JP6396705B2 - ヘッドレスト - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドレストに関し、特にヘッドレストの左右両側の部位が上下方向に延びた回転軸を中心にして前後にする揺動する技術に関する。
特許文献1には、ヘッドレストの左右両側の部位が上下方向に延びた回転軸を中心にして前後に揺動する技術が開示されている。具体的には、左右の横支持部がトルクヒンジによって中央支持部(ベース部)の左右両側に連結され、左右の横支持部がトルクヒンジの回転軸を中心にして前後に揺動可能に設けられている。
特開2012−110622号公報
ところで、横支持部が乗員の後頭部を斜め後ろから支持するものである。そのため、横支持部の姿勢が安定するとともに、横支持部が安定して揺動することが望まれる。
そこで、本発明の課題は、ヘッドレストの左右両側の部位である横支持部の姿勢及び動きを安定させることである。
以上の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、上下方向に延びる第一回転軸と、上下方向に延びるとともに、前記第一回転軸から左右方向に間隔をおいて配置された第二回転軸と、前記第一回転軸に軸支されて、前記第一回転軸から側方に延出し、前記第一回転軸を中心にして前後に揺動する第一横支持部と、前記第二回転軸に軸支され、前記第二回転軸から側方に延出し、前記第二回転軸を中心にして前後に揺動する第二横支持部と、前記第一回転軸と前記第二回転軸を連結する連結部と、前記第一横支持部と前記第二横支持部の間に配置されたベース部と、前記ベース部の前面から突出した状態に設けられた第一軸受部と、前記第一軸受部の上面に形成された第一差込凹部と、前記ベース部の前面から突出した状態に設けられ、前記第一軸受部から左右方向に間隔をおいて配置された第二軸受部と、前記第二軸受部の上面に形成された第二差込凹部と、を備え、前記第一回転軸、前記第二回転軸及び前記連結部のうち少なくとも一つが前記ベース部に支持され、前記第一回転軸が前記第一差込凹部に差し込まれ、前記第二回転軸が前記第二差込凹部に差し込まれているヘッドレストである。
請求項2に係る発明は、上下方向に延びる第一回転軸と、上下方向に延びるとともに、前記第一回転軸から左右方向に間隔をおいて配置された第二回転軸と、前記第一回転軸に軸支されて、前記第一回転軸から側方に延出し、前記第一回転軸を中心にして前後に揺動する第一横支持部と、前記第二回転軸に軸支され、前記第二回転軸から側方に延出し、前記第二回転軸を中心にして前後に揺動する第二横支持部と、前記第一回転軸と前記第二回転軸を連結する連結部と、前記第一横支持部と前記第二横支持部の間に配置されたベース部と、上下に延在する第一ステーと、上下方向に延びるとともに、前記第一ステーから左右方向に間隔をおいて配置された第二ステーと、前記第一ステー及び前記第二ステーの上部に取り付けられるブラケットと、前面が開口した箱状に設けられ、前記第一ステーの上部、前記第二ステーの上部及び前記ブラケットを収容したハウジングと、前記ハウジングの前面の開口を閉塞するフロントカバーと、を備え、前記第一回転軸、前記第二回転軸及び前記連結部のうち少なくとも一つが前記ベース部に支持され、前記ベース部が前記ブラケットの前に組み付けられ、前記ブラケットが、前記第一ステーの上部から側方に延出する第一サイドプレートと、前記第二ステーの上部から側方に延出する第二サイドプレートと、を有し、前記第一サイドプレート及び前記第二サイドプレートの延出する側の端部が前記フロントカバー及び前記ハウジングに締結されているヘッドレストである。
請求項3に係る発明は、上下方向に延びる第一回転軸と、上下方向に延びるとともに、前記第一回転軸から左右方向に間隔をおいて配置された第二回転軸と、前記第一回転軸に軸支されて、前記第一回転軸から側方に延出し、前記第一回転軸を中心にして前後に揺動する第一横支持部と、前記第二回転軸に軸支され、前記第二回転軸から側方に延出し、前記第二回転軸を中心にして前後に揺動する第二横支持部と、前記第一回転軸と前記第二回転軸を連結する連結部と、前記第一横支持部と前記第二横支持部の間に配置されたベース部と、上下に延在する第一ステーと、上下方向に延びるとともに、前記第一ステーから左右方向に間隔をおいて配置された第二ステーと、前記第一ステー及び前記第二ステーの上部に取り付けられるブラケットと、前面が開口した箱状に設けられ、前記第一ステーの上部、前記第二ステーの上部及び前記ブラケットを収容したハウジングと、前記ハウジングの内面の後板から前方へ突出するように設けられたボスと、を備え、前記第一回転軸、前記第二回転軸及び前記連結部のうち少なくとも一つが前記ベース部に支持され、前記ブラケットが、前記第一ステーの上部と前記第二ステーの上部を連結するセンタープレートを有し、前記ベース部が前記ブラケットにおける前記センタープレートの前に組み付けられ、前記ボスの突端が前記センタープレートに締結されているヘッドレストである。
