JP2020127627A - 乾燥装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】手から吹き飛ばされた水の飛散を抑制できる乾燥装置を提供する。【解決手段】乾燥装置1は、吹出し口14を有する壁部11、壁部12、吸込み口15を有する底部13、送風機5、分離手段、及び清浄化手段を備える。送風機5は、吸込み口15から空間2aの空気を吸込むための気流F2を発生させる。分離手段は、空間2aから吸込み口15に進入した水を気流F2から分離する。清浄化手段は、吸込み口15から吸込まれた空気を清浄化する。【選択図】図2
Description
この発明は、手を乾燥させるための装置に関する。
特許文献1に、手を乾燥させるための装置が記載されている。特許文献1に記載された乾燥装置は、濡れた手に風を当てるための高圧空気発生装置を備える。利用者が濡れた手を処理室に入れると、高圧空気発生装置からの風が手に当たり、手に付着した水が吹き飛ばされる。
特許文献1に記載された乾燥装置では、手を乾燥させるために、高圧の空気が処理室に噴射される。しかし、吹き飛ばされた水が、噴射された空気とともに周囲に飛散するため、衛生的でないといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、手から吹き飛ばされた水の飛散を抑制できる乾燥装置を提供することである。
この発明に係る乾燥装置は、第1吹出し口を有する第1壁部と、第1壁部に対向し、濡れた手を入れるための上方に開いた空間を第1壁部との間に形成する第2壁部と、吸込み口を有し、空間の底を形成する底部と、吸込み口から空間の空気を吸込むための第1気流を発生させる第1送風機と、空間から吸込み口に進入した水を第1気流から分離する分離手段と、吸込み口から吸込まれた空気を清浄化する清浄化手段と、を備える。
この発明に係る乾燥装置であれば、手から吹き飛ばされた水の飛散を抑制できる。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における乾燥装置1の例を示す図である。図2は、図1のA−A断面を示す図である。乾燥装置1は、濡れた手を乾燥させるための装置である。乾燥装置1は、濡れた手に風を当てることにより、手に付着した水を吹き飛ばして手を乾燥させる。乾燥装置1は、例えばトイレに設置される。
図1は、実施の形態1における乾燥装置1の例を示す図である。図2は、図1のA−A断面を示す図である。乾燥装置1は、濡れた手を乾燥させるための装置である。乾燥装置1は、濡れた手に風を当てることにより、手に付着した水を吹き飛ばして手を乾燥させる。乾燥装置1は、例えばトイレに設置される。
乾燥装置1は、例えば本体2、検出器3、送風機4、送風機5、タンク6、フィルター7、検出器8、表示器9、及び制御装置10を備える。検出器3、送風機4、送風機5、タンク6、フィルター7、検出器8、及び制御装置10は、本体2の内部に設けられる。
本体2に、濡れた手を入れるための空間2aが形成される。本実施の形態では、空間2aが、本体2に備えられた壁部11、壁部12、及び底部13によって形成される例を示す。壁部11は、壁部12の奥側に配置される。本実施の形態において、乾燥装置1の向きは、手を乾かす人の立ち位置を基準とする。例えば、手を乾かす人は、図2の右側に立って左側を向く。このため、図2の右側が装置の手前側であり、左側が装置の奥側である。
壁部11及び壁部12は互いに対向する。底部13は、壁部11の下端と壁部12の下端とを繋ぐように配置される。即ち、壁部11及び壁部12の間に空間2aが形成される。底部13は、空間2aの底を形成する。空間2aは、上方及び両側方に開口する。
壁部11に、吹出し口14が形成される。本実施の形態に示す例では、壁部12にも吹出し口14が形成される例を示す。吹出し口14から空間2aに対して、手を乾燥させるための空気が吹出される。底部13に、吸込み口15が形成される。吸込み口15に、空間2aの空気が吸込まれる。吸込み口15には、手から吹き飛ばされた水も進入する。
検出器3は、空間2aに手が入れられたことを検出する。検出器3は、例えば赤外線センサである。検出器3は、空間2aに設定された特定の範囲に異物が存在する場合に、空間2aに手が入れられたことを非接触で検出する。検出器3は、空間2aに手が入れられたことを検出すると、制御装置10に検出信号を出力する。
送風機4は、吹出し口14から空間2aに空気を吹出すための気流F1を発生させる。例えば、送風機4が駆動すると、外気が本体2の内部に取り込まれる。送風機4が駆動することによって本体2の内部に取り込まれた空気は、風路16を通過して吹出し口14から空間2aに吹出される。
