JP2020143899A - 車両制御装置、車両及び車両制御方法 - Google Patents

車両制御装置、車両及び車両制御方法 Download PDF

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大智 加藤
完太 辻
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完太 辻
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Tadahiko Kano
忠彦 加納
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    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units, or advanced driver assistance systems for ensuring comfort, stability and safety or drive control systems for propelling or retarding the vehicle
    • B60W30/10Path keeping
    • B60W30/12Lane keeping

Abstract

【課題】車両を目的地に良好に到達させ得る車両制御装置、車両及び車両制御方法を提供する。【解決手段】車両制御装置12は、自車両10の周辺に位置する交通参加者(他車両)に関する情報である交通参加者情報に基づいて、自車両の前方における交通流の悪化を示す交通流悪化情報を取得する情報取得部58と、交通流悪化情報が情報取得部によって検出された場合に、車線変更を制限する制御部64とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両制御装置、車両及び車両制御方法に関する。
特許文献1には、自車走行車線に移動障害物が存在し、自車走行車線以外の車線に移動障害物が存在しない場合、移動障害物が存在しない当該車線への車線変更を推奨する告知を行うことが開示されている。
特開2003−85698号公報
しかしながら、移動障害物が存在しない車線に単に車線変更を行った場合には、目的地に到達することが困難となる場合がある。
本発明の目的は、車両を目的地に良好に到達させ得る車両制御装置、車両及び車両制御方法を提供することにある。
本発明の一態様による車両制御装置は、自車両の周辺に位置する交通参加者に関する情報である交通参加者情報に基づいて、前記自車両の前方における交通流の悪化を示す交通流悪化情報を取得する情報取得部と、前記交通流悪化情報が前記情報取得部によって取得された場合に、車線変更を制限する制御部とを備える。
本発明の他の態様による車両は、上記のような車両制御装置を備える。
本発明の更に他の態様による車両制御方法は、自車両の周辺に位置する交通参加者に関する情報である交通参加者情報に基づいて、前記自車両の前方における交通流の悪化を示す交通流悪化情報を取得するステップと、前記交通流悪化情報が取得された場合に、車線変更を制限するステップとを有する。
本発明によれば、車両を目的地に良好に到達させ得る車両制御装置、車両及び車両制御方法を提供することができる。
一実施形態による車両を示すブロック図である。 走行車線の例を示す図である。 走行車線の例を示す図である。 一実施形態による車両制御装置の動作の例を示すフローチャートである。 一実施形態による車両制御装置の動作の例を示すフローチャートである。 一実施形態による車両制御装置の動作の例を示すフローチャートである。 一実施形態による車両制御装置の動作の例を示すフローチャートである。 一実施形態による車両制御装置の動作の例を示すフローチャートである。 一実施形態による車両制御装置の動作の例を示すフローチャートである。 一実施形態による車両制御装置の動作の例を示すフローチャートである。
本発明による車両制御装置、車両及び車両制御方法について、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
[一実施形態]
一実施形態による車両制御装置、車両及び車両制御方法について図面を用いて説明する。図1は、本実施形態による車両を示すブロック図である。
車両(自車両)10には、車両制御装置12、即ち、車両制御ECU(Electronic Control Unit)が備えられている。車両10には、外界センサ14と、車体挙動センサ16と、車両操作センサ18と、通信部20と、HMI(Human Machine Interface)22とが更に備えられている。車両10には、駆動装置24と、制動装置26と、操舵装置28と、ナビゲーション装置30と、測位部33とが更に備えられている。車両10には、これらの構成要素以外の構成要素も備えられているが、ここでは説明を省略する。
外界センサ14は、外界情報、即ち車両10の周辺情報を取得する。外界センサ14には、複数のカメラ32と、複数のレーダ34とが備えられている。外界センサ14には、複数のLiDAR(Light Detection And Ranging、Laser imaging Detection And Ranging)36が更に備えられている。
カメラ(撮像部)32によって取得された情報、即ち、カメラ情報が、カメラ32から車両制御装置12に供給される。カメラ情報としては、撮影情報等が挙げられる。カメラ情報は、後述するレーダ情報及びLiDAR情報と相俟って、外界情報を構成する。図1においては、1つのカメラ32が図示されているが、実際には複数のカメラ32が備えられている。
