JP2020150638A - インバータ内蔵電動機及び電動圧縮機 - Google Patents

インバータ内蔵電動機及び電動圧縮機 Download PDF

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卓也 松尾
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Abstract

【課題】作業者がケースからカバーを取り外す前にインバータが有する電荷を放電させることができる。その結果、ケースからカバーを取り外す作業を行う作業者の安全性をより向上させることができるインバータ内蔵電動機及び電動圧縮機を提供する。【解決手段】インバータ内蔵電動機10は、電動機40と、電動機40を内包するハウジング3と、電動機40と電気的に接続され、電動機40の駆動を制御するインバータ30と、ハウジング3に固定され、かつ、インバータ30を内包するケース12と、ケース12に固定され、インバータ30を覆うカバー11とを備える。インバータ内蔵電動機10では、カバー11は、ケース12側からケース12を貫通する、少なくとも1本のカバー固定ボルト91でケース12に固定され、ケース12は、カバー11側からケース12を貫通する、少なくとも1本のケース固定ボルト92で第2ハウジング10bに固定される。【選択図】図3A

Description

本開示は、インバータ内蔵電動機及び電動圧縮機に関する。
従来の電動機として特許文献1には、インターロック機構を収容した端子ボックスを閉じる蓋と、蓋の外側から蓋を端子ボックスに固定するボルトと、第1コネクタと連結された状態においてボルトを外側から覆う第2コネクタとを備える電動機が開示されている。
特開2013−198305号公報
従来の電動機では、端子ボックスの一例であるケースから蓋であるカバーを作業者が取り外した場合、インターロック機構により電動機への給電を停止されている。しかし、このような電動機を、インバータを内蔵する電動機に適用すると、例えばインバータに搭載されている、もしくは接続されている平滑コンデンサ等が放電するまでに時間がかかる場合がある。したがって、この放電期間にカバーがケースから外されると、インバータに高電圧が残存してしまう可能性がある。
そこで、作業者がケースからカバーを取り外す前にインバータが有する電荷を放電させることができるインバータ内蔵電動機及び電動圧縮機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示に係るインバータ内蔵電動機の一態様は、電動機と、前記電動機を内包するハウジングと、前記電動機と電気的に接続され、前記電動機の駆動を制御するインバータと、前記ハウジングに固定され、かつ、前記インバータを内包するケースと、前記ケースに固定され、前記インバータを覆うカバーとを備え、前記カバーは、前記ハウジング側から前記ケースを貫通する、少なくとも1本のカバー固定ボルトで前記ケースに固定され、前記ケースは、前記カバー側から前記ケースを貫通する、少なくとも1本のケース固定ボルトで前記ハウジングに固定される。
また、本開示に係る電動圧縮機の一態様は、インバータ内蔵電動機と、前記ハウジングに収容され、かつ、冷媒を圧縮する圧縮部とを備える。
本開示に係るインバータ内蔵電動機等は、作業者がケースからカバーを取り外す前にインバータが有する電荷を放電させることができる。
図1は、実施の形態に係る電動圧縮機を例示する模式図である。 図2は、実施の形態に係る電動圧縮機の一部を例示する分解斜視図である。 図3Aは、実施の形態に係る電動圧縮機の一部を例示する断面図である。 図3Bは、実施の形態に係る電動圧縮機の第1封止部材を拡大した部分拡大断面図である。 図4は、実施の形態に係る電動圧縮機のインバータ内蔵電動機を例示する平面図である。
本開示の一態様に係るインバータ内蔵電動機は、電動機と、前記電動機を内包するハウジングと、前記電動機と電気的に接続され、前記電動機の駆動を制御するインバータと、前記インバータを内包するケースと、前記ケースに固定され、前記インバータを覆うカバーとを備え、前記カバーは、前記ケース側から前記ケースを貫通する、少なくとも1本のカバー固定ボルトで前記ケースに固定され、前記ケースは、前記カバー側から前記ケースを貫通する、少なくとも1本のケース固定ボルトで前記ハウジングに固定される。
これによれば、全てのケース固定ボルトをインバータ内蔵電動機から取り外した後に、ケース及びカバーをハウジングから分離することができる。このときに、作業者は、カバー固定ボルトによって、カバーがケースに固定されていることを認識する。つまり、カバー固定ボルトは、全てのケース固定ボルトをインバータ内蔵電動機から取り外した後に、インバータ内蔵電動機から取り外すことができる。このため、作業者がカバーをケースから取り外すまでの時間を稼ぐことができる。
