JP2020146983A - 情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020146983A
JP2020146983A JP2019048235A JP2019048235A JP2020146983A JP 2020146983 A JP2020146983 A JP 2020146983A JP 2019048235 A JP2019048235 A JP 2019048235A JP 2019048235 A JP2019048235 A JP 2019048235A JP 2020146983 A JP2020146983 A JP 2020146983A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
displayed
display
setting
information processing
button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019048235A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7214518B2 (ja
Inventor
香里 西山
Kaori Nishiyama
香里 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2019048235A priority Critical patent/JP7214518B2/ja
Priority to US16/806,744 priority patent/US10965826B2/en
Publication of JP2020146983A publication Critical patent/JP2020146983A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7214518B2 publication Critical patent/JP7214518B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00408Display of information to the user, e.g. menus
    • H04N1/00411Display of information to the user, e.g. menus the display also being used for user input, e.g. touch screen
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00501Tailoring a user interface [UI] to specific requirements
    • H04N1/00503Customising to a particular machine or model, machine function or application
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00352Input means
    • H04N1/00384Key input means, e.g. buttons or keypads
    • H04N1/00389Programmable function keys, e.g. for one-touch operation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00408Display of information to the user, e.g. menus
    • H04N1/00413Display of information to the user, e.g. menus using menus, i.e. presenting the user with a plurality of selectable options
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00474Output means outputting a plurality of functional options, e.g. scan, copy or print
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00501Tailoring a user interface [UI] to specific requirements
    • H04N1/00509Personalising for a particular user or group of users, e.g. a workgroup or company

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】 アプリケーションボタンを配置する領域と履歴ボタンを配置する領域を有するホーム画面において、アプリケーションボタンの選択によって実行される機能と履歴ボタンの選択によって実行される機能とを重複させる、または重複させないように設定できるようにすることを目的とする。【解決手段】 表示条件に従って、第2の表示領域に表示されている前記第2のソフトキーを選択することによって利用可能な機能とは異なる機能を利用するための第1のソフトキーを、第2の表示領域とともに表示されている第1の表示領域に表示する、または、第2の表示領域に表示されている第2のソフトキーを選択することによって利用可能な機能と同じ機能を利用するための第1のソフトキーを、第2の表示領域とともに表示されている第1の表示領域に表示することを特徴とする。【選択図】 図16

Description

本発明は、操作履歴を有する情報処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
MFP等の画像処理装置において、例えば印刷等の処理を実行する際、用紙サイズや部数、モノクロ印刷といった設定内容を入力する。処理を実行する度に設定内容を入力する手間を省くために、特許文献1では、操作履歴をタイムライン(履歴用タイムライン)として表示する文書管理システムが開示されている。履歴用タイムラインは、表示操作パネルの既存画面(ホーム画面)内に組み込まれて表示されており、履歴用タイムラインに含まれる項目(以下、履歴ボタン)を押下すると、操作履歴に対応したアプリケーション画面が表示される。アプリケーション画面上の実行ボタンを押下することで、履歴用タイムラインで選択した操作履歴の設定に従って処理が実行される。
特開2015−22651号公報
履歴ボタンを履歴用タイムラインに有効的に表示させるためには、以下の2つの方法が考えられる。一つ目の方法が、履歴ボタンで利用可能な機能と、履歴ボタンとともにホーム画面に表示されるアプリケーションボタンで利用可能な機能とを重複させない方法である。そうすることによって、表示中のホーム画面においてアプリケーションボタンとして表示されていない機能を、表示中の履歴ボタンの中から選択することができる。
一方、履歴ボタンで利用可能な機能と、アプリケーションボタンで利用可能な機能とを重複させたいという方法もある。そうすることで、例えばコピー機能を利用しようとしているユーザーは、コピー機能を利用する手段としてアプリケーションボタンまたは履歴ボタンのいずれかの手段を選択することができる。
このように、履歴ボタンを有効的に表示させるために複数の表示形態が考えられる。本願発明は、アプリケーションボタンを配置する領域と履歴ボタンを配置する領域を有するホーム画面において、アプリケーションボタンの選択によって実行される機能と履歴ボタンの選択によって実行される機能とを重複させる、または重複させないように設定できることを目的とする。
情報処理装置の表示画面に表示された第1の表示領域に第1のソフトキーを表示し、前記表示画面に表示された第2の表示領域に第2のソフトキーを表示し、
前記第1のソフトキーを選択すると、ユーザーがデフォルトとして設定した設定内容を初期値として表示する設定画面を表示し、
前記第2のソフトキーを選択すると、前記情報処理装置が有する複数の機能のうちの一つの機能を利用することによって実行された実行済みジョブの設定内容を初期値として表示する設定画面を表示する情報処理装置であって、
前記情報処理装置は、
前記第2の表示領域における第2のソフトキーの表示条件を設定する設定手段を有し、
前記設定手段によって設定された前記表示条件に従って、
前記第1のソフトキーを選択することによって利用可能な機能とは異なる機能を利用するための前記第2のソフトキーを前記第2の表示領域に表示する、または、
前記第1のソフトキーを選択することによって利用可能な機能と同じ機能を利用するための前記第2のソフトキーを前記第2の表示領域に表示することを特徴とする。
本願発明により、アプリケーションボタンを配置する領域と履歴ボタンを配置する領域を有するホーム画面において、アプリケーションボタンの選択によって実行される機能と履歴ボタンの選択によって実行される機能とを重複させる、または重複させないように設定できる。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を説明するブロック図 画像処理装置の機能の一例を示すブロック図 起動後、ログインユーザーの画面を表示するまでの一例を示すフロー図 認証画面の模式図 ホーム画面542の模式図 アプリケーションを起動して、ジョブを実行するまでの一例を示すフロー図 コピー画面の模式図 コピー機能のメモリ領域に保存されているデータテーブルの一例を示す図 統合履歴に表示する情報生成の一例を示すフロー図 統合履歴用に保存されている設定データテーブルの一例を示す図 設定値のテキストを生成するまでの一例を示すフロー図 統合履歴側で履歴を表示するまでの一例を示すフロー図 統合履歴からアプリケーションを呼び出すまでの一例を示すフロー図 送信機能のメモリ領域に保存されているデータテーブルを示す図 ホーム画面表示に関する個人情報データテーブルの一例を示す図 統合履歴の表示形式設定画面の模式図 統合履歴の表示形式のデータテーブルの一例を示す図 ユーザー操作により統合履歴の表示が切り替わるまでの一例を示すフロー図 起動/復帰後に表示する画面の模式図 起動/復帰後に表示する画面設定に関するデータテーブルの一例を示す図 ユーザー操作により統合履歴の表示が切り替わるまでの一例を示すフロー図 統合履歴の表示形式切替画面の模式図 フリック操作により統合履歴を切り替えるまでの一例を示すフロー図 統合履歴群の表示切替操作の一例
