JP2020140935A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池システムで実行される温度センサの異常検知処理において、燃料電池内における水分の凝縮に起因する燃料電池の劣化を抑制する。【解決手段】燃料電池システムは、冷媒流路部と、冷媒流路部の一端部より他端部に近い第1位置に配置され、第1位置における冷媒の温度を測定する第1冷媒温度センサと、第1冷媒温度センサより一端部に近い第2位置における温度を測定する第2冷媒温度センサと、動作情報を取得する動作取得部と、を備え、制御部は、第1冷媒温度センサの測定値である第1測定値と、動作情報と、が整合しない場合には、記憶部への仮異常情報の出力を実行し、燃料電池システムにおける発電の停止から予め定めた期間が経過した後に、冷媒ポンプの出力の上昇を指示し、第1測定値と第2冷媒温度センサの測定値である第2測定値との差が閾値より大きい場合には、第1冷媒温度センサの異常情報を記憶部に出力する。【選択図】図1

Description

本開示は、燃料電池システムにおける冷媒温度センサの異常を検知する技術に関する。
従来、発電終了後において、冷却水を循環させることによって、燃料電池スタックを急速に冷却し、燃料電池スタックに設けられた温度センサの異常を判定する技術が知られている(例えば特許文献1)。
特開2013−251231号公報
従来技術において、燃料電池スタックを急速に冷却する場合には、燃料電池スタック内における水分の凝縮が生じるおそれがある。これにより、燃料電池スタック内におけるガスの流通が凝縮した水分に阻害される場合がある。この場合には、燃料電池スタックの劣化が生じるおそれがある。
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
本開示の一形態によれば、燃料電池システムが提供される。この燃料電池システムは、冷媒を内部に流入させる入口部と前記冷媒を前記内部から流出させる出口部とを有する燃料電池と、一端部が前記入口部に接続され、他端部が前記出口部に接続されている冷媒流路部と、前記冷媒流路部において前記冷媒を流通させる冷媒ポンプと、前記冷媒流路部のうち前記一端部より前記他端部に近い第1位置に配置され、前記第1位置における冷媒の温度を測定する第1冷媒温度センサと、前記冷媒流路部のうち前記第1冷媒温度センサより前記一端部に近い第2位置に配置され、前記第2位置における冷媒の温度を測定する第2冷媒温度センサと、前記燃料電池システムにおける発電の動作状態を示す動作情報を取得する動作取得部と、前記冷媒ポンプの動作を制御する制御部と、前記制御部から出力される情報を記憶する記憶部と、を備え、前記制御部は、前記第1冷媒温度センサの測定値である第1測定値と、前記動作情報と、が整合しない場合には、(i)前記記憶部への仮異常情報の出力を実行し、(ii)前記燃料電池システムにおける発電の停止から予め定めた期間が経過した後に、前記冷媒ポンプの出力の上昇を指示し、(iii)前記指示の後において、前記第1測定値と前記第2冷媒温度センサの測定値である第2測定値との差が予め定めた閾値より大きい場合には、前記第1冷媒温度センサの異常情報を前記記憶部に出力する。
この形態の燃料電池システムによれば、異常検知処理において、制御部は、燃料電池システムにおける発電の停止から予め定めた期間が経過した後に、冷媒ポンプに冷媒の吐出を指示する。この場合において、冷媒の吐出が指示される際における燃料電池の温度は、燃料電池システムにおける発電の停止直後における燃料電池の温度より低い。このため、燃料電池システムにおける発電の停止から予め定めた期間が経過する前に、冷媒ポンプに冷媒の吐出が指示される場合と比べて、冷媒による燃料電池の温度の低下が低減される。これにより、異常検知処理において、燃料電池内における水分の凝縮の発生が抑制される。したがって、異常検知処理において、燃料電池内における水分の凝縮に起因する燃料電池の劣化が抑制される。
本開示は、燃料電池システム以外の種々の形態で実現可能である。例えば、燃料電池システムを搭載した燃料電池車両等の移動体や燃料電池システムにおける冷媒温度センサの異常検知方法や燃料電池システムの制御方法や燃料電池システムの制御プログラム等の形態で実現可能である。
