JP2020122586A - 浴室空調装置 - Google Patents

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【課題】本体ケース内に収容された電装部品が発熱した場合でも、周辺の部品の損傷を防止することができる小型化に適した浴室空調装置を提供する。【解決手段】本体ケース11と、本体ケース11内に配設され、運転時に発熱体となる電装部品22,45が収納された樹脂ケース30,40とを備える浴室空調装置1において、電装部品22,45が対向する樹脂ケース30,40の構成壁の内面に金属蒸着膜Eを形成する。【選択図】図2

Description

本発明は、浴室内の換気、乾燥等を行なう浴室空調装置に関する。特に、本発明は、運転時に発熱体となる電装部品による損傷を防止可能な浴室空調装置に関する。
従来、浴室内の空気を浴室外に排気させる換気を行ったり、浴室内を乾燥したりする浴室換気乾燥機や、さらには浴室内の空気を加熱して浴室内に戻すことにより、浴室内を暖房する浴室暖房乾燥機などの浴室空調装置が知られている。
この種の浴室空調装置では、浴室の天井または壁面に嵌め込まれて設置される本体ケース内に、ファンや、ファンを回転駆動させるファンモータ、ファンによって本体ケース内に取り込まれた空気を加熱する熱交換器等の加熱手段、さらにはファンモータや加熱手段の運転を制御する回路素子が実装された制御基板が収容されている。
ところで、高圧電源が供給されるファンモータなどの電装部品は運転時に熱を帯びやすく、周囲の部品を損傷させる虞がある。そのため、運転時に発熱体となる電装部品を難燃性の樹脂ケースに収納した浴室空調装置や、本体ケースの周縁に所定温度以上になると溶融する熱溶融材料からなるフランジ部を設け、異常発熱時に本体ケースとフランジ部とを分離させて、本体ケースを浴室に落下させる浴室空調装置が提案されている(例えば、特許文献1及び2)。
特開2014−35157号公報 特開2010−121804号公報
しかしながら、電装部品が局部的に発熱した場合、収納している樹脂ケースの特定箇所が集中して加熱されやすい。そのため、樹脂ケースが部分的に溶融して、周辺の部品を損傷させるという問題がある。また、浴室では塩基性洗剤から酸性洗剤まで各種の洗剤が使用されるが、難燃性の樹脂は耐薬品性に劣る。電装部品を収納するケースの耐熱性や耐薬品性の観点から、金属ケースを使用することも考えられるが、金属ケースは成形性に劣る。そのため、金属ケースでは電装部品の外形に応じた複雑な形状が得られ難く、ケースが大きくなり、装置全体が大型化する。特に、ダウンサイジングの要望から、浴室空調装置においても本体ケースを小型化することが求められており、それに伴って本体ケース内で他の部品とのスペースの取り合いが生じ、電装部品を収納するケースも複雑な形状に形成する必要がある。一方、特許文献2のように熱溶融によって本体ケースから分離するフランジ部を形成することにより浴室空調装置以外への損傷は抑えられるものの、本体ケース内の部品の損傷を防止することができないだけでなく、本体ケースを浴室内に落下させるため、浴室内に使用者がいた場合、使用者の上に本体ケースが落下するという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、本体ケース内に収容された電装部品が発熱した場合でも、周辺の部品の損傷を防止することができる小型化に適した浴室空調装置を提供することにある。
本発明によれば、
浴室内を換気、乾燥等する浴室空調装置であって、
本体ケースと、本体ケース内に配設され、運転時に発熱体となる電装部品が収納された樹脂ケースとを備え、
樹脂ケースは、樹脂ケースを構成する構成壁のうち、収納された電装部品と対向する少なくとも一部の構成壁の内面に金属蒸着膜を有する浴室空調装置が提供される。
