JP2020155342A - セルスタック及び電気化学セル - Google Patents

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Abstract

【課題】機能膜が金属支持部材から剥離することを抑制可能な電気化学セルを提供する。【解決手段】セルは、金属支持部材4と、金属支持部材4によって支持される第1電極5と、第2電極と、第1電極5と第2電極との間に配置される電解質とを備える。第1電極5は、金属支持部材4に係止されている。金属支持部材4として、複数の線材41を織り込むことによって形成されたメッシュ部材が用いられている。第1電極5は、金属支持部材4の第1凹部S1に係止される第1係止部51及び金属支持部材4の第2凹部S2に係止される第2係止部52を有する。交差する2本の線材41の両側に第1及び第2係止部51,52が係止されることによって、金属支持部材4に対する第1電極5の係止力を増大させることができ、第1電極5が金属支持部材4から剥離することをより抑制できる。【選択図】図3

Description

本発明は、セルスタック及び電気化学セルに関する。
従来、金属支持部材と、金属支持部材上に配置される素子部とを備える電気化学セルが知られている(例えば、特許文献1参照)。素子部は、金属支持部材によって支持される第1電極と、第2電極と、第1電極及び第2電極の間に配置される電解質とを有する。
国際公開第2018/181926号
電気化学セルでは、金属支持部材上に素子部の機能膜を成膜すると、金属支持部材と機能膜との間に発生する熱応力によって、機能膜が金属支持部材から剥離するおそれがある。機能膜とは、素子部のうち金属支持部材上に成膜される第1電極又は電解質である。
本発明は、機能膜が金属支持部材から剥離することを抑制可能な電気化学セルを提供することを目的とする。
本発明に係る電気化学セルは、金属支持部材と、金属支持部材によって支持される第1電極と、第2電極と、第1電極と第2電極との間に配置される電解質とを備える。第1電極及び電解質のうち少なくとも一方の機能膜は、金属支持部材に係止されている。
本発明によれば、機能膜が金属支持部材から剥離することを抑制可能することができる。
第1実施形態に係る燃料電池セルの構成を示す断面図 第1実施形態に係る金属支持部材の構成を示す平面図 第1実施形態に係る第1電極の断面図 第2実施形態に係る燃料電池セルの構成を示す断面図 第2実施形態に係る金属支持部材の構成を示す平面図 第2実施形態に係る第1電極の断面図
1.第1実施形態
(固体酸化物形燃料電池セル1の構成)
固体酸化物形燃料電池セル1は、O2−(酸素イオン)をキャリアとする。固体酸化物形燃料電池セル1は、本発明に係る「電気化学セル」の一例である。以下の説明では、固体酸化物形燃料電池セルを「セル」と略称する。
図1は、第1実施形態に係るセル1の構成を示す断面図である。セル1は、金属支持部材4、第1電極5、電解質6、反応防止膜7、及び第2電極8を有する。第1電極5、電解質6、反応防止膜7、及び第2電極8は、セル1の「素子部」を構成する。
[金属支持部材4]
金属支持部材4は、第1電極5、電解質6、反応防止膜7、及び第2電極8を支持する。金属支持部材4は、全体として平板状に形成される。金属支持部材4は、セル1の強度を保つことができればよく、その厚みは特に制限されないが、例えば0.02mm〜2.0mmとすることができる。
図2は、金属支持部材4の構成を示す平面図である。本実施形態では、金属支持部材4として、複数の線材41を織り込むことによって形成されたメッシュ部材が用いられている。従って、金属支持部材14の電子伝導性が高く、かつ、金属支持部材14が規則構造を有しているため、金属支持部材14における電子の流れを良好かつ均一にすることができる。その結果、第1電極15での電極反応における電子の授受が円滑になり、電極反応を向上させることができる。
金属支持部材4は、全体としてシート状に形成されているが、表面及び裏面は一様な平面ではなく、線材41の織り込み形状に応じた規則的な凹凸が存在している。
図2では、縦方向及び横方向の両方向に沿って複数の線材41が垂直に織り込まれているが、各線材41の配置は適宜変更可能である。従って、メッシュ部材の織り方は、平織り、綾織り、平畳織り、綾畳織り、或いは、他の織り方であってもよい。