請求項4に係る発明は、前記ハウジングの内面の後板から前方へ突出するように設けられた第一後部ボスと、前記ハウジングの内面の後板から前方へ突出するように設けられ、前記第一後部ボスから左右方向に間隔をおいて配置された第二後部ボスと、前記フロントカバーの後面から後方へ突出するように設けられた第一前部ボスと、前記フロントカバーの後面から後方へ突出するように設けられ、前記第一前部ボスから左右方向に間隔をおいて配置された第二前部ボスと、を更に備え、前記第一サイドプレートが前記第一後部ボスの突端と前記第一前部ボスの突端との間に挟まれて、前記第一後部ボスの突端と前記第一前部ボスの突端が締結され、前記第二サイドプレートが前記第二後部ボスの突端と前記第二前部ボスの突端との間に挟まれて、前記第二後部ボスの突端と前記第二前部ボスの突端が締結されている請求項に記載のヘッドレストである。
請求項5に係る発明は、前記フロントカバーに開口が形成され、前記開口を通じて前記ベース部が前記ブラケットの前に組み付けられる請求項又は4に記載のヘッドレストである。
請求項6に係る発明は、前記連結部が前記第一回転軸の上端と前記第二回転軸の上端を繋ぐ請求項1〜のいずれか一項に記載のヘッドレストである。
請求項1に係る発明によれば、第一回転軸と第二回転軸が連結部によって連結されているので、第一回転軸と第二回転軸の位置ずれを抑制することができる。更に、第一回転軸と第二回転軸が連結部によって補強されて、第一回転軸、第二回転軸及び連結部の剛性が向上する。よって、第一横支持部及び第二横支持部の姿勢及び揺動が安定する。
また、第一回転軸、第二回転軸及び連結部のうち少なくとも一つがベース部に支持されることによって、第一回転軸、第二回転軸及び連結軸の少なくとも一つを補強することができる。よって、第一横支持部及び第二横支持部の姿勢及び揺動が安定する。
さらに、第一回転軸を第一差込凹部の上から第一差込凹部に差し込み、第二回転軸を第二差込凹部の上から第二差込凹部に差し込むことによって、第一回転軸、第二回転軸及び連結部をベース部に容易に組み付けることができる。また、第一回転軸、第二回転軸及び連結部とベース部の組み付けの堅固性が向上する。よって、第一横支持部及び第二横支持部の姿勢及び揺動が安定する。
請求項2に係る発明によれば、第一回転軸と第二回転軸が連結部によって連結されているので、第一回転軸と第二回転軸の位置ずれを抑制することができる。更に、第一回転軸と第二回転軸が連結部によって補強されて、第一回転軸、第二回転軸及び連結部の剛性が向上する。よって、第一横支持部及び第二横支持部の姿勢及び揺動が安定する。
また、第一回転軸、第二回転軸及び連結部のうち少なくとも一つがベース部に支持されることによって、第一回転軸、第二回転軸及び連結軸の少なくとも一つを補強することができる。よって、第一横支持部及び第二横支持部の姿勢及び揺動が安定する。
また、ベース部がブラケットに組み付けられているため、ベース部が安定する。よって、第一横支持部及び第二横支持部の姿勢及び揺動が安定する。
さらに、第一サイドプレート及び第二サイドプレートの延出側の端部がフロントカバー及びハウジングに締結されているので、ブラケットの姿勢が安定する。
請求項3に係る発明によれば、第一回転軸と第二回転軸が連結部によって連結されているので、第一回転軸と第二回転軸の位置ずれを抑制することができる。更に、第一回転軸と第二回転軸が連結部によって補強されて、第一回転軸、第二回転軸及び連結部の剛性が向上する。よって、第一横支持部及び第二横支持部の姿勢及び揺動が安定する。
また、第一回転軸、第二回転軸及び連結部のうち少なくとも一つがベース部に支持されることによって、第一回転軸、第二回転軸及び連結軸の少なくとも一つを補強することができる。よって、第一横支持部及び第二横支持部の姿勢及び揺動が安定する。
また、ベース部がブラケットに組み付けられているため、ベース部が安定する。よって、第一横支持部及び第二横支持部の姿勢及び揺動が安定する。
また、センタープレートによって第一ステー及び第二ステーを安定させることができる。ベース部がセンタープレートによって補強され、センタープレートがベース部によって補強され、ベース部及びセンタープレートの大型化を抑制することができる。
さらに、センタープレートがボスによって補強される。強いては、ブラケットの剛性が向上し、ベース部が補強されて安定する。よって、第一横支持部及び第二横支持部の姿勢及び揺動が安定する。
請求項4に係る発明によれば、第一サイドプレートが第一後部ボスと第一前部ボスとの間に挟まれることによって、第一サイドプレートが補強される。第二サイドプレートが第二後部ボスと第二前部ボスとの間に挟まれることによって、第二サイドプレートが補強される。強いては、ブラケットの剛性が向上し、ベース部が補強されて安定する。よって、第一横支持部及び第二横支持部の姿勢及び揺動が安定する。
請求項5に係る発明によれば、フロントカバーに開口が形成されているので、フロントカバーを軽量化することができる。ベース部とブラケットの組み付け性が向上する
請求項6に係る発明によれば、第一回転軸と第二回転軸の上端同士が連結部によって繋がれているので、第一回転軸と第二回転軸の位置ずれを抑制することができるとともに、第一回転軸、第二回転軸及び連結部の剛性が向上する。よって、第一横支持部及び第二横支持部の姿勢及び揺動が安定する。
