JP2020138743A - 飲料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置全体の小型化及び製造コストの低減化を図りつつ、飲料を良好に供給すること。【解決手段】容器Cが配置される飲料調理部を備え、飲料調理部に配置された容器Cに対して飲料を供給する飲料供給装置であって、容器Cに対し、飲料の原料を供給する原料供給部20と、容器Cに対し、飲料の原水を供給する原水供給部と、容器Cに供給された原料及び原水を撹拌して飲料を生成するパドル部材を有する撹拌機構50と、飲料調理部に設けられ、容器Cに対する原料及び原水の供給を許容するとともにパドル部材による撹拌を許容する調理位置と、パドル部材の洗浄を許容する退避位置との間で容器Cを移動可能に保持する容器保持部とを備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、飲料供給装置に関し、より詳細には、例えばカップ等の容器に対して飲料を供給する飲料供給装置に関するものである。
従来、例えばカップ等の容器に対して飲料を供給する飲料供給装置として、搬送機構で搬送した容器の内部に、粉末原料等の飲料の原料と、湯や水等の飲料の原水とを投入して撹拌機構で撹拌することにより、調理した飲料を供給するものがある(例えば、特許文献1参照)。
この種の飲料供給装置は、まず、原料を収容したキャニスタの位置に、搬送機構によって容器を搬送し、当該容器の内部に原料を投入する。次いで、ベンドステージの位置に、搬送機構によって容器を搬送し、当該容器に原水を投入して、撹拌機構によって容器の内部の原料と原水とを撹拌混合する。その後、搬送機構によって容器を所定の提供位置に搬送することで飲料を供給する。
特開2005−309679号公報
ところで、上記飲料供給装置では、容器を搬送機構で搬送しながら容器に対する原料及び原水の投入、並びに撹拌を行うようにしており、装置全体の大型化を招来するだけでなく、容器の停止位置等を検知するセンサ等を必要とし、部品点数の増大に伴う製造コストの増大化を招来していた。
本発明は、上記実情に鑑みて、装置全体の小型化及び製造コストの低減化を図りつつ、飲料を良好に供給することができる飲料供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る飲料供給装置は、容器が配置される飲料調理部を備え、該飲料調理部に配置された容器に対して飲料を供給する飲料供給装置であって、前記容器に対し、前記飲料の原料を供給する原料供給部と、前記容器に対し、前記飲料の原水を供給する原水供給部と、前記容器に供給された前記原料及び前記原水を撹拌して前記飲料を生成するパドル部材を有する撹拌機構と、前記飲料調理部に設けられ、かつ前記容器に対する前記原料及び前記原水の供給を許容するとともに前記パドル部材による撹拌を許容する第1位置と、該パドル部材の洗浄を許容する第2位置との間で前記容器を移動可能に保持する容器保持部とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記容器保持部は、前記パドル部材の洗浄後に、前記容器を前記第1位置に移動させることを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記容器に対して、前記飲料の粘度を向上させるとろみ成分を前記容器に供給するとろみ成分供給部を備え、前記容器保持部は、前記第1位置にて前記容器に対する前記とろみ成分の供給を許容することを特徴とする。
本発明によれば、飲料調理部に設けられた容器保持部が、容器に対する原料及び原水の供給を許容するとともにパドル部材による撹拌を許容する第1位置と、該パドル部材の洗浄を許容する第2位置との間で、容器を移動可能に保持するので、従来のように、容器を搬送機構で搬送しながら容器に対する原料及び原水の投入、並びに撹拌を行う必要がなく、しかも容器の停止位置等を検知するセンサ等を必要としない。従って、装置全体の小型化及び製造コストの低減化を図りつつ、飲料を良好に供給することができる。
