JP2020143797A - 製氷機 - Google Patents

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Abstract

【課題】製氷機の製氷水が通過する経路を洗浄する洗浄プログラムの洗浄能力を高くする。【解決手段】製氷機10の制御装置50は、貯水タンク25内に貯えた洗浄水を製氷水経路31,32を通して製氷部21に送出させた後で貯水タンク25に回収し、貯水タンク25内に貯えた洗浄水を製氷水経路31,32を通して製氷部21との間で循環させることで貯水タンク25、製氷水経路31,32及び製氷部21を洗浄水によって洗浄させるように制御する洗浄プログラムを備え、洗浄プログラムは洗浄水の水流に変動を付与する水流変動付与手段を備えた。【選択図】図10

Description

本発明は、貯水タンク内の製氷水を製氷水経路を通して製氷部に送出させた後で貯水タンク内に回収し、貯水タンク内の製氷水を製氷部との間で循環させて冷却しながら製氷部で徐々に凍結させて製氷する製氷機であって、貯水タンク内に貯えた洗浄水を製氷水経路を通して製氷部との間で循環させるようにして洗浄する製氷機に関する。
特許文献1には製氷機の発明が開示されている。この製氷機は、立設する製氷板の製氷面に仕切部材によって形成される多数の製氷小室を有した製氷部と、製氷部を冷却及び加温する冷凍装置と、製氷部に送出する製氷水を貯えつつ、製氷部に送出された未凍結の製氷水を回収する貯水タンクと、貯水タンク内の製氷水を製氷部に導く送水管と、製氷部の上側で送水管の先端に接続された散水パイプと、貯水タンク内の製氷水を送水管及び散水パイプとを通して製氷部に送出する送水ポンプとを備えている。
製氷機は、氷を製造する製氷プログラムを備えており、製氷プログラムは製氷運転と除氷運転とを交互に実行することで製氷部で製造した氷を貯氷庫に落下させて貯えるようにしたものである。製氷運転を実行したときには、製氷部を冷凍装置によって冷却した状態で送水ポンプを作動させることにより、貯水タンク内の製氷水は送水管を通って散水パイプに送られ、散水パイプから製氷部に流下させた後で再び貯水タンク内に回収される。貯水タンク内の製氷水は製氷部との間で循環して冷却されながら製氷部の製氷小室内で徐々に凍結して製氷部の製氷小室内で氷となる。除氷運転を実行したときには、製氷部は圧縮機から送られるホットガスによって加温されることで、製氷部の製氷小室内で凍結させた氷は製氷板の製氷面及び仕切部材の接触面で融けて製氷小室から離脱して貯氷庫に落下する。
この製氷機は、製氷水が通過する経路となる貯水タンク、送水管、散水パイプ及び製氷部を定期的に洗浄する必要があり、これらを洗浄するための洗浄プログラムを備えている。洗浄プログラムは、貯水タンクに貯えた洗浄水を送水管を通して散水パイプに送出し、散水パイプから製氷部に流下させた後で貯水タンク内に回収し、洗浄水を貯水タンクと製氷部との間で循環させるようにして、貯水タンク、送水管、散水パイプ及び製氷部を洗浄している。
特表2018−511021号公報
上記の製氷機の洗浄プログラムは、貯水タンク内に貯えた洗浄水を製氷部との間で循環させるようにして、貯水タンク、送水管、散水パイプ及び製氷部を洗浄している。製氷水が通過する経路には水に含まれるスケール成分が強固に付着していることがあり、送水ポンプによって洗浄水を送水管及び散水パイプに連続的に通水させたときには、スケール成分を十分に除去できなかったり、スケール成分を除去するのに時間を長く要することになっていた。本発明は、製氷水が通過する経路を洗浄する洗浄プログラムの洗浄能力を高くすることを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、製氷水を凍結させて氷を製造する製氷部と、製氷部を冷却する冷凍装置と、製氷部に送出する製氷水を貯えつつ、製氷部に送出された未凍結の製氷水を回収する貯水タンクと、貯水タンク内の製氷水を製氷部に導く製氷水経路と、貯水タンク内の製氷水を製氷水経路を通って製氷部に送出する送水ポンプとを備え、冷凍装置の作動によって製氷部を冷却した状態で送水ポンプを作動させ、貯水タンク内の製氷水を製氷水経路を通して製氷部に送出させた後で貯水タンク内に回収し、貯水タンク内の製氷水を製氷部との間で循環させて冷却しながら製氷部で徐々に凍結させて製氷する製氷プログラムを有した制御装置とを備えた製氷機であって、制御装置は、冷凍装置を作動させずに送水ポンプを作動させ、貯水タンク内に貯えた洗浄水を製氷水経路を通して製氷部に送出させた後で貯水タンクに回収し、貯水タンク内に貯えた洗浄水を製氷水経路を通して製氷部との間で循環させることで貯水タンク、製氷水経路及び製氷部を洗浄するように制御する洗浄プログラムを備え、洗浄プログラムは洗浄水の水流に変動を付与する水流変動付与手段を備えたことを特徴とする製氷機を提供するものである。
