JP2020146273A - トレッドミル - Google Patents

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顕 羽多野
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Abstract

【課題】速度の急激な上昇を抑制し、乗り心地を維持することができるトレッドミルの提供。【解決手段】トレッドミル100は、ユーザH1が歩行可能な歩行面3aを含む無端ベルト3と、無端ベルト3を回転駆動するモータ2と、無端ベルト3の現在速度Vcが開始時刻t0から終了時刻teまでに開始速度v0から最終目標速度Vtに到達するよう、当該無端ベルト3を回転駆動させるよう制御する制御部1と、複数の中間目標速度更新時刻tnにおいて複数の中間目標速度Vnをそれぞれ演算する速度指令演算部11とをに備える。制御部1は、現在速度Vcを中間目標速度Vnに到達させるよう、モータ2をフィードバック制御する。中間目標速度Vnは、指令平均加速度A1と中間目標更新時間Tnとの積と、現在速度Vcとの和である。【選択図】図1

Description

本発明は、トレッドミルに関し、特に、ユーザが歩行訓練を行うために使用可能なトレッドミルに関する。
特許文献1には、ユーザが歩行する歩行面を有するベルトを備えるトレッドミルが開示されている。当該トレッドミルは、手摺に作用する3軸方向の外力に基づいて、ベルトの速度を制御する。
特開2017−153721号公報
本願発明者等は、上記したトレッドミルについて以下の課題を発見した。
歩行面の加速度は、歩行面が受ける力に応じて、変化する。そのため、トレッドミルが、歩行面の速度を上昇させて最終目標速度に達するまでの加速期間において、歩行面が大きな力を受けて、歩行面の速度が急激に上昇することがある。
そこで、本願発明者等は、複数の中間目標速度更新時刻において、歩行面の現在速度Vcを、複数の中間目標速度Vnにそれぞれ到達させようフィードバック制御することを想起した。複数の中間目標速度Vnは、それぞれ、複数の中間目標速度更新時刻における現在速度に基づいて求められる。
インクリメンタル形エンコーダを用いて、当該ベルトを回転駆動させるモータの駆動軸の回転角度を検出し、さらに、この検出した回転角度に基づいて現在速度Vcを求める場合がある。このような場合、インクリメンタル形エンコーダは、Z相信号を受けて、この検出した回転角度の補正を行う。
この時点において、実際の回転角度の偏差と、補正による回転角度の偏差とは、区別することが困難である。そのため、実際の現在速度と、求められた現在速度が大きく異なることがあった。例えば、図9に示すように、求められた現在速度が、所定の時点において大きく変化する。従って、次の中間目標速度更新時刻における中間目標速度が大きく変動することがあった。中間目標速度が大きく増大すると、中間目標速度と現在速度との差が大きくなる。そのため、現在速度を中間目標速度に上昇させるよう制御するため、歩行面の現在速度が急激に上昇することがあった。歩行面の速度が急激に上昇すると、ユーザが違和感を覚え、乗り心地が阻害されるおそれがあった。
本発明は、歩行面の速度の急激な上昇を抑制し、乗り心地を維持するものとする。
本発明に係るトレッドミルは、
ユーザが歩行可能な歩行面を含む無端ベルトと、
当該無端ベルトを回転駆動するモータと、
当該無端ベルトの現在速度Vcが開始時刻から終了時刻までに開始速度から最終目標速度に上昇するよう、当該無端ベルトを回転駆動させるよう制御する制御部と、を備えるトレッドミルであって、
複数の中間目標速度更新時刻において複数の中間目標速度Vnをそれぞれ演算する速度指令演算部と、
前記モータの駆動軸の回転角度及びZ相信号を時々刻々と検出するインクリメンタル形エンコーダと、
前記回転角度に基づいて、前記現在速度を時々刻々と算出する角度・速度算出部と、をさらに備え、
前記制御部は、前記複数の中間目標速度更新時刻において、前記現在速度Vcを前記複数の中間目標速度Vnにそれぞれ到達させるよう、前記モータをフィードバック制御し、
前記複数の中間目標速度Vnは、それぞれ前記複数の中間目標速度更新時刻における前記現在速度Vcに基づいて算出され、
前記角度・速度算出部は、
前記インクリメンタル形エンコーダがZ相信号を検出した場合、前回算出された前記現在速度Vcを前記速度指令演算部に出力する。