図1は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の外観構成を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の一部の構成要素を分離させて示す斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。 図4は、図1に示した本体キャビネットの内部構造を示す斜視図である。 図5は、図3及び図4に示した撹拌機構の内部構造を示す斜視図である。 図6は、図2及び図4に示した吐出本体部及びその周辺構造を示す斜視図である。 図7は、図2及び図4に示した吐出本体部及びその周辺構造を示す斜視図である。 図8は、図3に示した容器保持部の構成を示す斜視図である。 図9は、図8に示した容器保持部の動作を説明するための説明図である。 図10は、図3に示した制御部が実施する飲料供給処理の処理内容を示すフローチャートである。 図11は、粉末原料及びとろみ成分の投入を説明するための説明図である。 図12は、原水の投入を説明するための説明図である。 図13は、撹拌機構による撹拌を説明するための説明図である。 図14は、撹拌機構のパドル部材の洗浄の動作を説明するための説明図である。 図15は、撹拌機構のパドル部材の洗浄の動作を説明するための説明図である。 図16は、撹拌機構のパドル部材の洗浄の動作を説明するための説明図である。 図17は、撹拌機構のパドル部材の洗浄後の動作を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料供給装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1〜図3は、それぞれ本発明の実施の形態である飲料供給装置を示すものであり、図1は、外観構成を示す斜視図であり、図2は、一部の構成要素を分離させて示す斜視図であり、図3は、特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。
ここで例示する飲料供給装置は、例えば店舗や介護施設等に設置されるものであり、装置本体1を備えている。
装置本体1は、本体キャビネット2及び前面扉3を備えて構成してある。本体キャビネット2は、図4に示すように、前面に開口(以下、前面開口ともいう)2aを有した略直方状の形態を成すものである。この本体キャビネット2には、飲料調理部10、原料供給部20、とろみ成分供給部30、原水供給部40、撹拌機構50及び容器保持部60が設けてある。
飲料調理部10は、本体キャビネット2の前方下部に設けてあり、ステージ11を有している。ステージ11は、例えばカップ等の容器Cを配置させる領域の底部である。このステージ11の下部には、図には明示しないが、飲料等の排水を貯留する排水トレイが設置してある。このステージ11の上方には、吐出本体部70が設けてある。吐出本体部70は、その構成については後述するが、支持部材4を介して本体キャビネット2に取り付けてある。
原料供給部20は、原料キャニスタ21及び原料供給駆動部22を備えている。原料キャニスタ21は、複数(図示の例では2つ)設けてあり、左右に並ぶよう設置してある。これら原料キャニスタ21は、それぞれ異なる種類の飲料の原料となる粉末原料を収納するものである。
原料供給駆動部22は、複数(図示の例では2つ)設けてあり、原料キャニスタ21に対応して設けてある。これら原料供給駆動部22は、後述する制御部90から与えられる指令により駆動するものであり、駆動する場合に、対応する原料キャニスタ21から所定量の粉末原料を繰り出させて、原料シュータ23を通じて吐出本体部70に払い出すものである。ここで原料シュータ23は、例えば金属等の熱伝導性に優れた材料から構成されている。
とろみ成分供給部30は、とろみキャニスタ31及びとろみ成分供給駆動部32を備えている。とろみキャニスタ31は、原料キャニスタ21の左方側に設置してある。このとろみキャニスタ31は、飲料の粘度を向上させるための例えば澱粉等の粉末状態のとろみ成分を収納するものである。
とろみ成分供給駆動部32は、とろみキャニスタ31に対応して設けてある。このとろみ成分供給駆動部32は、制御部90から与えられる指令により駆動するものであり、駆動する場合に、とろみキャニスタ31から所定量のとろみ成分を繰り出させて、とろみ成分シュータ33を通じて吐出本体部70に払い出すものである。ここでとろみ成分シュータ33は、例えば金属等の熱伝導性に優れた材料から構成されている。
