JP2020150848A - 経口組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、注意力又は判断力の低下を改善することができる新たな経口組成物を提供することを目的とする。【解決手段】(A)フェルラ酸及び/又はその薬学的に許容される塩、(B)クルクミノイド、並びに(C)グリセロリン脂質を含有することを特徴とする経口組成物は、摂取により、注意力又は判断力を改善することができる。【選択図】なし

Description

本発明は、注意力又は判断力改善用経口組成物に関する。具体的には、本発明は、中高齢者が自覚する注意力の低下又は判断力の低下を改善するための経口組成物に関する。
作業、学習、運動等の日常行為において、注意力や判断力といった心理機能は重要な役割を果たしている。このような心理機能の向上や改善は、若齢層から中高齢層の幅広い世代で求められている。例えば若齢者においては、当該心理機能を向上させることによって、勉強、仕事、スポーツ等の能力向上が期待できる。また、中高齢者においては、当該心理機能が低下する傾向にあるため、その改善によって、日常生活の質の向上が期待できる。
心理機能を司る脳はエネルギー消費量の多い器官であり、その唯一のエネルギー源はグルコースである。従って、グルコースの補給は、脳を活性化し、ひいては注意力や判断力といった心理機能に対して有利に作用すると考えられている。しかしながら、脳はエネルギーを貯蔵することができず、摂取されたグルコースは一時的に血糖値を上げるだけで持続性は低い。
このため、心理機能に対して有利な作用を及ぼすことを目的とした経口組成物が提案されている。例えば、特許文献1には、テアニンを含有することを特徴とする精神集中向上用組成物が、作業時や学習時等における種々の要因からくる心理的影響および/または身体的影響、もしくは運動時における、主として緊張や萎縮、集中力の低下や欠如、精神的疲労の蓄積等の心因性運動機能失調における心理的影響を抑制できることが記載されている。また、特許文献2には、シトルリンまたはその塩を有効成分として含有する、脳疲労改善用経口剤が、脳内アルギニン濃度を高め、集中力低下や注意力低下等の脳疲労を改善できることが記載されている。
ところで、フェルラ酸は、植物の細胞壁に多く含まれるポリフェノールであり、高い抗酸化作用や、血圧及び血糖値の上昇を緩和する作用を有することが知られている。クルクミノイドは、ターメリックに含まれるポリフェノールであり、抗炎症作用、抗菌作用、抗酸化作用等を有することが知られている。グリセロリン脂質は、細胞膜の主要な構成成分であり、血中脂質改善作用や肝臓の脂質合成抑制による肝機能改善作用等を有することが知られている。しかしながら、これらの成分が、注意力や判断力に与える影響についてはこれまで報告されていない。
国際公開第2002/089786号パンフレット 特開2016−121194号公報
特許文献1の経口組成物は若年者の集中力の向上を確認しており、特許文献2の経口組成物はモデルマウスにおけるアルギニン上昇を確認している。しかしながら、これらの経口組成物について、中高齢者によくみられる注意力や判断力の低下に対する効果は検証されていない。
注意力や判断力は年齢と共に低下する傾向があり、特に中高齢者でその低下を自覚しやすくなる。認知症等の認知障害(疾病)とは異なり、健常人の中高齢者が注意力や判断力の衰えを気にする程度の状態は問題とされにくいため、そのような状態に対しては、運動、趣味、社会活動の推奨といった対処法にとどまることがほとんどである。しかしながら、中高齢者の人口割合の上昇と共にその生活や社会活動の充足が求められている昨今においては、注意力や判断力の低下改善に対する要請はますます増大している。
本発明は、上記現状に鑑みて、注意力又は判断力の低下を改善することができる新たな経口組成物を提供することを課題とする。
本発明者が鋭意検討を行ったところ、これまで注意力や判断力の低下に対する効果が知られていなかった、フェルラ酸及び/又はその薬学的に許容される塩、クルクミノイド、並びにグリセロリン脂質を組み合わせることによって、注意力や判断力の低下を改善できることを見出した。
