JP2020124812A - 搬送装置、画像処理装置、及び画像形成装置 - Google Patents

搬送装置、画像処理装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理部に向けて搬送媒体を搬送する搬送装置において、画像処理部と搬送媒体との距離を安定させる技術を提供する。【解決手段】搬送装置は、画像処理部に対面する位置を通過する搬送路に沿って、搬送媒体を搬送する搬送部と、搬送路を挟んで画像処理部と反対側に配置されて、搬送路に沿うように搬送媒体を案内するガイド部材と、搬送媒体及びガイド部材の間に向けて空気を吹き出す吹出部と、ガイド部材を挟んで吹出部と反対側に配置されて、搬送媒体及びガイド部材の間を通過する空気を吸引する吸引部とを備えることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、搬送装置、画像処理装置、及び画像形成装置に関する。
従来より、インクを吐出してシートに画像を記録する記録部、或いはシートに記録された画像を読み取って画像データを生成する読取部(以下、記録部及び読取部を総称して、「画像処理部」と表記する。)を備える画像処理装置が知られている。
このような画像処理装置において、画像処理の品質を維持するためには、シートと画像処理部との間の距離を安定させることが重要である。しかしながら、画像処理装置が備えるモータ等が発生させる振動によってシートがばたついて、シートと画像処理部との間の距離が変動することがある。
一方、プラテンローラ上の印字用紙に印字ヘッドで画像を記録する印字装置において、印字ヘッドと反対側に設けられたエアーノズルから印字用紙に空気流を供給する技術が従来から知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に記載の技術によれば、シートを支持するハードウェア(例えば、特許文献1のプラテンローラ)とシートとの間に空気層が形成され、モータ等からの振動がシートに伝わるのを防止できると考えられる。しかしながら、現実には、単純に空気流をシートに吹き付けるだけでは、シートのばたつきを抑制することが難しい。空気流を供給することによってシートがばたつく原因は様々考えられるが、例えば、シートと周囲のハードウェアとの間で乱流が発生することが一因として挙げられる。
本発明は、画像処理部に向けて搬送媒体を搬送する搬送装置において、画像処理部と搬送媒体との距離を安定させる技術を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、画像処理部に画像処理をさせるために搬送媒体を搬送する搬送装置であって、前記画像処理部に対面する位置を通過する搬送路に沿って、前記搬送媒体を搬送する搬送部と、前記搬送路を挟んで前記画像処理部と反対側に配置されて、前記搬送路に沿うように前記搬送媒体を案内するガイド部材と、前記搬送媒体及び前記ガイド部材の間に向けて空気を吹き出す吹出部と、前記ガイド部材を挟んで前記吹出部と反対側に配置されて、前記搬送媒体及び前記ガイド部材の間を通過する空気を吸引する吸引部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、搬送媒体とガイド部材との間の空気層の厚さを安定させることができるので、画像処理部と搬送媒体との距離のばらつきが少なくなって、画像処理の品質の低下を抑制することができる。
本実施形態に係るインクジェットプリンタの構成を示す図。 本実施形態に係るインクジェットプリンタのハードウェア構成図。 インクジェットプリンタの内部構造を示す模式図。 ガイドローラ周辺の拡大図。 図4のV−Vにおける断面図。 吹出速度テーブルの例を示す図。 画像記録処理のフローチャート。
[本発明の要旨]
本発明に係る搬送装置は、ガイド部材に案内されて搬送路上を移動する搬送媒体とガイド部材との間に、安定した厚さの空気層を形成するために、搬送媒体及びガイド部材の間に向けて空気を吹き出す吹出部と、搬送媒体及びガイド部材の間を通過する空気を吸引する吸引部とを備える、ことを要旨の一つとする。これによって、搬送媒体と画像処理部との間の距離が安定するので、搬送媒体のばたつきに起因する画像処理の品質低下を抑制することができる。
[本発明の実施形態]
以下、図1〜図4を参照して、画像処理装置及び画像形成装置の一例であるインクジェットプリンタ100について説明する。図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ100の構成を示す図である。図2は、インクジェットプリンタ100のハードウェア構成図である。図3は、インクジェットプリンタ100の内部構造を示す模式図である。図4は、ガイドローラ213周辺の拡大図である。
図1に示すように、インクジェットプリンタ100は、搬入部11、前処理部21、前処理用乾燥部31、画像形成部41、後処理部51、後処理用乾燥部61、及び搬出部71を含む。