第一実施形態のヘッドレストの斜視図である。 同実施形態のヘッドレストの分解斜視図である。 同実施形態のヘッドレストのピラー及びブラケットの正面図である。 同実施形態のヘッドレストのピラー及びブラケットの背面図である。 同実施形態のヘッドレストのピラー、ハウジング、フロントカバー及びブラケットの縦断面図である。 同実施形態のヘッドレストのフロントカバーの正面図である。 同実施形態のヘッドレストのフロントカバーの背面図である。 同実施形態のヘッドレスト本体部の正面図である。 同実施形態のヘッドレスト本体部の背面図である。 同実施形態のヘッドレスト本体部の分解斜視図である。 同実施形態のパッドの正面図である。 同実施形態のパッドの背面図である。 第二実施形態のヘッドレストの分解斜視図である。 同実施形態のヘッドレスト本体部の分解斜視図である。
以下に、図面を用いて、本発明を実施するための形態について説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されている。そのため、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
〔第一の実施の形態〕
図1は、車両用シートのヘッドレスト1の斜視図である。図2は、ヘッドレスト1の分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、フロントカバー30がハウジング20の前側に組み付けられることによって、中空を有する筐体が構成される。その筐体が表皮91によって包み込まれている。ピラー10の上部がその筐体に収容されて、ピラー10の上部がブラケット40を介してハウジング20及びフロントカバー30に取り付けられている。ヘッドレスト本体部50がフロントカバー30の前に配置されて、ピラー10の上部がブラケット40を介してヘッドレスト本体部50に取り付けられている。このヘッドレスト本体部50の左部が上下方向に延びた軸を中心にしてヘッドレスト本体部50の中央部に対して前後に揺動し、ヘッドレスト本体部50の右部が上下方向に延びた軸を中心にしてヘッドレスト本体部50の中央部に対して前後に揺動する。ヘッドレスト本体部50の前面には、クッション性のあるパッド80が設けられ、パッド80及びヘッドレスト本体部50が表皮92によって包み込まれている。
図3はピラー10及びブラケット40の正面図であり、図4はピラー10及びブラケット40の背面図である。図2〜図4に示すように、ピラー10がU字状に形作られている。つまり、ピラー10がステー(支柱)11,12及び梁13を有し、梁13の一端がステー11の上端に繋がり、梁13の他端がステー12の上端に繋がり、これらステー11,12及び梁13がU字状に連続して設けられている。このピラー10の上部(ステー11,12の上部及び梁13)がブラケット40を介してハウジング20及びフロントカバー30に取り付けられている。
ブラケット40は金属板を曲げ加工したものである。ブラケット40のセンタープレート41が板状に形作られている。ブラケット40の立ち壁42,43がセンタープレート41の左縁及び右縁から後方へ延出する。ブラケット40のサイドプレート44が立ち壁42の後縁から側方へ延出し、サイドプレート45が立ち壁43の後縁から側方へ延出する。サイドプレート44,45にはそれぞれ開口44a,45aが形成されている。通し孔44b,44cがサイドプレート44の端部に形成され、通し孔45b,45cがサイドプレート45の端部に形成され、これらは通し孔44b,44c,45b,45cがブラケット40の四隅に配置されている。筒状の嵌合部46,47がブラケット40のセンタープレート41の前面に対して立てた状態に設けられており、嵌合部46,47がセンタープレート41の前面から前方へ突出する。また、センタープレート41には二つの開口41a,41bが形成され、嵌合部46,47がこれら開口41a,41bの間に配置されている。
これら開口41a,41b,44a,45aがブラケット40に形成されているので、ブラケット40の軽量化を図ることができる。
ピラー10が溶接によってブラケット40に取り付けられている。具体的には、センタープレート41がピラー10のステー11,12の上部の前側に配置され、センタープレート41とピラー10のステー11,12が当接し、ピラー10のステー11,12が立ち壁42と立ち壁43の間に配置され、ステー11が立ち壁42に当接し、ステー12が立ち壁43に当接し、ステー11が立ち壁42とセンタープレート41の一方又は両方に溶接され、ステー12が立ち壁43とセンタープレート41の一方又は両方に溶接されている。こうして、センタープレート41がステー11の上部とステー12の上部を連結する。
図5は、ピラー10、ハウジング20、フロントカバー30及びブラケット40の縦断面図である。図5に示す断面はヘッドレスト1の中心線に沿う。
図2及び図5に示すように、ハウジング20はその前面が開口した箱状に形作られている。つまり、ハウジング20の内面の後板には、ボス21〜25が形成されている。これらボス21〜25はハウジング20の内面の後板から前方へ突出する。ボス21がハウジング20の内面の後板の中央部に位置し、ボス22〜25がハウジング20の内面の後板の四隅近傍に位置する。ボス21〜25の内周面には、雌ネジが形成されている。
