JP2020151718A - 連続鋳造用浸漬ノズル - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、浸漬ノズルの内管部に、アルミナ介在物の付着を抑制する難アルミナ付着材の層を形成する技術が記載されている。
特許文献2には、浸漬ノズルの内管部に、アルゴンなどの不活性ガスを吹き込む、いわゆるガス吹きによって、アルミナ介在物の付着を抑制する技術が記載されている。
特許文献3には、浸漬ノズルの吐出孔の形状や面積を調整することにより、吐出孔周辺へのアルミナ介在物の付着を抑制する技術が記載されている。
特許文献4には、浸漬ノズルの吐出孔の上壁を円弧状に形成する技術が記載されている。
まず、特許文献1に記載の技術では、連続鋳造で取り扱う鋼の種類によっては、鋼中の成分に対して難アルミナ付着材が反応してしまうため、この技術を適用できない場合がある。また、特許文献2に記載の技術では、ガス吹きによって気泡性欠陥が発生する場合がある。一方、特許文献3に記載の技術では、アルミナ介在物の付着に対して一定の抑制効果はあるものの、いまだ改善の余地がある。また、特許文献4に記載の技術では、吐出孔の上壁のみを円弧状に形成しているため、溶鋼の流れを充分に制御できないほか、吐出孔の上壁の形状を規定する円弧の曲率が小さい場合に、吐出孔の上壁部分のノズル厚が薄くなって耐久性が低下してしまう。
まず、本発明者は、アルミナ等の付着が多く見られた浸漬ノズルについて流体解析を行ったところ、付着の多い部位は他の部位と比べて乱流エネルギーが大きいことがわかった。その理由は、浸漬ノズルの内管部を流下する溶鋼と浸漬ノズルの底部に衝突して反転した溶鋼とが衝突することで溶鋼の流れが停滞し、そこで乱流エネルギーが大きくなりアルミナ等が付着しやすくなるためと考えられる。また、吐出孔の上部では浸漬ノズルの外側から内側へと向かう吸い込み流が発生しており、この吸い込み流と吐出流との共存による吐出流速の減少もアルミナ等の付着の原因と考えられる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る連続鋳造用浸漬ノズルの概略斜視図である。
図1に示すように、連続鋳造用浸漬ノズル1は、円柱状のノズル本体10を備えている。ノズル本体10の内部には内孔12が形成されている。連続鋳造用浸漬ノズル1の内管部は、この内孔12によって形成されている。内孔12は、鋼の連続鋳造において、溶鋼をタンディッシュから鋳型内に注入する際に、溶鋼が流れ落ちる流路を形成するものである。内孔12は、連続鋳造用浸漬ノズル1のノズル中心軸14に沿って延在している。本実施形態においては、連続鋳造用浸漬ノズル1のノズル本体10を垂直に立てて鋼の連続鋳造を行う場合の連続鋳造用浸漬ノズル1の姿勢を基準にして、ノズル中心軸方向Jの一方を上方(上側)とし、他方を下方(下側)とする。ノズル中心軸方向Jは、ノズル中心軸14に平行な方向である。
図2および図3は、ノズル中心軸14と吐出軸22とに平行な面に沿ってノズル本体10を断面したときのノズル断面形状を示している。ノズル断面形状を表す線のうち、内孔12の大きさが漸次拡大する内孔12の下端側12cの断面形状を表す線は曲線L1となっており、吐出孔18の上壁18aの断面形状を表す線は直線L2となっている。内孔12の下端側12cの断面形状を表す曲線L1は、図1に示すように、吐出孔18の上壁18aに向かって弧状に曲がっている。そして、曲線L1の曲率は、吐出孔18に近づくにしたがって増加している。
図4に示すように、吐出孔18の直上における内孔12の断面形状は、扁平な形状、すなわち楕円形になっている。ここで、内孔12の断面形状の長径を2a、内孔12の断面形状の短径を2b、内孔12の断面形状の扁平率をf=1−(b/a)とする。そうした場合、内孔12の断面形状の扁平率fは、好ましくは0.17以上であり、より好ましくは0.28以上である。扁平率fが0.17未満であると、溶鋼を吐出孔18から吐出させる場合に吐出孔18の上壁18aに沿った吐出流が得られにくく、吐出孔18の上部に吸い込み流が発生する場合がある。