上記のように構成した製氷機においては、制御装置は、冷凍装置を作動させずに送水ポンプを作動させ、貯水タンク内に貯えた洗浄水を製氷水経路を通して製氷部に送出させた後で貯水タンクに回収し、貯水タンク内に貯えた洗浄水を製氷水経路を通して製氷部との間で循環させることで貯水タンク、製氷水経路及び製氷部を洗浄するように制御する洗浄プログラムを備え、洗浄プログラムは洗浄水の水流に変動を付与する水流変動付与手段を備えている。洗浄プログラムを実行して貯水タンク内に貯えた洗浄水を製氷水経路を通して製氷部との間で循環させたときに、貯水タンク内の洗浄水は水流変動付与手段によって水流の変動が生じた状態で製氷部との間を循環するので、貯水タンク、製氷水経路及び製氷部を効率よく洗浄できるようになる。
上記のように構成した製氷機の一実施形態においては、水流変動付与手段は送水ポンプを一時的に停止させるように制御することで洗浄水の水流に変動を付与してもよい。また、製氷機の他の実施形態においては、水流変動付与手段は送水ポンプを逆回転させるように制御することで洗浄水の水流に変動を付与してもよい。また、製氷機の他の実施形態においては、水流変動付与手段は送水ポンプの回転数を一時的に変えるように制御することで洗浄水の水流に変動を付与してもよい。また、製氷機の他の実施形態においては、製氷水経路に内部を開閉する開閉弁を介装したときに、水流変動付与手段は開閉弁を一時的に閉止させるように制御することで洗浄水の水流に変動を付与してもよい。また、製氷機の他の実施形態においては、製氷水経路に開度を調節可能な開度調節弁を介装したときには、水流変動付与手段は開度調節弁の開度を一時的に狭く制御することで洗浄水の水流に変動を付与してもよい。また、製氷機の他の実施形態においては、製氷水経路の延出方向の中間部にこれよりも流路を狭くしたバイパス経路を並行して設け、製氷水経路にバイパス経路に洗浄水を送るバイパス弁を介装したときには、水流変動付与手段はバイパス弁により製氷水経路の洗浄水をバイパス経路に一時的に送出するように制御することで洗浄水の水流に変動を付与してもよい。
上記のように構成した製氷機の一実施形態においては、製氷水経路には洗浄水を排水する排水経路が接続され、排水経路に内部を開閉する排水弁を介装し、洗浄プログラムは排水弁を開放することによって洗浄水を排水するように制御したときには、水流変動付与手段は排水弁を開放しているときに排水弁を一時的に閉止するように制御することで洗浄水の水流に変動を付与するのが好ましい。このようにしたときには、排水経路も効率よく洗浄できるようになる。
上記のように構成した製氷機の一実施形態においては、洗浄プログラムは洗剤を含んだ洗浄水を循環させる洗剤洗浄運転と、洗剤洗浄運転を実行させた後で洗剤を含んだ洗浄水を濯いで洗い流す濯ぎ洗浄運転とを実行するものであり、洗剤洗浄運転と濯ぎ洗浄運転との少なくとも一方で水流変動付与手段を実行させるように制御するのが好ましい。
本発明による製氷機の一実施形態の斜視図である。 図1のA−A断面図である。 製氷機構の概略図である。 上側ハウジングを取り除いて製氷機構が見えるようにした斜視図であり、貯水タンクを前方に引き出したときの斜視図である。 水位センサと送水ポンプを取り付けた支持板を回動させた図4に相当する斜視図である。 制御装置のブロック図である。 製氷プログラムの製氷運転のフローチャートである。 製氷プログラムの除氷運転のフローチャートである。 洗浄プログラムのフローチャートである。 洗浄プログラムの洗剤洗浄運転のフローチャートである。 洗浄プログラムのタイムチャートである。 洗浄プログラムの濯ぎ洗浄運転のフローチャートである。 送水管に開閉弁を介装した実施形態の図3に相当する概略図である。 送水管に開度調節弁を介装した実施形態の図3に相当する概略図である。 送水管にバイパス管とバイパス弁を介装した実施形態の図3に相当する概略図である。
以下に、本発明の製氷機の一実施形態を図面を用いて説明する。図1〜図3に示したように、製氷機10は、貯水タンク25内の製氷水を製氷水経路31,32を通して製氷部21に送出させた後で貯水タンク25内に回収し、貯水タンク25内の製氷水を製氷部21との間で循環させて冷却しながら製氷部21で徐々に凍結させて製氷するものである。製氷機10は、下側ハウジング11に貯氷庫13と、上側ハウジング12に製氷機構20とを備えている。貯氷庫13は製氷機構20により製造した氷を貯えるものである。
