JP2020121392A - ワイヤソー及びワイヤソーの被加工物切断方法 - Google Patents

ワイヤソー及びワイヤソーの被加工物切断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020121392A
JP2020121392A JP2019016259A JP2019016259A JP2020121392A JP 2020121392 A JP2020121392 A JP 2020121392A JP 2019016259 A JP2019016259 A JP 2019016259A JP 2019016259 A JP2019016259 A JP 2019016259A JP 2020121392 A JP2020121392 A JP 2020121392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
workpiece
traveling
row
work piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019016259A
Other languages
English (en)
Inventor
弘人 前田
Hirohito Maeda
弘人 前田
寿 吉田
Hisashi Yoshida
寿 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takatori Corp
Original Assignee
Takatori Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takatori Corp filed Critical Takatori Corp
Priority to JP2019016259A priority Critical patent/JP2020121392A/ja
Publication of JP2020121392A publication Critical patent/JP2020121392A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

【課題】ワイヤソーにおいて、切断精度及び切断速度の向上を図る。【解決手段】一対のワイヤリール2、8間でワイヤ3を往復走行させながら、ワイヤ列9に被加工物20を押し付けることで被加工物20を切断するワイヤソー1である。ワイヤソー1は、ワイヤ3の往復走行時における一定速走行時に、被加工物20とワイヤ3とが接する加工位置で所定送り量だけ被加工物20をワイヤ列9に押し付ける方向に送り、ワイヤ3の往方向及び複方向からの減速走行時は、被加工物20をワイヤ列9のワイヤ3から離間させる方向に被加工物20を送り、ワイヤ3の往方向及び複方向への加速走行時は、被加工物20を所定送り量より多くワイヤ列9に押し付ける方向に送ることで、複方向走行時に被加工物20から離間したワイヤ3を少なくとも加工位置に戻すように被加工物20を位置させるようにしながら被加工物20を切断する構成を採用する。【選択図】図2

Description

本発明は、シリコン、サファイア、シリコンカーバイド、ネオジム磁石等の各種材料をワイヤによって切断するワイヤソー及びワイヤソーの被加工物切断方法に関する。
従来から、ワイヤを複数の溝が形成されたワークローラーに巻回してワイヤ列を形成し、前記ワイヤを一方走行又は往復走行させながら前記ワイヤ列に被加工物を押し付けることで複数のウエハを切り出すワイヤソーが知られている。
前記ワイヤソーは、大きく分けて固定砥粒方式と遊離砥粒方式が知られている。
前記固定砥粒方式のワイヤソーは、ワイヤにダイヤモンド等の砥粒が電着や樹脂で固定された固定砥粒ワイヤが用いられ、切断時に界面活性剤の添加された水等の加工液がワイヤに掛けられながら被加工物の加工が行われる。
また、前記遊離砥粒方式のワイヤソーは、芯線ワイヤにスラリ(ダイヤモンド、立方晶窒化ホウ素、シリコンカーバイド等の砥粒が加工液に混ぜられた切削液)が掛けられながら被加工物の加工が行われる。
また、前記ワイヤソーの切断精度や切断速度を向上させるために、前記ワイヤ列のワイヤを揺動円弧運動させ、ワイヤと被加工物の接触部位を点接触に近づけて被加工物を切断することが行われている(例えば、特許文献1)。前記揺動円弧運動を用いた被加工物の切断は、加工液やスラリが切断部位に効果的に供給されると共に切削屑の排出が促進されるため切断精度や切断速度が向上する。
