JP2020132097A - 産業機械のアームレスト - Google Patents
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Description
座席シートに取付けられるステイと、
このステイに設けられた支軸が、回動支持部に軸支されて前記支軸を支点として回動可能に設けられるアームレスト本体とを備え、
前記回動支持部に軸支された前記支軸に開設した取付孔に、前記アームレスト本体の側面に形成された上下方向に延びた長孔形状の案内孔を介して外方から案内ピンを挿入固定することにより、前記回動支持部に軸支された前記支軸が抜けないようにし、
前記案内孔内を前記案内ピンが案内されながら移動して、前記アームレスト本体が使用位置と非使用位置との間で前記支軸を支点として回動する際に、
前記アームレスト本体が抵抗なく回動できるようにその短手方向の幅が前記案内ピンの外径より大きい部分を前記案内孔の上下方向の中央部位に形成すると共に、前記アームレスト本体がある程度の抵抗を受けながら回動できるように同じく短手方向の幅が前記案内ピンの外径より小さい部分を前記中央部位の上下にそれぞれ連なる端部を含む又は含まない前記端部の近くに形成したことを特徴とする。
座席シートに取付けられるステイと、
このステイに設けられた支軸が、回動支持部に軸支されて前記支軸を支点として回動可能に設けられるアームレスト本体とを備え、
前記回動支持部に軸支された前記支軸に開設した取付孔に、前記アームレスト本体の側面に形成された上下方向に延びた長孔形状の案内孔を介して外方から案内ピンを挿入固定することにより、前記回動支持部に軸支された前記支軸が抜けないようにし、
前記案内孔内を前記案内ピンが案内されながら移動して、前記アームレスト本体が使用位置と非使用位置との間で前記支軸を支点として回動する際に、
前記アームレスト本体がある程度の抵抗を受けながら回動できるようにその短手方向の幅が前記案内ピンの外径より僅か小さい部分を前記案内孔の上下方向の中央部位に形成すると共に、前記案内ピンが前記中央部位にあるときの抵抗よりも少し大きな抵抗を受けながら前記アームレスト本体が回動できるように同じく短手方向の幅が前記案内ピンの外径より小さく且つ前記中央部位の幅より小さい部分を前記中央部位の上下にそれぞれ連なる端部を含む又は含まない前記端部の近くに形成したことを特徴とする。
座席シートに取付けられるステイと、
このステイに設けられた支軸が、回動支持部に軸支されて前記支軸を支点として回動可能に設けられるアームレスト本体とを備え、
前記回動支持部に軸支された前記支軸に開設した取付孔に、前記アームレスト本体の側面に形成された上下方向に延びた長孔形状の案内孔を介して外方から案内ピンを挿入固定することにより、前記回動支持部に軸支された前記支軸が抜けないようにし、
前記案内孔内を前記案内ピンが案内されながら移動して、前記アームレスト本体が前記支軸を支点として回動する際に、
前記アームレスト本体がある程度の抵抗を受けながら回動できるように、前記案内孔の短手方向の幅を前記案内ピンの外径より小さく形成したことを特徴とする。
1.図7(ア)、(イ)に示す前記案内孔15の第1の実施形態(図7(ア)は前記案内ピン20が前記案内孔15内の最下部にある状態であって前記アームレスト本体9が概ね水平状態にある状態を示す。図7(イ)は前記案内ピン20が前記案内孔15内の最上部にある状態であって前記アームレスト本体9が概ね垂直状態にある状態を示す。)
(1−1)前記案内孔15の上下方向の中央部位に形成される前記幅広部分15Aの幅L1を前記案内ピン20の外径より僅か大きくした実施形態
即ち、図7(ア)、(イ)に示すように、前記案内孔15の上下方向の中央部位(中央を含むその近くの部位)に形成される前記幅広部分15Aの幅L1を前記案内ピン20の外径より僅か大きくし、また前記中央部位の上下にそれぞれ連なる端部を含む前記端部の近くの前記幅狭部分15B(前記案内孔15の上下方向の上下端部を含むこの上下端部の近くの部位)の幅L2を前記案内ピン20の外径より僅か小さくする。しかも、前記案内孔15の上下の中央位置の幅を最大幅として、上下端部に向けて徐々に幅を狭めるように滑らかに形成する。
なお、この図7(ア)、(イ)に基づいて前述したように、前記案内孔15の上下方向の前記中央部位の前記幅広部分15Aの幅L1を前記案内ピン20の外径より僅か大きくし、また前記案内孔15の上下方向の上下端部に近い前記幅狭部分15Bの幅L2を、前記案内ピン20の外径より僅か小さくしたが、これに限らず、以下のように構成してもよい。
2.図8(ウ)、(エ)に示す前記案内孔15の第2の実施形態(図8(ウ)は前記案内ピン20が前記案内孔15内の最下部にある状態であって前記アームレスト本体9が概ね水平状態にある状態を示す。図8(エ)は前記案内ピン20が前記案内孔15内の最上部にある状態であって前記アームレスト本体9が概ね垂直状態にある状態を示す。)
(2−1)前記中央部位の幅広部分15Cの幅L3を前記案内ピン20の外径より僅か大きくした実施形態