各線材41は、金属材料によって構成される。各線材41を構成する金属材料は特に制限されないが、Fe−Cr系合金鋼(ステンレス鋼など)やNi−Cr系合金鋼などを用いることができる。線材41におけるCrの含有率は特に制限されないが、4〜30質量%とすることができる。線材41は、Ti(チタン)やAl(アルミニウム)を含有していてもよい。線材41におけるTiの含有率は特に制限されないが、0.01〜1.0at.%とすることができる。線材41におけるAlの含有率は特に制限されないが、0.01〜0.4at.%とすることができる。線材41は、TiをTiO(チタニア)として含有していてもよいし、AlをAl(アルミナ)として含有していてもよい。線材41の表面には、酸化クロム膜が形成されていてもよい。
平面視における各線材41の隙間(すなわち、目開き)は、第1電極5に供給される燃料ガス(例えば、水素ガス)の流路として機能する。各線材41の隙間のサイズ(すなわち、目開き寸法)は特に制限されず、適宜設定すればよい。
本実施形態において、金属支持部材4の一部は、第1電極5に埋設されている。ただし、厚み方向(第1電極5、電解質6、及び第2電極8の積層方向)において、金属支持部材4の全体が第1電極5に埋設されていてもよいし、金属支持部材14は第1電極15に埋設されていなくてもよい。
[第1電極5]
本実施形態において、第1電極5は、金属支持部材4に係止される「機能膜」の一例である。第1電極5は、金属支持部材4によって支持される。本実施形態において、第1電極5は、その内部に一部埋設された金属支持部材4によって支持されている。
第1電極5は、多孔質であることが好ましい。第1電極5の気孔率は特に制限されないが、例えば20%〜70%とすることができる。第1電極5の厚さは特に制限されないが、例えば1μm〜100μmとすることができる。
本実施形態において、第1電極5には燃料ガス(例えば、水素ガス)が供給され、第1電極5は、アノード(燃料極)として機能する。第1電極5は、NiO−GDC(ガドリニウムドープセリア)、Ni−GDC、NiO−YSZ(イットリア安定化ジルコニア))、Ni−YSZ、CuO−CeO、Cu−CeOなどの複合材料によって構成することができる。
第1電極5の成膜方法は特に制限されず、焼成法、スクリーン印刷法、スプレーコーティング法(溶射法、エアロゾルデポジション法、エアロゾルガスデポジッション法、パウダージェットデポジッション法、パーティクルジェットデポジション法、コールドスプレー法など)、PVD法(スパッタリング法、パルスレーザーデポジション法など)、CVD法などにより成膜することができる。
ここで、図3は、第1電極5の断面図である。図3では、セル1の厚み方向に平行な断面が図示されている。
第1電極5は、金属支持部材4に係止されている。具体的には、第1電極5は、金属支持部材4の第1凹部S1に係止される第1係止部51を有する。第1凹部S1は、複数の線材41のうち交差する2本の線材41の間に形成される隙間である。このように、第1電極5の一部が金属支持部材4の隙間に係止されることによって、金属支持部材4と第1電極5との間に熱応力が発生したとしても、第1電極5(すなわち、素子部)が金属支持部材4から剥離することを抑制できる。
また、第1電極5は、金属支持部材4の第2凹部S2に係止される第2係止部52をさらに有する。第2凹部S2は、交差する2本の線材41の間に形成される隙間である。第2凹部S2は、線材41を介して第1凹部S1の反対側に位置する。このように、交差する2本の線材41の両側に第1及び第2係止部51,52が係止されることによって、金属支持部材4に対する第1電極5の係止力を増大させることができる。従って、第1電極5が金属支持部材4から剥離することをより抑制できる。
なお、金属支持部材4の第1凹部S1と2凹部S2とが連なっている場合、第1電極5の第1係止部51と第2係止部52とは一体的に形成されていてもよい。すなわち、交差する2本の線材41の間に環状の隙間が形成されている場合、第1及び第2係止部51,52は環状に形成された係止部の一部であってもよい。
