JP2020124953A - 車室内構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗員の車両外側への視界を確保した上で操作性を向上することができるディスプレイ装置を備えた車室内構造を提供する。【解決手段】車室内構造10を、車室内側の外縁部にセラミック塗料が塗布された着色加工部28を備えたウインドシールドガラス26と、運転席DSと助手席との間に配置されたセンタコンソール80の車両前後方向の所定の位置から後端部に亘って形成されたコンソールボックス82の上部に設けられたアームレスト84と、運転席DSに着座した乗員Pがアームレスト84に肘置きした状態で操作可能な位置に配置されると共に、上端部30が乗員PのアイポイントEPとウインドシールドガラス26の車両下方側における着色加工部28の上縁部30を結ぶ仮想線VLよりも車両下方側に設けられたディスプレイ装置50を備えたインストルメントパネル20と、を含んで構成する。【選択図】図2
Description
本発明は、車室内構造に関する。
下記特許文献1には、ディスプレイとディスプレイを冷却するための冷却ファンが一体で構成されたディスプレイ装置を小型化することが可能なインストルメントパネル構造が開示されている。
一方、車両用ディスプレイ装置に表示される情報の視認性を高めるために、ディスプレイの大型化が進んでいる。ディスプレイを大型化した場合、乗員の車両外側への視界が妨げられる可能性が想定される。そこで、センタコンソールの低い位置に車両用ディスプレイを配設することが考えられるが、乗員の車両走行時におけるカーナビゲーション等の運転支援情報に対する視認性及び操作性の面で改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮し、乗員の車両外側への視界を確保した上で操作性を向上することができるディスプレイ装置を備えた車室内構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る車室内構造は、車室前部に設けられかつ車室内側の外縁部にセラミック塗料が塗布された着色加工部を備えたフロントウインドシールドガラスと、車室前部の運転席と助手席との間に配置されたセンタコンソールの車両前後方向の所定の位置から後端部に亘って形成されたコンソールボックスの上部に設けられたアームレストと、車室前部に設けられ、前記運転席に着座した乗員が前記アームレストに肘置きした状態で操作可能な位置に配置されると共に、上端部が前記乗員のアイポイントと前記フロントウインドシールドガラスの車両下方側における前記着色加工部の上縁部を結ぶ仮想線よりも車両下方側に設けられたディスプレイ装置を備えたインストルメントパネルと、を含んで構成されている。
請求項1に記載の発明によれば、車室前部に設けられたインストルメントパネルは、ディスプレイ装置を備えている。ディスプレイ装置は、その上端部が運転席に着座した乗員のアイポイントとフロントウインドシールドガラスの車両下方側における着色加工部の上縁部を結ぶ仮想線よりも車両下方側に設けられている。このため、乗員の車両外側への視界を確保することができる。また、車室前部の運転席と助手席との間に配置されたセンタコンソールの車両前後方向の所定の位置から後端部に亘って形成されたコンソールボックスの上部には、アームレストが設けられている。ディスプレイ装置は、運転席に着座した乗員がアームレストに肘置きした状態で操作可能な位置に配置されている。このため、乗員は、アームレストに肘置きした状態で安定してディスプレイ装置を操作することができ、乗員の車両走行時におけるカーナビゲーション等の運転支援情報を表示するディスプレイ装置に対する乗員の操作性を向上することができる。
本発明は、乗員の車両外側への視界を確保した上で操作性を向上することができるディスプレイ装置を備えた車室内構造を得ることができるという優れた効果を有する。
本実施形態に係る車室内構造の一例について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車幅方向内側を示している。また、ここでは、車両前方側を向いた場合の右手方向を「車両右側」、左手方向を「車両左側」と定義する。
(インストルメントパネルの構造)
図1には本実施形態に係る車両12の車室内構造10を車室14内側かつ車両後方側から見た斜視図が示されている。車両12の車室14の前部に設けられたインストルメントパネル20は、車幅方向の両端に設けられたフロントピラー間に架け渡された略円柱状のインパネリインフォースメント(どちらも図示省略)に取り付けられている。
