JP2020144036A - 電子時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】時刻の手動操作による修正操作時の操作性を向上できる電子時計を提供する。【解決手段】電子時計は、時刻を表示する時刻表示部4、5、6、7と、第1の位置または第2の位置である複数の引出位置に引き出すことが可能なりゅうず8と、りゅうず8の引出位置を検出する引出位置検出部21と、りゅうず8を回転する操作を検出する操作検出部22と、引出位置が第1の位置または第2の位置である場合に、操作検出部22で操作を検出すると、時刻表示部4、5、6、7で表示される時刻を、引出位置に応じて異なる設定量で操作毎に設定する時刻設定部23と、を備える。【選択図】図3

Description

本願発明は、アナログ表示やデジタル表示を有する電子時計に関する。
特許文献1には、りゅうずを2段階引き出すと地方時設定処理が実行され、りゅうずの回転操作が検出されると時針を1時間移動させ、押しボタンスイッチが押下されると、分針を15分移動させる電子時計が開示されている。
特開2017−49228号公報
特許文献1の電子時計は、修正対象が同じ地方時でありながら、利用者は、りゅうず、または、ボタンを、指針の移動量に応じて使い分けて操作しなければならない。このため、りゅうずおよびボタンの使い分けを熟知していない一般の利用者にとっては、操作性が悪く、誤操作の恐れもあった。
本開示の電子時計は、時刻を表示する時刻表示部と、第1の位置または第2の位置である複数の引出位置に引き出すことが可能なりゅうずと、前記りゅうずの前記引出位置を検出する引出位置検出部と、前記りゅうずを回転する操作を検出する操作検出部と、前記引出位置が前記第1の位置または前記第2の位置である場合に、前記操作検出部で前記操作を検出すると、前記時刻表示部で表示される前記時刻を、前記引出位置に応じて異なる設定量で前記操作毎に設定する時刻設定部と、を備えることを特徴とする。
本開示の電子時計は、時刻を表示する時刻表示部と、第1の位置または第2の位置である複数の引出位置に引き出すことが可能なりゅうずと、前記りゅうず以外の操作部と、前記りゅうずの前記引出位置を検出する引出位置検出部と、前記操作部の操作を検出する操作検出部と、前記引出位置が前記第1の位置または前記第2の位置である場合に、前記操作検出部で前記操作を検出すると、前記時刻表示部で表示される前記時刻を、前記引出位置に応じて異なる設定量で前記操作毎に設定する時刻設定部と、を備えることを特徴とする。
本開示の電子時計において、前記時刻設定部は、前記時刻表示部で表示される前記時刻の時差を設定することによって前記時刻を設定することが好ましい。
本開示の電子時計において、前記時刻設定部は、前記引出位置が前記第1の位置の場合、前記操作毎に設定される前記時差の設定量を1時間とし、前記引出位置が前記第2の位置の場合、前記操作毎に設定される前記時差の設定量を15分とすることが好ましい。
本開示の電子時計において、前記時刻設定部は、前記引出位置が前記第1の位置の場合、前記操作毎に設定される前記時刻の設定量を1時間とし、前記引出位置が前記第2の位置の場合、前記操作毎に設定される前記時刻の設定量を1分とすることが好ましい。
本開示の電子時計において、前記りゅうず以外の操作部は、ボタンであることが好ましい。
第1実施形態の電子時計を示す正面図である。 第1実施形態のムーブメントの構成を示す図である。 第1実施形態のムーブメントの構成を示すブロック図である。 第1実施形態の第1の手動時差修正モードの処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の第2の手動時差修正モードの処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の手動時差修正時の動作例を示す図である。 第2実施形態のムーブメントの構成を示すブロック図である。 第2実施形態の第1の現在時刻修正モードの処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の第2の現在時刻修正モードの処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の現在時刻修正時の動作例を示す図である。 変形例の時刻修正例を示す図である。
[第1実施形態]
以下、第1実施形態の電子時計1を図面に基づいて説明する。
電子時計1は、ケース2と、ケース2内に配置された文字板3と、文字板3の平面中心位置に設けられた3本の指針軸にそれぞれ取り付けられた秒針4、分針5、時針6と、日車7と、りゅうず8と、ボタン9Aと、ボタン9Bとを備える。
