JP2020131612A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出ヘッドへの散乱光の入射を防止する。【解決手段】印刷装置は、記録媒体を支持する曲面を有する支持部材と、吐出ヘッドと、筐体と、発光部と、を有し、曲面で支持される記録媒体に照射する照射部と、吐出ヘッドと照射部との間に配置された第1遮光板と、第1遮光板と吐出ヘッドとの間に配置された第2遮光板と、を備え、筐体は、ノズル面のうち照射口から最も遠い部位を通りかつ第1遮光板の下端と接する仮想接平面よりも、曲面から遠ざかる位置に配置され、第2遮光板は、照射部で照射された光が支持部材または支持部材に支持された記録媒体によって、正反射もしくは散乱した光のうち、吐出ヘッドのノズル面に直交する側面に入射する光の少なくとも一部を遮蔽可能な位置に配置されるとともに、第2遮光板の下方端部と曲面との距離が、曲面に対するノズル面の高さ以上となる位置に配置される。【選択図】図3

Description

本発明は、印刷装置に関する。
従来、例えば、特許文献1に示すように、支持部材に支持された記録媒体に対して液体を吐出して当該記録媒体に画像を印刷する吐出ヘッドと、媒体に塗布された液体を硬化させる光を照射する照射部と、を備える印刷装置が知られている。当該照射部の照射口には、吐出ヘッドに近づくに連れて支持部材との間隔が短くなる傾斜部が設けられている。当該傾斜部は、吐出ヘッドから液体が吐出されるノズル面に対して照射部から照射される光の入射を低減させ、吐出ヘッドのノズル面における液体の硬化を抑制する。
特開2017−196795号公報
しかしながら、上記印刷装置に記載された構成を採用しても、長時間印刷を継続した場合には、僅かながら光が漏れるために各吐出ヘッドのノズル面に付着した液体としてのインクが硬化することが確認された。さらに、吐出ヘッドの側面に付着したインクも硬化することが確認された。吐出ヘッドの側面に付着するインクは、インクを吐出した際に発生するインクミストであると考えられる。この場合、例えば、メンテナンスにおいて吐出ヘッドを払拭した際に、吐出ヘッドの側面で硬化したインクがノズル面に移動して付着し、インクの吐出が不安定となってしまう、という課題があった。
本願の印刷装置は、所定の搬送方向に搬送される記録媒体を曲面で支持する支持部材と、前記支持部材に対向する位置に配置されたノズル面のノズルから液体を吐出することにより、前記曲面で支持される前記記録媒体に画像を印刷する吐出ヘッドと、筐体と、前記筐体の内部に収容されて前記液体を硬化させる光を照射する発光部と、を有し、前記発光部から射出された光を、前記筐体によって規定された照射口を介して、前記曲面で支持される前記記録媒体に照射する照射部と、前記搬送方向において前記吐出ヘッドと前記照射部との間に配置された第1遮光板と、前記搬送方向において前記第1遮光板と前記吐出ヘッドとの間に配置された第2遮光板と、を備え、前記筐体は、前記ノズル面のうち前記照射口から最も遠い部位を通りかつ前記第1遮光板の下端と接する仮想接平面よりも、前記曲面から遠ざかる位置に配置され、前記第2遮光板は、前記照射部で照射された光が前記支持部材または前記支持部材に支持された前記記録媒体によって、正反射もしくは散乱した光のうち、前記吐出ヘッドの前記ノズル面に直交する側面に入射する光の少なくとも一部を遮蔽可能な位置に配置されるとともに、前記第2遮光板の下方端部と前記曲面との距離が、前記曲面に対する前記ノズル面の高さ以上となる位置に配置されることを特徴とする。
上記印刷装置は、前記第2遮光板と前記曲面との間隔は、前記吐出ヘッドと前記曲面との間隔と同じであることが好ましい。
上記印刷装置では、前記第1遮光板と前記第2遮光板とが一体に形成されていることが好ましい。
上記印刷装置では、前記吐出ヘッドは、前記搬送方向において前記照射部の上流側に配置された第1吐出ヘッドであり、前記第1遮光板は、前記搬送方向において前記照射部の上流側に配置された第1上流側遮光板であり、前記第2遮光板は、前記搬送方向において前記第1上流側遮光板の上流側に配置された第2上流側遮光板であり、前記仮想接平面は、前記第1吐出ヘッドの前記ノズル面のうち前記照射口から最も遠い位置を通りかつ前記第1遮光板の下端と接する第1仮想接平面であり、さらに、前記搬送方向において前記照射部の下流側に配置された第1下流側遮光板と、前記搬送方向において前記第1下流側遮光板の下流側に配置された第2吐出ヘッドと、前記搬送方向において前記第1下流側遮光板と前記第2吐出ヘッドとの間に配置された第2下流側遮光板と、を備え、前記筐体は、前記第2吐出ヘッドの前記ノズル面のうち前記照射口から最も遠い部位を通りかつ前記第1下流側遮光板の下端と接する第2仮想接平面よりも、前記曲面から遠ざかる位置に配置され、前記第2下流側遮光板は、前記正反射もしくは散乱した光のうち、前記第2吐出ヘッドの前記ノズル面に直交する側面に入射する光の少なくとも一部を遮蔽可能な位置に配置されるとともに、前記第2下流側遮光板の下方端部と前記曲面との距離が、前記曲面に対する前記ノズル面の高さ以上となる位置に配置されることが好ましい。
第1実施形態にかかる印刷装置のレイアウトを示す平面図。 第1実施形態にかかる印刷装置の構成を示す模式図。 第1実施形態にかかるUVランプの構成及び吐出ヘッドとUVランプとの位置関係を示す説明図。 第1実施形態にかかるメンテナンス部の構成を示す模式図。 第1実施形態にかかるワイピング処理時の動作を示す模式図。 第1実施形態にかかるワイピング処理時の動作を示す模式図。 第1実施形態にかかるワイピング処理時の動作を示す模式図。 第2実施形態にかかる印刷装置の一部構成を示す模式図。 第3実施形態にかかる印刷装置の一部構成を示す模式図。 変形例にかかる印刷装置の一部構成を示す模式図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各部材等を認識可能な程度の大きさにするため、各部材の尺度を実際とは異ならせて示している。
1.第1実施形態
図1は、印刷装置1のレイアウトを示す平面図であり、+Z方向から印刷装置1を見た図である。また、図2は、印刷装置1の構成を示す模式図であり、+Y方向から印刷装置1を見た図である。
図1に示すように、印刷装置1は、+X方向から−X方向に向けて繰出部2、プロセス部3及び巻取部4が配列される。また、プロセス部3の−Y方向側にメンテナンス部5が配置され、プロセス部3のプロセスユニット3Uが一体的にメンテナンス部5に対して移動自在となっている。