以上説明した図7(ア)、(イ)の実施形態にあっては、前記案内孔15を上下の前記中央部位を最大幅として、両端部に向けて徐々に幅を狭めるように形成したが、次に図8(ウ)、(エ)に示すように、徐々に狭めるのではなく、前記案内孔15の上下方向の前記中央部位の幅広部分15Cと、この幅広部分15Cに連なって段差を有して且つ前記案内孔15の上下方向の端部を含む前記端部の近くの幅狭部分15D(前記案内孔15の上下方向の上下端部を含むこの上下端部の近くの部位)とから前記案内孔15を構成してもよい。
なお、この図8(ウ)、(エ)に基づいて前述したように、前記案内孔15の上下方向の前記中央部位の前記幅広部分15Cの幅L3を前記案内ピン20の外径より僅か大きくし、且つ前記案内孔15の上下方向の端部を含む前記端部の近くの前記幅狭部分15Dの幅L4を前記案内ピン20の外径より僅か小さくしたが、これに限らず、以下のように構成してもよい。即ち、前記案内孔15の上下方向の前記中央部位の前記幅広部分の幅を前記案内ピン20の外径より僅か小さくし、また前記案内孔15の上下方向の端部を含む前記端部の近くの前記幅狭部分の幅を前記案内ピン20の外径より小さく且つ前記幅広部分の幅より僅かに小さくしてもよい。
3.図9(オ)、(カ)に示す前記案内孔15の第3の実施形態(図9(オ)は前記案内ピン20が前記案内孔15内の最下部にある状態であって前記アームレスト本体9が概ね水平状態にある状態を示す。図9(カ)は前記案内ピン20が前記案内孔15内の最上部にある状態であって前記アームレスト本体9が概ね垂直状態にある状態を示す。)
(3−1)前記中央部位の幅広部分15Eの幅と上下方向の上下端部の幅広部分15Gとを前記案内ピン20の外径より僅か大きくし、且つ幅広部分15Eと15Gとの間の幅狭部分15Fの幅を前記案内ピン20の外径より僅か小さくした実施形態
次に図9(オ)、(カ)に示すように、前記案内孔15の上下方向の前記中央部位の幅広部分15Eと、この幅広部分15Eに連なって且つ前記案内孔15の上下方向の上下端部寄りの幅狭部分(前記案内孔15の上下端部を含まない前記上下端部の近くの部位)15Fと、この幅狭部分15Fに連なって且つ前記案内孔15の上下方向の上下端部の幅広部分15Gとから前記案内孔15を構成してもよい。なお、前記案内孔15を形成する対向する開口形成面に開口側に向けて凸部24を形成することにより、前記幅狭部分15Fを形成することができる。
なお、この図9(オ)、(カ)に基づいて前述したように、前記中央部位の前記幅広部分15Eの幅と上下方向の上下端部の前記幅広部分15Gとを前記案内ピン20の外径より僅か大きくし、且つ前記幅狭部分15Fの幅を前記案内ピン20の外径より僅か小さくしたが、これに限らず、以下のように構成してもよい。
4.図10(キ)、(ク)に示す前記案内孔15の第4の実施形態(図10(キ)は前記案内ピン20が前記案内孔15内の最下部にある状態であって前記アームレスト本体9が概ね水平状態にある状態を示す。図10(ク)は前記案内ピン20が前記案内孔15内の最上部にある状態であって前記アームレスト本体9が概ね垂直状態にある状態を示す。)
次に図10(キ)、(ク)に示すように、前記案内孔15の幅狭方向の幅を全域に亘って同一幅として、前記案内孔15の上下方向の全幅を前記案内ピン20の外径より僅か小さい幅L5としてもよい。このようにすることにより、前記案内ピン20が前記案内孔15の上下方向のどの位置にあっても、ある程度の抵抗を受けながら(前記アームレスト本体9がその自重により回動できない程度)回動することとなる。しかも、前記案内ピン20が前記案内孔15の上下方向のどの位置にあっても、前記案内ピン20を安定した状態に維持することができ、前記アームレスト本体9がどの位置にあっても、ガタツキを減少させることができる。
2 アームレスト
9 アームレスト本体
10 フレーム
11 カバー
12 支持孔
13 支持筒
15 案内孔
15A 幅広部分
15B 幅狭部分
15C 幅広部分
15D 幅狭部分
15E 幅広部分
15F 幅狭部分
15G 幅広部分
16 取付け用開口
17 ステイ
17B 支軸
20 案内ピン
21 取付ネジ孔
Claims (4)
- 建設機械や、農業機械などの産業機械のアームレストにおいて、
座席シートに取付けられるステイと、
このステイに設けられた支軸が、回動支持部に軸支されて前記支軸を支点として回動可能に設けられるアームレスト本体とを備え、
前記回動支持部に軸支された前記支軸に開設した取付孔に、前記アームレスト本体の側面に形成された上下方向に延びた長孔形状の案内孔を介して外方から案内ピンを挿入固定することにより、前記回動支持部に軸支された前記支軸が抜けないようにし、
前記案内孔内を前記案内ピンが案内されながら移動して、前記アームレスト本体が使用位置と非使用位置との間で前記支軸を支点として回動する際に、