上記浴室空調装置によれば、電装部品は樹脂ケース内に収容されているから、複雑な形状の電装部品であっても、コンパクトな樹脂ケースを本体ケース内に配設することができる。また、電装部品が発熱した場合、まず電装部品の発熱箇所と対向する特定箇所の温度が上昇するが、上記浴室空調装置によれば、樹脂ケースは、樹脂ケースを構成する構成壁のうち、収納された電装部品と対向する少なくとも一部の構成壁の内面に金属蒸着膜を有するから、伝熱性の高い金属蒸着膜により特定箇所の熱を分散させることできる。これにより、樹脂ケースの特定箇所の温度の上昇を抑えることができ、発熱による樹脂ケースの部分的な溶融を遅延させることができる。
好ましくは、上記浴室空調装置において、
樹脂ケースは、ファンを駆動するファンモータまたは浴室空調装置を制御する制御基板を収納する。
上記浴室空調装置によれば、運転時に高温の発熱体となりやすいファンモータや制御基板を収納する樹脂ケースの溶融を遅延させることができる。
好ましくは、上記浴室空調装置において、
樹脂ケースは、上ファンモータケースと、上ファンモータケースの下方に接続される下ファンモータケースとを有しており、
金属蒸着膜は、上ファンモータケース及び下モータファンケースを構成する構成壁のうち、ファンモータに対向する構成壁の内面に形成される。
上記浴室空調装置によれば、ファンモータは上ファンモータケースと下ファンモータケースとが接続された樹脂ケース内に収納されているから、ファンモータが発熱した場合でも、本体ケース内の他の部品への影響を抑えることができる。そして、上記浴室空調装置によれば、上ファンモータケース及び下モータファンケースを構成する構成壁のうち、ファンモータに対向する構成壁の内面に金属蒸着膜が形成されているから、伝熱性の高い金属蒸着膜によりファンモータに対向する特定箇所の熱を分散させることできる。これにより、ファンモータを収納する樹脂ケースの特定箇所の温度の上昇を抑えることができ、ファンモータの発熱による樹脂ケースの部分的な溶融を遅延させることができる。
好ましくは、上記浴室空調装置において、
樹脂ケースは、下方に開放する基板ケースと、基板ケースの下方開放部を閉塞するカバー板とを有しており、
金属蒸着膜は、基板ケース及びカバー板の構成壁のうち、制御基板と対向する構成壁の内面に形成される。
上記浴室空調装置によれば、制御基板は基板ケースと基板ケースを閉塞するカバー板とからなる樹脂ケース内に収納されているから、制御基板が発熱した場合でも、本体ケース内の他の部品への影響を抑えることができる。そして、上記浴室空調装置によれば、基板ケース及びカバー板を構成する構成壁のうち、制御基板に対向する構成壁の内面に金属蒸着膜が形成されているから、伝熱性の高い金属蒸着膜により制御基板に対向する特定箇所の熱を分散させることできる。これにより、制御基板を収納する樹脂ケースの特定箇所の温度の上昇を抑えることができ、制御基板の発熱による樹脂ケースの部分的な溶融を遅延させることができる。
好ましくは、上記浴室空調装置において、
金属蒸着膜は、アルミニウム蒸着膜からなる。
上記浴室空調装置によれば、電装部品に対向する樹脂ケースの特定箇所の熱をより効率的に分散させることできる。
好ましくは、上記浴室空調装置において、
樹脂ケースは、本体ケース内を流通する空気の樹脂ケース内への流入を抑制するように略密閉状態で電装部品を収納する。
上記浴室空調装置によれば、仮に電装部品から発火が生じた場合でも、樹脂ケース内に新たな空気が供給され難く、発火による樹脂ケースの溶融を遅延させることができる。
本発明によれば、電装部品が収納された樹脂ケースの周辺の部品の損傷を防止することができ、小型化に適した浴室空調装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る浴室暖房乾燥機の設置状態の一例を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る浴室暖房乾燥機の一例を示す概略要部分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る支持部材の一例を示す概略斜視図である。