実施形態に係る燃料電池システムの模式図。 実施形態における異常検知処理のフローチャート。 仮異常判定処理のフローチャート。 異常判定処理のフローチャート。 仮異常判定処理におけるタイミングチャートの一例を示す図。 異常判定処理におけるタイミングチャートの一例を示す図。
A.実施形態
図1は、実施形態に係る燃料電池システム100の模式図である。燃料電池システム100は、燃料ガス(アノードガス)と酸化剤ガス(カソードガス)との反応によって発電する。燃料電池システム100は、アノードとカソードとを有する燃料電池20と、冷媒循環機構60と、制御部90と、記憶部92と、を備える。燃料電池システム100は、例えば、燃料電池バス等の大型車両(大型自動車)に搭載され、駆動用モータや各種補機を動作させる発電装置として用いられる。本実施形態において、燃料電池システム100は、燃料電池バスである燃料電池車両に搭載されている。なお、燃料電池システム100は、大型自動車に限らず、中型自動車や普通自動車等の大型自動車以外の自動車に搭載されてもよい。
燃料電池20は、単セル10が複数積層されたスタック構造を有する。単セル10は、酸化剤ガスと燃料ガスとの電気化学反応によって発電する固体高分子型の燃料電池である。本実施形態において、燃料ガスは水素ガスであり、酸化剤ガスは空気である。燃料電池20には、冷媒を内部に流入させる入口部22と、冷媒を内部から流出させる出口部24とが設けられている。燃料電池20には、セルモニタ75が取り付けられている。
セルモニタ75は、各単セル10の電圧値を測定する。セルモニタ75によって取得された電圧値は、制御部90に出力される。セルモニタ75は、後述する異常検知処理において、燃料電池システム100における発電のための動作を示す動作情報を取得する動作取得部として用いられる。
冷媒循環機構60は、冷媒、例えば水や不凍水を流通させることによって、燃料電池20を適切な温度に調整する。冷媒循環機構60は、冷媒流路部62と、冷媒を吐出する冷媒ポンプ65と、冷媒を冷却するラジエータ68と、を備える。
冷媒流路部62は、冷媒が流通する流路である冷媒流路64を規定する。冷媒流路部62は、一端部622が入口部22に接続され、他端部624が出口部24に接続されている。冷媒流路部62は、冷媒を入口部22から燃料電池20に流入させ、流入させた冷媒を出口部24から流出させる。
冷媒流路64は、冷媒回収流路642と、冷媒供給流路644と、冷媒バイパス流路646と、を有する。冷媒回収流路642は、冷媒流路64のうち出口部24とラジエータ68とを接続する流路である。冷媒回収流路642は、燃料電池20から流出した冷媒を回収する。冷媒供給流路644は、冷媒流路64のうちラジエータ68と入口部22とを接続する流路である。冷媒バイパス流路646は、冷媒流路64のうち冷媒回収流路642と冷媒供給流路644とをラジエータ68を介することなく接続する流路である。冷媒回収流路642によって回収された冷媒は、冷媒バイパス流路646又はラジエータ68を介して、冷媒供給流路644へと移動する。冷媒供給流路644のうち冷媒供給流路644と冷媒バイパス流路646との接続部より下流側には、冷媒ポンプ65が配置されている。冷媒回収流路642と冷媒バイパス流路646との接続部には、冷媒バイパス流路646へと流入する冷媒の量を調整する三方弁66が配置されている。冷媒流路部62には、冷媒流路64内の冷媒の温度を測定する複数の温度センサである、第1冷媒温度センサ71と第2冷媒温度センサ72とが配置されている。
第1冷媒温度センサ71は、冷媒流路部62のうち一端部622より他端部624に近い第1位置に配置されている。第1冷媒温度センサ71は、第1位置における冷媒の温度を測定する。第2冷媒温度センサ72は、冷媒流路部62のうち第1冷媒温度センサより一端部622側の第2位置に配置され、第2位置における冷媒の温度を測定する。本実施形態において、第1冷媒温度センサ71が配置されている第1位置は、燃料電池20の出口部24の下流側である。第1冷媒温度センサ71は、燃料電池20の内部で暖められた冷媒の温度を測定する。第1冷媒温度センサ71の測定値である第1測定値は、制御部90に出力される。制御部90に出力された第1測定値は、例えば、燃料電池20の発電時における温度の制御に用いられる。
第2冷媒温度センサ72が配置されている第2位置は、ラジエータ68の下流側である。第2冷媒温度センサ72は、ラジエータ68によって冷やされた冷媒の温度を測定する。第2冷媒温度センサ72の測定値である第2測定値は、制御部90に出力される。制御部90に出力された第2測定値は、例えば、ラジエータ68の動作の制御に用いられる。