前記アームレスト本体が抵抗なく回動できるようにその短手方向の幅が前記案内ピンの外径より大きい部分を前記案内孔の上下方向の中央部位に形成すると共に、前記アームレスト本体がある程度の抵抗を受けながら回動できるように同じく短手方向の幅が前記案内ピンの外径より小さい部分を前記中央部位の上下にそれぞれ連なる端部を含む又は含まない前記端部の近くに形成したことを特徴とする産業機械のアームレスト。 - 建設機械や、農業機械などの産業機械のアームレストにおいて、
座席シートに取付けられるステイと、
このステイに設けられた支軸が、回動支持部に軸支されて前記支軸を支点として回動可能に設けられるアームレスト本体とを備え、
前記回動支持部に軸支された前記支軸に開設した取付孔に、前記アームレスト本体の側面に形成された上下方向に延びた長孔形状の案内孔を介して外方から案内ピンを挿入固定することにより、前記回動支持部に軸支された前記支軸が抜けないようにし、
前記案内孔内を前記案内ピンが案内されながら移動して、前記アームレスト本体が使用位置と非使用位置との間で前記支軸を支点として回動する際に、
前記アームレスト本体がある程度の抵抗を受けながら回動できるようにその短手方向の幅が前記案内ピンの外径より僅か小さい部分を前記案内孔の上下方向の中央部位に形成すると共に、前記案内ピンが前記中央部位にあるときの抵抗よりも少し大きな抵抗を受けながら前記アームレスト本体が回動できるように同じく短手方向の幅が前記案内ピンの外径より小さく且つ前記中央部位の幅より小さい部分を前記中央部位の上下にそれぞれ連なる端部を含む又は含まない前記端部の近くに形成したことを特徴とする産業機械のアームレスト。 - 建設機械や、農業機械などの産業機械のアームレストにおいて、
座席シートに取付けられるステイと、
このステイに設けられた支軸が、回動支持部に軸支されて前記支軸を支点として回動可能に設けられるアームレスト本体とを備え、
前記回動支持部に軸支された前記支軸に開設した取付孔に、前記アームレスト本体の側面に形成された上下方向に延びた長孔形状の案内孔を介して外方から案内ピンを挿入固定することにより、前記回動支持部に軸支された前記支軸が抜けないようにし、
前記案内孔内を前記案内ピンが案内されながら移動して、前記アームレスト本体が使用位置と非使用位置との間で前記支軸を支点として回動する際に、
前記アームレスト本体がある程度の抵抗を受けながら回動できるように、前記案内孔の短手方向の幅を前記案内ピンの外径より小さく形成したことを特徴とする産業機械のアームレスト。 - 前記アームレスト本体を、このアームレスト本体の骨組みを成すフレームと、このフレームを外方から覆う弾性を有するカバーとから構成し、前記カバーに前記案内孔を形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の産業機械のアームレスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019032138A JP7092700B2 (ja) | 2019-02-25 | 2019-02-25 | 産業機械のアームレスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019032138A JP7092700B2 (ja) | 2019-02-25 | 2019-02-25 | 産業機械のアームレスト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020132097A true JP2020132097A (ja) | 2020-08-31 |
JP7092700B2 JP7092700B2 (ja) | 2022-06-28 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP7092700B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112622723A (zh) * | 2020-12-04 | 2021-04-09 | 佛吉亚(南京)汽车部件系统有限公司 | 一种可任意悬停的中控扶手机构 |
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US5316373A (en) * | 1993-02-04 | 1994-05-31 | Voyager, Inc. | Seat arm rest |
DE102005033020A1 (de) * | 2005-07-15 | 2007-06-06 | Faurecia Autositze Gmbh | Armlehne für einen Kraftfahrzeugsitz |
JP2011068201A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Suzuki Motor Corp | アームレストの支持構造 |
-
2019
- 2019-02-25 JP JP2019032138A patent/JP7092700B2/ja active Active
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