JP2020145317A - 電力変換装置 - Google Patents

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【課題】 電力変換装置において、昇圧DC−DCコンバータの半導体モジュールの温度上昇を抑制する【解決手段】 電力変換装置であって、積層体を有する。前記積層体は、各半導体モジュールが複数の半導体モジュールのうちの2つに挟まれるように複数の前記冷却器と複数の前記半導体モジュールが積層されて、構成されている。複数の前記半導体モジュールが、昇圧DC−DCコンバータ回路の一部を構成する少なくとも1つの昇圧半導体モジュールを有する。複数の前記冷却器のうちの前記昇圧半導体モジュールに接する少なくとも1つの隣接冷却器の前記昇圧半導体モジュールに対する接触面と反対側の面が、複数の前記半導体モジュールのいずれにも接していない。【選択図】図3

Description

本明細書に開示の技術は、電力変換装置に関する。
特許文献1に開示の電力変換装置は、複数の冷却器と複数の半導体モジュールが交互に積層されて構成された積層体を有している。積層体の両端部に冷却器が位置するように、複数の冷却器と複数の半導体モジュールが交互に積層されている。各半導体モジュールは、一対の冷却器によって挟まれている。各半導体モジュールは、スイッチング素子を内蔵している。各半導体モジュールが互いに接続されることによって、DC−DCコンバータ回路とインバータ回路が構成されている。昇圧DC−DCコンバータ回路とインバータ回路が動作すると、各半導体モジュールが発熱する。各半導体モジュールは、両側から冷却器によって冷却される。これによって、各半導体モジュールの温度上昇が抑制される。
特開2007−266634号公報
昇圧DC−DCコンバータでは、半導体モジュールで生じる発熱量が高い。このため、電力変換装置では、昇圧DC−DCコンバータの半導体モジュールが、他の半導体モジュールよりも高温となり易い。本明細書では、電力変換装置において、昇圧DC−DCコンバータの半導体モジュールの温度上昇を抑制する技術を提案する。
本明細書が開示する電力変換装置は、積層体と、冷媒供給管と、冷媒排出管を有する。前記積層体は、複数の冷却器と複数の半導体モジュールを有する。前記各半導体モジュールが前記複数の半導体モジュールのうちの2つに挟まれるように複数の前記冷却器と複数の前記半導体モジュールが積層されて、前記積層体が構成されている。前記冷媒供給管は、前記各冷却器に冷媒を供給する。前記冷媒排出管には、前記各冷却器から排出された冷媒が流入する。複数の前記半導体モジュールが、昇圧DC−DCコンバータ回路の一部を構成する少なくとも1つの昇圧半導体モジュールを有する。複数の前記冷却器のうちの前記昇圧半導体モジュールに接する少なくとも1つの隣接冷却器の前記昇圧半導体モジュールに対する接触面と反対側の面が、複数の前記半導体モジュールのいずれにも接していない。
この電力変換装置では、昇圧半導体モジュールに接する隣接冷却器の昇圧半導体モジュールに対する接触面と反対側の面が、複数の半導体モジュールのいずれにも接していない。このため、隣接冷却器は片側から加熱される。このため、隣接冷却器内の冷媒の温度が上昇し難く、隣接冷却器は高い冷却性能を有する。したがって、隣接冷却器に接する昇圧半導体モジュールを効率的に冷却することができ、昇圧半導体モジュールの温度上昇を抑制することができる。
電力制御回路の回路図。 半導体モジュールの斜視図。 電力変換装置の斜視図。 電力変換装置の平面図。 冷却器の斜視図。 半導体モジュールの位置と熱抵抗の関係を示すグラフ。 変形例の電力制御回路の回路図。 変形例1の積層体の平面図。 変形例2の積層体の平面図。 変形例3の積層体の平面図。
図1は、電気自動車等の車両に搭載される電力制御回路10を示している。車両は、走行用モータ18を備えている。電力制御回路10は、バッテリ12の直流電力を交流電力に変換して走行用モータ18に供給する。電力制御回路10は、DC−DCコンバータ回路14とインバータ回路16を有する。DC−DCコンバータ回路14は、バッテリ12の出力電圧(直流電圧)を昇圧する。インバータ回路16は、DC−DCコンバータ回路14の出力電圧(昇圧された直流電圧)を交流電力に変換する。