レーダ34は、送信波を車両10の外部に向かって発射し、発射した送信波のうちの検出物体によって反射されて戻って来る反射波を受信する。送信波としては、例えば電磁波等が挙げられる。電磁波としては、例えば、ミリ波等が挙げられる。検出物体としては、例えば、先行車両を含む他車両76(図2参照)等が挙げられる。なお、他車両一般について説明する際には、符号76を用い、個々の他車両について説明する際には、符号76A、76B(図2参照)を用いることとする。レーダ34は、反射波等に基づいてレーダ情報(反射波信号)を生成する。レーダ34は、生成した当該レーダ情報を車両制御装置12に供給する。図1においては、1つのレーダ34が図示されているが、実際には、複数のレーダ34が車両10に備えられている。なお、レーダ34は、ミリ波レーダに限定されるものではない。例えば、レーザレーダ、超音波センサ等をレーダ34として用いるようにしてもよい。
LiDAR36は、車両10の全方位にレーザを連続的に発射し、発射したレーザの反射波に基づいて反射点の3次元位置を測定し、当該3次元位置に関する情報、即ち、3次元情報を出力する。LiDAR36は、当該3次元情報、即ち、LiDAR情報を、車両制御装置12に供給する。図1においては、1つのLiDAR36が図示されているが、実際には、複数のLiDAR36が車両10に備えられている。
車体挙動センサ16は、車両10の挙動に関する情報、即ち、車体挙動情報を取得する。車体挙動センサ16には、不図示の車速センサ、不図示の車輪速センサ、不図示の加速度センサ、及び、不図示のヨーレートセンサが含まれる。車速センサは、車両10の速度、即ち、車速を検出する。また、車速センサは、車両10の進行方向を更に検出する。車輪速センサは、不図示の車輪の速度、即ち、車輪速を検出する。加速度センサは、車両10の加速度を検出する。加速度は、前後加速度、横加速度、及び、上下加速度を含む。なお、一部の方向のみの加速度が加速度センサによって検出されるようにしてもよい。ヨーレートセンサは、車両10のヨーレートを検出する。
車両操作センサ(運転操作センサ)18は、ユーザ(運転者)による運転操作に関する情報、即ち、運転操作情報を取得する。車両操作センサ18には、不図示のアクセルペダルセンサ、不図示のブレーキペダルセンサ、不図示の舵角センサ、及び、不図示の操舵トルクセンサが含まれる。アクセルペダルセンサは、不図示のアクセルペダルの操作量を検出する。ブレーキペダルセンサは、不図示のブレーキペダルの操作量を検出する。舵角センサは、不図示のステアリングホイールの舵角を検出する。操舵トルクセンサは、ステアリングホイールにかかるトルクを検出する。
通信部20は、不図示の外部機器との間で無線通信を行う。外部機器には、例えば、不図示の外部サーバ等が含まれ得る。通信部20は、車両10に対して、着脱不能であってもよいし、着脱可能であってもよい。車両10に対して着脱可能な通信部20としては、例えば、携帯電話機、スマートフォン等が挙げられる。
HMI22は、ユーザ(乗員)による操作入力を受け付けるとともに、各種情報を視覚的、聴覚的又は触覚的にユーザに提供する。HMI22には、例えば、自動運転スイッチ(運転アシストスイッチ)38と、ディスプレイ40と、接触センサ42と、カメラ44と、スピーカ46と、操作子68とが含まれる。
自動運転スイッチ38は、自動運転の開始及び停止をユーザが指示するためのものである。自動運転スイッチ38は、不図示の開始スイッチと不図示の停止スイッチとを含む。開始スイッチは、ユーザの操作に応じて車両制御装置12に対して開始信号を出力する。停止スイッチは、ユーザの操作に応じて車両制御装置12に対して停止信号を出力する。
ディスプレイ(表示部)40は、例えば、液晶パネル、有機ELパネル等を含む。ここでは、ディスプレイ40がタッチパネルである場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。
接触センサ42は、ユーザ(運転者)がステアリングホイールに触れているか否かを検出するためのものである。接触センサ42から出力される信号は、車両制御装置12に供給される。車両制御装置12は、接触センサ42から供給される信号に基づいて、ユーザがステアリングホイールに触れているか否かを判定し得る。
カメラ44は、車両10の内部、即ち、不図示の車室内を撮像する。カメラ44は、例えば、不図示のダッシュボードに設けられてもよいし、不図示の天井に設けられてもよい。また、カメラ44は、運転者のみを撮像するように設けられてもよいし、乗員の各々を撮像するように設けられてもよい。カメラ44は、車室内を撮像することによって取得される情報、即ち、画像情報を、車両制御装置12に出力する。
スピーカ46は、各種の情報を音声でユーザに提供するためのものである。車両制御装置12は、各種の通知、警報等を、スピーカ46を用いて出力する。
操作子(操作入力部)68は、車線変更の指示のための操作入力をユーザが行うためのものである。また、車線変更の提案、即ち、車線変更提案が車両制御装置12によって行われる場合、ユーザは、当該車線変更提案に同意するか否かの意思表示を、操作子68を用いて行い得る。操作子68は、例えば、不図示のレバー状の操作子であるが、これに限定されるものではない。操作子68は、例えば、不図示のステアリングコラムに設けられているが、これに限定されるものではない。操作子68は、支軸を中心として、時計回り及び反時計回りに回動され得る。操作子68には、不図示の操作位置センサが備えられている。操作位置センサは、操作子68の操作位置を検出する。操作子68は、操作位置センサによって得られた情報、即ち、操作子68の操作位置に関する情報を、後述する操作検出部60に供給する。
駆動装置(駆動力制御システム)24には、不図示の駆動ECUと、不図示の駆動源とが備えられている。駆動ECUは、駆動源を制御することにより、車両10の駆動力(トルク)を制御する。駆動源としては、例えば、エンジン、駆動モータ等が挙げられる。駆動ECUは、アクセルペダルに対するユーザによる操作に基づいて、駆動源を制御することにより、駆動力を制御し得る。また、駆動ECUは、車両制御装置12から供給される指令に基づいて、駆動源を制御することにより、駆動力を制御し得る。駆動源の駆動力は、不図示のトランスミッション等を介して不図示の車輪に伝達される。
