JP2020138619A - 車両の制御システム、車両の制御方法、およびプログラム - Google Patents

車両の制御システム、車両の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】カーブ走行時におけるドライバーの追加的なアクセル操作を必要とせずに、ドライバーの意向に沿ったカーブ走行となるような制御を実現する。【解決手段】車両の制御システムであって、前記車両の走行速度の設定を受け付ける設定手段と、前記設定に基づいて、前記車両の走行時の加減速を制御する走行制御手段とを有し、前記走行制御手段は、カーブを走行する際に当該カーブに対して規定された規定速度を前記車両の走行速度が超えている場合、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブを走行時の走行速度が高くなるように制御する。【選択図】図4

Description

本発明は、車両の制御技術に関する。
車両の運転支援制御において、カーブへの突入時やカーブの走行時の速度を制御することが知られている。例えば、特許文献1では、カーブの走行中にドライバーによるアクセル操作が行われた場合に、その操作に合わせてカーブ通過時の目標速度を修正することが開示されている。
特許第5821532号公報
例えば、特許文献1の制御では、ドライバーによるアクセル操作が行われた場合には、ドライバーの意向に沿った違和感のないカーブ通過が可能となる。一方、ドライバーのアクセル操作を追加的に受け付けることなく、ドライバーの意向に沿った車両制御が更に求められる。
そこで、本発明は、カーブ走行時におけるドライバーの追加的なアクセル操作を必要とせずに、ドライバーの意向に沿ったカーブ走行となるような制御を実現することを目的とする。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、
車両の制御システムであって、
前記車両の走行速度の設定を受け付ける設定手段と、
前記設定に基づいて、前記車両の走行時の加減速を制御する走行制御手段と
を有し、
前記走行制御手段は、カーブを走行する際に当該カーブに対して規定された規定速度を前記車両の走行速度が超えている場合、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブを走行時の走行速度が高くなるように制御する。
また、本願発明は、別の形態として以下の構成を有する。すなわち、
車両の制御システムであって、
前記車両の走行速度の設定を受け付ける設定手段と、
前記設定に基づいて、前記車両の走行時の加減速を制御する走行制御手段と
を有し、
前記走行制御手段は、カーブを走行する際に当該カーブに対して規定された規定速度を前記車両の走行速度が超えている場合、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブから近い位置にてブレーキを開始させるように制御する。
本発明によれば、カーブ走行時におけるドライバーの追加的なアクセル操作を必要とせずに、ドライバーの意向に沿ったカーブ走行とすることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る車両用制御装置のブロック図。 第1の実施形態に係る車速制御の概念を説明するための図。 第1の実施形態に係る車速制御における設定車速と許容横Gの関係の例を示す図。 第1の実施形態に係る車速制御処理のフローチャート。 第2の実施形態に係る車速制御の概念を説明するための図。 第2の実施形態に係る車速制御における設定車速と減速開始位置の関係の例を示す図。 第2の実施形態に係る車速制御処理のフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでするものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴うち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<第1の実施形態>
[車両構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用制御装置のブロック図であり、車両1を制御する。図1において、車両1はその概略が平面図と側面図とで示されている。車両1は一例としてセダンタイプの四輪の乗用車である。
図1の制御装置は、制御システム2を含む。制御システム2は車内ネットワークにより通信可能に接続された複数のECU20〜29を含む。各ECUは、CPUに代表されるプロセッサ、半導体メモリ等の記憶デバイス、外部デバイスとのインタフェース等を含むコンピュータとして機能する。記憶デバイスにはプロセッサが実行するプログラムやプロセッサが処理に使用するデータ等が格納される。各ECUはプロセッサ、記憶デバイスおよびインタフェース等を複数備えていてもよい。
以下、各ECU20〜29が担当する機能等について説明する。なお、ECUの数や、担当する機能については適宜設計可能であり、本実施形態よりも細分化したり、あるいは、統合したりすることが可能である。
