JP2020142685A - 可動部材取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に、緊急時に可動部材を邪魔にならないように強制的に収納状態にすることができるようにする。【解決手段】インストルメントパネル2に対し、可動部材5が、インストルメントパネル2内に収納された収納状態と車室1a内へ突出された突出状態との間で移動するように取付けられている可動部材5取付構造に関する。緊急時に可動部材5を強制的に収納状態にする緊急時自動収納機構21が備えられるようにしている。緊急時自動収納機構21によって可動部材5が強制的に収納状態に戻された際に、可動部材5を収納状態のまま保持させる緊急用ロック機構31を備えても良い。【選択図】図4

Description

この発明は、可動部材取付構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルなどの内装パネルが設けられている。そして、インストルメントパネルに対して、グローブボックスなどの収納装置を取付けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
グローブボックスは、インストルメントパネルに対し、インストルメントパネル内に収納された収納状態と車室内へ突出された突出状態との間で移動するように取付けられた可動部材(収納ボックス)を有している。
特開2004−338604号公報
上記した可動部材は、走行中に使用していると(または突出状態にしていると)緊急時に邪魔になるおそれがあるという問題があった。
そこで、本発明は、主に、上記した問題点を解決することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
インストルメントパネルに対し、可動部材が、前記インストルメントパネル内に収納された収納状態と車室内へ突出された突出状態との間で移動するように取付けられている可動部材取付構造であって、
緊急時に前記可動部材を強制的に収納状態にする緊急時自動収納機構が備えられたことを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、緊急時に可動部材を邪魔にならないように強制的に収納状態にすることなどができる。
本実施の形態にかかる可動部材が取付けられたインストルメントパネルの部分的な斜視図である。 (a)は図1の可動部材の収納状態、(b)は可動部材の突出状態を示す平面図である。 (a)は可動部材の一例としてのグローブボックスにおける収納ボックスの斜視図である。(b)は(a)の部分拡大図であり、収納ボックスに設けられている通常のロック機構(のロック爪)を示す図である。 この実施例にかかる可動部材取付構造を示す縦断面図である。 図4の作動源を示す図である。このうち、(a)はアキュムレーター、(b)は火薬、(c)はバネを使用した場合である。 図4とは別の実施例にかかる可動部材取付構造を示す縦断面図である。このうち、(a)は作動前の状態(突出状態)、(b)は作動中または作動後の状態(緊急時の収納状態)である。 緊急用ロック機構を示す平面図であり、(a)は図1の可動部材の突出状態、(b)は可動部材の通常時の収納状態、(c)は可動部材の緊急時の収納状態である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図7は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
図1に示すように、自動車などの車両1における、車室1a内の前部にインストルメントパネル2などの内装パネルを設ける。そして、インストルメントパネル2に対して、テーブル3などの置き台や、グローブボックス4などの収納装置を取付ける。
テーブル3やグローブボックス4は、図2(a)(b)に示すように、インストルメントパネル2に対し、インストルメントパネル2内に収納された収納状態(図2(a))と、(インストルメントパネル2から出て)車室1a内へ突出された突出状態(図2(b))との間で移動するように取付けられる可動部材5(テーブル本体や収納ボックス)を有している。