また、図3に示すように、各線材41の断面は、面方向(厚み方向に垂直な方向)に延びる扁平状である。これにより、金属支持部材4の厚み方向における柔軟性を向上させることができるため、金属支持部材4が全体的或いは局所的に変形することによって、金属支持部材4と第1電極5との間に熱応力が発生することを更に抑制できる。各線材41の断面形状は特に制限されず、楕円状、矩形、短冊状などにすることができる。ただし、全ての線材41の断面が扁平である必要はなく、複数の線材41のうち少なくとも一部の線材41の断面が扁平状であればよい。
図3に示すように、一部の線材41は、第1電極5の裏面から露出していてもよいし、第1電極5の内部に埋まっていてもよい。
[電解質6]
電解質6は、第1電極5と第2電極8との間に配置される。本実施形態では、セル1が反応防止膜7を有しているため、電解質6は、第1電極5と反応防止膜7との間に介挿されている。
本実施形態において、電解質6は、第1電極5全体を覆うように成膜されており、電解質6の外縁は、金属支持部材4に接合されている。これにより、第1電極5に供給される燃料ガスと第2電極8に供給される酸化剤ガスとの混合を抑制できるため、金属支持部材4と電解質6との間を別途封止する必要がない。
電解質6は、酸化物イオン伝導性を有する。電解質6は、酸化剤ガスと燃料ガスとの混合を抑制できる程度のガスバリア性を有する。電解質6は、複層構造であってもよいが、少なくとも1つの層が緻密層であることが好ましい。緻密層の気孔率は、10%以下が好ましく、5%以下がより好ましく、2%以下が更に好ましい。電解質6の厚さは特に制限されないが、例えば1μm〜10μmとすることができる。
電解質6は、YSZ、GDC、SSZ、SDC、LSGMなどによって構成することができる。電解質6の成膜方法は特に制限されず、焼成法、スクリーン印刷法、スプレーコーティング法、PVD法、CVD法などにより成膜することができる。
[反応防止膜7]
反応防止膜7は、電解質6上に配置される。反応防止膜7は、電解質6と第2電極8との間に介挿される。反応防止膜7の厚さは特に制限されないが、例えば1μm〜100μmとすることができる。反応防止膜7は、第2電極8の構成材料と電解質6の構成材料とが反応して高抵抗層が形成されることを抑制する。
反応防止膜7は、GDC、SDCなどのセリア系材料によって構成することができる。反応防止膜7の成膜方法は特に制限されず、焼成法、スクリーン印刷法、スプレーコーティング法、PVD法、CVD法などにより成膜することができる。
[第2電極8]
第2電極8は、電解質6を基準として、第1電極5の反対側に配置される。本実施形態では、セル1が反応防止膜7を有しているため、第2電極8は、反応防止膜7上に配置される。
第2電極8は、多孔質であることが好ましい。第2電極8の気孔率は特に制限されないが、例えば20%〜70%とすることができる。第2電極8の厚さは特に制限されないが、例えば1μm〜100μmとすることができる。
本実施形態において、第2電極8には酸化剤ガス(例えば、空気)が供給され、第2電極8は、カソード(空気極)として機能する。第2電極8は、LSCF、LSF、LSC、LNF、LSMなどによって構成することができる。特に、第2電極8は、La、Sr、Sm、Mn、CoおよびFeからなる群から選ばれる2種類以上の元素を含有するペロブスカイト型酸化物を含んでいることが好ましい。
第2電極8の成膜方法は特に制限されず、焼成法、スクリーン印刷法、スプレーコーティング法、PVD法、CVD法などにより成膜することができる。
[セル1の動作]
まず、第1電極5に燃料ガスを供給し、かつ、第2電極8に酸化剤ガスを供給しながら、セル1を作動温度(例えば、600℃〜850℃)まで加熱する。すると、第2電極8においてO(酸素)がe(電子)と反応してO2−(酸素イオン)が生成される。生成されたO2−は、電解質6を通って第1電極5に移動する。第1電極5に移動したO2−は、燃料ガスに含まれるH(水素)と反応して、HO(水)とeとが生成される。このような反応によって、第1電極5と第2電極8との間に起電力が発生する。
2.第2実施形態
(固体アルカリ形燃料電池セル10の構成)
固体アルカリ形燃料電池セル10は、OH(水酸化物イオン)をキャリアとするアルカリ形燃料電池(AFC)の一種である。固体アルカリ形燃料電池セル10は、本発明に係る「電気化学セル」の一例である。以下の説明では、固体アルカリ形燃料電池セルを「セル」と略称する。
図4は、第2実施形態に係るセル10の構成を示す断面図である。セル10は、金属支持部材14、第1電極15、電解質16、及び第2電極18を有する。第1電極15、電解質16、及び第2電極18は、セル10の「素子部」を構成する。