制動装置(制動力制御システム)26には、不図示の制動ECUと、不図示のブレーキ機構とが備えられている。ブレーキ機構は、ブレーキモータ、油圧機構等によってブレーキ部材を作動させる。制動ECUは、ブレーキペダルに対するユーザによる操作に基づいて、ブレーキ機構を制御することにより、制動力を制御し得る。また、制動ECUは、車両制御装置12から供給される指令に基づいて、ブレーキ機構を制御することにより、制動力を制御し得る。
操舵装置(操舵システム)28には、不図示の操舵ECU、即ち、EPS(電動パワーステアリングシステム)ECUと、不図示の操舵モータとが備えられている。操舵ECUは、ステアリングホイールに対するユーザによる操作に基づいて、操舵モータを制御することによって、車輪(操舵輪)の向きを制御する。また、操舵ECUは、車両制御装置12から供給される指令に基づいて、操舵モータを制御することによって、車輪の向きを制御する。なお、左右の車輪に対するトルク配分や制動力配分を変更することによって操舵が行われるようにしてもよい。
ナビゲーション装置30には、不図示のGNSS(Global Navigation Satellite System、全地球航法衛星システム)センサが備えられている。また、ナビゲーション装置30には、不図示の演算部と、不図示の記憶部とが更に備えられている。GNSSセンサは、車両10の現在位置を検出する。演算部は、GNSSセンサによって検出された現在位置に対応する地図情報を、記憶部に記憶された不図示の地図データベースから読み出す。演算部は、当該地図情報を用い、現在位置から目的地までの目標経路を決定する。このように、ナビゲーション装置30は、目的地までの目標経路を予め決定する目標経路決定部として機能し得る。なお、目的地は、HMI22を介してユーザによって入力される。上述したように、ディスプレイ40はタッチパネルである。タッチパネルがユーザによって操作されることによって、目的地の入力が行われる。ナビゲーション装置30は、作成した目標経路を車両制御装置12に出力する。車両制御装置12は、当該目標経路をHMI22に供給する。HMI22は、当該目標経路をディスプレイ40に表示する。ナビゲーション装置30は、車両制御装置12に対して地図情報を供給し得る。また、ナビゲーション装置30は、道路交通情報を取得し得る。かかる道路交通情報は、例えば、FM多重放送、ビーコン等によりナビゲーション装置30に供給され得る。ナビゲーション装置30は、車両制御装置12に対して道路交通情報を供給し得る。
測位部33には、GNSS48が備えられている。測位部33には、IMU(Inertial Measurement Unit、慣性計測装置)50と、地図データベース(地図DB)52とが更に備えられている。測位部33は、GNSS48によって得られる情報と、IMU50によって得られる情報と、地図データベース52に記憶された地図情報とを適宜用いて、車両10の位置を特定する。測位部33は、自車両10の位置を示す情報である自車位置情報を車両制御装置12に対して供給し得る。また、測位部33は、車両制御装置12に対して地図情報を供給し得る。
車両制御装置12には、演算部54と、記憶部56とが備えられている。演算部54は、車両制御装置12の全体の制御を司る。演算部54は、例えばCPU(Central Processing Unit)によって構成されている。演算部54は、記憶部56に記憶されているプログラムに基づいて各部を制御することによって、車両制御を実行する。
演算部54には、情報取得部58と、操作検出部60と、道路種別判定部62と、制御部64、車線変更提案部66とが備えられている。情報取得部58と、操作検出部60と、道路種別判定部62と、制御部64と、車線変更提案部66とは、記憶部56に記憶されているプログラムが演算部54によって実行されることによって実現され得る。
図2及び図3は、走行車線の例を示す図である。図2には、自車両10及び他車両76が車線78Lを走行している場合の例が示されている。図3には、自車両10が車線78Rを走行しており、他車両76が車線78Lを走行している場合の例が示されている。なお、上述したように、他車両一般について説明する際には、符号76を用い、個々の他車両について説明する際には、符号76A、76Bを用いることとする。車線78Lは左側の車線であり、車線78Rは右側の車線である。なお、車線一般について説明する際には、符号78を用い、個々の車線について説明する際には、符号78L、78Rを用いることとする。図2には、他車両(先行車両)76Aと、当該他車両76Aの前方に位置する他車両76Bとが、自車両10の前方に位置している場合の例が図示されている。図3には、自車両10が走行する車線78Rとは異なる車線78Lに、他車両76A、76Bが位置している場合の例が示されている。また、図2及び図3には、自車両10の前方に位置する他車両76Aの非常点滅表示灯80が点滅している場合の例が示されている。なお、他車両76の台数が1台の場合もあるし、他車両76の台数が3台以上である場合もある。また、他車両76が車線78Rに存在することもあるし、他車両76Aと他車両76Bとが別個の車線78に存在することもある。
