JP2020131912A - 車両のポップアップフード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アクチュエータの作動時に、支持機構の可動ブロックが最上昇位置に達したときの衝撃の発生を抑制できる車両のポップアップフード装置を提供する。【解決手段】ポップアップフード装置は、フードと、フードロック機構と、フードロック機構の支持機構と、フードロック機構を上方に変位させるアクチュエータと、を備えている。支持機構は、フードロック機構を支持する可動ブロックと、可動ブロックを上下スライド可能に支持するベースブロック15と、を備えている。ベースブロック15は、上下方向に沿って延びる長孔37を有する。可動ブロックには、長孔37にスライド可能に挿入される突出部35a−1が設けられている。長孔37のうちの、少なくともフードの必要上昇位置よりも上方領域には、突出部35a−1と接触して突出部35a−1に抵抗を付与する抵抗付与部38が設けられている。【選択図】図9

Description

本発明は、衝撃入力時にフードが上方に変位する車両のポップアップフード装置に関するものである。
ボンネットフード等の車両のフードの技術として、衝撃入力時に、フードをアクチュエータによって上方に変位させ、フードによって衝撃を柔軟に受け止めるポップアップフード装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のポップアップフード装置は、フードの前縁部を車体側に固定するフードロック機構が、支持機構を介して車体に昇降可能に支持されている。また、フードの前縁部の左右両側の下方には、一対のアクチュエータが配置されており、衝撃の入力がセンサによって検知されると、両アクチュータが作動してフードの前縁部を上方に押し上げる。
支持機構は、フードロック機構を支持する可動ブロックと、可動ブロックを上下スライド可能に支持するベースブロックと、を備え、ベースブロックが車体側に固定されている。また、可動ブロックは、係止部によって初期位置に係止固定されており、アクチュエータの作動時に係止部による係止固定が解除される。これにより、アクチュエータの作動時には、フードロック機構がロック状態のままフードとともに上昇する。
また、支持機構のベースブロックには、上下方向に沿って延びる長孔が形成されており、可動ブロックに突設された突出部が長孔にスライド可能に挿入されている。可動ブロックは、アクチュエータの作動時に突出部が長孔にガイドされつつ上方に変位する。
特開2017−124703号公報
しかし、特許文献1に記載のポップアップフード装置は、アクチュエータの作動時に可動ブロックが大きな力で上方に押し上げられると、突出部が長孔の上端部に激しく当たる可能性が考えられる。このときの衝撃が大きいと、支持機構や周囲の部材に作用する負荷が大きくなる。
そこで本発明は、アクチュエータの作動時に、支持機構の可動ブロックが最上昇位置に達したときの衝撃の発生を抑制できる車両のポップアップフード装置を提供しようとするものである。
本発明に係る車両のポップアップフード装置は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本発明に係る車両のポップアップフード装置は、車体の外部の開口部(例えば、実施形態の開口部3)を閉塞するフード(例えば、実施形態のフード4)と、前記フードを閉状態で車体側と固定するフードロック機構(例えば、実施形態のフードロック機構9)と、前記フードロック機構を車体側に昇降可能に支持させる支持機構(例えば、実施形態の支持機構11)と、緊急時に、前記フードロック機構を前記フードととともに上方に変位させるアクチュエータ(例えば、実施形態のアクチュエータ12)と、を備え、前記支持機構は、前記フードロック機構を支持する可動ブロック(例えば、実施形態の可動ブロック14)と、車体側に固定され、前記可動ブロックを上下スライド可能に支持するベースブロック(例えば、実施形態のベースブロック15)と、を備え、前記ベースブロックは、上下方向に沿って延びる長孔(例えば、実施形態の長孔37)を有し、前記可動ブロックには、前記長孔にスライド可能に挿入される突出部(例えば、実施形態の突出部35a−1)が設けられ、前記長孔のうちの、少なくとも前記フードの必要上昇位置よりも上方領域には、前記突出部と接触して前記突出部に抵抗を付与する抵抗付与部(例えば、実施形態の抵抗付与部38)が設けられていることを特徴とする。