このため、電子時計1において、時刻を表示する時刻表示部10は、秒針4、分針5、時針6、日車7を備えて構成される。
[電子時計の回路構成]
電子時計1のムーブメントは、図2、3に示すように、信号源である水晶振動子11と、電源である電池12と、第1モーター14、第2モーター15、第3モーター16、第4モーター17と、時計用のIC20と、記憶部30とを備える。
また、ムーブメントは、ボタン9A、ボタン9Bの操作によってオン、オフされるプッシュスイッチS1、S2と、りゅうず8の引き出し操作によってオン、オフされるスライドスイッチS3、S4と、りゅうず8の回転操作によってオン、オフされるスイッチS5、S6とを備える。
第1モーター14、第2モーター15、第3モーター16、第4モーター17は、電子時計用に用いられる2極単相ステッピングモーターであり、秒針4、分針5、時針6、日車7を、時計回りおよび反時計回りの両方向に移動可能に構成されている。なお、秒針4は、通常、分針5や時針6に比べて1周させるために必要なステップ数が少ないため、第1モーター14は秒針4を時計回り方向のみに移動可能に構成してもよい。
図2に示すように、IC20は、水晶振動子11が接続される接続端子OSC1、OSC2と、スイッチS1、S2、S3、S4、S5、S6が接続される入力端子K1、K2、K3、K4、K5、K6と、電池12が接続される電源端子VDD、VSSと、第1モーター14から第4モーター17の各コイルに接続される出力端子O1〜O8と、記憶部30が接続される入出力端子M1とを備える。
なお、本実施形態では、電池12のプラス電極を高電位側の電源端子VDDに接続し、マイナス電極を低電位側の電源端子VSSに接続し、低電位側の電源端子VSSをグランドに設定している。
水晶振動子11は、図示略の発振回路で駆動されて発振信号を発生する。
電池12は、一次電池または二次電池で構成される。二次電池の場合は、図示略のソーラーセルなどによって充電される。
スイッチS1は、電子時計1の略2時位置にあるボタン9Aの操作によって入力されるプッシュスイッチであり、ボタン9Aが押されている状態ではオン状態となり、ボタン9Aが押されていない状態ではオフ状態となる。
スイッチS2は、電子時計1の略4時位置にあるボタン9Bの操作によって入力されるプッシュスイッチであり、ボタン9Bが押されている状態ではオン状態となり、ボタン9Bが押されていない状態ではオフ状態となる。
スイッチS3、S4は、りゅうず8の引き出しに連動したスライドスイッチである。本実施形態では、りゅうず8は、初期位置である0段目から、第1の位置である1段目と、第2の位置である2段目とに引き出すことができるように構成されている。そして、りゅうず8が1段目に引き出された状態でスイッチS3がオン状態、スイッチS4がオフ状態となり、2段目に引き出された状態でスイッチS4がオン状態、スイッチS3がオフ状態となり、0段目ではスイッチS3、S4が共にオフ状態となる。
スイッチS5、S6は、りゅうず8の回転に連動したスイッチである。本実施形態では、りゅうず8を12時方向に向かって回転させた場合、つまり図1の第1方向R1に回転させた場合に、スイッチS5がりゅうず8の回転量に応じて断続的にオン状態となる。スイッチS5がオン状態とされる方向のりゅうず8の回転を正転とする。
また、りゅうず8を6時方向に向かって回転させた場合、つまり図1の第2方向R2に回転させた場合に、スイッチS6がりゅうず8の回転量に応じて断続的にオン状態となる。スイッチS6がオン状態とされる方向のりゅうず8の回転を逆転とする。
IC20は、スイッチS5、S6のオン状態となる回数によって、りゅうず8の回転方向および回転量、つまり利用者の操作量を検出できる。
IC20は、図3に示すように、引出位置検出部21と、操作検出部22と、時刻設定部23と、第1モーター駆動制御部24と、第2モーター駆動制御部25と、第3モーター駆動制御部26と、第4モーター駆動制御部27とを備える。
記憶部30は、現在時刻を記憶する現在時刻記憶部31と、設定された時差を記憶する時差記憶部32と、時刻表示部10である秒針4、分針5、時針6、日車7が指示する針位置を記憶する針位置記憶部33とを備える。
引出位置検出部21は、スイッチS3、S4の状態により、りゅうず8の引出位置を検出する。
操作検出部22は、スイッチS5、S6の状態により、りゅうず8が正転または逆転の回転操作が行われたか否かを検出し、スイッチS5、S6の入力つまりオン状態があれば、回転操作が行われたと検出する。さらに、操作検出部22は、スイッチS1、S2の状態により、ボタン9A、ボタン9Bが押されたか否かを検出する。