また、前記揺動円弧運動を行わないときは、加工液やスラリの供給不足により、被加工物が切断開始部と切断終了部とで異なった厚みに切断される問題がある。これを解消するためにワイヤの往方向走行時はインゴット(被加工物に相当)をワイヤ列に押し付け、複方向走行時はインゴットをワイヤ列から離間させるように送ることが行われている(例えば、特許文献2)。このようにすることで、ワイヤ列からインゴットが離間する際に加工液やスラリが切断部位に安定して供給され、切り出されたウエハの平行度が向上するとされている。
特開2007−276097号公報 特開平10−128737号公報
ところで、切断する被加工物が粘りの強い材質(例えば、鉄、銅、ニッケル)の場合、前記揺動円弧運動を用いた切断を行うと、ワイヤが揺動円弧運動時に被加工物に引っ掛かったり、局部的にワイヤの撓みが発生し、ワイヤの張力変動が発生したり、ワイヤが断線したりする問題があった。
また、例えば、ネオジム磁石、サマリウムコバルト磁石等の比較的比重の高い材質を切断する場合、切削屑が沈降しやすい。このため、ワイヤソーで切断加工を進めると被加工物の加工部分の溝に切削屑が沈降して、ワイヤの揺動円弧運動時に沈降した切削屑がワイヤにより一層引っ掛かりやすくなる。特にこれらの被加工物は、その後の使用用途に応じて瓦状、ドーナツ形状又は矩形状のブロックが多数積層されて被加工物が形成されており、被加工物の空間部分に切削屑が沈降して蓄積するため、上記の問題が顕著に起こる問題がある。
従って、上記のような被加工物の場合は、揺動円弧運動を行わずに切断したり、揺動する角度を小さくしたりする必要があり、揺動円弧運動を有効に利用することができないため、切断精度の向上や切断速度を高めることができない問題がある。また、切断終了後にワイヤを被加工物から抜き取る必要があるが、切削屑がワイヤ上に蓄積し、ワイヤが引っ掛かって抜き取りできない問題がある。このような場合、ワイヤを切断し抜き取る必要があるが、ワイヤを切断すると再度ワイヤをワークローラー等に巻き掛ける必要があり、作業効率が大幅に低下する問題がある。
また、特許文献2の方法を用いた場合、切り出されたウエハの平行度は向上するものの実際に加工に寄与しているのはワイヤの往方向走行時のみであり、加工時間は2倍かかる問題がある。
そこで、本発明は、平行度等の加工精度を向上すると共に揺動円弧運動を使用せずとも加工速度を向上できるワイヤソー及び被加工物の切断方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、一対のワイヤリールと、前記一対のワイヤリール間に設けられた複数個のワークローラーと、前記複数個のワークローラーに巻き掛けられて形成されたワイヤ列と、被加工物を保持すると共に前記被加工物を前記ワイヤ列に押し付けする保持手段と、を備え、前記ワイヤリール間で前記ワイヤを往復走行させながら、前記ワイヤ列に被加工物を押し付けることで前記被加工物を切断するワイヤソーにおいて、
前記ワイヤの往復走行時における一定速走行時に、前記被加工物とワイヤとが接する加工位置で所定送り量だけ前記被加工物を前記ワイヤ列に押し付ける方向に送り、
前記ワイヤの往方向及び複方向からの減速走行時は、前記被加工物をワイヤ列のワイヤから離間させる方向に前記被加工物を送り、
前記ワイヤの往方向及び複方向への加速走行時は、前記被加工物を所定送り量より多く前記ワイヤ列に押し付ける方向に送ることで、複方向走行時に被加工物から離間した前記ワイヤを少なくとも前記加工位置に戻すように被加工物を位置させるようにしながら被加工物を切断する構成を採用したワイヤソーである。
請求項2の発明は、一対のワイヤリール間を往復走行するワイヤを複数個のワークローラーに巻き掛けてワイヤ列を形成し、該ワイヤ列に加工液を供給しながら被加工物を押しつけることにより、該被加工物を切断するワイヤソーにおいて、
前記ワイヤの往方向への一定速走行時は、加工位置で所定送り量だけ前記被加工物を前記ワイヤ列に押し付ける方向に送り、
前記ワイヤの復方向への減速走行時は、前記被加工物をワイヤ列のワイヤから離間させる方向に被加工物を送り、
前記ワイヤの往方向への加速走行時は、前記被加工物を所定送り量より多く前記ワイヤ列に押し付ける方向に送ることで、複方向走行時に被加工物から離間した前記ワイヤを少なくとも加工位置に戻すように被加工物を位置させながら前記被加工物の切断を行う構成を採用したワイヤソーの被加工物切断方法である。