ハウジング20の内面にはリブ20a〜20hが突出した状態に設けられている。リブ20a〜20cがハウジング20の内面の左の側板から後板を経由して右の側板にかけて左右に延在する。リブ20aがボス22,23に連続して形成され、リブ20bがボス21に連続して形成され、リブ20cがボス24,25に連続して形成されている。リブ20d〜20eがハウジング20の内面の上板から後板を経由して下板にかけて上下に延在する。リブ20dがボス22,24に連続して形成され、リブ20eがボス23,25に連続して形成されている。リブ20f,20gがハウジング20の内面の下板から後板を経由してリブ20cまで上下に延在する。リブ20hがリブ20cからハウジング20の内面の後板を経由してリブ20aまで上下に延在する。リブ20hがボス21に連続して形成されている。
ハウジング20の下板の前縁部が切り欠かれて、ステー通し部20m,20nがハウジング20の下板に形成されている。また、ハウジング20の内面の後板の上部には、ピラー受け部26が設けられている。ピラー受け部26はハウジング20の内面の後板から突出したリブである。
ハウジング20の前面の開口にフロントカバー30が嵌め込まれて、その開口がフロントカバー30によって塞がれている。図6はフロントカバー30の正面図であり、図7はフロントカバー30の背面図である。図2及び図5〜図7に示すように、フロントカバー30の中央部には開口31が形成されている。フロントカバー30の後面には、筒状のボス32〜35が形成されている。これらボス32〜35はフロントカバー30の後面から後方へ突出する。これらボス32〜35はフロントカバー30の四隅の近傍に配置されている。ボス32〜35は突端部にはリング状のフランジ32a〜35aが形成され、フランジ32a〜35aがボス32〜35の内周面から内側に延出し、フランジ32a〜35aによって囲まれた通し孔32b〜35bが形成されている。ボス32〜35の中空はフロントカバー30の前面において開口する。
フロントカバー30の後面には、網目状のリブ37が凸状に設けられている。リブ37はボス32〜35に連なっている。
フロントカバー30の前面には溝36が凹んだ状態に設けられている。溝36はフロントカバー30の前面の外縁に沿っており、フロントカバー30の正面から見て溝36が環状に形成されている。溝36の内面には、突起36aが凸設されている。
ピラー10の上部(ステー11,12の上部及び梁13)及びブラケット30がハウジング20の内側に収容されている。ピラー10の梁13の後面及び上面がピラー受け部26に当接することによって、梁13がピラー受け部26に支持されている。フロントカバー30がハウジング20の前面の開口に嵌め込まれ、サイドプレート44がハウジング20のボス22,24の突端とフロントカバー30のボス32,34の突端との間に挟まれ、サイドプレート45がハウジング20のボス23,25の突端とフロントカバー30のボス33,35の突端との間に挟まれている。ネジ32dがフロントカバー30の前面側からボス32の通し孔32b及びブラケット40の通し孔44bに通されて、ボス22に締結されている。同様に、ネジ33d,34d,35dがそれぞれボス23,24,25にそれぞれネジ止めされている。従って、ネジ32d〜35dはフロントカバー30及びブラケット40をハウジング20に共締めするものである。
また、ハウジング20のボス21の突端がブラケット40のセンタープレート41の後面に当接し、ネジ31dがセンタープレート41の通し孔41cに通されて、そのネジ31dがボス21にネジ止めされ、ネジ31dによってセンタープレート41がボス21の突端に固定されている。
ピラー10のステー11,12がハウジング20の下板の前からステー通し部20m,20nに嵌め込まれている。そして、ステー11,12がステー通し部20m,20nを通じてハウジング20の下板を上下に貫通し、ステー11,12がステー通し部20m,20nを通じてハウジング20の内側からハウジング20の下側まで延在する。ステー11,12が車両用シートの背もたれの上部に設けられた二つのステーサポートにそれぞれ差し込まれることによって、ヘッドレスト1が背もたれの上部に取り付けられる。
フロントカバー30の下端面には凸部39が形成され(図6及び図7参照)、凸部39がステー通し部20m,20nに嵌め合う。そして、ステー11,12が凸部39とハウジング20の下板(特に、ステー通し部20m,20nの後側の縁部)との間に挟み込まれている。
フロントカバー30がハウジング20に取り付けられた状態では、ブラケット40の嵌合部46,47がフロントカバー30の開口31を通ってフロントカバー30の前に突き出ている。
図1に示すように、表皮91がハウジング20の後側からハウジング20を包み込み、ハウジング20の前端において表皮91が折られ、更に表皮91の縁部分が折られてフロントカバー30の溝36に嵌め込まれている。ここで、表皮91の縁部分には、弾性変形する差込片が縫い等によって取り付けられており、表皮91の縁部分とともに差込片が溝36に嵌め込まれている。溝36の内面に形成された複数の突起36aは、表皮91の縁部分及び差込片が溝36から抜けることを防止するものである。
図8はヘッドレスト本体部50の正面図であり、図9はヘッドレスト本体部50の背面図であり、図10はヘッドレスト本体部50の分解斜視図である。図2及び図8〜図10に示すように、ヘッドレスト本体部50がベース部51及び横支持部52,53等を有し、横支持部52,53がベース部51の左右側部にヒンジ部によって連結されている。
