JP2020131810A - 走行装置及び試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】限られた広さの敷地において台車を高速で走行させることが可能な走行装置及び試験装置を提供する。【解決手段】走行装置は、水平面に沿った床部に設けられる直線部と、前記直線部の少なくとも一方の端部に接続され前記端部よりも上方に湾曲する曲線部を有するレールと、前記レール上を走行可能な走行部を有する台車と、少なくとも前記直線部において前記台車が所定速度で走行するように前記走行部を制御する制御部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、走行装置及び試験装置に関する。
駆動源により台車を駆動して走行させる走行装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−239044号公報
近年では、上記のような走行装置において、台車を高速で走行させることが求められる。一方で、このような走行装置を設置するために広大な敷地を確保することは、敷地の管理や費用の面で容易ではない。したがって、限られた広さの敷地において台車を高速で走行させることが求められる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、限られた広さの敷地において台車を高速で走行させることが可能な走行装置を提供することを目的とする。
本発明に係る走行装置は、水平面に沿った床部に設けられる直線部と、前記直線部の少なくとも一方の端部に接続され前記端部よりも上方に湾曲する曲線部を有するレールと、前記レール上を走行可能な走行部を有する台車と、少なくとも前記直線部において前記台車が所定速度で走行するように前記走行部を制御する制御部とを備える。
従って、往路として直線部から走行してくる台車は、重力に逆らうように曲線部を上昇して走行を停止する。その後、復路として重力によって曲線部を下降して直線部を往路とは逆方向に走行する。このように、直線部から走行してくる台車の運動エネルギーを曲線部において位置エネルギーに変換して蓄積させ、位置エネルギーを運動エネルギーに変換して直線部を逆方向に走行させることができる。このため、例えば直線部を逆方向に走行する台車を、曲線部を下降させながら加速させておくことで、直線部の距離を長くしなくても台車を高速で走行させることができる。このため、限られた広さの敷地において台車を高速で走行させることが可能な走行装置が得られる。
また、前記曲線部は、前記直線部の両方の端部にそれぞれ配置されてもよい。
従って、直線部の両側において、台車の運動エネルギーと位置エネルギーの変換及び蓄積を行うことができる。このため、台車を往復させることで、より高速で走行させることができる。また、台車を減速又は制動させる際、減速又は制動が正常に働かない場合であっても、直線部の両側で台車を往復させることにより、台車とレールとの摩擦力によって台車の速度を徐々に低下させることができる。このため、台車が壁面等のレール周辺の構造物と衝突することを回避できる。また、台車を往復させることができるため、台車を初期位置から走行させた後、台車を初期位置に戻すことが容易となる。
また、前記曲線部は、前記直線部から上方に向けて曲率が大きくなるように形成されてもよい。
従って、直線部から曲線部に進入する際、台車に対して移動方向に垂直な方向の力が急激に作用することを抑制できる。
また、前記レールに沿って配置され、前記台車の走行方向とは異なる方向への前記台車の変位を抑制する変位抑制部を更に備え、前記台車は、前記変位抑制部に沿って転動するガイドローラ部を有してもよい。
従って、走行方向とは異なる方向への台車の変位を抑制できるため、台車の走行状態を安定させることができる。
また、前記ガイドローラ部は、前記変位抑制部からの力を弾性力によって受ける弾性部を有してもよい。
従って、台車の振動を抑制することができるため、台車の走行状態をより安定させることができる。
また、前記変位抑制部は、前記レールの全体に亘って設けられてもよい。
従って、レールの全体に亘って、台車の走行状態を安定させることができる。
また、前記変位抑制部は、前記レールに沿って配置され前記水平面に沿った第1案内面が設けられる第1ガイド部を有し、前記台車は、前記第1ガイド部の前記第1案内面の下方に配置され前記第1ガイド部に沿って転動する第1ローラを有してもよい。
従って、レールの走行面に垂直な方向についての台車の変位を効率的に抑制できるため、台車の走行状態を安定させることができる。