図2に示すように、印刷装置1では、繰出部2及び巻取部4は各々繰出軸20及び巻取軸40を有している。そして、繰出部2及び巻取部4に記録媒体としてのシートSの両端がロール状に巻き付けられ、それらの間に張架されている。こうして張架された経路Pcに沿ってシートSが繰出部2からプロセス部3に搬送されてプロセスユニット3Uによる印刷処理を受けた後、巻取部4へと搬送される。本実施形態にかかるシートSの種類は、紙系とフィルム系に大別される。具体例を挙げると、紙系には上質紙、キャスト紙、アート紙、コート紙等があり、フィルム系には合成紙、PET(Polyethylene terephthalate)、PP(polypropylene)等がある。なお、以下の説明では、シートSの両面のうち、画像が記録される面を表面と称する一方、その逆側の面を裏面と称する。
繰出部2は、シートSの端を巻き付けた繰出軸20と、繰出軸20から引き出されたシートSを巻き掛ける従動ローラー21と、を有する。繰出軸20は、シートSの表面を外側に向けた状態で、シートSの端を巻き付けて支持する。そして、繰出軸20が図2の紙面において時計回りに回転することで、繰出軸20に巻き付けられたシートSが従動ローラー21を経由してプロセス部3へと繰り出される。シートSは、繰出軸20に着脱自在な図示していない芯管を介して繰出軸20に巻き付けられている。従って、繰出軸20のシートSが使い切られた際には、ロール状のシートSが巻き付けられた新たな芯管を繰出軸20に装着して、繰出軸20のシートSを取り換えることができるようになっている。従動ローラー21と前駆動ローラー31の間でシートSの幅方向への端を検出するエッジセンサーSeが配置される。
プロセス部3は、繰出部2から繰り出されたシートSを支持部材としてのプラテンドラム30の表面30a(曲面30aともいう)で支持しつつ、プラテンドラム30の表面30aに沿って配置されたプロセスユニット3Uにより処理を適宜行って、シートSに画像を印刷するものである。プロセス部3では、プラテンドラム30の両側に前駆動ローラー31と後駆動ローラー32とが設けられており、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるシートSがプラテンドラム30に支持されて、画像の印刷を受ける。
前駆動ローラー31は、溶射によって形成された複数の微小突起を外周面に有しており、繰出部2から繰り出されたシートSを裏面側から巻き掛ける。そして、前駆動ローラー31は図2の紙面において時計回りに回転することで、繰出部2から繰り出されたシートSを搬送経路の下流側へと搬送する。なお、前駆動ローラー31に対してはニップローラー31nが設けられている。ニップローラー31nは、前駆動ローラー31側へ付勢された状態でシートSの表面に当接しており、前駆動ローラー31との間でシートSを挟み込む。これによって、前駆動ローラー31とシートSの間の摩擦力が確保され、前駆動ローラー31によるシートSの搬送を確実に行うことができる。
プラテンドラム30は、図示していない支持機構により+Y及び−Y方向に延びる回動軸301周りに回動自在に支持された円筒形状のドラムであり、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるシートSを裏面側から巻き掛ける。プラテンドラム30は、シートSとの間の摩擦力を受けてシートSの搬送方向Dsに従動回転しつつ、その表面(曲面)30aでシートSを裏面側から支持するものである。ちなみに、プロセス部3では、プラテンドラム30への巻き掛け部の両側でシートSを折り返す従動ローラー33,34が設けられている。これらのうち従動ローラー33は、前駆動ローラー31とプラテンドラム30の間でシートSの表面を巻き掛けて、シートSを折り返す。一方、従動ローラー34は、プラテンドラム30と後駆動ローラー32の間でシートSの表面を巻き掛けて、シートSを折り返す。このように、プラテンドラム30に対して搬送方向Dsの上下流側各々でシートSを折り返すことで、プラテンドラム30へのシートSの巻き掛け部を長く確保することができる。
後駆動ローラー32は、溶射によって形成された複数の微小突起を外周面に有しており、プラテンドラム30から従動ローラー34を経由して搬送されてきたシートSを裏面側から巻き掛ける。そして、後駆動ローラー32は図2の紙面において時計回りに回転することで、シートSを巻取部4へと搬送する。なお、後駆動ローラー32に対してはニップローラー32nが設けられている。このニップローラー32nは、後駆動ローラー32側へ付勢された状態でシートSの表面に当接しており、後駆動ローラー32との間にシートSを挟み込む。これによって、後駆動ローラー32とシートSの間の摩擦力が確保され、後駆動ローラー32によるシートSの搬送を確実に行うことができる。
このように、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるシートSは、プラテンドラム30の表面30aによって支持される。そして、プロセス部3では、プラテンドラム30に支持されるシートSの表面に対してカラー画像を印刷するために、プロセスユニット3Uが設けられている。プロセスユニット3Uは、前後一対に設けられた前面プレート35a及び背面プレート35bを有している。各プレート35a,35bは、プラテンドラム30の表面30aに沿った円弧形状を有しており、図示していない連結部材により相互に連結されてユニットフレームを構成する。そして、このユニットフレームに対し、以下に説明するようにプロセスユニット3Uの構成要素として吐出ヘッド36a〜36e、UVランプ37a,37b、ヘッド移動機構等が装着されている。
イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックに対応する4個の吐出ヘッド36a〜36dが、この色順で搬送方向Dsに並ぶ。より詳しくは、これら4個の吐出ヘッド36a〜36dは、プラテンドラム30に対向して、プラテンドラム30の回動軸301から放射状に配置されている。また、吐出ヘッド36a〜36dのうち搬送方向Dsの上流側に配置される2個の吐出ヘッド36a,36bは1つのヘッド移動機構により移動されてプラテンドラム30に巻き掛けられるシートSに対して位置決めされる。また、下流側に配置される2つの吐出ヘッド36c,36dも別のヘッド移動機構により移動されてプラテンドラム30に巻き掛けられるシートSに対して位置決めされる。そして、これらの2つのヘッド移動機構で4個の吐出ヘッド36a〜36dを移動して位置決めすることで吐出ヘッド36a〜36dのノズル面39(図3)のノズル先端(インクの吐出口)とシートSとの距離、いわゆるペーパーギャップを適正な値に設定することが可能となっている。このように、ペーパーギャップが調整された状態でプラテンドラム30の外周部に巻き掛けられるシートSに対して各吐出ヘッド36a〜36dがインクを吐出することで、シートSの表面にカラー画像が形成される。