搬入部11は、媒体10を前処理部21に搬送する機構であり、給紙ローラ15及び搬送ローラ16を含む。本実施形態に係る媒体10は連続紙(ロール紙)であり、媒体10は給紙ローラ15に巻回されている。給紙ローラ15及び搬送ローラ16が回転することにより、媒体10が給紙ローラ15から繰り出され、前処理部21へ搬送される。
前処理部21は、搬入された媒体10の表面に前処理を施す機構である。前処理は、例えば、液体(インク)を凝集させる作用を有する前処理液を媒体10の印刷面に塗布する処理等である。前処理液は、例えば、水溶性脂肪族系有機酸を含む溶液等である。
前処理用乾燥部31は、前処理が施された媒体10を乾燥させる機構であり、ヒートローラ35を含む。ヒートローラ35は、50℃〜100℃程度に加熱され、媒体10に塗布された前処理液の水分を蒸発させる。
画像形成部41は、媒体10に液体(インク)を吐出する機構である。画像形成部41は、目的の画像を形成するために液体を媒体10に吐出する画像形成処理、及び液体の吐出部(インクジェットヘッドのノズル等)の性能を維持するために目的の画像の形成に寄与しない液体を媒体10に吐出するフラッシングを行う。
後処理部51は、液体が吐出された媒体10の表面に後処理を施す機構である。後処理は、例えば、媒体10上に斑点形状に後処理液を吐出する処理等である。
後処理用乾燥部61は、後処理が施された媒体10を乾燥させる機構であり、前処理用乾燥部31と同様に、ヒートローラ35を含む。ヒートローラ35の作用により、媒体10に吐出された後処理液の水分が蒸発する。
搬出部71は、後処理用乾燥部61から搬出された媒体10を巻き取る機構であり、排紙ローラ75及び搬送ローラ76を含む。排紙ローラ75及び搬送ローラ76が回転することにより、上記全ての工程を経た媒体10が排紙ローラ75に巻回されていく。
なお、上記構成は例示であって、インクジェットプリンタ100の構成は上記に限られるものではない。例えば、上記においては媒体10としてロール状の連続紙が示されているが、媒体10の種類はこれに限られるものではなく、例えば、連続帳票、カット紙等であってもよい。また、媒体10の種類、液体の種類等に応じて、前処理部21、前処理用乾燥部31、後処理部51、及び後処理用乾燥部61のうちの1つ又は複数が含まれない構成であってもよい。
図2に示すように、インクジェットプリンタ100は、CPU(Central Processing Unit)110、RAM(Random Access Memory)120、ROM(Read Only Memory)130、HDD(Hard Disk Drive)140、操作パネル150、及びI/F160が共通バス180を介して接続されている構成を備える。
CPU110は演算手段であり、インクジェットプリンタ100全体の動作を制御するコントローラである。RAM120は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU110が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM130は、読み出し専用の不揮発性の記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD140は、情報の読み書きが可能であって記憶容量が大きい不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラムなどが格納される。
インクジェットプリンタ100は、ROM130に格納された制御用プログラム、HDD140などの記憶媒体からRAM120にロードされた情報処理プログラム(アプリケーションプログラム)などをCPU110が備える演算機能によって処理する。その処理によって、インクジェットプリンタ100の種々の機能モジュールを含むソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、インクジェットプリンタ100に搭載されるハードウェア資源との組み合わせによって、インクジェットプリンタ100の機能を実現する機能ブロックが構成される。
操作パネル150は、画面を表示させるディスプレイ、ディスプレイに重畳されたタッチパネル、及び押しボタン等を含むユーザインタフェースである。タッチパネル及び押しボタンは、後述する各種情報を入力するオペレータの操作を受け付ける操作部の一例である。I/F160は、搬送部210と、記録部220と、吹出部230と、吸引部240と、レーザ変位計251、252、253、254とを、共通バス180に接続するインタフェースである。なお、搬送部210は図1の搬入部11及び搬出部71に相当し、記録部220は図1の画像形成部141に相当する。
図3に示すように、インクジェットプリンタ100は、搬送部210に連帳シートSを搬送路Pに沿って搬送させ、連帳シートSに対して記録部220に画像を記録させるプリンタ機能を有する。但し、画像処理装置の具体例はインクジェットプリンタ100に限定されず、スキャナ単能機、或いはプリンタ機能及びスキャナ機能を有する複合機などであってもよい。