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. (A)フェルラ酸及び/又はその薬学的に許容される塩、(B)クルクミノイド、並びに(C)グリセロリン脂質を含有することを特徴とする、注意力又は判断力改善用経口組成物。
項2. 前記(C)グリセロリン脂質が、ホスファチジルセリン、及びホスファチジルコリンからなる群より選択される少なくとも一種である、項1に記載の経口組成物。
項3. 前記(A)成分1重量部に対し、前記(B)成分0.1〜1重量部を含有する項1又は2に記載の経口組成物。
項4. 前記(A)成分1重量部に対し、前記(C)成分0.1〜1重量部を含有する項1〜3のいずれかに記載の経口組成物。
項5. 中高齢者に対して適用される、項1〜4のいずれかに記載の経口組成物。
項6. 飲食品である、項1〜5のいずれかに記載の経口組成物。
本発明の経口組成物によると、注意力又は判断力の低下を改善することができる。特に、本発明の経口組成物によると、注意力又は判断力の低下を自覚しやすい中高齢者に対して、注意力又は判断力の低下を改善することができる。
試験例で得られた、本発明の経口組成物の摂取による注意力及び判断力の向上結果を示す。 試験例で得られた、本発明の経口組成物の摂取による注意力及び判断力の向上結果を示す。
本発明の経口組成物は、(A)フェルラ酸及び/又はその薬学的に許容される塩(以下、(A)成分と表記することもある)、(B)クルクミノイド、並びに(C)グリセロリン脂質を含有し、注意力又は判断力改善用に用いられることを特徴とする。以下、本発明の経口組成物について詳述する。
経口組成物
本発明の経口組成物は、(A)フェルラ酸及び/又はその薬学的に許容される塩、(B)クルクミノイド、並びに(C)グリセロリン脂質を含有する。
(A)フェルラ酸及び/又はその薬学的に許容される塩
本発明で用いるフェルラ酸(4−ヒドロキシ−3−メトキシ桂皮酸)は下記式で表される桂皮酸の誘導体である。
フェルラ酸の塩としては、薬学的に許容される塩であれば特に限定されないが、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩;アンモニウム塩;アルギニン、リジン、ヒスチジン、オルニチン等の塩基性アミノ酸塩;モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩等のアミン塩等が挙げられる。これらの塩は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
また、フェルラ酸、及び、フェルラ酸の塩は、それぞれ1種単独で使用してもよいし、フェルラ酸とフェルラ酸の塩を組み合わせて使用してもよい。
フェルラ酸又はその塩としては、特に制限はなく、化学合成したものを用いてもよく、天然物由来の材料から抽出や精製等したものであってもよい。また、試薬として市販されているものをフェルラ酸として用いてもよい。
フェルラ酸又はその塩を天然物由来の材料から抽出や精製等して製造する方法としては、特に限定されず、天然物由来の材料から公知の方法で抽出、精製等する方法が挙げられる。フェルラ酸を抽出するための天然物由来の材料としては、例えば、コーヒー、タマネギ、ダイコン、レモン、センキュウ、トウキ、マツ、オウレン、アギ、カンショ、トウモロコシ、大麦、小麦、コメ等が挙げられる。
フェルラ酸の市販品としては、例えば、フェルラ酸(築野食品工業社製)、フェルラ酸(オリザ油化社製)、フェルラ酸(Combi−Blocks社製)等を挙げることができる。
本発明の経口組成物における(A)成分の含有量としては、特に限定されないが、例えば、0.001〜45重量%、好ましくは0.005〜45重量%、より好ましくは0.01〜45重量%が挙げられる。より具体的には、本発明の経口組成物が固形状である場合、1〜45重量%、好ましくは5〜45重量%、より好ましくは10〜45重量%が挙げられる。また、本発明の経口組成物が液状である場合、(A)成分の含有量としては、0.001〜2重量%、好ましくは0.005〜2重量%、より好ましくは0.01〜2重量%が挙げられる。
(B)クルクミノイド