以下に、本発明の実施の形態に係る浴室空調装置について図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る浴室空調装置は、浴室9の天井に本体ケース11が嵌め込まれて設置される浴室暖房乾燥機1である。浴室暖房乾燥機1は、浴室9の天井壁91に開設された取付口90に対して埋め込み状態で取り付けられる略矩形箱状の本体ケース11と、その下面の開口部110を浴室9側から覆う下面カバー12と、本体ケース11の一側面に連設された換気ファンケース8とを有している。本体ケース11の内部空間10には、浴室9内の空気を内部空間10との間で循環させる循環ファン21と、循環ファン21によって内部空間10に取り込まれた空気を加熱する熱交換器14と、浴室暖房乾燥機1の運転を制御する回路素子が実装された制御基板45(図2参照)とが組み込まれており、換気ファンケース8内には、浴室9内の空気を内部空間10を通じて屋外へ排出する換気ファン(図示せず)が設けられている。浴室暖房乾燥機1は、図示しない浴室9外に配置された給湯器などの熱源機と配管を介して接続されており、熱源機と浴室暖房乾燥機1との間で湯水などの熱媒が循環するように構成されている。
本体ケース11は、ABSなどの樹脂を所定の形状に成形することによって製作される。本体ケース11の周壁111は、前壁11A、後壁11B、左右の側壁11C,11Dで構成されており、後壁11Bには既述した換気ファンケース8と連通する連通口19が開設されている。上記周壁111の下端縁の外周には、その周縁から水平外方へ広がるようにフランジ16が形成されている。フランジ16は、本体ケース11の下面全周にわたって設けられており、本体ケース11は、このフランジ16の上面が取付口90の外周縁の下面側に当接させた状態でボルトナットなどの締結手段を用いて天井壁91に固定される。なお、本明細書では、前壁11Aの外側面を浴室暖房乾燥機1の正面とし、本体ケース11を正面側から見たときの奥行き方向を前後方向、幅方向を左右方向、高さ方向を上下方向という。
循環ファン21はラインフローファンからなり、側壁11C側に配置されたファンモータ22の回転軸23に支持されて、ファンモータ22の回転に伴って回転駆動し、循環ファン21の回転駆動によって、浴室9内の空気が循環される。
図2に示すように、本体ケース11の内部空間10のうち、循環ファン21の収容域には、下方に開放し、循環ファン21の上方部を収容する断面略円弧状の上ファンケース35が本体ケース11と一体に成形されている。また、上ファンケース35の左側方には、下方に開放し、ファンモータ22の上方部を収容する断面略円弧状の上ファンモータケース31が本体ケース11と一体に成形されている。このように、ファンモータ22を収納するモータ収納ケース30の一部を本体ケース11と一体に樹脂成形することにより、装置をさらに小型化することができる。
図2及び図3に示すように、上ファンケース35と上ファンモータケース31の下方には、樹脂製の支持部材20が本体ケース11にネジなどの締結手段により取り付けられる。支持部材20には、循環ファン21の左右の両端部を下方から支える左右のファン支持部25a,25bと、ファン支持部25aの左側方に、上方に開放し、ファンモータ22の下方部を収容する断面略円弧状の下ファンモータケース32とが一体に成形されている。従って、本実施の形態では、上ファンモータケース31と下ファンモータケース32とによって、ファンモータ22を収納するモータ収納ケース30が形成される。
図示しないが、上ファンモータケース31と下ファンモータケース32とは、上ファンモータケース31の下方に下ファンモータケース32を取り付けたときに、上ファンモータケース31の下端周縁部と下ファンモータケース32の上端周縁部とが、ファンモータ22の回転軸23や電気配線を挿通させる挿通部を除いて、相互に当接し、ファンモータ22が略密閉状態で収納されるように形成されている。これにより、循環ファン21を回転駆動させたときに本体ケース11の内部空間10を流通する空気のモータ収納ケース30内への流入が抑制されている。