また、前記変位抑制部は、前記台車に前記水平面に対して垂直な第2案内面が設けられる第2ガイド部を有し、前記台車は、前記第2ガイド部に対して前記台車側に配置され前記第2ガイド部に沿って転動する第2ローラを有してもよい。
従って、台車の走行方向の側方についての変位を効率的に抑制できるため、台車の走行状態を安定させることができる。
また、前記レールは、前記曲線部の上端部に接続され当該上端部よりも上方に向けて延びる直立部を有してもよい。
従って、台車の運動エネルギーと位置エネルギーの変換及び蓄積を行う領域を、曲線部の上側に更に設けることができる。これにより、より大きなエネルギーの変換及び蓄積を行うことができる。
また、前記台車の走行状態を検出する検出センサを更に備えてもよい。
従って、台車の走行状態を容易に検出することができ、例えば検出結果を用いて制御を行うことが可能となる。
また、前記検出センサは、前記台車の速度を検出する速度センサ及び前記台車が前記直線部、前記曲線部及び前記直立部の所定位置を通過したことを検出する位置センサのうち少なくとも一方を含んでもよい。
従って、台車の速度及び台車が通過した位置を容易に検出することができ、例えば検出結果を用いて制御を行うことが可能となる。
また、前記制御部は、前記検出センサの検出結果に基づいて、前記直線部において前記台車を加減速させるように前記走行部を制御してもよい。
従って、台車の走行状態に応じて走行部を制御することができるため、台車の走行状態を高精度に調整可能となる。
また、前記レールを収容し、前記台車の走行環境を調整する建屋を更に備えてもよい。
従って、レールが建屋により収容され、台車の走行環境が建屋において調整されるため、所望の走行環境で台車を走行させることができる。
本発明に係る試験装置は、上記の走行装置と、前記台車に設けられ、所定の試験体を保持した状態で前記試験体を前記床部に接触させる接触姿勢と、前記床部から離す離隔姿勢との間で移動可能な試験体移動装置とを備える。
従って、限られた広さの敷地において台車を高速で走行させることが可能な走行装置を用いて試験体の試験を行うことができる。
本発明によれば、限られた広さの敷地において台車を高速で走行させることが可能な走行装置及び試験装置を提供することができる。
図1は、走行装置の一例を示す正面図である。 図2は、走行装置の一例を示す平面図である。 図3は、台車の一例を示す正面図である。 図4は、台車の一例を示す断面図である。 図5は、走行装置を用いた走行動作の一例を示す図である。 図6は、走行装置を用いた走行動作の一例を示す図である。 図7は、走行装置を用いた走行動作の一例を示す図である。 図8は、走行装置を用いた走行動作の一例を示す図である。 図9は、走行装置を用いた走行動作の一例を示す図である。 図10は、走行装置を用いた走行動作の一例を示す図である。 図11は、変形例に係る走行装置を示す図である。 図12は、変形例に係る走行装置を示す図である。 図13は、変形例に係る走行装置の一部を示す図である。 図14は、試験装置の一例を示す図である。
以下、本発明に係る走行装置及び試験装置の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本実施形態では、XYZ座標系を用いて図中の方向を説明する。当該XYZ座標系においては、水平面に平行な床部Fに平行な平面をXY平面とする。このXY平面において台車20の走行方向をX方向と表記し、XY平面上でX方向に直交する方向をY方向と表記する。XY平面に垂直な方向はZ方向と表記する。X方向、Y方向及びZ方向のそれぞれは、図中の矢印の方向が+方向であり、矢印の方向とは反対の方向が−方向であるものとして説明する。
図1は、走行装置100の一例を示す正面図である。図2は、走行装置100の一例を示す平面図である。図1及び図2に示すように、走行装置100は、レール10と、台車20と、制御部30と、建屋40とを備える。
レール10は、例えばY方向に2本並んで配置されるが、これに限定されず、Y方向に1本又は3本以上配置されてもよい。レール10は、直線部11と、曲線部12と、直立部13とを有する。
直線部11は、水平面に沿った床部Fに設けられる。より具体的には、直線部11は、水平面に平行な床部Fの凹部Fa内に配置される。凹部Faには、底部Fb及び側部Fcが設けられる。底部Fbは、床部Fに平行である。直線部11は、底部Fbに支持され、X方向に直線状に延びている。