ここで、インストルメントパネル2は、車室1a内に設けられる大型の内装パネル(車両用内装パネル)である。インストルメントパネル2には、インストルメントパネル2に取付けられるサブパネルなども含まれる。可動部材5にとってインストルメントパネル2は、車体側となる部材である。可動部材5はインストルメントパネル2に対して直接または収容部6(収容ケース)を介して間接的に取付けられる。収容部6は、インストルメントパネル2に取付けられると共に、可動部材5を出入り自在に収容する。
収容部6と可動部材5との間には、図3(a)(b)に示すように、(通常の)ロック機構7が設けられる。このロック機構7は、例えば、可動部材5の両側部に横方向などへ出入り自在に設けられたロック爪7aと、収容部6に設けられた爪孔部7bとを備えている。ロック爪7aは、横方向へ突出するように常時付勢されている。横方向は、例えば、可動部材5の幅方向(車幅方向)などとされる。爪孔部7bは、可動部材5を収納状態にしたときにロック爪7aが係合される手前側の位置に設けられている。このロック爪7aに対する付勢力は、可動部材5を開閉し易い(または突出収納させ易い)ように比較的弱い力に設定されている。
可動部材5は、ほぼ車両前後方向にスライド式に移動するものとするのが望ましいが、図3(a)に示すように、収納状態と突出状態との間で回動によってほぼ車両前後方向に出入りする回動式のものとしても良い。車両前後方向は、後方側が可動部材5にとっての突出側または手前側となり、前方側が可動部材5にとっての収納側または奥側となる。可動部材5にとって車幅方向はほぼ左右方向(幅方向)になる。なお、可動部材5は、テーブル3やグローブボックス4に備えられるもの(テーブル本体や収納ボックス)が代表的であるが、これらに限るものではない。可動部材5は、インストルメントパネル2やそのサブパネルに取付けられるのが一般的であるが、インストルメントパネル2以外の内装パネル(車両用内装パネル)に取付けることも可能である。
上記のような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えることができる。
(1)図4〜図6に示すように、緊急時に可動部材5を強制的に収納状態にする緊急時自動収納機構21を備えるようにする。
ここで、緊急時自動収納機構21は、高速に作動するものが好ましい。緊急時自動収納機構21は、車体やインストルメントパネル2や収容部6(以上、車体側の部分)と可動部材5との間に設置される。緊急時自動収納機構21は、可動部材5を有するテーブル3やグローブボックス4などに対して、個別に接続するようにしても良いし(個別接続)、同時に接続するようにしても良い(共同接続)。緊急時自動収納機構21は、緊急時に可動部材5を強制的に収納状態にするのに必要な速度やストロークを有するものとされる。緊急時自動収納機構21については後述する。
(2)また、図7に示すように、緊急時自動収納機構21によって可動部材5が強制的に収納状態に戻された際に、可動部材5を収納状態のまま保持させる緊急用ロック機構31を備えるようにしても良い。
ここで、緊急用ロック機構31は、緊急時自動収納機構21による可動部材5の高速な動きに追随して確実にロックを行い得るものとされる。緊急用ロック機構31は、車体やインストルメントパネル2や可動部材5(以上、車体側の部分)と可動部材5との間に設置される。緊急用ロック機構31については後述する。
(3)図4〜図6に示すように、緊急時自動収納機構21は、緊急時に可動部材5をインストルメントパネル2内へ引込む引込部22を備えており、引込部22が、アキュムレーター23(図5(a))、火薬24(図5(b))、バネ25(図5(c))、エアバッグ26(図6)のうちの少なくともいずれかによって作動されるようにしても良い。
ここで、引込部22は、可動部材5を引き込むことができればどのようなものとしても良いが、例えば、図5に示すような、シリンダ状の伸縮装置とすることができる。シリンダ状の伸縮装置は、両端が閉止された筒状のシリンダ本体27aの内部に、シリンダ本体27aの軸線方向に沿って摺動自在にピストン状の仕切板27bを設置し、仕切板27bの可動部材5側の面にロッド27cを取付けたものとすることができる。シリンダ本体27aは、ほぼ車両前後方向へ向けられる。ロッド27cは、シリンダ本体27aの軸線方向へ延ばされると共に、シリンダ本体27aの一方の端部(後端部)を貫通するように設置される。ロッド27cの先端部と、可動部材5との間は、連結部材28で連結される。連結部材28は、例えば、棒状や索状のものなどとすることができる。