図1には本実施形態に係る車両12の車室内構造10を車室14内側かつ車両後方側から見た斜視図が示されている。車両12の車室14の前部に設けられたインストルメントパネル20は、車幅方向の両端に設けられたフロントピラー間に架け渡された略円柱状のインパネリインフォースメント(どちらも図示省略)に取り付けられている。
インストルメントパネル20の車両右側(運転席側)には、コンビネーションメータ22が設けられており、右ハンドル仕様の車両12として構成されている。また、コンビネーションメータ22が設けられた部分の車両下方側には、車両前後方向に沿って設けられたステアリングシャフトを有するステアリングコラム(どちらも図示省略)を取り付けるためのコラム開口部24が設けられている。
なお、以下の説明では、車室内構造10は、右ハンドル仕様の車両12に設けられているとして説明するが、これに限らず、車室内構造が、左ハンドル仕様の車両に設けられてもよい。
インストルメントパネル20の車両上下方向上側には、フロントウインドシールドガラス26が設けられている。このフロントウインドシールドガラス26は、インストルメントパネル20の車両前後方向前側に設けられ車両12の図示しないエンジンルームと車室14とを隔てるカウルとルーフレール(どちらも図示省略)によって支持されている。
フロントウインドシールドガラス26の車室内側の外縁部には、黒色のセラミック塗料(所謂、黒セラ)が塗布された着色加工部28が形成されている。フロントウインドシールドガラス26の車両下方側における着色加工部28の上端とフロントウインドシールドガラス26との境目には、上縁部としてのセラミックライン30が形成されている。
インストルメントパネル20の上面におけるフロントウインドシールドガラス26の根元部分(車両下方側部分)には、デフロスタ吹出口32が形成されている。デフロスタ吹出口32は、車両幅方向を長手方向とする細長い矩形状に形成されており、フロントウインドシールドガラス26へ向けて開口されている。また、デフロスタ吹出口32は、インストルメントパネル20の内側に配置された図示しない空調装置に接続されており、空調装置により温度調整された空気は、デフロスタ吹出口32から車室14内部へ送風される。
インストルメントパネル20の車両幅方向両側には、サイドレジスタ34、36がそれぞれ設けられており、インストルメントパネル20の車両幅方向中央部には、センターレジスタ38、40が設けられている。これらは、インストルメントパネル20の内側に配置された空調装置に接続されており、空調装置により温度調整された空気は、これらを介して車室14内部へ送風される。
センターレジスタ38、40の車両下方側には、空気の温度や送風する風量を設定し、空気が送出されるサイドレジスタ34、36やセンターレジスタ38、40を特定するための操作スイッチを備えた空調操作部42が設けられている。
インストルメントパネル20の車幅方向の中央部には、センタ開口部44が形成されており、センタ開口部44の車両下方側には、車幅方向に沿って台座46が設けられている。台座46は、例えば、カーナビゲーション等の運転支援情報や車両情報などが表示されるディスプレイ装置50を取り付け可能に構成されている。
台座46には、ディスプレイ装置50が取り付けられている。ディスプレイ装置50は、例えば液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどとされており、板厚方向を車両前後方向とする略矩形板状に形成されている。ディスプレイ装置50は、板厚方向の一方面の略全面が表示面50Aとされており、当該表示面50Aを車両後方側へ向けた状態で配置されている。
表示面50Aは、例えば静電容量式のタッチパネルを構成している。また、このディスプレイ装置50は、例えば加速度センサを内蔵しており、当該加速度センサが検出する重力に基づいてディスプレイ装置50の傾きを検知し、表示面50Aに表示される画面の向きを縦横に切替える構成とされている。具体的には、ディスプレイ装置50は、その長手方向が車両上下方向を向く状態では、縦長の画面を表示面50Aに表示し、その長手方向が車幅方向を向く状態では、横長の画面を表示面50Aに表示する。
図2に示されるように、ディスプレイ装置50の板厚方向の他方側の面となる車両前方側の面には、左右回動機構52、上下回動機構54及びスライド機構56が設けられている。左右回動機構52は、ディスプレイ装置50の板厚方向の車両前方側の面に取り付けられた第1取付部材58と、第1取付部材58の内側に設けられた第1ヒンジ軸60と、を含んで構成されている。第1ヒンジ軸60は、車両上下方向を軸方向として回動可能に設けられており、第1取付部材58は、車両上下方向に沿った軸線回りに回動可能に第1ヒンジ軸60に取り付けられている。これにより、表示面50Aを車幅方向外側又は車幅方向内側へ向けるようにディスプレイ装置50を回動させることができる。