DC−DCコンバータ回路14は、高電位配線20、低電位配線22、中間配線24、コンデンサ30、リアクトル32、IGBT(insulated gate bipolar transistor)34a〜34d、及び、コンデンサ36を有している。コンデンサ30は、バッテリ12の正極と負極の間に接続されている。中間配線24は、リアクトル32を介してバッテリ12の正極に接続されている。低電位配線22は、バッテリ12の負極に接続されている。IGBT34a、34cは、コレクタが高電位配線20側を向く向きで高電位配線20と中間配線24の間に接続されている。IGBT34b、34dは、コレクタが中間配線24側を向く向きで中間配線24と低電位配線22の間に接続されている。IGBT34a〜34dのそれぞれに対して並列にダイオードが接続されている。各ダイオードのアノードが対応するIGBTのエミッタに接続されており、各ダイオードのカソードが対応するIGBTのコレクタに接続されている。コンデンサ36は、高電位配線20と低電位配線22の間に接続されている。
DC−DCコンバータ回路14は、バッテリ12の正極と負極の間の電圧を昇圧し、昇圧した電圧を高電位配線20と低電位配線22の間に印加する。また、DC−DCコンバータ回路14は、高電位配線20と低電位配線22の間の電圧を降圧し、降圧した電圧をバッテリ12の正極と負極の間に印加することもできる。
インバータ回路16は、高電位配線20、低電位配線22、出力配線26〜28、及び、IGBT34e〜34jを有している。出力配線26〜28は、走行用モータ18に接続されている。IGBT34eは、コレクタが高電位配線20側を向く向きで高電位配線20と出力配線26の間に接続されている。IGBT34gは、コレクタが高電位配線20側を向く向きで高電位配線20と出力配線27の間に接続されている。IGBT34iは、コレクタが高電位配線20側を向く向きで高電位配線20と出力配線28の間に接続されている。IGBT34fは、コレクタが出力配線26側を向く向きで出力配線26と低電位配線22の間に接続されている。IGBT34hは、コレクタが出力配線27側を向く向きで出力配線27と低電位配線22の間に接続されている。IGBT34jは、コレクタが出力配線28側を向く向きで出力配線28と低電位配線22の間に接続されている。IGBT34e〜34jのそれぞれに対して並列にダイオードが接続されている。各ダイオードのアノードが対応するIGBTのエミッタに接続されており、各ダイオードのカソードが対応するIGBTのコレクタに接続されている。
インバータ回路16は、高電位配線20と低電位配線22の間に印加される直流電力を三相交流電力に変換し、三相交流電力を出力配線26〜28を介して走行用モータ18に供給する。
図1に示すように、IGBT34a、34bの直列回路、IGBT34c、34dの直列回路、IGBT34e、34fの直列回路、IGBT34g、34hの直列回路、及び、IGBT34i、34jの直列回路のそれぞれは、半導体モジュール40a〜40eにより構成されている。なお、以下では、半導体モジュール40a〜40eをまとめて、半導体モジュール40という場合がある。
図2は、半導体モジュール40の構成を示している。図2に示すように、半導体モジュール40は、絶縁樹脂42、3つの主端子44a〜44c、及び、複数の信号端子46を有している。絶縁樹脂42は、直列に接続された2つのIGBT34を内蔵している。3つの主端子44a〜44cと信号端子46は、絶縁樹脂42の側面から突出している。主端子44a〜44cは、絶縁樹脂42の内部でIGBT34に接続されている。主端子44aは、高電位配線20に接続される端子である。主端子44bは、低電位配線22に接続される端子である。主端子44cは、中間配線24または出力配線26〜28に接続される端子である。信号端子46は、IGBT34を制御するための端子である。信号端子46は、IGBT34のゲート端子や、IGBT34の電流、温度等を検出する端子を含む。