図2に示したように、製氷機構20は貯氷庫13の上側に立設させた支持フレーム14に取り付けた製氷部21を備えている。製氷部21は鉛直に起立する製氷板22を備え、製氷板22の製氷面には多数の製氷小室(セル)を形成する格子状の仕切り部材23が設けられている。製氷板22及び仕切り部材23には熱伝導性の良い銅板またはアルミニウム板が採用されている。図2に示したように、製氷板22の中央部には貫通孔22aが形成されており、貫通孔22aには後述する氷離脱装置35のスライドピンが挿通可能となっている。図3に示したように、製氷部21には温度センサ24が取り付けられており、温度センサ24は製氷部21の温度を検出するものである。
図2及び図3に示したように、製氷機構20は、製氷部21の下側に貯水タンク25を備えており、貯水タンク25は製氷部21に送出する製氷水を貯えるものである。図4に示したように、貯水タンク25は製氷部21の下側で前後にスライド移動可能に配置されている。図3に示したように、貯水タンク25には給水管26が接続されており、給水管26には給水弁27が介装されている。水道等の給水源の水は給水弁27を開放させることによって給水管26を通って貯水タンク25に供給される。
図4に示したように貯水タンク25の上部には支持板28が設けられており、支持板28には水位センサ29と送水ポンプ30が取り付けられている。水位センサ29と送水ポンプ30とは電気配線によって後述する制御装置50に接続されており、支持板28を貯水タンク25に載置した状態では、貯水タンク25を前側に引き出すことができない。これに対応するため、支持フレーム14にはフック15が設けられており、支持板28をフック15に係止させるようにすることにより、支持板28を手で支えることなく貯水タンク25を前側に引き出すことができるようになる。なお、図5に示したように、貯水タンク25の上側に固定板16を設け、支持板28を固定板16にヒンジ部材によって水平軸線回りに回動可能に取り付けるようにしてもよい。
水位センサ29は貯水タンク25内の水位を検出するものであり、貯水タンク25内の第1〜第3水位を検出するようになっている。第1水位は製氷部21で製氷するのに必要な量の製氷水を貯えたときの水位となっており、第2水位はこれよりも低い水位であり、第3水位は製氷部21で製氷が完了したときに減少した製氷水の水位となっている。送水ポンプ30は貯水タンク25内の水を製氷部21に送出するものである。
図2及び図3に示したように、製氷機構20は貯水タンク25内の製氷水を製氷部21の上側に導く製氷水経路を構成する送水管31と散水器32とを備えている。送水管31は貯水タンク25内の製氷水を製氷部21の上側に設けた散水器32に導くものであり、製氷部21の側方にて略鉛直に起立して配置されている。送水管31の導入端部は送水ポンプ30に接続され、送水管31の導出端部は製氷部21の上側で散水器32に接続されている。散水器32は製氷部21の上側から製氷水を散水するものである。散水器32は製氷部21の幅と略同じ長さの管部材を用いたものであり、散水器32の周面下部には長手方向に沿って多数の散水孔が穿設されている。貯水タンク25内の製氷水は送水ポンプ30の作動によって送水管31を通って散水器32に導かれ、散水器32に導かれた製氷水は製氷部21の製氷面側を流下するように散水孔から散水される。
図3に示したように、送水管31には排水管33が接続されており、排水管33には排水弁34が介装されている。貯水タンク25内に残る製氷水を排水するときには、排水弁34を開放した状態で送水ポンプ30を作動させることにより、貯水タンク25内に残る製氷水は送水管31及び排水管33を通って排水される。
図3示したように、製氷板22の後側には氷離脱装置35が設けられている。氷離脱装置35は製氷板22の中央部に形成された貫通孔22aに挿通可能なスライドピンを備え、スライドピンを製氷板22の貫通孔を挿通させることによって、製氷部21にて製氷した氷を押し出して貯氷庫13に落下させる。製氷部21の製氷面側にはカバー36が設けられており、カバー36は製氷部21の上部に水平軸線回りに回動可能に支持されている。製氷部21に製氷水を流下させているときには、カバー36は製氷部21の製氷面側を覆っており、製氷部21の製氷面を流下する製氷水は周囲に飛散することなく貯水タンク25に戻る。氷離脱装置35によって製氷部21で製氷された氷を離脱させるときには、カバー36は製氷部21から押し出された氷によって製氷部21の製氷面側で垂下した状態から離間するように回動し、製氷部21から押し出された氷が離脱すると、カバー36は製氷部21の製氷面側で再び垂下する。
図3に示したように、製氷機構20は製氷部21を冷却する冷凍装置40を備えており、冷凍装置40は、冷媒を圧縮する圧縮機41と、圧縮した冷媒ガスを冷却して液化させる凝縮器42と、液化冷媒を膨張させるキャピラリチューブ43と、膨張させた液化冷媒を気化させて製氷部21を冷却する蒸発管(蒸発器)44とを備えている。圧縮機41、凝縮器42、キャピラリチューブ43及び蒸発管44は冷媒管によって連結されて冷媒が循環する冷媒回路となっている。また、冷凍装置40は、圧縮機41と蒸発管44との間を接続するバイパス管45を備え、バイパス管45にはホットガス弁46が介装されている。