時刻設定部23は、引出位置検出部21で検出したりゅうず8の引出位置が第1の位置である1段目、または、第2の位置である2段目である場合に、操作検出部22でりゅうず8の回転操作を検出すると、りゅうず8の引出位置に応じて設定された設定量で、時差記憶部32に記憶される時差を修正する。
本実施形態では、時刻設定部23は、りゅうず8の引出位置が第1の位置の場合は設定量として1時間を設定し、第2の位置の場合は設定量として15分を設定し、りゅうず8の回転操作に応じて、時差記憶部32に記憶される時差を修正する。
また、本実施形態では、時刻設定部23は、操作検出部22でスイッチS5、S6の入力を検出してから単位時間以内に再度入力があった場合も、1回の入力として前記設定量だけ時差を修正する。単位時間は、例えば、1秒などの予め設定された時間であり、りゅうず8を1回操作する際の平均操作時間などに応じて設定される。
このため、時刻設定部23は、単位時間内に、スイッチS5やスイッチS6が1回以上、例えば2回入力があっても、りゅうず8の引出位置に応じて1回分の設定量、つまり1時間または15分だけ時差を修正する。また、時刻設定部23は、スイッチS5、S6の入力を検出してから単位時間経過後に、再度、入力があった場合は、別の入力があったと判定し、さらに1回分の設定量だけ時差を修正する。
時刻設定部23が、単位時間毎に1回の入力と判定させるのは以下の理由である。すなわち、利用者がりゅうず8を1回、回転操作した場合に、りゅうず8が回転する角度には個人差がある。このため、利用者がりゅうず8を1回分だけ回したと思っていても、スイッチS5やスイッチS6のオン状態が2回以上となる場合がある。スイッチS5、S6のオン回数に応じて単純に時差を修正してしまうと、利用者は1時間だけ時差を修正するつもりが、りゅうず8の操作量によっては2時間以上の修正となってしまうことがある。一方、利用者がりゅうず8を1回分だけ回した後、再度、りゅうず8を回す場合、りゅうず8を指で摘まみ直す必要があり、ある程度の時間が必要となる。したがって、時刻設定部23が、単位時間毎に1回の入力と判定すれば、りゅうず8を回転操作する毎に1回分の設定量で時差を修正でき、利用者が意図する時差に容易に修正できるためである。
なお、時刻設定部23は、単位時間内に、スイッチS5とスイッチS6との2つの入力があった場合は、最後のスイッチ入力を有効と判断すればよい。例えば、りゅうず8が1段目で単位時間内に、スイッチS5が先に入力され、スイッチS6が後に入力された場合、スイッチS6の入力を有効と判断し、時差を1時間減算する。
時刻設定部23は、時差が修正されると、現在時刻記憶部31に記憶される現在時刻を修正し、修正された現在時刻を指示するように、各モーター駆動制御部24〜27を作動し、時刻表示部10で表示される時刻を修正する。この際、時刻設定部23は、各モーター駆動制御部24〜27での駆動パルスによって針位置記憶部33の針位置を更新し、秒針4、分針5、時針6、日車7が指示する位置に針位置記憶部33の針位置データが連動するように制御する。
現在時刻記憶部31の現在時刻は、水晶振動子11の発振信号を分周した基準信号で更新される。そして、時刻設定部23は、秒針4、分針5、時針6、日車7が現在指示する時刻、つまり針位置記憶部33の針位置と、現在時刻記憶部31の現在時刻とが一致するまで、各モーター駆動制御部24〜27を作動して秒針4、分針5、時針6、日車7を、現在時刻を指示する位置まで早送りで移動する。
次に、りゅうず8を引き出して回転する手動操作で時差を修正する手動時差修正モードについて、図4〜図6を参照して説明する。
なお、記憶部30の時差記憶部32に記憶される時差は、現在地のタイムゾーンを示す情報であり、以下に説明するような方法で予め設定することができる。
例えば、GPS衛星等から電波を受信し、受信した信号に基づいて現在地の位置情報を取得できる電子時計の場合は、取得した位置情報に対応するタイムゾーンデータ、具体的にはUTCに対する時差が前記時差として記憶される。
[第1の手動時差修正モード]
図4は、りゅうず8が第1の位置である1段目に引き出された場合に実行される第1の手動時差修正モードの処理を示すフローチャートである。
時刻設定部23は、引出位置検出部21によって、りゅうず8が第1の位置である1段目に引き出されたことを検出すると、図4に示す制御を開始し、りゅうず8の回転操作が行われたかを判定するステップS11を実行する。時刻設定部23は、ステップS11において、操作検出部22の検出結果によって、りゅうず8の正転または逆転の回転があったか、あるいは操作が無いかを判定する。
時刻設定部23は、ステップS11において、りゅうず8が正転で回転されたと判定した場合は、時差記憶部32に記憶される時差を+1時間修正するステップS12を実行する。
