JP2020123085A - ブロックチェーンシステム、登録装置、貢献度算出装置、貢献度算出方法、および、貢献度算出プログラム - Google Patents

ブロックチェーンシステム、登録装置、貢献度算出装置、貢献度算出方法、および、貢献度算出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツの購入状況に応じたコンテンツの貢献度を算出する。【解決手段】登録装置1と、貢献度算出装置2とを備えるブロックチェーンシステムであって、登録装置1は、コンテンツ購入情報を取得する取得部15と、前記コンテンツ購入情報に基づいて、購入者IDと、コンテンツIDとを含むトランザクションを発行するトランザクション発行部13とを備え、貢献度算出装置2は、前記トランザクションが反映された分散台帳から、前記購入者IDの購入者が、前記コンテンツIDに関連する異なる種類のコンテンツを購入した履歴情報を取得する履歴取得部24と、前記履歴情報を用いて、前記コンテンツIDに関連するコンテンツの購入順序に応じた前記コンテンツの貢献度を算出する貢献度算出部25と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツの貢献度を算出する技術に関する。
近年、著作権などのIP(Intellectual Porperty)は、コンテンツの形態を変えて消費されることが一般的になっている。例えば、あるIPは、ゲームとテレビアニメとを同時に展開した後に、漫画コンテンツとして展開する。また、別のIPでは、楽曲を中心に、小説・漫画コンテンツとして展開したりする。
コンテンツの販売によって得た収益を、コンテンツ権利者および権利許諾者に分配する仕組みとして、特定のサーバを介して、事前に取り決めた分配率に応じて利益を配分する技術が考案されている(特許文献1参照)。
特開2002-123635号公報
岸上順一、他4名,ブロックチェーン技術入門,森北出版(2017), P.77-85.
動画、楽曲、小説、舞台で展開されているIP(あ)があるとする。あるユーザAが小説を気に入って動画を見始めた場合、小説がユーザAのIP(あ)への入口となる。この場合、IP(あ)において、小説は、ユーザAの獲得に貢献したと言える。また、ユーザBが楽曲を気に入って動画を見始めた場合、楽曲がユーザBのIP(あ)への入口となる。この場合、IP(あ)において、楽曲は、ユーザBの獲得に貢献したと言える。
特許文献1では、分配率は事前に取り決めた数字に応じて分配するだけであり、前述のようなコンテンツの貢献を考慮していない。すなわち、従来では、製作委員会のように、最初の出資比率にしたがって、金額を分配するといった仕組みしか存在していなく、コンテンツの貢献に応じた金額の分配やインセンティブの調整は、困難である。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、コンテンツの購入状況に応じたコンテンツの貢献度を算出する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、登録装置と、貢献度算出装置とを備えるブロックチェーンシステムであって、前記登録装置は、コンテンツ購入情報を取得する取得部と、前記コンテンツ購入情報に基づいて、購入者IDと、コンテンツIDとを含むトランザクションを発行するトランザクション発行部と、を備え、前記貢献度算出装置は、 前記トランザクションが反映された分散台帳から、前記購入者IDの購入者が、前記コンテンツIDに関連する異なる種類のコンテンツを購入した履歴情報を取得する履歴取得部と、前記履歴情報を用いて、前記コンテンツIDに関連するコンテンツの購入順序に応じた前記コンテンツの貢献度を算出する貢献度算出部と、を備える。
本発明の一態様は、登録装置と、貢献度算出装置とを備えるブロックチェーンシステムにおける、前記登録装置であって、コンテンツ購入情報を取得する取得部と、前記コンテンツ購入情報に基づいて、購入者IDと、コンテンツIDとを含むトランザクションを発行するトランザクション発行部とを備える。