送風機5は、吸込み口15から空間2aの空気を吸込むための気流F2を発生させる。例えば、送風機5が駆動すると、空間2aの空気が吸込み口15から本体2の内部に取り込まれる。送風機5が駆動することによって本体2の内部に取り込まれた空気は、風路17を通過して本体2の外に排出される。
なお、図2等では、送風機4及び送風機5を見易くするため、送風機4及び送風機5をダクトからはみ出して記載している。しかし、実際には、送風機4及び送風機5はダクトの内部に配置され、ダクトに隙間は生じていない。
本実施の形態に示す例では、風路17は、ダクト18及びダクト19によって形成される。ダクト18は、吸込み口15から下方に延びる。ダクト18の下端は下方に開口する。ダクト18の下方に、水を溜めるためのタンク6が配置される。吸込み口15からダクト18に進入した水は、ダクト18を伝ってタンク6に達する。
ダクト19は、例えば、ダクト18の中間部分から側方に延びる。吸込み口15からダクト18に取り込まれた空気は、ダクト19に進入する。図2に示す例では、ダクト18及びダクト19が、空間2aから吸込み口15に進入した水を気流F2から分離する手段として機能する。
フィルター7は、例えばダクト19に設けられる。ダクト18からダクト19に進入した空気は、フィルター7を通過する。これにより、空気が清浄化される。フィルター7は、空間2aから吸込み口15に吸込まれた空気を清浄化する手段の一例である。空気を清浄化する手段は、フィルター7に制限されない。
タンク6に、雑菌が繁殖することを抑制するための手段が備えられても良い。例えば、タンク6内で雑菌が繁殖することを抑制するための手段として、薬剤、紫外線、熱、オゾン、或いはイオン等を利用しても良い。
検出器8は、空間2aに入れられた手が乾いたことを検出する。検出器8による検出の方式は、如何なる方式でも良い。例えば、検出器8は、ダクト19を通過する空気の湿度を検出する。検出器8は、検出した湿度と外気湿度とを比較することによって、空間2aに入れられた手が乾いたことを検出しても良い。検出器8は、ダクト18或いはダクト19内に水分を捕獲する手段を備え、その捕獲手段の重さを計測することによって、空間2aに入れられた手が乾いたことを検出しても良い。検出器8は、空間2aに入れられた手が乾いたことを検出すると、制御装置10に検出信号を出力する。
表示器9は、例えば本体2の奥側の上面に設けられる。表示器9は、情報を報知する報知器の一例である。乾燥装置1は、報知器としてスピーカを備えても良い。乾燥装置1は、報知器として表示器9及びスピーカを備えても良い。
図3は、制御装置10の機能を説明するための図である。制御装置10は、例えば動作制御部21、及び報知制御部22を備える。例えば、動作制御部21は、送風機4を制御する。動作制御部21は、送風機5を制御する。報知制御部22は、乾燥装置1に備えられた報知器を制御する。本実施の形態に示す例であれば、報知制御部22は、表示器9を制御する。
以下に、図4も参照し、乾燥装置1の動作について説明する。図4は、実施の形態1における乾燥装置1の動作例を示すフローチャートである。
制御装置10では、空間2aに手が入れられたか否かが判定される(S101)。例えば、濡れた手を乾かそうとする人が手を空間2aに入れると、空間2aに手が入れられたことが検出器3によって検出される。検出器3は、空間2aに手が入れられたことを検出すると、制御装置10に検出信号を出力する。検出器3からの検出信号が制御装置10に入力されると、S101でYesと判定される。
動作制御部21は、空間2aに手が入れられたことが検出器3によって検出されると(S101のYes)、送風機4及び送風機5を駆動する(S102)。送風機4が駆動することにより、吹出し口14から空間2aに対して空気が吹出される。吹出し口14から吹出された空気は、空間2aにおいて、手に付着している水を吹き飛ばす。また、送風機5が駆動することにより、空間2aの空気が吸込み口15から吸込まれる。このため、空間2aにおいて手から吹き飛ばされた水は、空気とともに吸込み口15に吸込まれる。
上述したように、吸込み口15からダクト18に進入した水は、ダクト18を伝ってタンク6に達する。また、吸込み口15からダクト18を介してダクト19に進入した空気は、フィルター7を通過した後に本体2の外に排出される。本実施の形態に示す例であれば、空間2aにおいて手から吹き飛ばした水を空気と共に吸込み口15に吸込むことができるため、水の飛散を抑制できる。
動作制御部21が送風機4及び送風機5を駆動すると、制御装置10では、空間2aから手が抜かれたか否かが判定される(S103)。S103の判定は、例えば、検出器3からの検出信号の有無に基づいて行われる。例えば、検出器3からの検出信号が制御装置10に入力されなくなると、S103でYesと判定される。S103でYesと判定されると、動作制御部21は、送風機4及び送風機5を停止させる(S104)。