上ファンケース35のファン支持部25bと本体ケース11の側壁11Dとの間には、制御基板45を収納した基板収納ケース40を収容するための一定の大きさの収容域が形成されている。図示しないが、制御基板45には、上記した熱源機、ファンモータ22、温度センサなどが電気配線を介して接続されている。
基板収納ケース40は、制御基板45を収納し、下方に開放する下方開放部を有する基板ケース41と、基板ケース41の下方開放部を閉塞するカバー板42とを有する。図示しないが、基板ケース41は、電気配線を挿通させる挿通部を除いて、略密閉状態で制御基板45を収納している。これにより、循環ファン21を回転駆動させたときに本体ケース11の内部空間10を流通する空気の基板収納ケース40内への流入が抑制されている。
本実施の形態において、モータ収納ケース30を形成する上ファンモータケース31及び下ファンモータケース32の構成壁の内面全体及び基板収納ケース40を形成する基板ケース41及びカバー板42の構成壁の内面全体には、金属蒸着膜Eが形成されている。このように金属蒸着膜Eをモータ収納ケース30及び基板収納ケース40の構成壁の内面に形成することにより、運転時にファンモータ22や制御基板45が発熱しても、伝熱性の高い金属蒸着膜Eによりこれらの電装部品の発熱箇所に対向する特定箇所の熱を分散させることできる。その結果、モータ収納ケース30及び基板収納ケース40の特定箇所の温度の上昇を抑えることができ、過度の発熱が生じても、これらの樹脂ケース30,40の部分的な溶融を遅延させることができる。従って、例えば、ファンモータ22及び制御基板45にそれぞれ、所定温度以上になると溶断する温度ヒューズなどの安全装置を設ければ、モータ収納ケース30及び基板収納ケース40に溶融による亀裂や開口が形成されて、本体ケース11内の他の部品への損傷が生じる前に、安全装置が確実に機能する時間を確保することができる。
金属蒸着膜Eとしては、特に限定されないが、具体的には、例えば、伝熱性に優れるアルミニウム蒸着膜、金蒸着膜、銅蒸着膜などが挙げられる。これらの中でも、高い伝熱性を有し、コスト的にも有利なアルミニウム蒸着膜が好ましい。金属蒸着膜Eの厚さは、金属の種類によっても異なるため特に限定されないが、アルミニウム蒸着膜の場合、好ましくは、0.1μm以上、10μm以下である。0.1μm以上のアルミニウム蒸着膜を形成することにより、高い伝熱性を得ることができる。また、10μm以下のアルミニウム蒸着膜を形成することにより、成膜性を向上させることができる。
金属蒸着膜Eの形成領域は、モータ収納ケース30及び基板収納ケース40にそれぞれ収納されているファンモータ22及び制御基板45に対向する構成壁の内面であれば特に限定されないが、好ましくは、ファンモータ22及び制御基板45の上方に位置する構成壁の内面に少なくとも形成される。ファンモータ22及び制御基板45の上方に位置する構成壁の内面に金属蒸着膜Eを形成することにより、仮にファンモータ22や制御基板45から発火が生じた場合でも、これらの上方の金属蒸着膜Eが最初に加熱されるため、発火による樹脂ケース30,40の部分的な溶融を遅延させることができる。
金属蒸着膜Eは、これらの樹脂ケース30,40の構成壁の内面に形成されていれば、構成壁の外面に形成されてもよく、内面に形成された金属蒸着膜Eと外面に形成された金属蒸着膜Eとが連続するように形成されてもよい。金属蒸着膜Eを樹脂ケース30,40の内面及び外面に連続して形成することにより、さらに電装部品の発熱箇所に対向する特定箇所の熱を分散させることできる。
金属蒸着膜Eの形成方法は、特に限定されるものではないが、具体的には、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などの物理蒸着法や化学蒸着法を使用することができる。これらの中でも、真空蒸着法によれば、凹凸を有する本体ケース11や支持部材20などのように複雑な形状を有する樹脂成形品であっても、金属蒸着膜Eを形成する構成壁の内面を除いた部分をマスキングして蒸着することにより、均一に金属蒸着膜Eを形成することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、運転時に発熱体となるファンモータ22や制御基板45などの電装部品は樹脂ケース30,40に収納されているから、金属ケースを用いる場合に比べて、成形の自由度が高く、複雑な外形を有する電装部品であっても、コンパクトな樹脂ケース30,40を使用することができる。