ホットガス弁46を閉止させた状態で圧縮機41を作動させて冷媒回路の冷媒を循環させると、液化冷媒は蒸発管44で気化して製氷板22と仕切り部材23を冷却し、製氷板22の製氷面側を流下する製氷水は冷却された製氷板22と仕切り部材23に熱交換により冷却される。また、ホットガス弁46を開放させた状態で圧縮機41を作動させると、圧縮機41から送られたホットガスは蒸発管44を通過するときに製氷板22及び仕切り部材23を加温し、製氷小室内の氷は加温された製氷板22及び仕切り部材23との接触面で融解される。
製氷機10は制御装置50を備えており、図6に示したように、この制御装置50は、温度センサ24、給水弁27と、水位センサ29と、送水ポンプ30と、排水弁34と、氷離脱装置35と、圧縮機41と、ホットガス弁46とに接続されている。制御装置50はマイクロコンピュータ(図示省略)を有しており、マイクロコンピュータは、バスを介してそれぞれ接続されたCPU、RAM、ROM及びタイマ(いずれも図示省略)を備えている。制御装置50は貯水タンク25内の製氷水を製氷部21との間で循環させて冷却しながら製氷部21で徐々に凍結させて製氷する製氷プログラムと、貯水タンク25内に貯えた洗浄水を製氷部21との間で循環させることで貯水タンク25、製氷水経路となる送水管31と散水器32及び製氷部21を洗浄水によって洗浄させるように制御する洗浄プログラムを備えている。
製氷機10の製氷プログラムをフローチャートを用いて説明する。製氷プログラムは製氷部21で氷を製造する製氷運転と、製氷運転にて製造した氷を製氷部21で除氷する除氷運転を交互に繰り返し実行するものである。図7に示したように、制御装置50は、製氷運転を実行したときに、ステップ101にて給水処理を実行する。給水処理では、制御装置50は給水弁27を開放させると、給水源の水は製氷水として給水管26を通って貯水タンク25内に送られる。貯水タンク25内の水位が徐々に上昇し、水位センサ29により第1水位を検出すると、制御装置50は給水弁27を閉止して給水処理を終了する。
また、給水処理を開始後に送水ポンプ30から送水できる水位となると、制御装置50はステップ102にて圧縮機41を作動させるとともに送水ポンプ30を作動させる。製氷部21は圧縮機41の作動によって冷媒回路を循環する冷媒が蒸発管44を通過するときに気化することによって冷却される。また、貯水タンク25内の製氷水は送水ポンプ30の作動によって送水管31を通って散水器32に送出され、散水器32に送出された製氷水は散水孔から製氷部21の製氷面側を流下し、流下する製氷水は製氷部21と熱交換によって冷却されながら再び貯水タンク25に戻る。貯水タンク25内の製氷水は製氷部21との間で循環しながら徐々に温度が低下し、製氷部21で徐々に凍結して氷となっていく。
制御装置50は、ステップ103にて水位センサ29により第3水位が検出されたか否かを判定し、水位センサ29により第3水位が検出されるまで繰り返し「NO」と判断する。貯水タンク25内の製氷水が製氷部21の各製氷小室にブロック形の氷が互いに連結した状態で凍結して、貯水タンク25内の製氷水の水位が第3水位となると、制御装置50はステップ103にて「YES」と判断してステップ104に進める。制御装置50は、ステップ104にて排水処理を実行して製氷運転を終了させる。排水処理では、制御装置50は排水弁34を所定時間として60秒間開放させると、貯水タンク25内に残る製氷水は排水管33を通って排水される。
制御装置50は製氷運転の排水処理の開始とともに除氷運転を実行する。図8に示したように、制御装置50は、除氷運転を実行したときに、ステップ201にてホットガス弁46を開放させる。圧縮機41が製氷運転から引き続き作動した状態でホットガス弁46を開放すると、高温高圧のホットガスが蒸発管44に流入して製氷部21を加温し、製氷部21に製氷された氷は製氷部21の接触面が徐々に融ける。制御装置50は、製氷部21の温度センサ24の検出温度に基づき、製氷板22の温度が5℃以上となったか否かを判定し、製氷板22の温度が5℃以上となるまで「NO」と繰り返し判断する。製氷部21が5℃以上となれば、氷は製氷部21との接触面が十分に融けて製氷部21の製氷面から離脱可能となる。蒸発管44を通過するホットガスの加温によって製氷部21の温度センサ24が5℃以上となったことを検出すると、制御装置50はステップ202にて「YES」と判断してステップ203に進める。
