JP2020134173A - 測定システム及び測定方法 - Google Patents

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吾介 林
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宙史 野口
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Abstract

【課題】被測定物の測定を容易かつ精度よく行うことができる測定システム及び測定方法を提供する。【解決手段】被測定物2の測定を行う測定システムであって、操作者に無線で遠隔操作される走行体20と、走行体20に設けられ、操作者に無線で遠隔操作されて進退移動する進退アーム25と、進退アーム25に装着され、進退アーム25が前進することで被測定物2に押し当てられる測定部を備えた測定器26と、測定部を支持する支持片と、支持片と進退アーム25とを連結するとともに軸線を湾曲させる方向に変形自在のコイルバネとを備えた傾斜吸収機構27と、を有することを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、被測定物の測定を行う測定システム及び測定方法に関する。
従来、例えば鉄塔の表面に施された塗装やメッキ等の被膜の経年劣化の状況を確認する作業は、鉄塔に登った作業者が被膜の状況を目視で確認しつつ、例えば特許文献1に記載されるような膜厚計を用いて被膜の膜厚を手作業で測定することによって行われるのが一般的であった。
特開2018−194400号公報
しかし、作業者が膜厚計を用いて被膜の膜厚を手作業で測定する方法では、作業者が測定場所にまで移動するための時間や労力等が必要となり、その測定作業は煩雑であった。特に、高所などの作業者の危険が伴う場所は測定を行うことが困難となり、被膜の経年劣化の状況を確認したい箇所であってもその確認をすることができない場合が生じるという問題があった。
さらに、作業者の手作業による測定では、測定の精度が作業者の力量に依存することになるため、被膜の経年劣化の状況の判定にばらつきが生じるおそれもあった。
本発明の目的は、これらの点を解決することを課題とするものであり、その目的は、被測定物の測定を容易かつ精度よく行うことができる測定システム及び測定方法を提供することにある。
本発明の測定システムは、被測定物の測定を行う測定システムであって、操作者に無線で遠隔操作される走行体と、前記走行体に設けられ、操作者に無線で遠隔操作されて進退移動する進退アームと、前記進退アームに装着され、前記進退アームが前進することで前記被測定物に押し当てられる測定部を備えた測定器と、前記測定部を支持する支持片と、前記支持片と前記進退アームとを連結するとともに軸線を湾曲させる方向に変形自在のコイルバネとを備えた傾斜吸収機構と、を有することを特徴とする。
本発明の測定システムは、上記構成において、前記測定器が、磁性体で形成された前記被測定物の表面の被膜の膜厚を測定する膜厚計であるのが好ましい。
本発明の測定システムは、上記構成において、前記走行体に設けられ、前記進退アームの前方側を撮影するカメラと、前記カメラから無線で送信された撮影画像を受信して表示する表示部と、前記進退アームが前進したときの前記測定部の位置を予想位置として前記表示部に表示された撮影画像に重ねて表示する予想位置表示手段とを有するのが好ましい。
本発明の測定システムは、上記構成において、前記走行体を搭載可能な搭載部を備え、操作者により無線で遠隔操作されて飛行する飛行体をさらに有するのが好ましい。
本発明の測定方法は、被測定物の測定を行う測定方法であって、走行体を搭載した飛行体を無線で遠隔操作して前記走行体を所望の場所まで運搬し、所望の場所にまで運搬された前記走行体を無線で遠隔操作して所望の測定箇所にまで移動させた後、前記走行体に設けられた進退アームを被測定物の表面に向けて前進させて前記進退アームの先端に装着された測定部を前記被測定物の表面に押し当てることで、前記被測定物の測定を行うとともに、記測定部を支持する支持片と、前記支持片と前記進退アームとを連結するとともに軸線を湾曲させる方向に変形自在のコイルバネとを備えた傾斜吸収機構により、前記被測定物の表面に押し当てられる前記測定部の前記被測定物の表面に対する傾斜を吸収することを特徴とする。
