JP2020145782A - ロータ及び回転電機 - Google Patents

ロータ及び回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP2020145782A
JP2020145782A JP2019038540A JP2019038540A JP2020145782A JP 2020145782 A JP2020145782 A JP 2020145782A JP 2019038540 A JP2019038540 A JP 2019038540A JP 2019038540 A JP2019038540 A JP 2019038540A JP 2020145782 A JP2020145782 A JP 2020145782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
flow path
outer peripheral
peripheral side
inner peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019038540A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6871289B2 (ja
Inventor
田中 修平
Shuhei Tanaka
修平 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2019038540A priority Critical patent/JP6871289B2/ja
Priority to CN202010119657.5A priority patent/CN111654129A/zh
Priority to US16/804,010 priority patent/US11283316B2/en
Publication of JP2020145782A publication Critical patent/JP2020145782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6871289B2 publication Critical patent/JP6871289B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/32Rotating parts of the magnetic circuit with channels or ducts for flow of cooling medium
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • H02K1/278Surface mounted magnets; Inset magnets
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/28Means for mounting or fastening rotating magnetic parts on to, or to, the rotor structures
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/28Means for mounting or fastening rotating magnetic parts on to, or to, the rotor structures
    • H02K1/30Means for mounting or fastening rotating magnetic parts on to, or to, the rotor structures using intermediate parts, e.g. spiders
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/19Arrangements for cooling or ventilating for machines with closed casing and closed-circuit cooling using a liquid cooling medium, e.g. oil

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

【課題】ロータコアの外周面に配置された永久磁石を確実に固定するとともに、冷却効率を向上したロータ及びこのロータを用いた回転電機を提供する。【解決手段】ロータ3は、ロータコア5と、ロータコア5と一体回転し、内部に冷媒Sが流通可能な軸心冷却路41を有するシャフト4と、軸心冷却路41に流れる冷媒Sをロータコア5の外周部に流通する第一流路86を有するプレート部材8と、ロータコア5の外周部に配置される永久磁石6と、永久磁石6の外周部に巻回されたフィラメントワインディング層7と、フィラメントワインディング層7の外周部に配置された筒体9と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ロータ及び回転電機に関するものである。
従来、ハイブリッド自動車や電気自動車の動力源として回転電機が使用されている。回転電機では、ロータコアの外周部に永久磁石が配置される。これらの永久磁石は回転時に発熱するため、ロータコアに冷媒を供給することにより永久磁石を冷却する技術が種々提案されている。
例えば特許文献1には、ロータと、ロータの中心部に挿通された回転体と、ロータと回転体との間に設けられたスリーブ部材と、回転体とスリーブ部材との間に形成された溝と、を備え、ロータコアに設けられた孔に永久磁石が埋め込まれた、いわゆる埋込磁石型回転電機(IPM)の構成が記載されている。特許文献1に記載の技術によれば、回転軸とロータとの間の溝にオイルが流れ込むことによって、ロータコア及び永久磁石を効率的に冷却できるとされている。
国際公開第2012/086228号
しかしながら、特許文献1に記載の技術にあっては、ロータコアの外周面に永久磁石が配置される表面磁石型回転電機(SPM)に適用する場合に、回転体に形成された溝と永久磁石との距離が離れることにより、永久磁石を効率的に冷却できないおそれがある。また、ロータコアに永久磁石を確実に固定できないおそれがある。