また、時刻設定部23は、ステップS11において、りゅうず8が逆転で回転されたと判定した場合は、時差記憶部32に記憶される時差を−1時間修正するステップS13を実行する。
次に、時刻設定部23は、時刻記憶部31に記憶された現在時刻に、時差記憶部32に記憶される時差を反映させるステップS14を実行する。このため、時刻記憶部31の現在時刻は、ステップS12の実行後であれば1時間が加算され、ステップS13の実行後であれば−1時間が加算、つまり1時間が減算される。例えば、時差反映前の現在時刻が、10時8分43秒であれば、+1時間の時差の反映後の現在時刻は、11時8分43秒であり、−1時間の時差の反映後の現在時刻は、9時8分43秒である。
次に、時刻設定部23は、ステップS15を実行し、現在時刻を針で表示する。すなわち、時刻設定部23は、第3モーター16に対して+1時間移動させる駆動信号、または、−1時間移動させる駆動信号を出力し、時針6を+1時間または−1時間移動する。
例えば、図6のS100に示すように、りゅうず8が0段目に位置し、秒針4、分針5、時針6、日車7が通常時刻を表示している状態から、りゅうず8を1段目に引き出し、正転で回転すると、図6のS110に示すように、時針6が+1時間分移動する。この際、秒針4、分針5は、現在時刻の秒および分の指示を継続する。なお、秒針4は、第1の時差修正モードであることを示すために、予め設定された位置、例えば40秒位置に移動させて停止させてもよい。
また、第3モーター16に対して出力される駆動信号は、針位置記憶部33にも出力され、針位置記憶部33の針位置データも更新される。
時刻設定部23は、ステップS15の実行後、ステップS16を実行し、りゅうず8の引き出し位置が変更されたか否かを、スイッチS3、S4の状態で判定する。
また、時刻設定部23は、ステップS11でりゅうず8の回転操作が無い場合、つまりスイッチS5、S6の入力が無くステップS11で操作無しと判定した場合も、ステップS16を実行する。
時刻設定部23は、ステップS16でNOと判定した場合は、ステップS11に戻って制御処理を続行し、ステップS16でYESと判定した場合は、第1の手動時差修正モードを終了する。
この際、利用者によって、りゅうず8が0段目に押し込まれている場合は、時刻設定部23は、図6のS100に示すように通常時刻表示モードを実行する。
また、利用者によって、りゅうず8が2段目に引き出されている場合は、時刻設定部23は、次に説明する第2の時刻時差修正モードを実行する。
[第2の手動時差修正モード]
図5は、りゅうず8が第2の位置である2段目に引き出された場合に実行される第2の手動時差修正モードの処理を示すフローチャートである。
時刻設定部23は、りゅうず8が第2の位置である2段目に引き出されると、図5に示す制御を開始し、りゅうず8の回転操作が行われたかを判定するステップS21を実行する。時刻設定部23は、ステップS21において、スイッチS5、S6の入力をチェックすることで、正転または逆転の回転があったか、あるいは操作が無いかを判定する。
時刻設定部23は、ステップS21において、りゅうず8が正転で回転されたと判定した場合は、時差記憶部32に記憶される時差を+15分修正するステップS22を実行する。
また、時刻設定部23は、ステップS21において、りゅうず8が逆転で回転されたと判定した場合は、時差記憶部32に記憶される時差を−15分修正するステップS23を実行する。
次に、時刻設定部23は、現在時刻記憶部31の現在時刻に時差を反映させるステップS24を実行する。このため、現在時刻記憶部31の現在時刻は、ステップS22の実行後であれば15分が加算され、ステップS23の実行後であれば−15分が加算つまり15分が減算される。例えば、時差反映前の現在時刻が、10時8分43秒であれば、+15分の時差の反映後の現在時刻は、10時23分43秒であり、−15分の時差の反映後の現在時刻は、9時53分43秒である。
次に、時刻設定部23は、ステップS25を実行し、現在時刻を針で表示する。なお、分針5が±15分毎に移動する場合、通常、時針6も移動する必要がある。このため、時刻設定部23は、第2モーター15および第3モーター16に対して+15分移動させる駆動信号、または、−15分移動させる駆動信号を出力し、分針5および時針6を+15分や−15分に対応する角度分だけ移動する。
例えば、図6のS110に示す通常時刻の表示状態から、りゅうず8を2段目に引き出し、正転で回転すると、図6のS120に示すように、分針5が+15分だけ移動し、時針6が30度×1/4=7.5度だけ移動する。この際、秒針4は、現在時刻の秒の指示を継続する。なお、秒針4は、第2の時差修正モードであることを示すために、予め設定された位置、例えば50秒位置に移動させて停止させてもよい。