本発明によれば、被測定物の測定を容易かつ精度よく行うことができる測定システム及び測定方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態である測定システムの構成を示す図である。 飛行体により走行体を地上から鉄塔のプラットホームにまで運搬する様子を示す説明図である。 飛行体により鉄塔のプラットホームに運搬された走行体が鉄塔のプラットホーム上を走行している様子を示す説明図である。 図1に示す走行体を、鉄塔のプラットホームに配置した状態で示す説明図である。 (a)は進退アームが後退位置にある状態を示す図であり、(b)は進退アームが前進位置にある状態を示す図である。 (a)はプローブが装着された傾斜吸収機構の斜視図であり、(b)は傾斜吸収機構とプローブとを別々に示す斜視図である。 (a)〜(c)は、進退アームを前進させてプローブを被測定物の表面に押し当てたときの、傾斜吸収機構の動きを示す説明図である。 表示部に表示されたカメラの撮影画像及び予想位置の一例を示す説明図である。 測定部をプラットホームの上面に押し当てて測定を行っている状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に例示説明する。
図1に示す本発明の一実施の形態である測定システム1は、飛行体10と走行体20とを有し、飛行体10により走行体20を目的の場所にまで運搬し、目的の場所で飛行体10を移動させて被測定物の所望の測定箇所の表面に施されたメッキの膜厚の測定を行うものである。
本実施の形態では、測定システム1を、図2に示すように、飛行体10により走行体20を地上から鉄塔2の上端側に設けられたプラットホーム3にまで運搬し、図3に示すように、プラットホーム3上で走行体20を移動させて鉄塔2の表面及びプラットホーム3の例えば梁部分の上面の、所望の多数の測定箇所におけるメッキの膜厚を測定する用途に用いる場合について説明する。
図1に示す飛行体10は、操縦手が搭乗しない小型の無人航空機(ドローン)である。飛行体10は、それぞれ電動モータ等の駆動源(不図示)により回転駆動される4つのローター11を備えた回転翼機(マルチコプター)に構成されており、それぞれのローター11の外周側は、それぞれ略円形のガード12によって覆われている。飛行体10は、コントローラ30との間で無線通信が可能な通信装置(不図示)を備えており、コントローラ30を用いて操作者に無線で遠隔操作されることで飛行することができる。また、飛行体10は、操作者の操作によって飛行速度、進行方向、飛行高さ等が種々調整されて任意の場所にまで飛行することができる。
なお、飛行体10には、コントローラ30からの操作信号を受信して各駆動源の作動を制御する制御装置、各駆動源に電力を供給するバッテリー等の機器が搭載されている。また、飛行体10は、ジャイロ、GPS、加速度等の機器を備え、これらの機器により飛行の姿勢等が自律的に制御される構成となっている。
飛行体10は搭載部13を備えている。各ローター11に対応した4つのガード12は一体化されており、搭載部13は中空の箱型に構成されて一体化されたガード12の下方に吊下げ保持されている。搭載部13は、その内部に走行体20を搭載ないし格納することができる。飛行体10は搭載部13に走行体20を搭載した状態で飛行することができる。搭載部13の一側面は、図示しない電動モータ等により駆動されて下側の辺を回動軸として自動的に開閉する開閉扉13aとなっており、開閉扉13aを開くことで搭載部13の内部に対して走行体20を出し入れすることができる。飛行体10が飛行する際には、開閉扉13aを閉じることで搭載部13からの走行体20の落下が防止される。