図3、4は、半導体モジュール40を集積した電力変換装置50を示している。電力変換装置50は、複数の冷却器52a〜52fと、上述した半導体モジュール40a〜40eを備えている。各冷却器52は、扁平形状を有している。複数の冷却器52と複数の半導体モジュール40とが交互に積層されることで、積層体51が構成されている。冷却器52と半導体モジュール40は、積層体51の両端部に冷却器52aと冷却器52fが位置するように積層されている。以下では、積層体51の両端部に配置されている2つの冷却器52a、52fを端部冷却器という場合がある。また、両端部以外の位置に配置されている複数の冷却器52b、52c、52d、52e(すなわち、端部冷却器52aと端部冷却器52fの間に配列されている複数の冷却器52)を、中間冷却器という場合がある。DC−DCコンバータ回路14の一部を構成する半導体モジュール40aは、端部冷却器52aとその隣の中間冷却器52bの間に挟まれている。DC−DCコンバータ回路14の一部を構成する半導体モジュール40bは、端部冷却器52fとその隣の中間冷却器52eの間に挟まれている。インバータ回路16の一部を構成する半導体モジュール40cは、中間冷却器52bと中間冷却器52cの間に挟まれている。インバータ回路16の一部を構成する半導体モジュール40dは、中間冷却器52cと中間冷却器52dの間に挟まれている。インバータ回路16の一部を構成する半導体モジュール40eは、中間冷却器52dと中間冷却器52eの間に挟まれている。
図5に示すように、各冷却器52の長手方向の両端部に、接続孔24a、24bが設けられている。各冷却器52の内部には、接続孔24aと接続孔24bとを連通する冷媒流路が形成されている。図3、4に示すように、各冷却器52の接続孔24aに冷媒供給管60が接続されており、各冷却器52の接続孔24bに冷媒排出管62が接続されている。冷媒供給管60と冷媒排出管62は、図示しないポンプに接続されている。ポンプが作動すると、図3、4において矢印で示すように、冷媒供給管60から各冷却器52の内部の冷媒流路を通って冷媒排出管62へ冷媒(本実施形態では冷却水)が流れる。各冷却器52に冷媒が流れることで、半導体モジュール40で生じる熱が冷媒に吸収され、半導体モジュール40が冷却される。
図3、4に示すように、端部冷却器52a、52fは、片面でのみ半導体モジュール40に接している。これに対し、中間冷却器52b〜52eは、一対の半導体モジュール40によって挟まれており、両面で半導体モジュール40に接している。このため、各半導体モジュール40と各冷却器52を動作させたときに、端部冷却器52a、52f内の冷媒は、中間冷却器52b〜52e内の冷媒よりも加熱され難い。このため、半導体モジュール40a、40bは、半導体モジュール40c〜40eよりも効率的に冷却される。
図6は、端部冷却器と中間冷却器の冷却性能の差を実証するために行った実験の結果を示している。この実験では、図3、4と同様に複数の半導体モジュールと複数の冷却器を交互に積層した積層体において、各半導体モジュールを動作させながら各冷却器によって各半導体モジュールを冷却し、各半導体モジュールの熱抵抗を測定した。なお、この実験では、冷媒の流量を変化させて、冷媒の各流量において熱抵抗を測定した。また、この実験では、9個の半導体モジュールと10個の冷却器を交互に積層した積層体を用いた。図6の横軸は、半導体モジュールの番号を表しており、この番号は積層体中における半導体モジュールの位置に対応している。半導体モジュール1と半導体モジュール9は、端部冷却器と中間冷却器に挟まれている。その他の半導体モジュール2〜8は、一対の中間冷却器に挟まれている。図6から明らかなように、冷媒の流量がいずれの場合でも、端部冷却器に接している半導体モジュール1、9の熱抵抗が、他の半導体モジュール2〜8の熱抵抗よりも低い。特に、冷媒の流量が少ない場合には、冷媒が加熱され易いので、冷却性能の差が顕著に表れる。このため、冷媒の流量が少ない場合には、半導体モジュール1、9の熱抵抗が、他の半導体モジュール2〜8の熱抵抗よりも格段に低くなる。このように、端部冷却器と中間冷却器に挟まれた半導体モジュール1、9に対する冷却性能は、中間冷却器と中間冷却器に挟まれた半導体モジュール2〜8に対する冷却性能よりも高くなる。