また、第2モーター15、第3モーター16に対して出力される駆動信号は、針位置記憶部33にも出力され、針位置記憶部33の針位置データも更新される。
時刻設定部23は、ステップS25の実行後、ステップS26を実行し、りゅうず8の引き出し位置が変更されたか否かを、スイッチS3、S4の状態で判定する。
また、時刻設定部23は、ステップS21でりゅうず8の回転操作が無い場合、つまりスイッチS5、S6の入力が無くステップS21で操作無しと判定した場合も、ステップS26を実行する。
時刻設定部23は、ステップS26でNOと判定した場合は、ステップS21に戻って制御処理を続行し、ステップS26でYESと判定した場合は、第2の手動時差修正モードを終了する。
なお、第1の手動時差修正モードおよび第2の手動時差修正モードのいずれの場合も、日付変更線を跨ぐように時差修正が行われた場合は、時刻設定部23は、第4モーター17を動作させて日車7を移動する。具体的には、時差がUTC+14時間の状態からりゅうず8が正転で回転した場合と、時差がUTC−12時間の状態からりゅうず8が逆転で回転した場合には、時刻設定部23は日車7も移動させる。
また、図6において、A1〜A3、B1〜B3は、りゅうず8の引出位置の変更操作を示す。A1は、りゅうず8を0段目から1段目に変更する操作である。A2は、りゅうず8を0段目から2段目に変更する操作である。A3は、りゅうず8を1段目から2段目に変更する操作である。B1は、りゅうず8を1段目から0段目に変更する操作である。B2は、りゅうず8を2段目から0段目に変更する操作である。B3は、りゅうず8を2段目から1段目に変更する操作である。
[第1実施形態の作用効果]
第1実施形態によれば、りゅうず8を第1の位置である1段目に引き出して正転または逆転で回転操作した場合は、時差を1時間毎に進めたり、遅らせることができ、りゅうず8を第2の位置である2段目に引き出して正転または逆転で回転操作した場合は、時差を15分毎に進めたり、遅らせることができる。
したがって、時差修正の設定量は、りゅうず8の引出位置に統一されており、時差の設定操作は、りゅうず8の正転や逆転の回転操作に統一されているので、利用者は直感的に時差を設定でき、操作性を向上できる。
また、りゅうず8のみで時差の設定を修正できるので、ボタン9A、9Bが設けられていない電子時計でも時差修正操作を実現することができる。
りゅうず8の引出位置に応じて、時差を15分毎に修正する第2の手動時差修正モードを備えているので、現在、各国で採用されているすべての時差を設定できる。また、時差を1時間毎に修正する第1の手動時差修正モードを備えているので、第2の手動時差修正モードと組み合わせることで、最小限の操作で時差を設定できる。
現在時刻記憶部31に記憶された現在時刻を直接修正するのではなく、時差記憶部32に記憶された時差を修正しているので、各国のタイムゾーンに対応する時刻に容易に修正できる。また、日付変更線を跨ぐような時差修正操作を行えば、日車7も自動的に移動させて表示される日付を自動修正できるので、手動操作で日車7を移動させる場合に比べて操作性を向上できる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の電子時計1Aについて説明する。第2実施形態の電子時計1Aは、現在時刻をボタン9A、9Bの操作で設定する点が第1実施形態と相違する。このため、電子時計1Aは、図7に示すように、第1実施形態と構成が相違する時刻設定部23Aと、記憶部30Aとを備える。なお、電子時計1Aにおいて、その他の構成は、電子時計1と同じであるため、同一符号を付して説明を省略する。
時刻設定部23Aは、りゅうず8が1段目または2段目に位置する場合、ボタン9A、9Bの操作で現在時刻を修正する。この際、時刻設定部23Aは、第1実施形態と同様に、単位時間内に複数のボタン操作があった場合でも、1回のボタン操作があったと判定する。ただし、りゅうず8の回転操作と異なり、ボタン9A、9Bの押下操作の回数は、利用者毎のバラツキがない。このため、時刻設定部23Aは、単位時間内との条件を無くし、ボタン9A、9Bの押下操作の回数のみで、現在時刻の修正量を設定してもよい。
記憶部30Aは、時差記憶部32を備えずに、現在時刻記憶部31および針位置記憶部33を備える。
電子時計1Aの時刻設定部23Aは、第1の現在時刻修正モードと、第2の現在時刻修正モードとを実行する。
第1の現在時刻修正モードは、りゅうず8が1段目でボタン9A、9Bが操作されると、現在時刻を1時間進めたり遅らせて修正するモードである。