制御部90は、中央処理装置を有する。制御部90は、例えば、第1測定値や第2測定値やセルモニタ75の測定値等のセンサから出力された情報と記憶部92に記憶されている情報とを用いて、燃料電池システム100の各構成、例えば三方弁66や冷媒ポンプ65の動作を制御する。
本実施形態において、制御部90は、燃料電池20が高温になった場合に、発電量を制限する性能低下抑制制御を実行する。燃料電池は、発電時における温度が発電に好ましい温度より高い場合には、温度の上昇とともに、発電効率が低下する傾向がある。燃料電池の発電効率の低下とは、ある電流値に対して得られる電圧値の値が低下することを意味する。また、発電性能が低下する高温状態において、燃料電池による発電を長時間継続する場合には、燃料電池が劣化するおそれがある。このため、制御部90は、発電時において燃料電池20の温度が予め定めた温度(例えば90℃)以上である場合には、性能低下抑制制御として、燃料電池20の発電量を低下させる制御を実行する。性能低下抑制制御において、発電時における燃料電池20の温度は、第1冷媒温度センサ71による第1測定値を用いて推定される。また、燃料電池20の電圧として、セルモニタ75の測定値が用いられる。
また、制御部90は、性能抑制制御において用いる第1冷媒温度センサ71の異常を検知するための異常検知処理を行う。制御部90によって実行される異常検知処理の詳細は、後述する。
記憶部92は、HDD等の記憶媒体を有する。記憶部92は、制御部90による制御を実行する際に用いられる各種プログラムや、各種センサ71、72、75によって取得された情報を記憶する。また、記憶部92は、異常検知処理に応じて制御部90から出力された情報を記憶する。
図2は、実施形態における異常検知処理のフローチャートである。異常検知処理は、燃料電池システム100が起動することによって開始される。具体的には、例えば本実施形態において、異常検知処理は、燃料電池システム100を搭載した燃料電池車両のスタートスイッチがオフからオンに切替えられることによって、開始される。異常検知処理が開始されると、制御部90は、ステップS102の処理を実行する。
ステップS102の処理は、仮異常判定処理である。仮異常判定処理は、異常検知処理の一部として実行される。異常検知処理において、制御部90は、後述する異常判定処理を実行する前に、仮異常判定処理として、第1冷媒温度センサ71における異常の可能性を示す状態である仮異常の有無を判定する。
図3は、仮異常判定処理のフローチャートである。以下では、図2において示したステップS102の処理の具体的な内容を、図3を用いて説明する。
ステップS202の処理において、制御部90は、第1測定値と動作情報とを取得する。前述した通り、本実施形態において、第1測定値は第1冷媒温度センサ71の測定値であり、動作情報はセルモニタ75によって測定される燃料電池20の電圧値である。ステップS202の処理が完了すると、制御部90は、ステップS204及びステップS206の処理を実行することによって、第1測定値と動作情報との不整合を検知する。
ステップS204の処理において、制御部90は、動作情報であるセル電圧が予め設定された基準電圧以上であるか否かの判定を実行する。予め設定された基準電圧とは、燃料電池20の温度に応じて想定される電圧値である。つまり、セル電圧が基準電圧以上である場合には、燃料電池20において許容量を超えた性能低下が発生していない。一方、セル電圧が基準電圧未満である場合には、燃料電池20において許容量を超えた性能低下が発生している。燃料電池20における性能低下の主な原因は、燃料電池20の温度上昇である。なお、基準電圧は、燃料電池20の温度を用いて適宜算出されてもよく、燃料電池20の温度と対応した電圧値とが記憶されたテーブルを用いて取得されてもよい。また、基準電圧は、燃料電池20の温度に加えて、インピーダンス値等を用いて取得される燃料電池20の乾燥の度合いに応じて決定されていてもよい。
ステップS204の処理の結果、セル電圧が基準電圧以上である場合(ステップS204:Yes)には、図3に示した仮異常判定処理(図2のステップS102)を終了し、図2のステップS104を実行する。ステップS204の処理の結果、セル電圧が基準電圧未満である場合(ステップS204:No)には、ステップS206の処理を実行する。