曲線部12は、直線部11の両側の端部に接続され、上方に湾曲する。曲線部12は、第1曲線部12Aと、第2曲線部12Bとを有する。第1曲線部12Aは、直線部11の一方の端部(例えば、図1及び図2における左側の端部)に接続される。第2曲線部12Bは、直線部11の他方の端部(例えば、図1及び図2における右側の端部)に接続される。第1曲線部12A及び第2曲線部12Bは、左右対称である点を除いて、形状及び寸法等の諸元が同様となっている。以下の説明において、第1曲線部12A及び第2曲線部12Bの両者を区別しない場合、単に曲線部12と表記する。
直立部13は、曲線部12の上側の端部に接続され上方(例えば、+Z方向)に向けて延びる。なお、直立部13は、Z方向に対して傾いた方向に延びる構成であってもよい。直立部13は、第1直立部13Aと第2直立部13Bとを有する。第1直立部13Aは、第1曲線部12Aの上側の端部に接続される。第2直立部13Bは、第2曲線部12Bの上側の端部に接続される。第1直立部13A及び第2直立部13Bは、左右対称である点を除いて、形状及び寸法等の諸元が同様となっている。以下の説明において、第1直立部13A及び第2直立部13Bの両者を区別しない場合には、単に直立部13と表記する。
曲線部12の曲径は、直線部11との接続部分(曲径r1)から、直立部13との接続部分(曲径r2)に向けて徐々に小さくなっている。したがって、曲線部12は、直線部11から直立部13に向けて曲率が大きくなるように形成される。
走行装置100は、位置センサ14を有する。位置センサ14は、台車20がレール10上の直線部11、曲線部12及び直立部13の所定位置を通過したことを検出する。位置センサ14は、例えば光学式センサである。位置センサ14は、台車20の軌道に向けてY方向に検出光を照射し、検出光の光量の変化を検出する構成とすることができる。この場合、台車20が検出光を遮ることで、検出光の光量が減少するため、台車20の通過を検出可能となる。なお、位置センサ14は、他の種類のセンサであってもよい。
位置センサ14は、例えば直線部11と曲線部12との境界部分に配置することができる。位置センサ14は、第1曲線部12A側に配置される位置センサ14と、第2曲線部12B側に配置される第2位置センサ14Bとを含む。第1位置センサ14A及び第2位置センサ14Bの両者を区別しない場合、単に位置センサ14と表記する。位置センサ14の検出結果は、例えば制御部30に送信される。なお、曲線部12と直立部13との境界部分に位置センサ14を配置してもよい。
走行装置100は、変位抑制部15(図4等参照)を有する。変位抑制部15は、レール10に沿って配置され、台車20の走行方向とは異なる方向への台車20の変位を抑制する変位抑制部15は、第1ガイド部16と、第2ガイド部17とを有する。
第1ガイド部16及び第2ガイド部17は、レール10に沿って設けられる。第1ガイド部16は、床部Fの凹部Faの底部Fbに配置される。第2ガイド部17は、台車20の走行方向の側方に配置される。例えば、第2ガイド部17は、床部Fの凹部Faの側部Fcに配置される。
図3は、台車20の一例を示す正面図である。図4は、台車20の一例を示す断面図である。図3及び図4に示すように、台車20は、レール10に沿って走行する。台車20は、本体部21と、走行部22と、ガイドローラ部23と、速度センサ24とを有する。
本体部21は、2本のレール10に跨って配置される板状のベース部材21aを含む。本体部21は、走行部22、ガイドローラ部23及び速度センサ24の各部を支持する。
走行部22は、レール10に沿って走行可能である。走行部22は、走行車輪22aと、駆動部22bと、不図示の制動部とを有する。走行車輪22aは、ベース部材21aからレール10側に突出し、レール10の走行面10aに沿って転動する。走行面10aは、レール10のうち走行部22に面する部分である。
駆動部22bは、例えばモータ等の駆動源と、当該駆動源の駆動力を走行車輪に伝達する回転軸22c(図4参照)等の伝達機構とを有する。台車20がリニアモータ機構の二次側となる場合、駆動部22bに代えて、例えば永久磁石等が設けられる。台車20がリニアモータ機構の一次側となる場合、駆動部22bとして、例えばコイル等が設けられる。
ガイドローラ部23は、第1ローラ26及び第2ローラ27を有する。第1ローラ26は、第1ガイド部16と底部Fbとの間に配置される。第1ローラ26は、第1ガイド部16のうち底部Fb側の第1案内面16aに沿って転動する。第1ローラ26は、連結部材26aを介してベース部材21aに連結される。この構成により、レール10の走行面10aに垂直な方向についての台車20の変位が効率的に抑制されるため、台車20の走行状態の安定化を図ることができる。なお、第1ローラ26は、弾性部材を介して連結部材26aに支持されてもよい。この場合、第1ローラ26と第1ガイド部16の第1案内面16aとの間の衝撃が弾性部材により吸収されるため、台車20の走行状態の更なる安定化を図ることができる。
