JP2020142648A - 作業車両 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に開示された作業車両は、車体の位置を検出する位置検出装置を有している。位置検出装置は、車体に搭載されたキャビンのルーフの上面側に設けられている。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑み、不使用時に位置検出装置を障害物に当てるのを防止することのできる作業車両を提供することを目的とする。
また、前記スライド溝は、前記縦溝部の上部から後方に延出された横溝部を有し、前記スライダは、前記位置検出装置が前記第1位置に在る状態で前記横溝部の後部に位置すると共に前記位置検出装置の後部に位置している。
また、前記位置検出装置が取り付けられる取付台を備え、前記取付台は、前記位置検出装置が前記第1位置に在る状態で前記横溝部に対向する側壁と、前記側壁の前記横溝部に対向する面とは反対側の面に固定された第1ナット部材とを有し、前記スライダは、前記横溝部及び前記側壁を貫通して前記第1ナット部材にねじ込まれるボルト部材によって構成されている。
また、上部にルーフを有するキャビンを備え、前記位置検出装置は、測位衛星から送信された信号を受信すると共に該受信した信号に基づいて位置を検出する本体部を有し、前記本体部は、前記第1位置の状態で前記ルーフの前方且つ上方に配置されており、前記第2位置の状態で前記ルーフの上面よりも下方に位置する。
図1は、本実施形態に係る作業車両1の全体構成を示す概略側面図である。図2は、作業車両1の概略平面図である。本実施形態では、作業車両1としてトラクタが例示されている。
本実施形態においては、図1、図2の矢印A1方向(トラクタ1の前進方向)を前方、図1、図2の矢印A2方向(トラクタ1の後進方向)を後方、図1、図2の矢印A3方向を前後方向として説明する。したがって、図1の手前側が左方(図2の矢印B1方向)であり、図1の奥側が右方(図2の矢印B2方向)である。また、前後方向A3に直交する水平方向をトラクタ1(作業車両)の幅方向である車幅方向(図2の矢印B3方向)として説明する。トラクタ1における車幅方向B3の中央部から右部、或いは、左部へ向かう方向を車幅方向外方として説明する。言い換えれば、車幅方向外方とは、車幅方向B3であってトラクタ1の幅方向の中心から離れる方向のことである。車幅方向外方とは反対の方向を車幅方向内方として説明する。言い換えれば、車幅方向内方とは、車幅方向B3であってトラクタ1の幅方向の中心に近づく方向である。
図1、図2に示すように、車体5は、例えば、複数の車輪2,3を含む車輪型の走行装置4によって走行可能に支持されている。複数の車輪2,3は、車体5の前部の左側及び右側に設けた前輪2(2L,2R)と、車体5の後部の左側及び右側に設けた後輪3(3L,3R)とを含む。
図3に示すように、トラクタ1は、操舵装置18を備えている。操舵装置18は、オペレータの操作によって車体5の操舵を行う手動操舵と、オペレータの操作によらずに自動的に車体5の操舵を行う自動操舵とを行うことが可能な装置である。操舵装置18は、ハンドル11と、ハンドル11の回転に伴って回転する回転軸(操舵軸)19とを有している。また、操舵装置18は、ハンドル11の操舵を補助する補助機構(パワーステアリング機構)20を有する。詳しくは、補助機構20は、油圧ポンプ21と、油圧ポンプ21から吐出した作動油が供給される制御弁22と、制御弁22により作動するステアリングシリンダ23とを含む。制御弁22は、例えば、スプール等の移動によって切り換え可能な3位置切換弁であり、回転軸19の操舵方向(回転方向)に対応して切り換わる。また、制御弁22は、制御信号に基づいて作動する電磁弁でもある。ステアリングシリンダ23は、前輪2の向きを変えるアーム(ナックルアーム)24に接続されている。