このような構成によれば、インクリメンタル形エンコーダがZ相信号を検出すると、前回算出された前記現在速度Vcを前記速度指令演算部に出力する。前回算出された現在速度Vcの回転角度は、Z相信号を検出したときの回転角度と比較して、実際の回転角度に近い傾向にある。そのため、前回算出された現在速度Vcは、前回算出された回転角度に基づいて求められていることから、実際の現在速度と大きな差を有しない。よって、歩行面の速度が急激に上昇することを抑制して、乗り心地を維持することができる。
本発明は、速度の急激な上昇を抑制し、乗り心地を維持することができる。
実施の形態1に係るトレッドミルを示す概略図である。 実施の形態1に係るトレッドミルの要部のシステム構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るトレッドミルの現在速度Vcの算出方法を示すフローチャートである。 時間に対する角度、現在速度Vc等を示すグラフである。 実施の形態1に係るトレッドミルの速度制御方法の一具体例を示すフローチャートである。 時間に対するベルトの現在速度Vcを示すグラフの第1の一具体例である。 時間に対するベルトの現在速度Vcを示すグラフの第2の一具体例である。 時間に対するベルトの現在速度Vcを示すグラフの第3の一具体例である。 本発明が解決しようとする課題に係る、時間に対する角度、及び現在速度を示すグラフの一例である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(実施の形態1)
図1を参照して実施の形態1にかかるトレッドミルのハードウェア構成の一構成例について説明する。図1は、実施の形態1に係るトレッドミルの側面を示す概略図である。なお、当然のことながら、図1に示した右手系xyz座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。通常、z軸プラス向きが鉛直上向き、xy平面が水平面である。
図1に示すように、トレッドミル100は、ECU(Electronic Control Unit)1と、モータ2と、無端ベルト3と、トレッドミル本体4と、図示しないインタフェースとを備える。
トレッドミル本体4は、所定の間隔を空けて回転可能に配置された回転軸4a、4bを備える。
無端ベルト3は、回転軌道上に連続するベルト状体である。無端ベルト3は、回転軸4a、4bに回転可能に支持されている。無端ベルト3は、ユーザH1が歩行可能な歩行面3aを含む。歩行面3aは、ユーザH1の足を支持する。回転軸4aが、図1紙面に向かって時計回り方向に回転すると、無端ベルト3も回転し、歩行面3aが、回転軸4aから回転軸4bへ(ここでは、x軸プラス側)に移動する。
モータ2は、例えば、ベルト2a等を介して回転軸4aに回転駆動力を伝達し、無端ベルト3を回転駆動させる。
ECU1は、モータ2に指令信号を送り、モータ2の回転駆動を制御する。ECU1(制御部と称してもよい。)は、例えば、無端ベルト3の現在速度Vcが開始時刻t0から終了時刻teまでに開始速度V0から最終目標速度Vtに到達するよう、無端ベルト3を回転駆動させるよう制御する。ECU1は、図示しないインタフェースを介して、ユーザH1による操作入力を取得する。ユーザH1による操作入力は、加速指令や最終目標速度Vtを含む。
(システム構成)
次に、図2を参照して、実施の形態1に係るトレッドミルの要部のシステム構成の一構成例について説明する。図2は、実施の形態1に係るトレッドミルの要部のシステム構成を示すブロック図である。
ECU1は、速度指令演算部11と、速度制御部12と、電流制御部13と、インバータ14と、電流センサ15と、角度センサ16と、角度・速度算出部17とを備える。ECU1は、内部又は外部の記録装置(図示略)からプログラムを供給される。ECU1は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサによって構成されることができる。つまり、ECU1は、コンピュータとしての機能を備えることができる。ECU1は、記憶装置に記憶されたプログラムを実行させ、各種処理を行うことができる。また、ECU1は、このプログラムを実行することによって、速度指令演算部11と、速度制御部12と、電流制御部13と、インバータ14と、電流センサ15と、角度センサ16と、角度・速度算出部17として機能する。
