JP2020138760A - 計量注出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物を一度に注出させる際も小分けにして注出させる際も計量した内容物の量が変わってしまうことがなく、また高さを抑えることができる計量注出容器を提案する。【解決手段】本発明の計量注出容器は、容器本体1を正立させた状態で胴部1bを押圧することによって、パイプ2の一方の開口部2aから他方の開口部2bを経て導入口5cから導入される容器本体1の内容物が計量室Kに収容され、更に、容器本体1を傾倒させた状態で胴部1bを押圧することによって、パイプ2の一方の開口部2aから他方の開口部2bを経て導入口5cから導入される容器本体1の空気が計量室Kを加圧して、計量室Kの内容物を注出口6cから注出させるものであって、注出口6cは、中心軸線Oに対して傾く向きに開口するものであり、管状部5は、上方に向けて延在した後、中心軸線Oに対して注出口6cが開口する側とは逆側に延在する屈曲部5bを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、容器本体に収容した内容物を計量して注出することができる計量注出容器に関する。
例えば特許文献1に示されているように、容器本体の口部に取り付けられる広口状の計量カップと、この計量カップの内側で起立する覆合筒の上部に設けた導入孔とを備える計量注出容器が知られている。この計量注出容器では、容器本体の胴部を押圧することによって収容した内容物を導入孔から計量カップ内に十分に流出させ、その後、押圧を解除して胴部が復元するに伴い、導入孔の高さを越えて流出した内容物が容器本体内に引き戻されることによって、所定量の内容物が計量カップに残留するようにしている。そして、容器本体を傾けることによって、計り取った内容物を計量カップから注出させることができる。
ところで特許文献1の計量注出容器は、傾けたコップから中身を溢すような要領で内容物を一気に注出させるものであるが、例えば意図したところを狙って内容物を注出させたい場合には、この計量カップの上部開口に、内容物を注出させるための小径開口を有する蓋壁を設けることが考えられる。このように構成する場合には、容器本体を傾倒させて胴部を押圧すると、計量カップの内側で起立する覆合筒の導入孔を通して容器本体の空気が計量カップに導入され、これによって計量カップ内を加圧することができるため、小径開口から内容物を注出させることができると考えられる。
特開2002−68234号公報
ところで、このように構成される計量注出容器によれば、胴部への押圧具合によって、計量した内容物を一度に注出させることも、小分けにして注出させることも可能である。しかし、内容物を小分けにして注出する場合のように、計量カップ内に内容物が残った状態で内容物の注出を停止して導入孔が内容物で浸漬された状態になっていると、胴部が復元する際に、計量カップの内容物が導入孔から逆流して容器本体内に戻ってしまい、計り取った内容物の量が変わるおそれがある。
なお、計量カップの高さを高くすれば、計量室における内容物が計り取られる計量スペースの容積に対してヘッドスペースの容積を大きくすることができるため、容器本体を傾倒させた際、導入口を、計量室における内容物に浸漬されないところに位置させることができ、計り取った内容物の逆流を防ぐことができる。しかし、容器の全高が高くなるため、見た目が損なわれるうえ、机等に載置した際に倒れやすくもなる。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、内容物を一度に注出させる際も小分けにして注出させる際も、計り取った内容物の量が変わってしまうことがなく、また高さを抑えてコンパクト化を図ることができる計量注出容器を提供することを目的とする。
本発明は、上方を開放させた口部、及び該口部に連結するとともに可撓性を有する胴部を備え、内容物を収容する容器本体と、
管状をなし一方の開口部が前記容器本体の底部近傍に位置するパイプと、
前記パイプを保持する保持部と、保持した該パイプの他方の開口部に連通するとともに先端に導入口を有する管状部とを有し、前記口部に保持される中間部材と、
前記管状部を取り囲んで前記中間部材に保持され、該中間部材との間で前記導入口から導入される内容物を所定量収容する計量室を区画形成するとともに、該計量室の内容物を外界に向けて注出させる注出口を有する注出部材と、を備え、