そして、仕切板27bのロッド27c側の室に、緊急時自動収納機構21の作動源を設置または接続する。緊急時自動収納機構21の作動源は、車両1の安全装置(例えば、エアバッグ26)とほぼ同等の作動速度を有するものとされる。車両1の安全装置(例えば、エアバッグ26)は、可動部材5の近傍(例えば、テーブル3やグローブボックス4の上側)に設置される。緊急時自動収納機構21の作動源は、例えば、車両1の安全装置を作動するための作動信号などによって作動されるようにする。
緊急時自動収納機構21の作動源を、図5(a)のように、アキュムレーター23とした場合には、アキュムレーター23をロッド27c側の室に接続して、安全装置(エアバッグ26)の作動信号によって、アキュムレーター23の圧力がロッド27c側の室へ注入されるようにする。図5(b)(c)のように、作動源を火薬24やバネ25とした場合には、ロッド27c側の室内に火薬24やバネ25を仕込んで、安全装置(エアバッグ26)の作動信号によって、ロッド27c側の室の内部で火薬24やバネ25が着火または弾発されるようにする。
また、作動源をエアバッグ26とする場合には、図6に示すように、エアバッグ26の袋状をしたバッグ本体26aと可動部材5との間を、直接索状の連結部材28で連結して、エアバッグ26と同時に作動させるようにする。
(4)緊急用ロック機構31は、図6に示すように、インストルメントパネル2の奥部に設けられた傾動軸32を中心に傾動するロックアーム33と、ロックアーム33の傾動を付勢すると共にロックアーム33に対する付勢方向が途中で反転される反転バネ34とを備えるようにしても良い。
ロックアーム33は、一端側に、可動部材5の奥端部5aによって奥側へ押し込まれる操作部33aを有し、他端側に、操作部33aの押し込みによって可動部材5の側へ傾動されると共に、操作部33aが、通常の収納状態(のときの位置35)よりも奥側へ押し込まれたときに可動部材5を係止固定するロック爪部33bを有しても良い。
反転バネ34は、ロックアーム33を、通常時の収納状態では、操作部33aが可動部材5を突出させる方向へ付勢し、
緊急時の収納状態では、ロック爪部33bが可動部材5を係止固定する方向へ付勢するようにしても良い。
ここで、傾動軸32は、例えば、可動部材5の収容部6の奥面6aと側面6bとのコーナー部の近傍や、コーナー部よりも外側の位置などに設けられる。この実施例では、ロックアーム33を、可動部材5の側面6bをロックするように構成しているため、傾動軸32は上下軸(上下方向へ延びる軸)とされているが、ロックアーム33で可動部材5の上下面をロックするようにした場合には、傾動軸32は左右軸(左右方向へ延びる軸)となる。
ロックアーム33は、ほぼL字型の部材などで構成することができる。ロックアーム33は、樹脂などで構成することも可能であるが、例えば、金属などのような剛性の高い部材によって構成すのが好ましい。そして、ほぼL字型のロックアーム33の屈曲部に傾動軸32が取付けられ、屈曲部から収容部6の奥面6aにほぼ沿って延びる第一アーム部の先端に操作部33aが設けられ、屈曲部から収容部6の側面6bにほぼ沿って延びる第二アーム部の先端にロック爪部33bが設けられる。第一アーム部と第二アーム部とは、屈曲部によってほぼ90度程度の角度に屈曲されている。収容部6の奥面6aには、第一アーム部を通せるようにした開口部(不図示)が形成される。また、収容部6の側面6bには、ロック爪部33bを通す開口部36aが形成され、可動部材5の側面には、ロック爪部33bによって係止される爪穴36bが形成される。
反転バネ34は、例えば、コイルバネによる引張バネなどとすることができる。反転バネ34は、第一アーム部の中間部などに一端部を取付けることができる。
操作部33aは、通常の収納状態のときには、上記した位置35か、それよりも手前側に配置される。ロック爪部33bは、通常の収納状態のときには可動部材5を係止固定しない位置で待機される。緊急用ロック機構31のロック爪部33bは、ロック機構7のロック爪7aと比べて十分に大型で剛性の高い鉤爪などとすることができる。
(5)ロックアーム33は、可動部材5を挟み込んで固定するように一対設けられても良い。
