JP2020121674A - 鞍乗型車両の給油口構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】鞍乗型車両の給油口構造において、ボディリフト構造と外部給油口構造とを両立させる。【解決手段】実施形態の鞍乗型車両の給油口構造39は、シート8の外部から燃料を給油可能な給油口41を有し、シート8の下方に設けられた燃料タンク40と、給油口41の周囲を覆うトレー50と、給油口41へアクセス可能に開閉可能なリッド60と、リッド60を受けるベース70と、車体の一部を上方に持ち上げ可能なボディリフト構造100と、を備え、車体の一部には、ベース70が含まれ、ベース70は、トレー50と別体に設けられている。【選択図】図7

Description

本発明は、鞍乗型車両の給油口構造に関する。
従来、鞍乗型車両において、シートの下方に燃料タンクを設けた構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、シート後側に位置する車体カバーの後上面に、燃料タンクの給油口へアクセス可能に開閉可能なリッドが設けられている。
一方、車両のメンテナンス性向上のために、車体のサイドカバーを外さずに、車体の一部を上方へ持ち上げ可能な構造(いわゆるボディリフト構造)を有する車両が知られている。
他方、ユーザーの給油操作の利便性向上のために、シートを外さずに、給油口へアクセス可能な構造(いわゆる外部給油口構造)を有する車両が知られている。
特開平11−303490号公報
ところで、ボディリフト構造を有する車両においても、ユーザーの給油操作の利便性を向上させることが望まれている。
そこで本発明は、鞍乗型車両の給油口構造において、ボディリフト構造と外部給油口構造とを両立させることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、シート(8)の外部から燃料を給油可能な給油口(41)を有し、前記シート(8)の下方に設けられた燃料タンク(40)と、前記給油口(41)の周囲を覆うトレー(50)と、前記給油口(41)へアクセス可能に開閉可能なリッド(60)と、前記リッド(60)を受けるベース(70)と、車体の一部を上方に持ち上げ可能なボディリフト構造(100)と、を備え、前記車体の一部には、前記ベース(70)が含まれ、前記ベース(70)は、前記トレー(50)と別体に設けられていることを特徴とする鞍乗型車両の給油口構造である。
請求項2に記載した発明は、前記ボディリフト構造(100)は、前記ベース(70)と一体に回動可能な回動軸(101)を備えることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記給油口構造(39)は、前記ボディリフト構造(100)の回動終端において前記リッド(60)が開いた状態で、前記給油口(41)へアクセス可能に構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記ベース(70)は、前記リッド(60)を回動可能に支持する支持部(73)を備え、前記支持部(73)は、上方に突出し、前記リッド(60)の回動終端側において前記支持部(73)の上端よりも広い幅を有することを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記ボディリフト構造(100)は、上面視で、前記トレー(50)と重なり、かつ、車幅方向に延びる車幅方向延在部(101)と、上面視で、前記トレー(50)よりも車幅方向外側に位置し、かつ、車両前後方向に延びる前後方向延在部(104)と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、ベースがトレーと別体に設けられていることで、車体の一部を上方へ持ち上げるときに、ベースをトレーから離反させることができるため、ボディリフト構造を成立させることができる。加えて、車体の一部を上方へ持ち上げるときに、リッドはベースと一体に移動するため、外部給油口構造を成立させることができる。したがって、ボディリフト構造と外部給油口構造とを両立させることができる。
請求項2に記載した発明によれば、ボディリフト構造がベースと一体に回動可能な回動軸を備えることで、以下の効果を奏する。ボディリフト構造がベースと別個独立に回動する場合と比較して、構造を簡素化することができる。
請求項3に記載した発明によれば、給油口構造は、ボディリフト構造の回動終端においてリッドが開いた状態で、給油口にアクセス可能に構成されていることで、以下の効果を奏する。車体の一部を上方へ最大限持ち上げたときであっても外部給油口構造を成立させることができるため、ユーザーの給油操作の利便性をより一層向上させることができる。