したがって、作業者がケースからカバーを取り外す前にインバータが有する電荷を放電させることができる。その結果、ケースからカバーを取り外す作業を行う作業者の安全性をより向上させることができる。
本開示の他の態様に係る電動圧縮機における、インバータ内蔵電動機と、前記ハウジングに収容され、かつ、冷媒を圧縮する圧縮部とを備える。
この場合においても、上述と同様の作用効果を奏する。
本開示の他の態様に係るインバータ内蔵電動機において、前記カバー固定ボルトは、前記カバーに形成された有底の締結穴に挿入されて締結される。
これによれば、カバー固定ボルトはカバー、ケース及びハウジングに隠されており、作業者は、全てのケース固定ボルトをインバータ内蔵電動機から取り外さないと、カバー固定ボルトの位置を認識することができない。このため、作業者がカバーをケースから取り外すまでの時間をより稼ぐことができる。
本開示の他の態様に係るインバータ内蔵電動機において、前記ケースには、外部電源からの電力を前記インバータに供給する第1コネクタが設けられ、前記第1コネクタは、前記ハウジングを避ける位置に配置され、前記ハウジングと前記第1コネクタとが重なる方向から視た場合に、少なくとも1本の前記カバー固定ボルトの頭部は、前記第1コネクタに覆われる。
これによれば、カバー固定ボルトの頭部は、第1コネクタに隠され、視認し難い位置に配置される。このため、作業者は、カバー固定ボルトの位置を認識し難くなる。その結果、作業者がカバーをケースから取り外すまでの時間をより稼ぐことができる。
本開示の他の態様に係るインバータ内蔵電動機において、少なくとも1本の前記カバー固定ボルトは、前記第1コネクタと前記インバータとの間に配置される。
これによれば、カバー固定ボルトは、第1コネクタの近傍に配置されることになるため、第1コネクタを例えば外部電源のコネクタから外さないと、作業者は、カバー固定ボルトが視認し難い。また、第1コネクタを外部電源のコネクタから外さないと、カバー固定ボルトを取り外す際の工具が外部電源のコネクタと接触したりすることで、カバー固定ボルトをケース及びカバーから取り外し難くなる。このため、作業者は、外部電源のコネクタから第1コネクタを取り外した後に、カバー固定ボルトをケース及びカバーから取り外す作業に取りかかる。このため、作業者の安全性をより向上させることができる。
本開示の他の態様に係るインバータ内蔵電動機において、前記カバーと前記ケースとの間には、第1封止部材が配置され、前記第1封止部材は、前記ケースに形成される環状の第1接続面と前記カバーに形成される環状の第2接続面とで挟まれ、かつ、前記カバー固定ボルト及び前記ケース固定ボルトが配置される位置よりも前記インバータ側に設けられる。
これによれば、インバータ側に第1封止部材があれば、第1封止部材は、カバー固定ボルト及びケース固定ボルトで囲まれた状態で前記ケースに押付けられるため、インバータ側とは反対側(カバー固定ボルト及びケース固定ボルトで囲まれた領域の外側)よりも、力強くケースに押付けられる。このため、第1封止部材は、ケースとカバーとによってより確実に潰されるため、第1接続面と第2接続面との間の封止性を高めることができる。
本開示の他の態様に係るインバータ内蔵電動機において、前記ケースと前記ハウジングとの間には、第2封止部材が配置され、前記第2封止部材は、前記ケースに形成される環状の第3接続面と前記ハウジングに形成される環状の第4接続面とで挟まれ、かつ、前記カバー固定ボルト及び前記ケース固定ボルトが配置される位置よりも前記インバータ側に設けられる。
これによれば、インバータ側に第2封止部材があれば、第2封止部材は、カバー固定ボルト及びケース固定ボルトで囲まれた状態で前記ケースに押付けられるため、インバータ側とは反対側(カバー固定ボルト及びケース固定ボルトで囲まれた領域の外側)よりも、力強くケースに押付けられる。このため、第2封止部材は、ケースとハウジングとによってより確実に潰されるため、第3接続面と第4接続面との間の封止性を高めることができる。
本開示の他の態様に係るインバータ内蔵電動機において、前記電動機と前記インバータとは、前記インバータから前記電動機に電力を供給するための第2コネクタによって電気的に接続され、前記第2コネクタは、前記ハウジングと前記ケースとの間に配置され、かつ、前記ケースの前記電動機側に設けられた接続口に電気的に接続される。
これによれば、全てのケース固定ボルトをインバータ内蔵電動機から取り外した後に、さらに、第2コネクタを接続口から外すことで、ケース及びカバーをハウジングから分離することができる。このため、第2コネクタを接続口から外さなければ、カバー固定ボルトをカバー及びケースから取り外し難くなる。その結果、作業者がカバーをケースから取り外すまでの時間をより稼ぐことができる。