図3、4に示す実施形態の電力変換装置50では、半導体モジュール40a、40bに対する冷却性能が、半導体モジュール40c〜40eに対する冷却性能よりも高い。上述したように、半導体モジュール40a、40bはDC−DCコンバータ回路14に搭載されており、半導体モジュール40c〜40eはインバータ回路16に搭載されている。DC−DCコンバータ回路14に搭載されている半導体モジュール40a、40bは、インバータ回路16に搭載されている半導体モジュール40c〜40eよりも消費電力が高い状態で使用される。このため、半導体モジュール40a、40bの発熱量は、半導体モジュール40c〜40eの発熱量よりも高い。このため、実施形態の電力変換装置50では、発熱量が高い半導体モジュール40a、40bを効率的に冷却することができる。これによって、半導体モジュール40a、40bの温度上昇を抑制することができ、半導体モジュール40a、40bの温度が半導体モジュール40c〜40eの温度に対して極端に高くなることを防止することができる。すなわち、半導体モジュール40a〜40eの間での温度のばらつきを抑制することができる。したがって、実施形態の電力変換装置50の構造によれば、一部の半導体モジュール40が他の半導体モジュール40よりも速く劣化することを防止することができ、電力変換装置50を長寿命化することができる。
なお、図6に示されているように、積層体の中央部の半導体モジュール(例えば、半導体モジュール5)では、両端部を除く中央部よりも外側の半導体モジュール(例えば、半導体モジュール3、8)よりも熱抵抗が低くなる傾向にある。したがって、電力変換装置50においては、半導体モジュール40a、40bの次に発熱量が高い半導体モジュール40を、積層体の中央部に配置してもよい。
また、上記の実施形態では、DC−DCコンバータ回路14から単一のインバータ回路16に電力が供給された。しかしながら、DC−DCコンバータ回路14から複数のインバータ回路に電力を供給するようにしてもよい。この場合、各インバータ回路に搭載される各半導体モジュールを、中間冷却器と中間冷却器の間に挟まれるように配置することができる。
また、上記の実施形態では、DC−DCコンバータ回路14が2つの半導体モジュール40a、40bを有していた。しかしながら、DC−DCコンバータ回路14に搭載される半導体モジュール40が1つであってもよい。この場合、DC−DCコンバータ回路14に搭載される半導体モジュール40を端部冷却器と中間冷却器の間に配置することで、その半導体モジュール40を効率的に冷却することができる。
また、上記の実施形態では、電力制御回路10が単一のDC−DCコンバータ回路14を有していた。しかしながら、図7に示すように、電力制御回路が2つのDC−DCコンバータ回路14a、14bを有していてもよい。DC−DCコンバータ回路14a、14bのそれぞれが、1つの半導体モジュール40f、40gを有している。この場合、半導体モジュール40f、40gを端部冷却器と中間冷却器の間に配置することができる。
なお、上記の実施形態では、端部冷却器52a、52fが、隣接冷却器(すなわち、DC−DCコンバータ回路14の一部を構成する半導体モジュール40a、40bに接する冷却器)の一例である。隣接冷却器52a、52fの半導体モジュール40a、40bに対する接触面の反対側の面がいずれの半導体モジュールにも接していないことで、半導体モジュール40a、40bを効率的に冷却することが可能とされている。
次に、図8〜10に示す変形例1〜3の積層体について説明する。なお、図8〜10においては、参照符号40xが昇圧DC−DCコンバータ回路の一部を構成する昇圧半導体モジュールを示し、参照符号40yがインバータ回路の一部を構成する半導体モジュールを示し、参照符号52xが昇圧半導体モジュールに隣接する隣接冷却器を示し、参照符号52yがその他の冷却器を示す。