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。本実施例では情報処理装置の一例としてMFP等の画像処理装置を用いて説明をするが、特許請求の範囲に係る本発明を限定するものではなく、スマートフォン等のタッチパネルを有するデバイスであればよい。また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[第一実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を説明するブロック図である。
制御部10は、画像処理装置の各ユニットの動作制御を行う。制御部10は、CPU100と、LAN11と、通信ユニット101と、RAM102と、HDD103と、ROM104、タイマ105、FAXユニット106を備えている。CPU100は、制御部10全体を制御している。LAN11は、外部装置との間でデータのやり取りを行うためのネットワークを示し、このLAN11を介してインターネットに接続されている。通信ユニット101は、LAN11を通してデータの送受信を行う。RAM102は、CPU100が動作するためのシステムワークメモリを提供している。HDD103はハードディスクドライブで、例えば磁気ディスクや光学メディアやフラッシュメモリ等の記憶媒体であってもよい。HDD103は、文書データや設定データ等を格納することができる。またHDD103は、画像処理装置内に存在してなくてもよい。通信ユニット101を介して、外部のサーバやPC等を保存装置として利用しても良い。ROM104はブートROMであり、システムのブートプログラムを格納している。CPU100は、ROM104のブートROMにより、HDD103にインストールされているプログラムをRAM102に展開し、そのプログラムに基づいて各種制御を行う。タイマ105は、CPU100の指示に従って時間の経時を行い、指示された時間が経過すると割り込みなどによりCPU100に通知する。FAXユニット106は、電話回線14を通して、ファクスデータの送受信を行う。
表示/操作部12は、制御部10によって制御され、表示部120と入力部121を備えている。表示部120は、ユーザーに対して画像処理装置の情報を表示するためのディスプレイである。入力部121は、例えばタッチパネル、マウス、カメラ、音声入力、キーボード等のインターフェースを通してユーザーからの入力を受け付ける。本実施例における表示部120は、タッチパネルであるものとして説明するため、後述の「キー」や「ボタン」はソフトキーであるものとする。
画像処理部13は、制御部10によって制御され、画像解析部130と、画像生成部131と、画像出力部132を有する。画像解析部130は、原稿画像の構造を解析し、解析結果から必要な情報を抽出する。画像生成部131は、原稿を読み取ることで(例えば、スキャン機能を実行する)、その原稿の画像をデジタル化して画像データを生成してHDD103に格納する。また画像生成部131は、画像解析部130が解析した情報を用いて、別のフォーマットの原稿画像データを生成することもできる。画像出力部132は、HDD103等に格納されている画像データを出力する。この出力方法としては、例えば原稿の画像データを用紙に印刷したり、通信ユニット101を介して、ネットワーク接続されている外部デバイス、サーバ、ファクシミリ装置などに送信したり、画像処理装置に接続されている記憶媒体に保存することが挙げられる。
図2は、図1に示す画像処理装置の機能の一例を示すブロック図である。画像処理装置はその機能として認証処理部201、ユーザー情報管理部202、ジョブ処理部203、操作処理部204を有している。これらの各機能部は、CPU100がROM104のブートROMにより、HDD103にインストールされているプログラムをRAM102に展開し、そのプログラムに基づいて実現する機能である。
認証処理部201はユーザーからログイン/ログアウトの要求を受け取り認証し、画像処理装置を使用するユーザーを管理する処理を行う。ユーザー情報管理部202は認証処理部201から問い合わせされるユーザー情報を管理する。ジョブ処理部203は画像処理装置で実行する各種ジョブの処理を行う。具体的には、画像生成部131を制御してスキャンジョブを実行したり、画像出力部132を制御してプリントジョブを実行したり、通信ユニット101を制御して送信ジョブを実行する。操作処理部204は表示部120を制御してユーザーに対する各種情報を表示する。さらに、入力部121から入力されたユーザーからの操作指示を受け取って処理する。
次に、図3を用いて、画像処理装置を起動してログインユーザーの画面を表示するまでの処理について説明を行う。図3のフローは認証処理部201、ユーザー情報管理部202、ジョブ処理部203、操作処理部204によって実現される。
S301で認証処理部201はログイン要求があるか否かを判断する。ログイン要求は表示部120にログイン画面(図4)を表示し、ユーザーが入力部121を用いてIDとパスワードを入力することによって行われる。図4は表示部120に表示するログイン画面の例である。ユーザーは、ユーザーID入力欄401にログインユーザーID、パスワード入力欄402にパスワードをそれぞれ入力し、ログインキー403を押下することによってログイン要求を行う(S302)。なお、画像処理装置の入力部121に接続されたICカード読取装置や指紋認証等の生体認証装置からの入力によってログイン要求が行われるようにしても良い。
認証処理部201はログイン要求を受けるとHDD103に保存されているユーザー名とパスワードと入力されたユーザー名とパスワードが一致するかの比較を行う(S303)。S304にて認証処理部201が一致しないと判断すると、操作処理部204を介し表示部120に一定時間エラーメッセージを表示する(S305)。そして、認証処理部201は操作処理部204を介し表示部120にS301で表示される認証画面を表示する(S301)。
S304にて認証処理部201が入力されたユーザー名とパスワードが一致すると判断すると、ユーザー情報管理部202はHDD103に保存されたユーザーに紐づく情報を呼び出す(S306)。ユーザーに紐づく情報とは、例えばユーザー毎に管理されているボタンレイアウトに関する情報等である。
<ユーザー情報>
図15はユーザー情報管理部202に保存されるユーザー情報の一例である。図15を参照することによって、ログインユーザーに応じたホーム画面542を表示することができる。
1501は、アプリケーションを一意に識別するアプリケーションIDと、アプリケーション名を含む。アプリケーションは、画像処理装置が有する複数の機能に対応している。1502は、ホーム画面542の1頁あたりに表示可能なアプリケーションボタンまたはカスタムボタンの数を示す。1501および1502より、ホーム画面542の1ページ目には6つのボタンが配置できるので、ホーム画面542には「コピー」「スキャンして保存」「ファクス」「カスタムメニュー1」「カスタムメニュー2」「カスタムメニュー3」の6つのボタンが配置されることがわかる。
ここでカスタムボタンとは、ユーザーがデフォルトとして設定した設定内容を初期値として表示するためのソフトキーである。カスタムボタンを選択することによって表示されるアプリケーション画面(例えばコピー画面700)には、ユーザーがデフォルトとして設定した設定内容が反映されている。一方の、アプリケーションボタン501〜503のアプリケーション画面は、工場出荷時等に予め決められた設定内容が反映された状態で表示される。
1503はカスタムボタンに関する情報である。1503は、カスタムボタンを一意に識別するための「カスタムメニューID」、カスタムボタンに対応するアプリケーションの識別情報「アプリケーションID」、カスタムボタンの名称である「アプリケーション名」、カスタムボタンに対応する設定内容である「設定」を含む。例えば、「カスタムメニュー1」の場合、アプリケーションIDが101であることより、「カスタムメニュー1」を選択するとコピー機能が実行されることがわかる。また、「カスタムメニュー1」の名称は「契約書」であって、カスタムボタン「カスタムメニュー1」を押下すると「2部、カラー、両面、A4」のコピー設定内容に従ってジョブが実行されることがわかる。
図3の説明に戻る。ユーザーに紐付く情報の呼び出しが完了すると、操作処理部204はユーザーのログインを許可し(S307)、現在ログイン中のユーザー(以下ログインユーザー)の情報をHDD103に保存する(S308)。その後、操作処理部204は呼び出したログインユーザーの情報を反映したホーム画面542を表示する(S309)。
図5(A)はログインユーザーのユーザー情報を用いて表示される表示画面である。表示画面はメニュー領域540およびサイドメニュー領域541を含む。メニュー領域540には、ホーム画面542またはアプリケーション画面(本実施例ではコピー画面700)が表示され、サイドメニュー領域541には統合履歴群512またはテンキー720、ガイドメニュー等が表示される。ホーム画面542上に表示されているアプリケーションボタンまたはカスタムボタンを選択することによって、ホーム画面542をアプリケーション画面に切り替えることが可能となる。
ログインユーザーのホーム画面542には各アプリケーションを起動するメニュー500が表示される。ホーム画面542はデフォルト値でアプリケーションを起動するアプリケーションボタン501〜503と、あらかじめ設定した設定値でアプリケーションを起動するカスタムボタン504〜506などがある。このカスタムボタンはログインユーザーのユーザー情報を元に表示される。