制御装置26は、トラクタ1の様々な制御を行う。制御装置26には、トラクタ1の駆動状態等を検出する状態検出装置27が接続されている。状態検出装置27は、例えば、走行系の状態を検出する装置等であって、例えば、クランクセンサ、カムセンサ、エンジン回転センサ、アクセルセンサ、車速センサ、操舵角センサ、後述する位置検出装置等の状態を検出する。なお、状態検出装置27は、走行系の状態以外に、昇降レバー検出センサ、PTO回転検出センサ等であってもよい。制御装置26は、トラクタ1における走行系の制御、作業系の制御を行う。制御装置26は、例えば、状態検出装置27が検出した検出状態に基づいて原動機6(エンジン)の回転数、車速、操舵装置18の操舵角等を制御する。また、状態検出装置27は、該状態検出装置27が検出した検出状態に基づいて、トラクタ1に装着される作業機を昇降する昇降装置の昇降、PTO回転数等の制御を行う。
図3に示すように、位置検出装置30は、受信機31と、無線機32と、慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)33とを有している。
無線機32は、アンテナ32Aを有していて既知位置に設置された基地局(基準局)と通信する。基地局は、測位衛星からの電波を受信して得た測位データ(補正情報)を位置検出装置30に送信する。位置検出装置30は、測位衛星から送信された電波と、基地局から送信された測位データとを受信し、測位衛星からの電波を受信して得た測位データと、基地局からの測位データとに基づいて、自己の位置(緯度、経度)を検出する。
制御装置26は、トラクタ1(車体5)の自動走行の制御(自動走行制御)が可能である。制御装置26は、自動走行モードと、手動走行モードとに切り換え可能である。
また、制御装置26には、複数台の検出情報処理装置40と、画像処理装置41と、監視制御装置(監視ECUという)42とが接続されている。
複数台の検出情報処理装置40は、本実施形態では、3台(第1処理装置40A,第2処理装置40B,第3処理装置40C)設けられている。検出情報処理装置40には、ソナーユニット37が接続されており、各ソナーは、障害物を検出した情報を検出情報処理装置40に送信する。検出情報処理装置40は、ソナーが検出した情報を取得し、各ソナーからの検出情報に基づいて車体5に対する至近距離内に障害物が接近したか否かの判別処理を行う。また、各検出情報処理装置40は、各ソナーにおける超音波の発信から受信までの時間に基づいて、車体5に対する至近距離内に障害物が接近したか否かの判別処理を行い、この判別結果を制御装置26に出力する。
画像処理装置41には、カメラユニット39が接続されており、カメラが撮影した画像を処理し、その結果を制御装置26に出力する。
フロントピラー46は、キャビンフレーム45(キャビン9)の前部の車幅方向B3の一側(左側)に位置する第1フロントピラー46L及びキャビンフレーム45(キャビン9)の前部の車幅方向B3の他側(右側)に位置する第2フロントピラー46Rを含む。即ち、キャビン9は、前部にフロントピラー46を有する。第1フロントピラー46Lと第2フロントピラー46Rとの間にフロントガラス12が設けられる。センタピラー47は、キャビンフレーム45の一側面(左側面)の前後方向中途部に位置する第1センタピラー47L及びキャビンフレーム45の他側面(右側面)の前後方向中途部に位置する第2センタピラー47Rを含む。第1フロントピラー46Lと第1センタピラー47Lとの間、第2フロントピラー46Rと第2センタピラー47Rとの間にぞれぞれ乗降ドア14が設けられる。リヤピラー48は、キャビンフレーム45の背面の一側に位置する第1リヤピラー48L及びキャビンフレーム45の背面の他側に位置する第2リヤピラー48Rを含む。第1リヤピラー48Lと第2リヤピラー48Rとの間にリヤガラスが設けられる。第1センタピラー47Lと第1リヤピラー48Lとの間及び第2センタピラー47Rと第2リヤピラー48Rとの間にリヤサイドガラス15が設けられる。
