JP2020142564A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】反発力の調整が可能で狭い空間に設置できる車両用シートを提供する。【解決手段】車両用シート10は、乗員が着座するシートクッション12と、下端部側が前記シートクッション12における後方側に一体に固定され、着座乗員の背部を支持するシートバック22と、前記シートバック22の内部に組み込まれて前記シートバック22を上方へ支持するバックフレーム32に設けられ、前記シートバック22をシート上方側へ付勢する付勢手段44と、前記付勢手段44における付勢力を調整する調整機構46と、を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートに関する。
特許文献1に記載の車両用シートでは、乗員が着座するクッションシェルとクッションフレームとの間に弾性体であるパッドを設け、パッドの弾性力によりクッションシェルが支持されている。このような車両用シートは小型トラック用の薄型サスペンションシートとして利用されている。
特開2014−201266号公報
ここで、上記特許文献1に記載の車両用シートによれば、クッションシェルによって着座した乗員に作用される反発力は、パッドの弾性力により決定されるため、乗員の体重に拘わらず一定とされていた。そのため、着座する乗員の体重によっては、反発力の過不足によって乗員に不快感を与えることがあった。
また、軽自動車規格のトラック(軽トラック)に上記特許文献1に記載の車両用シートが採用された場合、車両用シートが狭い空間に設置されるため、乗員の体重に応じた反発力を作用させる構造を組み込むことは困難であった。
本発明は、上記事実を考慮して、反発力の調整が可能で狭い空間に設置できる車両用シートを提供することを目的とする。
請求項1に記載の車両用シートは、乗員が着座するシートクッションと、下端部側が前記シートクッションにおける後方側に一体に固定され、着座乗員の背部を支持するシートバックと、前記シートバックの内部に組み込まれて前記シートバックを上方へ支持するバックフレームに設けられ、前記シートバックをシート上方側へ付勢する付勢手段と、前記付勢手段における付勢力を調整する調整機構と、を有している。
を有している。
請求項1に記載の車両用シートによれば、シートクッションはシートバックに対して固定されており、シートバックと共に上下動する。また、シートバックは、バックフレームに設けられた付勢手段によって上方に付勢されている。そのため、乗員が車両用シートに着座すると、乗員の体は上方に付勢力を受けながら支持される。
また、この車両用シートには、調整機構が設けられているため、付勢力を調整することができる。そのため、乗員の体型や好みに応じて、所望の付勢力を着座乗員に作用させることができる。
以上のような車両用シートによれば、着座する乗員の体重に応じて、付勢力を調整することによって、シートクッションから乗員に伝えられる弾性力を調整することができる。また、シート10と付勢手段及び付勢力調整機構とを別体に設けた構造と比較して、狭い空間に設置可能となる。
請求項2に記載の車両用シートは、請求項1記載の車両用シートにおいて、前記調整機構は無段階調整機構とされている。
請求項2に記載の車両用シートでは、付勢力の調整機構が、無段階に調整可能となっている。ここで「段階」をもって調整される調整機構とは、例えば基準の付勢力に対して、2倍、3倍というように段階的に付勢力が調整される機構をいう。これに対し、「無段階」に調整される調整機構とは、基準の付勢力に対して段階を持たずに、連続的に付勢力が調整される機構をいう。
このように、付勢力の調整機構が、無段階に調整可能となっている車両用シートによれば、着座する乗員の体重に応じて最適な反発力を提供することができる。
請求項3に記載の車両用シートは、請求項1又は請求項2に記載の車両用シートにおいて、前記付勢手段は内端部が前記バックフレームに係止され、外端部が前記シートバックに係止されたスパイラルスプリングであり、前記調整機構は前記スパイラルスプリングにおける中心軸の回転量が変更されることによって付勢力が調整される。
請求項3に記載の車両用シートによれば、付勢手段をスパイラルスプリングとした場合、板バネとした構造と比較して、より小さな構造によって勢力を提供することができる。
また、付勢手段をスパイラルスプリングとした場合、軸方向の中心部が周方向に回転されることで、付勢力の調整が可能となる。
したがって、車両用シートの付勢手段をスパイラルスプリングとした場合、より狭い空間に設置可能となる。また、スパイラルスプリング自体の回転量によって付勢力の調整が可能となるため、容易且つ簡易な構造で、付勢力の無段階調整が可能となる。
以上説明したように、本発明に係る車両用シートは、反発力の調整が可能で狭い空間に設置できるという優れた効果を有する。
本実施形態に係る車両用シートをシート左斜め前方から見た斜視図である。 本実施形態に係る車両用シートのサスペンション機構の正面図である。 本実施形態に係る車両用シートのサスペンション機構のスパイラルスプリングを取り外した状態を示す正面図である。 本実施形態に係る車両用シートのサスペンション機構の背面図である。 本実施形態に係る車両用シートのバックフレーム及びサスペンション機構を右斜め前方から見た分解図である。 本実施形態に係る車両用シートから、シートバックを取り外した状態を右斜め後方から見た斜視図である。 本実施形態に係る車両用シートを右斜め後方から見た斜視図である。