ベース部51が板状に設けられている。ベース部51の前面の下部には軸受部51a,51bが形成され、軸受部51a,51bがベース部51の前面から前方へ突出する。軸受部51a,51bが有底筒状に形成され、軸受部51a,51bの上面には差込凹部51c,51dが形成されている。軸受部51a,51bがこれらの間に間隔を置くように配置されている。軸受部51a,51bの下端面がベース部51の下端面に揃っている。
ベース部51の前面の上部にはネジ穴51e,51fが形成されている。ネジ穴51e,51fはベース部51の前面から後面に貫通する。
ベース部51の後面には、網目状のリブ51gが突出した状態に設けられている。
ベース部51の後面には溝51j,51kが形成されている。溝51jがベース部51の後面の上縁に沿って形成され、溝51kがベース部51の後面の下縁に沿って形成されている。
ベース部51の前面には、軸ユニット54が取り付けられている。軸ユニット54は回転軸54a,54b及び連結部54c,54dを有する。パイプ状の部材がU字状に折り曲げられることによって回転軸54a,54b及び連結部54cが構成される。つまり、回転軸54a,54bが上下に延在するとともに互いに平行に設けられ、連結部54cが左右に延在し、連結部54cの一端が回転軸54aの上端に繋がり、連結部54cの他端が回転軸54bの上端に繋がり、これら回転軸54a,54b及び連結部54dがU字状に連続して設けられている。連結部54dが連結部54cの下側において回転軸54bと回転軸54cの間に架け渡すように設けられている。
連結部54dは薄板状の部材であり、連結部54dの一端部が回転軸54aの後面に溶接され、連結部54dの他端部が回転軸54bの後面に溶接されている。連結部54dの左右両端部が前に折り曲げられ、これら折り曲げ部の間に回転軸54a,54bが配置され、一方の折り曲げ部が回転軸54aの側面に溶接され、他方の折り曲げ部が回転軸54bの側面に溶接されている。
回転軸54a,54bの下端部が軸受部51a,51bの上から差込凹部51c,51dに差し込まれており、回転軸54a,54bのラジアル荷重及び下方アキシアル荷重が軸受部51a,51bに受けられる。これにより回転軸54a,54bがベース部51に支持される。また、連結部54cがベース部51の前面に当接し、連結部54cが後ろからベース部51によって支持される。なお、回転軸54a,54b及び連結部54cのうち少なくとも一つがベース部51に支持さればよい。
また、連結部54dがベース部51の前面に当接し、ネジ54e,54fによって連結部54dがベース部51の前面に締結され、これにより連結部54dがベース部51に支持されている。ここで、ネジ54e,54fはベース部51のネジ穴51e,51fにネジ止めされている。
横支持部52が板バネ56によって回転軸54aに軸支され、横支持部52が回転軸54aから側方に延出する。横支持部53が板バネ57によって回転軸54bに軸支され、その横支持部53が回転軸54bから側方に延出する。
横支持部52,53が板状に設けられている。横支持部52,53の前面のベース部51側の領域には、前方に隆起した隆起部52a,53aが形成され、横支持部52の後面においては隆起部52a,53aの裏側が窪んでいる。隆起部52aには挿入孔52b,52cが形成され、挿入孔52b,52cが横支持部52の前面から後面まで貫通する。隆起部53aには挿入孔53b,53cが形成され、挿入孔53b,53cが横支持部52の前面から後面まで貫通する。
横支持部52,53の前面には、網目状のリブ52g,53gが突出した状態に設けられている。
横支持部52,53の後面には溝52j,53jが形成されている。溝52jが横支持部52の後面の外縁に沿って形成され、溝52jが横支持部52の後面の外縁に沿って形成されている。
板バネ56は薄板状の金属板をU字型に折り曲げ加工したものである。つまり、板バネ56が前後一対の挟持板部56a,56b及び折り返し部56cを有し、挟持板部56a,56bが折り返し部56cによって繋がっている。板バネ57もU字型に折り曲げられた金属薄板であって、挟持板部57a,57b及び折り返し部57cを有する。
回転軸54aが板バネ56の折り返し部56cに嵌め込まれ、その折り返し部56cが回転軸54aを抱持する。板バネ56の折り返し部56cはその弾性力によって回転軸54bを径方向内側に向けて締め付けている。回転軸54bが板バネ57の折り返し部57cに嵌め込まれ、その折り返し部57cが回転軸54bを抱持する。板バネ57の折り返し部57cはその弾性力によって回転軸54bを径方向内側に向けて締め付けている。
横支持部52の隆起部52aが板バネ56の挟持板部56aと挟持板部56bとの間に挿入されて、挟持板部56a,56bが横支持部52の隆起部52aを前後に挟み込んでいる。そして、板バネ56がボルト56d,56e及びナット56f,56gによって横支持部52に固定されている。ここで、ボルト56d,56eがカラー56j,56kに挿入され、カラー56j,56kが横支持部52の挿入孔52b,52cに嵌め込まれて、ボルト56d,56eが挿入孔52b,52cを前後に貫通する。
横支持部53の隆起部53aが板バネ57の挟持板部57aと挟持板部57bとの間に挿入されて、挟持板部57a,57bが横支持部53の隆起部53aを前後に挟み込んでいる。そして、板バネ57がボルト57d,57e及びナット57f,57gによって横支持部53に固定されている。ボルト57d,57eがカラー57j,57kに挿入され、カラー57j,57kが横支持部53の挿入孔53b,53cに嵌め込まれて、ボルト57d,57eが挿入孔57b,57cを前後に貫通する。