クルクミノイドは、ウコン(ショウガ科ウコン、学名Curcuma longa)の根茎に含まれるポリフェノールの一種であり、クルクミンおよびその類縁体である。本発明におけるクルクミノイドの具体例としては、クルクミン、デメトキシクルクミン、ビスデメトキシクルクミン、ジヒドロクルクミン、ジヒドロデメトキシクルクミン、ジヒドロビスデメトキシクルクミン、テトラヒドロクルクミン、テトラヒドロデメトキシクルクミン、テトラヒドロビスデメトキシクルクミン、ジヒドロキシテトラヒドロクルクミン、ジ−O−デメチルクルクミン、O−デメチルデメトキシクルクミンなどが挙げられる。なかでも、注意力又は判断力の改善効果をより向上できる点でクルクミン、デメトキシクルクミン、ビスデメトキシクルクミンが好ましい。クルクミノイドは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
クルクミノイドは、精製品、又は粗精製品であってもよいし、抽出物や他の成分と複合体を形成しているものであってもよく、市販されているものを使用することができる。
クルクミノイドの抽出物としては、例えば、ウコンの根茎の乾燥品(ウコン粉末)からエタノール若しくはプロピレングリコール、ヘキサンまたはアセトンで抽出して調製されるクルクミン等が挙げられる。また、精製品又は粗精製品としては、例えば、前記抽出物を、更にウコン粉末に由来する苦味や辛み、ウコン臭が低減若しくは除去される程度に精製されたクルクミン等が挙げられる。クルクミノイドの市販品としては、例えば、ウコン乾燥エキスF(丸善製薬社製)、ロングヴィーダ(オムニカ社製)、メリーバ(インデナジャパン社製)、セラクルミン(セラバリューズ社製)等が挙げられる。
本発明の経口組成物における(B)成分の含有量としては、特に限定されないが、例えば、0.0001〜50重量%、好ましくは0.0005〜50重量%、より好ましくは0.001〜15重量%が挙げられる。より具体的には、本発明の経口組成物が固形状である場合、0.1〜50重量%、好ましくは0.5〜50重量%、より好ましくは1〜15重量%が挙げられる。また、本発明の経口組成物が液状である場合、(B)成分の含有量としては、0.0001〜2重量%、好ましくは0.0005〜2重量%、より好ましくは0.001〜2重量%が挙げられる。
本発明の経口組成物における前記(A)成分と前記(B)成分の重量比としては、特に限定されないが、注意力又は判断力の改善効果がより向上し得る点で、例えば、前記(A)成分1重量部に対し、前記(B)成分が0.1〜1重量部、好ましくは0.1〜0.5重量部、より好ましくは0.1〜0.25重量部が挙げられる。
(C)グリセロリン脂質
本発明で使用されるグリセロリン脂質としては、例えば、ホスファチジルコリン、リゾホスファチジルコリン、ホスファチジルセリン、リゾホスファチジルセリン、ホスファチジルエタノールアミン、リゾホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルイノシトール、リゾホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸、リゾホスファチジン酸、ホスファチジルグリセロール及びリゾホスファチジルグリセロールなどが挙げられる。これらの中でも、本発明の経口組成物による注意力又は判断力の改善効果がより向上する点で、ホスファチジルセリン、及びホスファチジルコリンからなる群より選択される少なくとも一種が好ましく、ホスファチジルセリンがより好ましい。
本発明に用いられるグリセロリン脂質を構成する脂肪酸としては、飽和脂肪酸でもあってもよく、不飽和脂肪酸であってもよいが、不飽和脂肪酸であることが好ましい。
本発明に用いられるエステル型グリセロリン脂質を構成する脂肪酸の炭素数としては、特に限定されないが、例えば、4〜30、好ましくは10〜30が挙げられる。