情報取得部58は、自車両10の前方における交通流の悪化を示す交通流悪化情報を取得し得る。交通流の悪化は、例えば、渋滞である。情報取得部58は、自車両10の前方における交通流の悪化を、自車位置情報及び道路交通情報に基づいて検出又は推定(予測)し得る。また、情報取得部58は、自車両10の前方における交通流の悪化を、自車両10に備えられた外界センサ14によって取得される情報に基づいて検出又は推定し得る。また、情報取得部58は、ナビゲーション装置30から供給される情報、即ち、ナビゲーション情報に基づいて、自車両10の前方における交通流の悪化を検出又は推定し得る。また、情報取得部58は、不図示のVICS(Vehicle Information and Communication System)(登録商標)から供給される情報に基づいて、自車両10の前方における交通流の悪化を検出又は推定し得る。また、情報取得部58は、通信によって取得される情報に基づいて、具体的には、車車間通信等によって取得される情報に基づいて、自車両10の前方における交通流の悪化を検出又は推定し得る。また、情報取得部58は、走行履歴に基づいて、具体的には、不図示のデータベースに格納され得る自車両10及び他車両76の走行履歴に基づいて、自車両10の前方における交通流の悪化を検出又は推定し得る。このように、情報取得部58は、自車両10の周辺に位置する他車両(交通参加者)76に関する情報である他車両情報(交通参加者情報)に基づいて、自車両10の前方における交通流の悪化を示す交通流悪化情報を取得し得る。
情報取得部58は、自車両10の前方に位置する他車両76に備えられた非常点滅表示灯80が点滅している場合に、自車両10の前方における交通流が悪化していると判定し得る。即ち、情報取得部58は、自車両10が走行している車線(自車線)78L(図2参照)に位置する他車両76に備えられた非常点滅表示灯80が点滅している場合に、自車両10の前方における交通流が悪化していると判定し得る。また、情報取得部58は、自車両10が走行している車線(自車線)78R(図3参照)に隣接する車線78Lに位置する他車両76に備えられた非常点滅表示灯80が点滅している場合にも、以下のように判定し得る。即ち、このような場合にも、情報取得部58は、自車両10の前方における交通流が悪化していると判定し得る。
情報取得部58は、自車両10の前方に位置する他車両76の走行速度が第1の閾値未満となった場合に、自車両10の前方における交通流が悪化していると判定し得る。即ち、情報取得部58は、自車両10が走行している車線(自車線)78L(図2参照)に位置する他車両76の走行速度が第1の閾値未満となった場合に、自車両10の前方における交通流が悪化していると判定し得る。また、情報取得部58は、自車両10が走行している車線(自車線)78R(図3参照)に隣接する車線78Lに位置する他車両76の走行速度が第1の閾値未満になった場合にも、以下のように判定し得る。即ち、このような場合にも、情報取得部58は、自車両10の前方における交通流が悪化していると判定し得る。また、情報取得部58は、自車両10の走行速度が第1の閾値未満となった場合にも、自車両10の前方における交通流が悪化していると判定し得る。なお、このような判定は、情報取得部58によって常時行われ得る。
制御部(車線変更制御部)64は、車線変更の制御、即ち、車線変更制御(自動車線変更制御)を行う。制御部64によって実行され得る車線変更としては、ユーザによる操作に基づいて実行され得る車線変更が挙げられる。また、制御部64によって実行され得る車線変更としては、車線変更提案に対するユーザの同意に基づいて実行され得る車線変更が挙げられる。これらの車線変更は、ユーザによる操作が介在する車線変更、即ち、第1の車線変更である。第1の車線変更は、換言すれば、ユーザの意図する車線変更である。また、制御部64によって実行され得る車線変更としては、ユーザによる操作に基づくことなく実行される車線変更が挙げられる。このような車線変更は、ユーザによる操作が介在しない車線変更、即ち、第2の車線変更である。第2の車線変更は、換言すれば、システムによる目的地誘導に沿った車線変更である。制御部64は、交通流悪化情報が情報取得部58によって取得された場合に、車線変更、具体的には、第1の車線変更又は第2の車線変更を制限し得る。
制御部64は、車線変更先の車線78が目標経路決定部によって予め決定された目標経路上に位置する車線78である場合には、交通流悪化情報が情報取得部58によって取得されている場合であっても、車線変更を許容する、即ち、車線変更を制限しない。なお、目標経路は、上述したように、ユーザが例えばナビゲーション装置30を操作することによって予め決定され得る。例えば、自車両10が車線78Lを走行しており、車線変更先の車線78Rが目標経路上に位置する車線78である場合(図2参照)、交通流悪化情報が情報取得部58によって取得されている場合であっても、制御部64は、車線変更を許容する。また、自車両10が車線78Rを走行しており、車線変更先の車線78Lが目標経路上に位置する車線78である場合(図3参照)、交通流悪化情報が情報取得部58によって取得されている場合であっても、制御部64は、車線変更を許容する。なお、図3に示すような場合においては、他車両76Aの後方を走行している不図示の他車両が他車両76Aに接近してくる前に、自車両10を車線78Lに車線変更することが好ましい。自車両10の目的地への到着を早め得るためである。また、他車両76Aの後方に不図示の他車両が位置した場合には、他車両76Aの後方に位置した不図示の他車両によって、自車両10の車線78Lへの車線変更が妨げられる虞があるためである。
制御部64は、自車両10又は他車両76の走行速度が第2の閾値未満から第2の閾値以上に変化した場合に、車線変更の制限を解除し得る。即ち、自車両10の走行速度が比較的高くなった場合、制御部64は、車線変更の制限を解除し得る。また、他車両76の走行速度が比較的高くなった場合、制御部64は、車線変更の制限を解除し得る。
制御部64は、非常点滅表示灯80を点滅させている他車両76を自車両10が追い抜いた場合、車線変更の制限を解除し得る。例えば、自車両10が車線78Rを走行しており、非常点滅表示灯80を点滅させている他車両76Aを自車両10が追い抜いた場合、制御部64は、車線変更の制限を解除する。