ところで、SPMにおいて、永久磁石をロータコアの外周面に固定する方法として、フィラメントワインディングをロータの外周部に巻回する方法が知られている。しかしながら、近年、ロータの高回転化に伴い、さらに確実な固定が要求される。
そこで、本発明は、ロータコアの外周面に配置された永久磁石を確実に固定するとともに、冷却効率を向上したロータ及びこのロータを用いた回転電機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係るロータ(例えば、第1実施形態におけるロータ3)は、ロータコア(例えば、第1実施形態におけるロータコア5)と、前記ロータコアと一体回転し、内部に冷媒(例えば、第1実施形態における冷媒S)が流通可能な軸心冷却路(例えば、第1実施形態における軸心冷却路41)を有するシャフト(例えば、第1実施形態におけるシャフト4)と、前記軸心冷却路に流れる冷媒を前記ロータコアの外周部に流通する第一流路(例えば、第1実施形態における第一流路86)を有するプレート部材(例えば、第1実施形態におけるプレート部材8)と、前記ロータコアの外周部に配置される永久磁石(例えば、第1実施形態における永久磁石6)と、前記永久磁石の外周部に巻回されたフィラメントワインディング層(例えば、第1実施形態におけるフィラメントワインディング層7)と、前記フィラメントワインディング層の外周部に配置された筒体(例えば、第1実施形態における筒体9)と、を備えることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明に係るロータは、前記フィラメントワインディング層は、前記ロータコアの周方向に沿って巻回され、前記筒体の内周部には、前記第一流路に連通する内周側流路(例えば、第1実施形態における内周側流路91)が設けられていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明に係るロータは、前記内周側流路は螺旋状に形成されていることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明に係るロータは、前記プレート部材は、前記ロータの軸方向の中央部に配置されるオイルパスプレート(例えば、第1実施形態におけるオイルパスプレート83)を含み、前記内周側流路は、前記ロータの回転方向の下流側から上流側へ向かうにしたがい、前記ロータの軸方向の中央部側から前記軸方向の外側へ向かうように傾斜していることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明に係るロータは、前記筒体の外周部には、螺旋状に形成された外周側流路(例えば、第1実施形態における外周側流路95)が設けられていることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明に係るロータは、前記内周側流路及び前記外周側流路は、互いに平行となるように形成されていることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明に係るロータは、前記筒体は非磁性体であることを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明に係る回転電機(例えば、第1実施形態における回転電機1)は、上述のロータと、前記ロータの外周部に配置されるステータ(例えば、第1実施形態におけるステータ2)と、を備えることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載のロータによれば、永久磁石の外周面にフィラメントワインディング層が巻回されるので、永久磁石をロータコアの外周部に保持できる。フィラメントワインディング層の外周部にはさらに筒体が配置されているので、筒体がフィラメントワインディング層を外周から保持することにより、フィラメントワインディング層のほつれを抑制できる。これにより、永久磁石をより確実にロータコアに固定できる。また、ロータの回転によりフィラメントワインディング層がステータに接触することを確実に防止できる。よって、従来技術と比較して高回転に好適なロータとすることができる。
プレート部材は第一流路を有するので、軸心冷却路を流れる冷媒は、第一流路を通ってロータコアの外周部に供給される。さらに、ロータコアの外周部に供給された冷媒は、フィラメントワインディング層の繊維間に浸透する。これにより、フィラメントワインディング層の内側に配置された永久磁石を外周部から効率的に冷却できる。
したがって、ロータコアの外周面に配置された永久磁石を確実に固定するとともに、冷却効率を向上したロータを提供できる。
本発明の請求項2に記載のロータによれば、筒体の内周部には第一流路に連通する内周側流路が設けられているので、軸心冷却路を流れる冷媒は、第一流路を通って内周側流路に供給される。これにより、筒体とフィラメントワインディング層との間に積極的に冷媒を供給できる。よって、フィラメントワインディング層及びフィラメントワインディング層の内側に配置された永久磁石を、外周部から効率的に冷却できる。
本発明の請求項3に記載のロータによれば、内周側流路は螺旋状に形成されているので、内周側流路に供給された冷媒は、ロータの回転により周方向に移動するとともに軸方向の一方側から他方側へ向かって移動する。これにより、内周側流路に供給された冷媒の流通効率を向上できる。よって、ロータの冷却効率を向上できる。
本発明の請求項4に記載のロータによれば、オイルパスプレートはロータの軸方向の中央部に配置されているので、冷媒は、ロータコアの中央部を通ってロータの外周部に供給される。一方、内周側流路は、ロータの回転方向の下流側から上流側へ向かうにしたがい軸方向の中央部側から外側へ向かうように傾斜している。このため、内周側流路に供給された冷媒は、ロータの回転に伴う慣性力により傾斜に沿ってロータの中央部側から外側に移動する。これにより、オイルパスプレートによって軸方向の中央部に供給された冷媒を、軸方向外側に向かって積極的に排出できる。よって、ロータの冷却効率を向上できる。