また、本実施の形態によれば、樹脂ケース30,40の構成壁の内面に金属箔を貼り付ける場合に比べて、電装部品と対向する樹脂ケース30,40の構成壁の内面に均一に隙間なく金属蒸着膜Eを形成することができるから、電装部品が発熱しても伝熱性の高い金属蒸着膜Eにより特定箇所の熱が速やかに分散され、発熱による樹脂ケース30,40の部分的な溶融を遅延させることができる。また、本実施の形態によれば、樹脂ケース30,40は本体ケース11内を流通する空気の樹脂ケース30,40内への流入を抑制するように略密閉状態で電装部品を収納しているから、仮に電装部品から発火が生じた場合でも、樹脂ケース30,40内に新たな空気が供給され難く、発火による樹脂ケース30,40の溶融を遅延させることができる。従って、本実施の形態によれば、樹脂ケース30,40が溶融する前に、安全装置が機能する時間を確保することができ、電装部品への通電を確実に遮断することができる。これにより、電装部品が収納された樹脂ケース30,40の周辺の部品の損傷を防止することができ、高い安全性を有する小型化に適した浴室空調装置を提供することができる。
(その他の実施の形態)
(1)上記実施の形態では、浴室空調装置として浴室暖房乾燥機に適用した例を説明したが、暖房機能を有さない浴室換気装置や、ミスト機能を有する浴室暖房乾燥機にも本発明を適用することができる。
(2)上記実施の形態では、電装部品として循環ファンのファンモータや制御基板を収納する樹脂ケースに適用した例を説明したが、他の電装部品にも本発明を適用することができる。
11 本体ケース
22 ファンモータ
30 モータ収納ケース(樹脂ケース)
31 上ファンモータケース
32 下ファンモータケース
40 基板収納ケース(樹脂ケース)
41 基板ケース
42 カバー板
45 制御基板
E アルミニウム蒸着膜(金属蒸着膜)

Claims (6)

  1. 浴室内を換気、乾燥等する浴室空調装置であって、
    本体ケースと、本体ケース内に配設され、運転時に発熱体となる電装部品が収納された樹脂ケースとを備え、
    樹脂ケースは、樹脂ケースを構成する構成壁のうち、収納された電装部品と対向する少なくとも一部の構成壁の内面に金属蒸着膜を有する浴室空調装置。
  2. 請求項1に記載の浴室空調装置において、
    樹脂ケースは、ファンを駆動するファンモータまたは浴室空調装置を制御する制御基板を収納する浴室空調装置。
  3. 請求項2に記載の浴室空調装置において、
    樹脂ケースは、上ファンモータケースと、上ファンモータケースの下方に接続される下ファンモータケースとを有しており、
    金属蒸着膜は、上ファンモータケース及び下モータファンケースを構成する構成壁のうち、ファンモータに対向する構成壁の内面に形成されている浴室空調装置。
  4. 請求項2に記載の浴室空調装置において、
    樹脂ケースは、下方に開放する基板ケースと、基板ケースの下方開放部を閉塞するカバー板とを有しており、
    金属蒸着膜は、基板ケース及びカバー板の構成壁のうち、制御基板と対向する構成壁の内面に形成されている浴室空調装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の浴室空調装置において、
    金属蒸着膜は、アルミニウム蒸着膜からなる浴室空調装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の浴室空調装置において、
    樹脂ケースは、本体ケース内を流通する空気の樹脂ケース内への流入を抑制するように略密閉状態で電装部品を収納する浴室空調装置。
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