飛行体10にはカメラ14が設けられている。カメラ14はガード12に装着されており、飛行体10の前方を動画で撮影することができる。カメラ14で撮影された撮影画像は、上記通信装置により無線で送信され、コントローラ30により無線で受信される。コントローラ30により受信された撮影画像は、コントローラ30に接続されたディスプレイ(モニター)等の表示部31に送られて表示部31に表示される。操作者は、表示部31に表示されたカメラ14の撮影画像を見ながら飛行体10の操作を行うことができる。
本実施の形態では、飛行体10は、各ガード12の内側にそれぞれ1つのローター11を備えた構成となっているが、各ガード12の内側に、軸方向に間隔を空けて並ぶとともに互いに逆向きに回転する一対のローター11を備えた構成とすることもできる。
また、飛行体10は、操作者に無線で遠隔操作されて飛行することができるものであれば、上記構成のものに限らず、例えばローター11を1つのみ備えた回転翼機などの他の構成のものを採用することができる。
さらに、搭載部13は、走行体20を搭載することができる構成であれば、その形状、大きさ、開閉扉13aの有無等は種々変更可能である。
図4に示すように、走行体20は、車体21の両側部に、それぞれ電動モータ等の駆動源(不図示)により個別に駆動される一対の無限軌道(クローラー)22を備えたクローラ型の車両となっている。走行体20は、コントローラ30との間で無線通信が可能な通信装置(不図示)を備えており、コントローラ30を用いて操作者に無線で遠隔操作されて走行することができる。また、走行体20は、操作者の操作によって、走行速度、進行方向等が種々調整されて任意の場所にまで走行することができる。走行体20は、一対の無限軌道22を作動させて走行するので、グレーチング(格子状の蓋体)やケーブル等の異物の上や悪路等を走行することができる。
なお、走行体20には、コントローラ30からの操作信号を受信して駆動源の作動を制御する制御装置、それぞれの駆動源に電力を供給するバッテリー等の機器が搭載されている。
走行体20の車体21にはロボットアーム23が搭載されている。ロボットアーム23は、車体21の上面に配置された旋回台23aと旋回台23aの上面に固定された支持アーム部23bとを有している。旋回台23aは、図示しない電動モータ等の駆動源により駆動されて左右に旋回可能となっている。支持アーム部23bは旋回台23aに上下方向に向けて傾動自在に支持されており、図示しない電動モータ等の駆動源によって上下方向に駆動される。ロボットアーム23は、コントローラ30を用いて操作者に無線で遠隔操作されることで、支持アーム部23bが車体21に対して所望の方向を向くとともに所望の高さとなるように作動する。
支持アーム部23bには補助アーム24が固定されている。補助アーム24は、くの字形状に折れ曲がった断面矩形の細長い筒状となっており、支持アーム部23bに沿う方向に向けて支持アーム部23bの上側に固定されている。
補助アーム24の先端には進退アーム25が装着されている。進退アーム25は、補助アーム24よりも断面積が小さい断面矩形の細長い筒状となっており、補助アーム24の内側に入れ子構造に組み合わされている。進退アーム25には、図示しない電動モータ等の駆動源が接続されている。進退アーム25は、コントローラ30を用いて操作者に無線で遠隔操作されて、図5(a)に示すように、補助アーム24の内部に向けて後退した後退位置と、図5(b)に示すように、後退位置から補助アーム24の外側に突出するように前進した前進位置との間で、駆動源により駆動されて進退移動することができる。
走行体20には測定器26が搭載されている。本実施の形態では、測定器26は、鉄鋼等の磁性体で形成された被測定物の表面に施された塗装やメッキ等の被磁性体の被膜の膜厚を測定する電磁誘導式の膜厚計となっている。この測定器26は、測定器本体26a、プローブ26b及びケーブル26cを備えている。