本発明によれば、往方向及び複方向への加速走行時にワイヤに被加工物を接触させるようにし、一定速走行時は、所定の送り量で被加工物をワイヤに押し付け、往方向及び複方向からの減速走行時にワイヤから被加工物を離間させるようにしているので、ワイヤと被加工物の離間時に切断屑が円滑に排出され、切断部の目詰まりが解消されて切断精度が向上する。
また、本発明によれば、ワイヤが被加工物と離間しているのは、ワイヤの複方向への減速走行時又は往方向への加速走行時のワイヤが被加工物に接触するまでの間であるので、被加工物の加工する時間にほとんど影響がなく、逆に切断部の目詰まりの解消及び加工液の切断部への供給が行われるので加工時間の短縮と加工精度の向上が図れる。
また、本発明によれば、ワイヤ又は被加工物を揺動円弧運動させずに揺動円弧運動のような切削屑の排出性向上と加工部位への加工液供給性向上を行うことができる。
は、本発明のワイヤソーの概略全体図である。 (a)は、本発明のワイヤソーのワイヤ走行状態を表すグラフであり、(b)は、本発明のワイヤソーでの被加工物の送り状態を表すグラフである。 は、本発明のワイヤソーのワイヤ走行状態と被加工物の送り状態の関係を表す説明図である。 (a)、(b)は、本発明の被加工物切断方法での切断状態を表す説明図である。 (a)、(b)は、本発明の被加工物切断方法での切断状態を表す説明図である。
以下、本発明のワイヤソーの一実施形態について添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明のワイヤソーの全体概略図である。
ワイヤソー1は、ワイヤ3が巻回された供給側ワイヤリール2と、ワイヤ3を巻き取る回収側ワイヤリール8と、ワイヤ3を案内するトラバース機構11a、11bと、前記ワイヤ3に適宜の張力を付与する複数のテンション機構14、14と、前記供給側ワイヤリール2から繰り出されたワイヤ3が多列に巻回され、その間でワイヤ列9を形成する複数のワークローラー5a、5bと、被加工物20を前記ワイヤ列9に送り込む昇降機構15などを備えて構成されている。
前記供給側ワイヤリール2及び回収側ワイヤリール8は、図示しない支持枠に軸支され、図示しないモータによって正逆回転可能になっている。そして、前記供給側ワイヤリール2から繰り出される前記ワイヤ3は、前記供給側ワイヤリール2と回収側ワイヤリール8の間で一方方向への走行又は往復方向への走行を行いながら、所定量ずつ回収側ワイヤリール8に送られて巻き取られるようになっている。
前記ワイヤ3は、固定砥粒方式の場合、芯線にダイヤモンドなどの砥粒が電着やレジンなどで固定された固定砥粒ワイヤが用いられ、遊離砥粒方式の場合、鋼線に真鍮や銅がメッキされた芯線が用いられる。前記固定砥粒方式の場合は、水などの冷却液がワイヤに掛けられながら被加工物20が加工される。また、遊離砥粒方式の場合は、ダイヤモンド、シリコンカーバイドなどの砥粒が加工液に混錬されたスラリが供給されながら被加工物20が加工される。
前記トラバース機構11a、11bは、それぞれトラバースプーリ10a、10bを備え、両トラバースプーリ10a、10bは、供給側ワイヤリール2及び回収側ワイヤプーリ8の近傍にそれぞれ設けられている。また、前記トラバース機構11a、11bは、前記トラバースプーリ10a、10bをワイヤリール軸に沿って水平動させることでワイヤ3を所定のピッチで案内するようになっている。
前記テンション機構14は、供給側と回収側にそれぞれ同一の構成で設けられている。前記テンション機構14、14は、テンションプーリ6a、6bと、テンションアーム12a、12bと、両テンションアーム12a、12bを回転駆動するモータ13a、13bを備えている。
前記テンション機構14、14は、モータ13a、13bを所定方向に回転することで、テンションアーム12a、12bを介してテンションプーリ6a、6bを上下変位させて、ワイヤ3に所定の張力を付与するようになっている。
前記ワークローラー5a、5bは、所定のピッチで多数の溝が形成され、両ワークローラー5a、5bにワイヤ3が螺旋状に巻回されることで、ワイヤ列9が形成される。また、前記ワークローラー5a、5bは、その少なくとも一方に図示しないモータが接続され、前記ワークローラー5a、5bが正逆回転自在になっている。
また、前記ワークローラー5a、5bの上方には、加工液ノズル16、16が設けられている。前記加工液ノズル16、16は、固定砥粒方式の場合は前記冷却液を吐出するようになっており、遊離砥粒方式の場合はスラリを吐出するようになっている。