次に、図1〜図7を用いて、本発明の実施形態に係る車両用シートについて説明する。
図1には、本実施形態の車両用シート10(適宜、単に「シート10」と称する。)を左斜め前方から見た斜視図が示されている。なお、これらの図において、適宜示される矢印FRはシート前方を示し、矢印RHはシート右方(シート幅方向一側)を示し、矢印UPはシート上方を示している。
図1に示されるように、本実施形態に係る車両用シート10は軽トラック用のシートである。この車両用シート10は、エンジンルームとキャビンとを隔成する板状のフロントカバー14に固定されている。車両用シート10は乗員が着座するシートクッション12と乗員の背部を支えるシートバック22とを含んで構成されている。
(シートクッション12)
シートクッション12は、クッションパッド13、クッションフレーム16、及びサポートパッド18を含んで構成されている。
クッションフレーム16は、フロントカバー14の上部に、スライドレール15(図6及び図7参照)を介して固定されている。クッションフレーム16の上部には、サポートパッド18が固定されている。
また、サポートパッド18の上部にはクッションシェル20が載置されており、このクッションシェル20の上面にはクッションパッド13が固定されている。ここでクッションパッド13は、例えば、ウレタンフォーム等の反発性を持った素材で構成されている。
さらに、サポートパッド18もウレタンフォーム等の反発性を持った素材で構成されている。なお、クッションフレーム16の後端部は、連結部36を介して、後述するバックフレーム32に対して回転可能に連結されている。
(シートバック22)
シートバック22は、バックパッド28、バックシェル26、サスペンション機構30、及びバックフレーム32を含んで構成されている。ここで、バックパッド28及びバックシェル26は、サスペンション機構30を介してバックフレーム32に支持されている。これにより、シートバック22は、バックフレーム32とは独立したシート上下方向への変位が可能となっている。
(サスペンション機構30)
図2に示されるように、サスペンション機構30は、バックフレーム32に取り付けられている。このバックフレーム32は、シート10における左側に設けられ上下方向に延びる左側フレーム32Lと、右側に設けられ上下方向に延びる右側フレーム32Rと、左側フレーム32Lの上端部から右側フレーム32Rの上端部まで架け渡された上側フレーム32Uと、を含んで構成されている。
ここで、サスペンション機構30は、右側フレーム32Rと左側フレーム32Lとの間で、かつ、上側フレーム32Uに寄せて配置されている。
左側フレーム32Lには、サスペンション機構30の左端側を固定する左側固定部材34Lが固定されている。また、右側フレーム32Rには、サスペンション機構30における右端側を固定する右側固定部材34Rが固定されている。
左側固定部材34Lと右側固定部材34Rとの間には、調整板40、回転板42、スパイラルスプリング44、支持板38が設けられている。支持板38は、左側固定部材34L、右側固定部材34R、及び上側フレーム32Uに対して固定されている。
調整板40は、左側固定部材34L、右側固定部材34Rに固定された補助板62(詳しくは後述)、及び上側フレーム32Uに対して、左右方向の移動が可能に取り付けられている。また、回転板42は、調整板40に対して相対移動が可能に、かつ、支持板38に対して回転可能に取り付けられている。
サスペンション機構30における左側部分には、調整機構46が設けられている。調整機構46はナットホールド48、ボルト50、ハンドル52を含んで設けられている。ここで、ナットホールド48は調整板40に対して固定されている。
また、ナットホールド48は、ボルト50に対して相対的な位置関係がボルト50の軸方向(シート幅方向)に変更可能に設けられている。さらに、ボルト50はハンドル52に対して固定されている。
回転板42における上端側にはスパイラルスプリング44の内端部が取り付けられている。また、スパイラルスプリング44の外端部には支持部60が取り付けられている。
図3には、スパイラルスプリング44がサスペンション機構30に対して取り外された状態が図示されている。図3に示されるように回転板42の下側には、回転板42の長手方向に沿った長孔43が設けられている。
また、図5に示されるように、回転板42は、前方側に配置されたソケット68と後方側に設けられたボルト70とを介して、調整板40に取り付けられている。ここで、ソケット68は、調整板40に対しては固定され、かつ、回転板42に対しては相対移動が可能に取り付けられている。
より詳細には、ソケット68は、調整板40に設けられた丸孔41を貫通するボルト70によって、調整板40に対して固定されている。一方で、ソケット68における後方側の先端部69は、回転板42に設けられた長孔43に対応した外径を有している。また、この先端部69は、長孔43に挿通された状態で、調整板40に対して固定されている。そのため、ソケット68は、長孔43の長手方向に沿って、回転板42に対して相対移動が可能な構成となっている。
このような構成により、調整板40が左右方向に移動すると、ソケット68は長孔43における長手方向に移動することとなる。