本発明の一態様は、登録装置と、貢献度算出装置とを備えるブロックチェーンシステムにおける、前記貢献度算出装置であって、前記登録装置が発行した、購入者IDおよびコンテンツIDを含む購入情報のトランザクションを、自身の分散台帳に反映させるブロックチェーン制御部と、前記分散台帳から、前記購入者IDの購入者が、前記コンテンツIDに関連する異なる種類のコンテンツを購入した履歴情報を取得する履歴取得部と、前記履歴情報を用いて、前記コンテンツIDに関連するコンテンツの購入順序に応じた前記コンテンツの貢献度を算出する貢献度算出部と、を備える。
本発明の一態様は、ブロックチェーンを用いてコンテンツの貢献度を算出する貢献度算出方法であって、登録装置は、コンテンツ購入情報を取得する取得ステップと、前記コンテンツ購入情報に基づいて、購入者IDと、コンテンツIDとを含むトランザクションを発行するトランザクション発行ステップと、を行い、貢献度算出装置は、前記トランザクションが反映された分散台帳から、前記購入者IDの購入者が、前記コンテンツIDに関連する異なる種類のコンテンツを購入した履歴情報を取得する履歴取得ステップと、前記履歴情報を用いて、前記コンテンツIDに関連するコンテンツの購入順序に応じた前記コンテンツの貢献度を算出する貢献度算出ステップと、を行う。
本発明の一態様は、前記貢献度算出装置として、コンピュータを機能させる貢献度算出プログラムである。
本発明によれば、コンテンツの購入状況に応じたコンテンツの貢献度を算出することができる。
本発明の実施形態に係るブロックチェーンシステムの全体構成を示す図である。 分散台帳の構成を示す図である。 購入情報トークンの一例を示す図である。 貢献度算出処理を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態では、ブロックチェーンを用いて、サービス横断でコンテンツの購入履歴を管理し、コンテンツの購入状況に応じたコンテンツの貢献度を算出する。
ブロックチェーン(非特許文献1参照)は、中央集権的な管理を必要とせずに、信頼性を担保可能な仕組みである。ブロックチェーンでは、参加者間の取引情報(トランザクション)が「ブロック」という単位でまとめられ、各ブロックは数珠つなぎとなって時系列順に管理される。このブロックチェーンを用いて管理される一連の取引情報の帳簿を「分散台帳」と呼び、ネットワークに参加する各端末は同一の分散台帳を保持している。
図1は、本実施形態のブロックチェーンシステムの全体構成を示す図である。本実施形態のブロックチェーンは、スマートコントラクト型ブロックチェーンであって、ブロックチェーン基盤技術の1つであるEthereumを用いる。Ethereumは、ブロックチェーンを、状態遷移を記録する分散台帳として用いるためのアプリケーション開発プラットフォームである。ただし、本願発明は、Ethereumに限定されるものではなく、Ethereum以外のブロックチェーンに用いてもよい。
図1に示すブロックチェーンシステムは、トークン登録装置1と、貢献度算出装置2とを備える。これらの装置1、2は、P2Pネットワークであるブロックチェーンネットワーク3(以下、「ネットワーク」という)に自律分散的に接続される。なお、ネットワーク3には、図示する装置1、2の他にも、複数の端末が接続される。例えば、複数のトークン登録装置1、および、複数の貢献度算出装置2が接続されていてもよい。ネットワーク3に接続される装置(端末)は、後述する分散台帳11、ブロックチェーン制御部12およびトランザクション発行部13を備え、分散台帳11に記録されたデータおよびトランザクションを相互に検証し、系を維持している。
トークン登録装置1は、ブロックチェーンおよびスマートコントラクトを利用して、所定のIP(Intellectual Porperty)に関連するコンテンツの購入情報をブロックチェーンに登録する装置である。トークン登録装置1は、分散台帳11と、ブロックチェーン制御部12と、トランザクション発行部13と、トークン生成部14と、購入情報取得部15とを備える。
分散台帳11には、ブロックチェーン制御部12を介して、ネットワーク3に接続された全ての端末と緩やかに同期することによって、リアルタイムに近い形で最新状態のブロックチェーンが記憶されている。本実施形態の分散台帳11には、ブロックチェーンと、ブロックチェーンで管理されるデータ集合とが記憶されている。
ブロックチェーン制御部12は、ネットワーク3に接続された端末と自律分散的に協調してブロックチェーンの系を維持する。ブロックチェーン制御部12は、分散台帳11にアクセスし、分散台帳11のブロックチェーンおよびデータ集合を読み出し、または、更新する。トランザクション発行部13は、トランザクションをネットワーク3に発行する。
