JP2020141606A - 米飯用品質保持剤および米飯の品質保持方法 - Google Patents
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また、マルトース産生アルファ−アミラーゼ、分枝酵素、およびこれらの混合物からなる群から選択される酵素水溶液に米を接触させ、その後前記米を調理することで、劣化が遅い調理米製品を製造する方法(例えば、特許文献2参照)や、分岐鎖がマルトトリオースである分岐オリゴ糖を米飯に添加することで、米飯の味質を変化させることがなく、米飯の老化を抑制する技術(例えば、特許文献3参照)が提案されている。
<1> α−グルコシルトランスフェラーゼおよびグルコアミラーゼを含有することを特徴とする米飯用品質保持剤である。
<2> 生米100gに対して、α−グルコシルトランスフェラーゼ10〜900Uおよびグルコアミラーゼ30〜500Uで用いられる前記<1>に記載の米飯用品質保持剤である。
<3> 更にマルトオリゴ糖およびマルトトリオースの少なくともいずれかを含有するか、またはマルトオリゴ糖およびマルトトリオースの少なくともいずれかと併せて用いられ、
前記マルトオリゴ糖およびマルトトリオースの少なくともいずれかの使用量が、生米100gに対して、0.01〜1.0gである前記<1>または<2>に記載の米飯用品質保持剤である。
<4> 更にαアミラーゼおよびプロテアーゼの少なくともいずれかを含有し、その使用量が、生米100gに対して、αアミラーゼは35〜350Uであり、プロテアーゼは20〜250Uである前記<1>〜<3>のいずれかに記載の米飯用品質保持剤である。
<5> α−グルコシルトランスフェラーゼとグルコアミラーゼの配合比が、5:2〜2:5の範囲である前記<1>〜<4>のいずれかに記載の米飯用品質保持剤である。
<6> α−グルコシルトランスフェラーゼおよびグルコアミラーゼを炊飯時または炊飯後の米飯類に作用させることを特徴とする米飯の品質保持方法である。
<7> 生米100gに対して、α−グルコシルトランスフェラーゼ10〜900Uおよびグルコアミラーゼ30〜500Uで用いる前記<6>に記載の方法である。
本発明の米飯用品質保持剤は、α−グルコシルトランスフェラーゼと、グルコアミラーゼとを少なくとも含み、必要に応じて更にその他の成分を含む。本発明の米飯用品質保持剤は、α−グルコシルトランスフェラーゼ、グルコアミラーゼ、更にその他の成分の全てを含む形態でもよく、少なくとも1つの成分を別個に添加する形態でもよい。また、前記米飯用品質保持剤は固形(例えば粉末、顆粒状)、液状またはこれらの組合せからなる形態でもよい。
本発明における米飯(「米飯類」と称することもある)としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、炊飯した白米、赤飯、炊き込みご飯、白米と大麦とを一緒に炊飯して得た麦飯、精米したもち米を炊飯又は蒸して得たおこわ、茶飯、酢飯、栗又は豆等の具材入りご飯等の調理加工米飯が好適に挙げられる。
前記α−グルコシルトランスフェラーゼは、1,4−α−グルカンの一部分を、グルコースまたは1,4−α−D−グルカン等の炭化水素の別の部分に転移させる酵素である。
前記α−グルコシルトランスフェラーゼとしては、飲食品用途に使用できるもの(グレード)であれば、特に制限はなく、適宜選択することができるが、国際公開第2012/105532号に記載のα−グルコシルトランスフェラーゼ(マルトトリオシル転移酵素)が好ましい。前記α−グルコシルトランスフェラーゼは市販品を適宜使用することができる。
前記α−グルコシルトランスフェラーゼの前記米飯用品質保持剤における含有量としては、特に制限はなく、その使用量や活性などに応じて適宜選択することができる。
前記グルコアミラーゼは、正式名称がグルカン1,4−α−グルコシダーゼといい、糖鎖の非還元末端のα−1,4−結合やα−1,6−結合をエキソ型に加水分解してブドウ糖1分子を産生するアミラーゼである。
前記グルコアミラーゼとしては、飲食品用途に使用できるもの(グレード)であれば、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、澱粉を非還元性末端からグルコース(β型)単位で逐次分解を行うエキソ型酵素である、アミログルコシダーゼ、グルクアミラーゼ、S−アミラーゼ、糖化(型)アミラーゼ、澱粉糖化酵素を適宜使用することができる。前記グルコアミラーゼは、例えば天野エンザイム株式会社のグルクザイムAF6などの市販品を適宜使用することができる。