測定器本体26aは、膜厚の測定に際してユーザが操作入力や測定結果の確認等を行うためのユーザインタフェースを備えるとともに、各種のデータの演算処理や制御等を行うCPU等の演算処理部やメモリ等の記憶手段を備えている。測定器本体26aは、測定したデータ(測定データ)を記憶手段に記憶することができる。操作者は、測定後の走行体20を飛行体10により手元にまで復帰させた後に、測定器本体26aのユーザインタフェースを用いて記憶させた測定データを表示画面に表示させて測定した測定値を確認することができる。
なお、測定器本体26aは、測定データを無線でパーソナルコンピュータ等の機器に送信する構成とすることもできる。
図6(b)に示すように、ケーブル26cの先端には外形が円筒状のケーシング26dが固定されている。測定器26の測定部であるプローブ26bは鋼材等の強磁性体によって棒状に形成されている。プローブ26bはケーシング26dの内側に組み込まれ、その先端がケーシング26dの先端面26fよりも外側に位置するように先端面26fから突出している。詳細は図示しないが、プローブ26bのケーシング26dの内部に配置される部分には一次コイル及び二次コイルが同軸に巻回されており、これらのコイルはケーブル26cを介して測定器本体26aに電気的に接続されている。また、プローブ26bはケーシング26dの内部に設けられたスプリング(不図示)によりケーシング26dの外側に向けて付勢されており、ケーシング26dの先端面26fよりも外側に突出する突出位置と、その先端が先端面26fと同一面状となるようにケーシング26dの内部に押し込まれた押込み位置との間で移動自在となっている。
測定器26は、一次コイルに交流電流を流しつつプローブ26bを磁性体で形成された被測定物の表面に押し当てて押込み位置にまで押し込んだ状態としたときに二次コイルに誘起される電圧の変化を測定器本体26aで検出することで、当該検出値に基づき被測定物の表面の被膜の膜厚を測定することができる。
測定器26としては、上記の電磁誘導式の膜厚計に限らず、例えば、渦電流式の膜厚計や渦電流位相式の膜厚計などの他の構成の膜厚計を用いることもできる。
測定器26のプローブ26bは進退アーム25の先端に装着されている。走行体20を被測定物の所望の測定箇所の正面にまで移動させ、ロボットアーム23により進退アーム25を被測定物に向けた姿勢とした後、進退アーム25を後退位置から前進位置に前進させることで、進退アーム25の先端に装着されたプローブ26bを被測定物の表面に押し当てて測定を行うことができる。また、走行体20を被測定物の他の測定箇所の正面に移動させてから同様に進退アーム25を前進させてプローブ26bを被測定物の当該測定箇所における表面に押し当てることを繰り返し行うことで、被測定物の多数の測定箇所の測定を容易に行うことができる。
プローブ26bと進退アーム25との間には傾斜吸収機構27が設けられている。図6に示すように、傾斜吸収機構27は支持片27aとコイルバネ27bとを備えている。
支持片27aは軸心に円形の嵌合孔27cを備えており、測定器26のケーシング26dが嵌合孔27cに嵌合固定されている。これにより、プローブ26bは支持片27aに支持されている。また、支持片27aは、ケーシング26dの先端側部分の外周側を囲う円筒状の当接筒部27dを一体に備えている。当接筒部27dの先端面27eは、ケーシング26dの先端面26fと同一面状に配置されており、プローブ26bは先端面26fに対するのと同様に先端面27eからも当該先端面27eに対して外側に突出している。
なお、支持片27aの当接筒部27dは、先端面27eが円環状に延びる形状とされているが、これに限らず、例えば先端面27eに切欠きが設けられることで先端面27eが周方向に断続的に延びる構成とすることもできる。
コイルバネ27bは、線径よりもピッチが大きい圧縮コイルバネとなっており、軸線方向に圧縮変形が可能であるとともに軸線を湾曲させる方向にも変形自在となっている。進退アーム25は、その先端に円筒状の支持パイプ25aを備えており、コイルバネ27bはその一端が支持パイプ25aの内側に嵌合固定されて進退アーム25の先端に連結されている。一方、コイルバネ27bの他端は支持片27aに嵌合固定されて支持片27aに連結されている。このように、支持片27aはコイルバネ27bによって進退アーム25の先端に連結されているので、コイルバネ27bが軸線を湾曲させる方向に変形することで、支持片27aは、当接筒部27dの先端面27eが進退アーム25の軸方向に垂直な面に対して傾斜するように傾動可能となっている。