ECU20は、車両1の自動運転に関わる制御を実行する。自動運転においては、車両1の操舵と、加減速の少なくともいずれか一方を自動制御する。後述する制御例では、操舵と加減速の双方を自動制御する。
ECU21は、電動パワーステアリング装置3を制御する。電動パワーステアリング装置3は、ステアリングホイール31に対する運転者の運転操作(操舵操作)に応じて前輪を操舵する機構を含む。また、電動パワーステアリング装置3は操舵操作をアシストしたり、あるいは、前輪を自動操舵するための駆動力を発揮するモータや、操舵角を検知するセンサ等を含む。車両1の運転状態が自動運転の場合、ECU21は、ECU20からの指示に対応して電動パワーステアリング装置3を自動制御し、車両1の進行方向を制御する。
ECU22および23は、車両の周囲状況を検知する検知ユニット41〜43の制御および検知結果の情報処理を行う。検知ユニット41は、車両1の前方を撮影するカメラであり(以下、カメラ41と表記する場合がある。)、本実施形態の場合、車両1のルーフ前部でフロントウィンドウの車室内側に取り付けられる。カメラ41が撮影した画像の解析により、物標の輪郭抽出や、道路上の車線の区画線(白線等)を抽出可能である。
検知ユニット42は、Light Detection and Ranging(LIDAR:ライダ)であり(以下、ライダ42と表記する場合がある)、車両1の周囲の物標を検知したり、物標との距離を測距したりする。本実施形態の場合、ライダ42は5つ設けられており、車両1の前部の各隅部に1つずつ、後部中央に1つ、後部各側方に1つずつ設けられている。検知ユニット43は、ミリ波レーダであり(以下、レーダ43と表記する場合がある)、車両1の周囲の物標を検知したり、物標との距離を測距したりする。本実施形態の場合、レーダ43は5つ設けられており、車両1の前部中央に1つ、前部各隅部に1つずつ、後部各隅部に一つずつ設けられている。
ECU22は、一方のカメラ41と、各ライダ42の制御および検知結果の情報処理を行う。ECU23は、他方のカメラ41と、各レーダ43の制御および検知結果の情報処理を行う。車両の周囲状況を検知する装置を二組備えたことで、検知結果の信頼性を向上でき、また、カメラ、ライダ、レーダといった種類の異なる検知ユニットを備えたことで、車両の周辺環境の解析を多面的に行うことができる。
ECU24は、ジャイロセンサ5、GPSセンサ24b、通信装置24cの制御および検知結果あるいは通信結果の情報処理を行う。ジャイロセンサ5は車両1の回転運動を検知する。ジャイロセンサ5の検知結果や、車輪速等により車両1の進路を判定することができる。GPSセンサ24bは、車両1の現在位置を検知する。通信装置24cは、地図情報や交通情報を提供するサーバと無線通信を行い、これらの情報を取得する。ECU24は、記憶デバイスに構築された地図情報のデータベース24aにアクセス可能であり、ECU24は現在地から目的地へのルート探索等を行う。
ECU25は、車車間通信用の通信装置25aを備える。通信装置25aは、周辺の他車両と無線通信を行い、車両間での情報交換を行う。
ECU26は、パワープラント6を制御する。パワープラント6は車両1の駆動輪を回転させる駆動力を出力する機構であり、例えば、エンジンと変速機とを含む。ECU26は、例えば、アクセルペダル7Aに設けた操作検知センサ7aにより検知した運転者の運転操作(アクセル操作あるいは加速操作)に対応してエンジンの出力を制御したり、車速センサ7cが検知した車速等の情報に基づいて変速機の変速段を切り替える。車両1の運転状態が自動運転の場合、ECU26は、ECU20からの指示に対応してパワープラント6を自動制御し、車両1の加減速を制御する。
ECU27は、方向指示器8(ウィンカー)を含む灯火器(ヘッドライト、テールライト等)を制御する。図1の例の場合、方向指示器8は車両1の前部、ドアミラーおよび後部に設けられている。
ECU28は、入出力装置9の制御を行う。入出力装置9は運転者に対する情報の出力と、運転者からの情報の入力の受け付けを行う。音声出力装置91は運転者に対して音声により情報を報知する。表示装置92は運転者に対して画像の表示により情報を報知する。表示装置92は例えば運転席正面に配置され、インストルメントパネル等を構成する。なお、ここでは、音声と表示を例示したが振動や光により情報を報知してもよい。また、音声、表示、振動または光のうちの複数を組み合わせて情報を報知してもよい。更に、報知すべき情報のレベル(例えば緊急度)に応じて、組み合わせを異ならせたり、報知態様を異ならせてもよい。
入力装置93は運転者が操作可能な位置に配置され、車両1に対する指示を行うスイッチ群であるが、音声入力装置も含まれてもよい。