請求項4に記載した発明によれば、ベースは、リッドを回動可能に支持する支持部を備え、支持部は、上方に突出し、リッドの回動終端側において支持部の上端よりも広い幅を有することで、以下の効果を奏する。リッドが開く際にリッドと支持部とが擦れるため、リッドが勢いよく開くことを抑制することができる。例えば、リッドを開くときに、リッドがリアグリップに勢いよく当たることを回避することができる。
請求項5に記載した発明によれば、ボディリフト構造が上面視でトレーと重なりかつ車幅方向に延びる車幅方向延在部を備えることで、ボディリフト構造が車両後方に過度に大きくなることを抑制することができる。加えて、ボディリフト構造が上面視でトレーよりも車幅方向外側に位置し且つ車両前後方向に延びる前後方向延在部を備えることで、ボディリフト構造を上方へ持ち上げるときに、前後方向延在部においてトレーを車幅方向外方で避けることができる。したがって、ボディリフト構造の大型化を抑制しつつ、スムーズな動作を実現することができる。
第一実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 第一実施形態に係る給油口構造を左上方から見た斜視図である。 第一実施形態に係る給油口構造の左側面図である。 図3の要部拡大図である。 第一実施形態に係る給油口構造の上面図である。 図5においてテールランプを取り外した図である。 図5のVII−VII断面を含む図である。 図5のVIII−VIII断面を含む図である。 第一実施形態に係るベースの上面図である。 第一実施形態に係るベースの後面図である。 第一実施形態に係るリッドの回動終端におけるストッパ構造を後方から見た図である。 図10の前部中央部の拡大図である。 図10の前部右側部の拡大図である。 第一実施形態に係るボディリフト構造の左側面図である。 第一実施形態に係るボディリフト構造の上面図である。 第一実施形態に係るボディリフト構造の動作説明図である。図16(a)は、リフトアップ前の図である。図16(b)は、シート取り外し後の図である。図16(c)は、リフトアップ後の図である。 第一実施形態に係るボディリフト構造の回動終端を示す図である。 第一実施形態に係るボディリフト構造の回動終端においてリッドが開いた状態を示す図である。 第二実施形態に係るボディリフト構造の左側面図である。 第二実施形態に係るボディリフト構造の上面図である。 第二実施形態に係るボディリフト構造の回動前後を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPおよび車体左右中心線CLが示されている。
<第一実施形態>
<車両全体>
図1は、鞍乗型車両の一例として、ユニットスイング式の自動二輪車1を示す。図1を参照し、自動二輪車1は、前輪3と、後輪4と、を備える。前輪3は、ハンドル2によって操向される。後輪4は、動力源を含むパワーユニット10(スイングユニット)によって駆動される。以下、自動二輪車を単に「車両」ともいうことがある。自動二輪車1は、シート8に着座した乗員が足を載せるステップフロア9を有する。実施形態の自動二輪車1は、スクータ型の車両である。
ハンドル2及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム11の前端のヘッドパイプ12に操向可能に支持されている。車体フレーム11の外周は車体カバー30で覆われている。図1において、符号6はフロントフォーク、符号7はリアクッションをそれぞれ示す。
車体フレーム11は、複数種の鋼材を溶接等により一体に接合して形成されている。車体フレーム11は、ヘッドパイプ12、メインフレーム13およびリアフレーム14を備える。
ヘッドパイプ12は、車両の前部に配置されている。側面視で、ヘッドパイプ12は、ヘッドパイプ12の上端が後方に位置し、かつ、ヘッドパイプ12の下端が前方に位置するように傾斜している。ヘッドパイプ12は、車体フレーム11の前端部に位置している。
メインフレーム13は、左右一対設けられている。メインフレーム13は、ヘッドパイプ12から斜め後下方に向けて延出する下方延出部13aと、下方延出部13aの下端部から後方に向けて延出する後方延出部13bと、を備える。下方延出部13aおよび後方延出部13bは、同一の部材で一体に形成されている。左右メインフレーム13の適所には、左右メインフレーム13の車幅方向間をわたすように車幅方向に延びるクロスパイプ(不図示)が設けられている。
リアフレーム14は、左右一対設けられている。リアフレーム14は、メインフレーム13の後端から湾曲して斜め後上方に向けて延出するサポートレール14aと、サポートレール14aの上端部から後方に向けて延出するシートレール14bと、を備える。サポートレール14aおよびシートレール14bは、同一の部材で一体に形成されている。左右リアフレーム14の適所には、左右リアフレーム14の車幅方向間をわたすように車幅方向に延びるクロスメンバ(不図示)が設けられている。
パワーユニット10は、内燃機関であるエンジン20と、エンジン20の回転動力を後輪に伝達する動力伝達機構25と、を備える。