ステップS206の処理において、制御部90は、第1測定値が予め設定された基準温度以上であるか否かの判定を実行する。基準温度は、燃料電池20において発電性能の低下が発生しうる温度である。性能抑制制御が実行されている場合であっても、第1測定値の上昇は、例えば、急加速等のために要求発電量が急激に増加した場合に生じ得る。
第1測定値が基準温度以上である場合には、ステップS204においてセル電圧が基準電圧以上となった原因は、第1測定値の上昇と判断できる。このため、ステップS206の処理の結果、第1測定値が基準温度以上である場合(ステップS206:Yes)には、第1測定値と動作情報とは整合している。ステップS206の処理の結果が「Yes」である場合には、図3に示した仮異常判定処理(図2のステップS102)を終了し、図2のステップS104を実行する。
第1測定値が基準温度未満である場合(ステップS206:No)には、第1測定値と動作情報とは整合していない。ステップS206の処理の結果が「No」である場合には、ステップS208の処理を実行する。
ステップS208の処理において、制御部90は、仮異常を出力する。具体的には、制御部90は、仮異常を示す情報を記憶部92に出力する。ステップS208の処理の後に、制御部90は、図3に示した仮異常判定処理(図2のステップS102)を終了し、図2のステップS104を実行する。
ステップS104の処理において、制御部90は、燃料電池システム100への発電の終了指示(以下において単に「終了指示」とも呼ぶ。)の有無を判定する。終了指示は、本実施形態において、燃料電池システム100における発電の停止を示す指示であり、燃料電池車両のスタートスイッチがONからOFFに切替えられた場合に行われる。終了指示がない場合(ステップS104:No)には、制御部90は、ステップS102の処理を再度実行する。終了指示がある場合(ステップS104:Yes)には、制御部90は、ステップS106の処理を実行する。
ステップS106の処理において、制御部90は、仮異常の有無を判定する。具体的には、ステップS102において出力された仮異常が記憶部92に記憶されているか否かを判定する。仮異常が記憶部92に記憶されている場合(ステップS106:Yes)には、ステップS108を実行する。仮異常が記憶部92に記憶されていない場合(ステップS106:No)には、図2の異常検知処理を終了する。
ステップS108の処理は、異常判定処理である。異常判定処理は、異常検知処理の一部として実行される。異常判定処理において、制御部90は、第1冷媒温度センサ71における異常の有無を判定する。
図4は、異常判定処理のフローチャートである。以下では、図2において示したステップS108の処理の具体的な内容を、図4を用いて説明する。
ステップS302の処理において、制御部90は、燃料電池システム100においてスタートスイッチがオンからオフに切替えられてから、予め定められた期間が経過するまで待機する。予め定められた期間は、燃料電池20の温度を予め定めた温度以下まで自然に下げるために十分な長さの時間に設定されている。予め定めた温度は、ラジエータ68によって冷却された冷媒が燃料電池20に流入した場合において、燃料電池20内の水分が凝縮することによって結露が生じない程度の温度である。予め定めた温度は、外気温に応じて設定される温度であってもよく、また外気温とは無関係に設定された一定の温度であってもよい。温度を自然に下げるとは、冷媒による冷却、つまり冷媒の循環を行うことなく燃料電池20の温度を下げることを意味する。
ステップS304の処理において、制御部90は、冷媒循環機構60(図1)に冷媒の循環の実行を指示する。本実施形態において、制御部90は、冷媒循環機構60の各構成に対して冷媒を循環させるための駆動を指示する。具体的には、制御部90は、冷媒ポンプ65に対する冷媒の吐出量の増大の指示と、三方弁66に対するラジエータ68側への冷媒の流通量の増大の指示と、を実行する。三方弁66に対する指示は、より具体的には、出口部24から冷媒バイパス流路646への流通を制限するバルブの開度をゼロにする指示と、出口部24からラジエータ68への流通を制限するバルブの開度を最大にする指示と、である。