測定器26により被測定物の表面の被膜の膜厚を正確に測定するためには、プローブ26bを被測定物の表面に垂直に押し当てる必要がある。本実施の形態の測定システム1では、プローブ26bと進退アーム25との間に傾斜吸収機構27を設けているので、プローブ26bが被測定物の表面に垂直な方向に対して傾斜した状態で当該表面に押し当てられても、傾斜吸収機構27により当該傾斜を吸収して、プローブ26bを被測定物の表面に垂直に押し当てることができる。
すなわち、本実施の形態の測定システム1は、進退アーム25を前進させることでプローブ26bを被測定物(鉄塔2)の表面に押し付ける構成となっているが、進退アーム25の角度ないし方向は、操作者がロボットアーム23を遠隔操作して調整されるので、進退アーム25を被測定物の表面に垂直な姿勢に正確に調整することは困難である。そのため、図7(a)に示すように、進退アーム25が被測定物である鉄塔2の表面に垂直な方向に対して傾斜した姿勢のまま前進し、図7(b)に示すように、支持片27aの当接筒部27d及びプローブ26bが鉄塔2の表面に対して斜めに当接する場合がある。しかし、このような場合でも、図7(c)に示すように、コイルバネ27bが軸線を湾曲させる方向に変形することで、支持片27aは当接筒部27dの先端面27eが進退アーム25の軸方向に垂直な面に対して傾斜するように傾動して、先端面27eを鉄塔2の表面に沿うように当接させることができる。このように、進退アーム25が鉄塔2の表面に垂直な方向に対して傾斜した姿勢のまま前進した場合であっても、当該傾斜を傾斜吸収機構27により吸収して、先端面27eを鉄塔2の表面に沿うように当接させることができるので、先端面27eから突出するプローブ26bを鉄塔2の表面に垂直に押し当てることができる。
プローブ26bが鉄塔2の表面に垂直に押し当てられると、プローブ26bはその先端が支持片27aの当接筒部27dの先端面27eないしケーシング26dの先端面26fと同一面状となるようにケーシング26dの内部に押し込まれた状態となる。したがって、プローブ26bは、鉄塔2の表面に垂直に押し当てられたときには、常に同一の押付け力で鉄塔2の表面に所定の当接することになる。
なお、走行体20と被測定物の表面との距離が近すぎる場合など、支持片27aないしプローブ26bが進退アーム25により過剰な押付け力で鉄塔2に押し当てられた場合であっても、コイルバネ27bが軸方向に圧縮変形することで当該押付け力を吸収して、進退アーム25や傾斜吸収機構27の破損が防止される。
図4に示すように、補助アーム24にはカメラ28が装着されている。カメラ28としては、例えばCCDカメラを用いることができる。カメラ28は、進退アーム25の前方側に向けられており、例えば支持片27aなどを含む進退アーム25の前方側を動画で撮影することができる。カメラ28で撮影された撮影画像は、通信装置により無線で送信され、コントローラ30により無線で受信される。コントローラ30により受信された撮影画像は、コントローラ30に接続されたディスプレイ(モニター)等の表示部31に送られて表示部31に表示される。操作者は、表示部31に表示されたカメラ28の撮影画像を見ながら走行体20、ロボットアーム23及び進退アーム25などの操作を行って、測定作業を行うことができる。
なお、表示部31は、カメラ14で撮影された撮影画像とカメラ28で撮影された撮影画像との何れか一方を選択的に表示するとともに表示する撮像画像を切り替え可能な構成としてもよく、または、カメラ14で撮影された撮影画像とカメラ28で撮影された撮影画像とを同時に並べて表示する構成としてもよい。あるいは、コントローラ30に2つの表示部31を接続し、カメラ14で撮影された撮影画像とカメラ28で撮影された撮影画像とを、それぞれ別々の表示部31に表示する構成としてもよい。