前記容器本体を正立させた状態で前記胴部を押圧することによって、前記パイプの一方の開口部から該パイプの他方の開口部を経て前記導入口から導入される該容器本体の内容物が前記計量室に収容され、更に、該容器本体を傾倒させた状態で該胴部を押圧することによって、該パイプの一方の開口部から該パイプの他方の開口部を経て該導入口から導入される該容器本体の空気が該計量室を加圧して、該計量室に収容された内容物を前記注出口から注出させる、計量注出容器において、
前記注出口は、前記容器本体の中心軸線に対して傾く向きに開口するものであって、
前記管状部は、上方に向けて延在した後、前記中心軸線に対して前記注出口が開口する側とは逆側に延在する屈曲部を有する計量注出容器である。
前記パイプの一方の開口部は、前記中心軸線に対して前記注出口が開口する側とは逆側に開口することが好ましい。
前記中間部材は、前記容器本体の内側に向けて張り出して前記計量室の容積を拡大させる凹状部を有することが好ましい。
本発明の計量注出容器における管状部は、上方に向けて延在した後、容器本体の中心軸線に対して注出口が開口する側とは逆側に延在する屈曲部を有するものである。従って、注出口が下方を向くように容器本体を変位させた際、管状部の先端に位置する導入口はより上方に位置することになるため、計量室における内容物に浸漬され難くなる。よって内容物を小分けにして注出する際に胴部が復元しても、計量室の内容物が容器本体に戻されて計り取った内容物の量が変わる不具合を有効に防止することができる。また、注出部材の高さを変えずとも導入口が内容物に浸漬されにくくなるため、容器のコンパクト化を実現することができる。
またパイプの一方の開口部を、容器本体の中心軸線に対して注出口が開口する側とは逆側に開口させる場合は、注出口が下方を向くように容器本体を変位させた際、この開口部はより上方に位置することになる。すなわち、容器本体を傾倒させた際に、この開口部が容器本体の内容物に浸漬される不具合が有効に防止されるため、容器本体の空気を計量室に確実に送給することができる。
そして中間部材に、容器本体の内側に向けて張り出す凹状部を設ける場合は、注出部材の高さを変えずとも計量室の容積を拡大させることができるため、容器のコンパクト化を図りつつ、容器本体を傾倒させた際に導入口が内容物に浸漬される不具合をより確実に防止できる。
本発明に従う計量注出容器の一実施形態に関し、これを正立させた状態で示した側面視での断面図である。 図1の計量注出容器を傾倒させて内容物を注出させる状況について説明する図である。 本発明に従う計量注出容器の他の実施形態に関し、これを正立させた状態で示した側面視での断面図である。 図3の計量注出容器を傾倒させて内容物を注出させる状況について説明する図である。 本発明に従う計量注出容器の更に他の実施形態に関し、(a)はこれを正立させた状態で示した側面視での部分断面図であり、(b)はこれを傾倒させて内容物を注出させる状況について説明する図である。 図1に示した計量注出容器の変形例について説明する図である。 本発明との比較のために示した比較例の計量注出容器である。
以下、本発明に従う計量注出容器の一実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本明細書等における「上」、「下」の関係は、特に言及しない場合は、図1に示すように容器本体(符号1)を正立させた状態での向きをいう。また説明の便宜上、容器本体の中心軸線(符合O)に対して注出口(符合6c)が位置する側を「前」とし、導入口(符合5c)が位置する側を「後」とする。
図1に示す計量注出容器は、容器本体1と、パイプ2と、中間部材3と、注出部材6と、蓋体7を備えている。中間部材3は、本体部4と管状部5で構成されている。