図8に示す変形例1の積層体では、2つの昇圧半導体モジュール40x(40x−1、40x−2)が半導体モジュール40の中の両端に配置されている。図8の積層体は、昇圧半導体モジュール40xに隣接する4つの隣接冷却器52x(52x−1〜52x−4)を有している。隣接冷却器52x−1、52x−4は、積層体の端部に位置しているので、その片面でのみ半導体モジュール40と接している。したがって、隣接冷却器52x−1、52x−4は、昇圧半導体モジュール40x−1、40x−2を効率的に冷却することができる。また、隣接冷却器52x−2とその隣の冷却器52yの間の領域91、及び、隣接冷却器52x−3とその隣の冷却器52yの間の領域92には、半導体モジュール40が配置されていない。すなわち、領域91、92は、空間となっている。このため、隣接冷却器52x−2、52x−3は、その片面でのみ半導体モジュール40と接している。したがって、隣接冷却器52x−2、52x−3は、昇圧半導体モジュール40x−1、40x−2を効率的に冷却することができる。
図9に示す変形例2の積層体では、半導体モジュール40の中で、2つの昇圧半導体モジュール40x(40x−1、40x−2)が並んでおり、6つの半導体モジュール40yが並んでいる。図9の積層体は、昇圧半導体モジュール40xに隣接する3つの隣接冷却器52x(52x−1〜52x−3)を有している。隣接冷却器52x−1は、積層体の端部に位置しているので、その片面でのみ半導体モジュール40と接している。したがって、隣接冷却器52x−1は、昇圧半導体モジュール40x−1を効率的に冷却することができる。また、隣接冷却器52x−3とその隣の冷却器52yの間の領域93には、半導体モジュール40が配置されていない。すなわち、領域93は、空間となっている。このため、隣接冷却器52x−3は、その片面でのみ半導体モジュール40と接している。したがって、隣接冷却器52x−3は、昇圧半導体モジュール40x−2を効率的に冷却することができる。
図10に示す変形例3の積層体は、変形例2の積層体において、半導体モジュール40yの列の中に一定間隔で領域94を設けたものである。領域94には、半導体モジュール40が配置されていない。すなわち、領域94は、空間となっている。領域94を設けることで、各冷却器52yの冷却性能を向上することができる。
なお、変形例1〜3(図8〜10)において、領域91〜94に非発熱体により構成されたダミーモジュールを配置してもよい。また、領域91〜94を圧縮して、これらの両側の冷却器を接触させてもよい。
以上、実施形態について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独あるいは各種の組み合わせによって技術有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの1つの目的を達成すること自体で技術有用性を持つものである。
10 :電力制御回路
12 :バッテリ
14 :DC−DCコンバータ回路
16 :インバータ回路
18 :走行用モータ
20 :高電位配線
22 :低電位配線
24 :中間配線
26 :出力配線
27 :出力配線
28 :出力配線
30 :コンデンサ
32 :リアクトル
36 :コンデンサ
40 :半導体モジュール
50 :電力変換装置
51 :積層体
52 :冷却器
60 :冷媒供給管
62 :冷媒排出管

Claims (1)

  1. 電力変換装置であって、
    複数の冷却器と複数の半導体モジュールを有し、前記各半導体モジュールが前記複数の半導体モジュールのうちの2つに挟まれるように複数の前記冷却器と複数の前記半導体モジュールが積層されて構成された積層体と、
    前記各冷却器に冷媒を供給する冷媒供給管と、
    前記各冷却器から排出された冷媒が流入する冷媒排出管、
    を有しており、
    複数の前記半導体モジュールが、昇圧DC−DCコンバータ回路の一部を構成する少なくとも1つの昇圧半導体モジュールを有し、
    複数の前記冷却器のうちの前記昇圧半導体モジュールに接する少なくとも1つの隣接冷却器の前記昇圧半導体モジュールに対する接触面と反対側の面が、複数の前記半導体モジュールのいずれにも接していない、
    電力変換装置。
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