本開示の他の態様に係るインバータ内蔵電動機における、前記カバー固定ボルトは、前記第3接続面側から前記カバー側に向けて前記ケースを貫通して、前記カバーに締結され、かつ、前記第3接続面を含む平面と交差していない。
これによれば、カバー固定ボルトは、第3接続面を含む平面から第4接続面に向けて突出していない。このため、カバー固定ボルトは、ハウジングの第4接続面と接触しない。その結果、第2封止部材は、ケースとハウジングとによってより確実に潰されるため、第3接続面と第4接続面との間の封止性を高めることができる。
以下では、本開示の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態等は、一例であり、本開示を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺等は必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
また、以下の実施の形態において、略平行等の表現を用いている。例えば、略平行は、完全に平行であることを意味するだけでなく、実質的に平行である、すなわち、例えば数%程度の誤差を含むことも意味する。また、略平行は、本開示による効果を奏し得る範囲において平行という意味である。他の「略」を用いた表現についても同様である。
(実施の形態)
[構成]
まずは、本実施の形態に係る電動圧縮機1の構成について説明する。
図1は、実施の形態に係る電動圧縮機1を例示する模式図である。
図1では、電動圧縮機1において、ケース12に対するカバー11の方向をX軸プラス方向と規定し、ケース12が膨出する方向をY軸プラス方向と規定し、X軸プラス方向及びY軸プラス方向と交差する方向をZ軸プラス方向と規定する。そして、図2以降の各図に示す各方向は、図1に示す各方向に対応させて表示する。
[電動圧縮機1]
図1に示すように、電動圧縮機1は、空調システム等に用いる圧縮機である。本実施の形態の電動圧縮機1は、スクロール型圧縮機であるが、これには限定されない。例えば、ベーン型圧縮機等であってもよい。
電動圧縮機1は、内蔵された電動機40の駆動力によって圧縮部50を駆動(例えば、可動スクロールを旋回)させることで、吸入口から導入された冷媒を圧縮し、圧縮された冷媒を吐出口から外部に排出する。吸入口からは、ここでは図示しない蒸発器を経た冷媒が導入される。電動圧縮機1は、ここでは図示しない凝縮器、膨張弁、及び、蒸発器を介して接続され、圧縮冷凍サイクルを構成している。この圧縮冷凍サイクルは、例えば、車両の室内の冷房又は暖房を行う冷暖房装置として用いられる。
図2は、実施の形態に係る電動圧縮機1の一部を例示する分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、電動圧縮機1は、第1ハウジング10aと、第2ハウジング10bと、カバー固定ボルト91と、ケース固定ボルト92と、第1封止部材21と、第2封止部材22と、制御部30と、電動機40と、圧縮部50とを備える。ハウジング3、制御部30、及び、電動機40がインバータ内蔵電動機10を構成する。なお、インバータ内蔵電動機10は、さらに、カバー固定ボルト91、ケース固定ボルト92、第1封止部材21、第2封止部材22を備えていてもよい。
<第1ハウジング10a及び第2ハウジング10b>
第1ハウジング10a及び第2ハウジング10bは、アルミニウム、鉄、銅等の金属材料で構成され、軸心Aに沿う円筒状である。第1ハウジング10a及び第2ハウジング10bは、その内部空間に、インバータ30を収容する制御室と、電動機40を収容する電動室と、圧縮部50を収容する圧縮室とを形成する。制御室と電動室との間は、ハウジング3の一部を構成する隔壁121によって仕切られる。
第1ハウジング10aは電動圧縮機1における制御室Kを画定し、第2ハウジング10bは電動圧縮機1における電動室及び圧縮室を画定する。第1ハウジング10aはハウジングの一例である。
第1ハウジング10aは、ケース12と、カバー11とを有する。
ケース12は、インバータ30を内包する。ケース12は、カバー11側からケース12を貫通する、少なくとも1本のケース固定ボルト92で第2ハウジング10bに固定される。
ケース12は、少なくともインバータ30の一部を構成する回路基板を収納する扁平な収容体である。ケース12は、平面視で、一部が外径方向(本実施の形態では鉛直上方向)に膨出した円形状の金属製である。
ケース12は、インバータ30を収容する際の底部となる金属製の隔壁121と、隔壁121に接続され、隔壁121の外周を囲む金属製の第1側壁122とを有する。
隔壁121には、インバータ30の一部を構成する回路基板を実装するための平面状の載置台が形成される。具体的には、回路基板31に実装されたスイッチング素子などの発熱部品(図示せず)が載置台に当接するようにして、回路基板31が載置台に実装される。隔壁121には、載置台の裏面に複数の放熱フィン(不図示)が形成される。載置台の裏面とは、隔壁121における圧縮室側の面である。