[金属支持部材14]
金属支持部材14は、第1電極15、電解質16、及び第2電極18を支持する。金属支持部材14は、全体として平板状に形成される。金属支持部材14は、セル10の強度を保つことができればよく、その厚みは特に制限されないが、例えば0.02mm〜2.0mmとすることができる。
図5は、金属支持部材14の構成を示す平面図である。金属支持部材14は、複数の線材141を織り込むことによって形成されたメッシュ部材である。従って、金属支持部材14の電子伝導性が高く、かつ、金属支持部材14が規則構造を有しているため、金属支持部材14における電子の流れを良好かつ均一にすることができる。その結果、第1電極15での電極反応における電子の授受が円滑になり、電極反応を向上させることができる。
金属支持部材14は、全体としてシート状に形成されているが、表面及び裏面は一様な平面ではなく、線材141の織り込み形状に応じた規則的な凹凸が存在している。
図5では、縦方向及び横方向の両方向に沿って複数の線材141が垂直に織り込まれているが、各線材141の配置は適宜変更可能である。従って、メッシュ部材の織り方は、平織り、綾織り、平畳織り、綾畳織り、或いは、他の織り方であってもよい。
各線材141は、金属材料によって構成される。各線材141を構成する金属材料は特に制限されないが、Fe−Cr系合金鋼(ステンレス鋼など)やNi−Cr系合金鋼などを用いることができる。線材141におけるCrの含有率は特に制限されないが、4〜30質量%とすることができる。線材141は、Ti(チタン)やAl(アルミニウム)を含有していてもよい。線材141におけるTiの含有率は特に制限されないが、0.01〜1.0at.%とすることができる。線材141におけるAlの含有率は特に制限されないが、0.01〜0.4at.%とすることができる。線材141は、TiをTiO(チタニア)として含有していてもよいし、AlをAl(アルミナ)として含有していてもよい。線材141の表面には、酸化クロム膜が形成されていてもよい。
各線材141の隙間(すなわち、目開き)は、第1電極15に供給される燃料(例えば、メタノール)の流路として機能する。各線材141の隙間のサイズ(すなわち、目開き寸法)は特に制限されず、適宜設定すればよい。
本実施形態において、金属支持部材14の一部は、第1電極15に埋設されている。ただし、厚み方向(第1電極15、電解質16、及び第2電極18の積層方向)において、金属支持部材14の全体が第1電極15に埋設されていてもよいし、金属支持部材14は第1電極15に埋設されていなくてもよい。
[第1電極15]
第1電極15は、一般的に燃料極と呼ばれるアノードである。セル10の発電中、第1電極15には、水素原子(H)を含む燃料が供給される。第1電極15は、内部に燃料を拡散可能な多孔質体である。第1電極15の気孔率は特に制限されない。第1電極15の厚みは特に制限されないが、例えば10〜500μmとすることができる。
水素原子を含む燃料は、第1電極15において水酸化物イオン(OH)と反応可能な燃料化合物を含んでいればよく、液体燃料及び気体燃料のいずれの形態であってもよい。
燃料化合物としては、例えば、(i)ヒドラジン(NHNH)、水加ヒドラジン(NHNH・HO)、炭酸ヒドラジン((NHNHCO)、硫酸ヒドラジン(NHNH・HSO)、モノメチルヒドラジン(CHNHNH)、ジメチルヒドラジン((CHNNH、CHNHNHCH)、及びカルボンヒドラジド((NHNHCO)等のヒドラジン類、(ii)尿素(NHCONH)、(iii)アンモニア(NH)、(iv)イミダゾール、1,3,5−トリアジン、3−アミノ−1,2,4−トリアゾール等の複素環類化合物、(v)ヒドロキシルアミン(NHOH)、硫酸ヒドロキシルアミン(NHOH・HSO)等のヒドロキシルアミン類、及びこれらの組合せが挙げられる。これらの燃料化合物のうち炭素を含まない化合物(すなわち、ヒドラジン、水加ヒドラジン、硫酸ヒドラジン、アンモニア、ヒドロキシルアミン、硫酸ヒドロキシルアミン等)は、一酸化炭素による触媒被毒の問題が無いため特に好適である。