原水供給部40は、湯や水等の飲料の原水を供給するためのもので、水供給弁41及び湯供給弁42を備えている。水供給弁41は、制御部90から与えられる指令に応じて開閉する弁体であり、開状態となる場合には、図示せぬ水供給ラインを通じて、水を貯留する水タンク(図示せず)の水を吐出本体部70に向けて送出するものであり、閉状態となる場合には、水の送出を規制するものである。湯供給弁42は、制御部90から与えられる指令に応じて開閉する弁体であり、開状態となる場合には、図示せぬ湯供給ラインを通じて、湯を貯留する湯タンク(図示せず)の湯を吐出本体部70に向けて送出するものであり、閉状態となる場合には、湯の送出を規制するものである。
ところで、湯タンクに投入された水を加熱するための熱源からの熱は、伝熱部材43を介して原料シュータ23及びとろみ成分シュータ33に伝えられている。これにより、原料シュータ23及びとろみ成分シュータ33は、加熱されている。
撹拌機構50は、吐出本体部70の上方域に設置してあり、図5に示すように、パドル部材51、パドル回転部52及びパドル駆動部53を備えている。
パドル部材51は、上下方向に沿って延在するロッド51aの下端部に撹拌羽根51bが取り付けられた長尺状部材である。パドル回転部52は、制御部90から与えられる指令に応じて駆動するもので、駆動する場合に、パドル部材51をロッド51aの中心軸回りに回転させるものである。パドル駆動部53は、制御部90から与えられる指令に応じて駆動するもので、駆動する場合に、周面の一部がパドル回転部52のギア52aと噛合するパドル駆動伝達部材53aを中心軸回りに正回転若しくは逆回転させるものである。より詳細には、パドル駆動部53は、パドル駆動伝達部材53aを正回転させる場合には、パドル部材51及びパドル回転部52を下方に向けて移動させる一方、パドル駆動伝達部材53aを逆回転させる場合には、パドル部材51及びパドル回転部52を上方に向けて移動させるものである。つまり、パドル駆動部53は、駆動する場合に、パドル部材51及びパドル回転部52を上下方向に沿って移動させるものである。
図6及び図7は、それぞれ図2及び図4に示した吐出本体部70及びその周辺構造を示す斜視図である。これら図6及び図7に示すように、吐出本体部70は、例えば樹脂材により形成されるものであり、パドル貫通部71、原料吐出部72、とろみ成分吐出部73を有している。
パドル貫通部71は、吐出本体部70の略中央領域に形成された円筒状部分により構成されており、パドル部材51の貫通を許容している。この円筒状部分の壁面の一部は切り欠かれており、その切り欠かれた部分に原水供給ノズル74が設けてある。原水供給ノズル74は、先端部分が上記パドル貫通部71を臨んでおり、基端部分が水供給ライン及び湯供給ラインに接続してある。
原料吐出部72は、複数(図示の例では2つ)あり、それぞれパドル貫通部71の右方に形成された角筒状部分により構成されている。これら角筒状部分の上端部分には、それぞれ原料シュータ23の下端部が挿入されている。つまり、原料吐出部72は、対応する原料シュータ23と連通している。
とろみ成分吐出部73は、パドル貫通部71の左方に形成された角筒状部分により構成されている。この角筒状部分の上端部分には、とろみ成分シュータ33の下端部が挿入されている。つまり、とろみ成分吐出部73は、とろみ成分シュータ33と連通している。
尚、図6及び図7中の符号75は、排気用ホースである。この排気用ホース75は、一端が吐出本体部70の内部を臨むように該吐出本体部70に接続され、他端がファンボックス76(図9参照)に接続されている。かかる排気用ホース75は、ファンボックス76に内蔵されるファンが駆動する場合に、吐出本体部70の内部の雰囲気を吸引するためのものである。
容器保持部60は、飲料調理部10に配置された容器Cを保持するためのものであり、保持部材61、移動駆動部62、位置検知部63を備えている。保持部材61は、図8に示すように、容器Cを保持底部61aにて載置させつつ保持アーム61bで容器Cを挟み込むようにして保持するためのものである。