エンジン20は、クランクケース21と、クランクケース21に結合されて前方に突出するシリンダ(不図示)と、を備える。
例えば、動力伝達機構25は、ベルト式の無段変速機構を含む。エンジン20の回転動力は動力伝達機構25を介して適宜減速されて後輪4に伝達される。
パワーユニット10は、クランクケース21の前下端部に設けられたリンク部材26を介して、車体フレーム11に上下方向に揺動可能に支持されている。パワーユニット10の後端部とシートレール14bとの間には、パワーユニット10の揺動を減衰するリアクッション7が介装されている。パワーユニット10の上部には、エアクリーナ27等の吸気系部品が設けられている。
車体カバー30は、ハンドルカバー31、フロントカバー32、レッグシールド33、フロアカバー34およびリアカバー35を備える。例えば、車体カバー30は、樹脂製である。図中において、符号36は前輪3を上方から覆うフロントフェンダ、符号37は後輪4を後上方から覆うリアフェンダをそれぞれ示す。
ハンドルカバー31は、運転者が把持するハンドルグリップおよび操作レバー(例えば、ブレーキレバー)を露出させるように、ハンドル2の車幅方向中央近傍を覆っている。
フロントカバー32は、ヘッドパイプ12周りを前方および側方から覆っている。
レッグシールド33は、シート8に着座した運転者の脚を前方から覆うように、ステップフロア9の前端部から立設されている。レッグシールド33は、ヘッドパイプ12周りを後方から覆っている。
フロアカバー34は、ステップフロア9を挟んで左右一対設けられている。フロアカバー34は、メインフレーム13の後方延出部13bを側方から覆っている。
リアカバー35は、車体後部を覆っている。リアカバー35の上方には、運転者が着座するシート8が設けられている。リアカバー35は、シート8前部の下方に設けられたリアセンターカバー35aと、リアセンターカバー35aの車幅方向外端部に連なる左右一対のリアサイドカバー35bと、を備える。
リアセンターカバー35aは、左右リアフレーム14の車幅方向間を前方から覆っている。
リアサイドカバー35bは、シート8下方の車体後部を側方から覆っている。
図中において、符号18はリアグリップ、符号38はテールランプをそれぞれ示す。
<給油口構造39>
車両後部には、シート8を外すことなく、外部から燃料を供給可能な給油口構造39が設けられている。図2に示すように、給油口構造39は、燃料タンク40、トレー50、リッド60(図1参照)、ベース70およびボディリフト構造100を備える。図中符号C1は、ボディリフト構造100の回動中心を示す。
<燃料タンク40>
図7に示すように、燃料タンク40は、シート8の外部から燃料を供給可能な給油口41を有する。燃料タンク40は、シート8の下方に設けられている。燃料タンク40は、左右シートレール14bの車幅方向間に配置されている(図2参照)。燃料タンク40は、給油口41を有する上タンク42と、上タンク42の下方に位置する下タンク43と、を備える(図3参照)。図中において、符号44は上タンク42および下タンク43を結合するためのフランジを示す。
図3に示すように、上タンク42は、シートレール14bよりも上方に配置されている。上タンク42は、シート8後部とシートレール14bとの上下間に配置されている。側面視で、下タンク43は、シートレール14bと重なる。下タンク43は、シートレール14bよりも下方に膨出している。燃料タンク40は、フランジ44およびブラケット45等を介してシートレール14bに連結されている。
給油口41は、上タンク42後部における車幅方向中央部に配置されている(図5参照)。側面視で、上タンク42後部上面は、後下がりに傾斜している(図7参照)。図中において、符号46は給油口41を形成する円筒状の口枠部、符号47は口枠部46に取り付けられた給油案内筒、符号48は給油口41を開閉可能なタンクキャップをそれぞれ示す。
<トレー50>
図3に示すように、トレー50は、給油口41の周囲を覆う箱状部材である(図2参照)。トレー50は、燃料タンク40の後部に固定されている。側面視で、トレー50は、燃料タンク40よりも後方に膨出している。図8に示すように、トレー50は、回動軸101の上方において、シートレール14b上端よりも下方に延びる下方延出底部51を備える。下方延出底部51は、トレー50後部の一部から燃料タンク40のフランジ44よりも下方に膨出している。図中符号52は、下方延出底部51に取り付けられたドレンホースを示す。
<リッド60>
図7に示すように、リッド60は、給油口41へアクセス可能に開閉可能な蓋部材である。リッド60は、タンクキャップ48を上方から覆うように、シート8後部の下方から車両後方に向けて延在している。リッド60の閉状態において、リッド60の上面は、後下がりに傾斜している。リッド60の後部には、リッド60をロックさせるためのフック61が取り付けられている。図中符号C2は、リッド60の回動中心(以下「リッド開閉中心」ともいう。)を示す。