燃料化合物は、そのまま燃料として用いてもよいが、水及び/又はアルコール(例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノールなどの低級アルコール等)に溶解させた溶液として用いてもよい。例えば、上記燃料化合物のうち、ヒドラジン、水化ヒドラジン、モノメチルヒドラジン及びジメチルヒドラジンは液体であるので、そのまま液体燃料として使用可能である。また、炭酸ヒドラジン、硫酸ヒドラジン、カルボンヒドラジド、尿素、イミダゾール、及び3−アミノ−1,2,4−トリアゾール、及び硫酸ヒドロキシルアミンは固体であるが水に可溶である。1,3,5−トリアジン及びヒドロキシルアミンは固体であるがアルコールに可溶である。アンモニアは気体であるが水に可溶である。このように、固体の燃料化合物は、水又はアルコールに溶解させて液体燃料として使用可能である。燃料化合物を水及び/又はアルコールに溶解させて用いる場合、溶液中の燃料化合物の濃度は、例えば30〜99.9重量%であり、好ましくは66〜99.9重量%である。
また、メタノール、エタノール等のアルコール類やエーテル類を含む炭化水素系液体燃料、メタン等の炭化水素系ガス、或いは純水素などは、そのまま燃料として用いることができる。特に、本実施形態に係るセル10に用いられる燃料としては、メタノールが好適である。メタノールは、気体状態、液体状態、及び、気液混合状態のいずれであってもよい。
第1電極15は、AFCに使用される公知のアノード触媒を含むものであればよく、特に限定されない。アノード触媒の例としては、Pt、Ni、Co、Fe、Ru、Sn、及びPd等の金属触媒が挙げられる。金属触媒は、カーボン等の担体に担持されるのが好ましいが、金属触媒の金属原子を中心金属とする有機金属錯体の形態としてもよく、この有機金属錯体を担体として担持されていてもよい。また、アノード触媒の表面には多孔質材料等で構成された拡散層を配置してもよい。第1電極15及びそれを構成する触媒の好ましい例としては、ニッケル、コバルト、銀、白金担持カーボン(Pt/C)、白金ルテニウム担持カーボン(PtRu/C)、パラジウム担持カーボン(Pd/C)、ロジウム担持カーボン(Rh/C)、ニッケル担持カーボン(Ni/C)、銅担持カーボン(Cu/C)、及び銀担持カーボン(Ag/C)が挙げられる。
第1電極15の作製方法は特に限定されないが、例えば、アノード触媒及び所望により担体をバインダーと混合してペースト状にし、このペースト状混合物を電解質16のアノード側表面16Tに塗布することにより形成することができる。
ここで、図6は、第1電極15の断面図である。図6では、セル10の厚み方向に平行な断面が図示されている。
第1電極15は、金属支持部材14に係止されている。具体的には、第1電極15は、金属支持部材14の第1凹部S11に係止される第1係止部151を有する。第1凹部S11は、複数の線材141のうち交差する2本の線材141の間に形成される隙間である。このように、第1電極15の一部が金属支持部材14の隙間に係止されることによって、金属支持部材14と第1電極15との間に熱応力が発生したとしても、第1電極15(すなわち、素子部)が金属支持部材14から剥離することを抑制できる。
また、第1電極15は、金属支持部材14の第2凹部S12に係止される第2係止部152をさらに有する。第2凹部S12は、交差する2本の線材141の間に形成される隙間である。第2凹部S12は、線材141を介して第1凹部S11の反対側に位置する。このように、交差する2本の線材141の両側に第1及び第2係止部151,152が係止されることによって、金属支持部材14に対する第1電極15の係止力を増大させることができる。従って、第1電極15が金属支持部材14から剥離することをより抑制できる。
なお、金属支持部材14の第1凹部S11と2凹部S12とが連なっている場合、第1電極15の第1係止部151と第2係止部152とは一体的に形成されていてもよい。すなわち、交差する2本の線材141の間に環状の隙間が形成されている場合、第1及び第2係止部151,152は環状に形成された係止部の一部であってもよい。
また、図6に示すように、各線材141の断面は、面方向(厚み方向に垂直な方向)に延びる扁平状である。これにより、金属支持部材14の厚み方向における柔軟性を向上させることができるため、金属支持部材14が全体的或いは局所的に変形することによって、金属支持部材14と第1電極15との間に熱応力が発生することを更に抑制できる。各線材141の断面形状は特に制限されず、楕円状、矩形、短冊状などにすることができる。ただし、全ての線材141の断面が扁平である必要はなく、複数の線材141のうち少なくとも一部の線材141の断面が扁平状であればよい。