スライダーバー507は、このメニュー500がスライドして別のホーム画面542のメニュー500に遷移させるためのスライダーバーである。別のホーム画面542への遷移方法については特に限定せず、例えば、スライダーバー507横の矢印をタッチする操作であってもよく、メニュー500内をフリックする操作であってもよい。操作処理部204は入力部121を介したユーザー操作を受け付けて、HDD103から別のホーム画面542に配置されるアプリケーションボタンやカスタムボタンを呼び出し、表示する。
現在画像処理装置にログインユーザーのユーザー名は領域508に表示される。本実施例では「木谷野 太郎」でログインした場合を表している。領域508中の509は設定/登録ボタンであって、設定内容を変更または登録を行う。同じく領域508中の510はホームキーで、図5(A)に示すホーム画面542を呼び出す際に押下する。現在はホーム画面542を表示しているため押下しても何も起こらないが、例えば図7に示されるようなコピー画面700等のアプリケーション画面を表示している最中にホームキー510を押下すると、ホーム画面542に戻る。
511は表示切替ボタンである。サイドメニュー領域541の表示形式を切り替えることが可能である。図5(A)は、ログインユーザーが実行したジョブの履歴ボタンが統合履歴群512として表示されている状態であるが、表示切替ボタン511を押下することによって統合履歴群512は特定の条件でソートされる、または非表示状態となる。
512は統合履歴群であり、画像処理装置で実行されたアプリケーションのジョブ(実行済みジョブ)の設定内容を履歴(以下、履歴ボタン)として自動登録し、表示する領域である。統合履歴群512には、ログインユーザーが実行したジョブの履歴ボタンのみが表示される。ログインユーザーがジョブを一度も実行していない場合、もしくは統合履歴群512の履歴ボタンを削除した場合、統合履歴群512は表示されない。統合履歴群512の動作や表示はHDD103に保存された統合履歴群512のプログラムを元に、操作処理部204により実行されるものとする。また、統合履歴群512を表示する際に利用されるデータはRAM102やHDD103に保存されるものとする。
次に図6のフロー図を用いて、ホーム画面542上のアプリケーションボタン、またはカスタムボタンを押下することでアプリケーションを起動し、ジョブを実行するまでの一例について説明する。メニュー500において、コピーアプリケーションがユーザーに選択されたとする。操作処理部204はコピー選択を受け、コピーアプリケーションをHDD103から呼び出し、図7のコピー画面700を表示部120に表示する(S601)。アプリケーションの動作や表示は、HDD103のアプリケーションのプログラムを元に、操作処理部204により実行されるものとする。また、その各アプリケーションで利用するデータはRAM102やHDD103に、各アプリケーションと関連付けて保存されるものとする。
コピー画面700はカラー、倍率、用紙サイズ、部数の設定値を表示する領域701と、設定などを行うボタンで構成されている。ボタン702は現在の設定をプレビュー表示するボタンである。ボタン702を押すと、コピー画面700で現在されている設定内容を反映したプレビュー画面が表示される。
コピー画面700は、カラー選択ボタン703、倍率設定ボタン704、用紙選択ボタン705、仕上げボタン706、両面ボタン707、濃度ボタン708、原稿の種類ボタン709、IDカードコピーボタン710を有する。その他のコピー機能は、その他の機能ボタン711の押下によって表示される画面(不図示)で設定可能であるものとする。設定の履歴ボタン712は、一度使用した設定内容(今回であればコピー機能の設定内容)の履歴を表示するボタンである。ボタン713は、コピー画面700で設定された設定内容をよく使う設定として登録、呼出、編集するための画面(不図示)を表示するボタンである。毎回同じ設定を使う場合や、複雑な設定を控えておきたい場合に、設定内容を「よく使う設定」としてユーザーが登録することが出来る。
ホーム画面542において表示されていた統合履歴群512は表示切替ボタン511によって、非表示の状態であることをユーザーに認識させることができる。表示切替ボタン511上に「統合履歴非表示」と記載されていることがその状態であることを示し、統合履歴群512の代わりにテンキー720が表示されている。テンキー720はコピー部数の設定などの数値を入力する際に用いられる。ストップキー721で稼働中の動作を止める働きをする。スタートキー722で現在の設定でジョブ処理部203がコピーを実行する指示を画像処理部13に伝える。
図7(A)は、カラーは白黒、倍率は100%、用紙サイズは自動、部数は1部、ソートが設定されている状態である。この設定を図7(B)の設定内容のように2部、カラー、両面の機能へ設定内容を変更しスタートキー722を押下したとする(S602)。ジョブ処理部203は画像処理部13にスキャナーによる原稿の読み取りを実行させる。読み取り完了後、画像処理部13は出力画像を生成する。その際に、画像処理部13は図7(B)の設定内容を出力画像に反映し、入力原稿のコピーを実行する(S603)。そして、ジョブの実行と同時に、ジョブ処理部203は今回のコピー機能の設定内容(図7(B))を、HDD103のコピー機能のメモリ領域に保存する(S604)。
履歴ボタンを押下して該当のアプリケーション画面を表示した後、ジョブを実行することなくホーム画面542に戻った場合、新たな履歴ボタンを作成されない。つまり、履歴ボタンが作成されるトリガーとなる操作はジョブの実行指示である。
図8は、HDD103のコピー機能のメモリ領域に保存されている設定内容のデータテーブルである。データテーブルの1行目(行802)には、コピー機能のデフォルトの設定値が保存されており、2行目(行803)には今回実行したジョブの設定内容が追加保存される。図8(A)で言えば、行802の設定内容は図7(A)の設定内容に対応し、行803の設定内容が図7(B)の設定内容に対応する。
次に図9のフロー図を用いて統合履歴群512に表示する履歴ボタンの生成処理について説明する。今回はジョブの実行が完了した後に履歴ボタンが生成されるものとするが、履歴ボタンが生成されるタイミングについてはそれに限定されず、例えばユーザーがスタートキー722を押下したタイミング以降であればよい。
ジョブの実行が完了した後、操作処理部204はユーザー情報管理部202よりHDD103に保存された統合履歴群512のデータを取得する(S901)。
図10(A)は、S901でデータを取得する取得元のデータテーブルである。データテーブルに示すように、データテーブルでは「ボタンID」と「アプリケーションID」、データタイプ「データ」、アプリケーションで設定した設定値の生データまたはアプリケーションで検知した画像処理装置自体または「日時」と「設定値」のテキストデータを記憶している。「ボタンID」は統合履歴群512に登録されている履歴ボタンを識別するためのIDである。「アプリケーションID」は統合履歴群512に登録されている履歴ボタンがどのアプリケーションで実行されたジョブかを識別するIDであり、画像処理装置自体の管理アプリケーションなら「100」、コピー機能であれば「101」、送信機能であれば「202」など、アプリケーション毎にあらかじめアプリケーションIDが決められている。データタイプは後述するデータ本体の種別を識別するものである。
図10中の「データ」はアプリケーションで実行されたジョブ設定の生データである。例えば、コピーアプリケーションでは、部数や、カラー、用紙サイズなど、アプリケーションで設定する機能と設定値がすべて入っている。生データの形式は、アプリケーションが読み取れる形式であればよい。
図10中の「表示テキスト」は、ボタンIDで特定される履歴ボタン上に表示される文字情報である。その中で「日時」は、ジョブを実行した、またはアプリケーションが画像処理装置自体またはジョブ個別の状況を検知した日時であって、統合履歴群512の履歴ボタン上に表示される。表示テキストの「設定値」は、実行されたジョブの設定内容の中でピックアップされた特徴的な設定内容、またはアプリケーションが検知した装置自体、またはジョブ個別の状況を表す特徴的なメッセージであって、統合履歴群512の履歴ボタン上に表示される。ジョブの設定内容から表示テキストの「設定値」を選定する方法としては例えば、「設定値」として選定する設定項目を予め決めておく方法や、他のジョブの設定値と比較して重複していない設定値を表示テキストの「設定値」とする方法、あるいは、デフォルトの設定値から変更された設定値を「設定値」とする方法等がある。図10の「表示テキスト」は、履歴ボタンの限られた表示領域から履歴ボタンの特徴を出すために重要な役割を果たす。
図9の説明に戻る。S902において、統合履歴群512のデータテーブル(図10)から、アプリケーションIDが一致する履歴ボタンのデータ全てを操作処理部204が取得する(S901)。
操作処理部204はS901で取得したデータと今回実行したジョブの設定内容を比較し、今回実行されたジョブと設定内容が重複する履歴ボタンが統合履歴群512に存在するかを判定する(S902)。S902で比較を行う理由は、設定内容が重複する履歴ボタンが統合履歴群512に存在する状況を回避し、統合履歴群512の限られた領域をより有効に活用するためである。実行されたジョブと設定内容が重複する履歴ボタンが統合履歴群512に存在しないと判定された場合、操作処理部204は履歴ボタン上に表示する表示テキストを生成する(S903)。
図11のフロー図を用いて、S903の表示テキストの生成処理について説明を行う。
操作処理部204は今回実行されたジョブの設定値とデフォルト設定の設定値とを比較する(S1101)。操作処理部204による比較は図8(A)の設定項目の左から順番に行われる。比較した結果、1つ以上の差分が存在した場合、操作処理部204はその設定値を取得する(S1102)。デフォルト設定値との差分によって設定値の選定を行う理由としては、ユーザーが意図的に設定値を変更した設定項目は他の設定項目よりも特徴的であると想定されるからである。今回であれば図8(A)より、「部数」「カラー選択」「両面」が差分設定値としてS1102において取得される。