道路種別判定部62は、自車両10が走行している道路の種別を判定する。制御部64は、道路種別判定部62によって判定された道路の種別が所定の種別であり、且つ、交通流の悪化を情報取得部58が判定した場合に、車線変更を制限する。所定の種別が、例えば高速道路である。道路種別判定部62によって判定された道路の種別が高速道路であり、且つ、交通流の悪化を情報取得部58が判定した場合、車線変更を制限する。一方、道路種別判定部62によって判定された道路の種別が一般道路であり、且つ、交通流の悪化を情報取得部58が判定した場合、車線変更の制限は行われない。
操作検出部60は、操作子68から供給される信号に基づいて、操作子68に対してユーザによって行われる操作入力を検出する。制御部64は、操作検出部60によって検出された操作入力に応じた車線変更を、交通流悪化情報が情報取得部58によって取得されている場合に制限する。例えば、自車両10が車線78Lを走行している際に、操作子68を時計回りに回動する操作入力が行われた場合、当該操作入力に応じた車線変更は、車線78Rへの車線変更である(図2参照)。交通流悪化情報が情報取得部58によって取得されている場合には、制御部64は、このような車線変更を制限する。例えば、自車両10が車線78Rを走行している際に、操作子68を反時計回りに回動する操作入力が行われた場合、当該操作入力に応じた車線変更は、車線78Lへの車線変更である(図3参照)。交通流悪化情報が情報取得部58によって取得されている場合には、制御部64は、このような車線変更を制限する。
車線変更提案部66は、車線変更提案をユーザに対して行い得る。車線変更提案部66は、例えばHMI22を用いて車線変更提案をユーザに対して行う。より具体的には、車線変更提案部66は、音声を用いて車線変更提案をユーザに対して行う。かかる音声は、スピーカ46を用いて出力され得る。
なお、ここでは、音声を用いて車線変更提案を行う場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。例えば、表示によって車線変更提案を行うようにしてもよい。また、音声と表示との組み合わせによって車線変更提案を行うようにしてもよい。表示による車線変更提案は、例えばディスプレイ40等を用いて行い得る。
車線変更提案が車線変更提案部66によって行われる場合、ユーザは、当該車線変更提案に同意するか否かの意思表示を、例えば操作子68を用いて行い得る。例えば、自車両10が走行している車線(自車線)78の左側に位置する車線78への車線変更が車線変更提案部66によって行われた場合において、当該車線変更提案に同意する場合には、ユーザは例えば第1の操作入力を行う。第1の操作入力は、例えば、操作子68を反時計回りに回動することによって行われ得るが、これに限定されるものではない。第1の操作入力が行われないことは、当該車線変更提案に同意しないことを意味する。例えば、自車線78の右側に位置する車線78への車線変更が車線変更提案部66によって行われた場合において、当該車線変更提案に同意する場合には、ユーザは例えば第2の操作入力を行う。第2の操作入力は、例えば、操作子68を時計回りに回動することによって行われ得るが、これに限定されるものではない。第2の操作入力が行われないことは、当該車線変更提案に同意しないことを意味する。
記憶部56は、不図示の揮発性メモリと、不図示の不揮発性メモリとを含む。揮発性メモリとしては、例えばRAM(Random Access Memory)等が挙げられる。不揮発性メモリとしては、例えばROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。外界情報、車体挙動情報、車両操作情報等が、例えば揮発性メモリに格納される。プログラム、テーブル、マップ等が、例えば不揮発性メモリに記憶される。
図4は、本実施形態による車両制御装置の動作の例を示すフローチャートである。なお、図4には、ユーザによる操作が介在する車線変更、即ち、第1の車線変更の場合の例が示されている。
ステップS1において、操作検出部60は、操作子68に対する操作入力がユーザによって行われたか否かを、操作子68から供給される信号に基づいて検出する。操作子68に対する操作入力は、上述したように、車線変更の指示をユーザが行うためのものである。操作子68に対する操作入力が行われた場合には(ステップS1においてYES)、ステップS2に遷移する。操作子68に対する操作入力が行われていない場合には(ステップS1においてNO)、ステップS1が繰り返される。なお、ユーザによる操作が介在しない車線変更、即ち、第2の車線変更の場合においては、ステップS1は実行されず、ステップS2が実行される。
ステップS2において、制御部64は、交通流悪化情報が情報取得部58によって取得されているか否かを判定する。なお、上述したように、交通流が悪化しているか否かの判定は、情報取得部58によって常時行われている。交通流悪化情報が情報取得部58によって取得されている場合には(ステップS2においてYES)、ステップS3に遷移する。交通流悪化情報が情報取得部58によって取得されていない場合には(ステップS2においてNO)、ステップS4に遷移する。
ステップS3において、制御部64は、車線変更を制限する。即ち、制御部64は、車線変更を実行しない。ステップS3が完了した場合、図4に示す処理が完了する。
ステップS4において、制御部64は、車線変更を許容する。即ち、制御部64は、車線変更を実行する。ステップS4が完了した場合、図4に示す処理が完了する。
このように、本実施形態によれば、交通流悪化情報が取得された場合に、車線変更を制限する。このため、本実施形態によれば、車両10を目的地に良好に到達させ得る車両制御装置12を提供することができる。また、本実施形態によれば、車線変更を行う前に自車両10が走行していた車線78に自車両10が戻れなくなるのを防止することができる。
図5は、本実施形態による車両制御装置の動作の例を示すフローチャートである。なお、図5には、ユーザによる操作が介在する車線変更、即ち、第1の車線変更の場合の例が示されている。