制御装置50は、ステップ203にて氷離脱装置35を作動させることでスライドピンを前進させと、氷はスライドピンにより押し出され、氷は製氷部21の製氷面から離脱して貯氷庫13に落下する。制御装置50は、ステップ203にて氷を離脱させてから、ステップ204にてホットガス弁46を閉止させる。ホットガス弁46を閉止させることで、圧縮機41から送出されるホットガスは蒸発管44に導かれずに凝縮器42に導入されるようになるので、製氷部21はホットガスによって加温されないようになるとともに、冷媒回路を循環する冷媒によって冷却されるようになる。制御装置50は、貯氷庫13内に氷が満たされるまで製氷運転と除氷運転を交互に繰り返し実行する。
この製氷機10では、製氷水が通過する製氷水経路となる送水管31と散水器32、製氷部21には水道等の給水源から供給される水に含まれるスケール成分が付着するおそれがあるので、製氷水経路及び製氷部21を定期的に洗浄する必要がある。図9に示したように、製氷水経路を洗浄する洗浄プログラムは貯水タンク25内に貯えた洗剤を含んだ洗浄水を製氷部21との間で循環させて洗浄する1回の洗剤洗浄運転と、貯水タンク25内に貯えた濯ぎ用の洗浄水を製氷部21との間で循環させて洗浄する5回の濯ぎ洗浄運転とを実行するものである。
貯水タンク25内に貯えられている水に洗剤を投入して洗剤を含んだ洗浄水とし、図示しない洗浄用スイッチを操作して洗浄プログラムを開始させると、制御装置50は、図9及び図10に示したステップ300の洗剤洗浄運転を実行する。図10に示したように、ステップ300の洗剤洗浄運転では、制御装置50は、ステップ301にて送水ポンプ30を作動させる。貯水タンク25内の洗浄水は送水ポンプ30の作動によって送水管31を通って散水器32に送出され、散水器32に送出された製氷水は散水孔から製氷部21の製氷面側を流下し、流下する製氷水は再び貯水タンク25に戻る。
制御装置50は、ステップ302にて送水ポンプ30の作動開始から所定時間として1分経過または後述する送水ポンプ30の一時停止処理から所定時間として1分経過したか否かを判定し、送水ポンプ30の作動開始から1分経過してなければ、ステップ302にてNOと判断してステップ303に進める。制御装置50は、ステップ303にて送水ポンプ30の作動開始から10分経過したか否かを判定し、送水ポンプ30の作動開始から10分経過していなければステップ302に戻す。送水ポンプ30の作動開始から1分経過すると、制御装置50はステップ302にてYESと判断してステップ304に進め、制御装置50はステップ304にて水流変動付与手段として送水ポンプ30を5秒間停止させた後で送水ポンプ30を再び作動させる(送水ポンプ30を一時停止させる)ように制御する(図11のaに示した)。送水ポンプ30の作動を一時的に停止させたときに、送水管31内に残る洗浄水は散水器32に送出されることなく貯水タンク25内に戻り、散水器32内に残る洗浄水は製氷部21の製氷面側を流下し、送水管31及び散水器32に洗浄水がない状態となる。送水ポンプ30を一時停止後に再び作動させると、送水管31及び散水器32に洗浄水が勢いよく流入し、送水管31及び散水器32に強く付着しているスケール成分が洗い流されやすくなる。
制御装置50は、ステップ304の処理後にステップ303に進め、送水ポンプ30の作動開始から10分経過していなければステップ302に戻す。洗剤洗浄運転で送水ポンプ30の一時停止から1分経過する度に、制御装置50は、ステップ302にてYESと判断し、上述したようにステップ304にて水流変動付与手段として送水ポンプ30を5秒間停止させた後で送水ポンプ30を再び作動させる(送水ポンプ30を一時停止させる)ように制御する。制御装置50はステップ302〜304の処理を実行しているときに、洗剤洗浄運転で送水ポンプ30の作動開始から10分経過するとステップ303にてYESと判断してステップ305に進める。
制御装置50は、ステップ305にて排水弁34を開放させると、貯水タンク25内の洗浄水は送水管31及び排水管33を通って排出される。制御装置50はステップ306にて排水弁34を開放させてから30秒経過したか否かを30秒経過するまで繰り返し判定する。排水弁34を開放させてから30秒経過すると、制御装置50はステップ306にてYESと判断してステップ307に進め、制御装置50はステップ307にて排水弁34を5秒間閉止させた後で排水弁34を再び開放させる(排水弁34を一時閉止させる)ように制御する(図11のbに示した)。排水弁34を一時閉止後に再び開放させると、送水管31及び排水管33に洗浄水が勢いよく流入し、送水管31及び排水管33に強く付着しているスケール成分が洗い流されやすくなる。ステップ307での排水弁34の一時閉止後に、制御装置50はステップ308にてステップ305で排水弁34を開放させてから60秒経過したか否かを60秒経過するまで繰り返し判定する。貯水タンク25内の洗浄水が排水されてステップ305で排水弁34を開放させてから60秒経過すると、制御装置50はステップ308にてYESと判断してステップ309に進め、制御装置50はステップ309にて送水ポンプ30の作動を停止させるとともに排水弁34を閉止させて洗剤洗浄運転を終了させる。