操作処理部204はテキストの長さを取得する(S1103)。履歴ボタン上に表示できる文字列の長さには上限があるため、S1102で取得した設定値の文字列がその上限に達していないかを操作処理部204が確認する(S1104)。上限に達していると判断した場合は、テキストデータは追加されずに表示テキストの生成処理は終了となる。上限に達していないと判断した場合、操作処理部204は読み込んだテキストデータを履歴ボタン上に表示する表示テキストとして図8に追加する(S1105)。
操作処理部204は差分設定値をすべて取得したかを判定し(S1106)、取得していない差分設定値が存在する場合はS1102〜S1105が繰り返される。差分設定値をすべて取得した場合には本処理を終了する。履歴ボタン上の文字列の上限に達する前であっても、差分設定値を全て取得した場合であれば本処理は終了する。
図8(A)の場合は「両面」設定が取得すべき最後の差分設定値である。図11を実行した結果、「部数」「カラー選択」「両面」の設定値「2部、カラー、両面」が履歴ボタン上に表示される表示テキストとなる。例えば「2部、カラー、両面」で文字列の上限を超え、「2部、カラー」で文字列の上限を超えない場合には、「2部、カラー」のみが履歴ボタン上に表示されるとなる。以上が図11の処理である。
図9の説明に戻る。S903において設定値の表示テキストの生成処理が完了すると、操作処理部204は実行するジョブのアプリケーションIDと図6のS604でHDD103に保存した今回の設定内容をdata1.xmlとして保存する。それと合わせて、生成した設定値の表示テキスト(設定値、ジョブの実行日時)、および既存データのあり/なしをHDD103に保存し、操作処理部204が実行する統合履歴群512に送信する(S904)。既存データのあり/なしは、S902における判定結果の値に相当する。
次に図12を用いて、新たな履歴ボタンを表示する、または既存の履歴ボタンを更新する処理について説明する。本フローは表示テキストの生成処理(図9)が完了した後に実行されるものとする。
操作処理部204は、図9のS904でHDD103に保存された設定内容を受け取る(S1201)。操作処理部204は受け取った設定内容に基づいて、既存データのあり/なしを確認する(S1202)。既存データがないと判断した場合、操作処理部204は統合履歴群512のデータテーブル(図10)にアプリケーションからS1201で受け取った設定内容を追加する(S1203)。図10に新たに追加された設定内容を図10(B)の1002に示す。もしS1202において既存データがあると判定された場合は、操作処理部204は図10に設定内容の追加を行うことなく、ジョブの実行日時「日付」のみを更新する(S1204)。
図9の処理によって新規で追加された履歴ボタン513の一例を図5(B)に示す。今回の履歴ボタン513にはアプリケーションIDから識別されたアプリケーションボタン514とジョブ実行日時515とデフォルト設定からの差分を表した表示テキスト516が表示される。以上が、履歴ボタンの新規作成処理および更新処理である。
<履歴ボタンが押下されてからアプリケーションを呼び出すまでの処理>
統合履歴群512の履歴ボタンが押下されてからアプリケーションを呼び出すフローを図13で説明する。
図5(B)の履歴ボタン513をユーザーが押下すると、押下された履歴ボタンのボタンIDで特定されるデータを統合履歴群512のデータテーブル(図10)から読み取る(S1301)。統合履歴群512は読み取ったデータのアプリケーションIDから対象のアプリケーションを特定し、そのアプリケーションに設定データを送信する(S1302)。履歴ボタン513はコピー機能の履歴ボタンであるため、コピーアプリケーションに対して設定データが送信される。
操作処理部204上のコピーアプリケーションは受け取った設定データから各種設定の設定値を読み込み、設定データを反映した状態で表示部120にアプリケーション画面を表示する(S1303)。図7(B)は、履歴ボタン513の設定内容を反映したアプリケーション画面の一例である。
履歴ボタンを押下したことによって表示されたアプリケーション画面において、アプリケーションボタン501等を押下したときと同様、設定内容の変更は可能である。例えば印刷部数を「2部」から「5部」に変更してジョブの実行を行った場合には、ジョブ処理部203はジョブ実行時の設定内容を図8(B)の2行目(行804)に示すように上書き保存する(S604)。このあとに続く処理は図9および図12と同様である。統合履歴群512はジョブの実行日時で降順にソートされて表示されるため、新たに実行されたジョブの履歴ボタンは統合履歴群512の1番目に追加される。
コピーアプリケーションのみならず、ユーザーが他のアプリケーションでジョブを実行した際も同様の動作となる。例えばユーザーが送信アプリケーションでジョブを実行した場合、操作処理部204はHDD103の送信アプリケーション用のデータテーブル(図14)に、実行したジョブの設定内容を保存する。図14のデータテーブルのヘッダー1401は送信アプリケーションで保存される設定項目を表している。テーブルの1行目1402は送信アプリケーションのデフォルト設定である。設定値にハイフンが入れているところは設定値がないことを示す。2行目1403が今回実行したジョブの設定内容である。送信アプリケーションの場合でも前述のコピーアプリケーションと同様に図9および図11のフローで統合履歴群512に必要なデータが登録され、図10(D)のように統合履歴群512のデータテーブルに保存される。ここで図14より、解像度に関してデフォルト設定との差があっても、履歴ボタンの表示テキストには解像度の設定値が含まれていないことがある。その理由は、履歴ボタンの表示テキストの上限を超え、図11を実行した結果、解像度の設定値が表示テキストに含まれなかったためである。履歴ボタンの表示テキストに入らなかった設定値については履歴ボタン上から削除してもよく、表示テキストに含まれない設定値の存在を示すために表示テキストの最後尾に「・・・」といったインジケータを付けてもよい。
送信アプリケーションの履歴ボタンに関してもユーザーによって選択されることで、送信アプリケーションが呼び出され、選択された履歴ボタンの設定内容が反映されたアプリケーション画面が表示される。
<統合履歴群の表示設定画面>
図16は統合履歴群512の表示条件を設定する表示設定画面1600である。選択キー1601〜1604は、ログイン後あるいは一定時間表示/操作部12に対する操作がなかった場合の統合履歴群512の表示を設定することが出来る。「全て表示」「表示アプリで絞込み」「表示アプリ以外で絞込み」「非表示」のいずれかを選択することができる。「全て表示」は、統合履歴群512をフィルタすることなく履歴ボタンを全て表示するための設定である。「全て表示」が選択された場合であっても、統合履歴群512上に表示される履歴ボタンの数には上限が設けられるものとする。
「表示アプリで絞込み」は、ホーム画面542に表示中のアプリケーションボタンに関連した履歴ボタンのみを統合履歴群512に表示するための設定である。「表示アプリ以外で絞込み」は、表示中のアプリケーションボタンに関連しない履歴ボタンのみを表示するための設定である。「非表示」は履歴ボタンを表示することなく、履歴ボタン以外の表示内容に切り替える、あるいは何も表示しないようにするための設定である。
選択キー1605〜1608は、統合履歴群512以外の箇所を操作した場合の統合履歴群512の表示を設定することができる。統合履歴群512以外の箇所を操作した場合とは、例えばアプリケーションボタンまたはカスタムボタンを押下しアプリケーション画面を表示した場合等を想定する。選択キー1605〜1608の機能は、選択キー1601〜1604の機能と同様である。図16の例では、ログイン後、あるいは一定時間操作がなかった場合の設定は「全て表示」(1601)、統合履歴群512以外の箇所を操作した場合の設定は「表示アプリで絞込み」(1606)が選択されているものとする。
図16における設定内容はログインユーザー毎にユーザー情報管理部202で管理される。図17はユーザー情報管理部202で管理される、図16の設定内容の一例を示す。
<統合履歴群512の表示内容切替処理>
図18を用いて、S307にてユーザーがログインした後、S309にてログインユーザー情報に基づいて画面を表示し、ユーザー操作により統合履歴群512を切り替えるまでの処理の一例を説明する。尚、上記で説明済みの処理については同じ符番を振って説明を省略する。
S307においてログイン処理を実行した後、S1802において操作処理部204は、ユーザー情報管理部202からホーム画面542のボタンのレイアウトに必要なユーザー情報(1501、1502、1503)を呼び出し、メニュー500を表示する。
S1803において操作処理部204は、ユーザー情報管理部202を経由してHDD103に保存されたログインユーザーの統合履歴群512のデータ1001を取得する。S1804において操作処理部204は、ユーザー情報管理部202より「ログイン後/一定時間操作がなかった場合」の設定1702を取得する。今回は図17より、設定1702が「全て表示」であるものとする。
操作処理部204はS1803で取得したログインユーザーのデータ1001に基づいて統合履歴群512を表示する。
S1804において操作処理部204は、図17より取得した設定内容を判定し、「表示アプリ以外の絞込み」であると判断された場合にはS1808に進み、「表示アプリで絞込み」であると判断された場合にはS1808に進み、「全て表示」であると判断された場合にはS1805に進む。図17の例であればS1805に進む。S1805において操作処理部204はデータ1001に基づいて履歴ボタンを表示する。履歴ボタンの表示上限が存在すればそれに従った個数の履歴ボタンを表示する。
S1806において操作処理部204は、S1802にて取得したユーザー情報(1501、1502)を用いて、ホーム画面542に表示中のカスタムボタンを除くアプリケーションボタンのアプリケーションIDを特定する。S1806ではカスタムボタンを除くアプリケーションボタンのアプリケーションIDを特定するため、「101(コピー)」「102(スキャンして保存)」「103(ファクス)」のアプリケーションIDが特定される。