前記グルコアミラーゼの前記米飯用品質保持剤における含有量としては、特に制限はなく、その使用量や活性などに応じて適宜選択することができる。
前記その他の成分としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、αアミラーゼ;プロテアーゼ;マルトオリゴ糖、マルトトリオース、マルトデキストリン等の食品素材などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。更に、前記米飯用品質保持剤が固形の場合には、澱粉、セルロース、糖類等の賦形剤を、液状の場合にはα−グルコシルトランスフェラーゼやグルコアミラーゼなどの酵素の保存安定性のために、アルコール、多価アルコール(グリセリン、プロピレングリコールなど)、糖アルコール(エリトリトール、キシリトール、ソルビトール、マンニトールなど)、水飴やシロップ等の液状の成分を含有させてもよい。
これらの中でも、米飯類の柔らかさが向上するため、マルトオリゴ糖およびマルトトリオースの少なくともいずれかを含有させるかまたは併用させることが好ましい。
また、米飯類の柔らかさを維持する効果が向上するため、αアミラーゼおよびプロテアーゼの少なくともいずれかを含有させることが好ましい。
前記その他の成分の前記米飯用品質保持剤における含有量としては、特に制限はなく、適宜選択することができる。
前記マルトオリゴ糖およびマルトトリオースとしては、飲食品用途に使用できるもの(グレード)であれば、特に制限はなく、市販品を適宜選択することができる。
前記マルトオリゴ糖およびマルトトリオースは、いずれか一方を使用してもよいし、両方を使用してもよい。
前記マルトオリゴ糖およびマルトトリオースの少なくともいずれかの前記米飯用品質保持剤における含有量としては、特に制限はなく、使用する酵素の使用量や活性などに応じて適宜選択することができる。
前記αアミラーゼおよびプロテアーゼとしては、飲食品用途に使用できるもの(グレード)であれば、特に制限はなく、市販品を適宜選択することができる。
前記プロテアーゼの種類としても、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、アスペルギウス・オリゼ(Aspergillus oryzae)やアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)等のアスペルギウス属、バチルス・サブチリス(Bacillus subtillis)等のバチルス属、ストレプトマイセス(Streptomyces)属等の微生物由来のプロテアーゼ;パパイン、ブロメライン、アクチジニン、フィシン等のパパイヤ、パイナップル、キウイ、イチジク等の植物由来のプロテアーゼなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記αアミラーゼおよびプロテアーゼの少なくともいずれかの前記米飯用品質保持剤における含有量としては、特に制限はなく、その使用量や活性などに応じて適宜選択することができる。
前記米飯用品質保持剤は、前記α−グルコシルトランスフェラーゼと、前記グルコアミラーゼと、必要に応じて前記その他の成分とを同一の包材に含む態様であってもよいし、前記各成分うちを少なくとも1つの成分を別々の包材に入れ、使用前または使用時に各成分を混合して、炊飯前の生米、具体的には水などの液体に浸漬した状態もしくは浸漬後に水あげした状態の生米または炊飯した米飯類に添加する態様や、各成分をそれぞれ前記生米または炊飯した米飯類に添加する態様であってもよい。また、前述のように、前記米飯用品質保持剤は固形(例えば粉末、顆粒状)、液状またはこれらの組合せからなる形態でもよく、適宜選択することができる。
前記米飯用品質保持剤の使用量としては、特に制限はなく、後述する各成分の使用量に応じて、適宜選択することができる。
前記α−グルコシルトランスフェラーゼの使用量としては、特に制限はなく、適宜選択することができるが、生米100gに対して、通常10〜900U(「U」は活性単位(ユニット)を表す。以下同様)であり、60〜300Uであるのが好ましい。前記α−グルコシルトランスフェラーゼの使用量が、10U未満であると、米飯類に適度な粒感と柔らかさが付与されないことがあり、900Uを超えると、米飯類が過剰に柔らかく、食感を悪化させることがある。
−条件−