第2の現在時刻修正モードは、りゅうず8が2段目でボタン9A、9Bが操作されると、現在時刻を1分進めたり遅らせて修正するモードである。
以下、図8〜10に基づいて各現在時刻修正モードを説明する。
[第1の現在時刻修正モード]
図8は、りゅうず8が第1の位置である1段目に引き出された場合に実行される第1の現在時刻修正モードの処理を示すフローチャートである。
時刻設定部23Aは、引出位置検出部21によって、りゅうず8が第1の位置である1段目に引き出されたことを検出すると、図8に示す制御を開始し、ボタン9Aまたはボタン9Bのプッシュ操作が行われたかを判定するステップS31を実行する。時刻設定部23Aは、ステップS31において、操作検出部22の検出結果によって、ボタン9Aまたはボタン9Bのボタン操作があったか、あるいはボタン操作が無いかを判定できる。
時刻設定部23Aは、ステップS31において、ボタン9Aが押下されたと判定した場合は、現在時刻を+1時間修正するステップS32を実行する。
また、時刻設定部23Aは、ステップS31において、ボタン9Bが押下されたと判定した場合は、現在時刻を−1時間修正するステップS33を実行する。
時刻設定部23Aは、ステップS32、S33を実行すると、現在時刻記憶部31の現在時刻を修正する。
次に、時刻設定部23Aは、ステップS34を実行し、現在時刻を針で表示する。すなわち、時刻設定部23Aは、第3モーター16に対して+1時間移動させる駆動信号、または、−1時間移動させる駆動信号を出力し、時針6を+1時間または−1時間移動する。
例えば、図10のS200に示すように、りゅうず8が0段目に位置し、秒針4、分針5、時針6、日車7が通常時刻を表示している状態から、りゅうず8を1段目に引き出し、ボタン9Aを押下すると、図10のS210に示すように、時針6が+1時間分移動する。この際、分針5は、現在時刻の分の指示を継続し、秒針4は、現在時刻修正モードであることを示すために、予め設定された位置、例えば00秒位置に移動して停止する。
また、第3モーター16に対して出力される駆動信号は、針位置記憶部33にも出力され、針位置記憶部33の針位置データも更新される。
時刻設定部23Aは、ステップS34の実行後、ステップS35を実行し、りゅうず8の引き出し位置が変更されたか否かを、スイッチS3、S4の状態で判定する。
また、時刻設定部23Aは、ステップS31でボタン9A、9Bのボタン操作が無い場合、つまりスイッチS1、S2の入力が無くステップS31で操作無しと判定した場合も、ステップS35を実行する。
時刻設定部23Aは、ステップS35でNOと判定した場合は、ステップS31に戻って制御処理を続行し、ステップS35でYESと判定した場合は、第1の現在時刻修正モードを終了する。
この際、利用者によって、りゅうず8が0段目に押し込まれた場合は、時刻設定部23Aは、図10のS100に示すように通常時刻表示モードを実行する。
また、利用者によって、りゅうず8が2段目に引き出された場合は、次に説明する第2の現在時刻修正モードを実行する。
[第2の現在時刻修正モード]
図9は、りゅうず8が第2の位置である2段目に引き出された場合に実行される第2の現在時刻修正モードの処理を示すフローチャートである。
時刻設定部23Aは、りゅうず8が第2の位置である2段目に引き出されると、図9に示す制御を開始し、ボタン9Aまたはボタン9Bのプッシュ操作が行われたかを判定するステップS41を実行する。時刻設定部23Aは、ステップS41において、操作検出部22の検出結果によって、ボタン9Aまたはボタン9Bのボタン操作があったか、あるいはボタン操作が無いかを判定できる。
時刻設定部23Aは、ステップS41において、ボタン9Aが押下されたと判定した場合は、現在時刻を+1分修正するステップS42を実行する。
また、時刻設定部23Aは、ステップS41において、ボタン9Bが押下されたと判定した場合は、現在時刻を−1分修正するステップS43を実行する。
時刻設定部23Aは、ステップS42、S43を実行すると、現在時刻記憶部31の現在時刻を修正する。
次に、時刻設定部23Aは、ステップS44を実行し、現在時刻を針で表示する。すなわち、時刻設定部23Aは、第2モーター15に対して+1分移動させる駆動信号、または、−1分移動させる駆動信号を出力し、分針5を+1分または−1分移動する。
例えば、図10のS200に示すように、りゅうず8が0段目に位置し、秒針4、分針5、時針6、日車7が通常時刻を表示している状態から、りゅうず8を2段目に引き出し、ボタン9Aを押下すると、図10のS220に示すように、分針5が+1分移動する。この際、時針6は、現在時刻の時の指示を継続し、秒針4は、現在時刻修正モードであることを示すために、予め設定された位置、例えば00秒位置に移動して停止する。なお、時針6は、分針5が1分修正される毎に、例えば、30度/60=0.5度毎移動させてもよいが、時針6を駆動する第3モーター16が独立して設けられているので、例えば、分針5が10分移動した場合に5度移動するように設定してもよい。