緊急時に、アクチュエータが作動すると、支持機構の可動ブロックがフードロック機構ととともに上昇する。このとき、可動ブロックの突出部がベースブロックの長孔にガイドされて上昇し、抵抗付与部に接触することによって抵抗を付与される。これにより、可動ブロックの上昇速度は次第に減速される。この結果、可動ブロックが最上昇位置に達するの際の衝撃の発生が抑制される。
前記可動ブロックには、前記アクチュエータの作動荷重を受ける荷重受け部材(例えば、実施形態の荷重受け部材21)がボルト(例えば、実施形態のボルト35)によって締結固定され、前記突出部は、前記ボルトの軸部(例えば、実施形態の軸部35a)によって構成されるようにしても良い。
この場合、可動ブロックに荷重受け部材を固定するボルトの軸部を突出部として利用するため、可動ブロックに付設する部品の点数をより削減し、可動ブロックの小型・軽量化と、製造コストの削減を図ることができる。
前記抵抗付与部は、幅が前記突出部の外径よりも広く、かつ、前記長孔の下部領域の拡幅部(例えば、実施形態の拡幅部37a)の幅よりも狭い狭幅部(例えば、実施形態の狭幅部37b)と、前記拡幅部と前記狭幅部の間にあって前記拡幅部から前記狭幅部に向かって連続的に幅が狭まるテーパ部(例えば、実施形態のテーパ部37c)と、によって構成されるようにしても良い。
この場合、突出部が長孔内を上昇してテーパ部に達すると、突出部がテーパ部に案内されて狭幅部に進入する。このとき、突出部は、テーパ部や狭幅部の壁に接触することによって摺動抵抗を受ける。これにより、可動ブロックの上昇速度が次第に減速される。本構成の場合、狭幅部の幅を変更することにより、可動ブロックの上昇時に突出部で受ける抵抗を容易に調整することができる。
前記抵抗付与部は、波形状の溝(例えば、実施形態の波形状の溝40)によって構成されるようにしても良い。
この場合、突出部が長孔内を上昇して波形状の溝部分に達すると、突出部が波形状の溝の内側に膨出した部分に当接することにより、上昇を妨げる抵抗を間欠的に受ける。これにより、可動ブロックの上昇速度が次第に減速される。本構成の場合、溝の波形のピッチや溝の凸部の間隔を変更することにより、可動ブロックの上昇時に突出部で受ける抵抗を容易に調整することができる。
前記抵抗付与部は、最も狭い部分の幅が前記突出部の外径よりも狭い狭幅部(例えば、実施形態の狭幅部42)と、前記狭幅部の縁部に設けられた肉抜き孔(例えば、実施形態の肉抜き孔43)と、によって構成されるようにしても良い。
この場合、突出部が長孔内を上昇して狭幅部に達すると、突出部が狭幅部を押し広げつつ上昇する。このとき、狭幅部は肉抜き孔側に変形する。そして、突出部は、狭幅部を押し拡げて上昇する際に狭幅部から抵抗を受ける。これにより、可動ブロックの上昇速度が次第に減速される。本構成の場合、狭幅部の縁部に形成する肉抜き孔の形状や位置を変更することにより、可動ブロックの上昇時に突出部で受ける抵抗を容易に調整することができる。
前記抵抗付与部は、前記長孔の縁部から前記長孔内に向かって延びる変形可能な突片(例えば、実施形態の突片45)によって構成されるようにしても良い。
この場合、突出部が長孔内を上昇して突片に達すると、突片が突出部によって押圧されて屈曲変形し、このとき突出部が抵抗を受ける。これにより、可動ブロックの上昇速度が次第に減速される。本構成の場合、突片の厚みや形状を変更することにより、可動ブロックの上昇時に突出部で受ける抵抗を容易に調整することができる。
本発明では、アクチュエータの作動時に、可動ブロックの突出部が長孔内を上昇する際に、突出部が抵抗付与部に接触することによって抵抗を受け、可動ブロックの上昇速度が減速される。このため、本発明によれば、アクチュエータの作動時に、可動ブロックが最上昇位置に達したときの衝撃の発生を抑制することができる。