ここで、一対のロックアーム33は、可動部材5の左右の両側面6bをほぼ同時に挟持固定するようにして良いし、可動部材5の上下両面をほぼ同時に挟持固定するようにしても良い。一対のロックアーム33は、操作部33aを互いに連結するように配置しても良いし、操作部33aを分離状態で別々に配置しても良い。操作部33aを互いに連結する場合には、ピン37bを用いるようにする。この際、2つの傾動軸32を中心とする一対のロックアーム33の互いに異なる向きへの傾動を吸収できるように、少なくとも一方の操作部33aの側には、長穴37a設けた状態でピン37bにより連結するのが好ましい。
また、操作部33aは、可動部材5の奥端部5aによって直接押し込まれるようにしても良いし、操作部33aに押し部材(不図示)などを取付けて、押し部材を介して間接的に押し込まれるようにしても良い。押し部材は、一対の操作部33aの間を連結するように設けるのが好ましい。
反転バネ34は、この実施例では、一対のロックアーム33の第一アーム部の中間部どうしの間に介装されている。この状態では、操作部33aは、通常の収納状態のときの可動部材5の奥端部5aの位置35かそれよりも手前側に位置するように、手前側に付勢されている。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
車室1a内の前部に設けられたインストルメントパネル2に対し、テーブル3やグローブボックス4などが取付けられている。テーブル3やグローブボックス4は、インストルメントパネル2内に収納された収納状態と車室1a内へ突出された突出状態との間で移動する可動部材5(テーブル本体や収納ボックス)を有している。
可動部材5は、突出状態にすることで、可動部材5に物を置いたり、物を入れたりできる。また、収納状態にすることで、可動部材5が車室1a内に出ないようにしたり、物をしまったりすることができる。
そして、可動部材5を走行中に突出状態にしていると、緊急時に可動部材5が安全装置(エアバッグ26)などの邪魔になるおそれがある。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果 1)可動部材5に対して、緊急時自動収納機構21を備えるようにする。これにより、緊急時自動収納機構21によって、緊急時に可動部材5を強制的に収納状態に戻すことができる。
そのため、緊急時以外の通常時においては、走行中でも安心して可動部材5を使用できるようになる。そして、走行中に可動部材5を使用している状態で、緊急事態が生じた場合には、緊急時自動収納機構21が作動して可動部材5を強制的に収納状態にする。これにより、可動部材5が車室1a内から確実に退避されるので、可動部材5が車両1の安全装置などの邪魔にならないようにすることができる。
可動部材5は、例えば、テーブル3などの置き台や、グローブボックス4などの収納装置とすることができる。車両1の安全装置は、例えば、エアバッグ26などとすることができる。
(効果 2)可動部材5に対して、緊急用ロック機構31を備えるようにしても良い。これにより、緊急時自動収納機構21によって可動部材5が強制的に収納状態に戻された際に、緊急用ロック機構31によって可動部材5を収納状態で確実に保持させると共に、保持状態のまま維持し続けさせることができる。
緊急時自動収納機構21は可動部材5を高速で収納状態に戻す必要があるため、その反動が大きくなる。また、可動部材5に設けられるような通常のロック機構7では、緊急時自動収納機構21による可動部材5の高速な動きに追随できない(ロックできない)おそれがある。そこで、通常のロック機構7の他に緊急用ロック機構31を設けることで、緊急用ロック機構31によって、可動部材5が強制的に収納状態に戻されたときの反動や、通常のロック機構7が可動部材5の高速な動きに追随できないことなどによって、可動部材5が突出状態に戻らないように、可動部材5を確実にロックすると共に、ロック状態を保持し続けさせることができる。
(効果 3)緊急時自動収納機構21は、緊急時に可動部材5をインストルメントパネル2内へ引込む引込部22を備えても良い。引込部22は、アキュムレーター23、火薬24、バネ25、エアバッグ26のうちの少なくともいずれかによって作動させることができる。