一方、図2及び図3に示されるように、回転板42の上側には係止溝56が設けられている。係止溝56にはスパイラルスプリング44における内端部54(中心軸の一例に相当)が係止されるようになっている。
このような構成により、調整板40が左右方向に移動すると、回転板42が回転し、これに伴い、係止溝56が回転する。
また、係止溝56に係止されたスパイラルスプリング44の内端部54が同様に回転する。一方で、スパイラルスプリング44における外端部58は、バックシェル26に設けられた支持部60に取り付けられている(図6参照)。
このような構成により、係止溝56が回転すると、スパイラルスプリング44における外端部58が固定されたまま内端部54が回転される。このように、内端部54が左右何れかの方向に回転されることで、スパイラルスプリング44における付勢力が調整される。
図4に示されるように、調整板40における裏面側には、調整板40の長手方向に沿って補助板62が配置されている。この補助板62は、右側端部を右側固定部材34Rに固定されている。
また、補助板62には左右方向に長手方向をとった長孔63が2箇所設けられている。これらの長孔63には、それぞれボルト72が挿通されている。さらに、このボルト72は、調整板40に対して固定されている。このような構造によって、補助板62は、調整板40に対して、左右方向の相対移動が可能に取り付けられている。
図5に示されるように、回転板42には、調整板40における対応した箇所に設けられた丸孔41に挿通されたボルト74が固定されている。このような構造により、回転板42は、調整板40に対して回転可能に取り付けられている。
図5に示されるように、左側固定部材34L及び右側固定部材34Rには、複数のガイドリングが取り付けられている。左側固定部材34Lに設けられた左側リング64Lは、左側シャフト66Lを介して、左右方向を軸方向として左側固定部材34Lに対して回転可能に取り付けられている。
また、右側固定部材34Rに設けられた右側リング64Rは、右側シャフト66Rを介して、左右方向を軸方向にとって右側固定部材34Rに対して回転可能に取り付けられている。
さらに、正対リング64Dは、正対シャフト66Dを介して、前後方向に軸方向をとって右側固定部材34Rに対して回転可能に取り付けられている。
調整機構46は、ナットホールド48、ボルト50、ハンドル52、及び左側固定部材34Lの一部を構成するナットカバー34a、及びサイドカバー34bを含んで構成されている。ナットカバー34aは、支持板38における前方側の左端寄りに固定されている。なお、このナットカバー34aは、支持板38の後方側から挿通されたボルト76によって、支持板38に固定されている。ナットホールド48は、ナットカバー34aに設けられた左右方向に長手方向を持つ長孔34cに挿通されている。このとき、ナットホールド48は、長孔34cの長手方向に沿って、ナットカバー34aに対して移動可能な構成とされている。
このような構造により、ナットホールド48には、ボルト50に設けられたネジ山に対応したネジ穴が設けられており、ボルト50が回転することにより、ナットホールド48のナットカバー34aに対する相対的な位置関係が可変となっている。
ボルト50は、サイドカバー34bに対する左右方向の相対的な移動が制限されるように構成されている。
また、ナットカバー34aとサイドカバー34bとは左側固定部材34Lに対してボルト77によって固定されている。さらに、ボルト50の左端部にはハンドル52が固定されている。
このような構成により、ハンドル52がボルト50における軸方向に回転されることで、ボルト50がハンドル52と一体に回転し、これに伴いナットホールド48がナットカバー34aに対して左右方向に相対的に移動する。
ここで、ナットホールド48は調整板40に対して固定されている。したがって、ナットホールド48の移動に伴い調整板40も同様に左右方向の位置が変更されるように構成されている。
図6に示されるように、シートバック22は、連結部材24及びバックシェル26の下端側の対応する箇所に設けられた固定部80を介して、シートクッション12に対して固定されている。
また、シートバック22の裏面(後方側の面)における左側リング64L及び正対リング64Dに対応する箇所には、左側リングガイド84Lが、ボルト75によってシートバック22に取り付けられている。
ここで、左側リングガイド84Lには、左側リング64Lに対応する壁面85Lと、正対リング64Dに対応する側壁面85Dとが設けられている。
また、シートバック22の裏面(後方側の面)における右側リング64Rに対応する箇所には、右側リングガイド84Rが、ボルト75によってシートバック22に取り付けられている。
さらに、右側リングガイド84Rは右側リング64Rに対応する壁面85Rが設けられている。
このような構造によって、シートバック22が上下方向に移動すると、左側リングガイド84L及び右側リングガイド84Rは、シートバックと一体に上下方向に移動する。
このとき、左側リング64Lが壁面85Lにガイドされ、また、正対リング64Dが側壁面85Dにガイドされる。換言すると、左側リングガイド84Lは左側リング64L及び正対リング64Dに沿って、また、右側リングガイド84Rは右側リング64Rに沿って上下方向に移動する。
このとき、左側リングガイド84Lは、左側リング64L及び正対リング64Dによって、前後方向及び左方向への移動が制限される。また、右側リングガイド84Rは、右側リング64Rによって、前後方向への移動が制限される。
