JP2020143952A - 回転角検出装置 - Google Patents

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伊藤 浩義
Hiroyoshi Ito
浩義 伊藤
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Abstract

【課題】ロボットアーム等の機械に簡単に取り付けることが可能な回転角検出装置を提供する。【解決手段】転がり軸受10の内方の軌道輪11と外方の軌道輪12の一方をハウジング20に固定する。一方の軌道輪11に対する他方の軌道輪12の絶対回転角度を角度センサ30で検出する。角度センサ30の検出回路31をハウジング20に固定する。他方の軌道輪12をハウジング20に対して自由に回転可能に配置する。他方の軌道輪12と一体に回転可能な重錘40を設ける。ハウジング20を可動体101に固定する。重錘40は、ハウジング20の回転時、角度センサ30の絶対回転角度の原点を一定の周方向位置に保てるように配置する。【選択図】図1

Description

この発明は、絶対回転角度を検出するために使用される回転角検出装置、及びこれを備える機械に関する。
一般に、建設機械のアームやブーム、ロボットアームのように軸線回りに回転する可動体では、その駆動制御、状態監視等のため、その回転角度の測定が行われている。その回転角度の検出には、光学式又は磁気式の回転角検出装置が使用されている。
一般に、回転角検出装置からの出力は、回転角度を示す電気信号である。その出力方式としては、インクリメンタル方式と、アブソリュート方式がある。インクリメンタル方式では、検出開始時点からの相対回転角度を検出することができ、アブソリュート方式では、一定の原点からの絶対回転角度を検出することができる。ロボットアーム等の可動体では、起動時に初期化が不要なアブソリュート方式が適する。
従来、回転角検出装置として、ロータが軸受を介してハウジングに回転自在に支持され、ロータの回転軸と同軸に永久磁石が配置され、ハウジング側に磁気センサが配置され、ロータの回転軸の一端部がハウジングから外部に突き出た構造のものがある(特許文献1)。
特許文献1のような回転角検出装置でロボットアーム等の可動体の絶対回転角度を検出する場合、可動体と、その可動体を軸線回りに回転可能に支持する支持体とのうち、一方にハウジングが固定され、他方にレバーの一端側が連結され、レバーの他端側がロータの回転軸の一端部に連結される。これにより、支持体に対する可動体の回転が、レバーを介してロータの回転軸に伝達される(特許文献2)。
特開2012−103185号公報 実開平5−14244号公報
しかしながら、特許文献1のような回転角検出装置では、ロボットアーム等の可動体に使用する場合に連結用のレバーが必要であるため、機械の部品点数が増えて、コスト面で不利になる。また、ロータの回転軸がレバーの動きによる外部荷重を受けるため、ロータを支持する軸受の摩耗や疲労が促進される問題がある。
上述の背景に鑑み、この発明が解決しようとする課題は、簡単に取り付け可能な回転角検出装置にすることである。
上記の課題を達成するため、この発明は、内方の軌道輪と、外方の軌道輪と、前記内方の軌道輪と前記外方の軌道輪との間に配置された複数の転動体とを有する転がり軸受と、前記内方の軌道輪及び外方の軌道輪のうちのいずれか一方の軌道輪を固定するハウジングと、前記一方の軌道輪に対する他方の軌道輪の絶対回転角度を検出する角度センサと、前記他方の軌道輪と一体に回転可能に設けられた重錘と、を備え、前記角度センサが、前記ハウジングに固定された検出回路を有し、前記他方の軌道輪が、前記ハウジングに対して自由に回転可能に配置されており、前記重錘が、前記ハウジングの回転時に前記絶対回転角度の原点を一定の周方向位置に保てるように配置されている構成した。
ロボットアーム等の可動体にハウジングを固定すると、可動体の回転中心である軸線回りに可動体、ハウジング及び一方の軌道輪を一体回転させることができる。このとき、他方の軌道輪がハウジングに対して自由に回転可能であって、その絶対回転角度の原点が重錘によって一定の周方向位置に保たれるから、一方の軌道輪に対する他方の軌道輪の絶対回転角度は、可動体の絶対回転角度に対応して変化することになる。ハウジングに固定された検出回路が他方の軌道輪の絶対回転角度を検出するので、角度センサが可動体の絶対回転角度を検出することになる。このように、上記構成によれば、従来例のレバーが不要になるので、簡単に取り付け可能な回転角検出装置にすることができる。