前記ワイヤ3は、供給側ワイヤリール2からトラバース機構11aでトラバースされながらガイドプーリ4に案内され、テンションプーリ6aで所定の張力が付勢された後、ワークローラー5a、5bに導かれてワイヤ列9が形成される。前記ワイヤ3は、前記ワイヤ列9を経た後、複数のガイドプーリ7を経由し、回収側のテンションプーリ6bで所定の張力が付勢され、回収側のトラバース機構11bでトラバースされながら回収側ワイヤリール8に巻き取られるようになっている。
また、ワイヤ3を往復走行させるときは、上記のワイヤ走行が反転し、回収側ワイヤリール8からワイヤ3が繰り出されて、供給側ワイヤリール2に巻き取られる。このワイヤ走行反転が周期的に行われながらワイヤ3が正転走行又は逆転走行を行うようになっている。
前記昇降機構15は、被加工物20を保持する保持手段としての保持テーブル23と、該保持テーブル23に設けた図示しないナット部材と、該ナット部材に螺合したボールネジ25と、該ボールネジ25を正逆回転駆動するモータ24とを備えて構成されている。前記被加工物20は、カーボンやセラミックスなどのダミー部材21を介して固定台22に接着され、該固定台22が保持テーブル23に脱着可能に固定されるようになっている。そして、前記モータ24を駆動することで、前記被加工物20は昇降し、下降時に前記ワイヤ列9に押し付けられ、多数のウエハが切り出されるようになっている。
以上が、ワイヤソー1の構成であり、次にワイヤ3の走行パターン及び被加工物20の送り状態について図2から図5に基づいて以下に説明する。
本実施形態においてワイヤ3は、往復走行するようになっている。図2(a)及び図3のようにワイヤ3は、区間A(時間0からt2)において正転走行で速度+V(m/min)となるまで加速走行し、続いて区間B(時間t2からt3)で+V(m/min)で一定速走行する。その後、前記ワイヤ3は、区間C(時間t3からt4)で減速して速度が0m/minとなった後、区間D(時間t4からt6)で逆転方向に−V(m/min)となるまで加速走行し、続いて区間E(時間t6からt7)では、−V(m/min)で一定速にて走行した後、区間F(時間t7からt8)で減速するようになっている。
図2(b)は、時間に対して、保持テーブル23を昇降させる速さの関係を示したグラフである。時間0から区間Aにおけるt1まで、−V2(mm/h)から+V1(mm/h)まで保持テーブル23を加速する(すなわち、保持テーブル23を加速しながら下降させる。)。続いて、時間t1からt3まで保持テーブル23を+V1(mm/h)の一定速で上昇させる。その後、区間C(時間t3からt4)で保持テーブル23を+V1から−V2まで減速させながら上昇させる(図4(b)参照)。これにより、未切断部20bとワイヤ3の間に隙間が形成されるので、加工液がその隙間に供給されると共に切削屑が排出されやすくなる。
ここで、前記未切断部20bとワイヤ3の間に隙間が形成されると、前記被加工物20の加工が行われないため、区間Dでワイヤ3の走行が逆転方向に加速している間に前記保持テーブル23を元の下降位置まで戻すようになっている。このとき、ワイヤ3が逆転走行の一定速に入る前の時間t5までに保持テーブル23を元の加工位置まで戻すことが好ましい。このようにワイヤ3が一定速に入って加工能力を最大に発揮できる前に未切断部20bとワイヤ3の隙間をなくすことで、加工能力を落とさずに、加工液の切断部への供給と切削屑の排出を行うことができる。
続いて、時間t5からt7の間で保持テーブル23の上昇を一定速+V1(mm/h)にする。その後、ワイヤ3が減速を始める時間t7からt8の間で、保持テーブル23を前記時間t3からt4のときと同様に−V2(mm/h)となるよう上昇(図5(d)参照)させ、未切断部20bとワイヤ3の隙間を形成する。続いて、時間t8からt9の間で前記時間t4からt5のときと同様に、保持テーブル23を図5(c)のごとく、元の加工位置まで復帰させる。以後、上記の動作が繰り返し行われながら、被加工物20が切断される。
なお、本実施形態において時間t1からt3及びt5からt7までの間で保持テーブル23の上昇を一定速+V1としたが、被加工物20の形状に応じて切断長さに応じた形状補正をかけた速度として可変するようにしても良い。また、保持テーブル23の加減速も等加速度運動ではなく加減速量を可変させても良い。