上下回動機構54は、第1取付部材58の車両下方側に配置された第2取付部材62と、第2取付部材62の車両下方側に設けられた第2ヒンジ軸64と、を含んで構成されている。第2ヒンジ軸64は、車幅方向を軸方向として回動可能に設けられており、第2取付部材62は、車幅方向に沿った軸線回りに回動可能に第2ヒンジ軸64に取り付けられている。これにより、表示面50Aを車両上方側又は車両下方側へ向けるようにディスプレイ装置50を回動させることができる。
第2取付部材62の車両前方側の車幅方向両端部には、車幅方向を板厚方向とする略板状に形成され、スライド機構56を構成する一対のスライド部材68が取り付けられている。スライド機構56は、一対のスライド部材68と、インストルメントパネル20の内側に設けられ、車両上下方向に延在された支持軸70と、を含んで構成されている。支持軸70の車両後方側の車幅方向両端部には、車両上下方向に延在された略溝状に形成され、一対のスライド部材68を挿通するための一対のスライドガイド72が形成されている。一対のスライドガイド72に挿通された一対のスライド部材68は、支持軸70の内側でスライドガイド72に対して車両上下方向(支持軸70の延在方向)に摺動可能に支持されている。
また、支持軸70の内側には、上下アクチュエータ74が設けられている。上下アクチュエータ74は、例えば減速機付きのモータとされており、図示しない出力軸の軸線方向が車幅方向に沿うようにスライドガイド72に固定されている。この上下アクチュエータ74の出力軸には、図示しないピニオンが固定されている。このピニオンはスライド部材68の側面に形成された図示しないラックと噛合されている。これにより、上下アクチュエータ74が正逆回転することにより、スライド部材68がスライドガイド72に対して上下にスライドされる構成とされている。
図1に示されるように、車室14の車両前後方向前側の車幅方向中央部の運転席DS(図2参照)には、インストルメントパネル20の車幅方向中央部と連続してセンタコンソール80が設けられている。センタコンソール80には、その車両前後方向の所定の位置としての第1位置P1から後端部に亘ってコンソールボックス82が凹設されている。
図2に示されるように、コンソールボックス82の上部には、当該上部を覆うように車両前後方向に延在されたアームレスト84が配置されている。アームレスト84の後端部は、コンソールボックス82の後端部に車両幅方向を軸方向として回動可能に設けられた図示しないヒンジ軸に接続されている。これにより、アームレスト84は、コンソールボックス82内の収納部82Aを開閉する蓋体を構成する。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の車室内構造10の作用及び効果について説明する。
次に、本実施形態の車室内構造10の作用及び効果について説明する。
図2には、運転席DSに着座した乗員Pが示されている。本実施形態において乗員Pは、国際統一側面衝突ダミー(World Side Impact Dummy:World SID)のJM50型(日本人成人男性の50パーセンタイル)又は国際統一側面衝突ダミーのAF05型(米国人成人女性の5パーセンタイル)と同等の体格を有しており、標準的な着座姿勢で運転席DSに着座しているものとする。
本実施形態に係る車室内構造10によれば、乗員Pとディスプレイ装置50の車両上下方向の位置関係は、以下のように設定される。乗員Pが標準的な着座姿勢で運転席DSに着座することにより、乗員PのヒップポイントHPが定められる。運転席DS(車室14内)におけるヒップポイントHPが定められることにより、乗員Pの体型から車室14内におけるアイポイントEPの位置が定まる。
ここで、「ヒップポイントHP」とは、乗員Pが運転席DS(車両用シート)に着座した状態における乗員Pの胴部と大腿部との回転中心で、人体の股関節に相当する点のことをいう。また、「アイポイントEP」とは、乗員Pが運転席DS(車両用シート)に着座した状態における乗員Pの両眼の中間点であり、乗員Pの両眼を結ぶ線の中央点である。
アイポイントEPの車室14内における位置が定まることにより、乗員PのアイポイントEPとフロントウインドシールドガラス26の車両下方側における着色加工部28の上縁部としてのセラミックライン30を結ぶ仮想線VLにより、乗員Pの車両前方側の下方視界が定まる。具体的には、仮想線VLは、95パーセンタイルアイリプスELの下端とセラミックライン30を結んで形成されている。