また、本発明のポップアップフード装置では、ベースブロックの長孔に抵抗付与部を設けるため、部品の追加等を必要とせず、その分の装置の小型・軽量化と、製造コストの削減を図ることができる。
実施形態の車両のポップアップフード装置が作動した状態を示す斜視図である。 実施形態の車両のポップアップフード装置が作動した状態を示す側面図である。 実施形態のポップアップフード装置の概略構成を示す正面図である。 実施形態のポップアップフード装置の一部を示す斜視図である。 実施形態のポップアップフード装置の一部の分解斜視図である。 実施形態のポップアップフード装置の図4のVI−VI線に沿う断面図である。 実施形態の荷重受け部材の形状と取付形態を示す斜視図である。 実施形態の支持機構の図5のVIII−VIII断面に対応する断面図である。 第1実施形態の長孔部分の詳細形状を示すベースブロックの正面図である。 第2実施形態の長孔部分の詳細形状を示すベースブロックの正面図である。 第3実施形態の長孔部分の詳細形状を示すベースブロックの正面図である。 第4実施形態の長孔部分の詳細形状を示すベースブロックの正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、前後や上下、左右については、特別に断らない限り、車両についての前後や上下、左右を意味するものとする。また、図面の適所には、車両の上方を指す矢印UPと、車両の前方を指す矢印FRと、車両の左側方を指す矢印LHが記されている。
(車両構成)
図1は、実施形態の車両1の前部を前部上方から見た斜視図であり、図2は、車両1の前部の左側面図である。また、図3は、車両1の前部に設置されたポップアップフード装置10の概略構成を示す正面図である。
車両1は、車室の前方にエンジンやモータ等の駆動源が配置される駆動室2を備えている。駆動室2の上部には、略矩形状の開口部3が設けられている。開口部3は、フード4によって開閉可能に閉塞されている。フード4は、例えば、複数の金属プレートが接合されて略中空構造とされている。車体の開口部3の後部寄りの左右の側縁部には、図示しないヒンジが取り付けられている。ヒンジの可動片は、フード4の後部の左右の側縁部に連結されている。フード4は、通常使用時には、左右のヒンジの回動軸を中心とし、開口部3に対して前開きに開閉可能とされている。
車体の開口部3の前部側中央には、フードロック機構9が設けられている。フードロック機構9は、閉じられたフード4の前部を車体側に固定してロック状態に維持する。フードロック機構9は、車室内からのレバー操作等によってロック解除が可能とされている。
なお、本実施形態の車両1は、車体の前部に駆動室2が配置され、その駆動室2の上方の開口部3がフード4によって閉塞されているが、車体の前部にラゲッジルームが配置され、そのラゲッジルームの上方の開口部がフードによって閉塞される車両にも、同様の構造を適用することができる。
(ポップアップフード装置)
ポップアップフード装置10は、フード4と、フードロック機構9と、フードロック機構9を車体に昇降可能に支持する支持機構11と、緊急時(衝撃F1の入力時)に、フード4の前部中央領域を上方に変位させるアクチュエータ12と、アクチュエータ12の作動時にフード4の前部寄りの左右の側縁部を下方から支持する一対の補助支持部13と、を備えている。
図4は、フードロック機構9を支持した支持機構11とアクチュエータ12の斜視図であり、図5は、支持機構11を分解して、フードロック機構9とアクチュエータ12とともに示した図である。また、図6は、支持機構11の図4のVI−VI線に沿う断面図である。
支持機構11は、フードロック機構9を支持する可動ブロック14と、車体の前部の車幅方向略中央部に固定され、可動ブロック14を上下スライド可能に支持するベースブロック15と、を有している。