図11に示すように、リッド60は、リッド60の回動終端においてリッド60を停止させるためのストッパ構造62を備える。ここで、リッド60の回動終端は、リッド60を開く方向における下流端(すなわち、リッドの最大開放位置)を意味する。ストッパ構造62は、リッド60の前部に設けられている。ストッパ構造62は、センターストッパ63と、左右一対のサイドストッパ64と、を備える。
センターストッパ63は、リッド60前部の車幅方向中央部から下方に突出している。センターストッパ63は、ベース70の中央支持部73(図12参照)に摺接する左右一対の側壁63aを備える。
サイドストッパ64は、リッド60前部の車幅方向外側部から下方に突出している。サイドストッパ64は、ベース70の軸部70aに回動可能に引っ掛けられている。
図中において、符号65はセンターストッパ63を回動可能に支持するピン、符号66はピン65の軸端部に当接する当接爪、符号67はリッド60を右方に付勢するスプリング、符号68はスプリング67の第一端部を係止する第一係止爪、符号69はスプリング67の第二端部を係止する第二係止爪をそれぞれ示す。
<ベース70>
図11に示すように、ベース70は、リッド60を受ける受け部材である。図3に示すように、ベース70は、トレー50の上方に配置されている。ベース70は、トレー50と別体に設けられている。ベース70は、トレー50よりも後方に延出している。図5に示すように、上面視で、ベース70は、車体左右中心線CLを対称軸とした線対称の外形を有する。上面視で、ベース70後部は、後側ほど左右幅が小さい外形を有する(図9参照)。ベース70は、給油口41の周囲を囲む開口部71(以下「ベース開口71」ともいう。)を有する。給油口41は、ベース開口71を介して上方に露出している。
図11に示すように、ベース70は、リッド60を回動可能に支持する支持構造72を備える。支持構造72は、ベース70の前部に設けられている。支持構造72は、中央支持部73(図12参照)と、左右一対の側部支持部74と、を備える。
図12に示すように、中央支持部73(支持部)は、ベース70前部の車幅方向中央部から上方に突出している。中央支持部73は、リッド60の回動終端側(図11参照)において中央支持部73の上端よりも広い幅を有する。図中符号73aは、中央支持部73が最大幅を有する部分(最大幅部)を示す。センターストッパ63の側壁63a(図11参照)は、リッド60の回動終端側において、中央支持部73の車幅方向外側面に摺接する。
図11に示すように、側部支持部74は、ベース70前部の車幅方向外側部から上方に突出している。側部支持部74は、サイドストッパ64の外形よりも大きい凹形状を有する。側部支持部74は、車幅方向に互いに対向する第一壁74aおよび第二壁74bを備える。図13に示すように、側部支持部74の第二壁74bには、リッド60の回動終端側(図11参照)においてサイドストッパ64の右側面に摺接する凸部75が設けられている。凸部75は、左右の側部支持部74(図13では右側の側部支持部74の第二壁74bを図示)のそれぞれに設けられている。
スプリング67の付勢力によって、左右サイドストッパ64の右側面は、側部支持部74の第二壁74bに常時当接している(図11参照)。
図10に示すように、ベース70の後部には、リッド60のフック61(図7参照)を係止する(リッド60をロックする)ためのロック機構76が取り付けられている。図中において、符号77はフック61が収容される凹部、符号78はベース70を車体に固定するためのボルトが挿通される左右一対の挿通孔をそれぞれ示す。
<ボディリフト構造100>
図2に示すように、ボディリフト構造100は、車体の一部を上方に持ち上げ可能な構造体である。車体の一部には、リアカバー35、テールランプ38およびベース70等が含まれる(図1参照)。ボディリフト構造100は、ベース70と一体に回動可能な回動軸101を備える。回動軸101の中心は、ボディリフト構造100の回動中心C1である(図3参照)。回動軸101の中心軸線J1(以下「回動軸線J1」ともいう。)は、車幅方向に延在している。
図14に示すように、ボディリフト構造100は、回動軸101(図2参照)、軸受部材102、第一アーム103、第二アーム104、第一クロス部材105および第二クロス部材106を備える。ボディリフト構造100において、軸受部材102、第一アーム103、第二アーム104、第一クロス部材105および第二クロス部材106(回動軸101以外の部材)は、複数種の鋼材を溶接等により一体に接合して形成されている。
図6に示すように、回動軸101は、左右シートレール14bの後端部にブラケット110を介して取り付けられている。上面視で、左右シートレール14bは、後側ほど左右幅が小さくなるように湾曲する湾曲部14cを有する。ブラケット110は、左右の湾曲部14cの車幅方向内端部を連結している。