移動駆動部62は、制御部90から与えられる指令に応じて駆動するもので、駆動する場合に、周面の一部が保持部材61のギア61cと噛合する容器駆動伝達部材62aを中心軸回りに正回転若しくは逆回転させるものである。より詳細には、移動駆動部62は、容器駆動伝達部材62aを正回転させる場合には、図9にも示すように、吐出本体部70の直下域である調理位置(第1位置)Aに位置する保持部材61を、右方に向けて移動させて、吐出本体部70の直下域から外れた退避位置(第2位置)Bまで移動させる一方、容器駆動伝達部材62aを逆回転させる場合には、退避位置Bの保持部材61を左方の調理位置Aまで移動させるものである。
位置検知部63は、保持部材61の位置を検知するものであり、その検知結果を制御部90に与えるものである。
このように容器保持部60は、調理位置Aと退避位置Bとの間で、容器Cを移動可能に保持するものである。尚、容器保持部60は、常態において、保持部材61を調理位置に配置させるものである。
前面扉3は、本体キャビネット2の前面開口2aを開閉する扉体であり、本体キャビネット2の前方側の左側縁部において、上下方向に沿って延在する軸部の中心軸回りに揺動可能に設けてある。
この前面扉3は、入力部5、開口部6及び開閉扉7を有している。入力部5は、飲料の選択を行うための入力ボタン5aが設けられている。かかる入力部5は、いずれかの入力ボタン5aが押下操作された場合に、所定の信号を制御部90に与えるものである。
開口部6は、入力部5の下方側に設けられており、飲料調理部10を前方に向けて露出させるものである。開閉扉7は、例えば透明な樹脂等の透光性材料により構成されるものであり、開口部6を覆うのに十分な大きさを有している。この開閉扉7は、左側端部が前面扉3に軸支されており、前後方向に沿って揺動可能なものである。つまり、開閉扉7は、飲料調理部10に対して近接離反する態様で前後方向に沿って揺動可能であり、飲料調理部10に近接する態様で後方に揺動する場合に開口部6を閉成させることが可能であり、飲料調理部10から離隔する態様で前方に揺動する場合に開口部6を開成させることが可能である。
上記飲料供給装置は、上記構成の他に、容器検知部81、扉開閉検知部82、扉開閉ロック機構83及び制御部90を備えている。
容器検知部81は、例えば光センサ等により構成されるもので、飲料調理部10における容器Cの配置の有無、すなわち保持部材61に容器Cが保持されたか否かを検知するものである。かかる容器検知部81は、容器Cの有無の検知結果を制御部90に与えるものである。
扉開閉検知部82は、開口部6の近傍に設けてあり、例えば光センサ等で構成されるものである。この扉開閉検知部82は、開閉扉7による開口部6の開閉を検知するものであり、より詳細には、開口部6が閉成、すなわち開閉扉7が閉となるか否かを検知するものである。かかる扉開閉検知部82は、開閉扉7が閉となるか否かの検知結果を制御部90に与えるものである。
扉開閉ロック機構83は、開口部6の近傍に設けてある。この扉開閉ロック機構83は、開口部6を閉成する開閉扉7が閉となる状態を保持させて該開閉扉7が前方に向けて揺動することを規制するロック状態と、該開閉扉7が前方に向けて揺動することを許容する解除状態との間で択一的に切替可能なものである。かかる扉開閉ロック機構83の切り替えは、制御部90から与えられる指令に応じて行われる。
制御部90は、上述した原料供給部20(原料供給駆動部22)、とろみ成分供給部30(とろみ成分供給駆動部32)、原水供給部40(水供給弁41、湯供給弁42)、撹拌機構50(パドル回転部52、パドル駆動部53)、容器保持部60(移動駆動部62、位置検知部63)、入力部5、容器検知部81、扉開閉検知部82、扉開閉ロック機構83に電気的に接続してあり、同じく電気的に接続された記憶部91に記憶されたプログラムやデータにしたがって、これら各部の動作を統括的に制御するものである。この記憶部91には、飲料のレシピ情報が記憶されている。
尚、制御部90は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
図10は、図3に示した制御部90が実施する飲料供給処理の処理内容を示すフローチャートである。かかる飲料供給処理の処理内容を説明しながら飲料供給装置の動作について説明する。
この飲料供給処理において制御部90は、容器検知部81が飲料調理部10に容器Cが有ると検出したか否かを判断する(ステップS101)。すなわち、容器検知部81は、容器Cが保持部材61に保持されたか否かを検出する。容器Cが有ると検出されない場合(ステップS101:No)、制御部90はステップS101の判断処理を繰り返す。
