JP2020147177A - 車両の後部構造 - Google Patents
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Abstract
Description
因に、上記結ぶ線の成す角度が23度を超過する場合には、走行風が車両側部後端から車幅方向内側に巻き込まれ、空力性能が低下するので、上記23度以下に設定したものである。
上記構成によれば、上記低傾斜面部(いわゆるジャンプ台)により、再度リヤランプ外側面の後部に当った走行風を、当該低傾斜面部に沿って後方に向けて流すことができる。
上記構成によれば、上述の交点部から内向きに沿って流れる走行風を、当該交点部の後方に位置する上記低傾斜面部により直後方側に向けて流すことができる。
上記構成によれば、車両デザインの関係上、車幅方向内側に走行風が流れやすくなる面取り部(いわゆるC面部)が形成された場合においても、上記低傾斜面部により車両後方の車幅方向内側に向けて走行風が巻き込まれるのを抑制することができる。
すなわち、車両デザインの確保と、走行風の巻き込み抑制との両立を図ることができる。
上記構成によれば、風出口から吹出される下向きの風によりエアカーテンを形成することができるので、リヤランプ直下でリヤバンパフェースの湾曲形状に沿って車両後方の車幅方向内側に流れ込もうとする走行風を、上記エアカーテンで抑制すると共に、段差部で一旦剥離したリヤランプ側の風が、上記車幅方向内側に流れ込もうとする走行風に引込まれるのを抑制し、段差部で一旦剥離したリヤランプ側の風も車幅方向内側に引込まれることなく、車両後方に流すことができる。
(実施例)
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の後部構造を示し、図1は当該車両の後部構造を示す斜視図、図2は図1の側面図、図3は図1の背面図、図4はリヤランプを車両後方かつ車幅方向外方から見た状態で示す斜視図、図5は図2のA−A線矢視に沿うリヤランプの断面図、図6は図5の要部拡大図である。
同図に示すように、上述のリヤコンビランプ部32は、ランプハウジング35とアウタレンズ36とを備えており、アウタレンズ36は、車両外側面に位置するリヤランプ外側面としてのアウタレンズ外側面37と、車両後面に位置するリヤランプ後面としてのアウタレンズ後面38と、を有している。
この段差部39は走行風(車体側面流)を剥離するもので、該段差部39の形成により、アウタレンズ外側面37は段差部上流部37aと、段差部下流部37bとに区分されている。
上述の角度θ2を23度以下に設定することで、段差部上流部37aから段差部39に至った走行風を、その前部39fにて剥離し、剥離した走行風を再度リヤランプ外側面であるアウタレンズ外側面37の後部に再付着させ、後方内側に向けて走行風が流れるのを抑制、つまり、走行風が車両側部後端から車幅方向内側に巻き込まれるのを抑制すべく構成したものである。
この実施例では、上記角度θ1が5.5度の場合について例示しているが、この数値に限定されるものではない。
なお、上述の低傾斜面部40は、その対応位置における車体側面と平行に形成されることが好ましい。
図6に示すように、アウタレンズ外側面37の段差部上流部37aに沿って車両前方から車両後方に向けて流れる走行風(車体側面流)e1は、段差部39の前部39f(詳しくは、その車幅方向外端p1)で剥離され、剥離された走行風e2はさらに後方に流れてアウタレンズ外側後端部p2の直前の低傾斜面部40(いわゆるジャンプ台)に再付着した後に、この再付着した走行風e3を当該低傾斜面部40に沿って車両後方に向けて流すので、走行風が車両側部後端から車幅方向内側に巻き込まれるのを抑制することができる。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示し、矢印UPは車両上方を示す。
因に、上記結ぶ線L1の成す角度θ2が23度を超過する場合には、走行風が車両側部後端から車幅方向内側に巻き込まれ、空力性能が低下するので、上記23度以下に設定したものである。
この構成によれば、上記低傾斜面部(いわゆるジャンプ台)40により、再度リヤランプ外側面の後部に当った走行風を、当該低傾斜面部40に沿って後方に向けて流すことができる。
この構成によれば、風出口44から吹出される下向きの風によりエアカーテンe4を形成することができるので、リヤランプ30の直下でリヤバンパフェース15の湾曲形状に沿って車両後方の車幅方向内側に流れ込もうとする走行風を、上記エアカーテンe4で抑制すると共に、段差部39で一旦剥離したリヤランプ側の風が、上記車幅方向内側に流れ込もうとする走行風に引込まれるのを抑制し、段差部39で一旦剥離したリヤランプ側の風も車幅方向内側に引込まれることなく、車両後方に流すことができる。