第2ローラ27は、台車20のうち走行方向の両側(+Y側、−Y側)に配置される。第2ローラ27は、それぞれ第2ガイド部17の第2案内面17aに沿って転動する。第2ガイド部17の第2案内面17aは、それぞれ凹部Faの内側に向けて配置される。第2ローラ27は、連結部材27aを介してベース部材21aに連結される。この構成により、走行方向の側方についての台車20の変位が効率的に抑制されるため、台車20の走行状態の安定化を図ることができる。なお、台車20の走行方向の両側部のうち一方の配置される第2ローラ27は、弾性部材を介して連結部材27aに支持されてもよい。この場合、第2ローラ27と第2ガイド部17の第2案内面17aとの間の衝撃が弾性部材により吸収されるため、台車20の走行状態の更なる安定化を図ることができる。
第1ガイド部16及び第2ガイド部17は、レール10の全体に亘って設けられる。本実施形態において、第1ガイド部16及び第2ガイド部17は、直線部11、曲線部12及び直立部13の全体に亘って設けられる。このため、台車20は、曲線部12及び直立部13を走行する場合において、曲線部12及び直立部13から脱落することを抑制できる。また、直線部11、曲線部12及び直立部13の全体に亘って設けられるため、直線部11、曲線部12及び直立部13を跨ぐ場合においても滑らかに台車20が走行可能となる。
速度センサ24は、台車20の走行速度を検出する。速度センサ24は、例えば台車20のベース部材21aに取り付けることができる。なお、速度センサ24は、台車20の他の部位に取り付けられてもよい。速度センサ24の検出結果は、例えば制御部30に送信されるようになっている。
制御部30は、台車20の走行状態を制御する。制御部30は、例えば予め設定される台車20の走行プログラム等に応じて、台車20の走行部22を制御する。この場合、駆動部22b及び制動部を制御することにより、台車20の速度を調整する。制御部30は、位置センサ14及び速度センサ24等の検出センサの検出結果に基づいて、直線部11において台車20を加速させるように走行部22を制御する。直線部11において台車20を加速させることにより、台車20を精度よく加速させることができる。
建屋40は、レール10を収容し、台車20の走行環境を調整する。建屋40は、直線部分41と、曲線部支持部42と、直立部分43とを有する。直線部分41は、レール10の直線部11を収容する。直線部分41には、環境検出センサ41a及び環境調整部41bを有する。環境検出センサ41aは、直線部分41内の気温、湿度、床部Fの湿潤状態等、台車20の走行環境を検出する。環境調整部41bは、環境検出センサ41aの検出結果に基づいて、直線部分41内における台車20の上記の走行環境を調整する。
曲線部支持部42は、例えば床部F上に組み立てられ、レール10の曲線部12を支持する。曲線部支持部42により支持されることで、台車20からの遠心力に対して変形等することなく受けることが可能となっている。直立部分43は、レール10の直立部13に沿ってZ方向に設けられる。
このように、レール10が建屋40に収容されることにより、台車20の走行環境が屋外の天候、気温、湿度等に影響されることなく、独立して設定することが可能となっている。
次に、上記のように構成された走行装置100を用いた走行動作について説明する。図5から図10は、走行装置100を用いた走行動作の一例を示す図である。まず、建屋40内の走行環境を所定の環境に調整する。走行環境を調整後、図5に示すように、台車20を直線部11の所定の初期位置PSに配置する。台車20を配置した後、制御部30は、所定のタイミングで台車20の走行部22を制御し、台車20を走行させる。制御部30は、台車20に搭載される速度センサ24、レール10に沿って配置される位置センサ14等の検出結果に基づいて、台車20の速度を調整する。制御部30は、台車20が直線部11を走行している間に台車20を加速させるようにする。
直線部11を走行する台車20は、直線部11から第1曲線部12Aに進入する。第1曲線部12Aに進入した台車20は、第1曲線部12A及び第1直立部13Aにおいて反転動作を行う。反転動作において、台車20は、台車20の総質量及び速度から算出される運動エネルギーの大きさに応じて、第1曲線部12A及び第1直立部13Aに沿って上方に上っていく。台車20が第1曲線部12A及び第1直立部13Aに沿って上方に上っていく過程で、台車20の運動エネルギーが位置エネルギー等に変換される。台車20の全ての運動エネルギー20が位置エネルギー等に変換された場合、図6に示すように、例えば第1直立部13Aにおいて台車20の上昇が停止する。なお、台車の運動エネルギー次第では、第1曲線部12Aの途中で停止する場合もある。このときの床部Fからの台車20の高さh1は、台車20の総質量と、第1曲線部12Aに進入した時点での台車20の速度(運動エネルギー)とにより求められる。なお、台車20の運度エネルギーの一部は、レール10と台車20の走行部22との摩擦による熱エネルギー等に変換されるため、当該熱エネルギー等を考慮する。