角度センサ16は、インクリメンタル型角度センサ、具体的には、インクリメンタル型ロータリーエンコーダを用いる。角度センサ16は、モータ2の回転駆動軸の回転角度を検出し、この検出した回転角度を角度・速度算出部17に出力する。
角度・速度算出部17は、角度センサ16から受け取った回転角度に基づいて、無端ベルト3の現在速度Vc、又は回転角度を算出する。角度・速度算出部17は、無端ベルト3の現在速度Vc、又は回転角度を、速度指令演算部11、速度制御部12、及び電流制御部13に送信する。
速度指令演算部11は、トレッドミル100のインタフェースを介して、加速度指令と最終目標速度Vtとを取得する。速度指令演算部11は、角度・速度算出部17から、無端ベルト3の現在速度Vc、又は回転角度を取得する。
速度指令演算部11は、複数の中間目標速度更新時刻tn−1において複数の中間目標速度Vnをそれぞれ演算する。ここで、nは、自然数である。中間目標速度Vn[rad/s]と、現在速度Vc[rad/s]と指令平均加速度A1[rad/s2]と、中間目標更新時間Tn[s]との関係は、以下の関係式1を満たす。
Vn=Vc+A1×Tn …(関係式1)
指令平均加速度A1は、開始時刻t0から終了時刻teまで一定であり、かつ、現在速度Vcが開始時刻t0から終了時刻teまでに開始速度V0[rad/s]から最終目標速度Vt[rad/s]に到達することができると仮定した場合の加速度値である。指令平均加速度A1と、開始速度V0[rad/s]と、最終目標速度Vtと、開始時刻t0と終了時刻teとの差分(te−t0)[s]との関係を、以下の関係式2に示す。
A1=(Vt−V0)/(te−t0) …(関係式2)
中間目標更新時間Tn[s]は、中間目標速度Vnを演算した中間目標速度更新時刻tn−1から次の中間目標速度更新時刻tnまでの時間の長さである。
速度制御部12は、速度指令演算部11が算出した中間目標速度Vnを取得する。また、速度制御部12は、角度・速度算出部17から、無端ベルト3の現在速度Vc、又は回転角度を取得する。速度制御部12は、無端ベルト3の現在速度Vcを中間目標速度Vnに変化させるように、電流制御部13へ制御信号を出力する。
電流センサ15は、例えば、モータ2に供給される電流値を計測し、この計測した電流値を電流制御部13へ出力する。
電流制御部13は、速度制御部12が出力した制御信号を取得する。また、電流制御部13は、角度・速度算出部17から、無端ベルト3の現在速度Vc、又は回転角度を取得する。電流制御部13は、無端ベルト3の現在速度Vcを中間目標速度Vnに変化させるように電流を出力するよう、ベクトル制御を用いてインバータ14を制御する。
インバータ14は、電流制御部13からの制御信号に基づいて、モータ2に電流を供給して、モータ2の回転駆動力を変化させ、無端ベルト3の現在速度Vcを中間目標速度Vnに変化させる。ECU1は、現在速度Vcを中間目標速度Vnに到達させるよう、モータ2をフィードバック制御することができる。
(現在速度Vcの算出方法)
次に、図3を参照して、現在速度Vcの算出方法について説明する。図3は、実施の形態1に係るトレッドミルの現在速度Vcの算出方法を示すフローチャートである。なお、ここでは、角度センサ16は、インクリメンタル型ロータリーエンコーダを用いた。
まず、角度センサ16であるインクリメンタル型ロータリーエンコーダの出力から、エンコーダ値を取得する(ステップST1)。エンコーダ値は、モータ2の回転駆動軸の回転角度の値である。
続いて、ステップST1で取得したエンコーダ値と、前回の取得したエンコーダ値との差分を求め、モータ2の回転駆動軸の回転角度量を算出する(ステップST2)。
続いて、Z相信号が、当該インクリメンタル型ロータリーエンコーダの出力に含まれているか否かを判定する(ステップST3)。
Z相信号が、当該インクリメンタル型ロータリーエンコーダの出力に含まれていない場合(ステップST4:NO)、周期と回転角度量とに基づいて現在速度Vcを算出する(ステップST6)。当該周期とは、エンコーダ値を取得する周期である。
一方、Z相信号が、当該インクリメンタル型ロータリーエンコーダの出力に含まれている場合(ステップST4:YES)、前回算出した現在速度Vcを現在速度Vcとして利用する(ステップST5)。