図7に示すように、車両前後方向に延びる仮想基準線LOに対して、段差部39の前部39fにおける車幅方向外端p1と、リヤランプ外側後端部であるアウタレンズ外側後端部p2とを結ぶ線L1の成す角度θ2が23度よりも小さい角度に設定されている。図7ではθ2=14度としているが、θ2<23度の関係式が成立すれば、何れの角度であってもよい。
これにより、上記交点部50から内向きに沿って流れる走行風を、当該交点部50の後方に位置する上記低傾斜面部40により直後方側に向けて流すよう構成し、走行風が車両側部後端から車幅方向内側に巻き込まれるのを抑制すべく構成したものである。
この構成によれば、上述の交点部50から内向きに沿って流れる走行風を、当該交点部50の後方に位置する上記低傾斜面部40により直後方側に向けて流すことができる。
すなわち、車両デザインの確保と、走行風の巻き込み抑制との両立を図ることができる。
この発明のリヤランプの外側面は、実施例のアウタレンズ外側面37に対応し、
以下同様に、
リヤランプ外側後端部は、アウタレンズ外側後端部p2に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
15a…リヤバンパフェース側面
30…リヤランプ
37…アウタレンズ外側面(リヤランプの外側面)
39…段差部
39f…前部
39r…後部
40…低傾斜面部
41…面取り部
44…風出口
50…交点部
LO…仮想基準線
L1…結ぶ線
L23…仮想スラント線
p1…車幅方向外端
p2…アウタレンズ外側後端部(リヤランプ外側後端部)
Claims (5)
- 車両の後部構造であって、
車両後面から車両側面に向かって湾曲するリヤバンパフェースと、
上記リヤバンパフェース側面の上方に隣接配置されるリヤランプと、を備え、
上記リヤランプの外側面の車両前後方向中間部に、前部に対し後部を車幅方向内側に位置させる段差部が上端から下端にわたり形成され、
車両前後方向に延びる仮想基準線に対して、上記段差部前部の車幅方向外端とリヤランプ外側後端部とを結ぶ線の成す角度が23度以下に設定されたことを特徴とする
車両の後部構造。 - 上記リヤランプ外側後端部の前方に直前のランプ外側面の角度より小さい角度の低傾斜面部が設けられた
請求項1に記載の車両の後部構造。 - 上記結ぶ線の成す角度が23度より小さい角度に設定され、
上記段差部後方の外側面部と、車両前後方向に延びる仮想基準線に対して、
上記段差部前部の車幅方向外端から車幅方向内方に23度の角度で延びる仮想スラント線とが交わる交点部が形成され、
当該交点部の後方に、上記低傾斜面部が形成された
請求項2に記載の車両の後部構造。 - 上記リヤランプ外側後端部の直後に面取り部が連接され、
該面取り部は上記交点部よりも後方に設けられると共に、当該面取り部の前方に上記低傾斜面部が設けられた
請求項3に記載の車両の後部構造。 - 上記段差部上流側のリヤランプ下縁部に、下方に向かって風を吹出す風出口が形成された請求項1〜4の何れか一項に記載の車両の後部構造。
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JP2019046686A JP7151565B2 (ja) | 2019-03-14 | 2019-03-14 | 車両の後部構造 |
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Family Applications (1)
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Citations (4)
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---|---|---|---|---|
JPH01170040U (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-30 | ||
JPH09220971A (ja) * | 1996-02-19 | 1997-08-26 | Nissan Shatai Co Ltd | リアコンビネーションランプの取付構造 |
DE10233041A1 (de) * | 2002-07-20 | 2004-02-12 | Daimlerchrysler Ag | Heckpartie eines Kraftfahrzeugs |
JP2018135081A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | マツダ株式会社 | 車体後部構造 |
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JP2018135081A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-08-30 | マツダ株式会社 | 車体後部構造 |
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