ステップS304の処理により、冷媒流路64内および燃料電池20内を冷媒が循環するので、冷媒流路64内における冷媒の温度のばらつきが低減される。
ステップS306の処理において、制御部90は、第1測定値と第2測定値とを取得する。前述した通り、本実施形態において、第1測定値は第1冷媒温度センサ71の測定値であり、第2測定値は第2冷媒温度センサ72の測定値である。
ステップS308の処理において、制御部90は、第1測定値と第2測定値との差が予め定めた閾値以上であるか否かを判定する。予め定めた閾値は、ステップS306の後において想定される、出口部24からラジエータ68に到達するまでに低下する冷媒の温度の大きさより大きい温度に設定されている。
ステップS310の処理において、制御部90は、異常を示す情報を記憶部92に出力する。ここで、第1冷媒温度センサ71と第2冷媒温度センサ72との両方が故障する可能性は低い。また、仮異常が検出されているため、第2冷媒温度センサ72が故障している可能性と比べて、第1冷媒温度センサ71が故障している可能性が高い。このため、第1測定値と第2測定値との差が予め定めた閾値以上である場合には、第1冷媒温度センサ71が故障している可能性が高い。このため、制御部90は、ステップS310において、第2冷媒温度センサ72が正常であると仮定して、異常を示す情報を記憶部92に出力する。ステップS310の処理の後に、制御部90は、図4に示した異常判定処理(図2のステップS108)を終了する。制御部90は、ステップS108の処理を実行した後に、図2に示した異常検知処理を終了する。なお、ステップS310の処理の前において、制御部90は、第2冷媒温度センサ72が正常であるかの確認を行ってもよい。例えば、制御部90は、外気温と第2測定値とを比較することによって、第2冷媒温度センサ72が正常であるかの確認をおこなってもよい。
第1冷媒温度センサ71が故障している場合には、制御部90による燃料電池20の温度管理が適切に実行されないおそれがある。このため、第1冷媒温度センサ71の異常を示す情報が出力された場合には、燃料電池システム100において、例えば、故障の報知や、燃料電池20による発電の停止等のフェールセーフが実行される。なお、図4の異常判定処理は、処理の途中においてスタートスイッチがオフからオンに切替えられた場合において、中断される。異常判定処理が中断された場合には、仮異常判定処理の結果は、削除されず、記憶部92に記憶されている。このため、異常判定処理が中断された後に再度スタートスイッチがオフからオンに切替えられることによって、異常判定処理が実行される。
図5は、仮異常判定処理におけるタイミングチャートの一例を示す図である。図5を用いて、図3に示した仮異常判定処理(図2のステップS102)が実行された場合の様子の一例を説明する。図5では、紙面上側から順に燃料電池20における発電量と、セル電圧と、出口部24側における冷媒温度(水温)としての第1測定値と、仮異常の判定の有無と、を実線で示している。発電量は、運転者による燃料電池車両のアクセル操作等に応じて決定される燃料電池システム100への要求発電量である。セル電圧は、動作情報として取得されるセルモニタ75の測定値である。またステップS204の処理において用いられる予め定めた基準電圧Vthを破線で示している。またステップS206の処理において用いられる予め定めた基準温度Tthを破線で示している。図5に示した場合において、燃料電池システム100は通常運転が実行されている。なお、発電量としては、要求発電量に代えて、実際の発電量を用いてもよい。実際の発電量の取得には、燃料電池システム100に備えられた電流センサによって取得される電流値を用いられてもよい。
図5に示した例では、第1冷媒温度センサ71が故障している場合、具体的には一定の温度を示してしまう異常が発生している場合の様子が示されている。より具体的には、第1冷媒温度センサ71では、実際の冷媒温度とは無関係に常に基準温度Tthより小さい温度を示す異常が発生している。
時刻T10から時刻T11までの期間において、燃料電池システム100への要求発電量は、安定している。また、この期間において、燃料電池20の発電性能が安定しているため、セル電圧の大きさも基準電圧Vthより大きい値で安定している。この期間において、動作情報と第1測定値とにおいて不整合は生じていない。このため、仮異常の判定は、「OFF」である。