連帳シートSは、搬送部210によって搬送される搬送媒体の一例であって、図1の媒体10に相当する。連帳シートSは、長尺帯状の用紙であって、記録部220によって画像が記録された後に、所定の長さに裁断される。但し、搬送媒体の具体例は連帳シートSに限定されず、例えば、予め所定の大きさ(例えば、A4、B5など)にカットされたカット紙であってもよい。
搬送路Pは、図3に破線で示すように、連帳シートSが通過可能なインクジェットプリンタ100の内部空間であって、後述する記録ヘッド221、222、223、224、225、226に対面する位置を通過する。より詳細には、搬送路Pは、記録ヘッド221〜226と、後述するガイドローラ213、214、215、216との間の空間を指す。なお、図2では、円弧形状の搬送路Pを示しているが、搬送路Pの形状はこれに限定されず、例えば、直線状であってもよい。
搬送部210は、例えば、連帳シートSを搬送方向(図3における左方向)に搬送する搬送ローラ211、212を備える。搬送ローラ211は、記録部220より搬送路Pの上流側に配置されている。搬送ローラ211は、搬送モータ(図示省略)の駆動力が伝達されて回転し、予め巻回された連帳シートSを搬送路Pに送り出す。搬送ローラ212は、記録部220より搬送路Pの下流側に配置されている。搬送ローラ212は、搬送モータ(図示省略)の駆動力が伝達されて回転し、記録部220によって画像が記録された連帳シートSを巻き取る。
また、搬送ローラ211、212の間には、ガイドローラ213、214、215、216が配置されている。ガイドローラ213〜216は、搬送路Pを挟んで記録部220と反対側に配置されている。ガイドローラ213〜216は、搬送路Pに沿って連帳シートSを案内するガイド部材の一例である。
また、ガイドローラ213〜216は、搬送路P上を搬送される連帳シートSに当接されて回転されるアイドルローラである。すなわち、ガイドローラ213〜216には、搬送モータの駆動力が伝達されない。しかしながら、搬送モータが駆動する際に発生する振動は、インクジェットプリンタ100の構成部品を支持する筐体やフレームなどを通じて、ガイドローラ213〜216に伝達される。
なお、ガイド部材の具体例はガイドローラ213〜216に限定されず、例えば、記録ヘッド221〜226に対面する位置で連帳シートSを支持するプラテン等であってもよい。すなわち、ガイド部材は、必ずしも回転する必要はない。
記録部220は、搬送路P上を搬送される連帳シートSに向けてインクを吐出することによって、連帳シートSに画像を記録する画像処理部の一例である。但し、画像処理部の具体例は記録部220に限定されず、例えば、連帳シートSに記録された画像を読み取って画像データを生成する読取部(スキャナ)であってもよい。記録部220は、各々が異なる色のインクを吐出する複数の記録ヘッド221、222、223、224、225、226を備える。
記録ヘッド221〜226は、例えば、搬送方向に交差(直交)する連帳シートSの幅方向の全域にインク吐出孔(図示省略)が設けられたフルライン型の記録ヘッドである。但し、記録ヘッド221〜226の具体例はこれに限定されず、例えば、インク吐出孔が形成されたキャリッジが幅方向(主走査方向)に移動しながらインクを吐出するキャリッジ型でもよい。また、記録ヘッド221〜226がインクを吐出する具体的な原理は特に限定されないが、例えば、CPU110から印加された駆動電圧によってピエゾ素子が振動することによって、ノズルからインクが吐出されてもよい。
本実施形態では、記録ヘッド221がブラック(Bk)インクを、記録ヘッド222がシアン(C)インクを、記録ヘッド223がマゼンタ(M)インクを、記録ヘッド224がイエロー(Y)インクを、記録ヘッド225がライトシアン(LC)インクを、記録ヘッド226がライトマゼンタ(LM)インクを吐出する。但し、記録部220が吐出する色の数及び組み合わせは、前述の例に限定されない。
また、本実施形態では、記録ヘッド221、222、223、224、225、226が、搬送方向の上流から下流に向けてこの順に配置されている。そして、搬送ローラ211と記録ヘッド221との間にガイドローラ213が配置され、記録ヘッド222、223の間にガイドローラ214が配置され、記録ヘッド224、225の間にガイドローラ215が配置され、記録ヘッド226と搬送ローラ212との間にガイドローラ216が配置されている。但し、ガイドローラ213〜216と記録ヘッド221〜226との位置関係は、前述の例に限定されない。
図3及び図4に示すように、吹出部230は、吹出ノズル231、232、233、234と、エアポンプ235とを含む。エアポンプ235は、吹出ノズル231〜234それぞれに空気通路236を通じて接続されている。エアポンプ235は、CPU110の制御に従って空気を圧縮し、空気通路236内に正圧を発生させる。換言すれば、エアポンプ235は、CPU110から供給される駆動電流によって、空気通路236を通じて吹出ノズル231〜234に、所定の風速の空気を供給する。