図6に示すように、一部の線材141は、第1電極15の裏面から露出していてもよいし、第1電極15の内部に埋まっていてもよい。
[電解質16]
電解質16は、第1電極15と第2電極18との間に配置される。電解質16は、第1電極15及び第2電極18のそれぞれに接続される。電解質16は、膜状、層状、或いは、シート状に形成される。
電解質16は、水酸化物イオン伝導性を有する。セル10の発電中、電解質16は、第2電極18側から第1電極15側に水酸化物イオン(OH)を伝導させる。電解質16の水酸化物イオン伝導率は特に制限されないが、0.1mS/cm以上が好ましく、より好ましくは0.5mS/cm以上、さらに好ましくは1.0mS/cm以上である。電解質16の水酸化物イオン伝導率は、高いほど好ましく、その上限値は特に制限されないが、例えば10mS/cmである。
電解質16は、緻密であることが好ましい。アルキメデス法で算出される電解質16の相対密度は特に制限されないが、90%以上が好ましく、より好ましくは92%以上、さらに好ましくは95%以上である。電解質16は、例えば水熱処理によって緻密化することができる。
電解質16は、水酸化物イオン伝導性を有するセラミックス材料によって構成することができる。このようなセラミックス材料としては、水酸化物イオン伝導性を有する周知のセラミックスを用いることができるが、以下に説明する層状複水酸化物(LDH:Layered Double Hydroxide)が特に好適である。
LDHは、M2+ 1−x3+ (OH)n−x/n・mHO(式中、M2+は2価の陽イオン、M3+は3価の陽イオンであり、An−はn価の陰イオン、nは1以上の整数、xは0.1〜0.4、mは水のモル数を意味する任意の整数である)の一般式で示される基本組成を有する。M2+の例としてはMg2+、Ca2+、Sr2+、Ni2+、Co2+、Fe2+、Mn2+、及びZn2+が挙げられ、M3+の例としては、Al3+、Fe3+、Ti3+、Y3+、Ce3+、Mo3+、及びCr3+が挙げられ、Anの例としてはCO 2−及びOHが挙げられる。M2+及びM3+としては、それぞれ1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いることもできる。
LDHは、複数の水酸化物基本層と、これら複数の水酸化物基本層間に介在する中間層とから構成される。中間層は、陰イオン及びHOで構成される。水酸化物基本層は、例えば金属MがNi、Al、Tiの場合には、Ni、Al、Ti及びOH基を含む。以下、LDHの水酸化物基本層がNi、Al、Ti及びOH基を含む場合について説明する。
LDH中のNiはニッケルイオンの形態を採りうる。LDH中のニッケルイオンは典型的にはNi2+であると考えられるが、Ni3+等の他の価数もありうるため、特に限定されない。LDH中のAlはアルミニウムイオンの形態を採りうる。LDH中のアルミニウムイオンは典型的にはAl3+であると考えられるが、他の価数もありうるため、特に限定されない。LDH中のTiはチタンイオンの形態を採りうる。LDH中のチタンイオンは典型的にはTi4+であると考えられるが、Ti3+等の他の価数もありうるため、特に限定されない。水酸化物基本層は、Ni、Al、Ti及びOH基を主要構成要素として含むのが好ましいが、他の元素ないしイオンを含んでいてもよいし、不可避不純物を含んでいてもよい。不可避不純物は、製法上不可避的に混入されうる任意元素であり、例えば原料や基材に由来してLDH中に混入しうる。
LDHの中間層は、陰イオン及びHOで構成される。陰イオンは1価以上の陰イオン、好ましくは1価又は2価のイオンである。好ましくは、LDH中の陰イオンはOH及び/又はCO 2−を含む。