また、前記ハウジングが、軸方向に組み合わされたボディと蓋を有し、前記ボディが、筒部と、前記筒部から内方に延びるフランジ部と、前記筒部と径方向に対向するように前記フランジ部から軸方向に延びるボス部とを有し、前記ボス部に雄ねじが形成されており、前記蓋が、前記筒部と嵌め合うように前記雄ねじに螺合されたナットからなり、前記一方の軌道輪が、前記ボス部に嵌合された状態で前記ボディと前記蓋との間に配置されているとよい。このようにすると、ハウジングの組み立てと共に内方の軌道輪を一方の軌道輪としてハウジングに固定して、外方の軌道輪を他方の軌道輪としてハウジングに対して自由に回転可能に配置することができる。
また、前記ハウジングが、軸方向に組み合わされたボディと蓋を有し、前記ボディが、筒部と、前記筒部から内方に延びる側壁部とを有し、前記蓋が、前記筒部に嵌め合うフランジ部と、前記側壁部に軸方向に合わさるように前記フランジ部から軸方向に延びるボス部とを有し、前記一方の軌道輪が、前記筒部に嵌合された状態で前記側壁部と前記フランジ部との間に配置されており、前記ボス部が、前記転がり軸受の内方に通された状態で前記側壁部と軸方向に締結されているとよい。このようにすると、ハウジングの組み立てと共に外方の軌道輪をハウジングに固定して、転がり軸受及び角度センサをハウジングに収容することができる。
また、前記ハウジングが、前記一方の軌道輪と同心に当該ハウジングを貫通するセンタ孔部を有するとよい。このようにすると、センタ孔部に一本の雄ねじ部材を通してハウジングと可動体を締結するだけで、回転角検出装置を可動体に取り付けることができ、また、ハウジングの外径を抑えることもできる。
また、前記角度センサが、互いに異なる磁極対数をもつようにかつ同心に配置された複列の磁気トラックを含む被検出リングを有し、前記被検出リングが、前記他方の軌道輪に固定されており、前記検出回路が、前記磁気トラックの磁界を検出する複数のセンサを有するとよい。このようにすると、分解能に優れた磁気式の回転角検出が可能でありながら、光学式のものに比べて、油、塵、埃等の使用環境の影響を受けにくくなるので、建設機械、ロボットアーム等に好適である。
また、重力方向に交差する軸線回りに回転可能な可動体と、この発明に係る回転角検出装置とを備え、前記ハウジングが前記可動体に固定されている機械にすると、回転角検出に要する部品点数を抑えることができる。
上述のように、この発明は、上記構成の採用により、ロボットアーム等の機械に簡単に取り付けることが可能な回転角検出装置を提供することができる。
この発明の第一実施形態に係る回転角検出装置を示す縦断正面図 この発明の第一実施形態に係る機械の要部を示す側面図 図1のIII−III線の断面図 図1のIV−IV線の断面図 図3の磁気トラックのピッチを示す概念図 図1の角度センサの検出原理を示す概念図 図2の状態から可動体が回転した状態の一例を示す断面図 この発明の第二実施形態に係る回転角検出装置を示す縦断正面図 図8のIX−IX線の断面図 図8の磁気トラックを径方向から示す概念図 この発明の第三実施形態に係る回転角検出装置を示す縦断正面図 この発明の第四実施形態に係る回転角検出装置を示す縦断正面図
この発明の一例としての第一実施形態に係る回転角検出装置を備える機械を添付図面の図1〜図7に基づいて説明する。
図1に示す回転角検出装置1は、内方の軌道輪11と、外方の軌道輪12と、内方の軌道輪11と外方の軌道輪12との間に配置された複数の転動体13とを有する転がり軸受10と、内方の軌道輪11及び外方の軌道輪12のうちのいずれか一方の軌道輪11を固定するハウジング20と、一方の軌道輪11に対する他方の軌道輪12の絶対回転角度を検出する角度センサ30と、他方の軌道輪12と一体に回転可能に設けられた重錘40とを備える。
図2に示す機械100は、軸線L1回りに回転する可動体101と、可動体101を支持するフレーム102と、可動体101を駆動するアクチュエータ103と、可動体101に取り付けられた回転角検出装置1とを備える。可動体101は、重力方向に対して交差する軸線L1回りに揺動するアームになっている。可動体101としては、例えば、ロボットアームや、建設機械のクレーンにおけるアーム又はブームが挙げられる。