吹出ノズル231〜234は、ガイドローラ213〜216それぞれに隣接して配置されている。より詳細には、吹出ノズル231〜234は、連帳シートSの搬送方向の上流側において、ガイドローラ213〜216それぞれに隣接している。そして、吹出ノズル231〜234は、連帳シートSとガイドローラ213〜216との間に向けて、エアポンプ235から供給される空気を吹き出す。
図5は、図4のV−Vにおける断面図である。なお、吹出ノズル231〜234の構成は同一なので、以下、吹出ノズル231について詳細に説明する。
図5に示すように、吹出ノズル231は、複数の吹出口231a、231b、231cを有する。複数の吹出口231a〜231cは、連帳シートSの幅方向に離間して配置されている。そして、複数の吹出口231a〜231cそれぞれは、空気通路236を通じてエアポンプ235から供給される空気を、吹出ノズル231の外部に向けて吹き出す。
ここで、図5に示すように、連帳シートSの幅方向において、吹出ノズル231を中央領域と、中央領域の左隣に位置する左端領域と、中央領域の右隣に位置する右端領域とに区分した場合を考える。この場合において、中央領域に配置される吹出口231aは、連帳シートSの幅方向に直交する方向に空気を吹き出す。すなわち、連帳シートSの幅方向において、複数の吹出口231aそれぞれを画定する隔壁は、連帳シートSの幅方向に直交する方向に延設されている。
一方、左端領域に配置される吹出口231bは、連帳シートSの幅方向の右側に傾斜して空気を吹き出す。また、右端領域に配置される吹出口231cは、連帳シートSの幅方向の左側に傾斜して空気を吹き出す。すなわち、連帳シートSの幅方向において、吹出口231b、231cそれぞれを画定する隔壁は、連帳シートSの幅方向に直交する方向に対して、連帳シートSの中央側に傾斜している。なお、左端領域及び右端領域は、中央領域の両側に位置する端部領域である。
なお、吹出ノズル231全体の幅は、連帳シートSの幅より大きい。また、吹出ノズル231全体に対する中央領域、左端領域、右端領域の割合は、特に限定されないが、例えば、80%:10%:10%〜90%:5%:5%である。さらに、吹出口231b、231cの傾斜角度は特に限定されないが、例えば、5°〜30°、より好ましくは、10°〜15°である。
図3及び図4に戻って、吸引部240は、吸引ノズル241、242、243、244と、エアポンプ245とを含む。エアポンプ245は、吸引ノズル241〜244それぞれに空気通路246を通じて接続されている。エアポンプ245は、CPU110の制御に従って空気を圧縮し、空気通路246内に負圧を発生させる。換言すれば、エアポンプ245は、CPU110から供給される駆動電流によって、空気通路246を通じて吸引ノズル241〜244から空気を吸引する。
吸引ノズル241〜244は、ガイドローラ213〜216それぞれに隣接して配置されている。より詳細には、吸引ノズル241〜244は、連帳シートSの搬送方向の下流側において、ガイドローラ213〜216それぞれに隣接している。そして、吸引ノズル241〜244は、連帳シートSとガイドローラ213〜216との間を通過する空気を吸引して、エアポンプ245に排出する。
なお図示は省略するが、吸引ノズル241〜244は、図5に示す吹出ノズル231と同様に、連帳シートSの幅方向に離間した複数の吸引口(図示省略)を有していてもよい。また、図5に示すように吹出口231b、231cを傾斜させる場合、中央領域の吸引口は、端部領域の吸引口より開口面積を大きくしてもよい。他の例として、吸引ノズル241〜244は、複数の吸引口に代えて、連帳シートSの幅方向に連続するスリット(図示省略)を有していてもよい。
すなわち、連帳シートSの搬送方向において、吹出ノズル231及び吸引ノズル241は、ガイドローラ213を挟んで反対側に配置される。また、吹出ノズル231及び吸引ノズル241は、吹出口231a〜231c及び吸引口が連帳シートSとガイドローラ213との接点を向くように配置されるのが望ましい。他の吹出ノズル232〜234及び他の吸引ノズル242〜244についても同様である。
さらに、連帳シートSを挟んでガイドローラ213〜216と反対側には、レーザ変位計251、252、253、254が配置されている。なお、レーザ変位計251〜254は、全てのガイドローラ213〜216の位置に設けられてもよいし、複数のガイドローラ213〜216のうちの一部のみに設けられてもよい。
図4に示すように、レーザ変位計251は、連帳シートSとガイドローラ213との間の空気層の厚さ(すなわち、隙間の大きさ)tを検出し、検出結果をCPU110に出力する空気層検出センサの一例である。レーザ変位計251〜254が空気層の厚さtを検出する方法は特に限定されないが、例えば以下の方法が考えられる。なお、レーザ変位計251〜254の構成は同一なので、以下、レーザ変位計251について詳細に説明する。