なお、本実施形態において吐出ヘッド36a〜36eは、複数の単位ヘッドが搬送方向Dsに直交する+Y方向及び−Y方向に二行千鳥で並び、さらに各単位ヘッドでは+Y方向及び−Y方向に並ぶ複数のノズルが開口する。こうして、吐出ヘッド36a〜36eのノズル面39では、複数のノズルが+Y方向及び−Y方向に設けられている。
吐出ヘッド36a〜36dで使用するインクや記録液等の液体としては、紫外線(光)を照射することで硬化するUV(ultraviolet)インク(光硬化性インク)が用いられる。そこで、プロセスユニット3Uでは、インクを硬化させてシートSに定着させるために、照射部としてのUVランプ37a,37bが設けられる。なお、このインク硬化は、仮硬化と本硬化の二段階に分けて実行される。複数の吐出ヘッド36a〜36dの各間には、仮硬化用のUVランプ37aが配置される。つまり、UVランプ37aは比較的弱い紫外線を照射することで、インクの形状が崩れない程度にインクを硬化(仮硬化)させるものであり、インクを完全に硬化させるものではない。一方、複数の吐出ヘッド36a〜36dに対して搬送方向Dsの下流側には、本硬化用のUVランプ37bが設けられる。つまり、UVランプ37bは、UVランプ37aより強い紫外線を照射することで、インクを完全に硬化(本硬化)させるものである。こうして仮硬化及び本硬化を実行することで、複数の吐出ヘッド36a〜36dが形成したカラー画像をシートS表面に定着させることができる。
さらに、UVランプ37bに対して搬送方向Dsの下流側には、吐出ヘッド36eが設けられる。吐出ヘッド36eは、プラテンドラム30に巻き掛けられたシートSの表面に対して若干のクリアランスを空けて対向しており、透明のUVインクをインクジェット方式でシートSの表面に吐出する。つまり、4色分の吐出ヘッド36a〜36dによって形成されたカラー画像に対して、透明インクがさらに吐出される。なお、吐出ヘッド36eについては、既に述べたヘッド移動機構とは別のヘッド移動機構により単独で移動され位置決めされてペーパーギャップが適正な値に設定される。
このように吐出ヘッド36a〜36e、UVランプ37a,37b及びヘッド移動機構がユニットフレームに装着されてプロセスユニット3Uが構成される。そして、通常動作、つまり印刷処理を行う際には、図1に実線で示すように繰出部2及び巻取部4の間に位置決めされる。一方、プロセスユニット3Uのメンテナンス動作、例えば吐出ヘッド36a〜36eに対するワイピング処理、キャッピング処理等を行う際には、図1に1点鎖線で示すように、プロセスユニット3Uは図示していないスライド駆動機構によりメンテナンス部5に移動される。
プロセス部3では、吐出ヘッド36eに対して搬送方向Dsの下流側には、UVランプ38が設けられる。UVランプ38は強い紫外線を照射することで、吐出ヘッド36eが吐出した透明インクを完全に硬化(本硬化)させるものである。これによって、透明インクをシートSの表面に定着させることができる。
プロセス部3によりカラー画像の形成されたシートSは、後駆動ローラー32によって巻取部4へと搬送される。巻取部4は、シートSの端を巻き付けた巻取軸40の他に、巻取軸40と後駆動ローラー32の間でシートSを裏面側から巻き掛ける従動ローラー41を有する。巻取軸40は、シートSの表面を外側に向けた状態で、シートSの端を巻き取って支持する。つまり、巻取軸40が図2の紙面において時計回りに回転すると、後駆動ローラー32から搬送されてきたシートSが従動ローラー41を経由して巻取軸40に巻き取られる。なお、シートSは、巻取軸40に着脱自在な図示していない芯管を介して巻取軸40に巻き取られる。従って、巻取軸40に巻き取られたシートSが満杯になった際には、芯管ごとシートSを取り外すことが可能となる。
次に、UVランプ37aの構成について説明するとともに、吐出ヘッド36a,36bとUVランプ37aとの位置関係について説明する。図3は、UVランプ37aの構成及び吐出ヘッド36a,36bとUVランプ37aとの位置関係を示す説明図である。
図3に示すように、UVランプ37aは、筐体371と、筐体371の内部に収容されて液体を硬化させる光(UV光)を照射する発光部372と、を有し、発光部372から射出されたUV光を、筐体371によって規定された照射口373を介して、プラテンドラム30の曲面30aで支持されるシートSに照射するように構成される。発光部372としては、LED、メタルハライドランプ、キセノンランプ、カーボンアーク灯、ケミカルランプ、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ等を用いることができる。
さらに、本実施形態では、シートSの搬送方向Dsにおいて、UVランプ37aの上流側に配置された第1吐出ヘッドとしての吐出ヘッド36aとUVランプ37aとの間に第1遮光板としての第1上流側遮光板70aが配置される。また、シートSの搬送方向Dsにおいて、第1上流側遮光板70aと吐出ヘッド36aとの間に第2遮光板としての第2上流側遮光板77aが配置される。
また、シートSの搬送方向Dsにおいて、UVランプ37aの下流側に第1下流側遮光板70bが配置される。また、シートSの搬送方向Dsにおいて、第1下流側遮光板70bの下流側には第2吐出ヘッドとしての吐出ヘッド36bが配置される。そして、第1下流側遮光板70bと吐出ヘッド36bとの間に第2下流側遮光板77bが配置される。すなわち、シートSの搬送方向Dsに沿って、吐出ヘッド36a、第2上流側遮光板77a、第1上流側遮光板70a、UVランプ37a、第1下流側遮光板70b、第2下流側遮光板77b、吐出ヘッド36bの順で配置される。
第1上流側遮光板70a及び第1下流側遮光板70bは、UVランプ37aの照射口373から照射されるUV光が吐出ヘッド36a,36bのノズル面39に入射することを抑制するための板状部材である。本実施形態では、第1上流側遮光板70a及び第1下流側遮光板70bは筐体371を支持するフレームに固定して配置される。また、図3に示すように、第1上流側遮光板70a及び第1下流側遮光板70bのそれぞれとプラテンドラム30の表面30aとの間隔G1を、吐出ヘッド36a,36bの各ノズル面39とプラテンドラム30の表面30aとの間隔G2よりも広く設定している。これにより、プラテンドラム30の表面30aによって支持されたシートSに第1上流側遮光板70a及び第1下流側遮光板70bが接触することを防ぐことができる。この結果、シートSの損傷を防ぐことができる。