台車20が停止した場合、制御部30は、台車20を加速させないようにする。これにより、台車20は、重力により第1直立部13A及び第1曲線部12Aに沿って下方に移動する。この場合、台車20に設けられる第1ローラ26が第1ガイド部16の第1案内面16に引っ掛かった状態で第1案内面16上を転動するため、台車20がレール10から脱落することなく、かつ台車20がレール10上を走行可能となる。台車20が下方に移動する際、台車20の位置エネルギーが運動エネルギーに変換される。図7に示すように、台車20が直線部11に到達する場合、台車20の全ての位置エネルギーが運動エネルギー等に変換される。
制御部30は、台車20が直線部11を走行する間、台車20の走行状態を制御する。例えば、台車20が所定の速度に到達していない場合、制御部30は、台車20を加速させる。その結果、台車20が所定の速度に到達した場合、制御部30は、台車20の速度を一定として直線部11を走行するように台車20の走行速度を制御する。
一方、図8に示すように、例えば台車20が直線部11の端部(+X側の端部)に到達した時点で台車20が所定の速度に到達していない場合、制御部30は、第2曲線部12B及び第2直立部13Bにて上記の反転動作を再度行う。
この場合、反転動作において、第2曲線部12Bに進入した台車20は、台車20の総質量及び速度から算出される運動エネルギーの大きさに応じて、第2曲線部12Bに沿って上方に上っていく。台車20が第2曲線部12Bに沿って上方に上っていく過程で、台車20の運動エネルギーが位置エネルギー等に変換される。台車20の全ての運動エネルギーが位置エネルギー等に変換された場合、図9に示すように、例えば第2直立部13Bにおいて台車20の上昇が停止する。このときの床部Fからの台車20の高さh2は、台車20の総質量と、第2曲線部12Bに進入した時点での台車20の速度(運動エネルギー)とにより求められる。第1曲線部12A及び第1直立部13Aにおける反転動作時と比べて、直線部11において台車20が加速されているため、高さh2は、高さh1に比べて高くなる。
台車20が停止した場合、制御部30は、上記同様、台車20を加速させないようにする。これにより、台車20は、台車20がレール10から脱落することなく、重力によって第2直立部13B及び第2曲線部12Bに沿って下方に移動する。台車20が下方に移動する際、台車20の位置エネルギーが運動エネルギーに変換される。台車20が直線部11に到達する場合、台車20の全ての位置エネルギーが運動エネルギー等に変換される。その後、台車20が直線部11を+X方向に走行する場合に、制御部30は、台車20をさらに加速させることができる。このように、曲線部12及び直立部13において反転動作を行うことで、直線部11を往復しつつ当該直線部11において台車20を加速させることができる。このため、直線部11の長さ方向のスペースが限られた環境においても、所望の速度まで容易に台車20を加速させることができる。
台車20を停止させる場合、制御部30は、不図示の制動部により台車20を減速させる。図10に示すように、台車20が直線部11から曲線部12に進入しても台車20の速度が所望の速度まで減速されない場合、曲線部12及び直立部13において反転動作を行うことにより、再度直線部11に到達した後に減速を行わせることができる。このため、所定の走行区間で制動しきれない場合であっても、台車20が他の部分と衝突したりすることを回避できる。
以上のように、本実施形態に係る走行装置100は、水平面に沿った床部Fに設けられる直線部11と、直線部11の少なくとも一方の端部に接続され上方に湾曲する曲線部12と、曲線部12の上側の端部に接続され上方に向けて延びる直立部13とを有するレール10と、レール10上を走行可能な走行部22を有する台車20と、少なくとも直線部11において台車20が所定速度で走行するように走行部22を制御する制御部30とを備える。