ECU29は、ブレーキ装置10やパーキングブレーキ(不図示)を制御する。ブレーキ装置10は例えばディスクブレーキ装置であり、車両1の各車輪に設けられ、車輪の回転に抵抗を加えることで車両1を減速あるいは停止させる。ECU29は、例えば、ブレーキペダル7Bに設けた操作検知センサ7bにより検知した運転者の運転操作(ブレーキ操作)に対応してブレーキ装置10の作動を制御する。車両1の運転状態が自動運転の場合、ECU29は、ECU20からの指示に対応してブレーキ装置10を自動制御し、車両1の減速および停止を制御する。ブレーキ装置10やパーキングブレーキは車両1の停止状態を維持するために作動することもできる。また、パワープラント6の変速機がパーキングロック機構を備える場合、これを車両1の停止状態を維持するために作動することもできる。
[制御機能の例]
本実施形態に係る車両Vの制御機能は、車両Vの駆動、制動、操舵の制御に関わる走行関連機能と、運転者に対する情報の報知に関わる報知機能と、を含む。なお、各制御機能は、車両1の性能等に応じて、複数の制御レベルが設けられてもよい。
走行関連機能としては、例えば、車速維持制御、加減速タイミング制御、車線維持制御、車線逸脱抑制制御(路外逸脱抑制制御)、車線変更制御、前走車追従制御、衝突軽減ブレーキ制御、誤発進抑制制御を挙げることができる。報知機能としては、隣接車両報知制御、前走車発進報知制御を挙げることができる。
車速維持制御とは、所定の車速にて走行を維持するための制御である。例えば、走行中の道路の形状や外的環境の変化などに応じて、車速を維持するためにアクセルやブレーキの制御を行う。加減速タイミング制御は、車両の走行状態や他の動作への移行などを踏まえて、車両の加減速のタイミングを決定する制御である。例えば、カーブの曲率や道路形状、走行位置などに応じて、同じ動作を行う場合でも加減速のタイミングが異なるため、これらのタイミングが制御される。
車線維持制御とは、車線に対する車両の位置の制御の一つであり、車線内に設定した走行軌道上で車両を自動的に(運転者の運転操作によらずに)走行させる制御である。車線逸脱抑制制御とは、車線に対する車両の位置の制御の一つであり、白線又は走路境界(中央分離帯、植栽(芝生)、縁石など)を検知し、車両が線を超えないように自動的に操舵を行うものである。車線逸脱抑制制御と車線維持制御とはこのように機能が異なっている。
車線変更制御とは、車両が走行中の車線から隣接車線へ車両を自動的に移動させる制御である。前走車追従制御とは、自車両の前方を走行する他車両に自動的に追従する制御である。衝突軽減ブレーキ制御とは、車両の前方の障害物との衝突可能性が高まった場合に、自動的に制動して衝突回避を支援する制御である。誤発進抑制制御は、車両の停止状態で運転者による加速操作が所定量以上の場合に、車両の加速を制限する制御であり、急発進を抑制する。
隣接車両報知制御とは、自車両の走行車線に隣接する隣接車線を走行する他車両の存在を運転者に報知する制御であり、例えば、自車両の側方、後方を走行する他車両の存在を報知する。前走車発進報知制御とは、自車両およびその前方の他車両が停止状態にあり、前方の他車両が発進したことを報知する制御である。これらの報知は車内報知デバイスにより行うことができる。
[動作概要]
図2を用いて、本実施形態に係る車両の車速制御の概要について説明する。本実施形態では、1つのカーブの走行時の制御を例に挙げて説明するが、これに限定するものではなく、例えば、カーブが連続するような道路形状においても同様に適用可能であるとする。
図2において、道路201は、カーブを含んで構成される道路を示している。走行経路202は、道路201における車両1の走行経路を示している。
また、本実施形態において、ユーザー(ドライバー)は、車両1が走行する際の車速を設定できるものとし、車両1は、この設定された車速(以下、「設定車速」)を維持するように走行制御を行う。なお、ここでの設定車速は、所定の領域にて維持される車速であってもよいし、所定の条件下にて維持される車速であってもよい。
本実施形態において、3つの設定車速が予め規定され、その中からユーザーが選択して設定するものとして説明する。ここでは、設定車速として、設定A、設定B、設定Cが選択できるものとする。維持される走行速度の関係は、設定A>設定B>設定Cであるものとして説明する。なお、設定可能な設定車速の数は3つに限定するものではなく、走行経路や搭乗者などに応じて増減してよい。各設定は、例えば、車両1が備えるタッチパネル形式の入力装置93を介して受け付けてもよいし、専用のボタン等にて選択できるような構成であってもよい。
本実施形態では、上記設定A〜設定Cのいずれが選択された場合においても、走行経路202を走行する前提で説明を行う。この場合に、設定車速に応じて、走行経路202(カーブ)を走行する際の速度を変化させる。具体的には、設定Aが選択されている場合には、90kphにてカーブを走行するように制御する。同様に、設定Bが選択されている場合には85kphにてカーブを走行するように制御し、設定Cが選択されている場合には80kphにてカーブを走行するように制御する。
このとき、カーブ通過中においては、走行速度に応じて、車両1に搭乗している人物に対して係る横(外側)方向の慣性力(以下、横G)は異なる。つまり、走行速度が高いほど、カーブを走行している際の横Gは強くなる。つまり、本発明においては、設定車速を高く設定するユーザーは、より高い横Gについても許容するものとして制御を行う。