炭素数4〜30の不飽和脂肪酸としては、具体的には例えば、クロトン酸、イソクロトン酸等のブテン酸;ペンテン酸、ヘキセン酸、ヘプテン酸、オクテン酸、ノネン酸、デセン酸、ウンデセン酸;ラウロレイン酸等のドデセン酸、トリデセン酸;ミリストレイン酸、ミリステライジン酸等のテトラデセン酸;ペンタデセン酸;パルミトレイン酸、パルミテライジン酸等のヘキサデセン酸;ヘプタデセン酸;ペトロセリン酸、ペトロセライジン酸、オレイン酸、エライジン酸、バクセン酸等のオクタデセン酸;ノナデセン酸;ガドレイン酸、ゴンドレン酸等のエイコセン酸;エルカ酸、ブラッシジン酸、セトレイン酸等のドコセン酸;ネルボン酸等のテトラコセン酸;ヘキサコセン酸、オクタコセン酸、トリアコンテン酸、ペンタジエン酸、ソルビン酸等のヘキサジエン酸、ペプタジエン酸、オクタジエン酸、ノナジエン酸、デカジエン酸、ウンデカジエン酸、ドデカジエン酸、トリデカジエン酸、テトラデカジエン酸、ペンタデカジエン酸、ヘキサデカジエン酸、ヘプタデカジエン酸;リノール酸、リノエライジン酸等のオクタデカジエン酸;エイコサジエン酸、ドコサジエン酸、テトラコサジエン酸、ヘキサコサジエン酸、オクタコサジエン酸、トリアコンタジエン酸、ヘキサデカトリエン酸;α−リノレン酸、γ−リノレン酸等のオクタデカトリエン酸;ジホモ−γ−リノレン酸、ミード酸等のエイコサトリエン酸;ドコサトリエン酸、テトラコサトリエン酸、ヘキサコサトリエン酸、オクタコサトリエン酸、トリアコンタトリエン酸、ステアリドン酸等のオクタデカテトラエン酸、アラキドン酸等のエイコサテトラエン酸、アドレン酸等のドコサテトラエン酸、テトラコサテトラエン酸、ヘキサコサテトラエン酸、オクタコサテトラエン酸、トリアコンタテトラエン酸、エイコサペンタエン酸、クルパドノン酸等のドコサペンタエン酸、テトラコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、ニシン酸等のテトラコサヘキサエン酸、等が挙げられる。
上記に示した不飽和脂肪酸以外にも、ルメン酸、カレンジン酸、ジャカリン酸、エレオステアリン酸、カタルピン酸、プニカ酸、ルメレン酸等の共役脂肪酸;リシノレイン酸、リシネライジン酸、ジモルフェコリン酸等の水酸化不飽和脂肪酸;ベモリン酸等のエポキシ脂肪酸、ウロフラン酸等のフラノイド脂肪酸、ミコリン酸等の高分子量の分岐鎖不飽和脂肪酸、その他メトキシ不飽和脂肪酸や環状不飽和脂肪酸等も挙げられる。
グリセロリン脂質は、精製品又は粗精製品であってもよいし、抽出物であってもよく、市販されているものを使用することができる。グリセロリン脂質の抽出物としては、グリセロリン脂質を含む素材から水や有機溶媒で抽出したものが挙げられる。前記素材としては、例えば、大豆、菜種などの植物素材、卵黄などの動物素材、菌類や細菌類素材などが挙げられる。グリセロリン脂質の精製品又は粗精製品としては、前記の抽出物を更に精製や化学処理やホスホリパーゼなど酵素処理等をしたものが挙げられる。グリセロリン脂質の市販品としては、例えばニチユPS50及びニチユPS30(日油社製)、リパミンPS(DKSHジャパン社製)、卵黄レシチンLPL−20W(キユーピー社製)、L−α−ホスファチジルコリン(ナカライテスク社製)が挙げられる。
本発明の経口組成物における(C)成分の含有量としては、特に限定されないが、例えば、0.0001〜50重量%、好ましくは0.0005〜22.5重量%、より好ましくは0.001〜20重量%が挙げられる。より具体的には、本発明の経口組成物が固形状である場合、0.1〜50重量%、好ましくは1〜22.5重量%、より好ましくは1〜20重量%が挙げられる。また、本発明の経口組成物が液状である場合、(C)成分の含有量としては、0.0001〜5重量%、好ましくは0.0005〜2重量%、より好ましくは0.001〜2重量%が挙げられる。
本発明の経口組成物における前記(A)成分と前記(C)成分の重量比としては、特に限定されないが、注意力又は判断力の改善効果がより向上し得る点で、例えば、前記(A)成分1重量部に対し、前記(C)成分が0.1〜1重量部、好ましくは0.1〜0.5重量部、より好ましくは0.1〜0.25重量部が挙げられる。
他の含有成分