購入情報取得部15は、例えばECサイト4(electronic commerce site)などから、各購入者(ユーザ)が購入したコンテンツの購入情報を取得する。ECサイト4は、インターネット上でコンテンツなどの商品を販売するウェブサイトである。なお、購入情報取得部15は、1つのECサイト4から購入情報を取得してもよく、あるいは、複数のECサイト4から購入情報を取得してもよい。
トークン生成部14は、購入情報取得部15が取得したコンテンツの購入情報を用いて、購入者IDと、コンテンツIDとを含む購入情報トークンを生成する。本実施形態では、トランザクション発行部13は、購入情報トークンを含むトランザクションを発行する。
なお、本実施形態では、ECサイト4から取得した購入情報から購入情報トークンを生成することとするが、トークンの形式を用いることなく、トランザクション発行部13は、コンテンツの購入情報に基づいて、購入者IDと、コンテンツIDとを含むトランザクションを発行することとしてもよい。
貢献度算出装置2は、コンテンツの貢献度を算出する装置である。図示する貢献度算出装置2は、分散台帳11と、ブロックチェーン制御部12と、トランザクション発行部13と、履歴取得部24と、貢献度算出部25と、送信部26とを備える。貢献度算出装置2の分散台帳11、ブロックチェーン制御部12およびトランザクション発行部13は、トークン登録装置1の分散台帳11、ブロックチェーン制御部12およびトランザクション発行部13と同様である。
履歴取得部24は、自身の分散台帳11から、トークン登録装置1が発行したトランザクションの購入者IDの購入者が、前記トランザクションのコンテンツIDに関連する異なる種類のコンテンツを購入した履歴情報を取得する。履歴取得部24は、ブロックチェーン制御部12を介して、分散台帳11にアクセスする。
貢献度算出部25は、履歴情報を用いて、コンテンツIDに関連するコンテンツの購入順序に応じたコンテンツの貢献度を算出する。また、貢献度算出部25は、貢献度を用いて、コンテンツの元となるIP(例えば、著作権など)の権利者への利用料、または、前記IPを利用する利用者のインセンティブを決定してもよい。
送信部26は、貢献度算出部25が算出した各コンテンツの貢献度を、貢献度を利用する外部装置5に送信する。外部装置5は、例えば、コンテンツの元となるIPの権利者、IPを利用してコンテンツを制作・販売する利用者などが使用する装置である。
図2は、各装置1、2の分散台帳11の構成を示す。本実施形態の分散台帳11は、複数のブロック111から構成されるブロックチェーンと、各ブロックに対応して管理されるデータ集合112とを備える。
ブロック111は、ブロックヘッダ113、トランザクションリスト114などを有する。ブロックヘッダ113には、当該ブロックの時点の分散台帳11全体の要約が設定される。図示する例では、ブロックヘッダ113には、データ集合112のある時点のスナップショットとして、データ集合112の要約値が設定される。例えば、データ集合がマークルツリーなどのツリー構造で格納されている場合、要約値として、マークルツリーのルートハッシュが設定される。トランザクションリスト114は、当該ブロック111に含まれるトランザクションのリストである。
図示する分散台帳11では、データ集合112として、ステートDBと、トランザクション集合DBとを備える。ステートDBは、あるブロックの時点でのスマートコントラクトのステート(変数)の値または状態を管理するためのDBである。また、ステートDBには、スマートコントラクトのバイトコードが格納される。本実施形態では、トークンというデータ単位でステートDBに情報が記録されている。ここでトークンとはスマートコントラクトで表現されるデータ構造である。
図3は、本実施形態の購入情報トークンの一例を示す図である。図示する購入情報トークンは、トークンIDと、コンテンツを購入した購入者の購入者ID(購入者識別情報)と、コンテンツID(コンテンツ識別情報)と、時刻情報などのパラメータを有し、コンテンツの購入情報が、ブロックチェーン上で管理されるデータである。すなわち、本実施形態のステートDBには、トークン毎に、スマートコントラクトのステートの値が格納される。コンテンツIDは、IP種別(例えば、IP(あ)、IP(い)等)、および、コンテンツ種別(例えば、動画、小説、楽曲等)が一意に識別可能な識別情報である。