上面視で、ブラケット110は、車幅方向に直線状に延在する前縁部110aと、車幅方向中央部において前縁部110aに向けて凸の湾曲形状をなすように車幅方向に延在する後縁部110bと、を有する。上面視で、回動軸101においてブラケット110と重なる部分は、ブラケットの後縁部110bに沿うように湾曲している。上面視で、回動軸101の両端部は、車幅方向に直線状に延びる円筒状をなしている。
図14に示すように、軸受部材102は、円筒状の弾性部材111を介して回動軸101の端部に取り付けられている。軸受部材102は、回動軸101を軸として回動可能とされている。軸受部材102は、左右一対設けられている(図15参照)。側面視で、軸受部材102は、弾性部材111の外周面に沿う円弧部を有するJ字状(図14では逆J字状)をなしている。図中符号112は、軸受部材102と第二アーム104とを連結する軸受連結部材を示す。
図15に示すように、第一アーム103は、左右一対設けられている。第一アーム103は、ボディリフト構造100の車幅方向最外部を構成している。第一アーム103は、前アーム部131および連結アーム部132を備える。
上面視で、前アーム部131は、前アーム部131の前端が車幅方向内側に位置し、かつ、前アーム部131の後端が車幅方向外側に位置するように傾斜して延びている。前アーム部131は、リアカバー35(図1参照)を取り付けるためのボルトが挿通される挿通部131aを有する。
連結アーム部132は、前アーム部131と軸受部材102とを連結している。上面視で、連結アーム部132は、前アーム部131の後端から後方に向けて延びる連結延在部132aと、連結延在部132aの後端から後側ほど車幅方向内側に位置するように湾曲する連結湾曲部132bと、を備える。連結湾曲部132bの車幅方向内端部は、車幅方向に延びる円筒状をなしている。
図15に示すように、第二アーム104は、第一アーム103の連結アーム部132よりも車幅方向内側に配置されている。第二アーム104は、第一クロス部材105と、第一アーム103の連結湾曲部132bとを連結している。前後方向において、第二アーム104は第一アーム103よりも短い。第二アーム104は、左右一対設けられている。側面視で、第二アーム104は、上方に凸をなす山なりに形成されている(図14参照)。第二アーム104は、前腕部141および後腕部142を備える。
上面視で、前腕部141は、前腕部141の前端が車幅方向内側に位置し、かつ、前腕部141の後端が車幅方向外側に位置するように傾斜している。前腕部141には、リアグリップ18(図1参照)を固定するためのブラケット113が結合されている。
上面視で、後腕部142は、前腕部141の後端から後方に向けて車幅方向内側に傾斜して延びている。後腕部142には、テールランプ38(図5参照)を固定するためのブラケット114が結合されている。
図15に示すように、第一クロス部材105は、左右の第一アーム103を連結している。上面視で、第一クロス部材105は、車幅方向に延在している。第一クロス部材105の端部は、第一アーム103の連結アーム部132に接続されている。図中符号115は、リアグリップ18(図1参照)を固定するためのブラケットを示す。ブラケット115は、第一クロス部材105および連結アーム部132のそれぞれに結合されている。
図15に示すように、第二クロス部材106は、左右の軸受部材102を連結している。第二クロス部材106は、左右の軸受部材102の後端部の車幅方向間をわたすように車幅方向に延在している。上面視で、第二クロス部材106の車幅方向中央部は、後側に凸をなすように湾曲している。
<給油口構造39の各要素の配置>
図6に示すように、上面視で、ボディリフト構造100の回動軸101(車幅方向延在部)は、トレー50と重なっている。上面視で、回動軸101は、車幅方向に延びている。上面視で、回動軸101の車幅方向外端は、トレー50よりも車幅方向外側に位置している。
上面視で、ボディリフト構造100の第二アーム104(前後方向延在部)は、トレー50よりも車幅方向外側に位置している。上面視で、第二アーム104は、車両前後方向に延びている。
図4に示すように、側面視で、ボディリフト構造100の回動中心C1は、燃料タンク40よりも後方に位置している。側面視で、回動中心C1は、燃料タンク40における下タンク43の後方に配置されている。側面視で、回動中心C1は、燃料タンク40におけるフランジ44後端の下方に配置されている。
図中において、符号L1は回動中心C1を通る鉛直線、符号L2は給油口41の中心軸線、符号L3は給油口41の開口中心P1を通る鉛直線をそれぞれ示す。
側面視で、回動中心C1は、給油口41の開口中心P1よりも後方に位置している。側面視で、回動中心C1を通る鉛直線L1は、給油口41の開口中心P1を通る鉛直線L3よりも後方に位置している。