本発明の請求項5に記載のロータによれば、筒体の外周部には螺旋状に形成された外周側流路が設けられているので、例えばこのロータを用いた回転電機において、ロータとステータとの間のエアギャップに入り込んだ冷媒を、外周側流路に沿ってエアギャップの外部へ排出できる。よって、エアギャップに冷媒が浸入することによる回転電機のフリクショントルクの発生を抑制できる。
本発明の請求項6に記載のロータによれば、内周側流路及び外周側流路は互いに平行となるように形成されているので、筒体の内周部及び外周部の双方において、ロータの回転により冷媒を軸方向の中央部側から軸方向の外側へ向かって流通させることができる。よって、内周側流路の冷媒の流通効率を向上することによりロータの冷却効率を向上し、かつエアギャップへ誤って浸入した冷媒を、外周側流路によってエアギャップ外に素早く排出し、このロータを用いた回転電機におけるフリクショントルクの発生を抑制した、高性能なロータとすることができる。
本発明の請求項7に記載のロータによれば、筒体は非磁性体なので、筒体を設けることによる磁束漏れを抑制できる。これにより、磁気効率の低下を抑制した、高効率なロータとすることができる。
本発明の請求項8に記載の回転電機によれば、ロータコアの外周面に配置された永久磁石を確実に固定するとともに、冷却効率を向上したロータを備えた高性能な回転電機を提供できる。
第1実施形態に係る回転電機の部分断面図。 図1のII部拡大図。 第1実施形態に係る筒体の斜視図。 第1実施形態に係る筒体の内周面における展開図。 第1実施形態に係る筒体の外周面における展開図。 第2実施形態に係る筒体の斜視図。 第2実施形態に係る筒体の内周面における展開図。 第2実施形態に係る筒体の外周面における展開図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
(回転電機)
図1は、第1実施形態に係る回転電機1の部分断面図である。図1において、軸線Cより下半分には、上半分と同等の構成が設けられている。図2は、図1のII部拡大図である。
回転電機1は、例えばハイブリッド自動車や電気自動車等の車両に搭載される走行用モータである。但し、本発明の構成は、走行用モータに限らず、発電用モータやその他用途のモータ、車両用以外の回転電機(発電機を含む)としても適用可能である。
図1に示すように、回転電機1は、ステータ2と、ロータ3と、を備える。
(ステータ)
ステータ2は、軸線Cを中心とする環状に形成されている。ステータ2の外周部は、不図示のケースの内壁に固定されている。ステータ2は、ケースの内部において、一部が冷媒Sに浸漬された状態で配置されている。なお、冷媒Sとしては、トランスミッションの潤滑や動力伝達等に用いられる作動油である、ATF(Automatic Transmission Fluid)等が好適に用いられている。ステータ2には、不図示のコイルが装着されている。
以下の説明では、ステータ2の軸線Cに沿う方向を単に軸方向といい、軸線Cに直交する方向を径方向といい、軸線C周りの方向を周方向という場合がある。
(ロータ)
ロータ3は、ステータ2に対して径方向の内側に、間隔をあけて配置されている。ロータ3は、軸線Cを中心とする筒状に形成されている。ロータ3は、軸線C回りに回転可能に構成されている。ロータ3は、シャフト4と、ロータコア5と、永久磁石6と、フィラメントワインディング層7と、プレート部材8と、筒体9と、を備える。なお、図1以降の各図においては、わかり易くするために、フィラメントワインディング層7及びプレート部材8の厚さを誇張して図示している。
(シャフト)
シャフト4は、軸線Cと同軸に配置されている。シャフト4は、軸線Cを中心とする筒状に形成されている。シャフト4は、ステータ2及びロータ3を収容する不図示のケースに取り付けられた軸受を介してケースに回転可能に支持されている。シャフト4の内部には、冷媒Sが流通可能な軸心冷却路41と、径方向流路42と、が形成されている。軸心冷却路41は、軸線Cと同軸となるようにシャフト4を軸方向に貫通している。径方向流路42は、シャフト4の軸方向の中央部に設けられている。径方向流路42は、径方向に延びている。径方向流路42は、軸心冷却路41とシャフト4の外周部とを連通している。径方向流路42は、周方向に複数設けられている。
(ロータコア)
ロータコア5は、シャフト4の外周部に設けられている。ロータコア5は、環状に形成されている。ロータコア5は、軸線C回りにシャフト4と一体で回転可能に構成されている。ロータコア5は、内部流路51を有する。内部流路51は、ロータコア5を軸方向に貫通している。内部流路51には、冷媒Sが流通可能とされている。本実施形態において、ロータコア5は、軸方向に2分割されることにより一対設けられている。一対のロータコア5はそれぞれ同等の構成とされている。
(永久磁石)
永久磁石6は、ロータコア5の外周面に配置されている。なお、ロータコア5の外周面には、永久磁石6の周方向の位置決めをするための凹部等が設けられていてもよい。永久磁石6は、軸方向に沿って延びている。永久磁石6は、周方向に複数設けられている。永久磁石6は、例えば希土類磁石である。希土類磁石としては、例えばネオジム磁石やサマリウムコバルト磁石、プラセオジム磁石等が挙げられる。
(フィラメントワインディング層)
フィラメントワインディング層7は、永久磁石6の外周部に設けられている。具体的に、フィラメントワインディング層7は、図2に示すように、ガラス繊維や樹脂等の材料を糸状に成形したフィラメント繊維71をロータコア5の周方向に沿って螺旋状に巻回することにより形成されている。フィラメント繊維71は、断面円形状に形成されている。フィラメントワインディング層7は、永久磁石6の外周部に巻回されることにより、永久磁石6をロータコア5の外周面に固定している。なお、フィラメントワインディング層7は、ロータコア5の径方向に複数回巻き回して積層させてもよい。
(プレート部材)
図1に示すように、プレート部材8は、ロータコア5の軸方向における端部及び中央部に設けられている。具体的に、プレート部材8は、エンドプレート81と、オイルパスプレート83と、を含む。