ステートDBは、Key-Value Store(KVS)として機能し、検索キー(例えば、購入者ID)が入力されると、当該トークンのステートの値を出力する。
なお、Ethereumでは、スマートコントラクトのバイトコードを、分散台帳11(ステートDB)に登録すると、当該スマートコントラクトを示す識別情報が付与される。識別情報に対して、トランザクションを送信することができるため、スマートコントラクトの識別情報はアドレスとも呼ばれる。スマートコントラクトのアドレス宛てにトランザクションを送信すると、当該スマートコントラクトが実行される。トランザクション集合DBは、あるブロックの時点でのトランザクションの集合を示すDBである。
次に、本実施形態の処理について説明する。
図4は、本実施形態のコンテンツの貢献度を算出する処理を示すシーケンス図である。
トークン登録装置1は、ECサイト4などから、コンテンツの購買情報を取得する(ステップS11)。トークン登録装置1は、取得した購買情報に基づいて、購買情報トークンを生成する(ステップS12 )。購買情報トークンは、図3に示すように、トークンIDと、コンテンツを購入した購入者の購入者IDと、購入したコンテンツのコンテンツIDと、時刻情報とを含む。
トークン登録装置1は、購買情報トークンを含むトランザクションを、ブロックチェーンに登録する(ステップS13)。具体的には、トークン登録装置1は、トランザクションをネットワーク3上にブロードキャストする。これにより、トランザクションは、ネットワーク3に接続された全ての装置に伝搬される。
具体的には、装置間のゆるやかな同期により、S11で送信されたトランザクションを含むブロックが、ネットワーク3に接続された全ての装置の分散台帳11に反映される。すなわち、全ての装置のブロックチェーン制御部12は、自身が保持する分散台帳11に、S11のトランザクションを含むブロックを追加する。また、全ての装置のブロックチェーン制御部12は、ブロックに含まれるトランザクションに基づいて、自身の分散台帳11のステートDBを更新する。
なお、図4に示す分散台帳11(ブロックチェーン)は、ネットワーク3に接続された各装置1、2が備える分散台帳11を示している。
貢献度算出装置2は、自身が備える分散台帳からS13で発行されたトランザクションの購入情報トークンを取得する(ステップS14)。なお、貢献度算出装置2は、ステップS14以降の貢献度の算出処理を、任意のタイミングで行うものとする。例えば、貢献度算出装置2は、購入情報トークンがブロックチェーンに登録される度(例えば、ECサイトでコンテンツの購入がなされる度)に、貢献度を算出してもよい。また、貢献度算出装置2は、貢献度を利用したい人が現時点の貢献度を要求したタイミング(貢献度算出装置2が貢献度算出リクエストを受け付けたタイミング)で、貢献度を算出してもよい。また、貢献度算出装置2は、定期的(例えば、1日1回など)に貢献度を算出してもよい。
貢献度算出装置2は、ステップS14で取得した購入情報トークンに設定された購入者ID(購入者)の過去の購買履歴を、自身の分散台帳11(ステートDB)から取得する(ステップS15)。ネットワーク3に接続されたブロックチェーンの装置1、2(ノード)は、装置1、2間で同期された分散台帳11を保持している。このため、貢献度算出装置2は、前記購入者IDのコンテンツの購入履歴を、ネットワーク3を介すことなく、自身が備える分散台帳11から、容易に検索することができる。
例えば、貢献度算出装置2は、ステップS14で取得した購入情報トークンの購入者IDを検索キーとして自身の分散台帳11を検索し、分散台帳11から当該購入者IDを有する購入情報トークン(過去の購入履歴)を取得する。なお、検索方法は、これに限定されず、任意の検索方法でよい。
そして、貢献度算出装置2は、該当の購入者が過去にコンテンツIDに関連するコンテンツを購入していた履歴がある場合、コンテンツ貢献度を算出する(ステップS16)。コンテンツIDに関連するコンテンツは、当該コンテンツIDが示すコンテンツの元となるIPから展開された、異なる種類のコンテンツである。例えば、コンテンツIDが示すコンテンツが、IP(あ)を動画に展開したコンテンツの場合、コンテンツIDに関連するコンテンツは、IP(あ)を小説、楽曲などに展開したコンテンツである。