以下に、乾燥装置1が採用可能な他の機能について説明する。乾燥装置1は、以下に示す複数の機能を組み合わせて採用しても良い。
図5は、乾燥装置1の他の動作例を示すフローチャートである。図5のS201及びS202に示す処理は、図4のS101及びS102に示す処理と同様である。即ち、制御装置10では、空間2aに手が入れられたか否かが判定される(S201)。動作制御部21は、空間2aに手が入れられたことが検出器3によって検出されると(S201のYes)、送風機4及び送風機5を駆動する(S202)。
動作制御部21による送風機4及び送風機5の駆動が開始されると、制御装置10では、空間2aに入れられた手が乾いたか否かが判定される(S203)。上述したように、検出器8は、空間2aに入れられた手が乾いたことを検出すると、制御装置10に検出信号を出力する。検出器8からの検出信号が制御装置10に入力されると、S203でYesと判定される。
報知制御部22は、空間2aに入れられた手が乾いたことが検出器8によって検出されると(S203のYes)、その旨、即ち手が乾いていることを表示器9に表示させる(S204)。
図5のS205及びS206に示す処理は、図4のS103及びS104に示す処理と同様である。例えば、手を乾かしていた人は、表示器9の表示を見て空間2aから手を抜く。これにより、検出器3からの検出信号が制御装置10に入力されなくなり、S205でYesと判定される。S205でYesと判定されると、動作制御部21は、送風機4及び送風機5を停止させる(S206)。
図6は、図1のB−B断面を示す図である。図6は、壁部11に、吹出し口23a〜23cが更に形成される例を示す。上述したように、吹出し口14からは、手に付着した水を吹き飛ばすための空気が吹出される。例えば、吹出し口14からは、斜め下方に向けて空気が吹出される。
一方、吹出し口23a〜23cから吹出される空気により、空間2aの外に水が飛び散ることを防止するためのエアーカーテンが生成される。例えば、吹出し口23aからは、空間2aの上方への開口がエアーカーテンによって塞がれるように、壁部12に向けて空気が吹出される。吹出し口23bからは、空間2aの右側への開口がエアーカーテンによって塞がれるように、壁部12に向けて空気が吹出される。吹出し口23cからは、空間2aの左側への開口がエアーカーテンによって塞がれるように、壁部12に向けて空気が吹出される。
乾燥装置1は、吹出し口23a〜23cから空気を吹出すための送風機を更に備えても良い。送風機4が駆動することによって発生する気流F1を利用し、吹出し口23a〜23cから空気を吹出させても良い。かかる場合、図4に示す例であれば、送風機4及び送風機5が駆動している時に、吹出し口23a〜23cからも空気が吹出されることになる。
図6では、吹出し口23a〜23cが壁部11に形成される例を示した。これは一例である。吹出し口23a〜23cは壁部12に形成されても良い。壁部12に吹出し口23a〜23cが形成される場合、吹出し口23a〜23cからの空気は、壁部11に向けて吹出される。また、図6では、3つの吹出し口23a〜23cが形成される例を示したが、吹出し口23aが形成されていなくても、一定の効果は期待できる。
図7は、乾燥装置1の他の例を示す図である。図7は、図1のA−A断面に相当する図である。図7に示す例では、乾燥装置1は送風機5を備えるが、送風機4を備えていない。図7に示す例では、送風機4の機能を送風機5が実現する。即ち、送風機5は、図2に示す例と同様に、吸込み口15から空間2aの空気を吸込むための気流F2を発生させる。更に、送風機5は、吹出し口14から空間2aに空気を吹出すための気流F1を発生させる。
図7に示す例では、送風機5が駆動すると、空間2aの空気が吸込み口15からダクト18に進入する。上述したように、ダクト18の下端は下方に開口する。吸込み口15からダクト18に進入した水は、ダクト18を伝ってタンク6に達する。また、ダクト18の中間部分に、ダクト20が接続される。吸込み口15からダクト18に取り込まれた空気は、ダクト20に進入する。図7に示す例では、ダクト18及びダクト20が、空間2aから吸込み口15に進入した水を気流F2から分離する手段として機能する。
ダクト20に、フィルター7が設けられる。ダクト18からダクト20に進入した空気は、フィルター7を通過する。これにより、空気が清浄化される。ダクト20は、フィルター7から吹出し口14に延びる。ダクト20は、フィルター7によって清浄化された空気を吹出し口14に導くための風路形成する風路形成部の一例である。即ち、フィルター7を通過した空気は、ダクト20を通って吹出し口14に達する。