なお、間隔G1は、第1上流側遮光板70aの一端と回動軸301の中心部とを結ぶ直線の仮想線において、第1上流側遮光板70aの一端と仮想線に交差する曲面30aの部分との間隔であり、間隔G2は、ノズル面39の搬送方向Dsにおける中央部と回動軸301の中心部とを結ぶ直線の仮想線において、ノズル面39の搬送方向Dsにおける中央部と仮想線に交差する曲面30aの部分との間隔である。換言すれば、間隔G1は、図3において、第1上流側遮光板70aの一端と曲面30aとの間隔が最も狭い間隔をいい、間隔G2は、図3において、ノズル面39と曲面30aとの間隔が最も狭い間隔をいう。
ここで、図3において右下がり斜線で示した領域A1の内部にUVランプ37aの筐体371が配置されてしまうと、発光部372から照射された光がプラテンドラム30の表面30a又はシートSの表面で反射して反射光となり、その反射光が筐体371に当たって散乱した散乱光が上流側の吐出ヘッド36aに直接入射することを上流側の第1上流側遮光板70aは防ぐことができない。また、図3において右上がり斜線で示した領域A2の内部にUVランプ37aの筐体371が配置されてしまうと、筐体371に当たって散乱した散乱光が下流側の吐出ヘッド36bに直接入射することを下流側の第1下流側遮光板70bは防ぐことができない。
そこで、本実施形態においては、図3に示すように、UVランプ37aの筐体371を、上流側の吐出ヘッド36aのノズル面39のうち照射口373から最も遠い部位39aを通りかつ第1上流側遮光板70aの下端71aと接する仮想接平面としての第1仮想接平面P1よりも、プラテンドラム30の表面(曲面)30aから遠ざかる位置に配置するとともに、下流側の吐出ヘッド36bのノズル面39のうち照射口373から最も遠い部位39aを通りかつ第1下流側遮光板70bの下端71bと接する第2仮想接平面P2よりも、プラテンドラム30の表面30aから遠ざかる位置に配置する。
このように、二つの第1及び第2仮想接平面P1,P2よりもプラテンドラム30の表面30aから遠ざかる位置にUVランプ37aの筐体371を配置しているため、筐体371における照射口373付近での散乱光が直接ノズル面39に入射するのを第1上流側遮光板70a及び第1下流側遮光板70bで遮断することができ、筐体371に当たって散乱した散乱光の一部が吐出ヘッド36a,36bのノズル面39へと直接入射することを防ぐことができる。
また、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bは、UVランプ37aで照射されたUV光がプラテンドラム30またはプラテンドラム30に支持されたシートSによって、正反射もしくは散乱したUV光のうち、吐出ヘッド36a,36bのノズル面39に直交する側面59に入射する光の少なくとも一部を遮蔽可能な位置に配置されるとともに、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bの下方端部78a,78bと曲面30aとの距離G3が、曲面30aに対するノズル面39の高さ(間隔G2)以上となる位置に配置される。本実施形態では、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bは板状部材であり、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bは、各吐出ヘッド36a,36bがUVランプ37aと対向する各側面59に対向して並列して配置される。本実施形態では、第2上流側遮光板77aおよび第2下流側遮光板77bは筐体371を支持するフレームに固定して配置される。なお、間隔G3は、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bの下方端部78a,78bと回動軸301の中心部とを結ぶ直線の仮想線において、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bの下方端部78a,78bと仮想線に交差する曲面30aの部分との間隔である。換言すれば、間隔G3は、図3において、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bの下方端部78a,78bと曲面30aとの間隔が最も狭い間隔をいう。また、第2下流側遮光板77bと吐出ヘッド36bの側面59との距離寸法G4は、第2下流側遮光板77bと吐出ヘッド36bの側面59とが接触しない程度の間隔に設定される。
本実施形態では、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bとプラテンドラム30の曲面30aとの間隔G3(距離G3)は、吐出ヘッド36aのノズル面39とプラテンドラム30の曲面30aとの間隔G2(距離G2)と同じである。これにより、プラテンドラム30の曲面30aによって支持されたシートSに第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bが接触することを防ぎつつ、極力多くの反射光または散乱光が吐出ヘッド36a,36bの側面59に入射するのを防ぐことができる。従って、散乱光の一部が吐出ヘッド36a,36bの側面59へと入射することに起因して吐出ヘッド36a,36bの側面59に付着したインクが硬化することを防ぐことができる。
なお、吐出ヘッド36b,36cとその間に配置されたUVランプ37aとの位置関係、吐出ヘッド36c,36dとその間に配置されたUVランプ37aとの位置関係、吐出ヘッド36d,36eとその間に配置されたUVランプ37bとの位置関係、及び、第1上流側遮光板70a及び第1下流側遮光板70b、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bの関係は、既に説明した吐出ヘッド36a,36bとその間に配置されたUVランプ37aとの位置関係、及び第1上流側遮光板70a及び第1下流側遮光板70b、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bの関係と実質的に同様であるので、詳細な説明を省略する。
次に、メンテナンス部5の構成について説明する。図4は、メンテナンス部5の構成を示す模式図である。メンテナンス部5は、払拭部としてのワイパー711が設けられる。ワイパー711は、各吐出ヘッド36a〜36eのノズル面39を払拭するワイピング処理によってノズルの目詰まりの防止やノズル面39の汚れ等を除去するものである。