以下に、購入履歴を用いた貢献度の算出について、具体的に説明する。すなわち、貢献度算出装置2は、履歴情報を用いて、コンテンツIDに関連するコンテンツの購入順序に応じた前記コンテンツの貢献度を算出する。
ここでは、小説、動画、楽曲、漫画の4つのコンテンツを展開しているIP(い)を例に説明する。また、貢献度算出装置2は、購入者がIP(い)に関連するコンテンツを購入した順番(時期)を、購入情報トークンの時刻情報を用いて特定する。
あるユーザAが、IP(い)の小説を読んでから動画を見た場合、小説をcontent1(c1)として、その貢献度(contribution rate)を+mとする。「m」は、コンテンツの購入に伴う貢献値を示す任意の正の自然数である。
本実施形態では、mに、小説、動画、楽曲といったコンテンツの市場規模、あらかじめ締結された契約などの事情を勘案して、コンテンツの種別に応じた係数(重み付け)を乗算するものとする。ここでは、小説、動画、楽曲の係数は、それぞれa、b、cであるものとする。なお、前記事情を勘案せずに、a、b、cは、すべて「1」としてもよい。
次にユーザAが、楽曲を購入した場合、小説および動画の貢献値を、以下のようにする。
・小説(c1)の貢献値:+(a * m)
・動画(c2)の貢献値:+(b * m)
このとき、IP(い)から展開した全てのコンテンツの売り上げに対する、小説の貢献度は、2 * ( a * m) / ( 2 * (a * m) + (b * m))となる。ここで、小説は、ユーザAにとってIP(い)への入口となっているため、動画より貢献度が大きくなるように所定の係数(ここでは、「2」)を乗算している。
ところで、コンテンツの種類が増加するにしたがって、最も初期に(古く)リリースされたコンテンツほど高い貢献度を持つことになる。一方、後発のコンテンツであっても、IP全体の売り上げに高い貢献をするものもある。このため、実際の状況に即して考えると、以下のような仕組みが必要となる。
- 時間経過によって初期に購入したコンテンツの貢献度を下げる。
- 直近(最新)に購入したX種類のコンテンツについてのみ貢献度を計算する。
以下に、直近のX種類のコンテンツについてのみ貢献度を算出する例について説明する。ここではX=2とする。
ユーザAが、IP(い)の複数種類のコンテンツの中から、小説、動画、楽曲、漫画の順に購入したとする。この場合、ユーザAが漫画を購入した時点では、各コンテンツの貢献度は、以下のとおりである。
・小説の貢献度:古いコンテンツであるため(2種類のコンテンツに該当しないため)、算出しない。
・動画の貢献度:(3 * ( b * m) / ( 3 * (b * m) + 2 * (c * m)) )
・楽曲の貢献度:(2 * ( c * m) / ( 3 * (b * m) + 2 * (c * m)) )
・漫画の貢献度:購入したタイミングなので貢献度は計算しない
ここでは、古いものほど貢献度が高くなるようにするため、購入時期が古い方のコンテンツ(動画)に比較的大きな所定の係数(3)を設定し、購入時期が新しい方のコンテンツ(楽曲)には、前記所定の係数より小さな係数(2)を設定している。すなわち、購入時期(順番)に応じて係数を設定する。
次に、X=3の場合について説明する。
IP(う)には、小説、動画、楽曲、漫画、イラスト集というコンテンツが存在するとする。ユーザBが、最初に小説を購入したとする。貢献度算出装置2は、最初の小説(コンテンツ)の購入の際には、その貢献度は計算しない。
次に、ユーザBが、動画を購入したとする。ユーザBが動画を購入したのは、小説が面白かったからだとして、貢献度算出装置2は、小説がユーザBを当該IP(う)に引き込んだとみなし、小説の貢献度を算出する。この時点における、小説の貢献度は、100%である。
・小説の貢献度:(( a * m) / (a * m))
・動画の貢献度:動画を購入した際、その貢献度は計算しない
次に、ユーザBが、楽曲を購入したとする。この場合、古く購入されたコンテンツを高く評価するために、小説に係数2をかける。各コンテンツの貢献度は以下のとおりである。
・小説の貢献度:(2 * ( a * m) / 2 * (a * m) + (b * m))
・動画の貢献度:(( b * m) / (2 *(a * m) + (b * m)))
・動画の貢献度:楽曲を購入した際、その貢献度は算出しない。