ベースブロック15は、車体の前部の骨格部材にボルト締結等によって固定される固定ベース壁16と、固定ベース壁16の前面に突設された左右一対のガイドレール部17と、を有している。左右のガイドレール部17は、上下方向に略沿うガイド溝17aが車幅方向で相互に向かい合うように形成されている。左右の各ガイドレール部17の下端近傍には、車幅方向内側に膨出する膨出部18が設けられ、その膨出部18の車幅方向内側の縁部に、略V字状に窪んだ係合溝19が形成されている。
可動ブロック14は、左右の側縁部がベースブロック15の左右のガイドレール部17に摺動自在に支持される可動ベース壁20と、可動ベース壁20の前面の車幅方向中央部に固定設置された荷重受け部材21と、荷重受け部材21よりも下方位置において、可動ベース壁20の前面に車幅方向にスライド可能に支持された左右一対の係止爪22と、を有している。
荷重受け部材21は、アクチュエータ12の可動部の上端の楔部12aが当接してアクチュエータ12から押し上げ荷重を受ける部材である。可動ベース壁20は、荷重受け部材21がアクチュエータ12から押し上げ荷重を付与されることにより、左右のガイドレール部17に案内されつつ上方に変位する。
係止爪22は、左右のガイドレール部17の対応する係合溝19に挿入係合される略三角形状の係止部22aを有している。各係止爪22は、係止部22aが対応する係合溝19内に挿入される方向に図示しないスプリングによって付勢されている。また、各係止爪22には、上端側から下端側に向かって車幅方向外側に傾斜するカム面22bが設けられている。各カム面22bは、アクチュエータ12の作動時に、アクチュエータ12の楔部12aが上方に向かって移動するときに、楔部12aの傾斜部分が摺接する。各係止爪22は、傾斜したカム面22bを楔部12aの傾斜部分によって押圧されることにより、係合溝19から離反する方向にスライド変位する。これにより、係止爪22の係止部22aが対応する係合溝19から外れ、可動ブロック14の係止が解除される。
アクチュエータ12は、例えば、図示しないコントローラからの信号を受けてロッド部が突出する火薬作動式のシリンダ装置等によって構成される。本実施形態では、フロントバンパー等に設置された図示しない衝撃検知センサ(例えば、加速度センサ)が所定以上の衝撃を検知すると、コントローラがアクチュエータ12に作動信号を出力する。アクチュエータ12は、火薬作動等によってロッド部が突出することにより、先端の楔部12aが、前述の可動ブロック14の係止解除と、荷重受け部材21を通した可動ブロック14の押し上げを行う。
補助支持部13は、図3に示すように、円柱状の支持ロッド23と、支持ロッド23に昇降可能に外嵌された有底円筒状の荷重受けブロック24と、支持ロッド23と荷重受けブロック24の間に介装されて荷重受けブロック24を上方に付勢するスプリング25と、を備えている。支持ロッド23は、図示しないブラケットを介して、車体の前部の骨格部材に取り付けられている。荷重受けブロック24は、フード4の側縁部の下面に当接可能な形状の頂部を有している。
また、補助支持部13には、荷重受けブロック24の初期位置(下降位置)からの上方変位を、スプリング25の付勢力に抗して規制する図示しない変位規制部材が設けられている。変位規制部材は、操作ケーブル32と図示しないケーブル引き込みレバーを介して支持機構11の可動ブロック14と連動可能とされている。具体的には、アクチュエータ12の作動に伴って可動ブロック14が上昇変位すると、可動ブロック14の上昇変位に応じてケーブル引き込みレバーが操作ケーブル32を引き込む。そして、操作ケーブル32が引き込まれると、その操作ケーブル32が変位規制部材を規制解除方向に変位させる。この結果、変位規制部材によって変位規制されていた荷重受けブロック24がスプリング25の付勢力を受けて上昇し、フード4の側縁部を下方から押し上げてフード4の側縁部を下方から支持することになる。
図7は、荷重受け部材21の具体的な形状と、可動ベース壁20(可動ブロック14)に対する荷重受け部材21の取付形態を示す図である。また、図8は、図5のVIII−VIII断面に対応する断面図である。