時刻T11以降において、燃料電池システム100への要求発電量は、増大している。これに応じて、実際の燃料電池20の温度が上昇している。しかし、図5に示した場合において、第1冷媒温度センサ71が故障しているため、第1測定値は上昇しない。時刻T11以降において、セル電圧は、要求発電量の増大に応じて減少する。
時刻T12において、セル電圧は、基準電圧Vthより小さい値となる。また、時刻T12において、第1測定値は、基準温度未満である。このため、制御部90は、動作情報と第1測定値との不整合を検出する(図3のステップS204:No、ステップS206:No)。この結果、時刻T12において、仮異常の判定がONになり、仮異常を示す仮異常情報が出力される(ステップS208)。出力された仮異常情報は、図2に示したステップS108の処理が実行されまで記憶部92において保存される。
図6は、異常判定処理におけるタイミングチャートの一例を示す図である。図6は、図5に示した例において、仮異常判定が「ON」に切り替えられた後に実行される異常判定処理の様子を示している。
時刻T20から時刻T21までの期間は、図4のステップS302の処理における予め定めた期間に対応する期間である。この期間は、冷媒ポンプ65の駆動は停止されている。このため、冷媒循環機構60において冷媒は循環していない状態である。
時刻T20から時刻T21までの期間において、ラジエータ68の出口側における冷媒温度を示す第2測定値は、ラジエータ68での放熱によって徐々に低下する。また、燃料電池20の出口部24側における冷媒温度も放熱によって低下しているはずである。しかし、第1冷媒温度センサ71が故障しているため、第1測定値は一定の値となっている。
時刻T21において、図4のステップS302の処理が終了し、ステップS304の処理が開始される。時刻T21において、制御部90からの指示により、停止していた冷媒ポンプ65が駆動を開始する。
時刻T21から時刻T22の期間では、時刻T20から時刻T21において燃料電池20内に滞留していた冷媒が冷媒流路64のラジエータ68側に流入する。ラジエータ68の付近と比べて、高い燃料電池20内の温度は高いため、第1冷媒温度センサ71による第1測定値は上昇する。
時刻T22から時刻T23の期間では、冷媒ポンプ65による冷媒の循環が継続されている。この期間において、循環する冷媒の温度は、徐々に低下する。これは、時刻T20から時刻T21においてラジエータ68の付近に滞留していた比較的低温の冷媒と燃料電池20内に滞留していた比較的高温の冷媒とが攪拌されるためである。これにより、冷媒流路64内における冷媒の温度のばらつきが低減される。
時刻T23において、図4のステップS304の処理が終了し、ステップS306からステップS310の処理が実行される。時刻T23において、冷媒ポンプ65の駆動が停止される。また、第1測定値と第2測定値とが制御部90に取得され(図4のステップS306)、第1測定値と第2測定値との差G1が予め定めた閾値Gth以上である否かの判定が実行される(ステップS308)。この結果、差G1が予め定めた閾値Gth以上であるため、異常の判定がONになり、異常を示す異常情報が出力される(ステップS310)。出力された異常情報は、修理や点検が完了するまで記憶部92において保存される。
以上説明した燃料電池システム100によれは、異常検知処理において、制御部90は、燃料電池システム100における発電の停止から予め定めた期間が経過した後に、冷媒ポンプ65に冷媒の吐出を指示する。この場合において、冷媒の吐出が指示される際における燃料電池20の温度は、燃料電池システム100における発電の停止直後における燃料電池20の温度より低い。このため、燃料電池システム100における発電の停止から予め定めた期間が経過する前に、冷媒ポンプ65に冷媒の吐出が指示される場合と比べて、冷媒による燃料電池20の温度の低下が低減される。これにより、異常検知処理において、燃料電池20内における水分の凝縮の発生が抑制される。したがって、異常検知処理において、燃料電池20内における水分の凝縮に起因する燃料電池20の劣化が抑制される。
また以上説明した燃料電池システム100によれば、異常判定処理(図2ステップS108)を実行する際に、冷媒を用いた燃料電池20の冷却を実行しない。このため、異常検知を中断して燃料電池システム100の再起動を行う場合において、燃料電池20の温度が低下している可能性を低減できる。このため、異常判定処理を中断して燃料電池システム100の再起動を行う場合において、燃料電池20の暖機の必要性を低減できる。これにより、暖機による電力の消費を抑制できる。