横支持部52が以上のような回転軸54a及び板バネ56によってベース部51の側部にヒンジ結合されている。横支持部52が回転軸54aを中心にして前後にスイング可能となっている。板バネ56の折り返し部56cの弾性力があるため、横支持部52をスイングするには、ある程度のトルクを必要とする。同様にして、横支持部53が以上のような回転軸54b及び板バネ57によってベース部51の側部にヒンジ結合され、横支持部53を前後にスイングするためには、ある程度のトルクを必要とする。
横支持部52が後ろにスイングされて、横支持部52がベース部51の側端面に当たる。従って、横支持部52がそれ以上後ろにスイングされることはベース部51の側端面によって規制される。同様に、横支持部53がベース部51の側端面に当たると、横支持部53がそれ以上後ろにスイングされることはベース部51の側端面によって規制される。
横支持部52,53がベース部51の側端面に当接すると、ベース部51及び横支持部52,53によって平板が構成され、横支持部52,53の前面とベース部51の前面が揃って面一となる。
ヘッドレスト本体部50は次のようにしてブラケット40に取り付けられている。図9に示すように、筒状の嵌合部58,59がベース部51の後面に対して立てた状態に設けられており、嵌合部58,59がベース部51の後面から後方へ突出する。そして、ベース部51の嵌合部58とブラケット40の嵌合部46とが嵌め合い(嵌合部46が嵌合部58に挿入され、又は嵌合部58が嵌合部46に挿入され)、嵌合部46,58に溝が形成され、クリップ(止め輪)58aが嵌合部46の溝と嵌合部58の溝に引っ掛かり、嵌合部58と嵌合部46がクリップ58aによって固定されている。同様に、ベース部51の嵌合部59とブラケット40の嵌合部47とが嵌め合い、クリップ59aによって嵌合部59と嵌合部47が固定されている。
ヘッドレスト本体部50の前面には、発泡樹脂からなるパッド80が設けられている。図11はパッド80の正面図であり、図12はパッド80の背面図である。
図12に示すように、パッド80の後面の中央部には、U字型の凹部81が凹設されている。パッド80がヘッドレスト本体部50の前面に設けられると、凹部81の縦溝部81aに軸ユニット54の回転軸54aが嵌め込まれ、凹部81の縦溝部81bに軸ユニット54の回転軸54bが嵌め込まれ、凹部81の横溝部81に軸ユニット54の連結部54dが嵌め込まれる。
パッド80の後面には、矩形状の凹部82,83が凹設されている。凹部82,83が凹部81の左右両側に配置されている。パッド80がヘッドレスト本体部50の前面に設けられると、横支持部52の隆起部52a及び板バネ56が凹部82に嵌め込まれ、横支持部53の隆起部53a及び板バネ57が凹部83に嵌め込まれる。
図11に示すように、パッド80の前面には、凹部84,85が形成されている。凹部84,85はパッド80の前面の上縁部から下縁部にかけて上下に延在する。パッド80を正面から後ろに向かって投影視すると、凹部84が凹部81の縦溝部81a及び回転軸54aに重なり、凹部85が凹部81の縦溝部81b及び回転軸54bに重なる。従って、横支持部52が回転軸54aを中心にして前にスイングすると、パッド80が凹部84を中心にして折れ曲がる。横支持部53が回転軸54bを中心にして前にスイングすると、パッド80が凹部85を中心にして折れ曲がる。
図1に示すように、表皮92がパッド80の前側からパッド及びヘッドレスト本体部50を包み込み、ベース部51及び横支持部52,53の後面の外縁において表皮92が折られ、更に表皮92の縁部分が折られてベース部51の溝51j,51k(図9に図示)及び横支持部52,53の溝52j,52j(図9に図示)に嵌め込まれている。ここで、表皮92の縁部分には、弾性変形する差込片が縫い等によって取り付けられており、表皮92の縁部分とともに差込片が溝51j,51k,52j,53jに嵌め込まれている。
表皮92には、上下方向に延びた縫い目92a,92bが施されている。表皮92を正面から後ろに向かって投影視すると、縫い目92aがパッド80の凹部84に重なり、縫い目92bがパッド80の凹部85に重なる。そのため、横支持部52,53が前にスイングされて、パッド80が曲げられることによって表皮92もパッド80の前面に沿って撓んだ際には、その表皮92が縫い目92a,92bにおいて局所的に大きく撓む。そのため、表皮92がパッド80の前面から浮き上がりにくい。
本発明の実施の形態によれば、次のような効果をもたらす。
(1) 回転軸54aと回転軸54bが連結部54c,54dによって連結されているので、回転軸54aと回転軸54bの位置ずれを抑制することができる。更に、回転軸54aと回転軸54bが連結部54c,54dによって補強されて、軸ユニット54の剛性が向上する。よって、横支持部52,53の姿勢及び揺動が安定する。
(2) 回転軸54a,54b及び連結部54c,54dがその後ろからベース部51に支持されるため、回転軸54a,54b及び連結部54c,54dを補強することができる。