従って、往路として直線部11から走行してくる台車20は、重力に逆らうように曲線部12及び直立部13を上昇して走行を停止する。その後、復路として重力によって直立部13及び曲線部12を下降して直線部11を往路とは逆方向に走行する。このように、直線部11から走行してくる台車20の運動エネルギーを曲線部12及び直立部13において位置エネルギーに変換して蓄積させ、その状態から位置エネルギーを運動エネルギーに変換して直線部11を逆方向に走行させることができる。このため、例えば直線部11を逆方向に走行する台車20を、直立部13及び曲線部12を下降させながら加速させておくことで、直線部11の距離を長くしなくても台車20を高速で走行させることができる。このため、限られた広さの敷地において台車20を高速で走行させることが可能な走行装置が得られる。
本実施形態に係る走行装置100において、曲線部12及び直立部13は、直線部11の両方の端部にそれぞれ配置されてもよい。
従って、直線部11の両側において、台車20の運動エネルギーと位置エネルギーとの変換及び蓄積を行うことができる。このため、台車20を往復させることで、より高速で走行させることができる。また、台車20を減速又は制動させる際、減速又は制動が正常に働かない場合であっても、直線部11の両側で台車20を往復させることにより、台車20とレール10との摩擦力によって台車20の速度を徐々に低下させることができる。このため、台車20が壁面等のレール周辺の構造物と衝突することを回避できる。また、台車20を往復させることができるため、台車20を初期位置PSから走行させた後、台車20を初期位置PSに戻すことが容易となる。
本実施形態に係る走行装置100において、曲線部12は、直線部11から上方に向けて曲率が大きくなるように形成されてもよい。
従って、直線部11から曲線部12に進入する際、台車20に対して移動方向に垂直な方向の力が急激に作用することを抑制できる。
本実施形態に係る走行装置100において、レール10に沿って配置され、台車20の走行方向とは異なる方向への台車20の変位を抑制する変位抑制部15を更に備え、台車20は、変位抑制部15に沿って転動するガイドローラ部23を有してもよい。
従って、走行方向とは異なる方向への台車20の変位を抑制できるため、台車20の走行状態を安定させることができる。
本実施形態に係る走行装置100において、ガイドローラ部23は、変位抑制部15からの力を弾性力によって受ける弾性部を有してもよい。
従って、台車20の振動を抑制することができるため、台車20の走行状態をより安定させることができる。
本実施形態に係る走行装置100において、変位抑制部15は、レール10の全体に亘って設けられてもよい。
従って、レール10の全体に亘って、台車の走行状態を安定させることができる。
本実施形態に係る走行装置100において、変位抑制部15は、レール10に沿って配置され水平面に沿った第1案内面16aが設けられる第1ガイド部16を有し、台車20は、第1ガイド部16の第1案内面16aの下方に配置され第1ガイド部16に沿って転動する第1ローラ26を有してもよい。
従って、レール10の走行面に垂直な方向についての台車20の変位を効率的に抑制できるため、台車20の走行状態を安定させることができる。
本実施形態に係る走行装置100において、変位抑制部15は、台車20に水平面に対して垂直な第2案内面17aが設けられる第2ガイド部17を有し、台車20は、第2ガイド部17に対して台車20側に配置され第2ガイド部17に沿って転動する第2ローラ27を有してもよい。
従って、台車20の走行方向の側方についての変位を効率的に抑制できるため、台車20の走行状態を安定させることができる。
また、レール10は、曲線部12の上端部に接続され当該上端部よりも上方に向けて延びる直立部13を有してもよい。従って、台車20の運動エネルギーと位置エネルギーの変換及び蓄積を行う領域を、曲線部12の上側に更に設けることができる。これにより、より大きなエネルギーの変換及び蓄積を行うことができる。
本実施形態に係る走行装置100において、台車20の走行状態を検出する検出センサSを更に備えてもよい。
従って、台車20の走行状態を容易に検出することができ、例えば検出結果を用いて制御を行うことが可能となる。
本実施形態に係る走行装置100において、検出センサSは、台車20の速度を検出する速度センサ24及び台車20が直線部11、曲線部12及び直立部13の所定位置を通過したことを検出する位置センサ14のうち少なくとも一方を含んでもよい。
従って、台車20の速度及び台車20が通過した位置を容易に検出することができ、例えば検出結果を用いて制御を行うことが可能となる。
本実施形態に係る走行装置100において、制御部30は、検出センサSの検出結果に基づいて、直線部11において台車20を加減速させるように走行部22を制御してもよい。