ステップ300の洗剤洗浄運転が完了すると、制御装置50は、図9及び図12に示したステップ400の濯ぎ洗浄運転を実行する。図12に示したように、ステップ400の濯ぎ洗浄運転では、制御装置50は、ステップ401にて給水処理を実行する。給水処理では、制御装置50は給水弁27を開放させることにより、給水源の水は洗浄水として給水管26を通って貯水タンク25内に送られる。貯水タンク25内の水位が徐々に上昇し、水位センサ29により第1水位を検出すると、制御装置50は給水弁27を閉止して給水処理を終了する。
制御装置50はステップ401の給水処理後に、ステップ402にて送水ポンプ30を作動させる。貯水タンク25内の洗浄水は送水ポンプ30の作動によって送水管31を通って散水器32に送出され、散水器32に送出された製氷水は散水孔から製氷部21の製氷面側を流下し、流下する製氷水は再び貯水タンク25に戻る。
制御装置50は、ステップ403にて送水ポンプ30の作動開始から所定時間として10秒経過または後述する送水ポンプ30の一時停止処理から所定時間として10秒経過したか否かを判定し、送水ポンプ30の作動開始から10秒経過してなければ、ステップ403にてNOと判断してステップ404に進める。制御装置50は、ステップ404にて送水ポンプ30の作動開始から1分経過したか否かを判定し、送水ポンプ30の作動開始から1分経過していなければステップ403に戻す。送水ポンプ30の作動開始から10秒経過すると、制御装置50はステップ403にてYESと判断してステップ405に進め、制御装置50はステップ405にて水流変動付与手段として送水ポンプ30を5秒間停止させた後で送水ポンプ30を再び作動させる(送水ポンプ30を一時停止させる)ように制御する(図11のcに示した)。送水ポンプ30の作動を一時的に停止させたときに、送水管31内に残る洗浄水は散水器32に送出されることなく貯水タンク25内に戻り、散水器32内に残る洗浄水は製氷部21の製氷面側を流下し、送水管31及び散水器32に洗浄水がない状態となる。送水ポンプ30を一時停止後に再び作動させると、送水管31及び散水器32に洗浄水が勢いよく流入し、送水管31及び散水器32に強く付着しているスケール成分や残留洗剤が洗い流されやすくなる。
制御装置50は、ステップ405の処理後にステップ404に進め、送水ポンプ30の作動開始から1分経過していなければステップ403に戻す。濯ぎ洗浄運転で送水ポンプ30の一時停止から10秒経過する度に、制御装置50は、ステップ403にてYESと判断し、上述したようにステップ405にて水流変動付与手段として送水ポンプ30を5秒間停止させた後で送水ポンプ30を再び作動させる(送水ポンプ30を一時停止させる)ように制御する。制御装置50はステップ403〜405の処理を実行しているときに、洗剤洗浄運転で送水ポンプ30の作動開始から1分経過するとステップ404にてYESと判断してステップ406に進める。
制御装置50は、ステップ406にて排水弁34を開放させると、貯水タンク25内の洗浄水は送水管31及び排水管33を通って排出される。制御装置50はステップ407にて排水弁34を開放させてから30秒経過したか否かを30秒経過するまで繰り返し判定する。排水弁34を開放させてから30秒経過すると、制御装置50はステップ407にてYESと判断してステップ408に進め、制御装置50はステップ408にて排水弁34を5秒間閉止させた後で排水弁34を再び開放させる(排水弁34を一時閉止させる)ように制御する。排水弁34を一時閉止後に再び開放させると、送水管31及び排水管33に洗浄水が勢いよく流入し、送水管31及び排水管33に強く付着しているスケール成分や残留洗剤が洗い流されやすくなる。ステップ408での排水弁34の一時閉止後に、制御装置50はステップ409にてステップ406で排水弁34を開放させてから60秒経過したか否かを60秒経過するまで繰り返し判定する。貯水タンク25内の洗浄水が排水されてステップ406で排水弁34を開放させてから60秒経過すると、制御装置50はステップ409にてYESと判断してステップ410に進め、制御装置50はステップ410にて送水ポンプ30の作動を停止させるとともに排水弁34を閉止させて濯ぎ洗浄運転を終了させる。