図4に示すように、メンテナンス部5は、各吐出ヘッド36a〜36eに対して1つずつ配される。なお、図4では、一例として吐出ヘッド36bに対応するメンテナンス部5を示す。メンテナンス部5は、プラテンドラム30に隣り合わせて設けられる。吐出ヘッド36bは、駆動モーターにより、プラテンドラム30上の印刷位置とメンテナンス部5上のメンテナンス位置との間を+Y及び−Y方向に移動自在に構成される。さらに、駆動モーターにより、吐出ヘッド36bはメンテナンス位置においてメンテナンス部5に近接する洗浄位置やメンテナンス部5から離間する退避位置を取ることができるように、ノズル面39と直交する出退方向Dhに移動自在に構成される。なお、第2上流側遮光板77a、第1上流側遮光板70a、UVランプ37a、第1下流側遮光板70b、第2下流側遮光板77bは、吐出ヘッド36aおよび吐出ヘッド36bがメンテナンス位置へ移動した際もプラテンドラム30と対向する位置にとどまっている。
メンテナンス部5は、ワイパー711、キャップ712およびこれらを一体移動可能に支持する支持部材713を有する移動体710と、移動体710をノズル面39に沿った搬送方向Dsを含むワイピング方向Dwに移動させる駆動モーターと、洗浄液を噴射口730aから噴射する洗浄液供給管730と、筐体740とを備える。これらの各部材は、+Y及び−Y方向の長さが吐出ヘッド36bと同程度以上に形成され、ノズル面39全域に対してメンテナンスを行うことができる。そして、ワイパー711が、払拭面711a,711bをノズル面39に当接させた状態でワイピング方向Dwに移動することでワイピング処理が行われる。また、キャップ712が、全てのノズルを覆うようにノズル面39に密着することでキャッピングが行われる。
洗浄液供給管730は、吐出ヘッド36b側に向けて開口している噴射口730aを+Y及び−Y方向に沿って複数有しており、吐出ヘッド36bがメンテナンス部5に近接する洗浄位置にあるときに、吐出ヘッド36bの洗浄液供給管730側の被供給面となる側面59に対して洗浄液を噴射可能となっている。ワイピング処理に供する洗浄液としては洗浄作用に適した液体を適宜用いることができるが、本実施形態のようにUVインクを用いる場合は、硬化したUVインクを溶解可能な溶剤を用いるのが好ましい。このような溶剤としては、例えばEDGAC(Ethyl Di Glycol Acetate)や透明のUVインク等が挙げられる。また、これらの溶剤に界面活性剤や重合抑止剤を添加したものを洗浄液として用いてもよい。洗浄液供給管730からの洗浄液の供給は切り換え可能に構成される。なお、上記駆動モーター等は図示しない制御部によって制御される。
筐体740は、主に、ワイピング方向Dwに略平行な底面部740aと、底面部740aのワイピング方向Dwにおける一端から立設された側壁部740bと、側壁部740bの上端からワイピング方向Dwに沿って底面部740aと同じ側に延びる庇部740cとを有する。底面部740aは、ワイピング方向Dwにおいて移動体710が移動可能な範囲よりもやや広い範囲にわたって設けられ、メンテナンス時に発生するインクや洗浄液等を含む廃液を受ける。底面部740aで受けた廃液は、底面部740aに形成された排出口740dを介してメンテナンス部5から排出される。庇部740cは、ワイピング方向Dwの寸法が移動体710よりも大きくなっている。そして、印刷動作時には、移動体710は庇部740cの下方の待機位置にあって庇部740cによって覆われる状態を維持する。こうすることで、庇部740cがUVランプ37a,37b,38から照射されるUV光を遮光して、ワイパー711やキャップ712に付着しているUVインクが硬化することを抑制する。
次に、ワイピング処理時の動作について説明する。図5A〜図5Cは、ワイピング処理時の動作を示す模式図である。ワイピング処理では、洗浄液を吐出ヘッド36aの側面59に噴射した後、ワイパー711をワイピング方向Dwに複数回往復動作させる。なお、以下の説明では、ワイパー711の往復動作における起点Q1と示し、反対側の端位置を終点Q2と示す。
図5Aに示すように、ワイパー711を起点Q1に移動する。また、吐出ヘッド36bを洗浄位置に移動する。ワイパー711の先端部が吐出ヘッド36bの側面59と対向した状態、換言すると出退方向Dhにおいてワイパー711と側面59とが一部重複した状態となる。
次いで、洗浄液供給管730の噴射口730aから吐出ヘッド36bの側面59に向けて洗浄液CLを噴射する。噴射口730aから噴射された洗浄液は、ワイパー711の上方を通過し、ワイパー711に着弾することなく側面59に着弾する。そして、側面59に洗浄液CLが噴射されると、側面59に付着した洗浄液CLが側面59に沿って下方に流れ、側面59とノズル面39との間の角部66に溜まる。
次いで、ワイパー711を起点Q1から終点Q2へと移動させてワイピングを行う。この過程で、図5Bに示すように、ワイパー711の払拭面711aが角部66に当接して、角部66に溜まっていた洗浄液CLがワイパー711により保持される。そして、ワイパー711で保持された洗浄液CLをノズル面39に塗り広げつつワイピングが行われる。
ここで、例えば、吐出ヘッド36bからインクを吐出した際に発生するインクミストが側面59に付着し、反射光または散乱光を受けた場合、側面59に付着したインクミストは硬化してしまう。この状態で、ワイピング処理を行った際、側面59で硬化したインクが、ワイパー711によるワイピング処理によって掻き取られ、掻き取られた硬化したインクがワイパー711の移動とともにノズル面39へと運ばれてノズルを埋めてしまい、吐出不良に引き起こすおそれが生じる。しかしながら、本実施形態では、第2下流側遮光板77bが配置されているため、吐出ヘッド36bの側面59への反射光または散乱光を遮断する。このため、側面59に付着したインクミストは硬化しないため、ワイピング処理において洗浄液CLとともに容易に除去され、ワイピング処理によってノズルを埋めることがない。
図5Cは、ワイパー711を終点Q2まで移動させた状態を示す。ワイパー711の往復動作の終点Q2は吐出ヘッド36bの下方に位置する。このように、終点Q2の位置を吐出ヘッド36bの下方に設定しているのは以下の理由による。ワイパー711を側面59の反対側の側面65よりもさらに右方まで移動させると、次にワイパー711が起点Q1に向けて移動するときに、ワイパー711の払拭面711bが側面65に当接する。側面65には洗浄液CLが噴射されないため、硬化したUVインク等の異物が残存しており、ワイパー711が側面65に当接するとこれらの異物がワイパー711に付着するおそれがある。そこで、終点Q2の位置を吐出ヘッド36bの下方とすることで、払拭面711bと側面65との当接を回避し、良好なワイピング処理の実現を図っている。
その後、吐出ヘッド36bを一旦退避位置まで移動させた後、再び洗浄位置の高さに戻す。このように吐出ヘッド36bが一旦退避位置まで移動することで、終点Q2に位置するワイパー711が左方に湾曲している状態が解消される。そして、吐出ヘッド36bを洗浄位置の高さに戻し、ワイパー711を右方に湾曲させて、ワイパー711の終点Q2から起点Q1へ移動させる。これにより、ノズル面39がワイピングされる。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