測定システム1は、図8に示すように、進退アーム25が前進したときのプローブ26bの位置を予想位置Pとして表示部31に表示された撮影画像に重ねて表示する予想位置表示手段32を備えた構成とすることができる。予想位置表示手段32は、例えば表示部31に設けられたCPU等の演算処理部やメモリ等の記憶手段を備えたマイクロコンピュータの機能として構成されている。
予想位置Pは、例えば表示部31に表示された撮影画像上に、十字のラインの中心点として表示することができるが、他の方法で表示することもできる。操作者は、コントローラ30により走行体20を操作して被測定物である鉄塔2の正面に移動させるとともに、ロボットアーム23を遠隔操作して当該測定を行う所望の箇所に表示部31に表示される予想位置Pを合わせた後、進退アーム25を前進させることで、鉄塔2の表面の予想位置Pで示された所望の測定箇所に測定器26のプローブ26bを押し当てることができる。このように、表示部31に表示された予想位置Pを所望の測定箇所に合わせた後、進退アーム25を前進させるだけの簡単な操作で、測定器26のプローブ26bを鉄塔2の表面の所望の箇所に正確に押し当てて、当該個所の被膜の膜厚を容易かつ正確に測定することができる。
また、被測定物である鉄塔2の複数個所に対して測定を行う場合も、同様の手順で繰り返し簡単な操作で、測定器26のプローブ26bを鉄塔2の表面の所望の箇所に正確に押し当てて、当該個所の被膜の膜厚を容易かつ正確に測定することができる。
なお、上記の通り、当該測定において、進退アーム25が鉄塔2の表面に垂直な方向に対して傾斜した姿勢のまま前進したとしても、当該傾斜を傾斜吸収機構27により吸収して、プローブ26bを鉄塔2の表面の所望の箇所に当該表面に対して垂直に押し当てることができるので、ロボットアーム23により進退アーム25の傾斜ないし高さを細かく調整する必要をなくして、測定の操作を容易にすることができる。
図4に示すように、走行体20は、車体21の前後に、それぞれ落下防止用センサー29を設けた構成とすることもできる。落下防止用センサー29としては、例えば、近接センサーを用いることができる。落下防止用センサー29は下方に向けて取り付けられており、落下防止用センサー29により走行体20の車体21の前方あるいは後方に下方に広がる空間があることを検知することができる。走行体20は、例えば、落下防止用センサー29により走行体20の車体21の前方あるいは後方に下方に広がる空間があることが検知されたときに、自動的に停止し、あるいは進行方向を反転ないし変更するように構成される。これにより、プラットホーム3上を走行する走行体20が、プラットホーム3の端部から不意に落下することを防止することができる。
なお、落下防止用センサー29としては、近接センサーに限らず、例えば機械的な構成のものなど、走行体20の不意の落下を防止することができるものであれば、種々の構成のものを用いることができる。
次に、上記測定システム1を用いて被測定物である鉄塔2の表面及びプラットホーム3の上面の多数の測定箇所のメッキの膜厚を測定する方法について説明する。
まず、走行体20を搭載した飛行体10をカメラ14の撮影画像を表示部31で確認しつつ無線で遠隔操作して、図2に示すように、地上から鉄塔2のプラットホーム3上に向けて飛行させ、次いで図3に示すように、飛行体10をプラットホーム3上に着陸させることで走行体20をプラットホーム3上にまで運搬する。
次に、飛行体10の搭載部13の開閉扉13aを開き、プラットホーム3上にまで運搬された走行体20を無線で遠隔操作して搭載部13の内部からプラットホーム3上に移動させる。そして、カメラ28の撮影画像を表示部31で確認しつつ走行体20を無線で遠隔操作して、走行体20を鉄塔2の所望の測定箇所の正面にまで移動させる。このとき、走行体20は、一対の無限軌道22を作動させて走行するので、グレーチングやケーブル等を避けることなくプラットホーム3上を所望の測定箇所にまで移動することができる。