図9に示したように、制御装置50は、ステップ400(ステップ401〜ステップ410)の濯ぎ洗浄運転を実行した後で、ステップ500にてステップ400の濯ぎ洗浄運転を5回実行したか否かを判定する。ステップ400の濯ぎ洗浄運転を5回実行していなければ、制御装置50はステップ500にてNOと判断してステップ400に戻して濯ぎ洗浄運転を実行する。ステップ400の濯ぎ洗浄運転を5回実行すると、制御装置50はステップ500にてYESと判断して洗浄プログラムを終了する。
上記のように構成した製氷機10においては、制御装置50は、冷凍装置40を作動させずに送水ポンプ30を作動させ、貯水タンク25内に貯えた洗浄水を製氷水経路となる送水管31及び散水器32を通して製氷部21に送出させた後で貯水タンク25に回収し、貯水タンク25内に貯えた洗浄水を製氷水経路を通して製氷部21との間で循環させることで貯水タンク25、製氷水経路及び製氷部21を洗浄水によって洗浄させるように制御する洗浄プログラムを備え、洗浄プログラムは洗浄水の水流に変動を付与する水流変動付与手段とを備えている。この実施形態では、制御装置50は、水流変動付与手段として、洗剤洗浄運転及び濯ぎ洗浄運転を実行しているときに送水ポンプ30を一時停止させるように制御している。洗浄プログラムを実行して貯水タンク25内に貯えた洗浄水を製氷水経路31,32を通して製氷部21との間で循環させたときに、貯水タンク25内の洗浄水は水流変動付与手段として送水ポンプ30を一時停止させたときに水流の変動が生じた状態で製氷水経路31,32を通って製氷部21との間を循環するので、貯水タンク25、製氷水経路31,32及び製氷部21を効率よく洗浄できるようになる
上記の製氷機10は、水流変動付与手段は送水ポンプ30を一時的に停止させるように制御することで洗浄水の水流に変動を付与しているが、これに限られるものでなく、送水ポンプ30を一時的に逆回転させるように制御することによって洗浄水の水流に変動を付与してもよいし、送水ポンプ30の回転数を変えるように制御することで洗浄水の水流に変動を付与してもよい。
さらに、他の実施形態の製氷機10においては、図13に示したように、製氷水経路の送水管31に内部を開閉する開閉弁31aを介装するようにし、水流変動付与手段としてこの開閉弁31aを一時的に閉止させるように制御することで洗浄水の水流に変動を付与してもよい。また、さらに他の実施形態の製氷機10においては、図14に示したように、製氷水経路の送水管31には開度を調節可能な開度調節弁31bを介装するようにし、水流変動付与手段として開度調節弁31bの開度を一時的に狭く制御することで洗浄水の水流に変動を付与してもよい。また、さらに他の実施形態の製氷機10においては、図15に示したように、製氷水経路の送水管31の延出方向の中間部にはこれよりも流路を狭くしたバイパス管(バイパス経路)31cを並行して設け、送水管31にはバイパス管31cに洗浄水を送る三方弁よりなるバイパス弁31dを介装し、水流変動付与手段としてバイパス弁31dにより送水管31の洗浄水をバイパス管31cに一時的に送出するように制御することで洗浄水の水流に変動を付与してもよい。
この製氷機10においては、製氷水経路の送水管31には洗浄水を排水する排水経路を構成する排水管33が接続され、排水管33には内部を開閉する排水弁34が介装されている。制御装置50の洗浄プログラムは、排水弁34を開放することによって洗浄水を排水するように制御しており、水流変動付与手段として排水弁34を開放しているときに排水弁34を一時的に閉止するように制御することで洗浄水の水流に変動を付与している。このようにしたことで、排水経路の排水管33も効率よく洗浄できるようになる。
この製氷機10においては、洗浄プログラムは洗剤を含んだ洗浄水を循環させる洗剤洗浄運転と、洗剤洗浄運転を実行させた後で洗剤を含んだ洗浄水を濯いで洗い流す濯ぎ洗浄運転とを実行するものであり、制御装置50は洗剤洗浄運転と濯ぎ洗浄運転との両方で水流変動付与手段を実行させるように制御している。洗浄プログラムの洗剤洗浄運転だけでなくさらに濯ぎ洗浄運転でも、水流変動付与手段によって洗浄水経路31,32を水流の変動を付与した状態で洗浄水を通過させるようにしているので、貯水タンク25、製氷水経路31,32及び製氷部21を特に効率よく洗浄できるようになる。なお、制御装置50は洗剤洗浄運転と濯ぎ洗浄運転との一方だけで水流変動付与手段を実行させるように制御してもよい。
この実施形態の製氷機10は、製氷部21に製氷水を流下させるようにして、製氷部21を流下する製氷水を凍結させて製氷するものであるが、本発明はこれに限られるものでなく、貯水タンク内の製氷水を製氷水経路を通過させて製氷部との間で循環させて製氷部で製氷させる製氷機の他の実施形態として、水平に配置した製氷部に下側から製氷水を噴射させる所謂オープンセルまたはクローズドセルタイプの製氷機であってもよい。