図7に示す例では、図4のS102或いは図5のS202において、動作制御部21が送風機5を駆動する。これにより、吸込み口15から吸込まれた空気がフィルター7を通過した後に、吹出し口14から吹出される。図7に示す例であれば、乾燥装置1の構成を簡素化できる。なお、フィルター7を通過した空気の一部が本体2の外に排出されるようにダクト20が形成されても良い。
図8は、分離手段の他の例を示す図である。図8に示すように、空間2aから吸込み口15に進入した水を気流F2から分離する手段として、網状の部材24を更に備えても良い。網状の部材24は、例えば、吸込み口15から吸込まれた空気が通る風路に斜めに配置される。
図8に示す例では、送風機5が駆動することにより、空間2aの空気が吸込み口15から吸込まれる。また、空間2aにおいて手から吹き飛ばされた水は、空気とともに吸込み口15に進入する。そして、ダクト18の内部で網状の部材24を通過する際に、空気に含まれる水が網状の部材24に捕獲される。網状の部材24に捕獲された水は、網状の部材24からダクト18に伝わり、下方に移動してタンク6に達する。図8に示す例であれば、空間2aから吸込み口15に進入した水を気流F2から効率的に分離することができる。
図9は、分離手段の他の例を示す図である。図9に示すように、空間2aから吸込み口15に進入した水を気流F2から分離する手段として、旋回室25aを形成する旋回室形成部25を更に備えても良い。旋回室25aは、吸込み口15から吸込まされた空気が内壁に沿って旋回しながら下方に進むための空間である。旋回室25aでは、旋回気流に含まれる水分が旋回室25aの内壁に付着し、内壁を伝ってタンク6に達する。図9に示す例であれば、空間2aから吸込み口15に進入した水を気流F2から効率的に分離することができる。
図10は、乾燥装置1の他の例を示す図である。図11は、制御装置10の他の機能を説明するための図である。図10及び図11に示す例では、乾燥装置1は、蓋26、駆動装置27、及び殺菌装置28を更に備える。表示器9は、本体2の手前側の上面に設けられる。
蓋26は、空間2aを塞ぐためのものである。図10及び図11は、蓋26がC方向にスライドすることにより、蓋26が開位置と閉位置とに配置可能な例を示す。開位置は、空間2aの上方及び両側方を開放する位置である。閉位置は、空間2aの上方及び両側方を塞ぐ位置である。図10は、蓋26が閉位置に配置された状態を示す。
駆動装置27は、蓋26を駆動する。蓋26は、手を乾かす人がいない時に駆動装置27によって閉位置に配置される。例えば、動作制御部21は、S103或いはS205でYesと判定された後、空間2aに手が入れられたことが検出器3によって一定時間検出されなければ、駆動装置27を制御して蓋26を閉位置に配置する。蓋26は、定期的に閉位置に配置されても良い。
殺菌装置28は、空間2aを形成する壁部11、壁部12、及び底部13を殺菌するための装置である。例えば、蓋26が閉位置に配置されている時に、殺菌装置28による殺菌が行われる。殺菌装置28が殺菌を行う方式は如何なる方式であっても良い。殺菌装置28は、壁部11、壁部12、及び底部13を殺菌するために、薬剤、紫外線、熱、オゾン、或いはイオン等を利用しても良い。
報知制御部22は、殺菌装置28による殺菌が行われている時に、その旨、即ち殺菌中であることを表示器9に表示させても良い。蓋26を半透明或いは透明の部材で形成することにより、殺菌中にランプ(図示せず)を点灯させて、殺菌が行われていることを視覚的に訴えても良い。
本実施の形態では、空間2aが上方及び両側方に開口する例について説明した。これは一例である。空間2aは、上方にのみ開口する空間であっても良い。
本実施の形態において、符号21及び22に示す各部は、制御装置10が有する機能を示す。図12は、制御装置10のハードウェア資源の例を示す図である。制御装置10は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサ31とメモリ32とを含む処理回路30を備える。制御装置10は、メモリ32に記憶されたプログラムをプロセッサ31によって実行することにより、符号21及び22に示す各部の機能を実現する。
図13は、制御装置10のハードウェア資源の他の例を示す図である。図13に示す例では、制御装置10は、例えばプロセッサ31、メモリ32、及び専用ハードウェア33を含む処理回路30を備える。図13は、制御装置10が有する機能の一部を専用ハードウェア33によって実現する例を示す。制御装置10が有する機能の全部を専用ハードウェア33によって実現しても良い。