容器本体1は、概略円板状をなす底部1aと、概略円筒状をなし、底部1aの外縁部に連結する円筒状の胴部1bと、胴部1bよりも小径となる円筒状の口部1cと、口部1cの外周面に設けられる雄ねじ部1dとを備えている。本実施形態の容器本体1は合成樹脂製であって、胴部1bは可撓性を有している。また容器本体1には、洗浄剤(例えば洗濯用液体洗剤)や調味料をはじめとする種々の種類の内容物が収容可能である。なお、収容される内容物の粘度にも特段限定はなく、醤油などのように比較的低いものでもよいし、ソースや液みそのように比較的高いものでもよい。なお、内容物を小分けにして注出する際にも総量を一定にするには、後述するように容器本体1に収容した空気も利用する。このため、容器本体1に内容物を収容する際に、容器本体1が内容物で完全に満たされてヘッドスペースが生じていない状態にすると、初回の注出時において定量性が保証できなくなる(一度注出を行えば、容器本体1の内容物が減ってヘッドスペースが生じるため定量性は確保される)。このため内容物を容器本体1に収容する際は、図示したように内容物で完全に満たされないようにしておくことが好ましい。
パイプ2は、管状をなすとともに側面視で湾曲するように形作られるものであって、一方の開口部(底部側開口部)2aは、底部1aの外縁近傍に位置している。また他方の開口部(口部側開口部)2bは、口部1cの内側であって、容器本体1の中心軸線O上に位置している。
本体部4は、円筒状をなし、中心軸線Oに沿って延在してパイプ2を嵌合保持する円筒状の保持部4aを備えている。保持部4aの下端部には、径方向外側に延在する下部フランジ4bが設けられ、下部フランジ4bの外縁部には、上方に向けて立ち上がる周壁4cが設けられている。そして周壁4cの上端部には、径方向外側に延在する上部フランジ4dが設けられ、上部フランジ4dの外縁部には、下方に向けて延在する円筒状の下部外周壁4eが設けられている。また上部フランジ4dには、下部外周壁4eよりも径方向内側において下方に向けて延在する環状壁4fが設けられていて、環状壁4fの内周面には雌ねじ部4gが設けられている。そして雄ねじ部1dに雌ねじ部4gを螺合させることによって、本体部4を容器本体1に取り付けることができる。なお、雄ねじ部1dや雌ねじ部4gを用いる取り付け手段に替えて、アンダーカットを利用した手段を使用してもよい。ここで、本体部4を容器本体1に取り付けた状態において、保持部4a、下部フランジ4b、及び周壁4c(以下、これらをまとめて凹状部と称することもある)は、図1に示すように、口部1cの内側に向けて張り出している。また本体部4を容器本体1に取り付けるにあたっては、ドーナツ板状をなすパッキンPを、口部1cと上部フランジ4dの間に介在させている。
そして保持部4aの上方には、管状部5が装着される。管状部5は、保持部4aに連結する円筒状の連結部5aと、連結部5aから上方に向けて延在した後に水平方向後方に向けて延在する屈曲部5bと、屈曲部5bの先端で横向きに開口する導入口5cとを備えている。
注出部材6は、下部外周壁4eに連結する上部外周壁6aと、上部外周壁6aの上端部に連結するとともに、前方から後方に向かうにつれて上方に向けて傾く傾斜天壁6bを備えていて、管状部5を取り囲むようにして本体部4に保持される。ここで、本体部4と注出部材6で取り囲む空間を計量室Kと称する。また、傾斜天壁6bには、計量室Kに連通するとともに前方に向かって傾くように開口する注出口6cが設けられている。
蓋体7は、板状をなし、注出口6cを覆い隠す蓋体壁部7aと、蓋体壁部7aの裏面に設けられ、注出口6cの内側に挿入される栓部7bとを備えている。また蓋体壁部7aの後方には、注出部材6と一体に連結するヒンジ7cが設けられている。
このような構成となる計量注出容器から内容物を注出するには、まず、図1に示すように容器本体1を正立させた状態で胴部1bを押圧する。これにより容器本体1に収容された内容物は加圧され、底部側開口部2aからパイプ2内に内容物が入り込み、更に口部側開口部2bを通って管状部5の内部を通過し、導入口5cから計量室Kに導入される。なおここでは、胴部1bは十分に押圧されて、内容物は導入口5cを越えるまで計量室Kに収容されるものとする。また、計量室Kに内容物を導入する際には、計量室Kの空気を外界に逃がして内容物と空気がスムーズに置換できるようにするため、図中に仮想線で示すように、蓋体7は開いておくことが好ましい。
内容物を計量室Kに収容した後は、胴部1bへの押圧を解除して胴部1bを復元させる。胴部1bが復元すると、押圧時よりも容器本体1の内容積が増えて容器本体1が減圧されるため、計量室Kにおいて導入口5cを越えて収容されていた内容物は、容器本体1に引き戻されることになる。すなわち、導入口5cよりも下方に溜まっている内容物だけが計量室Kに残ることになるため、決まった量の内容物を計量することができる。