レーザ変位計251は、例えば、連帳シートSに向けてレーザ光を出力するLED(図示省略)と、連帳シートSで反射されたレーザ光を受光するフォトダイオードとで構成される。そして、レーザ変位計251は、LEDにレーザ光を出力させてからフォトダイオードがレーザ光を受光するまでの時間を計測する。次に、レーザ変位計251は、計測した時間及び光の速度に基づいて、レーザ変位計251と連帳シートSとの間の距離tを算出する。そして、レーザ変位計251は、ガイドローラ213とレーザ変位計251との間の既知の距離tから算出した距離tを減じて、空気層の厚さtを算出すればよい。なお、前述した時間の計測及び距離の演算は、CPU110によって実行されてもよい。
また、コントローラは、レーザ変位計251〜254それぞれの検出値の平均値を、空気層の厚さtとしてもよい。また、コントローラは、レーザ変位計251〜254によって所定の時間間隔(例えば、10[msec])毎に繰り返し検出された複数の検出値の平均値を、空気層の厚さtとしてもよい。
図6は、RAM120、ROM130、或いはHDD140に記憶される吹出速度テーブルの一例を示す図である。吹出速度テーブルは、連帳シートSの用紙厚と、搬送部210による連帳シートSの搬送速度(搬送ローラ211、212の回転速度)と、吹出部230から吹き出される空気の吹出速度Vとの関係を示す二次元マトリクスである。吹出速度テーブルの設定値は、実験やシミュレーションの結果に基づいて予め設定される。また、用紙厚、搬送速度、及び吹出速度Vの関係は、テーブルの形式に限定されず、用紙厚及び搬送速度を入力すると吹出速度Vが出力される関数の形式で記憶されていてもよい。
吹出速度Vは、用紙厚が大きくなるほど速くなる。すなわち、V11<V21<V31<V41、V12<V22<V32<V42、V13<V23<V33<V43となる。また、吹出速度Vは、搬送速度が速くなるほど速くなる。すなわち、V11<V12<V13、V21<V22<V23、V31<V32<V33、V41<V42<V43となる。また、吹出速度V11〜V43の絶対値は、例えば、5〜70[m/sec]、より好ましくは、10〜50[m/sec]の範囲で適宜設定される。
また、吹出速度テーブルは、吹出速度Vに代えて、吹出速度Vの空気を吹き出させるためにエアポンプ235に供給すべき駆動電流Iを含んでもよい。駆動電流Iは、用紙厚が大きくなるほど高くなる。すなわち、I11<I21<I31<I41、I12<I22<I32<I42、I13<I23<I33<I43となる。また、駆動電流Iは、搬送速度が速くなるほど高くなる。すなわち、I11<I12<I13、I21<I22<I23、I31<I32<I33、I41<I42<I43となる。駆動電流I11〜I43の絶対値は、エアポンプ235の仕様に応じて適宜設定される。
また、RAM120、ROM130、或いはHDD140は、予め定められた目標値tTgt、上限値t、及び下限値tを記憶している。目標値tTgtは、連帳シートSとガイドローラ213との間の空気層の厚さtの制御目標となる値である。上限値tは、空気層の厚さtの許容範囲の上限値である。下限値tは、空気層の厚さtの許容範囲の下限値である。許容範囲は、目標値tTgtを含む。すなわち、t<tTgt<tである。各値の具体例はインクジェットプリンタ100の仕様によって異なるが、例えば、目標値tTgtが1.0[mm]、許容範囲が0.5〜1.5[mm]、より好ましくは、0.8〜1.2[mm]である。
次に、図7を参照して、インクジェットプリンタ100が実行する画像記録処理を説明する。図7は、画像記録処理のフローチャートである。
インクジェットプリンタ100のコントローラは、連帳シートSの用紙厚及び搬送速度を入力するオペレータの操作を、操作パネル150を通じて受け付ける(S11)。次に、コントローラは、ステップS11で入力された用紙厚及び搬送速度に対応する吹出速度V(または、駆動電流I)を、吹出速度テーブルに基づいて決定する(S12)。すなわち、コントローラは、入力された用紙厚及び搬送速度に対応する吹出速度Vを、吹出速度テーブルから読み出す。
一例として、コントローラは、ステップS11において、用紙厚の複数の候補(例えば、64、128、250、300など)のうちの1つ、及び搬送速度の複数の候補(例えば、30、75、150など)のうちの1つを、オペレータに選択させてもよい、他の例として、コントローラは、連帳シートSの用紙種の候補(例えば、普通紙、光沢紙など)のうちの1つをオペレータに選択させ、選択された用紙種に対応する用紙厚を取得してもよい。同様に、コントローラは、画像記録品質の候補(例えば、写真印刷、ドキュメント印刷、ドラフト印刷など)のうちの1つをオペレータに選択させ、選択された画像記録品質に対応する搬送速度を取得してもよい。
次に、コントローラは、ステップS12で決定した吹出速度Vで、吹出ノズル231〜234に空気の吹き出しを開始させる(S13)。すなわち、コントローラは、決定した吹出速度Vに対応する駆動電流Iを、エアポンプ235に供給する。以後、コントローラは、ステップS15、S21、S22のいずれかを実行するまで、エアポンプ235、245に継続して駆動電流Iを供給し続ける。
なお、吸引ノズル241〜244による空気の吸引速度は、吹出ノズル231〜234の吹出速度Vと同じであってもよい。この場合、コントローラは、ステップS13において、決定した吹出速度Vに対応する駆動電流Iを、エアポンプ235、245の両方に供給すればよい。