この実施形態の製氷機10は、貯水タンク25内の製氷水を製氷部21に導く製氷水経路として送水管31と散水器32を用いるようにしたが、本発明はこれに限られるものでなく、貯水タンク25内の製氷水を製氷部21に導く経路であれば他のものを用いたものであってもよい。また、製氷部21に製氷水を噴射させるようにして製氷する製氷機では、製氷水経路として送水管と噴射器とを用いたものであってもよい。
10…製氷機、21…製氷部、25…貯水タンク、30…送水ポンプ、31,32…製氷水経路(送水管、散水器)、31a…開閉弁、31b…開度調節弁、31c…バイパス管、31d…バイパス弁、40…冷凍装置、50…制御装置。

Claims (9)

  1. 製氷水を凍結させて氷を製造する製氷部と、
    前記製氷部を冷却する冷凍装置と、
    前記製氷部に送出する製氷水を貯えつつ、前記製氷部に送出された未凍結の製氷水を回収する貯水タンクと、
    前記貯水タンク内の製氷水を前記製氷部に導く製氷水経路と、
    前記貯水タンク内の製氷水を前記製氷水経路を通過させて前記製氷部に送出する送水ポンプとを備え、
    前記冷凍装置の作動によって前記製氷部を冷却した状態で前記送水ポンプを作動させ、前記貯水タンク内の製氷水を前記製氷水経路を通過させて前記製氷部に送出させた後で前記貯水タンク内に回収し、前記貯水タンク内の製氷水を前記製氷部との間で循環させて冷却しながら前記製氷部で徐々に凍結させて製氷する製氷プログラムを有した制御装置とを備えた製氷機であって、
    前記制御装置は、前記冷凍装置を作動させずに前記送水ポンプを作動させ、前記貯水タンク内に貯えた洗浄水を前記製氷水経路を通過させて前記製氷部に送出させた後で前記貯水タンクに回収し、前記貯水タンク内に貯えた洗浄水を前記製氷部との間で循環させることで前記貯水タンク、前記製氷水経路及び前記製氷部を洗浄するように制御する洗浄プログラムを備え、
    前記洗浄プログラムは洗浄水の水流に変動を付与する水流変動付与手段を備えたことを特徴とする製氷機。
  2. 請求項1に記載の製氷機において、
    前記水流変動付与手段は前記送水ポンプを一時的に停止させるように制御することで洗浄水の水流に変動を付与したことを特徴とする製氷機。
  3. 請求項1に記載の製氷機において、
    前記水流変動付与手段は前記送水ポンプを一時的に逆回転させるように制御することで洗浄水の水流に変動を付与したことを特徴とする製氷機。
  4. 請求項1に記載の製氷機において、
    前記水流変動付与手段は前記送水ポンプの回転数を一時的に変えるように制御することで洗浄水の水流に変動を付与したことを特徴とする製氷機。
  5. 請求項1に記載の製氷機において、
    前記製氷水経路に内部を開閉する開閉弁を介装し、
    前記水流変動付与手段は前記開閉弁を一時的に閉止させるように制御することで洗浄水の水流に変動を付与したことを特徴とする製氷機。
  6. 請求項1に記載の製氷機において、
    前記製氷水経路に開度を調節可能な開度調節弁を介装し、
    前記水流変動付与手段は前記開度調節弁の開度を一時的に狭く制御することで洗浄水の水流に変動を付与したことを特徴とする製氷機。
  7. 請求項1に記載の製氷機において、
    前記製氷水経路の延出方向の中間部にこれよりも流路を狭くしたバイパス経路を並行して設け、前記製氷水経路に前記バイパス経路に洗浄水を送るバイパス弁を介装し、
    前記水流変動付与手段は前記バイパス弁により前記製氷水経路の洗浄水を前記バイパス経路に一時的に送出するように制御することで洗浄水の水流に変動を付与したことを特徴とする製氷機。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の製氷機において、
    前記製氷水経路には洗浄水を排水する排水経路が接続され、前記排水経路に内部を開閉する排水弁を介装し、
    前記洗浄プログラムは前記排水弁を開放することによって洗浄水を排水するように制御しており、
    前記水流変動付与手段は前記排水弁を開放しているときに前記排水弁を一時的に閉止するように制御することで洗浄水の水流に変動を付与したことを特徴とする製氷機。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載の製氷機において、
    前記洗浄プログラムは洗剤を含んだ洗浄水を循環させる洗剤洗浄運転と、前記洗剤洗浄運転を実行させた後で洗剤を含んだ洗浄水を濯いで洗い流す濯ぎ洗浄運転とを実行するものであり、
    前記洗剤洗浄運転と前記濯ぎ洗浄運転との少なくとも一方で前記水流変動付与手段を実行させるように制御したことを特徴とする製氷機。
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