次に、ユーザBが、漫画を購入したとする。古く購入されたコンテンツを高く評価するとして、小説に係数3を掛ける。また、動画に2を掛ける。各コンテンツの貢献度は以下のとおりである。
・小説の貢献度:(3 * ( a * m) / (3 * (a * m) + 2 * (b * m) + (c * m)))
・動画の貢献度:(2 * ( b * m) / (3 * (a * m) + 2 * (b * m) + (c * m)))
・楽曲の貢献度に割合:(( c * m) / (3 * (a * m) + 2 * (b * m) + (c * m)))
・漫画の貢献度に割合:漫画を購入した際、その貢献度は算出しない。
次に、ユーザBが、イラスト集を購入したとする。古すぎるコンテンツの購入は、貢献度の評価の対象外とする。一方、X=3の範囲で、古く購入されたコンテンツを高く評価するとして、動画に係数3をかける。また、楽曲に2をかける。各コンテンツの貢献度は以下のとおりである。
・小説の貢献度:購入が古すぎるとして計算の対象外とする
・動画の貢献度:(3 * ( a * m) / (3 * (a * m) + 2 * (b * m) + (c * m)))
・楽曲の貢献度:(2 * ( b * m) / (3 * (a * m) + 2 * (b * m) + (c * m)))
・漫画の貢献度:(( c * m) / (3 * (a * m) + 2 * (b * m) + (c * m)))
・イラスト集の貢献度:イラスト集を購入した際、その貢献度は算出しない
以上説明したように、貢献度算出装置2は、トランザクションに設定されたコンテンツIDに対応する所定のIPに対する1ユーザの各コンテンツの貢献度を算出する。
そして、貢献度算出装置2は、前記所定のIPに対する購入情報トークンが、ブロックチェーン(分散台帳11)に登録されているn人のそれぞれの各コンテンツの貢献度を算出し、n人の平均値を算出し、この平均値を各コンテンツの貢献度とする。なお、購入情報トークンのコンテンツIDから、当該コンテンツがどのIPに紐付けられているのか(対応するのか)が解る。
そして、貢献度算出装置2は、算出した所定のIPの各コンテンツの貢献度を送信する(ステップS17)。これにより、貢献度算出装置2は、IPの権利者および利用者に、コンテンツの貢献度をフィードバックする。具体的には、貢献度算出装置2は、算出したコンテンツの貢献度を、外部装置5へ送信してもよい(ステップS18)。外部装置5は、IPの権利者、IPを利用してコンテンツを制作・販売する利用者などが使用する装置である。また、IPの権利者および利用者が使用する装置が、ブロックチェーンネットワーク3に接続されたノードである場合、貢献度算出装置2は、算出した貢献度を含むトランザクションを発行し、貢献度をブロックチェーンに登録してもよい(S19)。
IPの権利者および利用者は、貢献度算出装置2が算出した貢献度を、IPの利用料またはインセンティブの決定に用いることができる。具体的には、貢献度が高いコンテンツへの、インセンティブを設計する。特定のコンテンツを利用する際に、IP利用者は、IP権利者へ利用料を支払うことが一般的である。この利用料を用いたインセンティブの例を示す。
<パターン1>
パターン1では、貢献度が一定以上の場合に割引をする。例えば、貢献度の高いコンテンツから順番に固定の割引率を適用する。あるIPが、小説、アニメ、マンガというコンテンツの順番でリリースされ、ユーザも同じ順番でコンテンツを購入したとする。この場合、ユーザがマンガを購入したとき、小説の貢献度>アニメの貢献度となったとする。この場合、小説には10%の割引を適用し、アニメには。7%の割引を適用する。
また、コンテンツ毎にあらかじめ設定された利用料から、平均貢献度が所定の閾値以上の場合、一律に所定の割引をしてもよい。
<パターン2>
所定のIPに関連するコンテンツの作成方式に、製作委員会方式がある。製作委員会方式では、複数の会社が集まって各々が出資し、所定のIPを様々な種類のコンテンツ形態で販売し、得られた売り上げを、出資比率に従って分配することが一般的である。
この出資比率に応じた分配に、算出した貢献度の割合に応じた一定の比率を乗算することで、これをインセンティブとすることができる。なお、一定の比率は、パターン1のように、事前に取決めをしておくことが考えられる。