各々の放熱フィンは、載置台の裏面から電動機40に近づく方向(X軸マイナス方向)に突出し、載置台の裏面に沿って長尺である。インバータ30で発せられた熱は、隔壁121を通じて放熱フィンへ伝導する。
また、隔壁121には、インバータ30から電動機40に電力を供給するための第3コネクタ62と、車両等に搭載されるバッテリ等の外部電源装置からの電力インバータ30の回路基板に供給する第1コネクタ60aとが設けられる。
第3コネクタ62の一方の電極ピン(ここでは3つ)は、隔壁121における圧縮室側の面に設けられ、第3コネクタ62の他方の電極ピンは隔壁121における制御室K側の面に設けられる。つまり、第3コネクタ62は、その電極ピンが、図2に示すように、隔壁121と絶縁されつつ、隔壁121を貫通するように設けられる。圧縮室側の面に設けられる第3コネクタ62の一方の電極ピンは、第2コネクタ51に電気的に接続される。制御室K側の面に設けられる第3コネクタ62の他方の電極ピンは、インバータ30と電気的に接続される。
第2コネクタ51は、第2ハウジング10bとケース12との間に配置される、電動機40のコネクタである。
第1コネクタ60aは、第2ハウジング10bを避ける位置に配置される。具体的には、第1コネクタ60aは、ケース12の一部が外径方向(Y軸プラス方向)に膨出した部分に設けられる。第1コネクタ60aは、隔壁121における電動室側の面に設けられ、インバータ30と電気的に接続される。第1コネクタ60aは、第3コネクタ62よりもY軸プラス方向側に設けられる。
図3Aは、実施の形態に係る電動圧縮機1の一部を例示する断面図である。
図2及び図3Aに示すように、第1側壁122には、環状の第1接続面122aと、環状の第3接続面122bと、複数の固定部材90が挿通する複数の貫通孔125と、凹部124とが形成される。
第1接続面122aは、カバー11をケース12に固定する際に、カバー11と向かい合う側(X軸プラス方向側)の面であり、第1封止部材21を介してカバー11の第1接続面122aと向かい合う側の面である。第1接続面122aには、第1封止部材21が配置される。第1接続面122aの形状は、平面視で略円形状である。第1接続面122aは、封止性を高めるため、略平面を成している。
第3接続面122bは、ケース12を第2ハウジング10bに固定する際に、第2ハウジング10bと向かい合う側(X軸マイナス方向側)の面であり、第2封止部材22を介して第2ハウジング10bの第4接続面50bと向かい合う側の面である。第3接続面122bには、第2封止部材22が配置される。第3接続面122bの形状は、平面視で略円形状である。第3接続面122bは、封止性を高めるため、略平面を成している。
各々の貫通孔125は、各々の固定部材90が係合し、第1接続面122aから第3接続面122bまで貫通する。各々の貫通孔125には、カバー固定ボルト91が挿通される。
凹部124は、第3接続面122bに形成される。凹部124は、貫通孔125よりも大径の穴である。凹部124には、カバー固定ボルト91の頭部が収容される。凹部124の底部には、1つの貫通孔125が形成される。本実施の形態では、1つの凹部124が形成されているが、カバー固定ボルト91の数に合わせて形成されていてもよく、凹部124が1つ以上形成されていてもよい。
カバー11は、ケース12に取り付けられたインバータ30を覆うように、ボルト等の固定部材90によってケース12に固定される。カバー11は、第2ハウジング10b側からケース12を貫通する、少なくとも1本のカバー固定ボルト91でケース12に固定される。
カバー11は、ケース12と重なり合うことで制御室Kを形成する。カバー11は、平面視で略円形状の金属製であり、ケース12と同様の形状である。
カバー11は、インバータ30を覆う天板となる金属製の天壁111と、天壁111に接続され、天壁111の外周を囲む金属製の第2側壁112とを有する。
第2側壁112には、カバー11をケース12に固定する際に、第1封止部材21が配置される環状の第2接続面112aが形成される。第2接続面112aの形状は、平面視で略円形状であり、第1接続面122aと同様の形状である。第2接続面112aは、封止性を高めるため、略平面を成している。
また、第2側壁112には、1以上の固定部材90が挿通する1以上の貫通孔118と、1以上の固定部材90が挿入する1以上の締結穴119が形成される。
各々の貫通孔118は、ケース12の第1側壁122に形成される各々の貫通孔125と一対一で対応する。つまり、各々の貫通孔118と各々の貫通孔125とが重なり、固定部材90が挿通可能である。