本発明の経口組成物は、前記(A)〜(C)成分の他に、必要に応じて、他の栄養成分や薬理成分を含有していてもよい。このような栄養成分や薬理成分としては、飲食品や医薬品に使用可能なものであれば特に制限されないが、例えば、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、リコペン等のビタミン類;塩酸ベタイン、塩化カルニチン、塩化ベタネコール等の健胃剤;カルシウム、イオウ、マグネシウム、亜鉛、セレン、鉄等のミネラル類;大豆タンパク、卵白粉末、乳清タンパク等のタンパク質;グリシン、アラニン、アルギニン、アスパラギン酸、シスチン、フェニルアラニン、タウリン、トリプトファン等のアミノ酸;リノール酸、γ−リノレン酸、α−リノレン酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸等の脂肪酸類;カラメル色素、クチナシ色素、アントシアニン色素、アナトー色素、パプリカ色素、紅花色素、紅麹色素、フラボノイド色素、コチニール色素、アマランス、エリスロシン、アルラレッドAC、ニューコクシン、フロキシン、ローズベンガル、アシッドレッド、タートラジン、サンセットイエローFCF、ファストグリーンFCF、ブリリアントブルーFCF、インジゴカルミン等の色素;各種フルーツのフレーバーやエッセンス等の香料;クエン酸及びその塩、リンゴ酸及びその塩、酒石酸及びその塩、酢酸及びその塩、乳酸及びその塩、食塩、グルタミン酸及びその塩、みりん、食酢、天然果汁、植物抽出エキス、果実・海産物等の裁断物又は粉末化物等の調味剤;アガリクス、シイタケエキス、レイシ、ヤマブシタケ等のキノコ類又はそのエキス;食物繊維、ローヤルゼリー、プロポリス、ハチミツ、コンドロイチン硫酸、グルコサミン、セラミド、ヒアルロン酸等のその他機能性素材等が挙げられる。これらの添加成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。また、これらの添加成分の含有量については、使用する添加成分の種類や経口組成物の用途等に応じて適宜設定される。
更に、本発明の経口組成物は、所望の製剤形態に調製するために、必要に応じて、基剤や添加剤等が含まれていてもよい。このような基剤及び添加剤としては、食品や医薬品に使用可能なものであれば特に制限されないが、例えば、水、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、高級アルコール類、エステル類、水溶性高分子、界面活性剤、金属石鹸、低級アルコール類、多価アルコール、pH調整剤、緩衝剤、酸化防止剤、紫外線防止剤、防腐剤、香料、粉体、増粘剤、色素、キレート剤等が挙げられる。これらの添加成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。また、これらの基剤や添加剤の含有量については、使用する添加成分の種類や経口組成物の用途等に応じて適宜設定される。
用途
本発明の経口組成物は、注意力又は判断力に対して改善効果を奏するため、認知症等の認知障害(疾病)ではない、注意力又は判断力の低下の予防、若しくは、低下した注意力又は判断力の改善目的で用いることができる。特に、注意力又は判断力の低下を自覚する健常人、具体的には中高齢健常人、より具体的には50歳以上の健常人に対して、低下した注意力又は判断力の改善の目的で好適に用いることができる。注意力とは、知覚できる事項や物事に対し精神を集中する能力をいい、より具体的には、知覚される情報と共に当該情報に干渉する情報を共存させた場合に、特定の事項や物事を選択しそれに精神を集中する選択的注意力、及び、知覚できる事項や物事に対して精神の集中を持続させる持続性注意力が挙げられる。判断力とは、知覚した事項や物事を情報処理する能力をいい、より具体的には、知覚した事項や物事の情報からその内容を正確に把握し、把握した事項や物事の情報から次にすべき行動を決定する能力が挙げられる。
剤型・製剤形態
本発明の経口組成物の剤型については、経口摂取が可能であることを限度として特に制限されず、固体状、半固体状、又は液体状のいずれであってもよく、該経口組成物の種類や用途に応じて適宜設定すればよい。
本発明の経口組成物の製剤形態については、経口摂取が可能であることを限度として特に制限されないが、好ましくは飲食品が挙げられる。