エンドプレート81は、ロータコア5の軸方向の一方側及び他方側において、ロータコア5の外側を向く端部にそれぞれ設けられている。エンドプレート81は、軸線Cを中心とする環状に形成されている。エンドプレート81の径方向内側端部は、シャフト4の外周部に当接している。エンドプレート81の軸方向のうちロータ3の中央部側を向く端面は、ロータコア5の軸方向外側を向く端面に当接している。エンドプレート81には、エンドプレート81を軸方向に貫通する排出孔82が形成されている。排出孔82は、ロータコア5の内部流路51に連通している。排出孔82は、内部流路51内を流通する冷媒Sをロータ3の軸方向外側へ排出可能としている。
オイルパスプレート83は、ロータコア5の軸方向における中央部に設けられている。具体的に、オイルパスプレート83は、軸方向において一対のロータコア5間に設けられている。オイルパスプレート83は、軸線Cを中心とする環状に形成されている。オイルパスプレート83の径方向内側端部は、シャフト4の外周部に当接している。オイルパスプレート83の径方向外側端部は、フィラメントワインディング層7の外周部よりも径方向内側で終端している(図2も参照)。オイルパスプレート83の軸方向の両端面は、一対のロータコア5の軸方向における中央部側を向く端面にそれぞれ当接している。オイルパスプレート83は、第一流路86と、第二流路87とを有する。
第一流路86は、オイルパスプレート83の内部を径方向に貫通している。第一流路86の径方向内側端部は、シャフト4の径方向流路42に連通している。第一流路86の径方向外側端部は、オイルパスプレート83の外周部に連通している。第一流路86は、径方向流路42に流れる冷媒Sをロータコア5の外周部まで流通可能としている。第一流路86は、周方向に複数設けられている。
第二流路87は、オイルパスプレート83の内部を軸方向に貫通している。第二流路87は、第一流路86に連通している。第二流路87の軸方向における一方側及び他方側の端部は、ロータコア5に形成された内部流路51にそれぞれ連通している。第二流路87は、第一流路86に流れる冷媒Sをロータコア5の内部流路51内へ流通可能としている。第二流路87は、周方向に複数設けられている。
(筒体)
筒体9は、フィラメントワインディング層7の外周部に配置されている。筒体9は、軸線Cを中心とする筒状に形成されている。筒体9は、例えばチタンやステンレス、ニッケル合金等の非磁性体の材料により形成されている。筒体9は、例えば圧入によりフィラメントワインディング層7の外周部に固定されている。図2に示すように、筒体9の内周面は、フィラメントワインディング層7に当接している。これにより、筒体9の内周面と、軸方向に隣り合うフィラメント繊維71と、の間に空隙部Pが形成されている。また、筒体9の内周面と、オイルパスプレート83の径方向外側端部と、の間には隙間Qがあいている。筒体9は、内周側流路91と、外周側流路95と、を有する。
図3は、第1実施形態に係る筒体9の斜視図である。図4は、第1実施形態に係る筒体9の内周面における展開図である。
図3に示すように、内周側流路91は、筒体9の内周面に形成されている。内周側流路91は、筒体9の内周面から径方向外側に凹んだ溝である。内周側流路91は、螺旋状に形成されている。具体的に、内周側流路91は、ロータ3の回転方向(図3における矢印Wの方向)の下流側から上流側へ向かうにしたがい、軸方向の中央部側から軸方向の外側へ向かうように傾斜している。図2に示すように、内周側流路91には、オイルパスプレート83の第一流路から供給された冷媒Sが流通可能とされている。
図4に示すように、内周側流路91は、軸方向の一方側に形成された第一内周側流路92と、軸方向の他方側に形成された第二内周側流路93と、を有する。
第一内周側流路92の始点92aは、軸方向における中央部に設けられている。第一内周側流路92の終点92bは、軸方向における一方側端部に設けられている。第一内周側流路92は、始点92aから終点92bまで螺旋状に延びている。第一内周側流路92は、ロータ3の回転方向(図4における矢印Wの方向)の下流側から上流側へ向かうにしたがい、始点92aから終点92bへ向かうように傾斜している。第一内周側流路92は、始点92aから終点92bへ向かうまでに周方向に1周している。
第二内周側流路93は、少なくとも一部が第一内周側流路92よりも軸方向他方側に設けられている。第二内周側流路93の始点93aは、軸方向における中央部に設けられている。第二内周側流路93の終点93bは、軸方向における他方側端部に設けられている。第二内周側流路93は、始点93aから終点93bまで螺旋状に延びている。第二内周側流路93は、ロータ3の回転方向の下流側から上流側へ向かうにしたがい、始点93aから終点93bへ向かうように傾斜している。第二内周側流路93は、始点93aから終点93bへ向かうまでに周方向に1周している。
図3に戻って、外周側流路95は、筒体9の外周面に形成されている。外周側流路95は、筒体9の外周面から径方向内側に凹んだ溝である。外周側流路95は、内周側流路91と略平行な螺旋状に形成されている。図1に示すように、ステータ2とロータ3との間のエアギャップGに入り込んだ冷媒Sは、外周側流路95を流通可能とされている。
図5は、第1実施形態に係る筒体9の外周面における展開図である。
外周側流路95は、軸方向の一方側に形成された第一外周側流路96と、軸方向の他方側に形成された第二外周側流路97と、を有する。
第一外周側流路96は、軸方向の中央部を含み中央部よりも軸方向の一方側に設けられている。第一外周側流路96は、始点96aから終点96bまで螺旋状に延びている。第一外周側流路96の始点96aは、軸方向における中央部に設けられている。第一外周側流路96の終点96bは、軸方向における一方側端部に設けられている。第一外周側流路96は、ロータ3の回転方向(図5における矢印Wの方向)の下流側から上流側へ向かうにしたがい、始点96aから終点96bへ向かうように傾斜している。第一外周側流路96は、始点96aから終点96bへ向かうまでに周方向を1周している。
第二外周側流路97は、少なくとも一部が第一外周側流路96よりも軸方向他方側に設けられている。本実施形態において、第二外周側流路97は、軸方向の中央部を含み中央部よりも軸方向の他方側に設けられている。第二外周側流路97は、始点97aから終点97bまで螺旋状に延びている。第二外周側流路97の始点97aは、軸方向における中央部に設けられている。第二外周側流路97の終点97bは、軸方向における他方側端部に設けられている。第二外周側流路97は、ロータ3の回転方向の下流側から上流側へ向かうにしたがい、始点97aから終点97bへ向かうように傾斜している。第二外周側流路97は、始点97aから終点97bへ向かうまでに周方向を1周している。