S1807において操作処理部204は、S1803で取得したログインユーザーのデータ1001のアプリケーションIDと、S1806で特定されたアプリケーションIDとで一致する履歴ボタンが存在する場合、該当の履歴ボタンのみを統合履歴群512に表示し、アプリケーションIDが一致しなかった履歴ボタンを統合履歴群512には表示しない。
表示中のアプリケーションボタンに関連した機能は、ユーザーがこれから選択する可能性のある機能である。そのため、その機能と同様の機能を有する履歴ボタンのみを統合履歴群512に表示させることで、ユーザーが該当の履歴ボタンを統合履歴群512から探す手間を省くことができる。
S1804において「表示アプリ以外で絞込み」の設定が取得された場合、S1808において操作処理部204はアプリケーションIDを特定する。本ステップの処理内容はS1806と同様であって、本実施例では「101(コピー)」「102(スキャンして保存)」「103(ファクス)」のアプリケーションIDが特定されたものとする。
S1809において操作処理部204は、S1803で取得したログインユーザーのデータ1001のアプリケーションIDと、S1808で特定されたアプリケーションIDとで一致しない履歴ボタンが存在する場合、該当の履歴ボタンのみを統合履歴群512に表示し、アプリケーションIDが一致した履歴ボタンを統合履歴群512には表示しない。
ホーム画面542の表示領域は限られている。そのため、アプリケーションボタンに関連する機能とは異なる機能の履歴ボタンを表示させることによって、一つのホーム画面542でより多くの機能が選択可能となる。以上が、ログインユーザーの情報に基づいて統合履歴群512を表示する処理である。
S1810以降にて、ユーザー操作に応じて統合履歴群512の表示が切り替える処理について説明をする。S1810において操作処理部204は、ユーザー操作の有無を判断する。ユーザー操作がない場合、一定時間経過したどうかを判断し(S1811)一定時間経過している場合はS307に戻り、ログイン操作を受け付ける状態に戻る。一定時間経過していないと判断された場合はS1810に戻る。
S1812においてユーザー操作の操作内容を分析する。今回はS1811によって一定時間が経過したことをきっかけに、統合履歴群512における表示内容を変更したが、該当の領域の表示切り替え方法はそれに限定されず、ユーザーの手動操作によって表示内容を切替えてもよい。
S1812でユーザー操作を判定した結果、操作処理部204が統合履歴群512に対するユーザー操作であると判断した場合、図13で説明したフローを実施し、選択された履歴ボタンから該当のアプリケーションを呼び出す。
S1812でユーザー操作を判定した結果、操作処理部204がホーム画面542を別のページのホーム画面542に切り替える操作であると判定した場合はS1813に進む。別のページのホーム画面542に切り替える操作としては具体的に、スライダーバー507をスライドする操作、あるいはスライダーバー507の横の矢印を押下する操作、あるいはメニュー500内をフリックしメインメニューをページ送りしている操作等である。
S1813およびS1814〜1819において、アプリケーションボタンが表示されているメニュー500および統合履歴群512を含む表示画面を表示する。本実施例では説明の都合上、メニュー500の表示内容を決定する処理(S1813)と統合履歴群512の表示内容を決定する処理(S1814〜1819)を別の処理として以下で説明するが、同じ処理であってもよく、または処理の実行順序は逆でもよい。
S1813において操作処理部204は、S1802で取得したホーム画面542に表示されるボタンのレイアウトに必要なユーザー情報(1501、1502、1503)を元に、新たに表示されるホーム画面542(別のページのホーム画面542)をメニュー500に表示する。
S1814において操作処理部204は、ユーザー情報管理部202より「統合履歴以外の箇所を操作した場合」の設定1703を取得する。設定1703が「全て表示」であった場合、S1815へ進み、S1803で取得したログインユーザーのデータ1001に基づいて履歴ボタンを統合履歴群512に表示する。
S1814において「表示アプリで絞込み」が設定されていると判断された場合、S1816へ進む。S1816の処理内容はS1806の処理内容と同様であるため、詳細な説明を省略する。S1806との相違点は、別のホーム画面542に切り替わったことによってS1816で特定されるアプリケーションIDは、「201(プリント)」「202(送信)」「203(保存ファイルの利用)」(カスタムボタンは除く)のアプリケーションIDである点である。
S1817の処理内容はS1807の処理内容と同様であるため、詳細な説明を省略する。
S1814において「表示アプリ以外で絞込み」が設定されている場合、S1818に進む。S1818の処理内容はS1816の処理内容と同様であるため、説明を省略する。また、S1819の処理内容はS1809の同様であるため、詳細な説明を省略する。
S1815、S1817、S1819の実行後はS1810に進み、操作処理部204は再びユーザー操作の有無を判定する事になる。
S1812の説明に戻る。S1812においてユーザー操作を判定した結果、ユーザー操作がアプリケーションボタンの押下であると判定された場合、操作処理部204は、押下されたアプリケーションボタンのアプリケーション画面を表示する(S1820)。
S1821において操作処理部204は表示中のアプリケーション画面が、テンキー操作可能な画面かどうかを判断する。なお、S1820およびS1821〜1823においてアプリケーションボタンが表示されているメニュー500および統合履歴群512の表示内容を決定している。本実施例では説明の都合上、メニュー500の表示内容を決定する処理(S1820)と統合履歴群512の表示内容を決定する処理(S1821〜1823)を別の処理として以下で説明するが、同じ処理であってもよく、または処理の実行順序は逆でもよい。操作画面がテンキーによって操作可能であるかどうかの判定方法は、テンキーが使用可能の有無を示すフラグ(不図示)を画面の種別毎に管理し、そのフラグに基づいて判定される。
S1821においてテンキー操作可能な画面であると判断された場合、サイドメニュー領域541またはその領域の一部にテンキー720を表示する(S1822)。テンキー操作が可能な画面でないと判断された場合、サイドメニュー領域541またはその領域の一部に、メニュー領域540の表示内容に対応したガイドメニューを表示する。図7(A)はテンキー操作可能だと判断された場合の表示画面の一例である。テンキーが必要な操作とは具体的に、印刷部数等を入力する印刷操作やファックスの送信先を入力するファックス送信等である。S1822、S1823のステップ後はS1810に戻り、操作処理部204は再びユーザー操作の有無を判定する。
S1812においてユーザー操作を判定した結果、ユーザー操作がログアウト処理であると判定された場合、操作処理部204はログアウト処理を実行し本処理を終了する。
本実施例では、S1823にてガイドメニューをサイドメニュー領域541に表示する形態を示したが、ログインユーザーのジョブに関する情報を履歴ボタンとして表示させたり、プリント枚数の積算に関する情報を表示させたりしてもよく、あるいは、現在表示中のアプリケーション画面の表示領域をテンキー720の表示領域にまで拡大させてもよい。
このように、予め決められた統合履歴群512の表示形式の設定内容に基づいて、統合履歴群512の表示形式を変更することができる。このことにより、領域の限られたホーム画面542をユーザーの手番を増やすことなく有効に活用することができる。有効な活用方法としては、ホーム画面542のアプリケーションボタンやカスタムボタンに関連する履歴ボタン、または関連しない履歴ボタン、あるいはテンキーやガイドメニューを表示する活用方法である。どの情報を表示させることが有効であるかどうかはユーザーのニーズ次第であるため、統合履歴群512に表示される情報を事前に設定できたりユーザーの手動操作によって切り替え可能とする。また、有用な情報を統合履歴群512に表示する形態は、ホーム画面542を別のページのホーム画面542に切り替えた場合にも実現できる。
[第二実施形態]
ホーム画面542以外の画面が初期画面に設定された場合の統合履歴群512の表示動作について、説明を行う。
図19はユーザー情報管理部202に保存されるユーザー情報を設定する設定画面の一例である。図19は、MFPの起動直後あるいは復帰直後に表示される初期画面であって、ユーザーを認証した後に表示される初期画面を設定するための設定画面であり、選択リスト1901から所望の初期画面を選択する。スライダーバー1902または、スライダーバー1902の横にある矢印を押下する、または選択リスト1901をフリックすることによって選択リスト1901の項目を切り替えることができる。設定を中止する際はキャンセルボタン1903を押下する。設定を確定する際はOKボタン1904を押下する。本実施例では初期画面を「コピー」のアプリケーション画面に設定されたものとして説明を行う。
図20はユーザー情報管理部202に保存されているユーザー情報2001の一例である。図19で設定された初期画面に関する情報がユーザー毎に管理されている。図20の場合、ユーザーID「User0113」のユーザーがログインした後に表示される初期画面は、アプリケーションID「101」のアプリケーション画面であることがわかる。
図21を用いて、ログインユーザーの初期画面を表示した状態で、統合履歴群512の表示内容を切り替える処理について説明する。上記で説明済みの処理については同じ符番を振り、詳細な説明を省略する。
S2102において操作処理部204はユーザー情報2001を呼び出す。ユーザー情報2001で設定されている初期画面がホーム画面542かどうかを判断する(S2103)。初期画面がホーム画面542であれば、図18のS1802以降の処理を行う。初期画面がホーム画面542以外であれば、操作処理部204がユーザー情報2001のアプリケーションIDを初期画面として設定されたアプリケーション画面を表示する(S2104)。本実施例では、図19における設定内容に基づいてアプリケーションID「101(コピー)」のアプリケーション画面(コピー画面700)が表示されるものとする。なお、S2103の処理内容については、初期画面がホーム画面542であるかどうかの判定内容に限定されず、ユーザー情報2001に基づいて初期画面を判定する処理であってもよい。