図1に示す転がり軸受10は、標準的な深溝玉軸受であって、両シール付軸受になっている。
ハウジング20は、転がり軸受10及び角度センサ30を収容するケーシングになっている。
以下、一方の軌道輪11の中心軸線L2に沿った方向を「軸方向」という。また、その中心軸線回りの円周方向を「周方向」という。また、その中心軸線に直角な方向を「径方向」という。また、「内方」は、径方向にその中心軸線へ接近する方向のこという。また、「外方」は、径方向にその中心軸線から遠ざかる方向のことをいう。図1において左右方向は軸方向に相当する。また、軸方向は、図2に示す軸線L1の方向と実質的に同一に設定されている。
図1に示す角度センサ30は、ハウジング20に固定された検出回路31と、他方の軌道輪12に固定された被検出リング32とで構成されている。被検出リング32は、絶対回転角度を一意に示す物理的信号を生成する。検出回路31は、その物理的信号を検出する。ここで、絶対回転角度は、周方向の一箇所に定められた一定の原点からの角度を示す情報のことであり、例えば、角度値又は角度に対応のアドレスである。
内外の軌道輪11,12は、それぞれ軌道面を有する環状の軸受部品からなる。複数の転動体13は、両軌道輪11,12の軌道面を転動する軸受部品からなる。これら転動体13は、保持器14によって周方向に均等間隔に保持されている。外方の軌道輪12の内周の両端部には、非接触形のシール15が取り付けられている。
ハウジング20は、軸方向に組み合わされたボディ21と蓋22を有する。
ボディ21は、筒部21aと、筒部21aから内方に延びるフランジ部21bと、筒部21aと径方向に対向するようにフランジ部21bから軸方向に延びるボス部21cとを一体に有する。
筒部21aは、周方向に連続する円筒状に形成されている。フランジ部21bは、径方向に沿った円盤状に形成されている。ボス部21cは、フランジ部21bから軸方向一方に突き出た段付き軸状に形成されている。
ボス部21cは、フランジ部21b側に肩部21dを有する。一方の軌道輪11は、肩部21dに軸方向に突き当るようにボス部21cに嵌合されている。肩部21dは、他方の軌道輪12、シール15及び被検出リング32と、フランジ部21bとの間に空間を確保するために形成されている。
筒部21aは、ボス部21cに一方の軌道輪11が嵌合された状態で、他方の軌道輪12及び被検出リング32を外方から取り囲み、これら他方の軌道輪12及び被検出リング32との間に空間を形成する。したがって、他方の軌道輪12及び被検出リング32等の付属品は、筒部21a及びフランジ部21bに対して非接触に相対回転可能である。
蓋22の内部側には、一方の軌道輪11に軸方向に接する締結面から軸方向に凹んだ凹面部22aが形成されている。凹面部22aは、他方の軌道輪12及び付属品との間に空間を確保するために形成されている。したがって、他方の軌道輪12及び付属品は、蓋22とは非接触に相対回転可能である。
このように、他方の軌道輪12は、ハウジング20に対して自由に回転可能(すなわち、ハウジング20と非接触に回転可能)に配置されている。したがって、他方の軌道輪12は、ハウジング20に対して円滑に回転することができる。
また、他方の軌道輪12と一体に回転する被検出リング32等の付属品も、ハウジング20と非接触に配置されている。非接触シール15に代えて接触シールを採用することも可能だが、シールトルクが他方の軌道輪12の円滑な回転を阻害しない非接触シール15を採用することが好ましい。
なお、転がり軸受10として、軸受回転トルクが小さい深溝玉軸受を例示したが、転がり軸受は、内方の軌道輪と外方の軌道輪を複数の転動体の介在によって分離不可な状態に保てる非分離形のものであればよい。また、転がり軸受10に封入するグリースは、軸受回転トルクを抑えるため、なるべく、ちょう度の低いものを使用すると良い。
フランジ部21bの内部側に検出回路31が固定されている。フランジ部21bには配線口21eが形成されている。配線口21eは、検出回路31と外部を接続するケーブル33を通すためのものである。配線口21eとケーブル33との間に生じる隙間には、シリコーン、ウレタン、エポキシ樹脂等の適宜のシール材を充填し、液体等の侵入を防止することが好ましい。