各々の締結穴119は、第2接続面112aに形成される有底のネジ孔である。各々の締結穴119は、カバー固定ボルト91が挿入可能に、各々の凹部124及び各々の貫通孔125と重なる。各々の締結穴119は、カバー固定ボルト91と締結する。各々の締結穴119は、電動圧縮機1の外側からその位置を認識できない。
第2ハウジング10bは、電動機40及び圧縮部50を内包する筒体である。また、第2ハウジング10bは、その内部空間に、電動機40を収容する電動室と、圧縮部50を収容する圧縮室とを形成する。
第2ハウジング10bには、第4接続面50bが形成される。第4接続面50bは、ケース12を固定する際に、ケース12と向かい合う側(X軸プラス方向側)の面であり、第2封止部材22を介してケース12の第3接続面122bと向かい合う側の面である。第4接続面50bには、第2封止部材22が配置される。第4接続面50bの形状は、平面視で略円形状である。第4接続面50bは、封止性を高めるため、略平面を成している。
また、第2ハウジング10bには、冷媒を圧縮するための吸入口と、圧縮部50で圧縮した冷媒を吐出するための吐出口とが形成される。
カバー固定ボルト91は、カバー11に形成された有底の締結穴119に挿入されて締結される。具体的には、カバー固定ボルト91は、第2ハウジング10b側からケース12を貫通して、カバー11の締結穴119に螺合する。カバー固定ボルト91は、第3接続面122b側からカバー11側に向けてケース12を貫通して、カバー11に締結される。これにより、カバー固定ボルト91は、カバー11をケース12に固定する。
また、カバー固定ボルト91は、第3接続面122bを含む平面と交差していない。つまり、カバー固定ボルト91は、第3接続面122bよりも第4接続面50b側に向かって飛び出ていない。言い換えれば、カバー固定ボルト91は、第2封止部材22を介して第4接続面50bに干渉しない。
第2ハウジング10bと第1コネクタ60aとが重なる方向から視た場合(Y軸マイナス方向から電動圧縮機1を視た場合)に、少なくとも1本のカバー固定ボルト91の頭部は、第1コネクタ60aに覆われる。また、少なくとも1本のカバー固定ボルト91は、第1コネクタ60aとインバータ30との間に配置される。つまり、カバー固定ボルト91は、第1コネクタ60aの近傍に設けられる。
<第1封止部材21>
第1封止部材21は、ケース12の第1側壁122とカバー11の第2側壁112とで挟まれ、ケース12とカバー11との間の隙間を封止するガスケットである。具体的には、第1封止部材21は、ケース12に形成される環状の第1接続面122aとカバー11に形成される環状の第2接続面112aとで挟まれ、第1接続面122a及び第2接続面112aに沿って配置される。
また、第1封止部材21は、カバー固定ボルト91及びケース固定ボルト92が配置される位置よりもインバータ30側に、少なくとも設けられる。つまり、第1封止部材21は、環状の第1接続面122a及び環状の第2接続面112aの内周側に配置される。なお、第1封止部材21は、さらに、カバー固定ボルト91及びケース固定ボルト92が配置される位置よりもインバータ30側とは反対側(環状の第1接続面122a及び環状の第2接続面112aの外周側)に配置されていてもよい。
本実施の形態では、第1封止部材21には、カバー固定ボルト91及びケース固定ボルト92が挿通する複数の貫通孔23が形成される。各々の貫通孔23は、ケース12の第1側壁122に形成される各々の貫通孔125と一対一で対応し、かつ、カバー11の第2側壁112に形成される各々の貫通孔118及び締結孔119と一対一で対応する。また、第1封止部材21は、環状の第1接続面122a及び環状の第2接続面112aの内周側に配置されていればよい。このため、第1封止部材21には、貫通孔23が形成されていなくてもよい。
ケース12とカバー11とはカバー固定ボルト91及びケース固定ボルト92によって固定されるため、第1封止部材21は、ケース12とカバー11とによって力強く挟まれる。
図3Bは、実施の形態に係る電動圧縮機1の第1封止部材21を拡大した部分拡大断面図である。具体的には、図3Bに示すように、第1封止部材21は、第1封止部材21の形状に沿って形成された環状の突部であるビード21a(二点鎖線で示す)を有し、ビード21aが潰されるようにケース12とカバー11とで挟まれる。ビード21aは、制御室Kとカバー固定ボルト91及びケース固定ボルト92との間、つまり、環状の第1接続面122a及び環状の第2接続面112aの内周側に配置される。図3Bでは、ビード21aは潰されており、二点鎖線では、ビード21aが潰れる前の状態を例示する。ビード21aは、ケース12とカバー11とで形成される制御室K内に液体が侵入しないように、確実に封止する。
<第2封止部材22>