荷重受け部材21は、図7に示すように、正面視が山形状の荷重受け壁21aと、荷重受け壁21aの基部に連設されたフランジ壁21bと、を有している。荷重受け壁21aは、下面側に、アクチュエータ12の楔部12aを受容可能な凹部を有している。フランジ壁21bは、荷重受け壁21aに対して略直角に屈曲して形成されている。フランジ壁21bの左右に離間した位置には、一対のボルト挿通孔33が形成されている。一対のボルト挿通孔33は、荷重受け部材21の車幅方向の中心位置に対して左右対称な位置に形成されている。
なお、本実施形態では、一対のボルト挿通孔33が荷重受け部材21に左右対称に形成されているが、ボルト挿通孔33は、必ずしも荷重受け部材21に左右対称に形成する必要はない。また、ボルト挿通孔33と、ボルト挿通孔33に挿通されるボルト35の数は、一つでも三つ以上であっても良い。
また、可動ベース壁20のうちの、荷重受け部材21の取付部には、図8に示すように、荷重受け部材21のボルト挿通孔33に対応する同様のボルト挿通孔34が形成されている。荷重受け部材21と可動ベース壁20のボルト挿通孔33,34には、ボルト35の軸部35aが挿入され、可動ベース壁20の裏面に固定されたウェルドナット36にボルト35の軸部35aが締め込まれている。荷重受け部材21は、ウェルドナット36に対するボルト35の締め込みによって可動ベース壁20に締結固定されている。
ウェルドナット36に締め込まれたボルト35の軸部35aの先端部は、図8に示すように、ウェルドナット36よりも後方側に所定量突出している。以下、ボルト35の軸部35aのうちの、ウェルドナット36よりも可動ベース壁20の背面側に突出している部分を突出部35a−1と呼ぶ。
一方、ベースブロック15の固定ベース壁16には、図5,図8に示すように、上下方向に沿って延びる一対の長孔37が形成されている。各長孔37は、ボルト35の突出部35a−1の突出位置に対応して設置され、対応するボルト35の突出部35a−1が挿入されている。各突出部35a−1は、長孔37内に上下スライド可能に挿入されている。突出部35a−1は、アクチュエータ12の作動によって可動ブロック14がベースブロック15のガイドレール部17に案内されつつ上昇するときに、対応する長孔37内をスライドして上昇する。
(第1実施形態の長孔構造)
図9は、第1実施形態の長孔37の詳細形状を示す固定ベース壁16(ベースブロック15)の正面図である。
本実施形態の長孔37は、下端領域から上端側の所定領域までは、ボルト35の突出部35a−1の外径よりも広い一定幅W1に形成されている。以下、この部分を拡幅部37aと呼ぶ。長孔37の上端側の所定領域よりも上方側は、ボルト35の突出部35a−1の外径R1よりも広く、かつ、拡幅部37aの幅W1よりも狭い幅W2の狭幅部37bとされている。拡幅部37aと狭幅部37bの間は、拡幅部37aから狭幅部37bに向かって幅が連続的に狭まるテーパ部37cとされている。本実施形態においては、狭幅部37bとテーパ部37cによって抵抗付与部38が構成されている。
テーパ部37cと狭幅部37b(抵抗付与部38)は、長孔37のうちの、フード4の緊急時における必要上昇位置よりも上方領域に形成されている。本実施形態では、テーパ部37cの下端位置がフード4の必要上昇位置とされている。ただし、抵抗付与部38(テーパ部37c、及び、狭幅部37b)は、フード4の必要上昇位置よりも下方位置から形成されるようにしても良い。
ボルト35の突出部35a−1は、アクチュエータ12の作動によって可動ブロック14が上昇すると、それに伴って長孔37内を上昇し、抵抗付与部38(テーパ部37c、及び、狭幅部37b)に接触することによって抵抗付与部38から摺動抵抗を付与される。
(ポップアップフード装置の作動)
図2に示すように、車両1の走行中にフロントバンパーに衝撃F1に入力された後に、フード4の上面に上方から大きな衝撃F2が入力されるときには、ポップアップフード装置10は以下のように作動する。