なお、貢献度算出装置2の貢献度算出部25が、前述の利用料またはインセンティブを算出し、算出した利用料またはインセンティブを送信することとしてもよい(ステップS17〜S18)。すなわち、貢献度算出装置2の貢献度算出部25は、算出した貢献度を用いて、コンテンツの元となるIPの権利者への利用料、または、前記IPを利用する利用者のインセンティブを決定してもよい。
以上説明した本実施形態では、トークン登録装置1は、コンテンツ購入情報を取得する購入情報取得部15と、前記コンテンツ購入情報に基づいて、購入者IDと、コンテンツIDとを含むトランザクションを発行するトランザクション発行部13とを備え、貢献度算出装置2は、前記トランザクションが反映された分散台帳11から、前記購入者IDの購入者が、前記コンテンツIDに関連する異なる種類のコンテンツを購入した履歴情報を取得する履歴取得部24と、前記履歴情報を用いて、前記コンテンツIDに関連するコンテンツの購入順序に応じた前記コンテンツの貢献度を算出する貢献度算出部25と、を備える。
これより、本実施形態では、コンテンツの購入順に応じたコンテンツ貢献度を、サービス横断で算出することができる。具体的には、所定のIPに紐づくコンテンツは、そのIPを利用する利用者の先に実際にコンテンツを購入(消費)するユーザ(購入者)がいる。このユーザがコンテンツを購入し始める入口は様々ある。たとえば、動画、楽曲、小説、舞台などの様々なコンテンツが展開されているIPでは、ユーザAが小説を気に入って動画を見始めた場合、小説がユーザAのIPへの入口となる。この場合、IPにとって、小説はユーザAの獲得に貢献したと言える。本実施形態では、ブロックチェーンを用いることで、コンテンツの貢献を追跡し、コンテンツの相互関係を考慮した貢献度を算出することができる。これにより、貢献度に応じて収入の分配を含めたインセンティブ調整を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、トークン登録装置1が、ユーザの購入行為であるコンテンツ購入情報を収集し、ブロックチェーン上に登録する。これにより、あるユーザが媒体(種類)の異なるコンテンツを購入した行為を統合的に管理することができる。すなわち、本実施形態では、サービス横断でコンテンツの購入履歴をブロックチェーン上に登録し、その購入履歴からコンテンツの貢献度を算出することで、コンテンツ利用者間での貢献に従って利益が還元され、コンテンツ内での健全な競争、またコンテンツ自体の利用促進を図ることができる。
また、本実施形態では、所定のIPのコンテンツ群から、当該IP全体の売上に貢献したコンテンツを算出することができ、IPの利用者にインセンティブを与えることができる。本実施形態を用いることで、コンテンツ権利の正しい利用実態把握が可能となり、二次利用、三次利用においても正規の権利を使うことで権利者に金銭的インセンティブが生まれる。
また、本実施形態では、耐改竄性の高いブロックチェーンおよびスマートコントラクトを用いることで、虚偽の申告が極めて困難となる。
なお、上記説明したトークン登録装置1および貢献度算出装置2は、例えば、CPU(Central Processing Unit、プロセッサ)と、メモリと、ストレージ(HDD:Hard Disk Drive、SSD:Solid State Drive)と、通信装置と、入力装置と、出力装置とを備える汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPUがメモリ上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。例えば、トークン登録装置1および貢献度算出装置2の各機能は、トークン登録装置1用のプログラムの場合はトークン登録装置1のCPUが、貢献度算出装置2用のプログラムの場合は貢献度算出装置2のCPUが、それぞれ実行することにより実現される。
また、トークン登録装置1用のプログラムおよび貢献度算出装置2用のプログラムは、HDD、SSD、USBメモリ、CD-ROM、DVD-ROM、MOなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶することも、ネットワークを介して配信することもできる。