次に、コントローラは、レーザ変位計251〜254によって検出された空気層の厚さtが許容範囲内か否かを判定する(S14)。すなわち、コントローラは、レーザ変位計251〜254によって空気層の厚さtを検出し、検出された空気層の厚さtと上限値t及び下限値tとを比較する。なお、コントローラは、エアポンプ235、245の駆動を開始してから、吹出ノズル231〜234から吹き出す空気の風速が安定するまで、ステップS14の実行を待機してもよい。
次に、コントローラは、検出された空気層の厚さtが許容範囲外だと判定した場合に(S14:No)、エアポンプ235、245を停止させると共に、操作パネル150を通じてエラーを報知する(S15)。そして、コントローラは、再びステップS11に戻って処理を継続する。
ステップS15におけるエラーの内容は特に限定されないが、例えば、ステップS11で入力された値に誤りがあること等であってもよい。また、報知の方法は特に限定されないが、例えば、ディスプレイにメッセージを表示させる、LEDランプ(図示省略)を点灯させる、スピーカ(図示省略)からガイド音声を出力する等が考えられる。後述するステップS21、S22における報知の方法も同様である。
一方、コントローラは、検出された空気層の厚さtが許容範囲内だと判定した場合に(S14:Yes)、連帳シートSに対する画像記録を開始する(S16)。すなわち、コントローラは、ステップS11で入力された搬送速度に対応する速さで搬送モータを駆動して、搬送部210に連帳シートSを搬送させる。また、コントローラは、所定のタイミングでピエゾ素子に駆動電圧を印加して、記録部220にインクを吐出させる。
次に、コントローラは、画像記録が終了(S21、S22)するまでの間に、ステップS17〜S20の処理を繰り返し実行する。まず、コントローラは、レーザ変位計251〜254によって新たに検出された空気層の厚さtが許容範囲内か否かを判定する(S17)。ステップS17の処理は、ステップS14と同様である。但し、空気層の厚さtは、ステップS17で新たに検出された値である。また、空気層の厚さtは、ステップS17が実行される度に新たに検出される。
次に、コントローラは、検出された空気層の厚さtが許容範囲内だと判定した場合に(S17:Yes)、この空気層の厚さtと目標値tTgtとを比較する(S18)。なお、ステップS18では、直近のステップS17で検出された空気層の厚さtを用いればよい。次に、コントローラは、空気層の厚さtが目標値tTgtに一致すると判定した場合に(S18:Yes)、全ての画像を連帳シートSに記録したか否かを判定する(S19)。そして、コントローラは、連帳シートSに全ての画像を記録していないと判定した場合に(S19:No)、再びS17に戻って処理を継続する。
一方、コントローラは、空気層の厚さtが許容範囲内で且つ目標値tTgtと一致しないと判定した場合に(S17:Yes&S18:No)、空気層の厚さtが目標値tTgtに近づくように、フィードバック制御によって吹出部230から吹き出す空気の吹出速度Vを調整する(S20)。換言すれば、コントローラは、空気層の厚さtが目標値tTgtに近づくように、エアポンプ235、245に供給する駆動電流Iを増減させる。
具体的には、コントローラは、空気層の厚さtが目標値tTgtより大きい場合に(t>tTgt)、吹出速度Vを遅く(駆動電流Iを小さく)する。一方、コントローラは、空気層の厚さtが目標値tTgtより小さい場合に(t<tTgt)、吹出速度Vを速く(駆動電流Iを大きく)する。さらに、コントローラは、空気層の厚さtと目標値tTgtとの差が大きいほど、吹出速度V(駆動電流I)の変化量を大きくすればよい。
また、コントローラは、ステップS17で新たに検出された空気層の厚さtが許容範囲外だと判定した場合に(S17:No)、画像記録を異常終了させる(S21)。すなわち、コントローラは、搬送部210、記録部220、及びエアポンプ235、245を停止させると共に、画像記録処理が異常終了したことを操作パネル150を通じて報知する(S21)。
さらに、コントローラは、空気層の厚さtが許容範囲を外れることなく、連帳シートSに全ての画像を記録したと判定した場合に(S19:Yes)、画像記録を正常終了させる(S22)。すなわち、コントローラは、搬送部210、記録部220、及びエアポンプ235、245を停止させる。また、コントローラは、画像記録処理が正常終了したことを、操作パネル150を通じて報知してもよい。
なお、ステップS21、S22では、報知の内容の他にも異なる動作が実行されてもよい。一例として、コントローラは、ステップS21で記録対象の画像データをRAM120或いはHDD140から削除せず、ステップS22で当該画像データを削除してもよい。他の例として、コントローラは、ステップS21と、ステップS22とで、搬送ローラ212に巻き取られた画像記録済みの連帳シートSの排出先を異ならせてもよい。
上記の実施形態によれば、例えば以下の作用効果を得ることができる。