最初に、フロントバンパーに衝撃F1が入力されると、そのことが衝撃検知センサによって検知され、コントローラによる指令に基づいて車体前部中央のアクチュエータ12が作動する。アクチュエータ12が作動すると、アクチュエータ12の楔部12aが支持機構11の一対の係止爪22の間を通過し、このとき係止爪22を係止解除方向にスライド変位させる。これにより、係止爪22による可動ブロック14の係止が解除され、可動ブロック14の上方変位が可能になる。アクチュエータ12の楔部12aは、一対の係止爪22の間を通過した後に荷重受け部材21に下方から当接し、荷重受け部材21を通して可動ブロック14を上方に押し上げる。この結果、可動ブロック14に支持されたフードロック機構9がフード4とともに上昇する。
一方、アクチュエータ12による押し上げによって可動ブロック14が上昇を開始すると、それに伴って図示しないケーブル引き込みレバーが回動して、操作ケーブル32が引き込まれる。これにより、左右の補助支持部13の図示しない変位規制部材が荷重受けブロック24の上方変位規制を解除する。この結果、荷重受けブロック24がスプリング25の付勢力を受けて上昇し、フード4の上昇に追従してフード4の側縁部を下方から支持する。
また、アクチュエータ12の作動によって可動ブロック14が荷重受け部材21を通して上方に押し上げられると、この可動ブロック14から突出したボルト35の突出部35a−1がベースブロック15の長孔37内を上方に移動する。そして、突出部35a−1が可動ブロック14とともにフード4の必要上昇位置まで上昇すると、突出部35a−1がテーパ部37cに案内されて長孔37内の狭幅部37bに進入する。このとき、突出部35a−1がテーパ部37cや狭幅部37bに接触することにより、摺動抵抗を受け、可動ブロック14の上昇速度が次第に減速される。このため、フード4の必要上昇位置以上のオーバーストロークが速やかに抑制されるとともに、突出部35a−1が長孔37内の上端部に激しく衝突するのを抑制される。
フード4は、その後必要上昇位置以上の高さで保持される。この状態からフード4の上面に上方から大きな衝撃F2が入力されると、その衝撃F2は、フード4やその支持部の変形によって柔軟に吸収される。
(実施形態の効果)
以上のように、本実施形態のポップアップフード装置10では、アクチュエータ12の作動時に、可動ブロック14の突出部35a−1が長孔37内を上昇する際に、突出部35a−1が抵抗付与部38(テーパ部37c、及び、狭幅部37b)に接触することによって抵抗を受け、可動ブロック14の上昇速度が減速される。したがって、本実施形態のポップアップフード装置10を採用した場合には、アクチュエータ12の作動時に、可動ブロック14が最上昇位置に達したときおける衝撃の発生を抑制することができる。
また、本実施形態のポップアップフード装置10は、ベースブロック15の長孔37に抵抗付与部38を形成し、長孔37内の抵抗付与部38によって突出部35a−1に摺動抵抗を付与する構造とされているため、部品の追加等を必要とせず、その分の装置の小型・軽量化と、製造コストの削減を図ることができる。
特に、本実施形態のポップアップフード装置10は、荷重受け部材21を可動ブロック14に締結固定するボルト35の軸部35aによって突出部35a−1が構成されているため、可動ブロック14に付設する部品の点数をより削減し、装置のさらなる小型・軽量化と、製造コストの削減を図ることができる。
また、本実施形態のポップアップフード装置10では、抵抗付与部38が長孔37内に形成された狭幅部37bとテーパ部37cによって構成されている。そして、狭幅部37bは、突出部35a−1の外径よりも広く、かつ、長孔37の下部領域の拡幅部37aの幅W1よりも狭い幅W2に形成され、テーパ部37cは、拡幅部37aから狭幅部37bに向かって連続的に幅が狭まるように形成されている。このため、本実施形態の構成を採用した場合には、極めて簡単な構造でありながら、アクチュエータ12の作動時に、突出部35a−1に円滑に摺動抵抗を付与することができる。