容器Cが有ると検出された場合(ステップS101:Yes)、制御部90は、扉開閉検知部82の検知結果をもとに、開閉扉7が閉であるか否かを判断する(ステップS102)。開閉扉7が閉でない場合(ステップS102:No)には、ステップS102の判断処理を繰り返す。一方、制御部90は、開閉扉7が閉である場合(ステップS102:Yes)には、扉開閉ロック機構83を用いて開閉扉7を閉状態にロックする(ステップS103)。
そして、制御部90は、入力部5の入力ボタン5aが利用者により押下操作されることを待つ操作待ち状態となる(ステップS104)。入力ボタン5aが押下操作されることで入力部5が操作された場合(ステップS104:Yes)、制御部90は、押下操作された入力ボタン5aに割り付けられた飲料のレシピ情報を記憶部91から読み出し、次のような処理を実施する。尚、ここでは、例えばとろみ成分入りのホット飲料が選択されたものとする。
制御部90は、原料供給駆動部22及びとろみ成分供給駆動部32を所定時間駆動させることにより、所定量の粉末原料と所定量のとろみ成分とを容器Cに投入させる(ステップS105)。
より詳細には、図11に示すように、所定量の粉末原料を原料シュータ23に払い出させてから原料吐出部72より吐出して容器Cに投入させるとともに、所定量のとろみ成分をとろみ成分シュータ33に払い出させてからとろみ成分吐出部73より吐出して容器Cに投入させる。
粉末原料及びとろみ成分を投入させた制御部90は、所定量の原水を容器Cに投入させる(ステップS106)。より詳細には、図12に示すように、制御部90がパドル駆動部53を駆動(正回転駆動)させてパドル部材51を下方に移動させつつ湯供給弁42を所定時間開状態にさせることで、原水(湯)を投入させる。
原水を投入させた制御部90は、図13に示すように、パドル回転部52を所定時間駆動させてパドル部材51を回転させることで、容器Cに投入された粉末原料、とろみ成分及び原水を撹拌させる(ステップS107)。
そのように粉末原料等を撹拌させた制御部90は、パドル部材51を洗浄する(ステップS108)。この洗浄について説明する。
制御部90は、図14に示すように、パドル回転部52を駆動停止にさせつつパドル駆動部53を駆動(逆回転駆動)させてパドル部材51を上方に移動させる。そして、制御部90は、移動駆動部62を駆動させることにより、調理位置Aに配置された保持部材61(容器C)が退避位置Bに配置されることを位置検知部63で検知されるまで移動させる。その後、制御部90は、図15に示すように、パドル駆動部53を駆動(正回転駆動)させてパドル部材51を下方に移動させつつ、湯供給弁42を開状態にさせて湯を供給させる。これにより、湯がパドル部材51の表面を流れて該パドル部材51を洗浄する。パドル部材51から滴下した湯は、ステージ11を通過して排水トレイに貯留される。
そして、制御部90は、図16に示すように、湯供給弁42を閉状態にさせた後、パドル駆動部53を駆動(逆回転駆動)させてパドル部材51を上方に移動させ、パドル回転部52を所定時間駆動させることにより、パドル貫通部71にてパドル部材51を回転(空転)させ、洗浄に用いた湯をパドル部材51から離脱させて洗浄を終了する。
パドル部材51を洗浄した制御部90は、図17に示すように、移動駆動部62を駆動させて退避位置Bに配置された保持部材61(容器C)が調理位置Aに配置されることを位置検知部63で検知されるまで移動させる(ステップS109)。
そのようにしてパドル部材51の洗浄を行った制御部90は、扉開閉ロック機構83による開閉扉7の閉状態のロックを解除し(ステップS110)、その後に手順をリターンして今回の飲料供給処理を終了する。
上述した飲料供給装置においては、容器Cを調理位置Aに配置させた場合に、粉末原料及びとろみ成分を容器Cに投入させるとともに原水を容器Cに投入させ、これら粉末原料、とろみ成分及び原水を撹拌させて飲料を調理させている。そして、容器Cを退避位置Bに配置させた場合に、パドル部材51を洗浄させている。
つまり、容器保持部60は、容器Cに対する原料(粉末原料)及び原水の供給を許容するとともにパドル部材51による撹拌を許容する調理位置Aと、パドル部材51の洗浄を許容する退避位置Bとの間で、容器Cを移動可能に保持している。