まず、図3の吸引ノズル241〜244を省略した場合を考える。この場合、吹出ノズル231〜234から吹き出された空気は、連帳シートS及びガイドローラ213〜216の間で増速され、連帳シートS及びガイドローラ213〜216を通過した後に減速される。そのため、ガイドローラ213〜216より搬送方向の下流側において、連帳シートS及びガイドローラ213〜216の間に滞留した空気が渦を巻いて、乱流が発生すると考えられる。そして、この乱流が連帳シートSをばたつかせる一因となる。
そこで、上記の実施形態のように、ガイドローラ213〜216の両側において、吹出部230によって空気を吹き出し、吸引部240によって空気を吸引することによって、ガイドローラ213〜216の周辺における空気の流れがスムーズになる。その結果、連帳シートSとガイドローラ213〜216との間の空気層の厚さtが安定して、連帳シートSと記録ヘッド221〜226との間の距離が一定に保たれるので、画像記録品質の低下が抑制される。
また、上記の実施形態のように、吹出部230及び吸引部240によって形成される空気の流れを、連帳シートSの搬送方向に沿わせることによって、連帳シートSのばたつきをさらに抑制することができる。但し、吹出ノズル231〜234及び吸引ノズル241〜244の配置は図3及び図4の例に限定されない。
また、上記の実施形態のように、吹出ノズル231に複数の吹出口231a〜231cを設けたことにより、エアポンプ235から供給される空気が整流される。その結果、連帳シートSのばたつきが抑制されて、画像記録品質がさらに安定する。
さらに、上記の実施形態のように、左端領域及び右端領域の吹出口231b、231cを連帳シートSの中央側に傾斜させたことにより、連帳シートSの幅方向の中央部において、空気層の厚さtをさらに安定させる効果が期待できる。その結果、相対的に目につきやすい連帳シートSの中央部における画像記録品質の低下を重点的に抑制できる。
また、上記の実施形態のように、オペレータが入力した用紙厚及び搬送速度に応じて、吹出速度Vの初期値を決定することにより、空気層の厚さtが安定するまでの時間を短縮させることができる。また、空気層の厚さtが目標値tTgtに近づくように、画像記録中に吹出速度Vの調整を繰り返し行うことによって、1回の画像記録処理における画像記録品質のばらつきを抑制することができる。一方、空気層の厚さtが許容範囲を外れた場合に画像記録を異常終了させることにより、画像記録品質の低い画像記録を継続して連帳シートSやインクを無駄に消費することを防止できる。
なお、画像記録処理におけるステップS11の処理は、図7の例に限定されない。他の例として、コントローラは、吹出速度Vを入力するオペレータの操作を、操作パネル150を通じて受け付けてもよい。そして、コントローラは、入力された吹出速度Vを用いて、ステップS13以降の処理を実行してもよい。さらに他の例として、コントローラは、最初に実行するステップS11において、用紙厚及び搬送速度をオペレータに選択させてもよい。そして、コントローラは、ステップS15を実行後のステップS11において、吹出速度Vをオペレータに選択させてもよい。さらに、コントローラは、吹出速度Vに代えて、駆動電流Iをオペレータに選択させてもよい。
また、画像記録処理におけるステップS14の処理は、図7の例に限定されない。他の例として、コントローラは、空気層の厚さtと目標値tTgtとを比較してもよい。そして、コントローラは、空気層の厚さtが目標値tTgtに一致していないと判定した場合に(S14:No)、ステップS15の処理に進んでもよい。一方、コントローラは、空気層の厚さtが目標値tTgtに一致していると判定した場合に(S14:Yes)、ステップS16の処理に進んでもよい。これにより、理想的な空気層の厚さtになってから画像記録を開始することができる。
さらに、画像記録処理におけるステップS15の処理は、図7の例に限定されない。他の例として、コントローラは、ステップS20と同様に、空気層の厚さtが目標値tTgtに近づくように、吹出速度Vを調整してもよい。この場合、コントローラは、ステップS15の実行後にステップS14に戻って処理を継続すればよい。このように、フィードバック制御によって空気層の厚さtを目標値tTgtに自動で近づけることにより、オペレータの作業負担を軽減することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その技術的要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。上記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能である。そのような変形例も、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
100 インクジェットプリンタ
10 媒体
11 搬入部
15 給紙ローラ
16 搬送ローラ
21 前処理部
31 前処理用乾燥部
35 ヒートローラ
41 画像形成部
51 後処理部
61 後処理用乾燥部
71 搬出部
75 排紙ローラ
76 搬送ローラ