ボス部21cの先端部には、雄ねじ21fが形成されている。蓋22は、雄ねじ21fに螺合されたナットからなる。蓋22は、雄ねじ21fと筒部21aとの間を閉塞する。蓋22の外周と筒部21aとの間にOリング23が配置されている。Oリング23は、蓋22の外周と筒部21a間からの異物侵入を防止するためのものである。蓋22の外部側には、蓋22に締め付けトルクを与えるためのナット回し部22bが形成されている。
ハウジング20の組み立てに際しては、検出回路31がフランジ部21bに固定され、かつ被検出リング32が転がり軸受10の他方の軌道輪12に固定された状態とされる。この後、一方の軌道輪11がボス部21cに嵌合され、肩部21dに軸方向に突き当てられる。この後、蓋22が、雄ねじ21fに螺合され、一方の軌道輪11に軸方向に突き当てられる。これにより、一方の軌道輪11とボディ21と蓋22とが軸方向に締結されて、一方の軌道輪11がハウジング20に固定される。その結果、転がり軸受10がハウジング20に対して所定の位置に配置されると共に、被検出リング32が検出回路31と所定の対向位置に配置される。このように、ハウジング20の組み立てと共に、内方の軌道輪11がボディ21と蓋22とで固定され、転がり軸受10及び角度センサ30が適切にハウジング20に収容される。
ハウジング20は、ボス部21cに嵌合された一方の軌道輪11と同心にハウジング20を貫通するセンタ孔部21gを有する。センタ孔部21gは、ボス部21cを軸方向に貫通する孔の内面からなる。ボディ21には、センタ孔部21gの両端の孔縁からそれぞれ径方向に沿って外方に延びる両端面が形成されている。センタ孔部21gには、ボルト50が挿通される。ボルト50は、可動体101の側面の任意の位置に形成されたタップ穴101aにねじ込まれる。このねじ込みにより、ハウジング20が可動体101に固定される。この際、ボディ21の両端面の一方は、ボルト50の頭部を受ける座面になり、他方は、可動体101の側面との締結面になる。
角度センサ30は、他方の軌道輪12の自由回転の支障とならない非接触式のものであればよく、磁気式、光学式等の公知のものを採用することが可能である。図示例では、角度センサ30として、分解能に優れた磁気式のものが採用されている。
その被検出リング32は、円環状の芯金32aと、芯金32aに加硫接着された円筒状の磁性ゴム32bとで形成されている。
芯金32aは、圧延鋼板、磁性ステンレス鋼板等の磁性板をプレス加工し、断面形状L字状の円環状に成形したものである。被検出リング32は、芯金32aの内周を外方の軌道輪12の外径面に圧入嵌合することによって、外方の軌道輪12に固定されている。
磁性ゴム32bは、ニトリルゴム(NBR)、水素化ニトリルゴム(HNBR)、フッ素ゴム(FKM)等の合成ゴムをバインダとし、フェライト、希土類等の磁性粉を適宜配合して混錬し、一旦、ひも状に成形し、そのひも状成形品と、接着剤が塗布された芯金32aとを金型に入れて加圧、加熱する加硫成形を実施することによって、円筒状に成形すると同時に芯金32aに接着し、その後、所定パターンに着磁したものである。
図3に磁性ゴム32bの着磁パターンを概念的に示す。図3において、磁気トラックT1,T2の各磁極対を1区画で表している。ここで、磁極対は、周方向に隣接する1対のN極とS極のことである。同図に示すように、磁性ゴム32bは、互いに異なる磁極対数をもつようにかつ同心に配置された複列の磁気トラックT1,T2を構成する。磁気トラックT1,T2は、それぞれN極とS極が周方向に交互に並んだ構造である。磁気トラックT1と磁気トラックT2は、同心かつ平行に配置されている。磁気トラックT1の磁極対数は、磁気トラックT2の磁極対数よりも多い。磁気トラックT1の磁極の周方向のピッチ(磁極の周方向長さ)は、磁気トラックT2の磁極の周方向のピッチよりも短い。被検出リング32には、周方向の一箇所だけに原点P1が設定されている。原点P1では、磁気トラックT1の磁極面の周方向一端辺と、磁気トラックT2の磁極面の周方向一端辺とが径方向の同一直線上に位置する。磁気トラックT1の径方向幅は、全周で一定である。磁気トラックT2の径方向幅も全周で一定である。したがって、磁気トラックT1と磁気トラックT2間のピッチは一定である。