ここで「アイリプス」(アイレンジ)とは、体格の異なる運転者の目の位置の分布が楕円形になるところから設定された分布形状であり、写真で記録した運転者の目の位置を統計学的に分析することによりアイリプスの形状が開発されている。また、95パーセンタイルアイリプスELとは、下端側の95パーセンタイルアイリプスから線(視線)を引いた場合に、当該線を含む面の車両上方側に体格の異なる運転者の目のうち95%が存在することになる位置を表す。
本実施形態に係る車室内構造10によれば、スライド機構56を備えて構成されたディスプレイ装置50は、支持軸70に沿って上限までスライドされた上端部が、仮想線VLよりも車両下方側となるように構成されている。これにより、乗員Pが車両12外側を見たときの視界にディスプレイ装置50が入り込まないため、乗員Pの車両12外側への視界を適切に確保することができる。
また、本実施形態に係る車室内構造10によれば、アームレスト84が配置されるコンソールボックス82とディスプレイ装置50の位置関係は、以下のように設定される。乗員Pが標準的な着座姿勢で運転席DSに着座することにより、乗員PのヒップポイントHPが定められる。運転席DS(車室14内)におけるヒップポイントHPが定められることにより、乗員Pの体型から車室14内におけるショルダポイントSPの位置が定まる。ショルダポイントSPの車室14内における位置が定められることにより、乗員Pの左肩のショルダポイントSPとディスプレイ装置50との距離である第1長さL1が定まる。
ここで、「ショルダポイントSP」とは、乗員Pが運転席DS(車両用シート)に着座した状態における乗員Pの上腕骨と肩甲骨の回転中心で、人体の肩関節に相当する点のことをいう。
本実施形態に係る車室内構造10によれば、ディスプレイ装置50は、乗員Pがアームレスト84に肘置きした状態で操作可能となるように車室14内に配置されている。このため、第1長さL1は、乗員Pがアームレスト84に肘置きした状態における乗員PのショルダポイントSPと指先FTとを結ぶ距離と略同一となるように設定される。
ここで、第1長さL1は、乗員PのショルダポイントSPの位置と乗員Pの腕の長さ(体型)から一義的に決まるのではなく、ヒップポイントHPからアームレスト84の上面までの高さ(車両上下方向の長さ)となる第1高さH1により変動する。具体的には、アームレスト84に肘置きする乗員Pの肘EBの車両上下方向位置は、第1高さH1から定まるアームレスト84の上面の車両上下方向位置により変動する。このため、アームレスト84に肘置きをする乗員Pの左腕の曲がる度合い(角度)が変動し、これに伴いショルダポイントSPと指先FTとを結ぶ距離も変動する。このため、第1長さL1は、第1高さH1と乗員PのショルダポイントSPの位置及び腕の長さ(体型)に基づき定められる。
また、第1高さH1は、乗員Pがディスプレイ装置50の表示面50Aを見下ろすときの俯角DPとの関係を踏まえて設定される。具体的には、乗員Pは、俯角DPが大きくなりすぎると車両走行中にディスプレイ装置50を見ることにより違和感や疲労感が覚える可能性がある。このため、俯角DPが所定の角度以下となるように、アームレスト84の上面の車両上下方向位置が定められる。このため、第1高さH1は、乗員Pがディスプレイ装置50の表示面50Aを見下ろすときの俯角DPが所定の角度以下となるように定められる。
さらに、第1高さH1と第1長さL1との関係に基づき車室14内における位置が定められた乗員Pの肘EBをアームレスト84の上面に肘置きできるように、第1位置P1が定められる。具体的には、第1位置P1は、乗員PのヒップポイントHPから第1位置P1までの車両前後方向の長さとなる第2長さL2が、ヒップポイントHPから肘EBまでの車両前後方向の長さよりも長くなるように設定されている。これにより、乗員Pは、アームレスト84の上面に安定して肘置きすることができ、車両12走行中に振動が生じている場合であってもディスプレイ装置50を安定して操作できるため操作性が向上する。
本実施形態に係る車室内構造10によれば、車室14前部の運転席DSと助手席との間に配置されたセンタコンソール80の車両前後方向の所定の位置から後端に亘って形成されたコンソールボックス82の上部には、アームレスト84が設けられている。ディスプレイ装置50は、第1高さH1、第1長さL1及び第2長さL2を適切に設定することにより、体型の如何に関わらず運転席DSに着座した乗員Pがアームレスト84に肘置きした状態で操作可能な位置に配置されている。これにより、乗員Pがアームレスト84に肘置きした状態でディスプレイ装置50を安定して操作することができ、乗員Pの車両走行時におけるカーナビゲーション等の運転支援情報を表示するディスプレイ装置50に対する乗員Pの操作性を向上することができる。