まず、本第1実施形態では、連続鋳造用浸漬ノズル1の内孔12の大きさが吐出孔18の上壁18aに向かって漸次拡大している。これにより、ノズル本体10の内孔12を溶鋼が流れ落ちるときに、溶鋼の流速が低減する。このため、内孔12の下端12bに衝突する溶鋼の流速を低減し、吐出孔18の近傍に生じる乱流エネルギーを減少させることができる。その結果、吐出孔18の近傍にアルミナ等の介在物が付着することを抑制することが可能となる。
また、本第1実施形態では、内孔12の大きさが漸次拡大する内孔12の下端側12cの断面形状を表す線が曲線L1となっている。これにより、ノズル本体10の内孔12における溶鋼の流れは、内孔12の下端側12cの形状に沿って吐出孔18の上壁18aへと案内される。このため、吐出孔18から溶鋼を吐出するときに、溶鋼が吐出孔18の上壁18aに沿って流れるようになる。その結果、吐出孔18の上部で吸い込み流の発生が抑制されるため、吐出孔18の開口部全体から安定した流速で溶鋼を吐出させることが可能となる。一方、吐出孔18の上壁18aの断面形状を表す線は直線L2となっている。これにより、吐出孔18の上壁18a部分のノズル厚を厚くし、溶損を抑制することができる。このため、溶鋼の流動性を長期にわたって良好に維持することができる。
したがって、本第1実施形態によれば、難アルミナ付着材を使用したり、ガス吹きをしたりしなくても、アルミナ介在物の付着を抑制することができると共に、従来よりも耐久性の高い連続鋳造用浸漬ノズルを提供することができる。その結果、溶鋼流動を適正化し、ひいては鋳片の品質向上や生産性向上を図ることが可能となる。
続いて、本発明の第2実施形態に係る連続鋳造用浸漬ノズルについて説明する。なお、本発明の第2実施形態においては、上記第1実施形態の場合と同様の部分または対応する部分に同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
図6に示すように、ノズル本体10に設けられた2つの吐出孔18は、それぞれノズル本体10の側壁部16の外周面で外向きに開口している。吐出孔18の水平方向の寸法は、側壁部16の内周面から外周面に向かって徐々に大きくなっている。そして、側壁部16の外周面における吐出孔18の水平方向の開口寸法Wは、吐出孔18の直上における内孔12の断面形状の短径2bよりも大きくなっている。このような構成を採用した場合は、ノズル本体10の内孔12を流れ落ちる溶鋼が吐出孔18から吐出するときに、溶鋼の流れがより安定するという効果が期待できる。
図9に示すように、従来の連続鋳造用浸漬ノズルでは、ノズル本体10の内孔12の大きさがノズル中心軸方向J全体にわたって同一となっている。
図10および図11は、ノズル本体の内孔における溶鋼流中の内部エネルギーを数値流体力学計算によって算出し、この算出結果に基づく乱流エネルギー分布を吐出孔側から見た図であり、濃度の低い部分が乱流エネルギーの高い部分となっている。また、濃度の低い部分は輪状になっているが、この輪状の中央部が乱流エネルギーの最も高い部分となっている。
まず、本発明の実施形態に係る連続鋳造用浸漬ノズルの場合は、図10に示すように、内孔12の下端近傍に濃度の低い部分、すなわち乱流エネルギーの高い部分が少し見られる。一方、従来の連続鋳造用浸漬ノズルの場合は、図11に示すように、内孔12の下端近傍に乱流エネルギーの高い部分が広範囲に見られる。このことから、本発明の実施形態に係る連続鋳造用浸漬ノズルを用いた場合は、乱流エネルギーを小さく抑えることができる。
次に、連続鋳造用浸漬ノズルに関する実施例および比較例について説明する。
まず、本発明の実施形態に係る連続鋳造用浸漬ノズルとして、下記の表1に示す実施例1〜10の浸漬ノズルを準備するとともに、本発明と比較される連続鋳造用浸漬ノズルとして、下記の表2に示す比較例1〜4の浸漬ノズルを準備した。実施例1〜10においては、内孔12の断面形状の扁平率fが0.17以上となっており、吐出孔18の上壁18aにおける角度θは7°以上65以下となっている。また、実施例1〜10においては、内孔12の下端側12cの断面形状を表す線が曲線となっており、吐出孔18の上壁18aの断面形状を表す線が直線となっている。一方、比較例1〜4の各々は、少なくともいずれか1つの要件が本発明の実施形態の要件を満たしていない。具体的には、比較例1においては、内孔12の断面形状の扁平率fが0で、内孔12の下端側12cの断面形状を表す線が直線となっている。また、比較例2においては、内孔12の下端側12cの断面形状を表す線が直線となっている。また、比較例3においては、吐出孔18の上壁18aにおける角度θが5°となっており、比較例4においては、その角度θが67°となっている。