1%マルトテトラオースを含む10mmol/L MES緩衝液(pH6.5)2mLに酵素溶液0.5mLを添加して、40℃で60分間放置する。放置後、沸騰水浴中で5分間加熱した後、流水中で冷却し、生成したグルコースを定量する。
前記グルコアミラーゼの使用量としては、特に制限はなく、適宜選択することができるが、生米100gに対して、通常30〜500Uであり、60〜160Uであるのが好ましい。前記グルコアミラーゼの使用量が、30U未満であると、米飯類に適度な粒感と柔らかさが付与されないことがあり、500Uを超えると、米飯類が過剰に柔らかく、食感を悪化させることがある。
前記α−グルコシルトランスフェラーゼとグルコアミラーゼの配合比としては、特に制限はなく、適宜選択することができるが、活性単位の比として、5:2〜2:5の範囲とするのが好ましく、7:5〜1:1とするのがより好ましい。前記配合比が好ましい範囲内であると、米飯類に良好な粒感と柔らかさを付与できる点で、有利である。
前記マルトオリゴ糖またはマルトトリオースの少なくともいずれかを使用する場合の使用量としては、特に制限はなく、適宜選択することができるが、生米100gに対して、0.01〜1.0gが好ましく、0.02〜0.7gがより好ましい。前記マルトオリゴ糖またはマルトトリオースの少なくともいずれかの使用量が、0.01g未満であると、配合の効果が奏されず、1.0gを超えて配合しても効果があまり向上しない。
前記αアミラーゼおよびプロテアーゼの少なくともいずれかを使用する場合の使用量としては、特に制限はなく、適宜選択することができる。前記αアミラーゼの場合は、生米100gに対して、35〜350Uが好ましく、70〜140Uがより好ましい。前記プロテアーゼの場合は、生米100gに対して、20〜250Uが好ましく、45〜90Uがより好ましい。前記αアミラーゼおよびプロテアーゼの少なくともいずれかの使用量が好ましい範囲内であると、米飯類に良好な粒感と柔らかさを付与できる点で、有利である。
0.6%ミルクカゼイン(pH7.5、M/25リン酸緩衝液)5mLに1mLの酵素液を加え、30℃にて10分間反応させたとき、1分間に1μgのチロジンに相当するフォリン発色をTCA可溶性成分として遊離する酵素量を1Uとする。
本発明の米飯の品質保持方法は、炊飯時または炊飯後の米飯類、好ましくは炊飯時の米飯類に、α−グルコシルトランスフェラーゼと、グルコアミラーゼとを少なくとも作用させ、必要に応じて更にその他の成分を用いる。本発明において、「炊飯時の米飯類に作用させる」とは、炊飯前の生米、すなわち水などの液体に浸漬した状態または浸漬後に水あげした状態の生米に前記品質保持剤を添加し、炊飯時(炊飯の過程)においてα−グルコシルトランスフェラーゼと、グルコアミラーゼとを少なくとも作用させることを意味する。また、本発明において炊飯とは、通常の炊飯器等による加熱の他に、蒸し処理、電子レンジ処理など、通常、米飯類の製造に適用される調理手段による処理を意味する。
前記米飯の品質保持方法における前記α−グルコシルトランスフェラーゼおよび前記グルコアミラーゼの使用量としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、上記した本発明の(米飯用品質保持剤)の<使用量>の項目に記載した量とすることができる。
α−グルコシルトランスフェラーゼ(グライコトランスフェラーゼ「アマノ」、天野エンザイム株式会社製、3000U/g)5質量%、グルコアミラーゼ(グルクザイムAF6、天野エンザイム株式会社製、1600U/g)5質量%、食品素材(マルトデキストリン)90質量%を混合して、製造例1の製剤を調製した。
この製剤を生米100gに対して1質量%使用したとき、α−グルコシルトランスフェラーゼ150U(150U/生米100g)、グルコアミラーゼ80U(80U/生米100g)となる。
グルコアミラーゼを用いず、食品素材の量を95質量%に変えた以外は製造例1と同様にして比較製造例1の製剤を調製した。
α−グルコシルトランスフェラーゼを用いず、食品素材の量を95質量%に変えた以外は製造例1と同様にして比較製造例2の製剤を調製した。
生米(うるち米)100質量部を水道水で研いだ後、153質量部の水を添加し、更に製造例1または比較製造例1〜2で調製した製剤1質量%(生米に対する量)を添加・混合して炊飯器で炊飯した。得られた米飯は4℃で冷蔵保存した。また、製剤を用いなかった場合(以下、「無添加」と称することがある)、比較製剤として、還元水あめ、醸造酢、食塩、酸味料を含有する製剤を用いた場合についても同様にして試験した。
−硬さ−