ステップS11において、道路種別判定部62は、自車両10が走行している道路の種別を判定する。制御部64は、道路種別判定部62によって判定された道路の種別が所定の種別であるか否かを判定する。所定の種別は、例えば、高速道路である。道路種別判定部62によって判定された道路の種別が所定の種別である場合(ステップS11においてYES)、例えば、自車両10が走行している道路が高速道路である場合には、ステップS1に遷移する。道路種別判定部62によって判定された道路の種別が所定の種別でない場合(ステップS11においてNO)、例えば、自車両10が走行している道路が高速道路でない場合には、図5に示す処理が完了する。
ステップS1〜S4は、図4を用いて上述したステップS1〜S4と同様であるため、説明を省略する。なお、ユーザによる操作が介在しない車線変更、即ち、第2の車線変更の場合においては、ステップS1は実行されず、ステップS2が実行される。
このように、道路種別判定部62によって判定された道路の種別が所定の種別であり、且つ、交通流の悪化を情報取得部58が判定した場合に、車線変更を制限するようにしてもよい。
図6は、本実施形態による車両制御装置の動作の例を示すフローチャートである。図6は、上述したステップS2において行われる処理の詳細を示している。
ステップS21において、情報取得部58は、自車両10の前方に位置する他車両76に備えられた非常点滅表示灯80(図2参照)が点滅しているか否かを判定する。自車両10の前方に位置する他車両76に備えられた非常点滅表示灯80が点滅している場合(ステップS21においてYES)、ステップS22に遷移する。自車両10の前方に位置する他車両76に備えられた非常点滅表示灯80が点滅していない場合(ステップS21においてNO)、図6に示す処理が完了する。
ステップS22において、情報取得部58は、自車両10の前方における交通流が悪化していると判定する。ステップS22が完了した場合、図6に示す処理が完了する。
このように、自車両10の前方に位置する他車両76に備えられた非常点滅表示灯80が点滅している場合に、自車両10の前方における交通流が悪化していると判定するようにしてもよい。
図7は、本実施形態による車両制御装置の動作の例を示すフローチャートである。図7は、上述したステップS2において行われる処理の詳細を示している。
ステップS31において、情報取得部58は、自車両10の前方に位置する他車両76の走行速度が第1の閾値未満であるか否かを判定する。自車両10の前方に位置する他車両76の走行速度が第1の閾値未満である場合(ステップS31においてYES)、ステップS32に遷移する。自車両10の前方に位置する他車両76の走行速度が第1の閾値以上である場合(ステップS31においてNO)、図7に示す処理が完了する。
ステップS32において、情報取得部58は、自車両10の前方における交通流の悪化情報を取得する。ステップS32が完了した場合、図7に示す処理が完了する。
このように、他車両76の走行速度が第1の閾値未満である場合に、自車両10の前方における交通流が悪化していると判定するようにしてもよい。
図8は、本実施形態による車両制御装置の動作の例を示すフローチャートである。なお、図8には、ユーザによる操作が介在する車線変更、即ち、第1の車線変更の場合の例が示されている。
ステップS1〜S2は、図4を用いて上述したステップS1〜S2と同様であるため、説明を省略する。交通流悪化情報が情報取得部58によって取得されている場合には(ステップS2においてYES)、ステップS41に遷移する。交通流悪化情報が情報取得部58によって取得されていない場合には(ステップS2においてNO)、ステップS4に遷移する。なお、ユーザによる操作が介在しない車線変更、即ち、第2の車線変更の場合においては、ステップS1は実行されず、ステップS2が実行される。
ステップS41において、制御部64は、車線変更先の車線78が目標経路上に位置する車線78であるか否かを判定する。車線変更先の車線78が目標経路上に位置する車線78である場合(ステップS41においてYES)、ステップS4に遷移する。車線変更先の車線78が目標経路上に位置する車線78でない場合(ステップS41においてNO)、ステップS3に遷移する。
ステップS3〜S4は、図4を用いて上述したステップS3〜S4と同様であるため、説明を省略する。
このように、車線変更先の車線78が目標経路上に位置する車線78である場合には、交通流悪化情報が情報取得部58によって取得されている場合であっても、車線変更を許容するようにしてもよい。
図9は、本実施形態による車両制御装置の動作の例を示すフローチャートである。図9に示す処理は、車線変更の制限(ステップS3)が実行されている際に行われ得る。
ステップS51において、制御部64は、自車両10の走行速度が第2の閾値未満から第2の閾値以上に変化したか否かを判定する。自車両10の走行速度が第2の閾値未満から第2の閾値以上に変化した場合(ステップS51においてYES)、即ち、自車両10の走行速度が比較的高くなった場合、ステップS54に遷移する。自車両10の走行速度が第2の閾値未満から第2の閾値以上に変化していない場合(ステップS51においてNO)、即ち、自車両10の走行速度が比較的低いままである場合、ステップS52に遷移する。
ステップS52において、制御部64は、他車両76の走行速度が第2の閾値未満から第2の閾値以上に変化したか否かを判定する。他車両76の走行速度が第2の閾値未満から第2の閾値以上に変化した場合(ステップS52においてYES)、即ち、他車両76の走行速度が比較的高くなった場合、ステップS54に遷移する。他車両76の走行速度が第2の閾値未満から第2の閾値以上に変化していない場合(ステップS52においてNO)、即ち、他車両76の走行速度が比較的低いままである場合、ステップS53に遷移する。
ステップS53において、制御部64は、車線変更の制限を維持する。ステップS53が完了した場合、図9に示す処理が完了する。