図8に示すように、側面視で、テールランプ38の上下方向中央部は、前方に向けて膨出している。図中において、符号L4はテールランプ38の車幅方向中央前端を通る鉛直線を示す。回動中心C1は、テールランプ38の車幅方向中央部前端よりも前方に位置している。
図3に示すように、側面視で、ボディリフト構造100の回動軸101は、シートレール14bの上端よりも下方に配置されている。図中符号H1は、シートレール14bの上端を通る水平線を示す。図8に示すように、トレー50の下方延出底部51は、回動軸101に向けて膨出している。側面視で、下方延出底部51は、シートレール14bの上端(図3参照)よりも下方に延びている。
図5に示すように、リッド60の開口部59の外形K1は、リッド60の外形(具体的には、リッド60の前縁以外の外周縁)に沿う形状を有する。図中において、リッド60の開口部59の外形K1を二点鎖線で示す。上面視で、回動軸101は、リッド60の開口部59と重なっている。上面視で、回動軸101は、ベース開口71と重なっている。上面視で、回動軸101は、ベース開口71の前後幅内に配置されている。
<ボディリフト構造100の動作>
以下、ボディリフト構造100の動作の一例について説明する。以下の説明では、車体の一部を上方に持ち上げることを「リフトアップ」ともいい、車体後部(車体の一部)をリフトアップする場合について説明する。
図16(a)は、車体後部をリフトアップする前の状態を示す。
まず、図16(b)に示すように、車体後部をリフトアップする前、リフトアップに不要な部品を外す。図16(b)の例では、リフトアップ前にシート8を取り外している。
次に、図16(c)に示すように、シート8を外した状態で、車体後部をリフトアップさせる。具体的に、回動軸101を軸として、ボディリフト構造100を後上方へ向かって回動させる(図17参照)。ボディリフト構造100の回動によって、リアカバー35、テールランプ38およびベース70等が上方に持ち上がる(図17参照)。すると、リアカバー35によって覆われていたエンジン等の車両内部構造23が外部に露出する。すなわち、ボディリフト構造100の回動によって、リアカバー35等を外すことなく、車両内部構造23を露出させることができる。したがって、車両のメンテナンス性向上に寄与する。
<リッド60の開閉>
以下、リッド60の開閉の一例について説明する。以下の説明では、ボディリフト構造100の回動終端を「最大リフトアップ時」ともいい、最大リフトアップ時のリッド60の開閉について説明する。
図17は、最大リフトアップ時においてリッド60が閉じている状態を示す。
図18は、最大リフトアップ時においてリッド60が開いている状態を示す。図18の例では、リッド60は、最大限開いている。図18に示すように、給油口構造39は、最大リフトアップ時にリッド60が開いた状態で、給油口41へアクセス可能に構成されている。例えば、図18の状態で、リッド60の開口部59を通じてタンクキャップ48を取り外すことによって、給油口41へアクセスすることができる。
以上説明したように、上記実施形態の鞍乗型車両1の給油口構造39は、シート8の外部から燃料を給油可能な給油口41を有し、シート8の下方に設けられた燃料タンク40と、給油口41の周囲を覆うトレー50と、給油口41へアクセス可能に開閉可能なリッド60と、リッド60を受けるベース70と、車体の一部を上方に持ち上げ可能なボディリフト構造100と、を備え、車体の一部には、ベース70が含まれ、ベース70は、トレー50と別体に設けられている。
この構成によれば、ベース70がトレー50と別体に設けられていることで、車体の一部を上方へ持ち上げるときに、ベース70をトレー50から離反させることができるため、ボディリフト構造100を成立させることができる。加えて、車体の一部を上方へ持ち上げるときに、リッド60はベース70と一体に移動するため、外部給油口構造を成立させることができる。したがって、ボディリフト構造100と外部給油口構造とを両立させることができる。
上記実施形態では、ボディリフト構造100がベース70と一体に回動可能な回動軸101を備えることで、以下の効果を奏する。ボディリフト構造100がベース70と別個独立に回動する場合と比較して、構造を簡素化することができる。
上記実施形態では、給油口構造39は、ボディリフト構造100の回動終端においてリッド60が開いた状態で、給油口41にアクセス可能に構成されていることで、以下の効果を奏する。車体の一部を上方へ最大限持ち上げたときであっても外部給油口構造39を成立させることができるため、ユーザーの給油操作の利便性をより一層向上させることができる。
上記実施形態では、ベース70は、リッド60を回動可能に支持する中央支持部73を備え、中央支持部73は、上方に突出し、リッド60の回動終端側において中央支持部73の上端よりも広い幅を有することで、以下の効果を奏する。リッド60が開く際にリッド60と中央支持部73とが擦れるため、リッド60が勢いよく開くことを抑制することができる。例えば、リッド60を開くときに、リッド60がリアグリップ18に勢いよく当たることを回避することができる。