(3) 回転軸54a,54bが軸受部51a,51bの上から差込凹部51c,51dに差し込むことによって、軸ユニット54をベース部51に容易に組み付けることができる。また、軸ユニット54とベース部51の組み付けの堅固性が向上する。
(4) ベース部51がブラケット40に組み付けられているため、ベース部51が安定する。
(5) ブラケット40のセンタープレート41によってステー11,12を安定させることができる。ベース部51がセンタープレート41によって補強され、センタープレート41がベース部21によって補強され、ベース部51及びセンタープレート41の大型化を抑制することができる。
(6) ブラケット40のセンタープレート41がボス21によって補強される。強いては、ブラケット40の剛性が向上し、ベース部51が補強されて安定する。
(7) ブラケット40のサイドプレート44,45の延出側の端部がフロントカバー30及びハウジング20に締結されているので、ブラケット40の姿勢が安定する。
(8) サイドプレート44がボス22とボス32との間に挟まれ、更にサイドプレート44がボス24とボス34との間に挟まれることによって、サイドプレート44が補強される。同様に、反対側のサイドプレート45も補強される。強いては、ブラケット40の剛性が向上し、ベース部51が補強されて安定する。
(9) フロントカバー30に開口31が形成されているので、フロントカバー30を軽量化することができる。開口31を通じたベース部51とブラケット40の組み付け性が向上する。
〔第二の実施の形態〕
図13はヘッドレスト1Aの分解斜視図であり、図14はヘッドレスト1Aのヘッドレスト本体部50の分解斜視図である。第二の実施の形態のヘッドレスト1Aと第一の実施の形態のヘッドレスト1との間で互いに対応する部分には同一の符号を付す。また、ヘッドレスト1とヘッドレスト1Aの相違点について主に説明し、ヘッドレスト1とヘッドレスト1Aの一致点についての説明は省略する。
図13及び図14に示すように、ハウジング20の内面の後板には、ボス22A,23Aが形成されている。これらボス22A,23Aはハウジング20の内面の後板から前方へ突出する。なお、ボス22A,23Aは、第一実施形態で説明したボス21〜25の代わりにハウジング20の内面に形成されたものである。
ブラケット40が樹脂材料からなる。このブラケット40が板状に設けられている。ブラケット40の前面には網目状のリブが形成されている。ブラケット40の側端面に爪42Aが形成され、爪42Aがピラー10のステー12に係合する。ブラケット40の反対側の側端面にも爪(図示略)が形成され、その爪がピラー10のステー11に係合する。ブラケット40の上端面に爪43Aが形成され、その爪43Aがピラー10の梁13に係合する。こうすることによってピラー10がブラケット40に組み付けられている。
ブラケット40の後面がボス22A,23Aの突端に当接し、ネジ44A,45Aによってブラケット40がボス22A,23Aの突端に締結されている。
フロントカバー30の上端面、下端面及び左右の側端面には、複数の係合凹部32Aが凹設されている。一方、ハウジング20の内面には複数の係合爪21Aが形成され、それら係合爪21Aがハウジング20の前面開口に沿って配列されている。そして、フロントカバー30がハウジング20の前面の開口に嵌め込まれて、その開口がフロントカバー30によって塞がれ、係合爪21Aが係合凹部32Aに引っ掛かることによってフロントカバー30がハウジング20に固定されている。
フロントカバー30の中央部に形成された開口31Aはフロントカバー30の下端において切り欠くように設けられている。そして、ブラケット40が開口31Aに嵌め込まれている。
ベース部51の前面の上部に爪51Aが形成されている。そして、軸ユニット54の連結部54cが爪51Aに係合することによって、連結部54cがベース部51に支持されている。なお、第一実施形態で説明した連結部54dは第二実施形態の軸ユニット54に設けられていない。
以上に説明したことを除いて、第二の実施の形態のヘッドレスト1Aと第一の実施の形態のヘッドレスト1との間で互いに対応する部分は同様に設けられている。
1 ヘッドレスト
10 ピラー
11 ステー(第一ステー)
12 ステー(第二ステー)
20 ハウジング
21 ボス(ボス)
22,24 ボス(第一後部ボス)
23,25 ボス(第二後部ボス)
30 フロントカバー
31 開口
32,34 ボス(第一前部ボス)
33,35 ボス(第二前部ボス)
40 ブラケット
41 センタープレート
44 サイドプレート(第一サイドプレート)
45 サイドプレート(第二サイドプレート)
50 ヘッドレスト本体部
51 ベース部
51a 軸受部(第一軸受部)
51b 軸受部(第二軸受部)
51c 差込凹部(第一差込凹部)
51d 差込凹部(第二差込凹部)
52 横支持部(第一横支持部)
53 横支持部(第二横支持部)
54 軸ユニット
54a 回転軸(第一回転軸)
54b 回転軸(第二回転軸)
54c 連結部
54d 連結部

Claims (6)

  1. 上下方向に延びる第一回転軸と、
    上下方向に延びるとともに、前記第一回転軸から左右方向に間隔をおいて配置された第二回転軸と、
    前記第一回転軸に軸支されて、前記第一回転軸から側方に延出し、前記第一回転軸を中心にして前後に揺動する第一横支持部と、
    前記第二回転軸に軸支され、前記第二回転軸から側方に延出し、前記第二回転軸を中心にして前後に揺動する第二横支持部と、