その後は、図2に示すように注出口6cが下方に向けて指向するように容器本体1を傾倒させる。このとき、容器本体1の空気は底部1a側に移動するため、パイプ2の底部側開口部2aは、内容物の液面N1よりも上方に位置することになる。ここで本実施形態においては、図2に示すように計量室Kに収容した内容物が注出口6c側に溜まる状態でも、導入口5cが内容物の液面N2よりも上方に位置するように計量室Kの容積を設定している。すなわち、この状態で胴部1bを押圧すると、容器本体1の空気は加圧されて底部側開口部2aからパイプ2内に入り込み、更に口部側開口部2bを通って管状部5内を通過し、導入口5cから計量室Kに導入される。これにより計量室Kは、導入された空気よって加圧されるため、計量室Kに収容されていた内容物を、注出口6cから注出させることができる。また、導入口5cが内容物の液面N2よりも上方に位置しているため、内容物を小分けにして注出させる場合のように、計量室Kに内容物が残った状態で胴部1bが復元しても、計量室Kの内容物が導入口5cから逆流することはない。
なお、図2に示す状態で導入口5cが内容物の液面N2よりも上方に位置するようにするには、例えば図7に示す計量注出容器のように構成することが考えられる。ここで図7の計量注出容器は、図1、図2に示す本実施形態の計量注出容器との比較のために示したものであって、上述した実施形態の容器本体1、パイプ2、本体部4と同様に構成になる容器本体10、パイプ20、本体部40を備えている。一方、管状部50には、上述した実施形態の管状部5における屈曲部5bは設けられておらず、また注出部材60の高さは注出部材6よりも高くなっている。
図7に示す計量注出容器は、注出部材60の高さを高くして、計量室Kにおける内容物が計り取られる計量スペースK1の容積に対してヘッドスペースK2の容積を大きくしている。このようにヘッドスペースK2の容積を大きくすれば、注出口60cを下方に向けて指向させた際に、導入口50bを内容物の液面N2よりも上方に位置させることができる。しかし、注出部材60の高さが増えるに従って、計量注出容器の全高が高くなるため、見た目が損なわれるうえ、机等に載置した際に倒れやすくなる。
一方、本実施形態の計量注出容器においては、管状部5に、注出口6cが開口する側とは逆側に延在する屈曲部5bを設けているため、図2に示すように容器本体1を傾倒させた際に、管状部5の先端に位置する導入口5cをより上方に位置させることができる。従って、注出部材6の高さをそれ程高くせずとも、導入口5cを内容物の液面N2よりも上方に位置させて内容物を定量で注出することができる。
また本実施形態の計量注出容器は、本体部4の凹状部(保持部4a、下部フランジ4b、及び周壁4c)が口部1cの内側に向けて張り出しているため、注出部材6の高さは変えずに計量室Kの容積を増やすことができる。従って、全高は維持したままで内容物をより確実に定量で注出させることができる。
本発明に従う計量注出容器は、図3、図4に示す実施形態でも具現化される。この実施形態においては、上述した本体部4と管状部5に替えて本体部14を備えている。
本体部14は、パイプ2を嵌合保持する円筒状の保持部14aと、保持部14aの上端から径方向外側に延在するフランジ14bと、フランジ14bの外縁部から下方に向けて延在する円筒状の下部外周壁14cと、下部外周壁14cの径方向内側においてフランジ14bから垂下される環状壁14dと、環状壁14dの内周面に設けられる雌ねじ部14eと、保持部14aの直上から上方に向けて延在した後に水平方向後方に向けて延在する屈曲部14fと、屈曲部14fの先端で横向きに開口する導入口14gとを備えている。
図3、図4に示す実施形態においても、注出口6cが開口する側とは逆側に延在する屈曲部14fを備えているため、導入口14gをより上方に位置させることができる。従って、注出部材6の高さをそれ程高くする必要はない。また図1、図2の実施形態と同様に、容器本体1を傾倒させた際は、導入口14gを内容物の液面N2よりも上方に位置させて内容物を定量で注出させることができる。
また本発明に従う計量注出容器は、図5に示す実施形態で具現化してもよい。この実施形態においては、図1、図2に示す計量注出容器に対し、管状部5に替えて管状部15を備えている。
管状部15は、保持部4aに連結する円筒状の連結部15aと、連結部15aから上方に向けて延在した後に水平方向後方に向けて延在する屈曲部15bと、屈曲部15bの先端部から下方に向けて延在する折り返し部15cと、折り返し部15cの先端で開口する導入口15dとを備えている。