フロントアッパフレーム49Aの車幅方向B3の中央部の前方には、位置検出装置30が配置され、位置検出装置30の一側方には、送信機35が配置され、送信機35の一側方には、通信アンテナ34が配置されている。位置検出装置30、送信機35及び通信アンテナ34は、第1フロントピラー46Lの上部から第2フロントピラー46Rの上部にわたって設けられた支持フレーム58に取り付けられている。支持フレーム58の一端側は、第1フロントピラー46Lに取り付けられ、他端側は、第2フロントピラー46Rに取り付けられている。
図7に示すように、ミラー取付ステー125は、第1ミラーブラケット124Lに取り付けられる第1ミラーステー125Lと、第2ミラーブラケット124Rに取り付けられる第2ミラーステー125Rとを含む。
図6、図7に示すように、ミラーブラケット124の上方にフレームブラケット130が配置されている。このフレームブラケット130は、フロントピラー46の上部に溶接等によって固定されている。このフレームブラケット130に支持フレーム58が取り付けられる。詳しくは、支持フレーム58は、フレームブラケット130に取り付けられたフレーム取付ステー131に取り付けられる。即ち、支持フレーム58は、サイドミラー121が取り付けられるミラーブラケット124とは異なるフレームブラケット130に取り付けられる。これにより、支持フレーム58とサイドミラー121とが別々に組み立てることができ、組立ライン内でのサイドミラー取付と支持フレーム取付の組付け工数の振り分けを自由にできる。
図9に示すように、フレームブラケット130は、フロントピラー46から車幅方向外方に突出している。詳しくは、フレームブラケット130は、フロントピラー46から車幅方向外方に向かうにつれて前方に移行する傾斜方向に突出している。フレームブラケット130は、ミラーブラケット124の後方側に位置しており、ミラーブラケット124の突出方向X1と平行な方向に突出している。フレームブラケット130の突出方向X1の前方に支持筒126が配置されている。
図8に示すように、吊り部130bは、キャビン9(キャビンフレーム45)をクレーン等によって吊り上げる際に、吊り部材132(例えば、ワイヤーロープ等の索体の端部に取り付けられるロッキングフック等の吊り金具など)を引っ掛ける部位である。なお、キャビンフレーム45の後部側にも、適宜、吊り部が設けられる。
図8、図10、図11に示すように、フレーム取付ステー131は、板材によって形成され、板面が上下方向に沿う縦向きの縦壁131aと、縦壁131aの上部から水平方向に延出した横壁131bとを有する。縦壁131aは、フレームブラケット130に重ね合わされて取り付けられる。詳しくは、縦壁131aは、下部が取付部130aの前面に重ね合わされ、ボルト133A及びナット133Bによって取付部130aに取り付けられる。縦壁131aの上部は、フレームブラケット130(取付部130a)から上方に突出している。横壁131bは、縦壁131aの上端から後方に延出している。詳しくは、横壁131bは、後方に向かうにつれて車幅方向外方に移行する傾斜方向に延出している(図9参照)。
図6、図7に示すように、横杆部136は、キャビン9の上部の前方側に車幅方向B3に延伸して配置されている。詳しくは、横杆部136は、フロントアッパフレーム49Aの前方且つ上方に配置されていると共に、第1フロントピラー46Lの上方(第1フレームステー131Lの上方)から第2フロントピラー46Rの上方(第2フレームステー131Rの上方)にわたって設けられている。
第1傾斜杆部136Lは、直杆部136Aの第1フロントピラー46L側の端部から車幅方向外方(左方)に向かうにつれて後方に移行する傾斜方向に延びている。また、第1傾斜杆部136Lは、直杆部136Aの端部から第1フレームステー131Lの横壁131bの上方にまで延びている。第2傾斜杆部136Rは、直杆部136Aの第2フロントピラー46R側の端部から車幅方向外方(右方)に向かうにつれて後方に移行する傾斜方向に延びている。また、第2傾斜杆部136Rは、直杆部136Aの端部から第2フレームステー131Rの横壁131bの上方にまで延びている。