S2105において操作処理部204は、ユーザー情報管理部202を経由してHDD103に保存されたログインユーザーの統合履歴群512のデータ1001を取得する。S2106において操作処理部204はユーザー情報管理部202より「ログイン後/一定時間操作がなかった場合」の設定1702を取得する。
設定1702が「全て表示」であった場合はS2107へ進み、操作処理部204はS2105で取得したログインユーザーのデータ1001を統合履歴群512に表示する。具体的には、統合履歴群512には印刷機能を実行したことで生成された履歴ボタン以外に、外部にスキャンデータを送信する送信アプリケーションの履歴ボタンも表示される。そのため、コピー機能のアプリケーション画面を表示しつつ、履歴ボタンによって別のアプリケーションに対する実行指示を受け付けることができる。
設定1702が「表示アプリで絞込み」であった場合はS2108に進み、操作処理部204はユーザー情報2001のアプリケーションIDと合致するアプリケーションIDを有するデータ1001を統合履歴群512に表示する。本実施例では、データ1001のアプリケーションIDが「101(コピー)」である履歴ボタンのみ統合履歴群512に表示する。例えば、統合履歴群512に印刷アプリケーションの履歴ボタンのみが表示される場合、コピーアプリケーションに対して特定の設定内容を入力するのでなく、履歴ボタンを選択することによってアプリケーション画面に設定内容を入力する手間を省くことができる。
設定1702が「表示アプリ以外で絞込み」であった場合はS2109に進み、操作処理部204はユーザー情報2001のアプリケーションIDと合致しないアプリケーションIDを有するデータ1001を統合履歴群512に表示する。本実施例では、データ1001のアプリケーションIDが「101(コピー)」である履歴ボタン以外を統合履歴データ群に表示する。例えば、コピー機能のアプリケーション画面を表示しつつ、履歴ボタンによって別のアプリケーションに対する実行指示を受け付けることができる。
S1812においてユーザー操作を分析した結果、統合履歴群512に対するユーザー操作であると判断された場合、図13で説明したフローを実施し、選択された履歴ボタンからアプリケーションを呼び出す。
S1812において、ユーザー操作がアプリケーション画面に対する操作であると判断された場合、S2113において操作処理部204は、アプリケーション画面に対する操作に応じて特定の画面を表示する。例えば、コピー画面700のその他の機能ボタン711が押下されれば、その他の機能を表示する画面(不図示)が表示され、コピー画面700上のボタン以外の領域に対して操作が行われた場合、画面は遷移することなく画面の表示状態を維持する。
S2114において操作処理部204は、表示中の画面がテンキーの使用が可能な画面かどうかを判断する(S2114)。テンキーの使用が可能な画面であると判断された場合、操作処理部204は、サイドメニュー領域541にテンキー720を表示する(S2115)。例えば、図7(A)のコピー画面の表示状態が維持されている場合には、テンキーの使用が可能な画面であると判断され、図7(A)に示されるようにコピー画面およびテンキーが表示される。
S2114においてテンキーの使用が可能な画面でないと判断された場合、操作処理部204はS2116にてサイドメニュー領域541に現在表示中のアプリケーション画面に関するガイドメニューを表示する。その際の表示画面の一例を図7(C)に示す。サイドメニュー領域541にはガイドメニューが表示されており、メニュー領域514にはテンキーが使用できない画面として両面コピーの設定に関する画面が表示されている。S2115、S2116後はS1810に戻り、操作処理部204は再びユーザー操作の有無を判断する。
S1812において操作処理部204はユーザー操作がログアウト処理であると判断された場合、S2117にてログアウト処理を実施し処理を終了する。
本実施例では、S2116にて現在表示中のアプリケーションの機能に関するガイドメニューをサイドメニュー領域541に表示する手法で説明を行ったが、ログインユーザーのジョブに関する情報や、プリント枚数の積算に関する情報を表示してもよい。また、現在表示中のアプリケーションの表示領域を拡大させてもよい。
このように、初期画面が決まっている場合であっても、予め統合履歴群の表示形式を決めることができ、その表示形式に応じて統合履歴群の表示を切り替えることができる。このことにより、限られた表示領域の中でユーザーの操作手番を増やすことなく、有用な情報を表示することが可能となる。
[第三実施形態]
本実施形態では、表示切替ボタン511によりユーザの手動操作によって統合履歴群512の表示内容を切り替える操作について説明を行う。
表示切替ボタン511の表示テキストには、現在の統合履歴群512の表示設定が示される。例えば、図5(A)では表示切替ボタン511に「全て表示」と表示されている。これは、統合履歴群512に表示している履歴ボタンがソートされることなく「全て表示」されていることを意味する。表示切替ボタン511に「表示アプリで絞込み」が表示されている場合には、統合履歴群512に表示している履歴ボタンが「表示アプリで絞込み」されていることを表している。表示切替ボタン511に「表示アプリ以外で絞込み」が表示されている場合には、統合履歴群512に表示している履歴ボタンが「表示アプリ以外で絞込み」であることを表している。
図7(A)では、表示切替ボタン511に「非表示」と表示されており、統合履歴群512に表示している履歴ボタンが「非表示」であることを表している。図7(C)のように、統合履歴群512を表示する代わりにガイドメニューを表示する場合、表示切替ボタン511を表示しない形態であっても良い。あるいは、図7(A)のように表示切替ボタン511の表示を維持し、履歴ボタンが「非表示」であることを示す情報を明示する形態であってもよい。
表示切替ボタン511上に統合履歴群512の表示状態を提示することで、統合履歴群512の表示状態を容易に確認することができる。
<表示切替ボタン511の表示形態>
表示切替ボタン511を用いて表示形態を切り替える形態について図22を用いて説明する。図22は、表示切替ボタン511を選択した結果、表示される選択項目である。選択項目を表示するための操作(ページ遷移指示)は、表示切替ボタン511のタッチ操作やフリック操作であってもよく、具体的な操作方法についてはここでは特に限定しない。
選択項目のボタン2201〜2204は表示切替ボタン511の表示設定を表している。2201は全て表示ボタン、2202は表示アプリで絞込みボタン、2203は表示アプリ以外で絞込みボタン、2204は非表示ボタンである。ボタン2201〜2203を押下すると、統合履歴群512の表示内容が切り替わる。ボタン2204を押下すると統合履歴群512は非表示となる。メニュー領域540に表示されている画面がテンキー操作可能な画面の場合、ボタン2204が選択されることによってテンキーが表示される。メニュー領域540に表示されている画面がテンキー操作不可能な画面の場合、ボタン2204が選択されることによって表示中のアプリケーション画面に関するガイドメニューを表示する。なお、図22の選択項目上にテンキーあるいはガイドメニューを表示させるための項目を設け、それらの項目に該当する表示形態を実行できない場合には該当の選択項目をグレーアウト表示させてもよい。
本実施例では、非表示が選択された際に現在表示中のアプリケーションの機能に関するガイドメニューをテンキー720に表示する手法で説明を行ったが、ログインユーザーのジョブに関する情報や、プリント枚数の積算に関する情報を表示してもよい。また、現在表示中のアプリケーションの表示領域を拡大させてもよい。
表示切替ボタン511を用いることによって、統合履歴群512の表示形式を切り替えることが可能であるため、ユーザーが所望の統合履歴群を探し易くなる。
[第四実施形態]
実施例1〜3において、統合履歴群512を表示するための領域として、サイドメニュー領域541をホーム画面542上に予め確保されている形態を示した。そして事前設定あるいはユーザーの手動操作(表示切替ボタン511)によって、統合履歴群512に表示される情報をテンキーや履歴ボタンに変更するようにした。
本実施例では、統合履歴群512の別の表示方法について説明する。その表示方法とは、統合履歴群512においてある情報A(たとえば履歴ボタン)を表示している状態から、統合履歴群512の右端から左方向にフリック操作を行い、別の情報B(例えばテンキー)を表示させる形態(統合履歴群512上にテンキーの画面を重畳させる形態)である。その操作を実行した際の表示画面を図24に示す。
本実施形態では、フリック操作により統合履歴群512を切り替える操作について図23のフロー図を用いて説明を行う。
操作処理部204は統合履歴群512の表示状態を保持する(S2301)。例えば統合履歴群512の表示状態が「全て表示」である場合には、その情報をHDD103に保持する。次に、操作処理部204は、ユーザー操作の有無を判断する(S2302)。ユーザー操作があった場合、操作処理部204はそのユーザー操作がフリック操作かどうかを判断する。具体的には、入力部121を介して表示切替ボタン511、統合履歴群512の領域を左から右、または右から左にフリックされたかどうかを判断する。
S2303にて入力されたユーザー操作がフリック操作であったと判断された場合、操作処理部204は統合履歴群512が表示中であるかを判断する(S2304)。統合履歴群512が表示中であると判断された場合、操作処理部204はメニュー領域540に表示された画面がテンキー使用可能な画面かどうかを判断する。
テンキー入力が可能であると判断されると、操作処理部204はサイドメニュー領域541にテンキー720を表示する(S2306)。操作処理部204がS2305にて、テンキー操作不可であると判断すると、統合履歴群512の領域に現在表示中のアプリケーションの機能に関するガイドメニューを表示する(S2307)。そして、表示切替ボタン511の表示テキストを「非表示」に変更する(S2308)(図7(A))。S2309にて次のユーザー操作を受け付けるまで待機する。ユーザー操作があった場合はS2303に戻り、一定の時間が経過してもユーザー操作を受け付けなかった場合には本処理を終了する。