図1、図4に示すように、検出回路31は、磁気トラックT1,T2の磁界を検出する複数のセンサ31a,31bを有する。センサ31a,31bは、それぞれ磁界を電気信号に変換する回路部である。外周側の磁気トラックT1とセンサ31aが軸方向に対向し、内周側の磁気トラックT2とセンサ31bが軸方向に対向している。
図示例のセンサ31a,31bは、一つの集積回路であるセンサIC31cに含まれている。センサIC31cは、ガラス入りエポキシ樹脂製の基板31dに、その他の電子部品と共に表面実装されている。基板31dは、ハウジング20に設けられた凹部21hによって位置決めされている。凹部21hは、センサ31a,31bを適切に配置することを容易にするためのものである。
ケーブル33は、基板31dに半田付けされ、配線口21eから外部に導出される。ケーブル33は、センサIC31cの電力供給及びセンサ出力用のものである。半田は、鉛フリーを使用することが望ましい。ケーブル33は、多芯ケーブルであってもよいし、単芯ケーブルであっても良い。
センサIC31cは、センサ31a,31bで変換された電気信号に基づいて演算処理を行い、絶対回転角度を示す出力信号を生成する。この出力信号は、基板31dに接続されたケーブル33に送出される。センサIC31cは、例えば、シリアルインターフェイスで外部に出力する。センサIC31cは、その出力直線性向上のために電気的な補正を行う機能を有する。この補正機能では、組立完了後、他方の軌道輪12(被検出リング32)を回転させて、センサIC31cに予め補正用データを取得させる。センサIC31cは、出力信号を生成する際に取得済みの補正用データを演算処理に反映させる。
図3に示す原点P1(回転角0°)を基準に考えて被検出リング32が周方向に1回転する場合、図5、図6に示すように、センサ31aとセンサ31bが検出する磁界は、相対的に位相が360°(1周期)ずれることになる。2つの磁気トラックT1,T2に対峙するセンサ31a,31bから得られる位相出力の位相差を取ると、1回転で電気角360°の信号が得られる。この値を元に絶対回転角度を求めることができる。すなわち、磁気トラックT1の磁界と、磁気トラックT2の磁界とにより、絶対回転角度を一意に示す磁気信号が構成される。また、主列である磁気トラックT1の1磁極対による磁気波形の1周期(波長λ分)から得られる基本波信号を電気的に逓倍することで、分解能を高くすることができる。
図示例では、外周側の磁気トラックT1の磁極対数が64(N,S各極が64極)であり、内周側の磁気トラックT2の磁極対数が63とされている。このため、分解能は20bitである。すなわち、磁気トラックT1の1磁極対の磁気波形1周期を最大16384分割し、1回転で最大1048576分割(16384×64)の高分解能が得られる。なお、磁極対数は64極対と63極対の組み合わせに限定されず、例えば、32極対と31極対にしても良い。この場合、分解能は低下するが、磁気トラックの外径寸法を小さくすることができる。また、被検出リングにおける磁気トラックの列数は、2列の場合を例示したが、3列以上の磁気トラックを含む被検出リングを採用してもよい。
重錘40は、被検出リング32の原点P1を周方向の中央とした所定の周方向範囲に配置されている。重錘40は、可動体101に固定されたハウジング20の回転時に被検出リング32の原点P1を一定の周方向位置(重力方向の最下部)に保つように作用する。重錘40は、芯金32aに固定された例を示したが、他方の軌道輪12に固定してもよいし、芯金32a及び他方の軌道輪12の双方に固定してもよい。
今、図2に示す可動体101が水平な軸線L1回りに回転可能なアームである場合を考える。同図では、回転角検出装置1を図3と同様に表している。図2に示す可動体101が回転角0°で静止しているとき、可動体101の長さ方向は、水平方向に向いている。このとき、重錘40の重量が被検出リング32から他方の軌道輪12に作用するため、被検出リング32の原点P1が重力方向の最下部に位置している。すなわち、一方の軌道輪11の中心軸線L2と原点P1を結ぶ方向が、重力方向となる。