また、第2モーター15に対して出力される駆動信号は、針位置記憶部33にも出力され、針位置記憶部33の針位置データも更新される。
時刻設定部23Aは、ステップS44の実行後、ステップS45を実行し、りゅうず8の引き出し位置が変更されたか否かを、スイッチS3、S4の状態で判定する。
また、時刻設定部23Aは、ステップS41でボタン9A、9Bのボタン操作が無い場合、つまりスイッチS1、S2の入力が無くステップS31で操作無しと判定した場合も、ステップS45を実行する。
時刻設定部23Aは、ステップS45でNOと判定した場合は、ステップS41に戻って制御処理を続行し、ステップS45でYESと判定した場合は、第2の現在時刻修正モードを終了する。
なお、図10におけるA1〜A3、B1〜B3は、図6で説明したりゅうず8の引出位置の変更操作を示すため、説明を省略する。
[第2実施形態の作用効果]
第2実施形態によれば、秒針4、分針5、時針6、日車7で表示する現在時刻を、電子時計1Aの利用者の操作で修正する際に、りゅうず8の引出位置に応じて、現在時刻を修正する際の修正量、つまり設定量を設定でき、現在時刻を進めるか、または遅らせるかは、ボタン9A、9Bのボタン操作で選択できる。すなわち、利用者は、現在時刻の修正量の設定値は、りゅうず8の引出位置で切り替えることができ、設定量が1時間の場合と1分の場合のいずれの場合も、現在時刻を進める場合、つまり現在時刻に設定量を加算する場合はボタン9Aを押し、現在時刻を遅らせる場合、つまり現在時刻から設定量を減算する場合はボタン9Bを押せばよい。このように、設定量の切替操作は、りゅうず8の引出位置で統一され、現在時刻に設定量を加減算する操作は、ボタン9A、9Bの押下操作で統一されているので、利用者にとって操作を理解しやすく、操作性を向上でき、誤操作を防止できる。
現在時刻を進める操作と、遅らせる操作とで、異なるボタン9A、9Bを操作するため、利用者が押し間違える可能性も低くなり、操作感も統一されるため、利用者は直感的に現在時刻を修正でき、操作性を向上できる。
また、電子時計1Aでは、りゅうず8の引出位置を変更する操作と、ボタン9A、9Bの押下操作とを用いて操作するため、りゅうず8を回転操作する必要が無い。このため、りゅうず8の回転操作を検出するスイッチS5、S6が設けられていない電子時計でも、現在時刻を修正することができる。
りゅうず8の引出位置に応じて、現在時刻を1分毎に修正する第2の現在時刻修正モードを備えているので、時報などに合わせて表示時刻を時刻合わせする場合に、現在時刻に容易に合わせることができる。また、現在時刻を1時間毎に修正する第1の現在時刻修正モードを備えているので、第2の現在時刻修正モードと組み合わせることで、最小限の操作で現在時刻を修正できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
第1実施形態の電子時計1では、りゅうず8の回転操作で時差を修正していたが、第2実施形態のように、ボタン9A、9Bの押下操作で時差を修正してもよい。
同様に、第2実施形態の電子時計1Aでは、ボタン9A、9Bの押下操作で現在時刻を修正していたが、第1実施形態のように、りゅうず8の回転操作で現在時刻を修正してもよい。
電子時計は、指針で時刻を表示するアナログ時計に限定されず、デジタル時計や、指針およびデジタル表示部の両方を備えるコンビネーション時計でもよい。また、衛星信号や標準電波を受信するアンテナや受信ICを備える時計でもよい。
さらに、操作部で操作する対象は、時差や現在時刻に限定されない。例えば、アラームやタイマー機能を有する電子時計の場合、アラーム時刻やタイマー時刻を操作部で設定してもよい。図11は、デジタル時計におけるアラーム時刻の設定例を示す図である。
図11のS300は、デジタル表示部61に現在時刻が表示された通常時刻表示の例である。この状態で、りゅうず8を1段目に引き出すと、設定量が1時間であるため、図11のS310に示すように、デジタル表示部61の時桁表示部62が点滅し、修正対象として選択された状態であることを表示する。この状態で、りゅうず8を正転または逆転したり、ボタン9A、9Bの押下操作を行うと、時桁表示部62に表示された時間に、1時間が加算されたり減算されて、アラーム時刻が修正される。