S2304において、統合履歴群512が表示中でないと判断された場合(例えば、図7(A)が表示されている場合)、S2310において操作処理部204は、S2301でHDD103に保持した統合履歴群512の表示状態を取得し、統合履歴群512の表示状態(S2310)と、表示切替ボタン511の表示を切り替える(S2311)。
本実施例においては、統合履歴群の表示状態または非表示状態をフリック操作によって切り替える例を説明したが、フリック操作により、全表示形式(「非表示」⇔「全て表示」⇔「表示アプリで絞込み」⇔「表示アプリケーション以外で絞込み」⇔「非表示」)が切り替わるようにしてもよい。または、特定の表示形式(例えば、「表示アプリで絞込み」)に従って履歴ボタンを表示する、または非表示にする状態をフリック操作で切り替えられるようにしてもよい。
また、S2303におけるフリック操作の方向(右方向、左方向、上方向、下方向)と、それによって統合履歴群512、あるいはガイドメニュー、あるいはテンキーを表示するかどうかの対応関係についても特にここでは限定しない。
本実施例では、統合履歴群512が表示画面の右側に配置されているため、統合履歴群512を非表示状態から表示状態に切り替える際のフリック操作を右方向から左方向であるものとした。しかし統合履歴群512の配置位置によって表示状態を切り替える際のフリック方向を決定してもよく、例えば、統合履歴群512が表示画面の左側に配置されている場合には、統合履歴群512を非表示状態から表示状態に切り替える際のフリック操作を左方向から右方向にしてもよい。
[その他の実施例]
図18のS1806およびS1808等においてアプリケーションIDを特定する際、ホーム画面542に表示されているカスタムボタンを判定対象から除外した。その結果、ホーム画面542に表示されているアプリケーションボタンと同じアプリケーションIDまたは異なるアプリケーションIDの履歴ボタンが統合履歴群512に登録されるようにした。カスタムボタンを処理対象から除外した理由は、カスタムボタンの存在意義と履歴ボタンの存在意義の違いにある。ユーザーがよく使用する設定内容はカスタムボタンとして事前に登録される一方、実行したジョブの設定内容は履歴ボタンとして統合履歴群512に登録される。つまり、ユーザーが意図してホーム画面542上にわざわざ登録したカスタムボタンと同じ設定内容の履歴ボタンが統合履歴群512に登録されるのは、ホーム画面542の有効利用の目的に反する。
また、本発明の目的は以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
512 統合履歴群
540 メニュー領域
541 サイドメニュー領域
542 ホーム画面

Claims (10)

  1. 情報処理装置の表示画面に表示された第1の表示領域に第1のソフトキーを表示し、前記表示画面に表示された第2の表示領域に第2のソフトキーを表示し、
    前記第1のソフトキーを選択すると、ユーザーがデフォルトとして設定した設定内容を初期値として表示する設定画面を表示し、
    前記第2のソフトキーを選択すると、前記情報処理装置が有する複数の機能のうちの一つの機能を利用することによって実行された実行済みジョブの設定内容を初期値として表示する設定画面を表示する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置は、
    前記第2の表示領域における第2のソフトキーの表示条件を設定する設定手段を有し、
    前記設定手段によって設定された前記表示条件に従って、
    前記第1のソフトキーを選択することによって利用可能な機能とは異なる機能を利用するための前記第2のソフトキーを前記第2の表示領域に表示する、または、
    前記第1のソフトキーを選択することによって利用可能な機能と同じ機能を利用するための前記第2のソフトキーを前記第2の表示領域に表示することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、ユーザー操作によるページ遷移指示によって、
    前記第1の表示領域に表示されている前記第1のソフトキー、および前記第2の表示領域に表示されている前記第2のソフトキーを変更し、
    前記設定手段によって設定された前記表示条件に従って前記第2のソフトキーが非表示となった際には、前記第2の表示領域にはテンキーまたはガイドメニューが表示されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の表示領域に表示され、前記第1のソフトキーを選択することによって表示される表示内容が、前記テンキーによって変更できる設定項目を含む場合、前記第2の表示領域において前記テンキーが表示され、
    前記表示内容が前記設定項目を含まない場合、前記表示内容の前記ガイドメニューを前記第2の表示領域に表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、
    前記設定手段によって設定された前記表示条件に従って前記第2のソフトキーを表示している際、前記表示条件をユーザーが認識できるように表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示条件は、
    前記第2のソフトキーを非表示にする条件、および、
    前記第2のソフトキーで利用可能な機能と前記第2のソフトキーとともに表示されている前記第1のソフトキーで利用可能な機能とが異なるように表示する条件、
    および、前記第2のソフトキーで利用可能な機能と前記第2のソフトキーとともに表示されている前記第1のソフトキーで利用可能な機能とが同じになるように表示する条件のうち少なくとも一つであることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置によってユーザーがログイン処理を実行した直後に表示される初期の表示内容であって、
    前記情報処理装置は、前記第1の表示領域に表示される前記初期の表示内容を設定可能であり、
    前記設定手段によって設定された前記表示条件に従って前記第2の表示領域には、前記第1の表示領域に表示されている前記初期の表示内容に関連する前記第2のソフトキーが表示される、または、
    前記第1の表示領域に表示されている前記初期の表示内容に関連する前記第2のソフトキーが表示されないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報処理装置は、
    前記ジョブを実行した際に利用された機能を識別する第1の識別情報であって、前記第1の識別情報を管理する管理手段と、
    前記第1の表示領域に表示された前記第1のソフトキーが押下されることによって利用される機能を識別する第2の識別情報であって、実行された前記実行済みジョブの前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とが一致するかを判定する判定手段と、を有し、
    前記第1のソフトキーが、
    ユーザーが設定した設定内容に基づいて前記機能を利用するためのカスタムボタンを含む場合、前記判定手段の判定対象に前記カスタムボタンを含めず、
    前記判定手段によって前記第1の識別情報と一致しない前記第2の識別情報に対応する前記カスタムボタン以外の前記第2のソフトキーを、前記第2の表示領域に表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置は、
    コピー機能またはスキャン機能の少なくとも一つを有する画像処理装置であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置の表示画面に表示された第1の表示領域に第1のソフトキーを表示し、前記表示画面に表示された第2の表示領域に第2のソフトキーを表示し、
    前記第1のソフトキーを選択すると、ユーザーがデフォルトとして設定した設定内容を初期値として表示する設定画面を表示し、
    前記第2のソフトキーを選択すると、前記情報処理装置が有する複数の機能のうちの一つの機能を利用することによって実行された実行済みジョブの設定内容を初期値として表示する設定画面を表示する情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置は、
    前記第2の表示領域における第2のソフトキーの表示条件を設定する設定ステップを有し、
    前記設定ステップによって設定された前記表示条件に従って、
    前記第1のソフトキーを選択することによって利用可能な機能とは異なる機能を利用するための前記第2のソフトキーを前記第2の表示領域に表示する、または、
    前記第1のソフトキーを選択することによって利用可能な機能と同じ機能を利用するための前記第2のソフトキーを前記第2の表示領域に表示することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. 情報処理装置の表示画面に表示された第1の表示領域に第1のソフトキーを表示し、前記表示画面に表示された第2の表示領域に第2のソフトキーを表示し、
    前記第1のソフトキーを選択すると、ユーザーがデフォルトとして設定した設定内容を初期値として表示する設定画面を表示し、
    前記第2のソフトキーを選択すると、前記情報処理装置が有する複数の機能のうちの一つの機能を利用することによって実行された実行済みジョブの設定内容を初期値として表示する設定画面を表示する情報処理装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記第2の表示領域における第2のソフトキーの表示条件を設定する設定手段を有し、
    前記設定手段によって設定された前記表示条件に従って、
    前記第1のソフトキーを選択することによって利用可能な機能とは異なる機能を利用するための前記第2のソフトキーを前記第2の表示領域に表示する、または、