上記のとおり、Ni、Al及びTiの価数は必ずしも定かではないため、LDHを一般式で厳密に特定することは非実際的又は不可能である。仮に水酸化物基本層が主としてNi2+、Al3+、Ti4+及びOH基で構成されるものと想定した場合、LDHは、一般式:Ni2+ 1−x−yAl3+ Ti4+ (OH)n− (x+2y)/n・mHO(式中、An−はn価の陰イオン、nは1以上の整数、好ましくは1又は2であり、0<x<1、好ましくは0.01≦x≦0.5、0<y<1、好ましくは0.01≦y≦0.5、0<x+y<1、mは0以上、典型的には0を超える又は1以上の実数である)なる基本組成で表すことができる。もっとも、上記一般式はあくまで「基本組成」と解されるべきであり、Ni2+、Al3+、Ti4+等の元素がLDHの基本的特性を損なわない程度に他の元素又はイオン(同じ元素の他の価数の元素又はイオンや製法上不可避的に混入されうる元素又はイオンを含む)で置き換え可能なものとして解されるべきである。
[第2電極18]
第2電極18は、一般的に空気極と呼ばれるカソードである。セル10の発電中、第2電極18には、酸素(O)を含む酸化剤が供給される。酸化剤としては、空気を用いるのが好ましく、空気は加湿されていることがより好ましい。第2電極18は、内部に酸化剤を拡散可能な多孔質体である。第2電極18の気孔率は特に制限されない。第2電極18の厚みは特に制限されないが、例えば10〜200μmとすることができる。
第2電極18は、AFCに使用される公知のカソード触媒を含むものであればよく、特に限定されない。カソード触媒の例としては、白金族元素(Ru、Rh、Pd、Ir、Pt)、鉄族元素(Fe、Co、Ni)等の第8〜10族元素(IUPAC形式での周期表において第8〜10族に属する元素)、Cu、Ag、Au等の第11族元素(IUPAC形式での周期表において第11族に属する元素)、ロジウムフタロシアニン、テトラフェニルポルフィリン、Coサレン、Niサレン(サレン=N,N’−ビス(サリチリデン)エチレンジアミン)、銀硝酸塩、及びこれらの任意の組み合わせが挙げられる。第2電極18における触媒の担持量は特に限定されないが、好ましくは0.05〜10mg/cm、より好ましくは、0.05〜5mg/cmである。カソード触媒はカーボンに担持させるのが好ましい。第2電極18ないしそれを構成する触媒の好ましい例としては、白金担持カーボン(Pt/C)、白金コバルト担持カーボン(PtCo/C)、パラジウム担持カーボン(Pd/C)、ロジウム担持カーボン(Rh/C)、ニッケル担持カーボン(Ni/C)、銅担持カーボン(Cu/C)、及び銀担持カーボン(Ag/C)が挙げられる。
第2電極18の作製方法は特に限定されないが、例えば、カソード触媒及び所望により担体をバインダーと混合してペースト状にし、このペースト状混合物を電解質16のカソード側表面16Sに塗布することにより形成することができる。
[セル10の動作]
まず、第1電極15に燃料を供給し、かつ、第2電極18に酸化剤を供給しながら、セル10を作動温度(例えば、50℃〜250℃)まで加熱する。すると、第2電極18においてO(酸素)が水及びe(電子)と反応してOH(水酸化物イオン)が生成される。生成されたOHは、電解質16を通って第1電極15に移動する。第1電極15に移動したOHは、燃料と反応して、HO(水)とCO(二酸化炭素)とeとが生成される。このような反応によって、第1電極15と第2電極18との間に起電力が発生する。
(他の実施形態)
本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない範囲で種々の変形又は変更が可能である。
[変形例1]
上記第1実施形態では、電気化学セルの一例として、O2−(酸素イオン)をキャリアとする固体酸化物形燃料電池セル1について説明した。また、上記第2実施形態では、電気化学セルの一例として、OH(水酸化物イオン)をキャリアとする固体アルカリ形燃料電池セル10について説明した。しかしながら、電気化学セルとは、電気エネルギーを化学エネルギーに変えるため、全体的な酸化還元反応から起電力が生じるように一対の電極が配置された素子と、化学エネルギーを電気エネルギーに変えるための素子との総称である。従って、電気化学セルには、例えば、プロトンをキャリアとする燃料電池や、水蒸気から水素と酸素を生成する電解セルなどが含まれる。
[変形例2]