B.他の実施形態
B1.第1の他の実施形態
上記実施形態において、動作情報は、セルモニタ75によって測定される燃料電池20の電圧値であるが、発電の動作状態を示す情報である限りにおいて適宜変更が可能である。例えば、動作情報は、燃料電池車両におけるアクセル操作に応じて取得される情報であってもよい。
B2.第2の他の実施形態
上記実施形態において、第1測定値と動作情報との不整合の検知は、図3に示したいステップS204とステップS206とによって実現されている。しかし、第1測定値と動作情報との不整合の検知は、他の処理によって実現されてもよい。例えば、第1測定値と動作情報との不整合の検知は、動作情報やラジエータ68の出口部24の冷媒温度(例えば第2測定値)とから予測される燃料電池20の温度と第1測定値とを比較する処理により検知されてもよい。
また、第1測定値と動作情報との不整合として、第1測定値が基準温度未満であり、かつ動作情報が基準電圧未満である場合を示しているが、これに限定されない。例えば、第1測定値が基準温度以上であり、かつ動作情報が基準電圧以上である場合に、制御部90は、第1測定値と動作情報との不整合を検知してもよい。この場合には、性能抑制制御が本来実行されるタイミングより早く実行されてしまうという不具合の発生を低減できる。
B3.第3の他の実施形態
冷媒流路64は、上記実施形態に記載の構造に限定されない。例えば、冷媒流路64は、冷媒バイパス流路646を有していなくてもよい。冷媒バイパス流路646を有していない場合であって、冷媒流路部62は、冷媒の循環が可能である。また、冷媒流路64には、三方弁66が配置されているが、三方弁66に代えて別の弁機構が配置されていてもよい。例えば、冷媒バイパス流路646と冷媒供給流路644との連通と非連通とを切替える開閉弁が配置されていてもよい。また、冷媒バイパス流路646が設けられていない場合には、三方弁66等の弁機構が設けられていなくてもよい。冷媒バイパス流路646や三方弁66を含む冷媒流路64の構造が異なる場合には、冷媒流路64の構造に合わせてステップS304(図4)の処理の内容を変更してもよい。
B4.第4の他の実施形態
第1冷媒温度センサ71が配置された第1位置と第2冷媒温度センサ72が配置された第2位置とは、それぞれ上記実施形態に記載の位置に限定されない。第1位置は、冷媒流路部62のうち一端部622より他端部624に近い限りにおいて、適宜変更が可能である。例えば、第1位置は、他端部624よりラジエータ68の入口側に設けられていてもよい。また、第2位置は、冷媒流路部62のうち第1冷媒温度センサ71より一端部622に近い限りにおいて、適宜変更が可能である。例えば、第2位置は、一端部622と第1位置との間であればよい。
B5.第5の他の実施形態
上記実施形態において、図4のステップS302における予め定められた期間は、スタートスイッチがオンからオフに切替えられてからの経過時間である。しかし、予め定められた期間は、経過時間に限定されない。例えば、燃料電池システム100が燃料電池20の温度を取得する機構を有している場合には、スタートスイッチがオンからオフに切替えられてから燃料電池20の温度が予め定めた温度より小さくなるまでの期間であってもよい。
B6.第6の他の実施形態
上記実施形態において、図5と図6において示した例において、第1冷媒温度センサ71の故障として、一定の温度を示してしまう故障を示している。しかし、第1冷媒温度センサ71の故障は、これ様な故障に限定されない。上記の異常検知方法は、実際の第1位置における冷媒温度と第1測定値にズレが生じる故障に広く適用可能である。
B7.第7の他の実施形態
上記実施形態において、異常判定処理(図2のステップS108)は、仮異常の判定がされた場合に実行されている。しかし、異常判定処理(図2のステップS108)は、仮異常の判定がされた場合以外に実行されてもよい。例えば、仮異常の判定がされていない場合であっても、スタートスイッチがオフの状態において定期的に実行されてもよい。