本発明の経口組成物を飲食品の製剤形態にする場合、前記(A)〜(C)成分を、そのまま又は他の食品素材や添加成分と組み合わせて所望の形態に調製すればよい。このような飲食品としては、一般の飲食品の他、特定保健用食品、栄養補助食品、機能性表示食品、病者用食品等が挙げられ、好ましくは機能性表示食品が挙げられる。これらの飲食品の形態として、特に制限されないが、具体的にはカプセル剤(ソフトカプセル剤、ハードカプセル剤)、錠剤、顆粒剤、粉剤、ゼリー剤等のサプリメント;栄養ドリンク、果汁飲料、炭酸飲料、乳酸飲料等の飲料;団子、アイス、シャーベット、グミ、キャンディー等の嗜好品等が例示される。これらの飲食品の中でも、好ましくはサプリメント、より好ましくはカプセル剤、錠剤、顆粒剤、粉剤、更に好ましくはソフトカプセル剤、錠剤、特に好ましくは錠剤が挙げられる。
本発明の経口組成物の摂取量については、特に限定されず、前記経口組成物の製剤形態、用途、(A)〜(C)成分の含有量等に応じて適宜設定されるが、例えば、成人の場合、(A)成分に換算して、1日あたり10mg〜2g、好ましくは100mg〜1gである。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明は、これらの例によって何ら限定されるものではない。
試験例:注意力及び判断力の試験
(1)経口組成物の調製
常法に従い、表1に示す成分を、混合、造粒、二次混合、及び打錠し、経口組成物(タブレット;以下において「アクティブ」と記載する。)を調製した。なお、表1に示す各成分の量は、タブレット3錠当たりの量である。また、表1における各成分の詳細は以下の通りである。
フェルラ酸:商品名「フェルラ酸」(築野食品工業社製)
クルクミン含有ウコン色素:商品名「ロングヴィーダ」(オムニカ社製)
ホスファチジルセリン含有リン脂質:商品名「ニチユPS30」(日油社製)
一方、表1に示す成分のうち、フェルラ酸、クルクミン含有ウコン色素、及びホスファチジルセリン含有リン脂質を、セルロースに置き換えて同様に経口組成物(タブレット;以下において「プラセボ」と記載する。)を調製した。
(2)試験対象の選定
年齢が50歳以上で、注意力及び判断力の低下を自覚する健常な日本人男女を対象とし、以下の除外基準に抵触しない者21人を試験対象として選択した。
1.色の識別が困難な者
2.視力が低い為、試験の実施に困難をきたす者
3.聴力が低い為、試験の実施に困難をきたす者
4.脳神経系疾患の既往がある者
5.認知機能に関する治療を行っている者
6.うつ症状がある、又はうつ病と診断されたことがある者
7.認知症またはMCIと医師により判断された者
8.ホルモン治療中、又は医師により更年期障害と診断を受けた者
9.手首や腕に、疼痛や疾患(腱鞘炎など)を有する者
10.夜間勤務などにより、試験期間中に生活が不規則になることが複数回ある者
11.アルコールを多量に摂取する者(1日平均摂取量が純アルコールで60gを超える者)
12.喫煙している者、又は喫煙経験者で禁煙期間が1年以内の者
13.1年以内に本試験内容を実施したことがある者
14.試験評価項目に影響を及ぼす可能性がある成分を含む、医薬品、健康食品、特定保健用食品、機能性表示食品を週1回以上継続的に摂取している者
15.3ヶ月以内に全血200mL〜400mLの献血又は輸血を行った者
16.1ヶ月以内に他の臨床試験に参加した者、又は、本試験期間中に他の臨床試験への参加を予定している者
17.常時投薬が必要な疾患がある者、投薬治療を必要とした重篤な疾患既往歴(悪性腫瘍、糖尿病、肝疾患(肝炎)、腎疾患、心疾患など)を有する者
18.事前検査において、臨床検査値、身体測定値、理学検査値から、試験責任医師が被験者として不適当と判断する者
19.経口組成物成分に対しアレルギー発症のおそれがある者
20.妊娠中、授乳中、又は試験期間中に妊娠または授乳を予定している者
21.生活習慣アンケートの回答から、被験者として不適当と判断される者
22.その他、試験責任医師が被験者として不適当と判断した者
(3)統計的解析
群間比較にはスチューデントのt検定(男性/女性比較のみχ2検定)を用いた。群内比較には対応のあるt検定を用いて解析した.統計解析ソフトはIBM SPSS 23 statistics for windows(IBM社)、またはMicrosoft Excel 2010(マイクロソフト社)を用い、検定の有意水準はすべて両側検定で5%未満とした.