図3は、本実施形態に係る車速制御における設定車速と許容横Gの関係の例を示す図である。上記のように、本実施形態では、設定車速として3つの設定を選択できるものとする。ここで、設定Aは、カーブ以外の走行時において、135〜110kph(kilometer per hour)にて走行速度を維持するように制御する設定である。同様に、設定Bでは109〜100kphにて走行速度を維持するように制御され、設定Cでは99kph以下にて走行速度を維持するように制御される設定である。このような設定において、ドライバーが許容する横Gの程度は、設定A>設定B>設定Cとする。このような関係に基づいて、上記のようなカーブ走行時の車速を決定する。なお、各設定に対応する車速は一例であり、他の範囲が設定されてもよい。
上記のような制御を行うことで、例えば、同じ曲率のカーブを走行する際の走行速度が変動することとなる。なお、上述したように、いずれの設定車速を選択した場合にも走行経路202は同じとなるように制御を行う前提であるため、これに応じて、カーブ通過中のステアリング制御やブレーキ制御が行われるものとする。
[処理フロー]
図4を用いて、本実施形態に係る制御処理の処理フローを説明する。本処理フローの各制御は、上述したような車両が備える各種ECU等が連携して処理を行うが、ここでは、説明を簡単にするために処理主体を車両1の制御システム2として示す。本処理は、ドライバーの操作が介在する運転支援制御を例に挙げて説明するがこれに限定するものではない。
S401にて、制御システム2は、ユーザーが選択した設定車速の取得を行う。上記の例の場合は、設定A〜設定Cのいずれかが選択されるものとする。
S402にて、制御システム2は、取得した設定車速に基づいて、走行中の車両1の車速の維持支援制御を行う。
S403にて、制御システム2は、カーブが近いか否かを判定する。ここでの判定は、例えば、目的地までの経路(地図情報)と、自身の走行位置(位置情報)との関係に基づいて行われてよい。また、近いか否かは、ある閾値を用いて、カーブまでの距離がその閾値以下となった際に、近いと判定してよい。この場合、閾値は道路形状等に応じて異なってよい。カーブが近いと判定した場合(S403にてYES)S404へ進み、カーブが近くないと判定した場合(S403にてNO)S402へ戻る。
S404にて、制御システム2は、法定速度 (直線時の速度)と、カーブ曲率(例えば、地図やカメラ白線認識結果)をもとに定めるカーブ走行時の速度とを取得、算出する。ここで用いられる法定速度は、例えば、車両1の周辺に標識が設置されている場合には、その標識にて示される速度を用いてよい。一方、車両1の周辺に標識がない場合には、走行経路における道路(一般道や高速道)それぞれに設定された最高速度に基づく速度を用いてよい。例えば、一般道である場合には法定速度を60kphとし、高速道である場合には法定速度を100kphとして算出を行ってよい。
S405にて、制御システム2は、自車両の現在の走行速度を取得する。
S406にて、制御システム2は、S404にて取得したカーブの走行時の速度と、S405にて取得した現在の走行速度とを比較する。比較の結果、現在の走行速度の方が大きい場合は(S406にてYES)S407へ進み、そうでない場合は(S406にてNO)S412へ進む。
S407にて、制御システム2は、S401にて取得した設定車速が示す走行速度と、S404にて取得した直線時の速度(法定速度)とを比較する。比較の結果、設定車速が示す走行速度の方が大きい場合(S407にてYES)S408へ進み、そうでない場合は(S407にてNO)S409へ進む。
S408にて、制御システム2は、カーブでの走行速度を増加側に補正を行う。つまり、このときの減速量(ブレーキの強度)が少なくなるように制御が行われる。そして、S410に進む。
S409にて、制御システム2は、カーブでの走行速度を減少側に補正を行う。もしくは、補正を行わないように制御されてもよい。つまり、このときの減速量(ブレーキの強度)が多くなるように制御が行われる。そして、S410に進む。
S408やS409において、図2の例の場合、設定Aが指定され、道路の法定速度が100kphである場合には、カーブの走行速度を90kphとなるように減速が行われる。一方、設定Bが指定され、道路の法定速度が100kphである場合には、カーブの走行速度を85kphとなるように減速が行われる。つまり、設定Aの方がカーブでの走行速度は高くなるため、図3に示すように、設定Aの方が、横Gが高くなるように制御される。
S410にて、制御システム2は、決定した車速(減速量)に基づきカーブ内の走行支援制御を行う。このとき、ステアリング等に関する支援制御も併せて行われてもよい。
S411にて、制御システム2は、カーブを抜けたか否かを判定する。ここでの判定は、例えば、経路(地図情報)と、自身の走行位置(位置情報)との関係に基づいて行われてよい。カーブを抜けたと判定した場合は(S411にてYES)S414へ進み、カーブを抜けていないと判定した場合は(S411にてNO)S410へ戻る。
S412にて、制御システム2は、現在の走行速度に基づくカーブ内の走行支援制御を行う。このとき、必要に応じて、走行速度の減速やステアリング等に関する支援制御も併せて行われてもよい。