本実施形態のポップアップフード装置10は、狭幅部37bの幅W2を変更することにより、可動ブロックの上昇時に、突出部35a−1に付与する摺動抵抗を容易に調整することができる。
(第2実施形態の長孔構造)
図10は、第2実施形態の長孔137の詳細形状を示す固定ベース壁16(ベースブロック15)の正面図である。
本実施形態の長孔137は、下端領域から上端側の所定領域までは、ボルト35の突出部35a−1の外径よりも広い一定幅W1に形成され、この部分が拡幅部137aとされている。長孔137の所定領域よりも上方側には、波形状の溝40が形成されている。波形状の溝40の凹部40aの幅W3は、拡幅部137aよりも狭い幅に形成され、波形状の溝40の凸部40bの幅W4は、凹部40aの幅W3よりも狭く形成されている。ただし、凸部40bの幅W4は、ボルトの突出部35a−1の外径R1よりも若干広く形成されている。
本実施形態においては、長孔137に形成された波形状の溝40によって抵抗付与部138が構成されている。また、波形状の溝40(抵抗付与部138)は、長孔137のうちの、少なくともフードの必要上昇位置よりも上方領域に形成されている。
本実施形態の場合、アクチュエータの作動によって突出部35a−1が長孔137内を上昇し、突出部35a−1が波形状の溝40部分に達すると、突出部35a−1が波形状の溝40の凸部40bに当接することにより、上昇を妨げる抵抗を間欠的に受ける。本実施形態においては、これによって可動ブロックの上昇速度を次第に減速させ、可動ブロックが上昇端に達するときの衝撃を抑制することができる。
また、本実施形態のポップアップフード装置は、波形状の溝40によって抵抗付与部138が構成されているため、溝40の波形のピッチや凸部40bの間隔を変更することにより、突出部35a−1に付与する抵抗を比較的容易の調整することができる、という利点がある。
(第3実施形態の長孔構造)
図11は、第3実施形態の長孔237の詳細形状を示す固定ベース壁16(ベースブロック15)の正面図である。
本実施形態の長孔237は、下端領域から上端側の所定領域までは、ボルトの突出部35a−1の外径よりも広い一定幅W1に形成され、この部分が拡幅部237aとされている。長孔237の所定領域よりも上方側には、最も狭い部分の幅W5がボルト35の突出部35a−1の外径R1よりも狭い狭幅部42が形成されている。狭幅部42は左右の側壁が円弧状に形成され、上下方向の中央位置の幅W5が最も狭まっている。また、固定ベース壁16の狭幅部42の左右の側縁部には、狭幅部42の円弧形状に沿うように肉抜き孔43が形成されている。
本実施形態においては、狭幅部42と肉抜き孔43によって抵抗付与部238が構成されている。狭幅部42(抵抗付与部238)は、長孔237のうちの、少なくともフードの必要上昇位置よりも上方領域に形成されている。
本実施形態の場合、アクチュエータの作動によってボルトの突出部35a−1が長孔237内を上昇し、突出部35a−1が狭幅部42に達すると、突出部35a−1が狭幅部42を左右の肉抜き孔43方向に押し広げつつ上昇する。このとき、突出部35a−1は、狭幅部42から大きな摺動抵抗を受ける。本実施形態においては、これによって可動ブロックの上昇速度を次第に減速させ、可動ブロックが上昇端に達するときの衝撃を抑制することができる。
本実施形態のポップアップフード装置は、狭幅部42の縁部に形成された肉抜き孔43の形状や位置を変更することにより、可動ブロックの上昇時に、突出部35a−1に付与する摺動抵抗を容易に調整することができる。
(第4実施形態の長孔構造)
図12は、第4実施形態の長孔337の詳細形状を示す固定ベース壁16(ベースブロック15)の正面図である。
本実施形態の長孔337は、下端領域から上端領域にかけてがボルト35の突出部35a−1の外径R1よりも広い一定幅に形成されている。長孔337内の所定位置(フードの必要上昇位置)には、長孔337の左右の側壁を連結するように板状の突片45が架け渡されている。突片45は、長孔337の左右の側縁部に一体に形成されている。また、突片45の中央部の下面側には、略三角形状の切欠き部46が形成されている。