(4)試験デザイン
経口組成物摂取期間を12週間とする、無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間試験を行った。盲検化の対象は、被験者および試験実施者等の試験実施に関与した全ての者とした。具体的には、試験実施に関与しない割付担当者により、乱数を用いて作成された割付表(割付表は割付担当者が封緘し、割付表開封時まで密封保管したもの)に基づき、被験者21人を無作為にプラセボ群とアクティブ群に割付けた。
各群を構成する試験対象者の、年齢の平均値±標準偏差と、性別比と、それらの群間の有意確率(P値)とを、表2に示す。表2に示すとおり、プラセボ群の平均年齢は58.8±5.6歳(男性7名、女性4名)、アクティブ群の平均年齢は61.0±6.1歳(男性6名、女性4名)であった。年齢、性別はいずれも群間で不均衡は見られなかった。
各被験者には割付けられたプラセボ又はアクティブの経口組成物を1日1回3錠、食後に水またはぬるま湯とともに12週間連日摂取させ、摂取前と摂取後(12週間後)とにおいて、後述(5)及び(6)の注意力及び判断力の検査を行った。
(5)注意力及び判断力の検査−1
言語情報及び色覚情報の2つの異なる情報が互いに干渉し合う状態で示した検査表を用意した。具体的には、特定の色Aを表す語を当該特定の色Aとは異なる色Bで表示した文字と、その文字の横に配置された、当該特定の色Aと当該異なる色Bとの両方を含む合計5色の異なる色の色見本とのセット(例えば、「くろ」を緑色で表示した文字と、その文字の横に配置された、黒色、緑色、青色、黄色、赤色(順不同)の色見本とのセット)を1項目とし、様々な色を表す語について合計100セットつまり100項目を羅列した検査表を用意した。この検査表を用い、試験対象に、各項目において、5色の色見本の中から、文字が意味する特定の色Aと合致する色見本を選択することで回答させた。60秒以内に回答したもののうち、正答項目数を評価した。この検査により、言語情報及び色覚情報の2つの異なる情報が同時に脳に入ったとき、互いに干渉しあう現象を生じさせることで、干渉に抗って選択すべき情報に注意を向ける選択的注意力と、情報を処理し物事を正確に判断する判断力とを評価することができる。
摂取前における正答項目数と摂取後(12週間後)における正答項目数との差(変化量)を算出し、当該変化量について、プラセボ群とアクティブ群とで比較した。結果を表3及び図1に示す。表3及び図1から明らかなとおり、アクティブ群において、有意に注意力及び判断力が向上したことが分かった。
(5)注意力及び判断力の検査−2
縦一列に等間隔で25個の穴が横2列(穴の総数:50個)で設けられた板部材と、当該穴の内径に対応した太さを有するピンとを含む検査キットを用意した。板部材には、2列穴の上部に、横並びに2個の凹部が設けられており、それぞれの凹部にピンが収容されている。この検査キットを用い、検査対象に、両手で同時に凹部からピンを拾い、上の穴から順番に、左右穴に同時にピンを刺す作業を行わせた。30秒間の間に正確に左右穴に刺せたピンのペア数を達成数として評価した。この検査により、一つの作業を集中して持続させる持続性注意力と、自身の状態を把握し次にすべき行動を判断する判断力とを評価することができる。
摂取前における達成数と摂取後(12週間後)における達成数との差(変化量)を算出し、当該変化量について、プラセボ群とアクティブ群とで比較した。結果を表4及び図2に示す。表4及び図2から明らかなとおり、アクティブ群において、有意に注意力及び判断力が向上したことが分かった。

Claims (6)

  1. (A)フェルラ酸及び/又はその薬学的に許容される塩、
    (B)クルクミノイド、並びに
    (C)グリセロリン脂質
    を含有することを特徴とする、注意力又は判断力改善用経口組成物。
  2. 前記(C)グリセロリン脂質が、ホスファチジルセリン、及びホスファチジルコリンからなる群より選択される少なくとも一種である、請求項1に記載の経口組成物。
  3. 前記(A)成分1重量部に対し、前記(B)成分0.1〜1重量部を含有する請求項1又は2に記載の経口組成物。
  4. 前記(A)成分1重量部に対し、前記(C)成分0.1〜1重量部を含有する請求項1〜3のいずれかに記載の経口組成物。
  5. 中高齢者に対して適用される、請求項1〜4のいずれかに記載の経口組成物。
  6. 飲食品である、請求項1〜5のいずれかに記載の経口組成物。
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