次に、ロボットアーム23を遠隔操作して、鉄塔2の所望の測定箇所に表示部31に表示される予想位置Pを合わせた後、進退アーム25を遠隔操作して前進させて進退アーム25の先端に装着されたプローブ26bを鉄塔2の表面に押し当てる。このとき、進退アーム25が鉄塔2の表面に垂直な方向に対して傾斜した姿勢のまま前進した場合であっても、当該傾斜が傾斜吸収機構27により吸収されることで、プローブ26bは鉄塔2の表面に垂直に押し当てられる。なお、所望の測定箇所の周りにケーブル等の障害物がある場合には、ロボットアーム23を遠隔操作して進退アーム25の方向ないし角度を調整して、当該障害物を避けながら進退アーム25を前進させる。
プローブ26bが鉄塔2の表面に垂直に押し当てられると測定が開始され、測定器本体26aの記憶部に当該測定データが記憶される。
測定の完了後、走行体20を遠隔操作して鉄塔2の他の測定箇所の正面に移動させ、同様の手順でプローブ26bを鉄塔2の表面の所望の測定箇所に押し当てることで、鉄塔2の表面の多数の個所の被膜の膜厚を容易かつ正確に測定することができる。これら複数個所の測定データは、測定器本体26aの記憶部に順次記憶されるので、連続した測定が可能である。
なお、カメラ28を、測定器本体26aの表示画面を撮影可能な位置に配置することで、測定器本体26aの表示画面に表示された測定データを、表示部31を通じてリアルタイムで確認する構成とすることもできる。
図9に示すように、被測定物としてのプラットホーム3の上面のメッキの膜厚を測定する場合には、進退アーム25は、前進位置にまで前進した後、補助アーム24に対して下方に向けて回動する構成とすることができる。図9には、進退アーム25が補助アーム24に対して下方に向けて90度回動した場合を示す。この場合、補助アーム24に装着されたカメラ28も進退アーム25とともに下向きに回動し、進退アーム25の前方側を撮影する。
進退アーム25を補助アーム24に対して下方に向けて回動させた状態で、ロボットアーム23の支持アーム部23bを下方に向けて作動させることで、進退アーム25を被測定物であるプラットホーム3の上面に向けて前進させてプローブ26bを当該上面に押し当てることができる。このとき、進退アーム25がプラットホーム3の上面に垂直な方向に対して傾斜した姿勢のまま前進した場合であっても、当該傾斜が傾斜吸収機構27により吸収されることで、プローブ26bはプラットホーム3の上面に垂直に押し当てられる。
プローブ26bがプラットホーム3の上面に垂直に押し当てられると測定が開始され、測定器本体26aの記憶部に当該測定データが記憶される。
このように、本実施の形態の測定システム1ないし測定方法によれば、操作者の遠隔操作により測定作業を行うことができるので、作業者が測定場所にまで移動するための時間や労力等が不要として測定作業を容易にすることができるとともに、測定に必要な人件費や測定時間を低減することができる。
また、作業者が測定場所にまで移動する必要がないので、例えば鉄塔2のプラットホーム3上など、作業者の危険が伴う場所の測定をも行うことも可能となる。
さらに、本実施の形態の測定システム1ないし測定方法によれば、傾斜吸収機構27によりプローブ26bを正確に被測定物の表面に垂直に当接させることができるので、作業者の手作業による測定に比べて、より精度よく測定を行うことができる。これにより、被測定物の表面に施された塗装やメッキ等の被膜の経年劣化の状況をより精度よく判定することができる。
以上の通り、本実施の形態の測定システム1ないし測定方法によれば、被測定物の測定を容易かつ精度よく行うことができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、測定器26は、測定部であるプローブ26bにより被測定物の表面の被膜の膜厚を測定するものとされているが、これに限らず、測定部が押し当てられることで測定を行うものであれば、測定器26として他の測定対象を測定するものを用いることもできる。