    前記第一回転軸と前記第二回転軸を連結する連結部と、
    前記第一横支持部と前記第二横支持部の間に配置されたベース部と、
    前記ベース部の前面から突出した状態に設けられた第一軸受部と、
    前記第一軸受部の上面に形成された第一差込凹部と、
    前記ベース部の前面から突出した状態に設けられ、前記第一軸受部から左右方向に間隔をおいて配置された第二軸受部と、
    前記第二軸受部の上面に形成された第二差込凹部と、
    を備え
    前記第一回転軸、前記第二回転軸及び前記連結部のうち少なくとも一つが前記ベース部に支持され、
    前記第一回転軸が前記第一差込凹部に差し込まれ、
    前記第二回転軸が前記第二差込凹部に差し込まれているヘッドレスト。
  2. 上下方向に延びる第一回転軸と、
    上下方向に延びるとともに、前記第一回転軸から左右方向に間隔をおいて配置された第二回転軸と、
    前記第一回転軸に軸支されて、前記第一回転軸から側方に延出し、前記第一回転軸を中心にして前後に揺動する第一横支持部と、
    前記第二回転軸に軸支され、前記第二回転軸から側方に延出し、前記第二回転軸を中心にして前後に揺動する第二横支持部と、
    前記第一回転軸と前記第二回転軸を連結する連結部と、
    前記第一横支持部と前記第二横支持部の間に配置されたベース部と、
    上下に延在する第一ステーと、
    上下方向に延びるとともに、前記第一ステーから左右方向に間隔をおいて配置された第二ステーと、
    前記第一ステー及び前記第二ステーの上部に取り付けられるブラケットと、
    前面が開口した箱状に設けられ、前記第一ステーの上部、前記第二ステーの上部及び前記ブラケットを収容したハウジングと、
    前記ハウジングの前面の開口を閉塞するフロントカバーと、
    を備え、
    前記第一回転軸、前記第二回転軸及び前記連結部のうち少なくとも一つが前記ベース部に支持され、
    前記ベース部が前記ブラケットの前に組み付けられ、
    前記ブラケットが、前記第一ステーの上部から側方に延出する第一サイドプレートと、前記第二ステーの上部から側方に延出する第二サイドプレートと、を有し、
    前記第一サイドプレート及び前記第二サイドプレートの延出する側の端部が前記フロントカバー及び前記ハウジングに締結されているヘッドレスト。
  3. 上下方向に延びる第一回転軸と、
    上下方向に延びるとともに、前記第一回転軸から左右方向に間隔をおいて配置された第二回転軸と、
    前記第一回転軸に軸支されて、前記第一回転軸から側方に延出し、前記第一回転軸を中心にして前後に揺動する第一横支持部と、
    前記第二回転軸に軸支され、前記第二回転軸から側方に延出し、前記第二回転軸を中心にして前後に揺動する第二横支持部と、
    前記第一回転軸と前記第二回転軸を連結する連結部と、
    前記第一横支持部と前記第二横支持部の間に配置されたベース部と、
    上下に延在する第一ステーと、
    上下方向に延びるとともに、前記第一ステーから左右方向に間隔をおいて配置された第二ステーと、
    前記第一ステー及び前記第二ステーの上部に取り付けられるブラケットと、
    前面が開口した箱状に設けられ、前記第一ステーの上部、前記第二ステーの上部及び前記ブラケットを収容したハウジングと、
    前記ハウジングの内面の後板から前方へ突出するように設けられたボスと、
    備え、
    前記第一回転軸、前記第二回転軸及び前記連結部のうち少なくとも一つが前記ベース部に支持され
    前記ブラケットが、前記第一ステーの上部と前記第二ステーの上部を連結するセンタープレートを有し、
    前記ベース部が前記ブラケットにおける前記センタープレートの前に組み付けられ、
    前記ボスの突端が前記センタープレートに締結されているヘッドレスト。
  4. 前記ハウジングの内面の後板から前方へ突出するように設けられた第一後部ボスと、
    前記ハウジングの内面の後板から前方へ突出するように設けられ、前記第一後部ボスから左右方向に間隔をおいて配置された第二後部ボスと、
    前記フロントカバーの後面から後方へ突出するように設けられた第一前部ボスと、
    前記フロントカバーの後面から後方へ突出するように設けられ、前記第一前部ボスから左右方向に間隔をおいて配置された第二前部ボスと、
    を更に備え、
    前記第一サイドプレートが前記第一後部ボスの突端と前記第一前部ボスの突端との間に挟まれて、前記第一後部ボスの突端と前記第一前部ボスの突端が締結され、
    前記第二サイドプレートが前記第二後部ボスの突端と前記第二前部ボスの突端との間に挟まれて、前記第二後部ボスの突端と前記第二前部ボスの突端が締結されている
    請求項に記載のヘッドレスト。
  5. 前記フロントカバーに開口が形成され、前記開口を通じて前記ベース部が前記ブラケットの前に組み付けられる
    請求項又は4に記載のヘッドレスト。
  6. 前記連結部が前記第一回転軸の上端と前記第二回転軸の上端を繋ぐ
    請求項1〜のいずれか一項に記載のヘッドレスト。
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