また、りゅうず8を2段目に引き出すと、設定量が1分であるため、図11のS320に示すように、デジタル表示部61の分桁表示部63が点滅し、修正対象として選択された状態であることを表示する。この状態で、りゅうず8を正転または逆転したり、ボタン9A、9Bの押下操作を行うと、分桁表示部63に表示された数字に、1分が加算されたり減算されて、アラーム時刻が修正される。
第2実施形態のボタン9A、9Bの代わりに他の操作部を用いて操作してもよい。すなわち、りゅうず8以外の操作部としては、ボタン9A、9Bに限定されず、回転操作可能なベゼルや、叩かれたことを検出する振動センサーなどを内蔵するケースでもよい。さらには、加速度センサーなどを内蔵することで、電子時計自体が揺らされていることを検出する場合には、電子時計全体を操作部として機能させてもよい。
りゅうず8の引出位置に応じて設定される設定量は前記各実施形態の例に限定されない。例えば、タイムゾーンが変更されて、15分単位での設定が不要となった場合は、りゅうず8の引出位置が第2の位置の場合に、設定量として30分としてもよい。このりゅうず8の引出位置に応じた設定量は、修正対象の時刻の種類に応じて設定すればよい。
上記の実施形態では、GPS衛星等から電波を受信し、位置情報を取得できる電子時計を説明したが、位置情報を取得する機能を備えない電子時計であってもよい。
上記の実施形態では、時差がUTC+14時間の状態からりゅうず8が正転で回転した場合と、時差がUTC−12時間の状態からりゅうず8が逆転で回転した場合には、時刻設定部23は日車7も移動させることとしたが、これに限らない。例えば、時差がUTC+24時間の状態やUTC−24時間の状態まで設定可能であってもよい。
1、1A…電子時計、2…ケース、3…文字板、4…秒針、5…分針、6…時針、7…日車、8…りゅうず、9A、9B…ボタン、10…時刻表示部、11…水晶振動子、12…電池、14…第1モーター、15…第2モーター、16…第3モーター、17…第4モーター、21…引出位置検出部、22…操作検出部、23、23A…時刻設定部、24…第1モーター駆動制御部、25…第2モーター駆動制御部、26…第3モーター駆動制御部、27…第4モーター駆動制御部、30、30A…記憶部、31…現在時刻記憶部、32…時差記憶部、33…針位置記憶部、61…デジタル表示部、62…時桁表示部、63…分桁表示部。

Claims (6)

  1. 時刻を表示する時刻表示部と、
    第1の位置または第2の位置である複数の引出位置に引き出すことが可能なりゅうずと、
    前記りゅうずの前記引出位置を検出する引出位置検出部と、
    前記りゅうずを回転する操作を検出する操作検出部と、
    前記引出位置が前記第1の位置または前記第2の位置である場合に、前記操作検出部で前記操作を検出すると、前記時刻表示部で表示される前記時刻を、前記引出位置に応じて異なる設定量で前記操作毎に設定する時刻設定部と、
    を備えることを特徴とする電子時計。
  2. 時刻を表示する時刻表示部と、
    第1の位置または第2の位置である複数の引出位置に引き出すことが可能なりゅうずと、
    前記りゅうず以外の操作部と、
    前記りゅうずの前記引出位置を検出する引出位置検出部と、
    前記操作部の操作を検出する操作検出部と、
    前記引出位置が前記第1の位置または前記第2の位置である場合に、前記操作検出部で前記操作を検出すると、前記時刻表示部で表示される前記時刻を、前記引出位置に応じて異なる設定量で前記操作毎に設定する時刻設定部と、
    を備えることを特徴とする電子時計。
  3. 前記時刻設定部は、前記時刻表示部で表示される前記時刻の時差を設定することによって前記時刻を設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子時計。
  4. 前記時刻設定部は、
    前記引出位置が前記第1の位置の場合、前記操作毎に設定される前記時差の設定量を1時間とし、
    前記引出位置が前記第2の位置の場合、前記操作毎に設定される前記時差の設定量を15分とすることを特徴とする請求項3に記載の電子時計。
  5. 前記時刻設定部は、
    前記引出位置が前記第1の位置の場合、前記操作毎に設定される前記時刻の設定量を1時間とし、
    前記引出位置が前記第2の位置の場合、前記操作毎に設定される前記時刻の設定量を1分とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子時計。
  6. 前記りゅうず以外の操作部は、ボタンであることを特徴とする請求項2に記載の電子時計。
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