110 CPU
120 RAM
130 ROM
140 HDD
150 操作パネル
160 I/F
180 共通バス
210 搬送部
211,212 搬送ローラ
213,214,215,216 ガイドローラ
220 記録部
221,222,223,224,225,226 記録ヘッド
230 吹出部
231,232,233,234 吹出ノズル
231a,231b,231c 吹出口
235,245 エアポンプ
240 吸引部
241,242,243,244 吸引ノズル
251,252,253,254 レーザ変位計
特開2005−132064号公報

Claims (12)

  1. 画像処理部に画像処理をさせるために搬送媒体を搬送する搬送装置であって、
    前記画像処理部に対面する位置を通過する搬送路に沿って、前記搬送媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送路を挟んで前記画像処理部と反対側に配置されて、前記搬送路に沿うように前記搬送媒体を案内するガイド部材と、
    前記搬送媒体及び前記ガイド部材の間に向けて空気を吹き出す吹出部と、
    前記ガイド部材を挟んで前記吹出部と反対側に配置されて、前記搬送媒体及び前記ガイド部材の間を通過する空気を吸引する吸引部とを備えることを特徴とする搬送装置。
  2. 前記吹出部は、前記ガイド部材より前記搬送媒体の搬送方向の上流側に配置され、
    前記吸引部は、前記ガイド部材より前記搬送方向の下流側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記吹出部は、前記搬送媒体の搬送方向に交差する前記搬送媒体の幅方向に離間して配置され、各々が空気を吹き出す複数の吹出口を有することを特徴とする請求項1または2に記載の搬送装置。
  4. 前記吹出部を前記幅方向の中央領域と、前記中央領域の両側に位置する端部領域とに区分した場合において、前記端部領域に配置される前記吹出口は、前記幅方向の中央側に傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の搬送装置。
  5. 前記ガイド部材は、前記搬送路を搬送される前記搬送媒体に当接されて回転するガイドローラであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の搬送装置。
  6. 前記搬送媒体の厚さを入力するオペレータの操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部を通じて入力された前記搬送媒体の厚さが大きいほど、前記吹出部から吹き出す空気の風速を速くするコントローラとを備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の搬送装置。
  7. 前記搬送媒体の搬送速度を入力するオペレータの操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部を通じて入力された前記搬送媒体の搬送速度が速いほど、前記吹出部から吹き出す空気の風速を速くするコントローラとを備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の搬送装置。
  8. 前記搬送媒体及び前記ガイド部材の間の空気層の厚さを検出する空気層検出センサと、
    前記空気層検出センサで検出された空気層の厚さが目標値に近づくように、前記吹出部から吹き出す空気の風速を調整するコントローラとを備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の搬送装置。
  9. 前記コントローラは、前記空気層検出センサで検出された空気層の厚さが、
    前記目標値を含む許容範囲内である場合に、空気層の厚さが前記目標値に近づくように、前記吹出部から吹き出す空気の風速を調整し、
    前記許容範囲外である場合に、前記搬送部に前記搬送媒体の搬送を停止させることを特徴とする請求項8に記載の搬送装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の搬送装置と、
    前記搬送装置によって搬送された前記搬送媒体に対して画像処理を行う画像処理部とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  11. 前記画像処理部は、インクを吐出して前記搬送媒体に画像を記録する記録部、または前記搬送媒体に記録された画像を読み取って画像データを生成する読取部であることを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の搬送装置と、
    前記搬送装置によって搬送された前記搬送媒体に画像を形成する画像形成部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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