ステップS54において、制御部64は、車線変更の制限を解除する。ステップS54が完了した場合、図9に示す処理が完了する。
このように、自車両10又は他車両76の走行速度が第2の閾値未満から第2の閾値以上に変化した場合に、車線変更の制限を解除するようにしてもよい。
図10は、本実施形態による車両制御装置の動作の例を示すフローチャートである。図10に示す処理は、車線変更の制限(ステップS3)が実行されている際に行われ得る。
ステップS61において、制御部64は、非常点滅表示灯80を点滅させている他車両76Aを自車両10が追い抜いたか否かを判定する。非常点滅表示灯80を点滅させている他車両76Aを自車両10が追い抜いた場合(ステップS61においてYES)、ステップS63に遷移する。非常点滅表示灯80を点滅させている他車両76Aを自車両10が追い抜いていない場合(ステップS61においてNO)、ステップS62に遷移する。
ステップS62において、制御部64は、車線変更の制限を維持する。ステップS62が完了した場合、図10に示す処理が完了する。
ステップS63において、制御部64は、車線変更の制限を解除する。ステップS63が完了した場合、図10に示す処理が完了する。
このように、非常点滅表示灯80を点滅させている他車両76Aを自車両10が追い抜いた場合、車線変更の制限を解除するようにしてもよい。
[変形実施形態]
本発明についての好適な実施形態を上述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
上記実施形態では、図7に示すステップS31において、自車両10の前方に位置する他車両76の走行速度が第1の閾値未満であるか否かを判定する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図7に示すステップS31において、自車両10の走行速度が第1の閾値未満であるか否かを判定するようにしてもよい。この場合、自車両10の走行速度が第1の閾値未満である場合には、ステップS32に遷移する。一方、自車両10の走行速度が第1の閾値以上である場合には、図7に示す処理が完了する。
上記実施形態では、自車両10の周辺に位置する他車両76に関する情報である他車両情報に基づいて、自車両10の前方における交通流の悪化を示す交通流悪化情報が取得される場合を例に説明した。しかし、交通流悪化情報の取得は、他車両情報のみに基づくことに限定されるものではない。即ち、自車両10の周辺に位置する交通参加者に関する情報である交通参加者情報に基づいて、自車両10の前方における交通流の悪化を示す交通流悪化情報が取得されるようにしてもよい。他車両以外の交通参加者としては、例えば、人を含む動物等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
上記実施形態をまとめると以下のようになる。
車両制御装置(12)は、自車両(10)の周辺に位置する交通参加者(76A、76B)に関する情報である交通参加者情報に基づいて、前記自車両の前方における交通流の悪化を示す交通流悪化情報を取得する情報取得部(58)と、前記交通流悪化情報が前記情報取得部によって取得された場合に、車線変更を制限する制御部(64)とを備える。このような構成によれば、交通流悪化情報が取得された場合に車線変更が制限されるため、車両を目的地に良好に到達させ得る車両制御装置を提供することができる。また、このような構成によれば、車線変更を行う前に自車両が走行していた車線に自車両が戻れなくなるのを防止することができる。
前記交通参加者は、他車両であってもよい。
前記情報取得部は、前記自車両の前方に位置する前記他車両(76A)に備えられた非常点滅表示灯(80)が点滅している場合に、前記自車両の前方における前記交通流が悪化していると判定するようにしてもよい。このような構成によれば、自車両の前方における交通流の悪化を的確に判定することができる。
前記情報取得部は、前記自車両の前方に位置する前記他車両(76A)の走行速度又は前記自車両の走行速度が第1の閾値未満である場合に、前記自車両の前方における前記交通流が悪化していると判定するようにしてもよい。このような構成によれば、自車両の前方における交通流の悪化を的確に判定することができる。
前記情報取得部は、前記自車両の前方における前記交通流悪化情報を、自車位置情報及び道路交通情報に基づいて取得するようにしてもよい。このような構成によれば、自車両の前方における交通流の悪化を的確に判定することができる。
前記情報取得部は、前記自車両の前方における前記交通流悪化情報を、前記自車両に備えられた外界センサ(14)によって取得される情報に基づいて取得するようにしてもよい。このような構成によれば、自車両の前方における交通流の悪化を的確に判定することができる。
前記情報取得部は、前記交通参加者情報を通信によって取得するようにしてもよい。
前記情報取得部は、前記交通参加者情報を走行履歴に基づいて取得するようにしてもよい。
前記制御部は、車線変更先の車線が目標経路決定部によって予め決定された目標経路上に位置する車線である場合には、前記交通流悪化情報が前記情報取得部によって取得された場合であっても、前記車線変更を許容するようにしてもよい。このような構成によれば、自車両を目的地に確実に到達させることができる。
前記車線変更は、ユーザによる操作が介在する車線変更である第1の車線変更、又は、前記ユーザによる操作が介在しない車線変更である第2の車線変更であってもよい。
前記制御部は、前記自車両又は前記自車両の前方に位置する前記他車両の走行速度が第2の閾値未満から前記第2の閾値以上に変化した場合に、前記車線変更の制限を解除するようにしてもよい。このような構成によれば、自車両を良好に走行させることができる。
前記制御部は、前記非常点滅表示灯を点滅させている前記他車両を前記自車両が追い抜いた場合、前記車線変更の制限を解除するようにしてもよい。このような構成によれば、自車両を良好に走行させることができる。