以上説明したように、本発明の実施の形態である飲料供給装置によれば、容器保持部60が、容器Cに対する粉末原料、とろみ成分及び原水の供給を許容するとともにパドル部材51による撹拌を許容する調理位置Aと、パドル部材51の洗浄を許容する退避位置Bとの間で、容器Cを移動可能に保持しているので、従来のように、容器を搬送機構で搬送しながら容器に対する原料及び原水の投入、並びに撹拌を行う必要がなく、しかも容器の停止位置等を検知するセンサ等を必要としない。従って、装置全体の小型化及び製造コストの低減化を図りつつ、飲料を良好に供給することができる。
また飲料供給装置によれば、飲料を調理する度にパドル部材51を洗浄しているので、衛生的に優れたものとすることができる。そのため、とろみ成分が加えられた飲料の調理であっても、パドル部材51に付着したとろみ成分を良好に洗い流すことができる。
上記飲料供給装置によれば、原料シュータ23及びとろみ成分シュータ33は、加熱されているので、粉末原料やとろみ成分が原料シュータ23及びとろみ成分シュータ33の内部に付着してしまうことを抑制することができる。しかも、湯を生成する熱源の一部の熱を利用しているので、原料シュータ23等を加熱するための新たな熱源を必要とせず、消費電力量の増大化を抑制することができる。
上記飲料供給装置によれば、吐出本体部70では、パドル貫通部71が円筒状部分により構成されており、このパドル貫通部71にてパドル部材51を空転させるようにしているので、パドル部材51から離脱した湯(洗浄に用いた湯)が原料吐出部72の下部やとろみ成分吐出部73の下部に付着等して悪影響を与えることを防止することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、とろみ成分を加えて飲料を調理していたが、本発明においては、とろみ成分を加えない飲料の調理であってもよい。
上述した実施の形態では、パドル部材51の洗浄後に、容器保持部60が容器C(保持部材61)を退避位置Bから調理位置Aまで移動させていたが、本発明においては、容器保持部が、パドル部材の洗浄後に容器を第2位置から第1位置まで移動させなくてもよい。
1 装置本体
2 本体キャビネット
3 前面扉
5 入力部
6 開口部
7 開閉扉
10 飲料調理部
20 原料供給部
21 原料キャニスタ
22 原料供給駆動部
23 原料シュータ
30 とろみ成分供給部
31 とろみキャニスタ
32 とろみ成分供給駆動部
33 とろみ成分シュータ
40 原水供給部
41 水供給弁
42 湯供給弁
50 撹拌機構
51 パドル部材
52 パドル回転部
53 パドル駆動部
60 容器保持部
61 保持部材
62 移動駆動部
63 位置検知部
70 吐出本体部
81 容器検知部
82 扉開閉検知部
83 扉開閉ロック機構
90 制御部
91 記憶部
C 容器

Claims (3)

  1. 容器が配置される飲料調理部を備え、該飲料調理部に配置された容器に対して飲料を供給する飲料供給装置であって、
    前記容器に対し、前記飲料の原料を供給する原料供給部と、
    前記容器に対し、前記飲料の原水を供給する原水供給部と、
    前記容器に供給された前記原料及び前記原水を撹拌して前記飲料を生成するパドル部材を有する撹拌機構と、
    前記飲料調理部に設けられ、かつ前記容器に対する前記原料及び前記原水の供給を許容するとともに前記パドル部材による撹拌を許容する第1位置と、該パドル部材の洗浄を許容する第2位置との間で前記容器を移動可能に保持する容器保持部と
    を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記容器保持部は、前記パドル部材の洗浄後に、前記容器を前記第1位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
  3. 前記容器に対して、前記飲料の粘度を向上させるとろみ成分を前記容器に供給するとろみ成分供給部を備え、
    前記容器保持部は、前記第1位置にて前記容器に対する前記とろみ成分の供給を許容することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の飲料供給装置。
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