縦杆部137は、横杆部136の端部から下方に延出している。詳しくは、縦杆部137は、第1傾斜杆部136Lの端部(横杆部136の第1フレームステー131L側の端部)から下方に延出する第1縦杆部137Lと、第2傾斜杆部136Rの端部(横杆部136の第2フレームステー131R側の端部)から下方に延出された第2縦杆部137Rとを含む。
図12に示すように、取付機構156は、位置検出装置30を使用する位置である第1位置P1と、第1位置P1より低い位置である第2位置P2とに位置変更可能に支持する。位置検出装置30は、第1位置P1では、ルーフ16の前方側且つ上方側に位置すると共にアンテナ32Aが本体部151から上方に突出した状態である。また、位置検出装置30は、第2位置P2では、本体部151がルーフ16の上面よりも下方に位置すると共に本体部151の前部が下方を向き且つアンテナ32Aが前方に突出した状態である下向き状態となる。したがって、不使用時に位置検出装置30を第1位置P1から第2位置P2に変位させることにより、位置検出装置30を障害物に当てるのを防止することができる。
支持ブラケット157は、板材によって形成され、車幅方向B3で間隔をあけて対向配置された第1支持ブラケット157L及び第2支持ブラケット157Rを含む。第1支持ブラケット157Lは、第2支持ブラケット157Rの左方に位置する。支持ブラケット157は、支持フレーム58に固定されている。詳しくは、図16に示すように、支持ブラケット157の上下方向中途部に後端から前方に向けて延びる挿入溝159を形成し、この挿入溝159に支持フレーム58を挿入し、支持フレーム58の挿入溝159に挿入された部位と支持ブラケット157とを溶接等によって固定している。
図13に示すように、取付台158は、位置検出装置30が第1位置P1に在る状態で位置検出装置30の下方に位置し、位置検出装置30の取付部155に取り付けられている。この取付台158の構成を位置検出装置30が第1位置P1に在る状態で説明する。
上記構成の取付機構156にあっては、図13、図16に示すように、位置検出装置30が第1位置P1に在る状態では、スライダ160は、横溝部161bの後端部(第1部位157aの後端近傍)に位置すると共に位置検出装置30の後部に位置し、固定ボルト171は、第1部位157aの前端近傍に位置する第2ナット部材169にねじ込まれている。スライダ160及び固定ボルト171によって、取付台158(側壁166)が支持ブラケット157に固定される。第1部位157aの前端近傍と後端近傍とで取付台158を固定することで、第1位置P1において位置検出装置30を十分な支持強度で支持することができる。
図12、図15に示すように、支持ブラケット157には、カメラ176を支持するカメラブラケット177が固定されている。カメラブラケット177は、第1支持ブラケット157Lの第3部位157cと第2支持ブラケット157Rの第3部位157cの後部同士を連結する第1ステー177Aと、第1ステー177Aの中途部から下方に延びる第2ステー177Bと、第2ステー177Bの下部に固定されていてカメラ176を支持するブラケット本体177Cとを有する。第1ステー177Aで第1支持ブラケット157Lと第2支持ブラケット157Rの第3部位157c同士を連結することにより、支持ブラケット157の強度を向上させることができる。
図19に示すように、アウタルーフ25は、該アウタルーフ25の上部を構成する上アウタルーフ25Aと、アウタルーフ25の下部を構成する下アウタルーフ25Bとを有する。
図20、図21に示すように、ルーフ取付ステー142は、縦板部143と、縦板部143から延出する横板部144とを有する。縦板部143は、取付片141の車幅方向外方側の面に重ね合わされてボルト145A及びナット145B(図18参照)によって取付片141取り付けられる。横板部144は、縦板部143の下端から車幅方向内方に延出する前部位144aと、前部位144aから後方に延出する後部位144bとを有する。