本実施形態においては、屈曲部15bによって導入口15dをより上方に位置させることができるうえ、折り返し部15cによって導入口15dを更に上方に位置させることができるため、内容物を定量で注出させることができる効果が更に確実に得られる。なお管状部15を形成するにあたっては、例えば厚み方向に管状部15を二分割してこれらを組み合わせるようにしてもよいし、屈曲部15bに対して折り返し部15cが着脱できるようにしてもよい。
また図1に示した実施形態の変形例として、管状部5の屈曲部5bを、図6に示す屈曲部5b’のように、中心軸線Oに沿ってそのまま延在した後に注出口6cが開口する方向に対して正反対に延在するように構成し、先端の導入口5c’が内容物の液面N2と略平行になるようにしてもよい。この場合は、導入口5c’が内容物の液面N2の下により潜りにくくなるため、内容物を定量で注出させることができる効果が一段と確実になる。
以上、本発明について具体的な実施形態を示しながら説明したが、本発明に従う計量注出容器は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に従う範疇で種々の変更を加えたものも含まれる。例えば注出部材6と蓋体7は、ヒンジ7cを介して一体に連結するものであったが、それぞれを個別に形成し、例えばアンダーカットやねじ等によって、蓋体7を注出部材6に着脱できるようにしてもよい。
1:容器本体
1a:底部
1b:胴部
1c:口部
1d:雄ねじ部
2:パイプ
2a:底部側開口部
2b:口部側開口部
3:中間部材
4:本体部
4a:保持部
4b:下部フランジ
4c:周壁
4d:上部フランジ
4e:下部外周壁
4f:環状壁
4g:雌ねじ部
5:管状部
5a:連結部
5b:屈曲部
5c:導入口
6:注出部材
6a:上部外周壁
6b:傾斜天壁
6c:注出口
7:蓋体
7a:蓋体壁部
7b:栓部
7c:ヒンジ
14:本体部
14a:保持部
14b:フランジ
14c:下部外周壁
14d:環状壁
14e:雌ねじ部
14f:屈曲部
14g:導入口
15:管状部
15a:連結部
15b:屈曲部
15c:折り返し部
15d:導入口
K:計量室
K1:計量スペース
K2:ヘッドスペース
N1:容器本体に収容した内容物の液面
N2:計量室に収容した内容物の液面
O:容器本体の中心軸線
P:パッキン

Claims (3)

  1. 上方を開放させた口部、及び該口部に連結するとともに可撓性を有する胴部を備え、内容物を収容する容器本体と、
    管状をなし一方の開口部が前記容器本体の底部近傍に位置するパイプと、
    前記パイプを保持する保持部と、保持した該パイプの他方の開口部に連通するとともに先端に導入口を有する管状部とを有し、前記口部に保持される中間部材と、
    前記管状部を取り囲んで前記中間部材に保持され、該中間部材との間で前記導入口から導入される内容物を所定量収容する計量室を区画形成するとともに、該計量室の内容物を外界に向けて注出させる注出口を有する注出部材と、を備え、
    前記容器本体を正立させた状態で前記胴部を押圧することによって、前記パイプの一方の開口部から該パイプの他方の開口部を経て前記導入口から導入される該容器本体の内容物が前記計量室に収容され、更に、該容器本体を傾倒させた状態で該胴部を押圧することによって、該パイプの一方の開口部から該パイプの他方の開口部を経て該導入口から導入される該容器本体の空気が該計量室を加圧して、該計量室に収容された内容物を前記注出口から注出させる、計量注出容器において、
    前記注出口は、前記容器本体の中心軸線に対して傾く向きに開口するものであって、
    前記管状部は、上方に向けて延在した後、前記中心軸線に対して前記注出口が開口する側とは逆側に延在する屈曲部を有する計量注出容器。
  2. 前記パイプの一方の開口部は、前記中心軸線に対して前記注出口が開口する側とは逆側に開口するものである請求項1に記載の計量注出容器。
  3. 前記中間部材は、前記容器本体の内側に向けて張り出して前記計量室の容積を拡大させる凹状部を有する請求項1又は2に記載の計量注出容器。
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