図2の状態から可動体101が図7に示すように軸線L1回りにα°回転するとき、可動体101に固定されたハウジング20、及びハウジング20に固定された一方の軌道輪11も軸線L1回りにα°回転する。この回転は、一方の軌道輪11の中心軸線L2回りのα°回転となる。このため、一方の軌道輪11の回転に伴って複数の転動体13が転がり、その軸受回転トルクが他方の軌道輪12に作用する。このとき、重錘40の重量を受ける他方の軌道輪12が一方の軌道輪11に対して相対的に回転し、原点P1が重力方向の最下部に保たれる。したがって、ハウジング20に固定された検出回路31は、他方の軌道輪12側の被検出リング32に対して中心軸線L2回りにα°回転する。すなわち、図4のセンサ31a,31bで検出される磁界の位相差の値がα°回転した位置での位相差の値に変化する。このため、図1に示す回転角検出装置1は、可動体101の絶対回転角度を示す出力信号をケーブル33から送出する。図2に示す機械100は、その出力信号に基づいてアクチュエータ103を制御することができる。なお、一方の軌道輪11の中心軸線L2とボルト50の中心軸線を一致することが理想的であるが、組立てに誤差は不可避である。その誤差には、センサIC31cの前述の補正機能で対応することができる。
図1に示す回転角検出装置1は上述のようなものであり、ロボットアーム等の可動体101にハウジング20を固定すると、可動体101の回転中心である軸線L1回りに可動体101、ハウジング20及び一方の軌道輪11を一体回転させることができる。このとき、他方の軌道輪12がハウジング20に対して自由に回転可能であって、その絶対回転角度の原点P1が重錘40によって一定の周方向位置に保たれるから、一方の軌道輪11に対する他方の軌道輪12の絶対回転角度は、可動体101の絶対回転角度に対応して変化する。ハウジング20に固定された検出回路31が他方の軌道輪12の絶対回転角度を検出するので、角度センサ30が可動体101の絶対回転角度を検出することになる。このように、回転角検出装置1は、回転角検出装置1に回転を伝達する従来例のような連結用レバーが不要になるので、簡単に可動体101に取り付けることができる。
また、回転角検出装置1は、連結用レバーが不要なため、外力の影響を受けず、信頼性に優れるので、コストの低減にも有利である。
また、回転角検出装置1は、ハウジング20が軸方向に組み合わされたボディ21と蓋22を有し、ボディ21が筒部21aと、筒部21aから内方に延びるフランジ部21bと、筒部21aと径方向に対向するようにフランジ部21bから軸方向に延びるボス部21cとを有し、ボス部21cに雄ねじ21fが形成されており、蓋22が筒部21aと嵌め合うように雄ねじ21fに螺合されたナットからなり、一方の軌道輪11がボス部21cに嵌合された状態でボディ21と蓋22との間に配置されているので、ハウジング20の組み立てと共に、内方の軌道輪11(一方の軌道輪)をハウジング20に固定し、外方の軌道輪12(他方の軌道輪)をハウジング20に対して自由に回転可能に配置することができる。
また、回転角検出装置1は、ハウジング20が一方の軌道輪11と同心に当該ハウジング20を貫通するセンタ孔部21gを有するので、センタ孔部21gに一本の雄ねじ部材(ボルト50)を通してハウジング20と可動体101を締結するだけで回転角検出装置1を可動体101に取り付けることができ、また、ハウジング20の外周に固定部が不要になるので、ハウジング20の外径を抑えることもできる。
また、回転角検出装置1は、可動体101の任意の位置にタップ穴101aを設けてボルト50で取り付けることが可能であるため、取り扱いが容易である。
また、回転角検出装置1は、ハウジング20をOリング23、配線口21eへのシール材充填で密封構造にすることが可能なため、屋外で使用しても水等の侵入を防止し、信頼性を高めることもできる。
また、回転角検出装置1は、角度センサ30が互いに異なる磁極対数をもつようにかつ同心に配置された複列の磁気トラックT1,T2を含む被検出リング32を有し、被検出リング32が他方の軌道輪12に固定されており、検出回路31が磁気トラックT1,T2の磁界を検出する複数のセンサ31a,31bを有するので、分解能に優れた磁気式の回転角検出が可能でありながら、光学式のものに比べて、油、塵、埃等の使用環境の影響を受けにくくなるので、建設機械、ロボットアーム等の機械100に好適である。
また、図1、図2に示す機械100は、重力方向に交差する軸線L1回りに回転可能な可動体101と、回転角検出装置1とを備え、ハウジング20が可動体101に固定されているので、回転角検出装置1に回転を伝達するための従来例のようなレバーが不要になるので、回転角検出に要する部品点数を抑えることができる。