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、貢献度算出装置2は、ブロックチェーンネットワーク3に接続されるブロックチェーンのノードとしたが、貢献度算出装置2は、ブロックチェーンのノードでなくてもよい。この場合、貢献度算出装置2は、ブロックチェーンのノードにリクエストを送信し、当該ノードが自身の分散台帳11から購入情報トークンおよび購入者の履歴を取得し、貢献度算出装置2に送信することとしてもよい。
1 :トークン登録装置
2 :貢献度算出装置
11:分散台帳
12:ブロックチェーン制御部
13:トランザクション発行部
14:トークン生成部
15:購入情報取得部
24:履歴取得部
25:貢献度算出部
26:送信部
3 :ブロックチェーンネットワーク
4 :ECサイト
5 :外部装置

Claims (7)

  1. 登録装置と、貢献度算出装置とを備えるブロックチェーンシステムであって、
    前記登録装置は、
    コンテンツ購入情報を取得する取得部と、
    前記コンテンツ購入情報に基づいて、購入者IDと、コンテンツIDとを含むトランザクションを発行するトランザクション発行部と、を備え、
    前記貢献度算出装置は、
    前記トランザクションが反映された分散台帳から、前記購入者IDの購入者が、前記コンテンツIDに関連する異なる種類のコンテンツを購入した履歴情報を取得する履歴取得部と、
    前記履歴情報を用いて、前記コンテンツIDに関連するコンテンツの購入順序に応じた前記コンテンツの貢献度を算出する貢献度算出部と、を備えること
    を特徴とするブロックチェーンシステム。
  2. 請求項1記載のブロックチェーンシステムであって、
    前記登録装置は、
    前記コンテンツ購入情報を用いて、前記購入者IDと、前記コンテンツIDとを含む購入情報トークンを生成するトークン生成部を備え、
    前記トランザクション発行部は、前記購入情報トークンを含む前記トランザクションを発行すること
    を特徴とするブロックチェーンシステム。
  3. 請求項1または2記載のブロックチェーンシステムであって、
    前記貢献度算出部は、前記貢献度を用いて、前記コンテンツの元となるIP(Intellectual Porperty)の権利者への利用料、または、前記IPを利用する利用者のインセンティブを決定すること
    を特徴とするブロックチェーンシステム。
  4. 登録装置と、貢献度算出装置とを備えるブロックチェーンシステムにおける、前記登録装置であって、
    コンテンツ購入情報を取得する取得部と、
    前記コンテンツ購入情報に基づいて、購入者IDと、コンテンツIDとを含むトランザクションを発行するトランザクション発行部とを備えること、
    を特徴とする登録装置。
  5. 登録装置と、貢献度算出装置とを備えるブロックチェーンシステムにおける、前記貢献度算出装置であって、
    前記登録装置が発行した、購入者IDおよびコンテンツIDを含む購入情報のトランザクションを、自身の分散台帳に反映させるブロックチェーン制御部と、
    前記分散台帳から、前記購入者IDの購入者が、前記コンテンツIDに関連する異なる種類のコンテンツを購入した履歴情報を取得する履歴取得部と、
    前記履歴情報を用いて、前記コンテンツIDに関連するコンテンツの購入順序に応じた前記コンテンツの貢献度を算出する貢献度算出部と、を備えること
    を特徴とする貢献度算出装置。
  6. ブロックチェーンを用いてコンテンツの貢献度を算出する貢献度算出方法であって、
    登録装置は、
    コンテンツ購入情報を取得する取得ステップと、
    前記コンテンツ購入情報に基づいて、購入者IDと、コンテンツIDとを含むトランザクションを発行するトランザクション発行ステップと、を行い、
    貢献度算出装置は、
    前記トランザクションが反映された分散台帳から、前記購入者IDの購入者が、前記コンテンツIDに関連する異なる種類のコンテンツを購入した履歴情報を取得する履歴取得ステップと、
    前記履歴情報を用いて、前記コンテンツIDに関連するコンテンツの購入順序に応じた前記コンテンツの貢献度を算出する貢献度算出ステップと、を行うこと
    を特徴とする貢献度算出方法。
  7. 請求項5に記載の貢献度算出装置として、コンピュータを機能させることを特徴とする貢献度算出プログラム。
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