印刷装置1では、二つの仮想接平面P1,P2よりもプラテンドラム30の表面30aから遠ざかる位置に、UVランプ37aの筐体371を配置しているため、UVランプ37aの照射口373付近で筐体371に当たって散乱した散乱光を第1上流側遮光板70a及び第1下流側遮光板70bで遮断することができ、筐体371による散乱光の一部が吐出ヘッド36a,36bのノズル面39へと入射することを防ぐことができる。従って、散乱光の一部が吐出ヘッド36a,36bのノズル面39へと入射することに起因してノズル面39に付着したインクが硬化することを防ぐことができる。
さらに、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bによって吐出ヘッド36a,36bの各側面59への反射光または散乱光を遮断することができる。従って、散乱光の一部が吐出ヘッド36a,36bの各側面59へと入射することに起因して吐出ヘッド36a,36bの各側面59に付着したインクが硬化することを防ぐことができる。
以上により、安定して吐出ヘッド36a,36bから液体を吐出させることができる。
2.第2実施形態
次に、第2実施形態について説明する。図6は、本実施形態にかかる印刷装置1Aの一部構成を示す模式図である。なお、本実施形態にかかる印刷装置1Aは、第1実施形態の構成に対して、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bの配置方法が異なる。従って、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bの配置方法以外の構成は、第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
第1実施形態では、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bを、吐出ヘッド36a,36bの各側面59に対向して並列して配置したが、本実施形態では、図6に示すように、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bが、吐出ヘッド36a,36bの各側面59に対して傾いた状態で配置される。また、本実施形態にかかる第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bは、筐体371を支持するフレームに固定して配置される。
第2上流側遮光板77aは板状部材である。そして、第2上流側遮光板77aの搬送方向Ds下流側の面が曲面30aと対向するように傾いて配置される。また、第2下流側遮光板77bも板状部材である。そして、第2下流側遮光板77bの搬送方向Ds上流側の面が曲面30aと対向するように傾いて配置される。
第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bの下方端部78a,78bと曲面30aとの距離G3が、曲面30aに対するノズル面39の高さ(間隔G2)以上となる位置に配置される。本実施形態では、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bとプラテンドラム30の曲面30aとの間隔G3(距離G3)は、吐出ヘッド36aのノズル面39とプラテンドラム30の曲面30aとの間隔G2(距離G2)と同じである。これにより、プラテンドラム30の曲面30aによって支持されたシートSに第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bが接触することを防ぎつつ、極力多くの反射光または散乱光が吐出ヘッド36a,36bの側面59に入射するのを防ぐことができる。従って、散乱光の一部が吐出ヘッド36a,36bの側面59へと入射することに起因して吐出ヘッド36a,36bの側面59に付着したインクが硬化することを防ぐことができる。
以上、本実施形態によれば、上記の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bが傾いた状態で配置されため、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bの外形を比較的小さくすることが可能となり、省スペース化を図ることができる。
3.第3実施形態
次に、第3実施形態について説明する。図7は、本実施形態にかかる印刷装置1Bの一部構成を示す模式図である。
なお、本実施形態にかかる印刷装置1Bは、第1実施形態の構成に対して、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bの配置方法が異なる。従って、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bの配置方法以外の構成は、第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
図7に示すように、第2上流側遮光板77aと第1上流側遮光板70aとが一体に形成される。具体的には、第2上流側遮光板77aが傾いた状態で第1上流側遮光板70aと一体化される。さらに詳細には、第2上流側遮光板77aは板状部材であり、第2上流側遮光板77aの搬送方向Ds下流側の面が曲面30aと対向するように傾いた状態で第1上流側遮光板70aと一体化される。
同様にして、第2下流側遮光板77bと第1下流側遮光板70bとが一体に形成される。具体的には、第2下流側遮光板77bが傾いた状態で第1下流側遮光板70bと一体化される。さらに詳細には、第2下流側遮光板77bは板状部材であり、第2下流側遮光板77bの搬送方向Ds上流側の面が曲面30aと対向するように傾いた状態で第1下流側遮光板70bと一体化される。
なお、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bの下方端部78a,78bと曲面30aとの距離G3が、曲面30aに対するノズル面39の高さ(間隔G2)以上となる位置に配置される。本実施形態では、第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bとプラテンドラム30の曲面30aとの間隔G3(距離G3)は、吐出ヘッド36aとプラテンドラム30の曲面30aとの間隔G2(距離G2)と同じである。これにより、プラテンドラム30の曲面30aによって支持されたシートSに第2上流側遮光板77a及び第2下流側遮光板77bが接触することを防ぎつつ、極力多くの反射光または散乱光が吐出ヘッド36a,36bの側面59に入射するのを防ぐことができる。従って、散乱光の一部が吐出ヘッド36a,36bの側面59へと入射することに起因して吐出ヘッド36a,36bの側面59に付着したインクが硬化することを防ぐことができる。