作業車両1は、車体5と、車体5に搭載され且つ前部にフロントピラー46を有するキャビン9と、キャビン9の前部の側方に配置されるサイドミラー121と、サイドミラー121が取り付けられるミラーブラケット124であって、フロントピラー46の上部に固定されたミラーブラケット124と、車体5の位置を検出する位置検出装置30と、位置検出装置30を支持する支持フレーム58と、支持フレーム58が取り付けられるフレームブラケット130であって、ミラーブラケット124の上方に配置され且つフロントピラー46の上部に固定されたフレームブラケット130と、を備えている。
また、フレームブラケット130に重ね合わされて取り付けられる縦壁131aと、縦壁131aの上部から水平方向に延設された横壁131bとを備え、支持フレーム58は、キャビン9の上部の前方側に車幅方向B3に延伸して設けられた横杆部136であって位置検出装置30が取り付けられる横杆部136と、横杆部136の端部から下方に延設された縦杆部137と、縦杆部137の下端に固定されていて横壁131bに取り付けられる取付プレート138とを有する。
また、フレームブラケット130は、フロントピラー46から車幅方向外方に突出しており、縦壁131aが取り付けられる取付部130aと、取付部130aの車幅方向外方側に設けられていてキャビン9を吊り上げるための吊り部130bとを有する。
また、ミラーブラケット124に取り付けられるミラー取付ステー125を備え、サイドミラー121は、ミラー本体122と、ミラー本体122を支持するブラケットアーム123とを有し、ミラー取付ステー125は、ブラケットアーム123が取り付けられる支持筒126であってフレームブラケット130の突出方向X1前方に配置された支持筒126と、一端側がミラーブラケット124に取り付けられ且つ他端側が支持筒126に固定されたステー本体127とを有し、ステー本体127は、ミラーブラケット124から支持筒126に向けて機体幅方向外方に向かうにつれて上方に移行する傾斜方向に突出している。
また、ステー本体127及び支持筒126に固定された補強プレート129を備えている。
また、フロントピラー46は、車幅方向B3一側に設けられた第1フロントピラー46Lと、車幅方向B3他側に設けられた第2フロントピラー46Rとを含み、キャビン9は、第1フロントピラー46Lと第2フロントピラー46Rの上部同士を連結するフロントアッパフレーム49Aを有し、フレームブラケット130は、第1フロントピラー46Lから車幅方向外方に向かうにつれて前方に移行する傾斜方向に突出する第1フレームブラケット130Lと、第2フロントピラー46Rから車幅方向外方に向かうにつれて前方に移行する傾斜方向に突出する第2フレームブラケット130Rとを含み、フレーム取付ステー131は、第1フレームブラケット130Lに取り付けられる第1フレームステー131Lと、第2フレームブラケット130Rに取り付けられる第2フレームステー131Rとを含み、横杆部136は、フロントアッパフレーム49Aの前方且つ上方に、第1フレームステー131Lの上方から第2フレームステー131Rの上方にわたって配置され、縦杆部137は、横杆部136の第1フレームステー131Lの端部から下方に延設された第1縦杆部137Lと、横杆部136の第2フレームステー131R側の端部から下方に延設された第2縦杆部137Rとを含み、取付プレート138は、第1縦杆部137Lに固定された第1プレート138Lであって第1フレームステー131Lに取り付けられる第1プレート138Lと、第2縦杆部137Rに固定された第2プレート138Rであって第2フレームステー131Rに取り付けられる第2プレート138Rとを含む。