次に、ロータ3の内部を流れる冷媒Sの流れについて説明する。
図1に示すように、始めに、ロータ3の外部に設けられた不図示のポンプ等により、冷媒Sがシャフト4の軸心冷却路41内に供給される。冷媒Sは、軸心冷却路41内を軸方向に沿って流通した後、ロータ3が回転した際の遠心力により、径方向流路42を通ってオイルパスプレート83の第一流路86へ流入する。
第一流路86へ流入した冷媒Sの一部は、第二流路87を通ってロータコア5の内部流路51へ流入する。さらに冷媒Sは、内部流路51内を軸方向の外側に向かって流通し、エンドプレート81の排出孔82からロータ3の外部へ排出される。これにより、冷媒Sは、ロータコア5を冷却する。
一方、図2に示すように、第一流路86へ流入した冷媒Sの残りの一部は、第一流路86を径方向外側に向かって流通し、ロータ3の外周部へ供給される。具体的に、冷媒Sは、フィラメントワインディング層7と筒体9との間の隙間Qに供給される。フィラメントワインディング層7と筒体9との間に供給された冷媒Sは、軸方向に隣り合うフィラメント繊維71と筒体9との間の空隙部Pに入り込んで周方向に流通するとともに、筒体9の内周面に形成された内周側流路91を通って周方向及び軸方向外側へ向かって流通する。内周側流路91に沿って軸方向外側へ流通した冷媒Sは、ロータコア5の端部から外部へ排出される。これにより、冷媒Sは、フィラメントワインディング層7及びフィラメントワインディング層7の径方向内側に配置された永久磁石6を冷却する。また、ロータ3の外周部に供給された冷媒Sの一部は、フィラメント繊維71間に浸透する。これにより、冷媒Sは、外周部から永久磁石6を冷却する。
(作用、効果)
次に、ロータ3及び回転電機1の作用、効果について説明する。
本実施形態のロータ3によれば、永久磁石6の外周面にフィラメントワインディング層7が巻回されるので、永久磁石6をロータコア5の外周部に保持できる。フィラメントワインディング層7の外周部にはさらに筒体9が配置されているので、筒体9がフィラメントワインディング層7を外周から保持することにより、フィラメントワインディング層7のほつれを抑制できる。これにより、永久磁石6をより確実にロータコア5に固定できる。また、ロータ3の回転によりフィラメントワインディング層7がステータ2に接触することを確実に防止できる。よって、従来技術と比較して高回転に好適なロータ3とすることができる。
プレート部材8は第一流路86を有するので、軸心冷却路41を流れる冷媒Sは、第一流路86を通ってロータコア5の外周部に供給される。さらに、ロータコア5の外周部に供給された冷媒Sは、フィラメントワインディング層7のフィラメント繊維71間に浸透する。これにより、フィラメントワインディング層7の内側に配置された永久磁石6を外周部から効率的に冷却できる。
したがって、ロータコア5の外周面に配置された永久磁石6を確実に固定するとともに、冷却効率を向上したロータ3を提供できる。
筒体9の内周部には第一流路86に連通する内周側流路91が設けられているので、軸心冷却路41を流れる冷媒Sは、第一流路86を通って内周側流路91に供給される。これにより、筒体9とフィラメントワインディング層7との間に積極的に冷媒Sを供給できる。よって、フィラメントワインディング層7及びフィラメントワインディング層7の内側に配置された永久磁石6を、外周部から効率的に冷却できる。
内周側流路91は螺旋状に形成されているので、内周側流路91に供給された冷媒Sは、ロータ3の回転により周方向に移動するとともに軸方向の一方側から他方側へ向かって移動する。これにより、内周側流路91に供給された冷媒Sの流通効率を向上できる。よって、ロータ3の冷却効率を向上できる。
オイルパスプレート83はロータ3の軸方向の中央部に配置されているので、冷媒Sは、ロータコア5の中央部を通ってロータ3の外周部に供給される。一方、内周側流路91は、ロータ3の回転方向Wの下流側から上流側へ向かうにしたがい軸方向の中央部側から外側へ向かうように傾斜している。このため、内周側流路91に供給された冷媒Sは、ロータ3の回転に伴う慣性力により傾斜に沿ってロータ3の中央部側から外側に移動する。これにより、オイルパスプレート83によって軸方向の中央部に供給された冷媒Sを、軸方向外側に向かって積極的に排出できる。よって、ロータ3の冷却効率を向上できる。
筒体9の外周部には螺旋状に形成された外周側流路95が設けられているので、例えばこのロータ3を用いた回転電機1において、ロータ3とステータ2との間のエアギャップGに入り込んだ冷媒Sを、外周側流路95に沿ってエアギャップGの外部へ排出できる。よって、エアギャップGに冷媒Sが浸入することによる回転電機1のフリクショントルクの発生を抑制できる。
内周側流路91及び外周側流路95は互いに平行となるように形成されているので、筒体9の内周部及び外周部の双方において、ロータ3の回転により冷媒Sを軸方向の中央部側から軸方向の外側へ向かって流通させることができる。よって、内周側流路91の冷媒Sの流通効率を向上することによりロータ3の冷却効率を向上し、かつエアギャップGへ誤って浸入した冷媒Sを、外周側流路95によってエアギャップG外に素早く排出し、このロータ3を用いた回転電機1におけるフリクショントルクの発生を抑制した、高性能なロータ3とすることができる。
筒体9は非磁性体なので、筒体9を設けることによる磁束漏れを抑制できる。これにより、磁気効率の低下を抑制した、高効率なロータ3とすることができる。
本実施形態の回転電機1によれば、ロータコア5の外周面に配置された永久磁石6を確実に固定するとともに、冷却効率を向上したロータ3を備えた高性能な回転電機1を提供できる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明する。図6は、第2実施形態に係る筒体9の斜視図である。図7は、第2実施形態に係る筒体9の内周面における展開図である。図8は、第2実施形態に係る筒体9の外周面における展開図である。本実施形態では、内周側流路91及び外周側流路95が始点から終点へ向かうまでに周方向を5周している点において上述した実施形態と相違している。