また、前記実施の形態においては、測定システム1は、飛行体10を備えた構成とされているが、飛行体10を備えず、走行体20のみで所望の測定箇所にまで移動する構成としてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、走行体20は一対の無限軌道を備えた構成とされているが、これに限らず、例えば複数の車輪を備えたものなど、操作者により無線で遠隔操作されて走行可能なものであれば、その構成は種々変更可能である。
さらに、前記実施の形態においては、進退アーム25の方向ないし角度を、操作者の遠隔操作により調整する構成としているが、これに限らず、例えば表示部31に表示されたカメラ28の撮影画像を画像処理等することにより、走行体20、ロボットアーム23、進退アーム25の少なくとも1つの作動を自動的に制御する構成とすることもできる。これにより、被測定物である鉄塔2の表面の多数の測定箇所を、自動的により容易かつ正確に測定することができる。
さらに、前記実施の形態においては、進退アーム25を補助アーム24に対して前進する構成としているが、進退アーム25を補助アーム24に固定した構成とし、ロボットアーム23により進退アーム25を補助アーム24と一体的に前進させる構成としてもよい。
1 測定システム
2 鉄塔
3 プラットホーム
10 飛行体
11 ローター
12 ガード
13 搭載部
13a 開閉扉
14 カメラ
20 走行体
21 車体
22 無限軌道
23 ロボットアーム
23a 旋回台
23b 支持アーム部
24 補助アーム
25 進退アーム
25a 支持パイプ
26 測定器
26a 測定器本体
26b プローブ
26c ケーブル
26d ケーシング
26f 先端面
27 傾斜吸収機構
27a 支持片
27b コイルバネ
27c 嵌合孔
27d 当接筒部
27e 先端面
28 カメラ
29 落下防止用センサー
30 コントローラ
31 表示部
32 予想位置表示手段
P 予想位置

Claims (5)

  1. 被測定物の測定を行う測定システムであって、
    操作者に無線で遠隔操作される走行体と、
    前記走行体に設けられ、操作者に無線で遠隔操作されて進退移動する進退アームと、
    前記進退アームに装着され、前記進退アームが前進することで前記被測定物に押し当てられる測定部を備えた測定器と、
    前記測定部を支持する支持片と、前記支持片と前記進退アームとを連結するとともに軸線を湾曲させる方向に変形自在のコイルバネとを備えた傾斜吸収機構と、を有することを特徴とする測定システム。
  2. 前記測定器が、磁性体で形成された前記被測定物の表面の被膜の膜厚を測定する膜厚計である、請求項1に記載の測定システム。
  3. 前記走行体に設けられ、前記進退アームの前方側を撮影するカメラと、
    前記カメラから無線で送信された撮影画像を受信して表示する表示部と、
    前記進退アームが前進したときの前記測定部の位置を予想位置として前記表示部に表示された撮影画像に重ねて表示する予想位置表示手段とを有する、請求項1または2に記載の測定システム。
  4. 前記走行体を搭載可能な搭載部を備え、操作者により無線で遠隔操作されて飛行する飛行体をさらに有する、請求項1〜3の何れか1項に記載の測定システム。
  5. 被測定物の測定を行う測定方法であって、
    走行体を搭載した飛行体を無線で遠隔操作して前記走行体を所望の場所まで運搬し、
    所望の場所にまで運搬された前記走行体を無線で遠隔操作して所望の測定箇所にまで移動させた後、
    前記走行体に設けられた進退アームを被測定物の表面に向けて前進させて前記進退アームの先端に装着された測定部を前記被測定物の表面に押し当てることで、前記被測定物の測定を行うとともに、
    前記測定部を支持する支持片と、前記支持片と前記進退アームとを連結するとともに軸線を湾曲させる方向に変形自在のコイルバネとを備えた傾斜吸収機構により、前記被測定物の表面に押し当てられる前記測定部の前記被測定物の表面に対する傾斜を吸収することを特徴とする、測定方法。
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