上記実施形態では、ボディリフト構造100が上面視でトレー50と重なりかつ車幅方向に延びる回動軸101を備えることで、ボディリフト構造100が車両後方に過度に大きくなることを抑制することができる。加えて、ボディリフト構造100が上面視でトレー50よりも車幅方向外側に位置し且つ車両前後方向に延びる第二アーム104を備えることで、ボディリフト構造100を上方へ持ち上げるときに、第二アーム104においてトレー50を車幅方向外方で避けることができる。したがって、ボディリフト構造100の大型化を抑制しつつ、スムーズな動作を実現することができる。
上記実施形態では、リッド60の左右サイドストッパ64の右側面を、ベース70の側部支持部74の第二壁74bに向けて付勢するスプリング67を備えることで、以下の効果を奏する。リッド60の左右側部のがたつきを抑えることができるため、リッド60を安定して開閉させることができる。
上記実施形態では、ベース70の側部支持部74の右側壁63aには、リッド60の回動終端側においてサイドストッパ64の右側面に摺接する凸部75が設けられ、凸部75は、左右の側部支持部74のそれぞれに設けられていることで、以下の効果を奏する。リッド60が開く際に凸部75と側部支持部74とが擦れるため、リッド60が勢いよく開くことを抑制することができる。加えて、左右の凸部75のいずれかが削れた場合であっても、残りの凸部75においてリッド60が開く際に摩擦を生じさせることができる。
<第二実施形態>
上記実施形態では、ボディリフト構造100が、第一アーム103および第二アーム104を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。図19に示すように、第二実施形態は、ボディリフト構造200の構成が第一実施形態と異なる。第二実施形態において、第一実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、その詳細説明は省略する。
図19に示すように、第二実施形態に係るボディリフト構造200は、回動軸101、軸受部材102、メインアーム203、第一クロス部材205(図20参照)および第二クロス部材206を備える。第二実施形態のボディリフト構造200は、第一実施形態のボディリフト構造100(図14参照)よりも部品点数が少ない。前後方向において、第二実施形態のボディリフト構造200は、第一実施形態のボディリフト構造100よりも短い。ボディリフト構造200において、軸受部材102、メインアーム203、第一クロス部材205および第二クロス部材206(回動軸101以外の部材)は、複数種の鋼材を溶接等により一体に接合して形成されている。
図20に示すように、メインアーム203は、左右一対設けられている。上面視で、メインアーム203の前部は、車幅方向内側に凸をなすように膨出している。上面視で、メインアーム203の車幅方向外縁は、後側ほど車幅方向内側に位置するように後方に向かって湾曲しつつ傾斜している。メインアーム203には、メインアーム203の車幅方向外縁に沿うリブ204が設けられている。
図19に示すように、側面視で、メインアーム203は、上方に凸をなす山なりに形成されている。メインアーム203の後端部は、軸受部材102に連結されている。図20に示すように、メインアーム203は、リアグリップ218(図21参照)を取り付けるための第一取付孔203aおよび第二取付孔203bと、テールランプ38を取り付けるための第三取付孔203cと、を有する。
第一クロス部材205は、左右のメインアーム203を連結している。上面視で、第一クロス部材205は、左右のメインアーム203前端部の車幅方向間をわたすように車幅方向に直線状に延在している。
第二クロス部材206は、左右のメインアーム203を連結している。第二クロス部材206は、左右のメインアーム203の後端部の車幅方向間をわたすように車幅方向に延在している。上面視で、第二クロス部材206の車幅方向中央部は、後側に凸をなすように湾曲している。
以下、第二実施形態に係るリッド260の開閉の一例について説明する。以下の説明では、ボディリフト構造200のリフトアップ前のリッド260の開閉について説明する。
図21の例では、リッド260は、最大限開いている。図中において、実線はリフトアップ前においてリッド260が閉じている状態、二点鎖線はリフトアップ前においてリッド260が開いている状態を示す。給油口構造239は、リフトアップ前にリッド260が開いた状態で、給油口へアクセス可能に構成されている。例えば、図21の状態で、リッド260の開口部を通じてタンクキャップを取り外すことによって、給油口へアクセスすることができる。