S413にて、制御システム2は、カーブを抜けたか否かを判定する。ここでの判定は、例えば、経路(地図情報)と、自身の走行位置(位置情報)との関係に基づいて行われてよい。カーブを抜けたと判定した場合は(S413にてYES)S414へ進み、カーブを抜けていないと判定した場合は(S413にてNO)S413へ戻る。
S414にて、制御システム2は、車速維持制御を終了するか否かを判定する。ここでの判定は、例えば、自動運転から手動運転への切り替えの指示を受け付けた場合や、所定の位置に到達した場合などが挙げられるが、特に限定するものではない。車速維持制御を終了すると判定した場合は(S414にてYES)本処理フローを終了し、終了しないと判定した場合は(S414にてNO)S402へ戻り、車速維持制御を継続する。
なお、上記の図2では、設定車速に対応してカーブ走行時の走行速度が1つ示していたが、これに限定するものではない。例えば、カーブの曲率に応じて、1の設定車速に対する複数のカーブの走行速度が定義されてもよい。
また、上記の例では、設定車速は、ユーザーからの選択により行われるものとして説明したが、例えば、ユーザーにより適時設定、変更されていてもよいし、所定の運転モードへの切り替えが行われた際にユーザーから選択を受け付けるような構成であってもよい。もしくは、ユーザーによる操作を不要とした構成であってもよい。例えば、ドライバーを認識した上で、そのドライバーに対応付けて保持された設定車速を規定値として用いてもよい。この場合は、例えば、ドライバーの過去の運転特性を履歴情報として保持しておき、この履歴情報に基づいて設定車速の規定値を定義づけてもよい。具体的には、走行速度が平均して高いドライバーに対しては、規定値を設定Aとしてもよい。
以上、本実施形態により、カーブ走行時におけるドライバーの追加的なアクセル操作を必要とせずに、ドライバーの意向に沿ったカーブ走行とすることが可能となる。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態として、カーブ走行時におけるドライバーの追加的なアクセル操作を必要とせずに、ドライバーの意向に沿ったカーブ走行とする別の形態について説明する。なお、車両1の構成は第1の実施形態と同様であるものとし、詳細な説明は省略する。
[動作概要]
図5を用いて、本実施形態に係る車両の車速制御の概要について説明する。本実施形態では、1つのカーブの走行時の制御を例に挙げて説明するが、これに限定するものではなく、例えば、カーブが連続するような道路形状においても同様に適用可能であるとする。
図5において、道路501は、カーブを含んで構成される道路を示している。走行経路502は、道路501における車両1の走行経路を示している。また、本実施形態において、第1の実施形態と同様、ユーザー(ドライバー)は、車両1が走行する際の車速を設定できるものとする。本実施形態においても、3つの設定車速を用いて説明する。
本実施形態では、上記設定A〜設定Cのいずれが選択された場合においても、走行経路502を80kphにて走行するものとする。一方、設定に応じて、減速を開始する位置を変動させる。具体的には、設定Aが選択されている場合には、位置503にて減速を開始するように制御する。同様に、設定Bが選択されている場合には位置504にて減速を開始するように制御し、設定Cが選択されている場合には位置505にて減速を開始するように制御する。
このとき、走行速度と減速の開始位置に応じて、ブレーキの度合い(強さ)が異なる。つまり、減速を開始する位置がカーブに近づくほど、ブレーキの度合いは高くなる。したがって、設定Aが最も急ブレーキとなり、続いて、設定B、設定Cとなるように制御される。
図6は、本実施形態に係る車速制御の際に用いられる設定車速と減速開始位置の関係の例を示す図である。設定車速は、第1の実施形態と同様、3つの設定を選択できるものとする。そして、各設定車速に対して、減速開始位置が定義される。ここでは、カーブまでの距離との相対位置として減速開始位置が定義される。なお、具体的なカーブまでの距離は特に限定するものでは無いが、ブレーキ制御の性能等との関係に基づいて規定されてよい。
上記のような制御を行うことで、例えば、目的の速度(上記の例では、80kph)まで減速するために要するブレーキの強さが変動することとなる。なお、上述したように、いずれの車速設定を行った場合にも走行経路502は同じとなるように制御を行うため、これに応じて、カーブ通過中のステアリング制御やブレーキ制御が行われるものとする。
[処理フロー]
図7を用いて、本実施形態に係る制御処理の処理フローを説明する。本処理フローの各制御は、上述したような車両が備える各種EUC等が連携して処理を行うが、ここでは、説明を簡単にするために処理主体を車両1の制御システム2として示す。本処理は、ドライバーの操作が介在する運転支援制御を例に挙げて説明するがこれに限定するものではない。図7のS701〜S707、S710〜S714はそれぞれ、第1の実施形態にて述べた図4のS401〜S407、S410〜S414と同様の処理であるため、ここでは差分のみを説明する。S708、S709が差分となる。
