JP2020140935A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
Description
この形態の燃料電池システムによれば、異常検知処理において、制御部は、燃料電池システムにおける発電の停止から予め定めた期間が経過した後に、冷媒ポンプに冷媒の吐出を指示する。この場合において、冷媒の吐出が指示される際における燃料電池の温度は、燃料電池システムにおける発電の停止直後における燃料電池の温度より低い。このため、燃料電池システムにおける発電の停止から予め定めた期間が経過する前に、冷媒ポンプに冷媒の吐出が指示される場合と比べて、冷媒による燃料電池の温度の低下が低減される。これにより、異常検知処理において、燃料電池内における水分の凝縮の発生が抑制される。したがって、異常検知処理において、燃料電池内における水分の凝縮に起因する燃料電池の劣化が抑制される。
本開示は、燃料電池システム以外の種々の形態で実現可能である。例えば、燃料電池システムを搭載した燃料電池車両等の移動体や燃料電池システムにおける冷媒温度センサの異常検知方法や燃料電池システムの制御方法や燃料電池システムの制御プログラム等の形態で実現可能である。
図1は、実施形態に係る燃料電池システム100の模式図である。燃料電池システム100は、燃料ガス(アノードガス)と酸化剤ガス(カソードガス)との反応によって発電する。燃料電池システム100は、アノードとカソードとを有する燃料電池20と、冷媒循環機構60と、制御部90と、記憶部92と、を備える。燃料電池システム100は、例えば、燃料電池バス等の大型車両(大型自動車)に搭載され、駆動用モータや各種補機を動作させる発電装置として用いられる。本実施形態において、燃料電池システム100は、燃料電池バスである燃料電池車両に搭載されている。なお、燃料電池システム100は、大型自動車に限らず、中型自動車や普通自動車等の大型自動車以外の自動車に搭載されてもよい。
B1.第1の他の実施形態
上記実施形態において、動作情報は、セルモニタ75によって測定される燃料電池20の電圧値であるが、発電の動作状態を示す情報である限りにおいて適宜変更が可能である。例えば、動作情報は、燃料電池車両におけるアクセル操作に応じて取得される情報であってもよい。
上記実施形態において、第1測定値と動作情報との不整合の検知は、図3に示したいステップS204とステップS206とによって実現されている。しかし、第1測定値と動作情報との不整合の検知は、他の処理によって実現されてもよい。例えば、第1測定値と動作情報との不整合の検知は、動作情報やラジエータ68の出口部24の冷媒温度(例えば第2測定値)とから予測される燃料電池20の温度と第1測定値とを比較する処理により検知されてもよい。
冷媒流路64は、上記実施形態に記載の構造に限定されない。例えば、冷媒流路64は、冷媒バイパス流路646を有していなくてもよい。冷媒バイパス流路646を有していない場合であって、冷媒流路部62は、冷媒の循環が可能である。また、冷媒流路64には、三方弁66が配置されているが、三方弁66に代えて別の弁機構が配置されていてもよい。例えば、冷媒バイパス流路646と冷媒供給流路644との連通と非連通とを切替える開閉弁が配置されていてもよい。また、冷媒バイパス流路646が設けられていない場合には、三方弁66等の弁機構が設けられていなくてもよい。冷媒バイパス流路646や三方弁66を含む冷媒流路64の構造が異なる場合には、冷媒流路64の構造に合わせてステップS304(図4)の処理の内容を変更してもよい。
第1冷媒温度センサ71が配置された第1位置と第2冷媒温度センサ72が配置された第2位置とは、それぞれ上記実施形態に記載の位置に限定されない。第1位置は、冷媒流路部62のうち一端部622より他端部624に近い限りにおいて、適宜変更が可能である。例えば、第1位置は、他端部624よりラジエータ68の入口側に設けられていてもよい。また、第2位置は、冷媒流路部62のうち第1冷媒温度センサ71より一端部622に近い限りにおいて、適宜変更が可能である。例えば、第2位置は、一端部622と第1位置との間であればよい。