本実施形態において、内周側流路91は、第一内周側流路92と、第二内周側流路93と、を有する。第一内周側流路92は、始点92aから終点92bへ向かうまでに周方向を5周している。第二内周側流路93は、始点93aから終点93bへ向かうまでに周方向を5周している。
外周側流路95は、第一外周側流路96と、第二外周側流路97と、を有する。第一外周側流路96は、始点96aから終点96bへ向かうまでに周方向を5周している。第二外周側流路97は、始点97aから終点97bへ向かうまでに周方向を5周している。
なお、螺旋の傾斜方向や始点92a,93a,96a,97a及び終点92b,93b,96b,97bの位置は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用、効果を奏することに加え、内周側流路91により多くの冷媒Sを保持できるので、筒体9の熱容量を増加させることができる。これにより、筒体9に接するフィラメントワインディング層7及びフィラメントワインディング層7の内径側に配置された永久磁石6の熱を効率的に吸収し、ロータ3の冷却効率を向上できる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、内周側流路91及び外周側流路95が始点92a,93a,96a,97aから終点92b,93b,96b,97bへ向かうまでの周回数は、上述した周回数に限られない。始点92a,93a,96a,97a及び終点92b,93b,96b,97bの軸方向における位置は、上述した実施形態に限られない。また、内周側流路91及び外周側流路95は、二重螺旋や三重螺旋等であってもよい。
内周側流路91と外周側流路95との周回数が異なっていてもよい。内周側流路91と外周側流路95とが交差していてもよい。
外周側流路95はなくてもよい。但し、エアギャップGに入り込んだ冷媒Sを外部に排出し易くすることで回転電機1の性能低下を抑制できる点で、外周側流路95を設けない場合よりも外周側流路95を設けた場合の方が優位性を有する。
ロータコア5における内部流路51は、径方向に複数形成されてもよい。この場合、内部流路51が形成された位置に合わせて、オイルパスプレート83の第二流路87を径方向に複数形成してもよい。
エンドプレート81は軸方向の一方側にのみ設けられてもよい。また、エンドプレート81はなくてもよい。
本実施形態では、オイルパスプレート83が軸方向の中央部に設けられる構成について説明したが、これに限らない。オイルパスプレート83がロータコア5の軸方向における一方側の端部に設けられてもよい。すなわち、軸方向の一方側から他方側へ向かって冷媒Sが内周側流路91内を流通するように構成してもよい。特に、オイルパスプレート83がロータコア5の軸方向における端部に設けられる場合、第二内周側流路93はなくてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した実施形態及び変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 回転電機
2 ステータ
3 ロータ
4 シャフト
5 ロータコア
6 永久磁石
7 フィラメントワインディング層
8 プレート部材
9 筒体
41 軸心冷却路
83 オイルパスプレート
91 内周側流路
95 外周側流路
S 冷媒

Claims (8)

  1. ロータコアと、
    前記ロータコアと一体回転し、内部に冷媒が流通可能な軸心冷却路を有するシャフトと、
    前記軸心冷却路に流れる冷媒を前記ロータコアの外周部に流通する第一流路を有するプレート部材と、
    前記ロータコアの外周部に配置される永久磁石と、
    前記永久磁石の外周部に巻回されたフィラメントワインディング層と、
    前記フィラメントワインディング層の外周部に配置された筒体と、
    を備えることを特徴とするロータ。
  2. 前記フィラメントワインディング層は、前記ロータコアの周方向に沿って巻回され、
    前記筒体の内周部には、前記第一流路に連通する内周側流路が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
  3. 前記内周側流路は螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のロータ。
  4. 前記プレート部材は、前記ロータの軸方向の中央部に配置されるオイルパスプレートを含み、
    前記内周側流路は、前記ロータの回転方向の下流側から上流側へ向かうにしたがい、前記ロータの軸方向の中央部側から前記軸方向の外側へ向かうように傾斜していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のロータ。
  5. 前記筒体の外周部には、螺旋状に形成された外周側流路が設けられていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のロータ。
  6. 前記内周側流路及び前記外周側流路は、互いに平行となるように形成されていることを特徴とする請求項5に記載のロータ。
  7. 前記筒体は非磁性体であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のロータ。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のロータと、
    前記ロータの外周部に配置されるステータと、
    を備えることを特徴とする回転電機。
JP2019038540A 2019-03-04 2019-03-04 ロータ及び回転電機 Active JP6871289B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019038540A JP6871289B2 (ja) 2019-03-04 2019-03-04 ロータ及び回転電機
CN202010119657.5A CN111654129A (zh) 2019-03-04 2020-02-26 转子及旋转电机