図2及び図3Aに示すように、第2封止部材22は、ケース12の第1側壁122と第2ハウジング10bとで挟まれ、ケース12と第2ハウジング10bとの間の隙間を封止するガスケットである。具体的には、第2封止部材22は、ケース12に形成される環状の第3接続面122bと第2ハウジング10bに形成される環状の第4接続面50bとで挟まれ、第3接続面122b及び第4接続面50bに沿って配置される。
また、第2封止部材22は、カバー固定ボルト91及びケース固定ボルト92が配置される位置よりもインバータ30側に、少なくとも設けられる。つまり、第2封止部材22は、環状の第3接続面122b及び環状の第4接続面50bの内周側に配置される。なお、第2封止部材22は、さらに、カバー固定ボルト91及びケース固定ボルト92が配置される位置よりもインバータ30側とは反対側(環状の第3接続面122b及び環状の第4接続面50bの外周側)に配置されていてもよい。
本実施の形態では、第2封止部材22には、ケース固定ボルト92が挿通する複数の貫通孔24が形成される。当然のことながら、各々の貫通孔24は、ケース12の第1側壁122に形成される各々の貫通孔125と一対一で対応し、かつ、第1ハウジング10aに形成される各々の挿通穴52と一対一で対応する。第2封止部材22は、環状の第3接続面122b及び環状の第4接続面50bの内周側に配置されていればよい。このため、第2封止部材22には、貫通孔24が形成されていなくてもよい。
ケース12と第2ハウジング10bとは少なくとも1本のケース固定ボルト92によって固定されるため、第2封止部材22は、ケース12とカバー11とによって力強く挟まれる。具体的には、第2封止部材22は、第2封止部材22の形状に沿って形成された環状の突部であるビードを有し、ビードが潰されるようにケース12と第2ハウジング10bとで挟まれる。第2封止部材22においても図3Bと同様であり、図示を省略する。第2封止部材22のビードは、電動室とカバー固定ボルト91及びケース固定ボルト92との間、つまり、環状の第1接続面122a及び環状の第2接続面112aの内周側に配置される。ビードは、ケース12と第2ハウジング10bとで形成される制御室K内に液体が侵入しないように、確実に封止する。
<インバータ30>
図1及び図3Aに示すように、インバータ30は、第3コネクタ62及び第2コネクタ51を介して電動機40と電気的に接続され、電動機40の駆動を制御する制御部である。インバータ30は、電動室内に配置される。
インバータ30は、回路基板と、複数の電子部品とを有する。
回路基板は、電子部品が実装されるとともに、ケース12の隔壁121に形成された載置台に固定される。回路基板は、平面視で略円形状であり、ケース12と同様の形状である。
回路基板は、隔壁121に設けられる他方の第3コネクタ62、及び、第1コネクタ60aと電気的に接続される。
電子部品は、電動機40の駆動を制御するための制御回路を構成するコイル、コンデンサ等であり、回路基板に実装される。例えば、電子部品は、三相インバータ回路を構成する。
<電動機40>
電動機40は、圧縮部50と機械的に接続され、圧縮部50を駆動させる。電動機40は、例えば三相交流モータである。電動機40は、圧縮部50に固定される駆動軸と、駆動軸に固定されており、磁性を帯びたロータと、ロータの外周側において第2ハウジング10bに固定されたステータとを有する。ステータのステータコアには、コイルが巻回される。
電動機40は、隔壁121に設けられる一方の第3コネクタ62と電気的に接続され、インバータ30から電力が給電される。
<圧縮部50>
図1に示すように、圧縮部50は、冷媒を圧縮するスクロール型、ベーン型等の圧縮機構である。
本実施の形態では、圧縮部50は、固定スクロールと、可動スクロールとを有するスクロール型の圧縮機構である。固定スクロールは、固定プレートと、固定プレートから立設する渦巻き形状の仕切り壁とを有する。可動スクロールは、可動プレートと、可動プレートから立設する渦巻き形状の仕切り壁とを有する。可動スクロールの仕切り壁は、固定スクロールの仕切り壁と互いに噛み合うように配置される。可動スクロールの可動プレートは、駆動軸に設けられた偏心軸に回動自在に支持される。可動スクロールは、電動機40の駆動軸が回転すると、軸心A回りに旋回する。
[動作]
このような電動機40では、ステータへの通電により磁場が形成されると、ロータとステータとの間に引力又は斥力が発生し、ロータと共に駆動軸が軸心A回りに回転する。駆動軸の回転により、圧縮部50が駆動する。具体的には、駆動軸の回転により、圧縮部50の可動スクロールが軸心A回りに旋回すると、吸入口から導入された冷媒が固定スクロールと可動スクロールとの間の空間内で圧縮される。圧縮された冷媒は、固定スクロールの固定プレートに形成された貫通孔を開閉するリード弁を押し開けて、吐出室へ流入する。そして、圧縮された冷媒は、吐出室から吐出口を通じて圧縮冷凍サイクルへと吐出される。
[作用効果]
次に、本実施の形態に係る電動圧縮機1の作用効果について説明する。