1 乾燥装置、 2 本体、 2a 空間、 3 検出器、 4 送風機、 5 送風機、 6 タンク、 7 フィルター、 8 検出器、 9 表示器、 10 制御装置、 11 壁部、 12 壁部、 13 底部、 14 吹出し口、 15 吸込み口、 16 風路、 17 風路、 18 ダクト、 19 ダクト、 20 ダクト、 21 動作制御部、 22 報知制御部、 23a〜23c 吹出し口、 24 網状の部材、 25 旋回室形成部、 25a 旋回室、 26 蓋、 27 駆動装置、 28 殺菌装置、 30 処理回路、 31 プロセッサ、 32 メモリ、 33 専用ハードウェア
Claims (11)
- 第1吹出し口を有する第1壁部と、
前記第1壁部に対向し、濡れた手を入れるための上方に開いた空間を前記第1壁部との間に形成する第2壁部と、
吸込み口を有し、前記空間の底を形成する底部と、
前記吸込み口から前記空間の空気を吸込むための第1気流を発生させる第1送風機と、
前記空間から前記吸込み口に進入した水を前記第1気流から分離する分離手段と、
前記吸込み口から吸込まれた空気を清浄化する清浄化手段と、
を備えた乾燥装置。 - 前記清浄化手段によって清浄化された空気を前記第1吹出し口に導くための風路を形成する風路形成部を更に備えた請求項1に記載の乾燥装置。
- 前記空間に手が入れられたことを検出する第1検出器と、
前記空間に手が入れられたことが前記第1検出器によって検出されると、前記第1送風機を駆動する動作制御手段と、
を更に備えた請求項2に記載の乾燥装置。 - 前記第1吹出し口から前記空間に空気を吹出すための第2気流を発生させる第2送風機を更に備えた請求項1に記載の乾燥装置。
- 前記空間に手が入れられたことを検出する第1検出器と、
前記空間に手が入れられたことが前記第1検出器によって検出されると、前記第1送風機及び前記第2送風機を駆動する動作制御手段と、
を更に備えた請求項4に記載の乾燥装置。 - 前記分離手段は、前記吸込み口から吸込まれた空気が通る風路に設けられた網状の部材を備えた請求項1から請求項5の何れか一項に記載の乾燥装置。
- 前記分離手段は、旋回室を形成する旋回室形成部を備え、
前記旋回室は、前記吸込み口から吸込まれた空気が内壁に沿って旋回しながら下方に進むための空間である請求項1から請求項5の何れか一項に記載の乾燥装置。 - 前記動作制御手段による駆動が開始された後、前記空間に入れられた手が乾いたことを検出する第2検出器と、
報知器と、
手が乾いたことが前記第2検出器によって検出されると、その旨を前記報知器から報知させる報知制御手段と、
を更に備えた請求項3又は請求項5に記載の乾燥装置。 - 前記空間の上方を塞ぐ閉位置及び前記空間の上方を開放する開位置に配置可能な蓋と、
前記蓋を駆動する駆動装置と、
前記蓋が前記閉位置に配置されている時に前記第1壁部及び前記第2壁部を殺菌する殺菌装置と、
を更に備えた請求項1から請求項7の何れか一項に記載の乾燥装置。 - 報知器と、
前記殺菌装置が前記第1壁部及び前記第2壁部を殺菌している時に、その旨を前記報知器から報知させる報知制御手段と、
を更に備えた請求項9に記載の乾燥装置。 - 前記空間は、上方及び側方に開口し、
前記第1壁部又は前記第2壁部の一方に、第2吹出し口が形成され、
前記第1送風機が駆動している時に、前記空間の側方への開口を塞ぐように前記第2吹出し口から前記第1壁部又は前記第2壁部の他方に向けて空気が吹出される請求項1から請求項10の何れか一項に記載の乾燥装置。
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Cited By (1)
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WO2022091470A1 (ja) * | 2020-10-28 | 2022-05-05 | 三菱電機株式会社 | 手乾燥装置及び手乾燥システム |
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- 2019-02-08 JP JP2019021629A patent/JP2020127627A/ja active Pending
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WO2022091470A1 (ja) * | 2020-10-28 | 2022-05-05 | 三菱電機株式会社 | 手乾燥装置及び手乾燥システム |
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