以上より、現在速度Vcを取得することができる。角度・速度算出部17は、現在速度Vcを、速度指令演算部11に出力する。インクリメンタル形エンコーダは、Z相信号を受けると、角度・速度算出部17は、前回算出された現在速度Vcを速度指令演算部11に出力する。前回算出された現在速度Vcは、Z相信号を受けた時の補正された現在速度Vcと比較して、実際の現在速度Vcからの誤差が小さいと考えられる。そのため、中間目標速度Vnは、前回算出された現在速度Vcに基づいて求められていることから、現在速度と大きな差を有しない。よって、歩行面3aの速度が急激に上昇することを抑制して、乗り心地を維持することができる。
上記した現在速度Vcの算出方法の一具体例について、時間に対する現在速度等を図4に示す。図4に示すように、Z信号角度補正実施フラグが立った時点、つまりZ信号を受けた時点において、現在速度はあまり変化していない。よって、この一具体例において、歩行面3aの速度が急激に上昇することが抑制されており、乗り心地が維持されている。
(速度制御方法の一具体例)
次に、図5〜図8を参照して、トレッドミル100の速度制御方法の一具体例について説明する。図5は、実施の形態1に係るトレッドミルの速度制御方法の一具体例を示すフローチャートである。図6〜図8は、それぞれ、時間に対するベルト回転速度を示すグラフの第1〜第3の一具体例である。
まず、現在時刻tcが中間目標速度更新時刻tn−1に達すると(ステップST11:YES)、無端ベルト3の現在速度Vcを取得する(ステップST12)。
続いて、上記した関係式1を用いて、中間目標速度Vnを算出する(ステップST13)。
続いて、中間目標速度Vnが最終目標速度Vtを越えた場合(ステップST14:YES)、中間目標速度Vnを最終目標速度Vtに変更する(ステップST15)。
一方、中間目標速度Vnが最終目標速度Vt以下ならば(ステップST14:NO)、中間目標速度Vnのまま、ステップST16に進む。
続いて、速度型PID制御を用いて速度制御を実施し(ステップST16)、ユーザH1が歩行を完了する(ステップST17:YES)まで、現在時刻tcが中間目標速度更新時刻tn、tn+1、tn+2、tn+3、…に達する度に、上記した速度制御方法を実施する。
(第1の一具体例)
次に、上記速度制御方法の一具体例について、時間に対するベルトの現在速度Vcを示すグラフの第1の一具体例を図6に示す。図6に示すように、上記速度制御方法の一具体例では、開始時刻t0において中間目標速度V1を算出し、現在速度Vcが中間目標速度V1に到達するよう、無端ベルト3の現在速度Vcを制御した。同様に、中間目標速度更新時刻t1〜t3において中間目標速度V2〜V4をそれぞれ算出し、現在速度Vcが中間目標速度V2〜V4のそれぞれに到達するよう、無端ベルト3の現在速度Vcを制御した。さらに、中間目標速度更新時刻t4において、中間目標速度V5を最終目標速度Vtに変更した。現在速度Vcが最終目標速度Vtに到達するよう、無端ベルト3の現在速度Vcを制御した。
(第2の一具体例)
次に、上記速度制御方法の一具体例について、時間に対するベルトの現在速度Vcを示すグラフの第2の一具体例を図7に示す。図7に示す第2の一具体例は、減速時刻td1において、一時的に現在速度Vcが大きく低下したところを除いて、図4に示す第1の一具体例と同じである。
図7に示すように、上記速度制御方法の一具体例では、開始時刻t0、中間目標速度更新時刻t1において中間目標速度V1、V2をそれぞれ算出し、現在速度Vcが中間目標速度V1、V2にそれぞれ到達するよう、無端ベルト3の現在速度Vcを制御した。
さらに、上記速度制御方法の一具体例では、減速時刻td1において、現在速度Vcが大きく低下した。例えば、ユーザH1が歩行面3aに瞬間的な大きな力を掛けるなどした場合である。続いて、中間目標速度更新時刻t2において中間目標速度V31を算出し、現在速度Vcが中間目標速度V31に到達するよう、無端ベルト3の現在速度Vcを制御した。