US16/804,010 US11283316B2 (en) 2019-03-04 2020-02-28 Rotor and rotating electrical machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019038540A JP6871289B2 (ja) 2019-03-04 2019-03-04 ロータ及び回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020145782A true JP2020145782A (ja) 2020-09-10
JP6871289B2 JP6871289B2 (ja) 2021-05-12

Family

ID=72335552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019038540A Active JP6871289B2 (ja) 2019-03-04 2019-03-04 ロータ及び回転電機

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11283316B2 (ja)
JP (1) JP6871289B2 (ja)
CN (1) CN111654129A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220157098A (ko) * 2021-05-20 2022-11-29 현대모비스 주식회사 로터 조립체 및 이를 포함하는 모터
WO2024004460A1 (ja) * 2022-07-01 2024-01-04 ジヤトコ株式会社 ユニット

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017129212A1 (de) * 2017-12-08 2019-06-13 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Rotor mit Kühlung
JP7142072B2 (ja) * 2020-11-02 2022-09-26 本田技研工業株式会社 回転電機のロータ

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003018775A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Toshiba Corp 永久磁石形モータ
JP2005304188A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Honda Motor Co Ltd 永久磁石回転子
CN2742662Y (zh) * 2004-11-12 2005-11-23 西北工业大学 一种带有螺旋冷却油路的电机转子轴
CN2757414Y (zh) * 2004-11-12 2006-02-08 西北工业大学 一种电机定转子双路并联循环油路冷却装置
JP2008219965A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 回転機械
JP2009081953A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Toyota Motor Corp 回転電機
JP2009171785A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Toyota Motor Corp 回転電機
JP2017028837A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 Kyb株式会社 ロータ、回転電機、ロータ製造方法、及びロータ製造装置
WO2018062350A1 (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 日本電産株式会社 ロータユニット及びモータ
CN207652160U (zh) * 2016-12-16 2018-07-24 保时捷股份公司 电动机
WO2018198866A1 (ja) * 2017-04-24 2018-11-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動機要素、電動機、装置
WO2018221008A1 (ja) * 2017-05-29 2018-12-06 三菱電機株式会社 回転子、回転電機、および回転子の製造方法
JP2019004533A (ja) * 2017-06-12 2019-01-10 川崎重工業株式会社 永久磁石固定体の製造方法
CN109347291A (zh) * 2018-12-04 2019-02-15 兖矿东华重工有限公司 矿用刮板机防爆常速永磁同步电动机

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103262396A (zh) 2010-12-22 2013-08-21 株式会社Ihi 旋转机械
CN102983679A (zh) * 2012-11-28 2013-03-20 沈阳工业大学 一种压缩机用槽内自冷却高速永磁电机系统
JP2014220901A (ja) * 2013-05-08 2014-11-20 三菱電機株式会社 永久磁石埋込型回転電機
DE102013211574A1 (de) * 2013-06-19 2014-12-24 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Pumpe mit wenigstens einem Strömungskanal und Haushaltsgerät mit einer solchen Pumpe
US9991754B2 (en) * 2013-08-05 2018-06-05 Mitsubishi Electric Corporation Embedded permanent magnet rotary electric machine
US9793783B2 (en) * 2014-06-27 2017-10-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Rotor of rotary electric machine