前記自車両が走行している道路の種別を判定する道路種別判定部(62)を更に備え、前記制御部は、前記道路種別判定部によって判定された前記道路の種別が所定の種別であり、且つ、前記交通流悪化情報を前記情報取得部が取得した場合に、前記車線変更を制限する。このような構成によれば、所定の種別の道路を自車両が走行している場合にのみ、車線変更の制限を行うことができる。
車両(10)は、上記のような車両制御装置を備える。
車両制御方法は、自車両の周辺に位置する交通参加者に関する情報である交通参加者情報に基づいて、前記自車両の前方における交通流の悪化を示す交通流悪化情報を取得するステップ(S2)と、前記交通流悪化情報が取得された場合に、車線変更を制限するステップ(S3)とを有する。
10…自車両 12…車両制御装置
14…外界センサ 16…車体挙動センサ
18…車両操作センサ 20…通信部
22…HMI 24…駆動装置
26…制動装置 28…操舵装置
30…ナビゲーション装置 32、44…カメラ
33…測位部 34…レーダ
36…LiDAR 38…自動運転スイッチ
40…ディスプレイ 42…接触センサ
46…スピーカ 48…GNSS
50…IMU 52…地図データベース
54…演算部 56…記憶部
58…情報取得部 60…操作検出部
62…道路種別判定部 64…制御部
66…車線変更提案部 68…操作子
76A、76B…他車両 78L、78R…車線
80…非常点滅表示灯

Claims (15)

  1. 自車両の周辺に位置する交通参加者に関する情報である交通参加者情報に基づいて、前記自車両の前方における交通流の悪化を示す交通流悪化情報を取得する情報取得部と、
    前記交通流悪化情報が前記情報取得部によって取得された場合に、車線変更を制限する制御部と
    を備える車両制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両制御装置において、
    前記交通参加者は、他車両である、車両制御装置。
  3. 請求項2に記載の車両制御装置において、
    前記情報取得部は、前記自車両の前方に位置する前記他車両に備えられた非常点滅表示灯が点滅している場合に、前記自車両の前方における前記交通流が悪化していると判定する、車両制御装置。
  4. 請求項2又は3に記載の車両制御装置において、
    前記情報取得部は、前記自車両の前方に位置する前記他車両の走行速度又は前記自車両の走行速度が第1の閾値未満である場合に、前記自車両の前方における前記交通流が悪化していると判定する、車両制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両制御装置において、
    前記情報取得部は、前記自車両の前方における前記交通流悪化情報を、自車位置情報及び道路交通情報に基づいて取得する、車両制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両制御装置において、
    前記情報取得部は、前記自車両の前方における前記交通流悪化情報を、前記自車両に備えられた外界センサによって取得される情報に基づいて取得する、車両制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両制御装置において、
    前記情報取得部は、前記交通参加者情報を通信によって取得する、車両制御装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両制御装置において、
    前記情報取得部は、前記交通参加者情報を走行履歴に基づいて取得する、車両制御装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の車両制御装置において、
    前記制御部は、車線変更先の車線が目標経路決定部によって予め決定された目標経路上に位置する車線である場合には、前記交通流悪化情報が前記情報取得部によって取得された場合であっても、前記車線変更を許容する、車両制御装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の車両制御装置において、
    前記車線変更は、ユーザによる操作が介在する車線変更である第1の車線変更、又は、前記ユーザによる操作が介在しない車線変更である第2の車線変更である、車両制御装置。
  11. 請求項2に記載の車両制御装置において、
    前記制御部は、前記自車両又は前記自車両の前方に位置する前記他車両の走行速度が第2の閾値未満から前記第2の閾値以上に変化した場合に、前記車線変更の制限を解除する、車両制御装置。
  12. 請求項3に記載の車両制御装置において、
    前記制御部は、前記非常点滅表示灯を点滅させている前記他車両を前記自車両が追い抜いた場合、前記車線変更の制限を解除する、車両制御装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の車両制御装置において、
    前記自車両が走行している道路の種別を判定する道路種別判定部を更に備え、
    前記制御部は、前記道路種別判定部によって判定された前記道路の種別が所定の種別であり、且つ、前記交通流悪化情報を前記情報取得部が取得した場合に、前記車線変更を制限する、車両制御装置。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の車両制御装置を備える車両。
  15. 自車両の周辺に位置する交通参加者に関する情報である交通参加者情報に基づいて、前記自車両の前方における交通流の悪化を示す交通流悪化情報を取得するステップと、
    前記交通流悪化情報が取得された場合に、車線変更を制限するステップと
    を有する車両制御方法。
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