また、作業車両1は、車体5と、車体5の位置を検出する位置検出装置30と、位置検出装置30を支持する支持ブラケット157と、位置検出装置30と一体移動可能なスライダ160と、を備え、位置検出装置30は、該位置検出装置30を使用する位置である第1位置P1と該第1位置P1より低い位置である第2位置P2とに移動可能であり、支持ブラケット157は、スライダ160を案内するスライド溝161であって、該スライド溝161内をスライダ160が移動することで位置検出装置30を第1位置P1と第2位置P2とに移動させるスライド溝161を有する。
この構成によれば、位置検出装置30を第1位置P1から第2位置P2に変位させる際において、スライダ160が縦溝部161a内を下方に移動するので、位置検出装置30を十分に低い位置に移動させることができる。
この構成によれば、位置検出装置30を第1位置P1から第2位置P2に移動させる際には、スライダ160を横溝部161bの後部から縦溝部161aの上部に移動させる。つまり、第1位置P1では、位置検出装置30は、第2位置より後方に位置する。これにより、第1位置P1において、位置検出装置30が前方に突出するのを抑制できる。
この構成によれば、位置検出装置30を第2位置に移動させる際にスライダ160回りに下方に回動させることで、位置検出装置30を折り畳むことができる。これにより、第2位置P2において、位置検出装置30が前方に突出するのを抑制できる。また、位置検出装置30を第1位置P1から第2位置P2にする際に、規制部材164によって位置検出装置30の姿勢を安定させることができ、位置検出装置30の位置変更操作を容易に行える。
また、側壁166を支持ブラケット157に固定する固定ボルト171を備え、取付台158は、位置検出装置30が第1位置P1に在る状態で固定ボルト171がねじ込まれる第2ナット部材169と、位置検出装置30が第2位置P2に在る状態で固定ボルト171がねじ込まれる第3ナット部材170とを有し、第2ナット部材169及び第3ナット部材170は、側壁166の第1ナット部材168が固定された面と同じ側の面に固定され、第3ナット部材170は、第1ナット部材168と第2ナット部材169の間に設けられている。
また、上部にルーフ16を有するキャビン9と、ルーフ16の前方側に車幅方向B3に延びるように配置されてキャビン9に固定された支持フレーム58とを備え、支持ブラケット157は、支持フレーム58に固定され、縦溝部161aは、支持フレーム58の前方に形成され、横溝部161bは、支持フレーム58の上方に形成されると共に後部が支持フレーム58よりも後方に位置している。
また、位置検出装置30は、測位衛星から送信された信号を受信すると共に該受信した信号に基づいて位置を検出する本体部151を有し、本体部151は、第2位置P2の状態で支持フレーム58の上端よりも下方に位置する。
また、上部にルーフ16を有するキャビン9を備え、位置検出装置30は、測位衛星から送信された信号を受信すると共に該受信した信号に基づいて位置を検出する本体部151を有し、本体部151は、第1位置P1の状態でルーフ16の前方且つ上方に配置されており、第2位置P2の状態でルーフ16の上面よりも下方に位置する。
また、キャビン9は、前部に車幅方向B3に間隔をあけて設けられた第1フロントピラー46L及び第2フロントピラー46Rと、第1フロントピラー46Lと第2フロントピラー46Rとの間に設けられたフロントガラス12とを有し、位置検出装置30は、第1位置P1の状態でルーフ16の前方且つ上方に配置されており、第2位置P2の状態でフロントガラス12の上部の前方に位置する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
9 キャビン
12 フロントガラス
16 ルーフ
30 位置検出装置
46L 第1フロントピラー
46R 第2フロントピラー
58 支持フレーム
151 本体部
157 支持ブラケット
158 取付台
160 スライダ
161 スライド溝
161a 縦溝部
161b 横溝部
164 規制部材
166 側壁
168 第1ナット部材
169 第2ナット部材
170 第3ナット部材
171 固定ボルト
P1 第1位置