S707における比較の結果、設定車速が示す走行速度の方が法定速度より大きい場合(S707にてYES)S708へ進み、そうでない場合は(S707にてNO)S709へ進む。
S708にて、制御システム2は、カーブへ突入する際のブレーキの開始位置が近くなるように、設定車速に基づいて開始位置を決定する。つまり、このときのブレーキの開始位置がカーブに近くなるように制御が行われる。結果として、カーブに突入するまでに行われるブレーキの度合いは低下する。そして、S710に進む。
S709にて、制御システム2は、カーブへ突入する際のブレーキの開始位置が遠くなるように、設定車速に基づいて開始位置を決定する。つまり、このときのブレーキの開始位置が遠くなるように制御が行われる。結果として、カーブに突入するまでに行われるブレーキの度合いは増加する。そして、S710に進む。
S708やS709において、図5の例の場合、設定Aが指定されている場合には、ブレーキの開始位置は位置503に設定される。一方、設定Bが指定されている場合には、ブレーキの開始位置は位置504に設定される。また、カーブでの走行速度はいずれの場合にも80kphとなるように減速が行われる。その結果、設定Aの方がブレーキの度合い(減速量)が高くなるように制御される。
なお、上記の図5では、設定車速に対応してカーブ走行時の走行速度が1つ示していたが、これに限定するものではない。例えば、カーブの曲率に応じて、1の設定車速に対する複数のカーブの走行速度が定義されてもよい。
また、上記の例では、設定車速は、ユーザーからの選択により行われるものとして説明したが、例えば、ユーザーにより適時設定、変更されていてもよいし、所定の運転モードへの切り替えが行われた際にユーザーから選択を受け付けるような構成であってもよい。もしくは、ユーザーによる操作を不要とした構成であってもよい。例えば、ドライバーを認識した上で、そのドライバーに対応付けて保持された設定車速を規定値として用いてもよい。この場合は、例えば、ドライバーの過去の運転特性を履歴情報として保持しておき、この履歴情報に基づいて設定車速の規定値を定義づけてもよい。具体的には、走行速度が平均して高いドライバーに対しては、規定値を設定Aとしてもよい。
以上、本実施形態により、カーブ走行時におけるドライバーの追加的なアクセル操作を必要とせずに、ドライバーの意向に沿ったカーブ走行とすることが可能となる。
<その他の実施形態>
上記の実施形態では、道路に予め規定された速度(例えば、法定速度)の情報を用いて、車速との比較を行い、その結果に応じて走行速度や減速量を決定していた。しかし、これに限定するものではなく、更に周辺情報(周辺の車両の有無や、路面状態、走行の時間帯)などに応じて、カーブ通過中の走行速度や減速量を制御してもよい。また、車両の属性(車高や車幅)や搭乗者の属性(年齢、人数)等に応じてカーブ通過中の走行速度や減速量を制御してよい。例えば、後続車両との車間距離や、隣接車線における車両の有無などに応じて、減速量の増減や車速の制御を行ってもよい。
また、カーブの走行支援制御に関する走行結果を履歴として保持しておき、その結果をドライバーに通知するような構成であってもよい。また、その通知と合わせて、次回の設定車速を選択できるような構成であってもよい。
また、ユーザーによる設定車速の指定は、図2等で示したような設定Aというような設定方法に限定するものではなく、例えば、設定車速を数値にて指定してもよい。または、任意の速度の範囲を指定できるような構成であってもよい。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態の車両の制御システムは、車両(例えば、1)の制御システム(例えば、2)であって、
前記車両の走行速度の設定を受け付ける設定手段(例えば、93)と、
前記設定に基づいて、前記車両の走行時の加減速を制御する走行制御手段(例えば、20〜29)と
を有し、
前記走行制御手段は、カーブを走行する際に当該カーブに対して規定された規定速度を前記車両の走行速度が超えている場合、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブを走行時の走行速度が高くなるように制御する。
この実施形態によれば、カーブ走行時におけるドライバーの追加的なアクセル操作を必要とせずに、ドライバーの意向(好み)に沿ったカーブ走行とすることが可能となる。
2.上記実施形態では、前記走行制御手段は、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブを走行時の横方向の慣性力が高くなることを許容するように制御する。
この実施形態によれば、ドライバーの嗜好に合わせたカーブの走行が可能となる。
3.上記実施形態の車両の制御システムは、車両(例えば、1)の制御システム(例えば、2)であって、
前記車両の走行速度の設定を受け付ける設定手段と(例えば、93)、
前記設定に基づいて、前記車両の走行時の加減速を制御する走行制御手段と(例えば、20〜29)
を有し、