上記第1及び第2実実施形態において、「機能膜」の一例である第1電極5,15を金属支持部材4,14(すなわちメッシュ部材)上に成膜することとしたが、金属支持部材4,14上には電解質6,16が成膜されていてもよい。この場合、第1電極5,15及び電解質6,16の少なくとも一方が第1係止部51,151及び第2係止部52,152のいずれかを有していればよい。例えば、電解質6,16のみが第1係止部51,151又は/及び第2係止部52,152のいずれかを有していてもよいし、第1電極5,15及び電解質6,16の両方が第1係止部51,151又は/及び第2係止部52,152を有していてもよい。金属支持部材4,14上に電解質6,16を成膜する場合、金属支持部材4,14の表面に電解質6,16を成膜した後、金属支持部材4,14の裏面側に第1電極5,15を形成してもよい。この際、メッシュ部材の各目開き内に電解質6,16が充填されていなければ、第1電極5,15は各目開き内に充填されてもよいし、メッシュ部材の各目開き内に電解質6,16が充填されていれば、第1電極5,15は膜状に成膜されてもよい。また、金属支持部材4,14上に電解質6,16を成膜する場合、各線材41,141の表面に電極触媒が担持された金属支持部材4,14を準備し、この金属支持部材4,14上に電解質6,16を成膜してもよい。この場合、各線材41,141の表面に担持された電極触媒が第1電極を構成する。
[変形例3]
上記第1及び第2実施形態において、金属支持部材4,14の線材41,141は、基材及び酸化クロム膜によって構成されることとしたが、金属支持部材4,14の最表面には被覆膜が形成されていてもよい。被覆膜を構成する材料としては、セラミックス材料及び金属材料などを用いることができる。
[変形例4]
上記第1実施形態において、セル1は、反応防止膜7を含むこととしたが、反応防止膜7を含んでいなくてよい。
[変形例5]
上記第1及び第2実施形態において、第1電極5,15はアノードとして機能し、第2電極8,18はカソードとして機能することとしたが、第1電極5,15がカソードとして機能し、第2電極8,18がアノードとして機能してもよい。この場合、第1電極5,15と第2電極8,18の構成材料を入れ替えるとともに、第1電極5,15に燃料を供給するとともに、第2電極8,18に酸化剤を供給すればよい。
[変形例6]
上記実施形態において、金属支持部材4はメッシュ部材であることとしたが、これに限られない。金属支持部材4は、複数の貫通孔が形成された板部材であってもよいし、複数の貫通孔を有する多孔質金属によって構成されていてもよい。この場合、貫通孔どうしが互いに連通することによって、第1凹部S1及び/又は第2凹部S2が形成される。
1,10 セル
4,14 金属支持部材(メッシュ部材)
41,141 線材
S1,S11 第1凹部
S2,S12 第2凹部
5,15 第1電極
51,151 第1係止部
52,152 第2係止部
6,16 電解質
7 反応防止膜
8,18 第2電極

Claims (7)

  1. 金属支持部材と、
    前記金属支持部材によって支持される第1電極と、
    第2電極と、
    前記第1電極と第2電極との間に配置される電解質と、
    を備え、
    前記第1電極及び前記電解質のうち少なくとも一方の機能膜は、前記金属支持部材に係止されている、
    電気化学セル。
  2. 前記金属支持部材は、金属材料によって構成される複数の線材を織り込むことによって形成されたメッシュ部材である、
    請求項1に記載の電気化学セル。
  3. 前記金属支持部材は、前記複数の線材のうち交差する2本の線材の間に形成される第1凹部を有し、
    前記機能膜は、前記第1凹部に係止される第1係止部を有する、
    請求項1又は2に記載の電気化学セル。
  4. 前記金属支持部材は、前記2本の線材の間に形成され、前記第1凹部の反対側に位置する第2凹部を有し、
    前記機能膜は、前記第2凹部に係止される第2係止部を有する、
    請求項3に記載の電気化学セル。
  5. 前記複数の線材のうち少なくとも一部の線材の断面は、前記機能膜の面方向に延びる扁平状である、
    請求項2乃至4のうちいずれかに記載の電気化学セル。
  6. 前記電解質は、酸素イオン伝導性を有する、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の電気化学セル。
  7. 前記電解質は、水酸化物イオン伝導性を有する、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の電気化学セル。
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