これにより、緊急時自動収納機構21は、可動部材5に引込部22を繋いでおくだけで、緊急時に引込部22の引込力によって可動部材5をインストルメントパネル2内へ確実に引込んで収納状態に保つことができるようになる。この際、引込部22を、アキュムレーター23、火薬24、バネ25、エアバッグ26のうちの少なくともいずれかで作動させることで、車両1の安全装置と同等の作動速度を得ることができ、可動部材5を高速に引込んで瞬時に収納状態にすることが可能になる。
(効果 4)緊急用ロック機構31は、ロックアーム33と反転バネ34とを有するものとしても良い。そして、ロックアーム33は、インストルメントパネル2の奥部に、傾動軸32を中心に傾動するように配設されて、緊急時に、一端側の操作部33aが、強制的に収納状態とされた可動部材5の奥端部5aによって通常の収納状態(の時の可動部材5の奥端部5aの停止位置)よりも奥側へ押し込まれることで、可動部材5の側へ傾動された他端側のロック爪部33bが、可動部材5を係止固定するものとしても良い。
反転バネ34は、ロックアーム33を、通常時には、操作部33aが可動部材5を突出させる方向へ付勢し、緊急時には、ロック爪部33bが可動部材5を係止固定する方向へ付勢するように、付勢方向が途中で反転されるものとしても良い。これにより、緊急時には、ロック爪部33bが可動部材5を係止固定し、反転バネ34が、ロック爪部33bを係止固定する方向へ付勢することで、確実に機能する緊急用ロック機構31を得ることができる。また、通常時には、(操作部33aが可動部材5の奥端部5aを押すことで)ロックアーム33と反転バネ34とを、可動部材5に対する突出方向への付勢手段として使うことができる。
(効果 5)ロックアーム33は一対設けても良い。これにより、一対のロックアーム33によって、可動部材5を(両側から)挟み込んだ状態で強固且つ確実に固定することができる。
1 車両
1a 車室
2 インストルメントパネル
5 可動部材
5a 奥端部
21 緊急時自動収納機構
22 引込部
23 アキュムレーター
24 火薬
25 バネ
26 エアバッグ
31 緊急用ロック機構
32 傾動軸
33 ロックアーム
33a 操作部
33b ロック爪部
34 反転バネ

Claims (5)

  1. インストルメントパネルに対し、可動部材が、前記インストルメントパネル内に収納された収納状態と車室内へ突出された突出状態との間で移動するように取付けられている可動部材取付構造であって、
    緊急時に前記可動部材を強制的に収納状態にする緊急時自動収納機構が備えられたことを特徴とする可動部材取付構造。
  2. 請求項1に記載の可動部材取付構造であって、
    前記緊急時自動収納機構によって前記可動部材が強制的に収納状態に戻された際に、前記可動部材を収納状態のまま保持させる緊急用ロック機構を備えたことを特徴とする可動部材取付構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の可動部材取付構造であって、
    前記緊急時自動収納機構は、緊急時に前記可動部材を前記インストルメントパネル内へ引込む引込部を備えており、該引込部が、アキュムレーター、火薬、バネ、エアバッグのうちの少なくともいずれかによって作動されることを特徴とする可動部材取付構造。
  4. 請求項2、または、請求項2を引用する請求項3に記載の可動部材取付構造であって、
    前記緊急用ロック機構は、
    前記インストルメントパネルの奥部に設けられた傾動軸を中心に傾動するロックアームと、該ロックアームの傾動を付勢すると共に前記ロックアームに対する付勢方向が途中で反転される反転バネとを備え、
    前記ロックアームは、
    一端側に、前記可動部材の奥端部によって奥側へ押し込まれる操作部を有し、
    他端側に、前記操作部の押し込みによって前記可動部材の側へ傾動されると共に、前記操作部が、通常の収納状態よりも奥側へ押し込まれたときに前記可動部材を係止固定するロック爪部を有し、
    前記反転バネは、前記ロックアームを、通常時の収納状態では、前記操作部が前記可動部材を突出させる方向へ付勢し、
    緊急時の収納状態では、前記ロック爪部が前記可動部材を係止固定する方向へ付勢することを特徴とする可動部材取付構造。
  5. 請求項4に記載の可動部材取付構造であって、
    前記ロックアームは、前記可動部材を挟み込んで固定するように一対設けられていることを特徴とする可動部材取付構造。
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