また、機械100は、絶対回転角度を高分解能に検出可能な回転角検出装置1を備えるため、可動体101の回転角度検出精度に優れる。
第一実施形態では、検出回路31のセンサ31a,31bと磁気トラックT1,T2が軸方向に対向する配置例を示したが、径方向に対向する配置を採用することもできる。その一例としての第二実施形態を図8〜図10に基づいて説明する。なお、以下では、第一実施形態との相違点を述べるに留める。
図8、図9に示すように、第二実施形態に係る検出回路31は、ハウジング20の筒部21aに固定されている。配線口21eは、筒部21aに形成されている。ケーブル33は、配線口21eから外方へ取り出されている。図9、図10に示すように、磁性ゴム32bは、センサIC31cと径方向に対向するように配置され、磁気トラックT1,T2は、同径の外径をもって軸方向に二列に配置されている。
第一及び第二実施形態では、内方の軌道輪11をハウジング20に固定する一方の軌道輪としたが、外方の軌道輪を一方の軌道輪としてハウジングに固定することも可能である。その一例としての第三実施形態を図11に示す。
第三実施形態に係るハウジング60は、軸方向に組み合わされたボディ61と蓋62を有する。ボディ61は、周方向に連続する筒部61aと、筒部61aから内方に延びる側壁部61bとを一体に有する。蓋62は、筒部61aに嵌め合うフランジ部62aと、側壁部61bに軸方向に合わさるようにフランジ部62aから軸方向に延びるボス部62bとを一体に有する。
側壁部61bには、複数の雌ねじ61cが形成されている。ボス部62bには、雌ねじ61cにねじ込むボルト63を通すための貫通孔が形成されている。ボス部62bは、転がり軸受10の内方に通された状態で、複数のボルト63と雌ねじ61cによって側壁部61bと軸方向に締結されている。
内方の軌道輪11及び外方の軌道輪12のうちのいずれか一方の軌道輪12は、筒部61aの内周に嵌合され、側壁部61bに軸方向に突き当てられている。側壁部61bの内部側には、他方の軌道輪11と非接触にするための凹面部が形成されている。フランジ部62aの外方端部は、側壁部61b側に向かって軸方向に突出している。フランジ部62aの外方端部と筒部61a間にOリング64が配置されている。配線口62cは、フランジ部62aに形成されている。
転がり軸受10は、側壁部61b側にシール15を有する片シール軸受になっている。他方の軌道輪11の外周のうち、フランジ部62a側の端部に被検出リング32の芯金32aが固定されている。検出回路31は、フランジ部62aに固定されている。
重錘40は、他方の軌道輪11の内周に固定されている。
ハウジング60と可動体101を締結するボルト65用のセンタ孔部66は、ボス部62b及び側壁部61bを軸方向に貫通する孔の内面からなる。
ハウジング60の組み立てに際し、筒部61aの内周に転がり軸受10の一方の軌道輪12が嵌合され、他方の軌道輪11に被検出リング32が固定された状態とされる。この後、検出回路31が固定された蓋62のボス部62bと側壁部61bが複数のボルト63と雌ねじ61cで軸方向に締結される。これにより、一方の軌道輪12と側壁部61bとフランジ部62aの外方端部とが締結されて、一方の軌道輪12がハウジング60に固定される。その結果、転がり軸受10がハウジング60に対して所定の位置に配置されると共に、被検出リング32と検出回路31が所定の対向位置に配置される。このように、ハウジング60の組み立てと共に、外方の軌道輪12がボディ61と蓋62とで固定され、転がり軸受10及び角度センサがハウジング60に適切に収容される。
このように、第三実施形態に係る回転角検出装置は、ハウジング60が軸方向に組み合わされたボディ61と蓋62を有し、ボディ61が筒部61aと、筒部61aから内方に延びる側壁部61bとを有し、蓋62が筒部61aに嵌め合うフランジ部62aと、側壁部61bに軸方向に合わさるようにフランジ部62aから軸方向に延びるボス部62bとを有し、一方の軌道輪12が筒部61aに嵌合された状態で側壁部61bとフランジ部62aとの間に配置されており、ボス部62bが転がり軸受10の内方に通された状態で側壁部61bと軸方向に締結されているので、ハウジング60の組み立てと共に、外方の軌道輪12(一方の軌道輪)をハウジング60に固定し、内方の軌道輪11(他方の軌道輪)をハウジング60に対して自由に回転可能に配置することができる。