    前記第1のソフトキーを選択することによって利用可能な機能と同じ機能を利用するための前記第2のソフトキーを前記第2の表示領域に表示することを特徴とする情報処理装置として機能させるためのプログラム。
JP2019048235A 2019-03-15 2019-03-15 情報処理装置の制御方法、及びプログラム Active JP7214518B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019048235A JP7214518B2 (ja) 2019-03-15 2019-03-15 情報処理装置の制御方法、及びプログラム
US16/806,744 US10965826B2 (en) 2019-03-15 2020-03-02 Method for controlling information processing apparatus and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019048235A JP7214518B2 (ja) 2019-03-15 2019-03-15 情報処理装置の制御方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020146983A true JP2020146983A (ja) 2020-09-17
JP7214518B2 JP7214518B2 (ja) 2023-01-30

Family

ID=72422907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019048235A Active JP7214518B2 (ja) 2019-03-15 2019-03-15 情報処理装置の制御方法、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10965826B2 (ja)
JP (1) JP7214518B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7151490B2 (ja) * 2019-01-04 2022-10-12 株式会社リコー 情報処理端末、情報処理システム、操作画面表示方法及びプログラム
JP7395934B2 (ja) * 2019-10-07 2023-12-12 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置及びプログラム
JPWO2021132720A1 (ja) * 2019-12-27 2021-07-01
JP2022134860A (ja) * 2021-03-04 2022-09-15 シャープ株式会社 画像形成装置、制御方法
JP2023004382A (ja) * 2021-06-25 2023-01-17 シャープ株式会社 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法
JP2023036100A (ja) * 2021-09-02 2023-03-14 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008140244A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Canon Inc 情報処理装置およびその制御方法およびコンピュータプログラム
JP2009182915A (ja) * 2008-02-01 2009-08-13 Kyocera Mita Corp 電気機器
US20100064064A1 (en) * 2008-09-09 2010-03-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing apparatus and image processing method
JP2018125686A (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5341489B2 (ja) * 2008-11-26 2013-11-13 キヤノン株式会社 画像形成装置、方法、及び、プログラム
JP6008657B2 (ja) * 2012-08-27 2016-10-19 キヤノン株式会社 情報処理装置およびその制御方法、並びに情報処理プログラム
JP5899164B2 (ja) 2013-07-22 2016-04-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 文書管理システム及びプログラム
JP6343226B2 (ja) * 2014-11-04 2018-06-13 キヤノン株式会社 情報処理装置およびその制御方法、プログラム、並びにシステム
US20160364183A1 (en) * 2015-06-11 2016-12-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus, job control method of image forming apparatus, and storage medium
JP2017102901A (ja) * 2015-11-19 2017-06-08 株式会社リコー プログラム、情報処理装置、設定方法および情報処理システム
JP2018081345A (ja) * 2016-11-14 2018-05-24 コニカミノルタ株式会社 印刷設定履歴表示プログラム、印刷システム及びサーバー

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008140244A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Canon Inc 情報処理装置およびその制御方法およびコンピュータプログラム
JP2009182915A (ja) * 2008-02-01 2009-08-13 Kyocera Mita Corp 電気機器
US20100064064A1 (en) * 2008-09-09 2010-03-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing apparatus and image processing method
JP2018125686A (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7214518B2 (ja) 2023-01-30
US10965826B2 (en) 2021-03-30
US20200296238A1 (en) 2020-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7214518B2 (ja) 情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP7434470B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP7321697B2 (ja) ジョブ処理装置
KR102233063B1 (ko) 화상처리장치, 및 화상처리장치의 제어 방법
JP7027188B2 (ja) 画像形成装置、その方法およびプログラム
US8085420B2 (en) Image processing apparatus with hot folder functionality
JP4850534B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法並びにプログラム
JP7130503B2 (ja) 情報処置装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP4914195B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP7210181B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2009157753A (ja) 項目入力装置、項目入力プログラム、及び項目入力方法
JP2013109631A (ja) データ通信装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2015130645A (ja) 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム
US8867091B2 (en) Image processing system, image processing apparatus, image scanning apparatus, and control method and program for image processing system
JP7098385B2 (ja) 画像処理装置、制御方法及びプログラム
JP6218396B2 (ja) 印刷装置
JP2009164995A (ja) 操作入力装置
JP2007049368A (ja) 画像処理装置及び操作ガイド履歴の検索方法、並びに実行するプログラム
JP4892439B2 (ja) 画像形成装置
JP2008211434A (ja) 画像形成装置
JP2019096964A (ja) 画像処理装置及びその制御方法、プログラム
JP2010034690A (ja) 画像形成装置
JP2005268922A (ja) 通信装置およびその制御方法
JP2022029839A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2009100257A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230118

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7214518

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151