US20160020673A1 (en) * 2014-07-18 2016-01-21 Hamilton Sundstrand Corporation Rotor cooling
JP6212020B2 (ja) * 2014-11-13 2017-10-11 ファナック株式会社 回転子の製造方法

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003018775A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Toshiba Corp 永久磁石形モータ
JP2005304188A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Honda Motor Co Ltd 永久磁石回転子
CN2742662Y (zh) * 2004-11-12 2005-11-23 西北工业大学 一种带有螺旋冷却油路的电机转子轴
CN2757414Y (zh) * 2004-11-12 2006-02-08 西北工业大学 一种电机定转子双路并联循环油路冷却装置
JP2008219965A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 回転機械
JP2009081953A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Toyota Motor Corp 回転電機
JP2009171785A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Toyota Motor Corp 回転電機
JP2017028837A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 Kyb株式会社 ロータ、回転電機、ロータ製造方法、及びロータ製造装置
WO2018062350A1 (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 日本電産株式会社 ロータユニット及びモータ
CN207652160U (zh) * 2016-12-16 2018-07-24 保时捷股份公司 电动机
WO2018198866A1 (ja) * 2017-04-24 2018-11-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動機要素、電動機、装置
WO2018221008A1 (ja) * 2017-05-29 2018-12-06 三菱電機株式会社 回転子、回転電機、および回転子の製造方法
JP2019004533A (ja) * 2017-06-12 2019-01-10 川崎重工業株式会社 永久磁石固定体の製造方法
CN109347291A (zh) * 2018-12-04 2019-02-15 兖矿东华重工有限公司 矿用刮板机防爆常速永磁同步电动机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220157098A (ko) * 2021-05-20 2022-11-29 현대모비스 주식회사 로터 조립체 및 이를 포함하는 모터
KR102618055B1 (ko) * 2021-05-20 2023-12-27 현대모비스 주식회사 로터 조립체 및 이를 포함하는 모터
WO2024004460A1 (ja) * 2022-07-01 2024-01-04 ジヤトコ株式会社 ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
US11283316B2 (en) 2022-03-22
JP6871289B2 (ja) 2021-05-12
US20200287432A1 (en) 2020-09-10
CN111654129A (zh) 2020-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6871289B2 (ja) ロータ及び回転電機
JP5772544B2 (ja) 回転電機の冷却構造
JP7055668B2 (ja) 回転電機のロータ
WO2013136405A1 (ja) 回転電機
JP7115912B2 (ja) ロータの製造方法
CN102738937A (zh) 具有冷却机构的转子组件
JP6934489B2 (ja) 回転電機
WO2015025648A1 (ja) 回転電機
KR102617452B1 (ko) 냉각부를 구비한 모터 회전자
CN103812248A (zh) 电机和用于电机的转子
US11742721B2 (en) Rotor cooling assembly and method for the interior of a permanent magnet motor
CN110299777A (zh) 旋转电机的转子
JP2020141542A (ja) 回転電機のロータ
JP2020188637A (ja) 巻線界磁型同期機のロータ
JP7289717B2 (ja) 回転電機
JP6332876B2 (ja) 回転電機のロータ、および回転電機のロータの製造方法
JP2020120486A (ja) 回転電機
JP6581948B2 (ja) 回転電機
JP5730740B2 (ja) 回転電機
JP2011193623A (ja) 回転電機
US20220337113A1 (en) Rotor assembly and method for motor end winding cooling and bearing lubrication
JP6793178B2 (ja) 回転電気のロータ
JP7080278B2 (ja) ロータ、ロータの製造方法及び回転電機
CN210431058U (zh) 旋转电机
JP2023015536A (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6871289

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150