前記走行制御手段は、カーブを走行する際に当該カーブに対して規定された規定速度を前記車両の走行速度が超えている場合、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブから近い位置にてブレーキを開始させるように制御する。
この実施形態によれば、カーブ走行時におけるドライバーの追加的なアクセル操作を必要とせずに、ドライバーの意向(好み)に沿ったカーブ走行とすることが可能となる。
4.上記実施形態では、前記走行制御手段は、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブに突入時の減速量が大きくなるように制御する。
この実施形態によれば、ドライバーの高車速走行(キビキビ走りたい)という嗜好に合わせたカーブ走行が可能となる。
5.上記実施形態では、前記カーブにおける走行速度は、前記設定に関わらず一定である。
この実施形態によれば、速度を一定にした上で、ドライバーの好みのカーブ走行が可能となる。
6.上記実施形態では、前記規定速度は、法定速度である。
この実施形態によれば、法定速度に基づいた減速量の制御が可能となる。
7.上記実施形態では、前記車両の周辺情報を取得する取得手段(例えば、2)を更に有し、
前記走行制御手段は、前記設定にて指定された走行速度と、前記取得手段にて取得される法定速度との比較結果に基づき、走行速度の制御を行う。
この実施形態によれば、道路環境に応じた適切なカーブ走行時の減速制御が可能となる。
8.上記実施形態では、前記車両の周辺に位置する他の車両の走行状態を取得する手段(例えば、41〜42)を更に有し、
前記走行制御手段は、前記他の車両の走行状態に応じて、前記カーブに突入する際の走行速度の減速量を決定する。
この実施形態によれば、周辺の車両に合わせたカーブ走行時の減速制御が可能となる。
9.上記実施形態の車両の制御方法は、車両(例えば、1)の制御方法であって、
前記車両の走行速度の設定を受け付ける設定工程と、
前記設定に基づいて、前記車両の走行時の加減速を制御する走行制御工程と
を有し、
前記走行制御工程において、カーブを走行する際に当該カーブに対して規定された規定速度を前記車両の走行速度が超えている場合、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブを走行時の走行速度が高くなるように制御する。
この実施形態によれば、カーブ走行時におけるドライバーの追加的なアクセル操作を必要とせずに、ドライバーの意向(好み)に沿ったカーブ走行とすることが可能となる。
10.上記実施形態の車両の制御方法法は、車両(例えば、1)の制御方法であって、
前記車両の走行速度の設定を受け付ける設定工程と、
前記設定に基づいて、前記車両の走行時の加減速を制御する走行制御工程と
を有し、
前記走行制御工程において、カーブを走行する際に当該カーブに対して規定された規定速度を前記車両の走行速度が超えている場合、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブから近い位置にてブレーキを開始させるように制御する。
この実施形態によれば、カーブ走行時におけるドライバーの追加的なアクセル操作を必要とせずに、ドライバーの意向(好み)に沿ったカーブ走行とすることが可能となる。
11.上記実施形態の車両を制御するためのコンピュータは、車両(例えば、1)を制御するためのコンピュータ(例えば、20〜29)を、
前記車両の走行速度の設定を受け付ける設定手段(例えば、20〜29)、
前記設定に基づいて、前記車両の走行時の加減速を制御する走行制御手段(例えば、20〜29)
として機能させ、
前記走行制御手段は、カーブを走行する際に当該カーブに対して規定された規定速度を前記車両の走行速度が超えている場合、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブを走行時の走行速度が高くなるように制御する。
この実施形態によれば、カーブ走行時におけるドライバーの追加的なアクセル操作を必要とせずに、ドライバーの意向(好み)に沿ったカーブ走行とすることが可能となる。
12.上記実施形態の車両を制御するためのコンピュータは、車両(例えば、1)を制御するためのコンピュータ(例えば、20〜29)を、
前記車両の走行速度の設定を受け付ける設定手段(例えば、20〜29)、
前記設定に基づいて、前記車両の走行時の加減速を制御する走行制御手段(例えば、20〜29)
として機能させ、
前記走行制御手段は、カーブを走行する際に当該カーブに対して規定された規定速度を前記車両の走行速度が超えている場合、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブから近い位置にてブレーキを開始させるように制御する。
この実施形態によれば、カーブ走行時におけるドライバーの追加的なアクセル操作を必要とせずに、ドライバーの意向(好み)に沿ったカーブ走行とすることが可能となる。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
1…車両、2…制御システム、20〜29…ECU、41〜43…検知ユニット