P2 第2位置
B3 車幅方向
また、前記本体部は、前記第1位置の状態で前記ルーフの前方且つ上方に配置されている。
Claims (10)
- 車体と、
前記車体の位置を検出する位置検出装置と、
前記位置検出装置を支持する支持ブラケットと、
前記位置検出装置と一体移動可能なスライダと、
を備え、
前記位置検出装置は、該位置検出装置を使用する位置である第1位置と該第1位置より低い位置である第2位置とに移動可能であり、
前記支持ブラケットは、前記スライダを案内するスライド溝であって、該スライド溝内を前記スライダが移動することで前記位置検出装置を前記第1位置と前記第2位置とに移動させるスライド溝を有する作業車両。 - 前記スライド溝は、上下方向に延伸する縦溝部であって、前記位置検出装置を前記第1位置から前記第2位置に移動させる際に前記スライダを下方に移動させる縦溝部を有している請求項1に記載の作業車両。
- 前記スライド溝は、前記縦溝部の上部から後方に延出された横溝部を有し、
前記スライダは、前記位置検出装置が前記第1位置に在る状態で前記横溝部の後部に位置すると共に前記位置検出装置の後部に位置している請求項2に記載の作業車両。 - 前記位置検出装置は、前記第2位置に移動させる際に、前記スライダ回りに下方に回動され、
前記支持ブラケットは、前記位置検出装置が前記第2位置に在る状態で前記位置検出装置が前記スライダ回りに後方に回動するのを規制する規制部材を有する請求項3に記載の作業車両。 - 前記位置検出装置が取り付けられる取付台を備え、
前記取付台は、前記位置検出装置が前記第1位置に在る状態で前記横溝部に対向する側壁と、前記側壁の前記横溝部に対向する面とは反対側の面に固定された第1ナット部材とを有し、
前記スライダは、前記横溝部及び前記側壁を貫通して前記第1ナット部材にねじ込まれるボルト部材によって構成されている請求項3又は4に記載の作業車両。 - 前記側壁を前記支持ブラケットに固定する固定ボルトを備え、
前記取付台は、前記位置検出装置が前記第1位置に在る状態で前記固定ボルトがねじ込まれる第2ナット部材と、前記位置検出装置が前記第2位置に在る状態で前記固定ボルトがねじ込まれる第3ナット部材とを有し、
前記第2ナット部材及び第3ナット部材は、前記側壁の前記第1ナット部材が固定された面と同じ側の面に固定され、
前記第3ナット部材は、第1ナット部材と第2ナット部材の間に設けられている請求項5に記載の作業車両。 - 上部にルーフを有するキャビンと、
前記ルーフの前方側に車幅方向に延びるように配置されて前記キャビンに固定された支持フレームとを備え、
前記支持ブラケットは、前記支持フレームに固定され、
前記縦溝部は、前記支持フレームの前方に形成され、
前記横溝部は、前記支持フレームの上方に形成されると共に後部が支持フレームよりも後方に位置している請求項3〜6のいずれか1項に記載の作業車両。 - 前記位置検出装置は、測位衛星から送信された信号を受信すると共に該受信した信号に基づいて位置を検出する本体部を有し、
前記本体部は、前記第2位置の状態で前記支持フレームの上端よりも下方に位置する請求項7に記載の作業車両。 - 上部にルーフを有するキャビンを備え、
前記位置検出装置は、測位衛星から送信された信号を受信すると共に該受信した信号に基づいて位置を検出する本体部を有し、
前記本体部は、前記第1位置の状態で前記ルーフの前方且つ上方に配置されており、前記第2位置の状態で前記ルーフの上面よりも下方に位置する請求項1〜8のいずれか1項に記載の作業車両。 - 前記キャビンは、前部に車幅方向に間隔をあけて設けられた第1フロントピラー及び第2フロントピラーと、前記第1フロントピラーと前記第2フロントピラーとの間に設けられたフロントガラスとを有し、
前記位置検出装置は、前記第2位置の状態で前記フロントガラスの上部の前方に位置する請求項1〜9のいずれか1項に記載の作業車両。
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