従って、台車20の走行状態に応じて走行部22を制御することができるため、台車20の走行状態を高精度に調整可能となる。
本実施形態に係る走行装置100において、レール10を収容し、台車20の走行環境を調整する建屋40を更に備えてもよい。
従って、レール10が建屋40により収容され、台車20の走行環境が建屋40において調整されるため、所望の走行環境で台車20を走行させることができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。例えば、上記実施形態では、直線部11の両側の端部に曲線部12及び直立部13が配置された構成を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、直線部11の一方の端部のみに曲線部12及び直立部13が配置された構成であってもよい。
図11及び図12は、変形例に係る走行装置100Aを示す図である。図11に示すように、例えば直線部11を加速して走行する台車20は、直線部11から第1曲線部12Aに進入する。第1曲線部12Aに進入した台車20は、第1曲線部12A及び第1直立部13Aにおいて反転動作を行う。反転動作の後、台車20が直線部11に到達した後、制御部30は、台車20を更に加速させることができる。
台車20の制動動作についても上記実施形態と同様の説明が可能である。つまり、図12に示すように、台車20が直線部11から曲線部12に進入しても台車20の速度が所望の速度まで減速されない場合、曲線部12及び直立部13において反転動作を行うことにより、再度直線部11に到達した後に減速を行わせることができる。
このように、曲線部12及び直立部13が直線部11の一方の端部のみに配置される場合でも、反転動作を行うことで、直線部11を往復しつつ当該直線部11において台車20を加速又は減速を行うことができる。このため、直線部11の長さ方向のスペースが限られた環境においても、容易に台車20を加速させることができる。また、所定の走行区間で制動しきれない場合であっても、台車20が他の部分と衝突したりすることを回避できる。
また、上記実施形態では、変位抑制部15の第1ガイド部16が凹部Faの底部Fbに配置され、第2ガイド部17が凹部Faの側部Fcに配置される構成を例に挙げて説明したが、これに限定されない。図13は、変形例に係る走行装置100Bの一部を示す図である。図13に示すように、第1ガイド部16及び第2ガイド部17をまとめたガイド部15Bが側部Fcに配置される構成であってもよい。これにより、第1ガイド部16の下方に配置される第1ローラ26と第2ガイド部17の第2案内面17aに沿って配置される第2ローラ27についてもまとめて配置することができる。このため、凹部Fa内の構成をコンパクト化することができる。
また、上記にて説明した走行装置100、100A、100Bを、試験装置として用いることができる。図14は、試験装置200の一例を示す図である。図14に示すように、試験装置200は、例えば走行装置100、100A、100Bの台車20に試験体移動装置50を搭載した構成である。試験体移動装置50は、試験体Mを保持した状態で、床部Fに試験体Mを接触させる接触姿勢となる接触位置P1と、床部Fから試験体Mを離す離隔姿勢となる離隔位置P2との間で試験体Mを移動させることができる。試験装置200は、台車20が走行した状態で試験体Mを接触位置P1に配置することにより、試験体Mを床部F上で摺動させることができる。
制御部30は、試験体移動装置50による試験体Mの移動動作を制御可能である。制御部30は、例えば台車20が直線部11を走行する期間に、試験体Mを接触位置P1に移動させるように試験体移動装置50を制御可能である。また、制御部30は、例えば台車20が直線部11から曲線部12に進入する前に、試験体Mを接触位置P1から離隔位置P2に移動させるように試験体移動装置50を制御可能である。
このように、制御部30は、台車20の走行状態と、試験体Mの位置とを連動させて制御することが可能である。なお、台車20の走行状態と試験体Mの位置との制御内容については、上記した内容に限定されず、例えば台車20が曲線部12、直立部13を走行する期間に試験体Mを接触位置P1に移動させるように試験体移動装置50を制御してもよい。
以上のように、本実施形態に係る試験装置200は、上記の走行装置100、100A、100Bと、台車20に設けられ、所定の試験体Mを保持した状態で試験体Mを床部Fに接触する接触位置P1と、床部Fから離れた離隔位置P2との間で移動可能な試験体移動装置50とを備える。従って、限られた広さの敷地において台車20を高速で走行させることが可能な走行装置100、100A、100Bを用いて試験体の試験を行うことができる。