第二実施形態では、第一実施形態よりも部品点数が少ないボディリフト構造200を備えることで、以下の効果を奏する。第一実施形態と比較して、構造を簡素化することができる。加えて、鋼材の溶接個所を減らすことができるため、低コスト化に寄与する。
第二実施形態では、第一実施形態よりも前後方向の長さが短いボディリフト構造200を備えることで、以下の効果を奏する。第一実施形態と比較して、ボディリフト構造200を小型化することができるため、軽量化に寄与する。
第二実施形態では、メインアーム203は、リアグリップ218を取り付けるための第一取付孔203aおよび第二取付孔203bを有し、かつ、メインアーム203には、メインアーム203の車幅方向外縁に沿うリブ204が設けられていることで、以下の効果を奏する。リブ204によってメインアーム203が補強されているため、リアグリップ218の支持剛性を十分に確保することができる。
<変形例>
上記実施形態では、ボディリフト構造がベース70と一体に回動可能な回動軸101を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、ボディリフト構造は、ベース70と別個独立に回動してもよい。
上記実施形態では、リッド60の左右サイドストッパ64の右側面を、ベース70の側部支持部74の第二壁74bに向けて付勢するスプリング67を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、スプリング67以外の板バネなどの付勢部材を備えていてもよい。例えば、付勢部材は、リッド60の左右サイドストッパ64の左側面を、ベース70の側部支持部74の第一壁74aに向けて付勢していてもよい。
上記実施形態では、給油口構造をスクータ型車両に適用した例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、給油口構造をモータサイクル等のスクータ型車両以外の車両に適用してもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記鞍乗型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)の車両も含まれる。また、本発明は、自動二輪車のみならず、自動車等の四輪の車両にも適用可能である。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
8 シート
39,239 給油口構造
40 燃料タンク
41 給油口
50 トレー
60,260 リッド
70 ベース
73 中央支持部(支持部)
100,200 ボディリフト構造
101 回動軸(車幅方向延在部)
104 第二アーム(前後方向延在部)

Claims (5)

  1. シート(8)の外部から燃料を給油可能な給油口(41)を有し、前記シート(8)の下方に設けられた燃料タンク(40)と、
    前記給油口(41)の周囲を覆うトレー(50)と、
    前記給油口(41)へアクセス可能に開閉可能なリッド(60)と、
    前記リッド(60)を受けるベース(70)と、
    車体の一部を上方に持ち上げ可能なボディリフト構造(100)と、を備え、
    前記車体の一部には、前記ベース(70)が含まれ、
    前記ベース(70)は、前記トレー(50)と別体に設けられていることを特徴とする鞍乗型車両の給油口構造。
  2. 前記ボディリフト構造(100)は、前記ベース(70)と一体に回動可能な回動軸(101)を備えることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の給油口構造。
  3. 前記給油口構造(39)は、前記ボディリフト構造(100)の回動終端において前記リッド(60)が開いた状態で、前記給油口(41)へアクセス可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両の給油口構造。
  4. 前記ベース(70)は、前記リッド(60)を回動可能に支持する支持部(73)を備え、
    前記支持部(73)は、上方に突出し、前記リッド(60)の回動終端側において前記支持部(73)の上端よりも広い幅を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両の給油口構造。
  5. 前記ボディリフト構造(100)は、
    上面視で、前記トレー(50)と重なり、かつ、車幅方向に延びる車幅方向延在部(101)と、
    上面視で、前記トレー(50)よりも車幅方向外側に位置し、かつ、車両前後方向に延びる前後方向延在部(104)と、を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両の給油口構造。
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