4℃で1日(Day1)、3日(Day3)、または6日(Day6)保存後、米飯18gをレンジアップ(500W、30秒間)し、その米飯の硬さを、クリープメータを用いて下記の測定条件で測定した。
[測定条件]
・ プランジャー : 円形(直径3cm)
・ 測定速度 : 0.5mm/sec
・ 歪率30%時の荷重を硬さ(N)とした。
また、4℃で3日保存後、米飯18gをレンジアップ(500W、30秒間)し、その米飯の食感を下記の評価基準により、評価した。なお、評価は10名で行い、表1には評価結果の平均点を示した。
[評価基準]
・ 食感1(硬さ)
5点 : 適度に柔らかく、ふっくら感がある。
4点 : 柔らかく、ややふっくら感がある。
3点 : やや柔らかく、ふっくら感が弱い。
2点 : やや硬く、ぼそぼそする、またはややべたつき、くちゃつき感がある。
1点 : 硬く、ぼそぼそする、またはべたつき、くちゃつき感がある。
・ 食感2(粒感)
4点 : 適度な粒感がある。
3点 : 粒感がやや弱い。
2点 : 粒感が弱い。
1点 : 粒感が無い。
生米100gに対する各成分の使用量が下記の表2に記載の量となるように調製した製剤を用いた以外は試験例1と同様にして炊飯米を製造した。また、製剤を用いなかった以外は同様にして、対照の炊飯米を製造した。
なお、本試験例2では、食品素材として、マルトトリオースを使用した。
−食感−
試験例1と同様にして、炊飯米の食感を評価した。得られた結果を下記の表2に示す。
生米100gに対する各成分の使用量が下記の表3に記載の量となるように調製した製剤を用いた以外は試験例1と同様にして炊飯米を製造した。また、製剤を用いなかった以外は同様にして、対照の炊飯米を製造した。
なお、本試験例3では、食品素材として、マルトトリオースを使用した。
−食感−
試験例1と同様にして、炊飯米の食感を評価した。得られた結果を下記の表3に示す。
生米100gに対する各成分の使用量が下記の表4に記載の量となるように調製した製剤を用いた以外は試験例1と同様にして炊飯米を製造した。また、製剤を用いなかった以外は同様にして、対照の炊飯米を製造した。
なお、本試験例4では、食品素材として、マルトオリゴ糖またはマルトトリオースを使用した。
−食感−
試験例1と同様にして、炊飯米の食感を評価した。得られた結果を下記の表4に示す。
生米100gに対する各成分の使用量が下記の表5に記載の量となるように調製した製剤を用いた以外は試験例1と同様にして炊飯米を製造した。また、製剤を用いなかった以外は同様にして、対照の炊飯米を製造した。
なお、本試験例5では、食品素材として、マルトトリオースを使用した。
また、αアミラーゼおよびプロテアーゼ活性を有する酵素として、下記のものを使用した。
・ α−アミラーゼ(ビオザイムA、天野エンザイム株式会社製、7,000U/g)
・ プロテアーゼ(プロチンSD−NY10、天野エンザイム株式会社製、7,000U/g)
−食感−
試験例1と同様にして、炊飯米の食感を評価した。得られた結果を下記の表5に示す。
Claims (7)
- α−グルコシルトランスフェラーゼおよびグルコアミラーゼを含有することを特徴とする米飯用品質保持剤。
- 生米100gに対して、α−グルコシルトランスフェラーゼ10〜900Uおよびグルコアミラーゼ30〜500Uで用いられる請求項1に記載の米飯用品質保持剤。
- 更にマルトオリゴ糖およびマルトトリオースの少なくともいずれかを含有するか、またはマルトオリゴ糖およびマルトトリオースの少なくともいずれかと併せて用いられ、
前記マルトオリゴ糖およびマルトトリオースの少なくともいずれかの使用量が、生米100gに対して、0.01〜1.0gである請求項1または2に記載の米飯用品質保持剤。 - 更にαアミラーゼおよびプロテアーゼの少なくともいずれかを含有し、その使用量が、生米100gに対して、αアミラーゼは35〜350Uであり、プロテアーゼは20〜250Uである請求項1〜3のいずれかに記載の米飯用品質保持剤。
- α−グルコシルトランスフェラーゼとグルコアミラーゼの配合比が、5:2〜2:5の範囲である請求項1〜4のいずれかに記載の米飯用品質保持剤。
- α−グルコシルトランスフェラーゼおよびグルコアミラーゼを炊飯時または炊飯後の米飯類に作用させることを特徴とする米飯の品質保持方法。
- 生米100gに対して、α−グルコシルトランスフェラーゼ10〜900Uおよびグルコアミラーゼ30〜500Uで用いる請求項6に記載の方法。
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