10 レール
10a 走行面
11 直線部
12 曲線部
12A 第1曲線部
12B 第2曲線部
13 直立部
13A 第1直立部
13B 第2直立部
14 位置センサ
14A 第1位置センサ
14B 第2位置センサ
15 変位抑制部
15B ガイド部
16 第1ガイド部
16a,17a 案内面
17 第2ガイド部
20 台車
21 本体部
21a ベース部材
22 走行部
22a 走行車輪
22b 駆動部
22c 回転軸
23 ガイドローラ部
24 速度センサ
26 第1ローラ
26a,27a 連結部材
27 第2ローラ
30 制御部
40 建屋
41 直線部分
41a 環境検出センサ
41b 環境調整部
42 曲線部支持部
43 直立部分
50 試験体移動装置
100,100A,100B 走行装置
200 試験装置
F 床部
M 試験体
P1 接触位置
P2 離隔位置
PS 初期位置
S 検出センサ
Fa 凹部
Fb 底部
Fc 側部

Claims (14)

  1. 水平面に沿った床部に設けられる直線部と、前記直線部の少なくとも一方の端部に接続され前記端部よりも上方に湾曲する曲線部を有するレールと、
    前記レール上を走行可能な走行部を有する台車と、
    少なくとも前記直線部において前記台車が所定速度で走行するように前記走行部を制御する制御部と
    を備える走行装置。
  2. 前記曲線部は、前記直線部の両方の端部にそれぞれ配置される
    請求項1に記載の走行装置。
  3. 前記曲線部は、前記直線部から上方に向けて曲率が大きくなるように形成される
    請求項1又は請求項2に記載の走行装置。
  4. 前記レールに沿って配置され、前記台車の走行方向とは異なる方向への前記台車の変位を抑制する変位抑制部を更に備え、
    前記台車は、前記変位抑制部に沿って転動するガイドローラ部を有する
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の走行装置。
  5. 前記ガイドローラ部は、前記変位抑制部からの力を弾性力によって受ける弾性部を有する
    請求項4に記載の走行装置。
  6. 前記変位抑制部は、前記レールの全体に亘って設けられる
    請求項4又は請求項5に記載の走行装置。
  7. 前記変位抑制部は、前記レールに沿って配置され前記水平面に沿った第1案内面が設けられる第1ガイド部を有し、
    前記ガイドローラ部は、前記第1ガイド部の前記第1案内面の下方に配置され前記第1ガイド部に沿って転動する第1ローラを有する
    請求項4から請求項6のいずれか一項に記載の走行装置。
  8. 前記変位抑制部は、前記台車に配置され前記水平面に対して垂直な第2案内面が設けられる第2ガイド部を有し、
    前記ガイドローラ部は、前記第2ガイド部に対して前記台車側に配置され前記第2ガイド部に沿って転動する第2ローラを有する
    請求項4から請求項7のいずれか一項に記載の走行装置。
  9. 前記レールは、前記曲線部の上側の端部に接続され当該曲線部の上側の端部よりも上方に向けて延びる直立部を有する
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の走行装置。
  10. 前記台車の走行状態を検出する検出センサを更に備える
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の走行装置。
  11. 前記検出センサは、前記台車の速度を検出する速度センサ及び前記台車が前記レールの所定位置を通過したことを検出する位置センサのうち少なくとも一方を含む
    請求項10に記載の走行装置。
  12. 前記制御部は、前記検出センサの検出結果に基づいて、前記直線部において前記台車を加減速させるように前記走行部を制御する
    請求項10又は請求項11に記載の走行装置。
  13. 前記レールを収容し、前記台車の走行環境を調整する建屋を更に備える
    請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の走行装置。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の走行装置と、
    前記台車に設けられ、所定の試験体を保持した状態で前記試験体を前記床部に接触させる接触姿勢と、前記床部から離す離隔姿勢との間で移動可能な試験体移動装置と
    を備える試験装置。
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