このような構造により、シートバック22は左右及び前後方向に大きく揺さぶられることなく、上下方向に移動することとなる。そのため、乗員は車両の揺れにより、シート10に上下方向への力が生じた際にも、シート10の前後左右への移動が抑制されるため、安定して着座することができる。
(作用及び効果)
(シートの支持機構)
乗員がシート10に着座した場合、シートクッション12及びシートバック22が乗員の体重を受けることとなる。ここで、シートクッション12は、下方向への力を受けて変形する。このとき、クッションパッド13及びサポートパッド18が弾性変形することで、乗員に対して反発力を付与する。さらに、シートクッション12全体が下方向へと移動し、これに伴い、シートクッション12と一体に固定されたシートバック22も下方向へと移動する。
ここで、サスペンション機構30によって、シートクッション12を介して乗員を上方向へと引っ張る力(付勢力)が付与させる。この力により、乗員は快適にシート10へと着座することができる。
また、上記のようなサスペンション機構30を有した構成によれば、例えば、スパイラルスプリングの代わりに、同等の付勢力を備えた板バネ等を使用した場合と比較して、より小さい構造とすることができる。
また、上記のようなサスペンション機構30を有した構成によれば、スパイラルスプリング44を用いることで、サスペンション機構30の前後方向の幅を小さく構成することができる。そのため、サスペンション機構30を内蔵するシートバック22の厚みを薄くすることができる。
このように、シートバック22の厚みを薄く構成することで、例えば、軽トラックのようにキャビンのスペースが限られた車両にシート10を搭載する場合であっても、乗員のための着座空間を広く構成することができる。
また、例えば、同等の付勢力を作用させることができる板バネを利用した機構と比較して、サスペンション機構30の重量を軽く構成することができる。
さらに、スパイラルスプリング44を用いることで、サスペンション機構30における上下方向の長さを小さく設計することができる。
(反発力調整機構)
上述した構成によれば、サスペンション機構30は調整機構46を含んで構成されている。これにより、ハンドル52を回転させることで、スパイラルスプリング44における反発力を調整することができる。このような調整機構46を設けることで、例えば、反発力を調整する際に、バネ自体の個数を変更するような構成と比較して容易に反発力を調整することができる。
また、ハンドル52の回転量に応じてスパイラルスプリング44の反発力を調整することができる。すなわち、サスペンション機構30によれば、スパイラルスプリング44の反発力(付勢力)を無段階に調整することができる。
したがって、着座する乗員の体重に合わせて容易に反発力を調整することができる。このような構造のシート10によれば、着座する乗員に対して過度な反発力を提供することを防止することができる。
<その他の態様>
以上、本実施形態に係る車両用シート10について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、本実施形態に係る車両用シート10は、サスペンション機構30が、シートバック22における上方寄りに設けられているが、これに限らず、シート中央部又はシート下方寄りに設けられていてもよい。
また、本実施形態においては、サスペンション機構30における付勢手段はスパイラルスプリングとされているが、その他の付勢手段、又は、その他の付勢手段とスパイラルスプリングとの組み合わせとされていてもよい。ここで、その他の付勢手段には、例えば、板バネ、コイルバネ、又は、ガススプリング等を採用することができる。
10 車両用シート
12 シートクッション(シートクッションの一例に相当)
22 シートバック(シートバックの一例に相当)
30 サスペンション機構(付勢手段の一例に相当)
32 バックフレーム(バックフレームの一例に相当)
32L 左側フレーム
32R 右側フレーム
32U 上側フレーム
44 スパイラルスプリング(付勢手段の一例に相当)
46 調整機構(調整機構の一例に相当)

Claims (3)

  1. 乗員が着座するシートクッションと、
    下端部側が前記シートクッションにおける後方側に一体に固定され、着座乗員の背部を支持するシートバックと、
    前記シートバックの内部に組み込まれて前記シートバックを上方へ支持するバックフレームに設けられ、前記シートバックをシート上方側へ付勢する付勢手段と、
    前記付勢手段における付勢力を調整する調整機構と、
    を有する車両用シート。
  2. 前記調整機構は無段階調整機構とされている、請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記付勢手段は内端部が前記バックフレームに係止され、外端部が前記シートバックに係止されたスパイラルスプリングであり、前記調整機構は前記スパイラルスプリングにおける中心軸の回転量が変更されることによって付勢力が調整される、請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
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