Claims (12)

  1. 車両の制御システムであって、
    前記車両の走行速度の設定を受け付ける設定手段と、
    前記設定に基づいて、前記車両の走行時の加減速を制御する走行制御手段と
    を有し、
    前記走行制御手段は、カーブを走行する際に当該カーブに対して規定された規定速度を前記車両の走行速度が超えている場合、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブを走行時の走行速度が高くなるように制御することを特徴とする制御システム。
  2. 前記走行制御手段は、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブを走行時の横方向の慣性力が高くなることを許容するように制御することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  3. 車両の制御システムであって、
    前記車両の走行速度の設定を受け付ける設定手段と、
    前記設定に基づいて、前記車両の走行時の加減速を制御する走行制御手段と
    を有し、
    前記走行制御手段は、カーブを走行する際に当該カーブに対して規定された規定速度を前記車両の走行速度が超えている場合、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブから近い位置にてブレーキを開始させるように制御することを特徴とする制御システム。
  4. 前記走行制御手段は、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブに突入時の減速量が大きくなるように制御することを特徴とする請求項3に記載の制御システム。
  5. 前記カーブにおける走行速度は、前記設定に関わらず一定であることを特徴とする請求項3または4に記載の制御システム。
  6. 前記規定速度は、法定速度であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の制御システム。
  7. 前記車両の周辺情報を取得する取得手段を更に有し、
    前記走行制御手段は、前記設定にて指定された走行速度と、前記取得手段にて取得される法定速度との比較結果に基づき、走行速度の制御を行うことを特徴とする請求項6に記載の制御システム。
  8. 前記車両の周辺に位置する他の車両の走行状態を取得する手段を更に有し、
    前記走行制御手段は、前記他の車両の走行状態に応じて、前記カーブに突入する際の走行速度の減速量を決定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の制御システム。
  9. 車両の制御方法であって、
    前記車両の走行速度の設定を受け付ける設定工程と、
    前記設定に基づいて、前記車両の走行時の加減速を制御する走行制御工程と
    を有し、
    前記走行制御工程において、カーブを走行する際に当該カーブに対して規定された規定速度を前記車両の走行速度が超えている場合、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブを走行時の走行速度が高くなるように制御することを特徴とする制御方法。
  10. 車両の制御方法であって、
    前記車両の走行速度の設定を受け付ける設定工程と、
    前記設定に基づいて、前記車両の走行時の加減速を制御する走行制御工程と
    を有し、
    前記走行制御工程において、カーブを走行する際に当該カーブに対して規定された規定速度を前記車両の走行速度が超えている場合、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブから近い位置にてブレーキを開始させるように制御することを特徴とする制御方法。
  11. 車両を制御するためのコンピュータを、
    前記車両の走行速度の設定を受け付ける設定手段、
    前記設定に基づいて、前記車両の走行時の加減速を制御する走行制御手段
    として機能させ、
    前記走行制御手段は、カーブを走行する際に当該カーブに対して規定された規定速度を前記車両の走行速度が超えている場合、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブを走行時の走行速度が高くなるように制御することを特徴とするプログラム。
  12. 車両を制御するためのコンピュータを、
    前記車両の走行速度の設定を受け付ける設定手段、
    前記設定に基づいて、前記車両の走行時の加減速を制御する走行制御手段
    として機能させ、
    前記走行制御手段は、カーブを走行する際に当該カーブに対して規定された規定速度を前記車両の走行速度が超えている場合、前記設定にて指定された走行速度が高いほど当該カーブから近い位置にてブレーキを開始させるように制御することを特徴とするプログラム。
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