<数値解析について>
数値流体力学計算による数値解析では、CHAM−Japan社製の流体解析ソフトウェア「PHOENICS」を使用した。数値解析に用いたパラメータは以下のとおりである。
・計算セル数:約40万(モデルにより変動)
・流体:溶鋼(1560℃、密度7.08g/cm3)
・モールドサイズ:260mm×1500mm
・鋳造速度:1.6m/min
・浸漬ノズル外径:150mm
・浸漬ノズル内径:80mm
・吐出孔の開口サイズ:縦70mm、横80mm
・吐出孔の角度:下向き15°
内孔12の断面形状の扁平率f=0の場合の乱流エネルギー値を基準とし、この基準と同程度または基準よりも増加した場合を「大」、基準から10以上20%未満減少した場合を「中」、基準から20以上50%未満減少した場合を「小」、基準から50%以上減少した場合を「極小」とした。そして、乱流エネルギーの評価が「中」、「小」または「極小」であれば、扁平率f=0の場合よりも有効であると判定し、「大」であれば、扁平率f=0の場合よりも不適当であると判定した。
吐出孔の上部において溶鋼の流れが、浸漬ノズルの外側から内側へと向かう流れ、すなわち吸い込み流となった場合を「×」とし、内側から外側へと流れ、すなわち吐出流となった場合を「◎」、吐出流でも吸い込み流でもない場合を「○」とした。
ノズル本体の内孔を通過した溶鋼は吐出孔から斜め下向きに吐出して鋳型の短辺側の壁に衝突するが、そのときの溶鋼衝突位置が湯面から所定量以上下方になると、たとえば、鋳型内で凝固シェルの生成が阻害されるおそれがある。そこで、溶鋼流の吐出方向については、溶鋼衝突位置が湯面から700mm以内の範囲内であれば「○」すなわち適正とし、湯面から700mmを超えた下方であれば「×」すなわち不適とした。
実施例1〜10はいずれも乱流エネルギーが「中」以下であり、吐出孔上部の吸い込みはみられず、溶鋼流の吐出方向も適正であった。
これに対し、比較例1は、乱流エネルギーが大きく、吐出孔上部の吸い込みが見られた。また、比較例2および比較例3は、吐出孔上部の吸い込みが見られた。また、比較例4は、乱流エネルギーが「極小」で、吐出孔上部の吸い込みも見られなかったが、溶鋼流の吐出方向が不適であった。
Claims (5)
- ノズル中心軸に沿って延在する内孔を有する円筒状のノズル本体を備え、前記ノズル本体の側壁部には前記内孔に連通する2つの吐出孔が形成され、前記内孔の上端は前記ノズル本体の上端で開口してなる連続鋳造用浸漬ノズルにおいて、
前記内孔の下端側は、前記ノズル本体の溶鋼浸漬部において、前記内孔の大きさが前記吐出孔の上壁に向かって漸次拡大しており、
前記2つの吐出孔の開口中心を通る吐出軸と前記ノズル中心軸とに平行な面に沿って前記ノズル本体を断面したときのノズル断面形状を表す線のうち、前記内孔の大きさが漸次拡大する前記内孔の下端側の断面形状を表す線が曲線であり、前記吐出孔の上壁の断面形状を表す線が直線である
ことを特徴とする連続鋳造用浸漬ノズル。 - 前記内孔の下端側の断面形状を表す前記曲線の曲率は、前記吐出孔に近づくにしたがって増加している
請求項1に記載の連続鋳造用浸漬ノズル。 - 前記吐出孔の上壁の断面形状を表す前記直線と前記ノズル中心軸に直交する仮想水平面とのなす角度は、7°以上65°以下である
請求項1または2に記載の連続鋳造用浸漬ノズル。 - 前記吐出孔の直上で前記ノズル中心軸と直交する方向に前記ノズル本体を断面したときの前記内孔の断面形状が扁平な形状であり、前記内孔の断面形状の長径を2a、前記内孔の断面形状の短径を2b、前記内孔の断面形状の扁平率をf=1−(b/a)としたときに、前記扁平率fが0.17以上である
請求項1〜3のいずれか一項に記載の連続鋳造用浸漬ノズル。 - 前記吐出孔の水平方向の開口寸法は、前記吐出孔の直上における前記内孔の断面形状の短径よりも大きい
請求項1〜4のいずれか一項に記載の連続鋳造用浸漬ノズル。
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