以上が、本発明のワイヤソー及びワイヤソーの被加工物切断方法であるが、本発明は上記実施形態に限らず発明の範囲内で適宜の変更が行える。本発明のワイヤソーでは、被加工物は1つであったが、複数の被加工物を同時に切断しても良い。また、ワイヤソーのワークローラーも本実施形態では2本であったが、3本以上のワークローラーを用いるようにしても良い。また、被加工物を上方からワイヤに押し付けるように構成したが、被加工物を下方からワイヤに押し付けるように構成しても良い。
1 ワイヤソー
2 供給側ワイヤリール
3 ワイヤ
4 ガイドプーリ
5 ワークローラー
6a テンションプーリ
6b テンションプーリ
7 ガイドプーリ
8 回収側ワイヤリール
9 ワイヤ列
10a トラバースプーリ
10b トラバースプーリ
11a トラバース機構
11b トラバース機構
12a テンションアーム
12b テンションアーム
13a モータ
13b モータ
14 テンション機構
15 昇降機構
16 加工液ノズル
20 被加工物
20a 既切断部
20b 未切断部
21 ダミー部材
22 固定台
23 保持テーブル(保持手段)
24 昇降モータ
25 ボールネジ

Claims (2)

  1. 一対のワイヤリールと、前記一対のワイヤリール間に設けられた複数個のワークローラーと、前記複数個のワークローラーに巻き掛けられて形成されたワイヤ列と、被加工物を保持すると共に前記被加工物を前記ワイヤ列に押し付けする保持手段と、を備え、前記ワイヤリール間で前記ワイヤを往復走行させながら、前記ワイヤ列に被加工物を押し付けることで前記被加工物を切断するワイヤソーにおいて、
    前記ワイヤの往復走行時における一定速走行時に、前記被加工物とワイヤとが接する加工位置で所定送り量だけ前記被加工物を前記ワイヤ列に押し付ける方向に送り、
    前記ワイヤの往方向及び複方向からの減速走行時は、前記被加工物をワイヤ列のワイヤから離間させる方向に前記被加工物を送り、
    前記ワイヤの往方向及び複方向への加速走行時は、前記被加工物を所定送り量より多く前記ワイヤ列に押し付ける方向に送ることで、複方向走行時に被加工物から離間した前記ワイヤを少なくとも前記加工位置に戻すように被加工物を位置させるようにしながら被加工物を切断することを特徴とするワイヤソー。
  2. 一対のワイヤリール間を往復走行するワイヤを複数個のワークローラーに巻き掛けてワイヤ列を形成し、該ワイヤ列に加工液を供給しながら被加工物を押しつけることにより、該被加工物を切断するワイヤソーにおいて、
    前記ワイヤの往方向への一定速走行時は、加工位置で所定送り量だけ前記被加工物を前記ワイヤ列に押し付ける方向に送り、
    前記ワイヤの復方向への減速走行時は、前記被加工物をワイヤ列のワイヤから離間させる方向に被加工物を送り、
    前記ワイヤの往方向への加速走行時は、前記被加工物を所定送り量より多く前記ワイヤ列に押し付ける方向に送ることで、複方向走行時に被加工物から離間した前記ワイヤを少なくとも加工位置に戻すように被加工物を位置させながら前記被加工物の切断を行うことを特徴とするワイヤソーの被加工物切断方法。
JP2019016259A 2019-01-31 2019-01-31 ワイヤソー及びワイヤソーの被加工物切断方法 Pending JP2020121392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019016259A JP2020121392A (ja) 2019-01-31 2019-01-31 ワイヤソー及びワイヤソーの被加工物切断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019016259A JP2020121392A (ja) 2019-01-31 2019-01-31 ワイヤソー及びワイヤソーの被加工物切断方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020121392A true JP2020121392A (ja) 2020-08-13

Family

ID=71991853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019016259A Pending JP2020121392A (ja) 2019-01-31 2019-01-31 ワイヤソー及びワイヤソーの被加工物切断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020121392A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09300343A (ja) * 1996-05-17 1997-11-25 Hitachi Cable Ltd マルチワイヤソーによる切断方法
