないし5のいずれか1項に記載の集塵装置。
  7. 前記振動伝達部材は、前記天面に対し接近、離間を繰り返して振動を付与する第3部分と、前記天面以外の面に対し接近、離間を繰り返して振動を付与する第4部分とを有する請求項3ないし5のいずれか1項に記載の集塵装置。
  8. 前記第3部分および前記第4部分は、異なるタイミングで当接、離間を繰り返す請求項7に記載の集塵装置。
  9. 前記第3部分および前記第4部分は、反対のタイミングで当接、離間を繰り返す請求項9に記載の集塵装置。
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