さらに、本実施形態に係る車室内構造10によれば、ディスプレイ装置50の板厚方向の車両前方側の面には、左右回動機構52、上下回動機構54及びスライド機構56が設けられている。このため、ディスプレイ装置50の表示面50Aの上下位置や左右及び前後の向きを細かく調整することができる。これにより、乗員Pのディスプレイ装置50に対する視認性及び操作性をより向上することができる。
これらのことから、本実施形態に係る車室内構造10によれば、乗員Pの車両12外側への視界を確保した上で操作性を向上することができるディスプレイ装置50を備えることができる。
さらに、本実施形態に係る車室内構造10によれば、第1高さH1と第1長さL1とを適切に設定することにより、乗員Pがディスプレイ装置50の表示面50Aを見下ろすときの俯角DPが大きくなることを抑制することができる。これにより、乗員Pが、俯角DPが大きくなることに起因して違和感や疲労感を覚えることを抑制又は防止することができる。
また、運転者Pは、第1位置に移動されたディスプレイ装置50に、車両12外側への視界を遮られることなく車両12外側及びディスプレイ装置50の表示面50Aの双方を視認することができる。このため、ディスプレイ装置50が大型化された場合であっても、乗員Pがディスプレイ装置50から受ける圧迫感を低減することができる。
10 車室内構造
14 車室
20 インストルメントパネル
26 フロントウインドシールドガラス
28 着色加工部
30 セラミックライン(上縁部)
50 ディスプレイ装置
80 センタコンソール
82 コンソールボックス
84 アームレスト
DS 運転席
EP アイポイント
P 乗員
VL 仮想線
14 車室
20 インストルメントパネル
26 フロントウインドシールドガラス
28 着色加工部
30 セラミックライン(上縁部)
50 ディスプレイ装置
80 センタコンソール
82 コンソールボックス
84 アームレスト
DS 運転席
EP アイポイント
P 乗員
VL 仮想線
Claims (1)
- 車室前部に設けられかつ車室内側の外縁部にセラミック塗料が塗布された着色加工部を備えたフロントウインドシールドガラスと、
車室前部の運転席と助手席との間に配置されたセンタコンソールの車両前後方向の所定の位置から後端部に亘って形成されたコンソールボックスの上部に設けられたアームレストと、
車室前部に設けられ、前記運転席に着座した乗員が前記アームレストに肘置きした状態で操作可能な位置に配置されると共に、上端部が前記乗員のアイポイントと前記フロントウインドシールドガラスの車両下方側における前記着色加工部の上縁部を結ぶ仮想線よりも車両下方側に設けられたディスプレイ装置を備えたインストルメントパネルと、
を含んで構成された車室内構造。
Priority Applications (1)
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JP2019017044A JP2020124953A (ja) | 2019-02-01 | 2019-02-01 | 車室内構造 |
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---|---|---|---|
JP2019017044A JP2020124953A (ja) | 2019-02-01 | 2019-02-01 | 車室内構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020124953A true JP2020124953A (ja) | 2020-08-20 |
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JP2019017044A Pending JP2020124953A (ja) | 2019-02-01 | 2019-02-01 | 車室内構造 |
Country Status (1)
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- 2019-02-01 JP JP2019017044A patent/JP2020124953A/ja active Pending
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