JPH1086141A (ja) * 1996-09-12 1998-04-07 Nippei Toyama Corp ワイヤソー
JPH10128737A (ja) * 1996-10-25 1998-05-19 Tokyo Seimitsu Co Ltd ワイヤソーの被加工物切断方法
JPH1170457A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Tokyo Seimitsu Co Ltd 固定砥粒ワイヤソー及びその被加工物切断方法
JP2013129046A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Shin Etsu Handotai Co Ltd ワークの切断方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09300343A (ja) * 1996-05-17 1997-11-25 Hitachi Cable Ltd マルチワイヤソーによる切断方法
JPH1086141A (ja) * 1996-09-12 1998-04-07 Nippei Toyama Corp ワイヤソー
JPH10128737A (ja) * 1996-10-25 1998-05-19 Tokyo Seimitsu Co Ltd ワイヤソーの被加工物切断方法
JPH1170457A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Tokyo Seimitsu Co Ltd 固定砥粒ワイヤソー及びその被加工物切断方法
JP2013129046A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Shin Etsu Handotai Co Ltd ワークの切断方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102103330B1 (ko) 잉곳의 절단방법 및 와이어 쏘
JP2009142912A (ja) ワイヤソーによるワークの切断方法およびワイヤソー
KR102545544B1 (ko) 워크의 절단방법 및 와이어소
JP2010105061A (ja) ワイヤソー装置
WO2013094117A1 (ja) ワークの切断方法
CN110461543B (zh) 工件的切断方法
JP2015155119A (ja) ワイヤソー及び切断加工方法
JP2015033752A (ja) ワイヤソー
KR102100839B1 (ko) 워크의 절단방법
WO2022041864A1 (zh) 切割装置及硅棒加工设备
JP2020121392A (ja) ワイヤソー及びワイヤソーの被加工物切断方法
CN113226640B (zh) 工件的切断方法及线锯
CN210256793U (zh) 一种大尺寸碳化硅晶片金刚石线切割机床
JP2020097106A (ja) ワイヤソーによる溝加工装置とその方法
JP2011230274A (ja) ソーワイヤおよびそれを用いたシリコンインゴットの切断方法
KR20200111697A (ko) 워크의 절단방법 및 와이어소
JP7020454B2 (ja) ワークの切断方法及びワイヤソー
JPH07205141A (ja) ワイヤーソーのウェーハ切断方法及びその装置
JPH10128737A (ja) ワイヤソーの被加工物切断方法
EP3023184A1 (en) Method and device for cutting workpieces
TWI838515B (zh) 工件之切斷方法及線鋸
JP2012146723A (ja) ダイシング加工装置
JP2012076172A (ja) ワイヤソー
CN117962134A (zh) 一种石英舟槽的切割装置及复合加工方法
JP2006035321A (ja) ワークの切断加工方法及び帯鋸盤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230713