以上のように、本実施の形態におけるインバータ内蔵電動機10では、カバー11は、ケース12側からケース12を貫通して、少なくとも1本のカバー固定ボルト91でケース12に固定される。また、ケース12は、カバー11側からケース12を貫通して、少なくとも1本のケース固定ボルト92で第2ハウジング10bに固定される。
このため、全てのケース固定ボルト92をインバータ内蔵電動機10から取り外した後に、ケース12及びカバー11を第2ハウジング10bから分離することができる。このときに、作業者は、カバー固定ボルト91によって、カバー11がケース12に固定されていることを認識する。つまり、カバー固定ボルト91は、全てのケース固定ボルト92をインバータ内蔵電動機10から取り外した後に、インバータ内蔵電動機10から取り外すことができる。このため、作業者がカバー11をケース12から取り外すまでの時間を稼ぐことができる。
したがって、作業者がケース12からカバー11を取り外す前にインバータ30が有する電荷を放電させることができる。その結果、ケース12からカバー11を取り外す作業を行う作業者の安全性を向上させることができる。
また、電動圧縮機1の外側から視たとき、作業者は、全てのケース固定ボルト92をインバータ内蔵電動機10から取り外さないと、カバー固定ボルト91の位置を認識することができない。このため、作業者がカバー11をケース12から取り外すまでの時間をより稼ぐことができる。
また、カバー固定ボルト91の頭部は、第1コネクタ60aに隠され、視認し難い位置に配置される。このため、作業者は、カバー固定ボルト91の位置を認識し難くなる。その結果、作業者がカバー11をケース12から取り外すまでの時間をより稼ぐことができる。
また、カバー固定ボルト91がインバータ30と第1コネクタ60aとの間であれば、カバー固定ボルト91は、第1コネクタ60aの近傍に配置されることになるため、第1コネクタ60aを例えば外部電源のコネクタから外さないと、作業者は、カバー固定ボルト91が視認し難い。また、第1コネクタを外部電源のコネクタから外さないと、カバー固定ボルト91を取り外す際の工具が外部電源のコネクタと接触したりすることで、カバー固定ボルト91をケース12及びカバー11から取り外し難くなる。このため、作業者は、外部電源のコネクタから第1コネクタ60aを取り外した後に、カバー固定ボルト91をケース12及びカバー11から取り外す作業に取りかかる。その結果、作業者の安全性をより向上させることができる。
また、インバータ30側に第1封止部材21があれば、第1封止部材21は、カバー固定ボルト91及びケース固定ボルト92で囲まれた状態でケース12に押付けられるため、インバータ30側とは反対側(カバー固定ボルト91及びケース固定ボルト92で囲まれた領域の外側)よりも、力強くケース12に押付けられる。このため、第1封止部材21のビード21aは、ケース12とカバー11とによってより確実に潰されるため、第1接続面と第2接続面との間の封止性を高めることができる。
また、インバータ30側に第2封止部材22があれば、第2封止部材22は、カバー固定ボルト91及びケース固定ボルト92で囲まれた状態でケース12に押付けられるため、インバータ30側とは反対側(カバー固定ボルト91及びケース固定ボルト92で囲まれた領域の外側)よりも、力強くケース12に押付けられる。このため、第2封止部材22のビードは、ケース12と第2ハウジング10bとによってより確実に潰されるため、第3接続面122bと第4接続面50bとの間の封止性を高めることができる。
また、全てのケース固定ボルト92をインバータ内蔵電動機10から取り外した後に、さらに、第2コネクタ51を第3コネクタ62から外すことで、ケース12及びカバー11を第2ハウジング10bから分離することができる。このため、第2コネクタ51を第3コネクタ62から外さなければ、カバー固定ボルト91をカバー11及びケース12から取り外し難くなる。その結果、作業者がカバー11をケース12から取り外すまでの時間をより稼ぐことができる。
また、カバー固定ボルト91は、第3接続面122bを含む平面から第4接続面50bに向けて突出していない。このため、カバー固定ボルト91は、第2ハウジング10bの第4接続面50bと接触しない。その結果、第2封止部材22は、ケース12と第2ハウジング10bとによってより確実に潰されるため、第3接続面122bと第4接続面50bとの間の封止性を高めることができる。
(その他の変形例)
以上、本開示に係る電動圧縮機について、上記各実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、これらの実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を実施の形態に施したものも、本開示の範囲内に含まれてもよい。