また、図7に示すように、第1上流側遮光板70aの下端71a方向の一部分が搬送方向Dsの下流側に傾くように折り曲げてもよい。同様に、第1下流側遮光板70bの下端71b方向の一部分が搬送方向Dsの上流側に傾くように折り曲げてもよい。
以上、本実施形態によれば、上記の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
一体化された第2上流側遮光板77a及び第1上流側遮光板70a、第2下流側遮光板77b及び第1下流側遮光板70bの取り付けが容易となる。
4.変形例
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
・変形例1
上記実施形態においては、UVランプ37aの上流側及び下流側の双方に吐出ヘッド36a,36bを配置した場合の構成について説明したが、これに限定されない。例えば、UVランプ37aの上流側及び下流側の何れか一方にのみに、例えば吐出ヘッド36aを配置した構成であってもよい。そして、搬送方向Dsにおいて吐出ヘッド36aとUVランプ37aとの間に第1遮光板としての第1上流側遮光板70aを配置する。また、第1上流側遮光板70aと吐出ヘッド36aとの間に第2遮光板としての第2上流側遮光板77aを配置する。このような構成であっても上記同様の効果を得ることができる。
・変形例2
上記実施形態では、プラテンドラム30を用いたいわゆるドラム式の印刷装置1について説明したが、ドラム式の印刷装置1とは異なる印刷装置1Cにも適用することができる。
図8は、変形例にかかる印刷装置1Cの一部構成を示す模式図である。図8に示すように、前ローラー110の表面111と後ローラー120(支持部材)の表面121(曲面)と平らな支持面を有するガイド130とによってシートSを支持しながら第一の搬送方向DS1へとシートSを搬送しつつ、吐出ヘッド140のノズル面141のノズルからシートSの表面に対してUVインクを吐出することにより画像を印刷し、後ローラー120の表面121によってシートSの搬送方向を第二の搬送方向DS2に変更し、後ローラー120の下流側に、筐体151及び発光部152を有するUVランプ150(照射部)を配置し、吐出ヘッド140とUVランプ150の間に第1遮光板160を配置した印刷装置1Cにおいては、UVランプ150の位置によっては、UVランプ150の照射口153付近でUVランプ150の筐体151に当たって散乱した散乱光が吐出ヘッド140のノズル面141に入射する場合がある。
そこで、かかる構成を有する印刷装置1Cにおいては、UVランプ150の筐体151を、吐出ヘッド140のノズル面141のうちUVランプ150の照射口153から最も遠い部位を通りかつ第1遮光板160の下端161と接する仮想接平面Pよりも、後ローラー120の表面121から遠ざかる位置に配置する。このように、仮想接平面Pよりも後ローラー120の表面121から遠ざかる位置にUVランプ150の筐体151を配置すると、UVランプ150の照射口153付近でUVランプ150の筐体151に当たって散乱した散乱光を全て第1遮光板160で遮断することができ、筐体151による散乱光の一部が吐出ヘッド140のノズル面141へと入射することを防ぐことができる。
さらに、搬送方向DS1,DS2において第1遮光板160と吐出ヘッド140との間に第2遮光板165が配置される。第2遮光板165の構成は、上記実施形態の第2上流側遮光板77aと同様である。このようにすれば、第2遮光板165によって吐出ヘッド140の側面149への反射光または散乱光を遮断することができる。従って、散乱光の一部が吐出ヘッド140の側面149へと入射することに起因して吐出ヘッド140の側面149に付着したインクが硬化することを防ぐことができる。
以下に、実施形態から導き出される内容を記載する。
印刷装置は、所定の搬送方向に搬送される記録媒体を曲面で支持する支持部材と、前記支持部材に対向する位置に配置されたノズル面のノズルから液体を吐出することにより、前記曲面で支持される前記記録媒体に画像を印刷する吐出ヘッドと、筐体と、前記筐体の内部に収容されて前記液体を硬化させる光を照射する発光部と、を有し、前記発光部から射出された光を、前記筐体によって規定された照射口を介して、前記曲面で支持される前記記録媒体に照射する照射部と、前記搬送方向において前記吐出ヘッドと前記照射部との間に配置された第1遮光板と、前記搬送方向において前記第1遮光板と前記吐出ヘッドとの間に配置された第2遮光板と、を備え、前記筐体は、前記ノズル面のうち前記照射口から最も遠い部位を通りかつ前記第1遮光板の下端と接する仮想接平面よりも、前記曲面から遠ざかる位置に配置され、前記第2遮光板は、前記照射部で照射された光が前記支持部材または前記支持部材に支持された前記記録媒体によって、正反射もしくは散乱した光のうち、前記吐出ヘッドの前記ノズル面に直交する側面に入射する光の少なくとも一部を遮蔽可能な位置に配置されるとともに、前記第2遮光板の下方端部と前記曲面との距離が、前記曲面に対する前記ノズル面の高さ以上となる位置に配置されることを特徴とする。
この構成によれば、吐出ヘッドのノズル面のうち照射部の照射口から最も遠い部位を通りかつ第1遮光板の下端と接する仮想接平面よりも、記録媒体を支持する支持部材の曲面から遠ざかる位置に、照射部の筐体を配置しているため、照射口付近での散乱光をほぼ全て第1遮光板で遮断することができ、散乱光の一部が吐出ヘッドのノズル面へと入射することを防ぐことができる。従って、散乱光の一部が吐出ヘッドのノズル面へと入射することに起因してノズル面に付着した液体が硬化することを防ぐことができる。
さらに、第2遮光板によって吐出ヘッドの側面への反射光または散乱光を遮断することができる。従って、散乱光の一部が吐出ヘッドの側面へと入射することに起因して吐出ヘッドの側面に付着した液体が硬化することを防ぐことができる。
以上により、安定して吐出ヘッドから液体を吐出させることができる。
上記印刷装置は、前記第2遮光板と前記曲面との間隔は、前記吐出ヘッドと前記曲面との間隔と同じであることが好ましい。
この構成によれば、支持部材の曲面によって支持された記録媒体に第2遮光板が接触することを防ぎつつ、極力多くの反射光または散乱光が吐出ヘッドの側面に入射するのを防ぐことができる。
上記印刷装置では、前記第1遮光板と前記第2遮光板とが一体に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、第1遮光板及び第2遮光板の取り付けが容易となる。