第三実施形態では、検出回路31と被検出リング32が軸方向に対向する配置例を示したが、径方向に対向する配置を採用することもできる。その一例としての第四実施形態を図12に示す。なお、第四実施形態の説明では、第三実施形態との相違点を述べるに留める。
第四実施形態に係る検出回路31は、蓋62の外方端部の内側に固定されている。磁性ゴム32bは、センサIC31cと径方向に対向するように配置されている。磁性ゴム32bの着磁パターンは、図10と同様である。
今回開示された各実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。例えば、前述の検出回路や被検出リングの構成は、一例であって磁気式である必要はなく、絶対角度が検出可能であれば、光学式等の他の構成を採用してもよい。したがって、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 回転角検出装置
10 転がり軸受
11 内方の軌道輪
12 外方の軌道輪
13 転動体
20,60 ハウジング
21,61 ボディ
22,62 蓋
21a,61a 筒部
21b,62a フランジ部
21c,62b ボス部
21f 雄ねじ
21g,66 センタ孔部
30 角度センサ
31 検出回路
32 被検出リング
40 重錘
61b 側壁部
100 機械
101 可動体

Claims (6)

  1. 内方の軌道輪と、外方の軌道輪と、前記内方の軌道輪と前記外方の軌道輪との間に配置された複数の転動体とを有する転がり軸受と、
    前記内方の軌道輪及び外方の軌道輪のうちのいずれか一方の軌道輪を固定するハウジングと、
    前記一方の軌道輪に対する他方の軌道輪の絶対回転角度を検出する角度センサと、
    前記他方の軌道輪と一体に回転可能に設けられた重錘と、
    を備え、
    前記角度センサが、前記ハウジングに固定された検出回路を有し、
    前記他方の軌道輪が、前記ハウジングに対して自由に回転可能に配置されており、
    前記重錘が、前記ハウジングの回転時に前記絶対回転角度の原点を一定の周方向位置に保てるように配置されている回転角検出装置。
  2. 前記ハウジングが、軸方向に組み合わされたボディと蓋を有し、
    前記ボディが、筒部と、前記筒部から内方に延びるフランジ部と、前記筒部と径方向に対向するように前記フランジ部から軸方向に延びるボス部とを有し、
    前記ボス部に雄ねじが形成されており、前記蓋が、前記筒部に嵌め合うように前記雄ねじに螺合されたナットからなり、
    前記一方の軌道輪が、前記ボス部に嵌合された状態で前記ボディと前記蓋との間に配置されている請求項1に記載の回転角検出装置。
  3. 前記ハウジングが、軸方向に組み合わされたボディと蓋を有し、
    前記ボディが、筒部と、前記筒部から内方に延びる側壁部とを有し、
    前記蓋が、前記筒部に嵌め合うフランジ部と、前記側壁部に軸方向に合わさるように前記フランジ部から軸方向に延びるボス部とを有し、
    前記一方の軌道輪が、前記筒部に嵌合された状態で前記側壁部と前記フランジ部との間に配置されており、
    前記ボス部が、前記転がり軸受の内方に通された状態で前記側壁部と軸方向に締結されている請求項1に記載の回転角検出装置。
  4. 前記ハウジングが、前記一方の軌道輪と同心に当該ハウジングを貫通するセンタ孔部を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の回転角検出装置。
  5. 前記角度センサが、互いに異なる磁極対数をもつようにかつ同心に配置された複列の磁気トラックを含む被検出リングを有し、前記被検出リングが、前記他方の軌道輪に固定されており、
    前記検出回路が、前記磁気トラックの磁界を検出する複数のセンサを有する請求項1から4のいずれか1項に記載の回転角検出装置。
  6. 重力方向に交差する軸線回りに回転可能な可動体と、請求項1から5のいずれか1項に記載の回転角検出装置とを備え、前記ハウジングが前記可動体に固定されている機械。
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