例えば、本実施の形態に係る電動圧縮機において、カバー固定ボルトは、第1側壁を貫通しているが、ケースの隔壁を貫通していてもよい。つまり、カバー固定ボルトは、隔壁及びカバーの天壁に設けられてもよい。この場合、隔壁には、貫通孔及び凹部が形成され、天壁には、締結穴が形成される。
また、本実施の形態に係る電動圧縮機において、第3接続面側からケースを視た場合、カバー固定ボルトは、少なくとも一部が第2コネクタに覆われる位置に設けられていてもよい。この場合、第2コネクタを第3コネクタから外さないとカバー固定ボルトを外すことができないため、作業者の安全性を向上させることができる。
なお、上記の各実施の形態に対して当業者が思い付く各種変形を施して得られる形態や、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
本開示の電動圧縮機は、例えば自動車等の車両の空調システム等に用いるコンプレッサに適用することができる。
1 電動圧縮機
10 インバータ内蔵電動機
10a 第1ハウジング
11 カバー
12 ケース
21 第1封止部材
22 第2封止部材
30 インバータ
40 電動機
50 圧縮部
50b 第4接続面
51 電動機側コネクタ(第2コネクタ)
60a 第1コネクタ
62 第3コネクタ(接続口)
91 カバー固定ボルト
92 ケース固定ボルト
112a 第2取付固定面(第2接続面)
119 締結穴
122a 第1取付固定面(第1接続面)
122b 第3接続面

Claims (9)

  1. 電動機と、
    前記電動機を内包するハウジングと、
    前記電動機と電気的に接続され、前記電動機の駆動を制御するインバータと、
    前記ハウジングに固定され、かつ、前記インバータを内包するケースと、
    前記ケースに固定され、前記インバータを覆うカバーとを備え、
    前記カバーは、前記ハウジング側から前記ケースを貫通する、少なくとも1本のカバー固定ボルトで前記ケースに固定され、
    前記ケースは、前記カバー側から前記ケースを貫通する、少なくとも1本のケース固定ボルトで前記ハウジングに固定される
    インバータ内蔵電動機。
  2. 前記カバー固定ボルトは、前記カバーに形成された有底の締結穴に挿入されて締結される
    請求項1に記載のインバータ内蔵電動機。
  3. 前記ケースには、外部電源からの電力を前記インバータに供給する第1コネクタが設けられ、
    前記第1コネクタは、前記ハウジングを避ける位置に配置され、
    前記ハウジングと前記第1コネクタとが重なる方向から視た場合に、少なくとも1本の前記カバー固定ボルトの頭部は、前記第1コネクタに覆われる
    請求項1又は2に記載のインバータ内蔵電動機。
  4. 少なくとも1本の前記カバー固定ボルトは、前記第1コネクタと前記インバータとの間に配置される
    請求項3に記載のインバータ内蔵電動機。
  5. 前記カバーと前記ケースとの間には、第1封止部材が配置され、
    前記第1封止部材は、前記ケースに形成される環状の第1接続面と前記カバーに形成される環状の第2接続面とで挟まれ、かつ、前記カバー固定ボルト及び前記ケース固定ボルトが配置される位置よりも前記インバータ側に、少なくとも設けられる
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のインバータ内蔵電動機。
  6. 前記ケースと前記ハウジングとの間には、第2封止部材が配置され、
    前記第2封止部材は、前記ケースに形成される環状の第3接続面と前記ハウジングに形成される環状の第4接続面とで挟まれ、かつ、前記カバー固定ボルト及び前記ケース固定ボルトが配置される位置よりも前記インバータ側に、少なくとも設けられる
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のインバータ内蔵電動機。
  7. 前記電動機と前記インバータとは、前記インバータから前記電動機に電力を供給するための第2コネクタによって電気的に接続され、
    前記第2コネクタは、前記ハウジングと前記ケースとの間に配置され、かつ、前記ケースの前記電動機側に設けられた接続口に電気的に接続される
    請求項6に記載のインバータ内蔵電動機。
  8. 前記カバー固定ボルトは、前記第3接続面側から前記カバー側に向けて前記ケースを貫通して、前記カバーに締結され、かつ、前記第3接続面を含む平面と交差していない
    請求項6又は7に記載のインバータ内蔵電動機。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のインバータ内蔵電動機と、
    前記ハウジングに収容され、かつ、冷媒を圧縮する圧縮部とを備える
    電動圧縮機。
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