また、仮異常の判定がされた場合であっても、燃料電池20による発電量が大きい等の理由により、燃料電池20の温度が想定以上に高温となっていると予想される場合には、制御部90は、異常判定処理を実行しなくてもよい。この場合には、発電の終了時における燃料電池20の温度が高いことに起因して第1測定値と第2測定値との差が大きすぎることにより、第1冷媒温度センサ71が正常であるにも関わらず、異常が検知されてしまう可能性が低減される。異常判定処理を実行しなかった場合には、燃料電池20による発電が再開された後、再度燃料電池20による発電が終了した場合に、異常判定処理を実行してもよい。
B8.第8の他の実施形態
上記実施形態において、図4のステップS302における待機を実行している期間における燃料電池システム100の動作について言及していない。しかし、ステップS302の処理を実行している期間において、特定の制御が実行されていてもよい。例えば、燃料電池20の温度を適切に調整するための処理が実行されていてもよい。具体的には、外気温が低く燃料電池20内において水分の凍結が発生しうる場合には、燃料電池システム100において暖機処理が実行されてもよい。また、制御部90は、ステップS304において実行される冷媒の循環における冷媒ポンプ65より小さい出力で冷媒ポンプ65を駆動させることによって、燃料電池20の温度低下を促進してもよい。
B9.第9の他の実施形態
上記実施形態において、燃料電池システム100に備えられている燃料電池20の数は1である、燃料電池20の数はこれに限定されない。例えば、燃料電池20の数は2以上であってもよい。燃料電池20の数は2以上である場合には、第1冷媒温度センサ71は、各燃料電池20の出口部24側に配置されていることが好ましい。第1冷媒温度センサ71が各燃料電池20の出口部24側に配置されている場合には、図2から図4に示した異常検知処理は、各燃料電池20それぞれに実行されることが好ましい。
以上説明した第1から第9の他の実施形態であっても、実施形態と同様の構成および同様の処理を有する点において、同様の効果を奏する。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行なうことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…単セル、20…燃料電池、22…入口部、24…出口部、60…冷媒循環機構、62…冷媒流路部、64…冷媒流路、65…冷媒ポンプ、66…三方弁、68…ラジエータ、71…第1冷媒温度センサ、72…第2冷媒温度センサ、75…セルモニタ、90…制御部、92…記憶部、100…燃料電池システム、622…一端部、624…他端部、642…冷媒回収流路、644…冷媒供給流路、646…冷媒バイパス流路

Claims (1)

  1. 燃料電池システムであって、
    冷媒を内部に流入させる入口部と前記冷媒を前記内部から流出させる出口部とを有する燃料電池と、
    一端部が前記入口部に接続され、他端部が前記出口部に接続されている冷媒流路部と、
    前記冷媒流路部において前記冷媒を流通させる冷媒ポンプと、
    前記冷媒流路部のうち前記一端部より前記他端部に近い第1位置に配置され、前記第1位置における冷媒の温度を測定する第1冷媒温度センサと、
    前記冷媒流路部のうち前記第1冷媒温度センサより前記一端部に近い第2位置に配置され、前記第2位置における冷媒の温度を測定する第2冷媒温度センサと、
    前記燃料電池システムにおける発電の動作状態を示す動作情報を取得する動作取得部と、
    前記冷媒ポンプの動作を制御する制御部と、
    前記制御部から出力される情報を記憶する記憶部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1冷媒温度センサの測定値である第1測定値と、前記動作情報と、が整合しない場合には、
    (i)前記記憶部への仮異常情報の出力を実行し、
    (ii)前記燃料電池システムにおける発電の停止から予め定めた期間が経過した後に、前記冷媒ポンプの出力の上昇を指示し、
    (iii)前記指示の後において、前記第1測定値と前記第2冷媒温度センサの測定値である第2測定値との差が予め定めた閾値より大きい場合には、前記第1冷媒温度センサの異常情報を前記記憶部に出力する、
    燃料電池システム。
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