ここで、中間目標速度V31は、中間目標速度V3と比較して低い。中間目標速度V31は、減速により低下した現在速度Vcを含むため、中間目標速度V31も低下する。中間目標速度V31と、中間目標速度更新時刻t2における現在速度Vcとの差が、図6に示す中間目標速度V3と、中間目標速度更新時刻t2における現在速度Vcとの差と比較してもあまり変わらない。すなわち、中間目標速度V31と現在速度Vcとの差があまり変わらないため、歩行面3aの速度が急激に上昇しない。よって、歩行面3aの速度が急激に上昇することを抑制することができる。ユーザH1が覚える乗り心地を維持することができる。
(第3の一具体例)
次に、上記速度制御方法の一具体例について、時間に対するベルトの現在速度Vcを示すグラフの第3の一具体例を図8に示す。図8に示すように、上記速度制御方法の一具体例では、開始時刻t0において中間目標速度V1を算出し、現在速度Vcが中間目標速度V1に到達するよう、無端ベルト3の現在速度Vcを制御した。さらに、中間目標速度更新時刻t1において中間目標速度V2を算出し、現在速度Vcが中間目標速度V2に到達するよう、モータ2を制御した。
図8には、ユーザH1の体重が軽い場合、及び、ユーザH1の体重が重い場合、ベルトの現在速度Vcの時間的推移が示されている。
ユーザH1の体重が軽い場合の現在速度Vcは、ユーザH1の体重が重い場合の現在速度Vcと比較して、開始時刻t0以降、中間目標速度V1に早く到達する。一方、ユーザH1の体重が軽い、及び重い場合の現在速度Vcは、いずれも、中間目標速度更新時刻t1までに中間目標速度V1に収束する。
したがって、ユーザH1の体重が軽い場合でも、現在速度Vcは、中間目標速度更新時刻t1において中間目標速度V1に収束し、中間目標速度更新時刻t2において中間目標速度V2にそれぞれ収束し、いずれも急激に上昇しない。そのため、歩行面3aの現在速度Vcが急激に上昇することを抑制して、乗り心地を維持することができる。
なお、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータ(情報通知装置を含むコンピュータ)に供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)を含む。さらに、この例は、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/Wを含む。さらに、この例は、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本発明は、上記実施の形態やその一例を適宜組み合わせて実施してもよい。
100 トレッドミル
1 ECU
2 モータ 2a ベルト
3 無端ベルト 3a 歩行面
4 トレッドミル本体 4a、4b 回転軸
11 速度指令演算部 12 速度制御部
13 電流制御部 14 インバータ
15 電流センサ 16 角度センサ
17 角度・速度算出部
A1 指令平均加速度
ST11−ST17 ステップ
Tn 中間目標更新時間 V0 開始速度
Vn、V1-V5、V31、V41 中間目標速度
Vt 最終目標速度
t0 開始時刻 tn、t1-t5 中間目標速度更新時刻
tc 現在時刻 td1 減速時刻
te 終了時刻

Claims (1)

  1. ユーザが歩行可能な歩行面を含む無端ベルトと、
    当該無端ベルトを回転駆動するモータと、
    当該無端ベルトの現在速度Vcが開始時刻から終了時刻までに開始速度から最終目標速度に上昇するよう、当該無端ベルトを回転駆動させるよう制御する制御部と、を備えるトレッドミルであって、
    複数の中間目標速度更新時刻において複数の中間目標速度Vnをそれぞれ演算する速度指令演算部と、
    前記モータの駆動軸の回転角度及びZ相信号を時々刻々と検出するインクリメンタル形エンコーダと、
    前記回転角度に基づいて、前記現在速度を時々刻々と算出する角度・速度算出部と、をさらに備え、
    前記制御部は、前記複数の中間目標速度更新時刻において、前記現在速度Vcを前記複数の中間目標速度Vnにそれぞれ到達させるよう、前記モータをフィードバック制御し、
    前記複数の中間目標速度Vnは、それぞれ前記複数の中間目標速度更新時刻における前記現在速度Vcに基づいて算出され、
    前記角度・速度算出部は、
    前記インクリメンタル形エンコーダがZ相信号を検出した場合、前回算出された前記現在速度Vcを前記速度指令演算部に出力する、
    トレッドミル。
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