上記実施形態において、図4のステップS302における予め定められた期間は、スタートスイッチがオンからオフに切替えられてからの経過時間である。しかし、予め定められた期間は、経過時間に限定されない。例えば、燃料電池システム100が燃料電池20の温度を取得する機構を有している場合には、スタートスイッチがオンからオフに切替えられてから燃料電池20の温度が予め定めた温度より小さくなるまでの期間であってもよい。
上記実施形態において、図5と図6において示した例において、第1冷媒温度センサ71の故障として、一定の温度を示してしまう故障を示している。しかし、第1冷媒温度センサ71の故障は、これ様な故障に限定されない。上記の異常検知方法は、実際の第1位置における冷媒温度と第1測定値にズレが生じる故障に広く適用可能である。
上記実施形態において、異常判定処理(図2のステップS108)は、仮異常の判定がされた場合に実行されている。しかし、異常判定処理(図2のステップS108)は、仮異常の判定がされた場合以外に実行されてもよい。例えば、仮異常の判定がされていない場合であっても、スタートスイッチがオフの状態において定期的に実行されてもよい。
上記実施形態において、図4のステップS302における待機を実行している期間における燃料電池システム100の動作について言及していない。しかし、ステップS302の処理を実行している期間において、特定の制御が実行されていてもよい。例えば、燃料電池20の温度を適切に調整するための処理が実行されていてもよい。具体的には、外気温が低く燃料電池20内において水分の凍結が発生しうる場合には、燃料電池システム100において暖機処理が実行されてもよい。また、制御部90は、ステップS304において実行される冷媒の循環における冷媒ポンプ65より小さい出力で冷媒ポンプ65を駆動させることによって、燃料電池20の温度低下を促進してもよい。
上記実施形態において、燃料電池システム100に備えられている燃料電池20の数は1である、燃料電池20の数はこれに限定されない。例えば、燃料電池20の数は2以上であってもよい。燃料電池20の数は2以上である場合には、第1冷媒温度センサ71は、各燃料電池20の出口部24側に配置されていることが好ましい。第1冷媒温度センサ71が各燃料電池20の出口部24側に配置されている場合には、図2から図4に示した異常検知処理は、各燃料電池20それぞれに実行されることが好ましい。
Claims (1)
- 燃料電池システムであって、
冷媒を内部に流入させる入口部と前記冷媒を前記内部から流出させる出口部とを有する燃料電池と、
一端部が前記入口部に接続され、他端部が前記出口部に接続されている冷媒流路部と、
前記冷媒流路部において前記冷媒を流通させる冷媒ポンプと、
前記冷媒流路部のうち前記一端部より前記他端部に近い第1位置に配置され、前記第1位置における冷媒の温度を測定する第1冷媒温度センサと、
前記冷媒流路部のうち前記第1冷媒温度センサより前記一端部に近い第2位置に配置され、前記第2位置における冷媒の温度を測定する第2冷媒温度センサと、
前記燃料電池システムにおける発電の動作状態を示す動作情報を取得する動作取得部と、
前記冷媒ポンプの動作を制御する制御部と、
前記制御部から出力される情報を記憶する記憶部と、を備え、
前記制御部は、前記第1冷媒温度センサの測定値である第1測定値と、前記動作情報と、が整合しない場合には、
(i)前記記憶部への仮異常情報の出力を実行し、
(ii)前記燃料電池システムにおける発電の停止から予め定めた期間が経過した後に、前記冷媒ポンプの出力の上昇を指示し、
(iii)前記指示の後において、前記第1測定値と前記第2冷媒温度センサの測定値である第2測定値との差が予め定めた閾値より大きい場合には、前記第1冷媒温度センサの異常情報を前記記憶部に出力する、
燃料電池システム。
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