本実施形態においては、突片45によって抵抗付与部338が構成されている。
本実施形態の場合、アクチュエータの作動によってボルト35の突出部35a−1が長孔337内を上昇し、突出部35a−1が突片45に達すると、突片45が突出部35a−1によって上方に押圧され、それによって突片45が切欠き部46を中央として破断する。そして、突出部35a−1がさらに上昇すると、中央部から破断した突片45が次第に屈曲変形し、このとき突出部35a−1が突片45の変形に伴う抵抗を受ける。本実施形態においては、これによって可動ブロックの上昇速度を次第に減速させ、可動ブロックが上昇端に達するときの衝撃を抑制することができる。
本実施形態のポップアップフード装置は、突片45の厚みや、切欠き部46の形状や深さの変更により、可動ブロックの上昇時に、突出部35a−1に付与する摺動抵抗を容易に調整することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
3…開口部
4…フード
9…フードロック機構
10…ポップアップフード装置
11…支持機構
12…アクチュエータ
14…可動ブロック
15…ベースブロック
21…荷重受け部材
35…ボルト
35a…軸部
35a−1…突出部
37,137,237,337…長孔
37a…拡幅部
37b…狭幅部
37c…テーパ部
38,138,238,338…抵抗付与部
40…波形状の溝
42…狭幅部
43…肉抜き孔
45…突片

Claims (6)

  1. 車体の外部の開口部を閉塞するフードと、
    前記フードを閉状態で車体側と固定するフードロック機構と、
    前記フードロック機構を車体側に昇降可能に支持させる支持機構と、
    緊急時に、前記フードロック機構を前記フードととともに上方に変位させるアクチュエータと、を備え、
    前記支持機構は、
    前記フードロック機構を支持する可動ブロックと、
    車体側に固定され、前記可動ブロックを上下スライド可能に支持するベースブロックと、を備え、
    前記ベースブロックは、上下方向に沿って延びる長孔を有し、
    前記可動ブロックには、前記長孔にスライド可能に挿入される突出部が設けられ、
    前記長孔のうちの、少なくとも前記フードの必要上昇位置よりも上方領域には、前記突出部と接触して前記突出部に抵抗を付与する抵抗付与部が設けられていることを特徴とする車両のポップアップフード装置。
  2. 前記可動ブロックには、前記アクチュエータの作動荷重を受ける荷重受け部材がボルトによって締結固定され、
    前記突出部は、前記ボルトの軸部によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のポップアップフード装置。
  3. 前記抵抗付与部は、幅が前記突出部の外径よりも広く、かつ、前記長孔の下部領域の拡幅部の幅よりも狭い狭幅部と、前記拡幅部と前記狭幅部の間にあって前記拡幅部から前記狭幅部に向かって連続的に幅が狭まるテーパ部と、によって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両のポップアップフード装置。
  4. 前記抵抗付与部は、波形状の溝によって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両のポップアップフード装置。
  5. 前記抵抗付与部は、最も狭い部分の幅が前記突出部の外径よりも狭い狭幅部と、前記狭幅部の縁部に設けられた肉抜き孔と、によって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両のポップアップフード装置。
  6. 前記抵抗付与部は、前記長孔の縁部から前記長孔内に向かって延びる変形可能な突片によって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両のポップアップフード装置。
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