上記印刷装置では、前記吐出ヘッドは、前記搬送方向において前記照射部の上流側に配置された第1吐出ヘッドであり、前記第1遮光板は、前記搬送方向において前記照射部の上流側に配置された第1上流側遮光板であり、前記第2遮光板は、前記搬送方向において前記第1上流側遮光板の上流側に配置された第2上流側遮光板であり、前記仮想接平面は、前記第1吐出ヘッドの前記ノズル面のうち前記照射口から最も遠い位置を通りかつ前記第1遮光板の下端と接する第1仮想接平面であり、さらに、前記搬送方向において前記照射部の下流側に配置された第1下流側遮光板と、前記搬送方向において前記第1下流側遮光板の下流側に配置された第2吐出ヘッドと、前記搬送方向において前記第1下流側遮光板と前記第2吐出ヘッドとの間に配置された第2下流側遮光板と、を備え、前記筐体は、前記第2吐出ヘッドの前記ノズル面のうち前記照射口から最も遠い部位を通りかつ前記第1下流側遮光板の下端と接する第2仮想接平面よりも、前記曲面から遠ざかる位置に配置され、前記第2下流側遮光板は、前記正反射もしくは散乱した光のうち、前記第2吐出ヘッドの前記ノズル面に直交する側面に入射する光の少なくとも一部を遮蔽可能な位置に配置されるとともに、前記第2下流側遮光板の下方端部と前記曲面との距離が、前記曲面に対する前記ノズル面の高さ以上となる位置に配置されることが好ましい。
この構成によれば、二つ仮想接平面(照射部の上流側にある第1仮想接平面及び照射部の下流側にある第2仮想接平面)よりも、記録媒体を支持する支持部材の曲面から遠ざかる位置に、照射部の筐体を配置しているため、照射口付近での散乱光をほぼ全て第1上流側遮光板及び第1下流側遮光板で遮断することができ、散乱光の一部が第1及び第2吐出ヘッドのノズル面へと入射することを防ぐことができる。従って、散乱光の一部が第1及び第2吐出ヘッドのノズル面へと入射することに起因してノズル面に付着した液体が硬化することを防ぐことができる。
さらに、第2上流側遮光板及び第2下流側遮光板によって第1及び第2吐出ヘッドの側面への反射光または散乱光を遮断することができる。従って、散乱光の一部が第1及び第2吐出ヘッドの側面へと入射することに起因して第1及び第2吐出ヘッドの側面に付着した液体が硬化することを防ぐことができる。従って、例えば、第1及び第2吐出ヘッドのメンテナンスにおいて吐出ヘッドを払拭した場合でも、第1及び第2吐出ヘッドの側面に付着した液体は容易に除去される。
以上により、安定して第1及び第2吐出ヘッドから液体を吐出させることができる。
1,1A,1B,1C…印刷装置、2…繰出部、3…プロセス部、3U…プロセスユニット、4…巻取部、5…メンテナンス部、30…プラテンドラム、30a…曲面(表面)、36a,36b,36c,36d,36e…吐出ヘッド、37a,37b…UVランプ、38…UVランプ、39…ノズル面、39a…最も遠い部位、59…側面、70a…第1上流側遮光板、70b…第1下流側遮光板、71a…第1上流側遮光板70aの下端、71b…第1下流側遮光板70bの下端、77a…第2上流側遮光板、77b…第2下流側遮光板、78a,78b…下方端部、371…筐体、372…発光部、373…照射口、711…ワイパー、DS…搬送方向、P1…第1仮想接平面、P2…第2仮想接平面。

Claims (4)

  1. 所定の搬送方向に搬送される記録媒体を曲面で支持する支持部材と、
    前記支持部材に対向する位置に配置されたノズル面のノズルから液体を吐出することにより、前記曲面で支持される前記記録媒体に画像を印刷する吐出ヘッドと、
    筐体と、前記筐体の内部に収容されて前記液体を硬化させる光を照射する発光部と、を有し、前記発光部から射出された光を、前記筐体によって規定された照射口を介して、前記曲面で支持される前記記録媒体に照射する照射部と、
    前記搬送方向において前記吐出ヘッドと前記照射部との間に配置された第1遮光板と、
    前記搬送方向において前記第1遮光板と前記吐出ヘッドとの間に配置された第2遮光板と、を備え、
    前記筐体は、前記ノズル面のうち前記照射口から最も遠い部位を通りかつ前記第1遮光板の下端と接する仮想接平面よりも、前記曲面から遠ざかる位置に配置され、
    前記第2遮光板は、前記照射部で照射された光が前記支持部材または前記支持部材に支持された前記記録媒体によって、正反射もしくは散乱した光のうち、前記吐出ヘッドの前記ノズル面に直交する側面に入射する光の少なくとも一部を遮蔽可能な位置に配置されるとともに、前記第2遮光板の下方端部と前記曲面との距離が、前記曲面に対する前記ノズル面の高さ以上となる位置に配置されることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記第2遮光板と前記曲面との間隔は、前記吐出ヘッドと前記曲面との間隔と同じであることを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の印刷装置であって、
    前記第1遮光板と前記第2遮光板とが一体に形成されていることを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置において、
    前記吐出ヘッドは、前記搬送方向において前記照射部の上流側に配置された第1吐出ヘッドであり、
    前記第1遮光板は、前記搬送方向において前記照射部の上流側に配置された第1上流側遮光板であり、
    前記第2遮光板は、前記搬送方向において前記第1上流側遮光板の上流側に配置された第2上流側遮光板であり、
    前記仮想接平面は、前記第1吐出ヘッドの前記ノズル面のうち前記照射口から最も遠い位置を通りかつ前記第1遮光板の下端と接する第1仮想接平面であり、
    さらに、
    前記搬送方向において前記照射部の下流側に配置された第1下流側遮光板と、
    前記搬送方向において前記第1下流側遮光板の下流側に配置された第2吐出ヘッドと、
    前記搬送方向において前記第1下流側遮光板と前記第2吐出ヘッドとの間に配置された第2下流側遮光板と、を備え、
    前記筐体は、前記第2吐出ヘッドの前記ノズル面のうち前記照射口から最も遠い部位を通りかつ前記第1下流側遮光板の下端と接する第2仮想接平面よりも、前記曲面から遠ざかる位置に配置され、
    前記第2下流側遮光板は、前記正反射もしくは散乱した光のうち、前記第2吐出ヘッドの前記ノズル面に直交する側面に入射する光の少なくとも一部を遮蔽可能な位置に配置されるとともに、前記第2下流側遮光板の下方端部と前記曲面との距離が、前記曲面に対する前記ノズル面の高さ以上となる位置に配置されることを特徴とする印刷装置。
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